JPS5922441Y2 - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JPS5922441Y2 JPS5922441Y2 JP15548178U JP15548178U JPS5922441Y2 JP S5922441 Y2 JPS5922441 Y2 JP S5922441Y2 JP 15548178 U JP15548178 U JP 15548178U JP 15548178 U JP15548178 U JP 15548178U JP S5922441 Y2 JPS5922441 Y2 JP S5922441Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- heat exchanger
- heat
- evaporator
- regenerator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は熱交換器に関するものである。
吸収式冷凍器においては、熱媒体の循環経路中に蒸発、
吸収、再生、凝縮の4つの熱交換部があり、その熱源と
して温排水や太陽熱利用の温水を使用する場合には2つ
の熱媒体間の温度差が少ないのが普通である。
吸収、再生、凝縮の4つの熱交換部があり、その熱源と
して温排水や太陽熱利用の温水を使用する場合には2つ
の熱媒体間の温度差が少ないのが普通である。
かかる冷凍器の性能を向上させるためには2つの熱媒体
間で如何に効率良く熱交換を行なわせ得るかが重大な問
題である。
間で如何に効率良く熱交換を行なわせ得るかが重大な問
題である。
この点、対向流型の熱交換方式を採用することが有効な
手段となるが、従来のシェルチューブ型熱交換器では散
液ノズルやバッフルが個々のチューブを貫通しているた
め正常な液膜を維持することが難かしく性能の点で問題
があった。
手段となるが、従来のシェルチューブ型熱交換器では散
液ノズルやバッフルが個々のチューブを貫通しているた
め正常な液膜を維持することが難かしく性能の点で問題
があった。
さらに構造も複雑であり、製作にも困難が伴なった。
本考案は以上に鑑みてなされたものであり、以下その実
施例を説明する。
施例を説明する。
第1図は吸収式冷凍器を示しており、蒸発器A、吸収器
B、再生器C1凝縮器りの4つの熱交換部を有し、これ
らの熱交換部を循環する熱媒(流体)としては臭化リチ
ウム溶液が用いられる。
B、再生器C1凝縮器りの4つの熱交換部を有し、これ
らの熱交換部を循環する熱媒(流体)としては臭化リチ
ウム溶液が用いられる。
この熱媒は再生器Cで加熱濃縮されて濃縮吸収液aとな
り、吸収器Bで蒸気を吸収して希釈され着板収液すとな
る。
り、吸収器Bで蒸気を吸収して希釈され着板収液すとな
る。
また凝縮器り及び蒸発器Aへは再当器Cでの熱媒濃縮に
伴って生じる蒸気C及びその凝縮水dが供給される。
伴って生じる蒸気C及びその凝縮水dが供給される。
この点については後で詳説する。
蒸発器Aと吸収器B、再生器Cと凝縮器りとはそれぞれ
一体に構成されている。
一体に構成されている。
そして蒸発器A及び凝縮器りは従来型、伝熱抵抗の大き
い吸収器B及び再生器Cは本考案に係る形式の熱交換部
構造となっている。
い吸収器B及び再生器Cは本考案に係る形式の熱交換部
構造となっている。
Eは負荷であり、蒸発器Aの伝熱管群1から出た冷水e
が入り、その後温水fとなって伝熱管群1へ戻される。
が入り、その後温水fとなって伝熱管群1へ戻される。
蒸発器Aでは上部から前記凝縮水が冷媒として散布され
、これが伝熱管群1内部の混水fとの間で熱交換をし、
一部が蒸発器A底部に一時貯留され、残りが蒸発する。
、これが伝熱管群1内部の混水fとの間で熱交換をし、
一部が蒸発器A底部に一時貯留され、残りが蒸発する。
蒸発器A底部の冷媒gはポンプ2により循環され、再び
蒸発器Aの上部から散布される。
蒸発器Aの上部から散布される。
吸収器Bには袋状エレメント3が内装されている。
第2図、第3図から明らかなように、袋状エレメント3
は、3辺部以外の中間部を互に反対方向に張出させて垂
直板部4とした一対の矩形状板体5の前記3辺部同士を
溶接してなり、その開口端部が管板6の取付孔7に嵌挿
され溶接されている。
は、3辺部以外の中間部を互に反対方向に張出させて垂
直板部4とした一対の矩形状板体5の前記3辺部同士を
溶接してなり、その開口端部が管板6の取付孔7に嵌挿
され溶接されている。
管板6には複数の袋状エレメント3が並設されている。
蒸発器Aと吸収器Bとは管板6で区画され、該管板6の
前にじゃま板8が配置されている。
前にじゃま板8が配置されている。
吸収器Bの袋状エレメント3と外部ケーシング9との間
は冷却水通路10とされている。
は冷却水通路10とされている。
また袋状エレメント3内部の吸収室上部には濃吸収液ノ
ズル11が挿入されており、該ノズル11から噴出され
た濃吸収液りが垂直板部4の内面に沿って液膜12を形
成しつつ流下するようになっている。
ズル11が挿入されており、該ノズル11から噴出され
た濃吸収液りが垂直板部4の内面に沿って液膜12を形
成しつつ流下するようになっている。
しかして蒸発器Aで発生した冷媒蒸気1はじゃま板8の
隙間を通り、袋状エレメント3の開口13からその吸収
室に入り、ここで流下液膜12と接触して吸収され、同
時に通路10を上昇する冷却水jにより冷却される。
隙間を通り、袋状エレメント3の開口13からその吸収
室に入り、ここで流下液膜12と接触して吸収され、同
時に通路10を上昇する冷却水jにより冷却される。
この場合流下液膜12と冷却水jとが対向流となるので
両者の間の温度差が少ない場合でも優れた熱交換効率を
得ることができる。
両者の間の温度差が少ない場合でも優れた熱交換効率を
得ることができる。
流下液膜12は吸収室底部に着板収液にとなって貯より
、次にポンプ14により再生器Cへ送られる。
