JPS59213697A - 単結晶半導体引上装置 - Google Patents
単結晶半導体引上装置Info
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- JPS59213697A JPS59213697A JP8880583A JP8880583A JPS59213697A JP S59213697 A JPS59213697 A JP S59213697A JP 8880583 A JP8880583 A JP 8880583A JP 8880583 A JP8880583 A JP 8880583A JP S59213697 A JPS59213697 A JP S59213697A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C30—CRYSTAL GROWTH
- C30B—SINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
- C30B15/00—Single-crystal growth by pulling from a melt, e.g. Czochralski method
- C30B15/10—Crucibles or containers for supporting the melt
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は単結晶半導体引上装置の改良に関する。
単結晶半導体、特に単結晶シリコンは主としてチョクラ
ルスキー法(C2法)により製造されている。この方法
は第1図に示す引上装置を用いて行なわれるものである
。以下、引上装置を第1図を参照して説明する。
ルスキー法(C2法)により製造されている。この方法
は第1図に示す引上装置を用いて行なわれるものである
。以下、引上装置を第1図を参照して説明する。
図中1は上部と下部が開口したチャンバーであり、この
チャンバー1の下部開口からは回転軸2が挿入されてい
る。この回転軸2上には黒鉛製保護体3が取付けられ、
この保護体3の凹部に収容された石英ルツボ4を保護し
ている。
チャンバー1の下部開口からは回転軸2が挿入されてい
る。この回転軸2上には黒鉛製保護体3が取付けられ、
この保護体3の凹部に収容された石英ルツボ4を保護し
ている。
また、前記保護体3の外周には筒状のヒータ5及び筒状
の保温筒6,7が順次配設されている。
の保温筒6,7が順次配設されている。
更に、チャンバー1の上部開口からは例えばチェーン8
が回転自在に吊下されており、その下端には神結晶9が
保持されている。
が回転自在に吊下されており、その下端には神結晶9が
保持されている。
上記引上装置を用い、石英ルツボ4内にシリコン原料を
入れてヒータ5によりこのシリコン原料を溶融させ、こ
のシリコン融液10に種結晶9を浸し、チェーン8を回
転しながら引上げることにより単結晶シリコン11金製
造する。
入れてヒータ5によりこのシリコン原料を溶融させ、こ
のシリコン融液10に種結晶9を浸し、チェーン8を回
転しながら引上げることにより単結晶シリコン11金製
造する。
近年、半導体装置用単結晶シリコンの大口径化に伴い石
英ルツボ4も大型化し、12インチ(304,8mm)
径あるいは14インチ(355,6mm)径のものが用
いられるようになつてきている。
英ルツボ4も大型化し、12インチ(304,8mm)
径あるいは14インチ(355,6mm)径のものが用
いられるようになつてきている。
従来、石英ルツボ4としては不透明石英ガラス(気泡の
多い石英ガラス)を骨格として内表面から200〜30
0μmの部分が透明石英ガラス(気泡の少ない石英ガラ
ス)2外表面が未溶融層であり、全体としては不透明石
英ガラスで形成されているような外観ヲ有するものが用
いられている。こうした不透明石英ガラス製のルツボは
骨格が不透明石英ガラスであるため、その気泡でヒータ
からの輻射綴を散乱することができるので、透明ガラス
製のルツボよりも均熱性に黴れている。また、全体を透
明石英ガラスとしたものでは高・価なものとなる。なお
、内表面の透明石英ガラスは製造工程に′J?いて必然
的に形成されるが、200〜300μmと薄いものであ
る。
多い石英ガラス)を骨格として内表面から200〜30
0μmの部分が透明石英ガラス(気泡の少ない石英ガラ
ス)2外表面が未溶融層であり、全体としては不透明石
英ガラスで形成されているような外観ヲ有するものが用
いられている。こうした不透明石英ガラス製のルツボは
骨格が不透明石英ガラスであるため、その気泡でヒータ
からの輻射綴を散乱することができるので、透明ガラス
製のルツボよりも均熱性に黴れている。また、全体を透
明石英ガラスとしたものでは高・価なものとなる。なお
、内表面の透明石英ガラスは製造工程に′J?いて必然
的に形成されるが、200〜300μmと薄いものであ
る。
ところで、1其結晶シリコン引上げ操作としては、石英
ルツボ内に多結晶シリコン原料を入れ、単結晶シリコン
を1本だけ引上げる1本引上げ法が行なわれてきた。し
かし、この1本引上げ法では装置全体の入念なりリーニ
ング及びヒータ、ルツボ等の正確なセツティングを1本
引上げる毎に行なわれなければならず、稼動率の低下を
招いていた。また、単結晶シリコンを先端部から末端部
まで無転位にするには引上げ終了時に単結晶シリコンを
融液から切り離す際に、熱応力による転位が波及しない
ように末端部を徐々に細くし、最後は一点で融液から切
り離さなければならない。このためにはある程度の諺の
融液を残さなければならず、この残融液がそのままロス
となるため歩留り低−Fとなっていた。
ルツボ内に多結晶シリコン原料を入れ、単結晶シリコン
を1本だけ引上げる1本引上げ法が行なわれてきた。し
かし、この1本引上げ法では装置全体の入念なりリーニ
ング及びヒータ、ルツボ等の正確なセツティングを1本
引上げる毎に行なわれなければならず、稼動率の低下を
招いていた。また、単結晶シリコンを先端部から末端部
まで無転位にするには引上げ終了時に単結晶シリコンを
融液から切り離す際に、熱応力による転位が波及しない
ように末端部を徐々に細くし、最後は一点で融液から切
り離さなければならない。このためにはある程度の諺の
融液を残さなければならず、この残融液がそのままロス
となるため歩留り低−Fとなっていた。
更に、最近は単結晶シリコンの抵抗率の上下限の範囲を
狭くすることが要求さnているので、1本引上げを行な
っても不純物の偏析によって抵抗率が規定範囲からはず
れる部分が生じ、歩留り及び生産量の低下を招いてぃメ
ヒ。
狭くすることが要求さnているので、1本引上げを行な
っても不純物の偏析によって抵抗率が規定範囲からはず
れる部分が生じ、歩留り及び生産量の低下を招いてぃメ
ヒ。
そこで、こうした問題を解決するために近年、単結晶シ
リコンを1本引上げた後、融液が残っている石英ルツボ
内に再び多結晶シリコン原料を入れ、引上げを行なうリ
チャージ引上げ法が行なわれるようになってきている。
リコンを1本引上げた後、融液が残っている石英ルツボ
内に再び多結晶シリコン原料を入れ、引上げを行なうリ
チャージ引上げ法が行なわれるようになってきている。
しかし、このリチャージ引上げ法では2本目以降の単結
晶シリコンに一定量の引上げを行なった箇所で転位が発
生するという問題がある。
晶シリコンに一定量の引上げを行なった箇所で転位が発
生するという問題がある。
本発明は上記事情に監みてなされたものであり、2本目
以降の引上げ単結晶半導体についても転位をなくし、歩
留り及び生産量を向上し得る単結晶半蔓体引上装置を提
供しようとするものである。
以降の引上げ単結晶半導体についても転位をなくし、歩
留り及び生産量を向上し得る単結晶半蔓体引上装置を提
供しようとするものである。
ところで、上述したリャージ引上げ法で2本目以降の単
結晶シリコンに転位が発生する原因については未だ十分
に解明されているわけではないが、a、下のようなメカ
ニズムによると考えられる。このメカニズムについて第
2図及び第3図を参照して説明する。
結晶シリコンに転位が発生する原因については未だ十分
に解明されているわけではないが、a、下のようなメカ
ニズムによると考えられる。このメカニズムについて第
2図及び第3図を参照して説明する。
リチャージ引上げ法では石英ルツボに多結晶シリコン原
’4’A ’cチャージして溶融し、1木目の単結晶シ
リコン(以下、イニシャルロットと称する)金、引上げ
た後、多結晶シリコン原料をリチャージする前に残融液
を約2時間放置している。この間に第2図に示す如く、
不透明石英ガラス4aを骨格とし、内表面から200〜
300μmの部分が透明石英ガラス4b、外表面が未溶
融層4cからなる石英ルツボ4の内表面と、残融液1ゲ