、次にポンプ14により再生器Cへ送られる。
再生器Cは吸収器Bと同様の熱交換部構造となっている
。
。
前記着板収液には再生器Cの袋状エレメント15におけ
る蒸発室上部に設けられた着板収液ノズル16から噴出
され、垂直板部17の内面に沿って液膜を形成しつつ流
下する。
る蒸発室上部に設けられた着板収液ノズル16から噴出
され、垂直板部17の内面に沿って液膜を形成しつつ流
下する。
そしてこの液膜は通路18を上昇する加熱流体lにより
加熱され、濃縮されて底部に濃縮吸収液mとして一時貯
留される。
加熱され、濃縮されて底部に濃縮吸収液mとして一時貯
留される。
加熱により生じる蒸気は開口19からじゃま板20の隙
間を通って凝縮器りに入り、ここで伝熱管群21と接触
して凝縮し、その底部から凝縮水(冷媒)dとしてポン
プ2により蒸発器A内上部より散布される。
間を通って凝縮器りに入り、ここで伝熱管群21と接触
して凝縮し、その底部から凝縮水(冷媒)dとしてポン
プ2により蒸発器A内上部より散布される。
一方濃縮吸収液mは、前記着板収液にとポンプ14の入
口で混合され、一部が濃吸収液りとして吸収器Bに送ら
れ、残りが再生器Cに送られる。
口で混合され、一部が濃吸収液りとして吸収器Bに送ら
れ、残りが再生器Cに送られる。
22は予熱用熱交換器であり、前記濃縮吸収液mと再生
器Cへ送られる濃吸収液りとの間で熱交換を行わせる。
器Cへ送られる濃吸収液りとの間で熱交換を行わせる。
この実施例の場合、吸収器B及び再生器Cとして本考案
に係る熱交換器を適用しているが、蒸発器A、凝縮器り
にも適用できることはいうまでもない。
に係る熱交換器を適用しているが、蒸発器A、凝縮器り
にも適用できることはいうまでもない。
以上説明した図示例の袋状ニレメン)−3,15,23
において、伝熱性を高めるために垂直板部4.17゜2
4に微細な凹凸を形成することも容易である。
において、伝熱性を高めるために垂直板部4.17゜2
4に微細な凹凸を形成することも容易である。
本考案は以上のように実施し得る。
そして本考案によると、従来のシェルチューブに加えて
垂直板部を有する袋状エレメントを使用するから、単位
容積内に広い伝熱面を入れることが可能となるにかかわ
らず、構成が簡単となり、製作も容易となる。
垂直板部を有する袋状エレメントを使用するから、単位
容積内に広い伝熱面を入れることが可能となるにかかわ
らず、構成が簡単となり、製作も容易となる。
しかも伝熱管側一側が開口する袋状ニレ、メントを使用
するので、蒸気の出入りが開口を通して容易に行われ、
伝熱管を使用した場合より高い伝熱効率を得ることがで
きる。
するので、蒸気の出入りが開口を通して容易に行われ、
伝熱管を使用した場合より高い伝熱効率を得ることがで
きる。
また伝熱は垂直板部の流下液膜と他の流体との間で対向
流型として行なわせることができるので伝熱効率に優れ
た安価な熱交換器を提供することができる。
流型として行なわせることができるので伝熱効率に優れ
た安価な熱交換器を提供することができる。
第1図は本考案実施例の縦断側面図、第2図は要部拡大
斜視図、第3図は説明図である。 3.15・・・・・・袋状エレメント、4,17・・・
・・・垂直板部、12・・・・・・流下液膜。
斜視図、第3図は説明図である。 3.15・・・・・・袋状エレメント、4,17・・・
・・・垂直板部、12・・・・・・流下液膜。
Claims (1)
- 凝縮器と再生器または蒸発器と吸収器の二つの熱交換器
を組合せて一体型とした熱交換器において、一方の熱交
換エレメントを伝熱管とするとともに、他方の熱交換エ
レメントを前記伝熱管側一側が開口する垂直板部を備え
た袋状エレメントとし、この袋状エレメント内の上部に
該袋状エレメントの垂直板部内面に流体の流下液膜を形
式するノズルを設け、前記袋状エレメントの外面に沿っ
て前記袋状エレメント内の流体と熱交換を行う流体の通
路を設けたことを特徴とする熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15548178U JPS5922441Y2 (ja) | 1978-11-10 | 1978-11-10 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15548178U JPS5922441Y2 (ja) | 1978-11-10 | 1978-11-10 | 熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5573179U JPS5573179U (ja) | 1980-05-20 |
JPS5922441Y2 true JPS5922441Y2 (ja) | 1984-07-04 |
Family
ID=29144549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15548178U Expired JPS5922441Y2 (ja) | 1978-11-10 | 1978-11-10 | 熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5922441Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59139771U (ja) * | 1983-03-08 | 1984-09-18 | 三菱電機株式会社 | 熱交換装置 |
-
1978
- 1978-11-10 JP JP15548178U patent/JPS5922441Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5573179U (ja) | 1980-05-20 |
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