の表面近傍の接触部分において5j02+Si→281
0 の反応が進み石英ルツボ4内表面が局所的に侵食される
。この結果、侵食された箇所では不透明石英ガラス4a
が露出して凹凸が激しくなっている。この後、石英ルツ
ボ4内に多結晶シリコン原料をリチャージして溶融し、
2本目以降の単結晶シリコン11 (以下、リチャージ
ロットと称する)を引上げていき、第3図に示す如く2
木目のシリコン融液1グ罎石英ルツボ4の侵食された箇
所にさしかかると、そのi、4 t@Iにシリコンが固
着する。更に、引上げをつづけると固層したしたシリコ
ン表面に810 が付着し、これがシリコン融液10’
面が落下する。表面にSiOが付着した固着シリコンは
溶けにくくなっているので対流によって単結晶シリコン
(リャージロット)1ノに壕で達して付着し、転位を発
生させると考えられる。また、転位が1筒所で発生する
と、その上下方向にもかなりの距離まで転位が伝播する
と考えられる。
’4’A ’cチャージして溶融し、1木目の単結晶シ
リコン(以下、イニシャルロットと称する)金、引上げ
た後、多結晶シリコン原料をリチャージする前に残融液
を約2時間放置している。この間に第2図に示す如く、
不透明石英ガラス4aを骨格とし、内表面から200〜
300μmの部分が透明石英ガラス4b、外表面が未溶
融層4cからなる石英ルツボ4の内表面と、残融液1ゲ
の表面近傍の接触部分において5j02+Si→281
0 の反応が進み石英ルツボ4内表面が局所的に侵食される
。この結果、侵食された箇所では不透明石英ガラス4a
が露出して凹凸が激しくなっている。この後、石英ルツ
ボ4内に多結晶シリコン原料をリチャージして溶融し、
2本目以降の単結晶シリコン11 (以下、リチャージ
ロットと称する)を引上げていき、第3図に示す如く2
木目のシリコン融液1グ罎石英ルツボ4の侵食された箇
所にさしかかると、そのi、4 t@Iにシリコンが固
着する。更に、引上げをつづけると固層したしたシリコ
ン表面に810 が付着し、これがシリコン融液10’
面が落下する。表面にSiOが付着した固着シリコンは
溶けにくくなっているので対流によって単結晶シリコン
(リャージロット)1ノに壕で達して付着し、転位を発
生させると考えられる。また、転位が1筒所で発生する
と、その上下方向にもかなりの距離まで転位が伝播する
と考えられる。
上述した究明結果から、石英ルツボ4の不透明石英ガラ
ス4aが露出しないよ5にすれば、リチャージロットの
転位を防止することができると゛考えられる。
ス4aが露出しないよ5にすれば、リチャージロットの
転位を防止することができると゛考えられる。
すなわち、本発明の単結晶半桿体引上装置は不透明石英
ガラス製のルツボの少なくとも半導体原料融液面と接す
る部分を内表面から1mm以上に亘って透明石英ガラス
で形成したことを特徴とするものである。
ガラス製のルツボの少なくとも半導体原料融液面と接す
る部分を内表面から1mm以上に亘って透明石英ガラス
で形成したことを特徴とするものである。
本発明において透明石英ガラスの厚さを1ηLす、上と
規定したのは、1mm未満ではイニシャルロット引上げ
後の残融液によって石英ルツボの内表面が浸食されて不
透明石英ガラスが露出し、上述したメカニズムによって
リチャージロットに転位が発生するためである。
規定したのは、1mm未満ではイニシャルロット引上げ
後の残融液によって石英ルツボの内表面が浸食されて不
透明石英ガラスが露出し、上述したメカニズムによって
リチャージロットに転位が発生するためである。
また、石英ノンツボの半導体原料融液面と接する部分は
その厚み方向全体にわたって透明石英ガラスのみで形成
してもよい。
その厚み方向全体にわたって透明石英ガラスのみで形成
してもよい。
なお、本発明における透明石英ガラスは気泡が皆無のも
のに限定されず、気泡・かわずかに存在しても外匹上透
明石英ガラスであれば同様の効果を有する。
のに限定されず、気泡・かわずかに存在しても外匹上透
明石英ガラスであれば同様の効果を有する。
以下、本発明の実施例を第4図を参照して説明する。
既述した第1図図示の引上装置において、従来の石英ル
ツボ4の代わりに第4図に示す石英ルツボ21を用いた
。この石英ルツボ21は内径305 mmφ高さ250
mmであり、不透明石英ガラス21aを骨格とし、内表
面の半導体原料融液面と接する部分が厚さl mm以上
、内表面の他の部分が厚さ200〜300μmの透明石
英ガラス21mで、また、外衣面が未溶融層21cでそ
れぞれ形成されている。
ツボ4の代わりに第4図に示す石英ルツボ21を用いた
。この石英ルツボ21は内径305 mmφ高さ250
mmであり、不透明石英ガラス21aを骨格とし、内表
面の半導体原料融液面と接する部分が厚さl mm以上
、内表面の他の部分が厚さ200〜300μmの透明石
英ガラス21mで、また、外衣面が未溶融層21cでそ
れぞれ形成されている。
第4図図示の石英ルツボ′21は以下のようにして製造
することができる。まず、ルツボ形状の凹部を有する容
器を回転しながら、その凹部内に高純度水晶粉を入れる
と水晶粉は遠心力によって容器外壁に押しつけられる。
することができる。まず、ルツボ形状の凹部を有する容
器を回転しながら、その凹部内に高純度水晶粉を入れる
と水晶粉は遠心力によって容器外壁に押しつけられる。
次に、これをアーク溶融するとルツボ形状の不透明石英
ガラスが得られる。更に、この不透明石英ガラスの半導
体原料融液面と接する部分のみを内表面側から加熱する
ことによりその部分が透明石英ガラスとなり、第4図図
示の石英ルツボ2ノが得られる。
ガラスが得られる。更に、この不透明石英ガラスの半導
体原料融液面と接する部分のみを内表面側から加熱する
ことによりその部分が透明石英ガラスとなり、第4図図
示の石英ルツボ2ノが得られる。
しかして、上記石英ルツボ21を用いた引上装置によれ
ば、リチャージ引上げを行なった場合、イニシャルロッ
ト引上げ後の残融液によって石英ルツボ21の内表面が
侵食されても残融液との接触部が1mm以上と厚い透明
石英ガラスで形成され、不透明石英ガラス21aが露出
しないので9チヤージロツトに転位が発生しない。
ば、リチャージ引上げを行なった場合、イニシャルロッ
ト引上げ後の残融液によって石英ルツボ21の内表面が
侵食されても残融液との接触部が1mm以上と厚い透明
石英ガラスで形成され、不透明石英ガラス21aが露出
しないので9チヤージロツトに転位が発生しない。
したがって、12インチ(304,8mm)径あるいは
14インチ(355,5mm)径のような大型石英ルツ
ボそもリチャージ引上げを行なうことができ、装置のク
リーニング、セツティングに要する時間を短縮し、残融
液のロスを防止して生産量1歩留りを向上することがで
きる。また石英ルツボ21は不透明石英ガラス21a、
透明石英ガラス21b及び未溶融層21cの組合せにな
っているため、不透明石英ガラス21mの気泡でヒータ
からの輻射線を散乱させることができ、均熱性及び強度
は従来の石英ノンツボと同様である。
14インチ(355,5mm)径のような大型石英ルツ
ボそもリチャージ引上げを行なうことができ、装置のク
リーニング、セツティングに要する時間を短縮し、残融
液のロスを防止して生産量1歩留りを向上することがで
きる。また石英ルツボ21は不透明石英ガラス21a、
透明石英ガラス21b及び未溶融層21cの組合せにな
っているため、不透明石英ガラス21mの気泡でヒータ
からの輻射線を散乱させることができ、均熱性及び強度
は従来の石英ノンツボと同様である。
なお、本発明の引上装置に用いられる石英ルツボは第4
図図示のものに限らず例えば第5図図示のものでもよい
。
図図示のものに限らず例えば第5図図示のものでもよい
。
第5図図示の石英ノンツボ22は半導体原料融液面と接
する部分がその厚み方向全体にわたって透明石英ガラス
22bからなっている以外は第4図図示の石英ルツボ2
ノとほぼ同様であり、他の部分は不透明石英ガラス22
af骨格とし、内表面から200〜300μmの部分が
透明石英ガラス22b、外表面が未溶融層22cからな
っている。
する部分がその厚み方向全体にわたって透明石英ガラス
22bからなっている以外は第4図図示の石英ルツボ2
ノとほぼ同様であり、他の部分は不透明石英ガラス22
af骨格とし、内表面から200〜300μmの部分が
透明石英ガラス22b、外表面が未溶融層22cからな
っている。
第5図図示の石英ルツボ22は以下のようにして製造す
ることができる。まず、第4図図示の石英ルツボ21を
製造した場合と同様にしてルツボ形状の不透す」石英ガ
ラスを造る。次に、半導体原料融液面と接する部分だけ
を切断した彼、同じ肉ノuを有する管状の透明石英ガラ
スを溶着することにより第5図図示の石英ルツボ22を
得る。
ることができる。まず、第4図図示の石英ルツボ21を
製造した場合と同様にしてルツボ形状の不透す」石英ガ
ラスを造る。次に、半導体原料融液面と接する部分だけ
を切断した彼、同じ肉ノuを有する管状の透明石英ガラ
スを溶着することにより第5図図示の石英ルツボ22を
得る。
しかして、第5図図示の石英ルツボ22を用いた引上装
置でも、上記実施例の引上装置と同様の効果を得ること
ができる。
置でも、上記実施例の引上装置と同様の効果を得ること
ができる。
小火、第4図図示の石英ルツボ21を用いた引上装置(
A)、第5図図示の石英ルツボ22″ff、用いた引上
装置(13)及び従来の引上装置(比較例)について、
リチャージ引上げ法によりそれぞれ5本の単結晶シリコ
ンを引上げる実験を行なったところ上述したような効果
が確められた。下記表にリチャージロットの転位の有無
、引上げろ几た単結晶シリコンの先端部、中間部及び後
端部における抵抗率を示す。
A)、第5図図示の石英ルツボ22″ff、用いた引上
装置(13)及び従来の引上装置(比較例)について、
リチャージ引上げ法によりそれぞれ5本の単結晶シリコ
ンを引上げる実験を行なったところ上述したような効果
が確められた。下記表にリチャージロットの転位の有無
、引上げろ几た単結晶シリコンの先端部、中間部及び後
端部における抵抗率を示す。
従来の引上装置では2本目以降のりチャージロットには
全て転位が発生していた。また、転位の発生位置はりチ
ャージロットを引上げる際のシリコン融液面がイニシャ
ルロット引上げ後の残融液面に達した時に単結晶化しつ
つある箇所の近傍であることが確認された。これに対し
てA及びBの引上装置ではりチャージロットに転位が全
く発生しなかった。
全て転位が発生していた。また、転位の発生位置はりチ
ャージロットを引上げる際のシリコン融液面がイニシャ
ルロット引上げ後の残融液面に達した時に単結晶化しつ
つある箇所の近傍であることが確認された。これに対し
てA及びBの引上装置ではりチャージロットに転位が全
く発生しなかった。
また、上記表から明らかなようにA及びBの引上装置を
用いた場合、従来の引上装置よりも抵抗率が均一化され
ていることがわかる。この理由については未だ解明され
ていないが、本発明の引上装置で引上げられた単結晶シ
リコンは要求される抵抗率の範囲に収まる部分が多くな
るので歩留りが向上した。
用いた場合、従来の引上装置よりも抵抗率が均一化され
ていることがわかる。この理由については未だ解明され
ていないが、本発明の引上装置で引上げられた単結晶シ
リコンは要求される抵抗率の範囲に収まる部分が多くな
るので歩留りが向上した。
なお、J2I、上の説明では単結晶シリコンを引上げる
場合について述べたが、本発明の引上装置は他の半導体
単結晶を引上げる場合についても同様にノ凶用できる。
場合について述べたが、本発明の引上装置は他の半導体
単結晶を引上げる場合についても同様にノ凶用できる。
咬た、本発明の引上装置に用いられる石英ルツボの製造
方法は上述した方法に限定されない、S’t:た、底部
を肉厚にして強度を増すこともできる。
方法は上述した方法に限定されない、S’t:た、底部
を肉厚にして強度を増すこともできる。
更に、本発明の引上装置に用いられる石英ルツボは、必
ずしも外表面に未溶融層を残す必要はなく、(iJF
i、’i′’= 、ガス焼@等により取り除いてもよい
。
ずしも外表面に未溶融層を残す必要はなく、(iJF
i、’i′’= 、ガス焼@等により取り除いてもよい
。
以上詳述した如く本発明によ汎ば大型の石英ルツボ音用
いた場合でもリチャージ引上げ法を採用することができ
、リチャージロットの転位をな(シ1歩留り及び生産量
を向上し得る半導体単結晶引上装置勿提供できるもので
ある。
いた場合でもリチャージ引上げ法を採用することができ
、リチャージロットの転位をな(シ1歩留り及び生産量
を向上し得る半導体単結晶引上装置勿提供できるもので
ある。
第1図は単結晶シリコン引上装置の断面図、第す図及び
第3図は従来の単結晶シリコン引上装置に用いられる石
英ルツボの欠点を説明するための断面図、第4図は本発
明の実施例における単結晶シリコン引上装置に用いられ
る石英ルツボの断面図、第5図は本発明の他の実施例に
おける単結晶シリコン引上装置に用いられる石英ルツボ
の断面図である。 1・・・チャンバー、2・パ回転軸、3・・・保1獲体
、4・・・石英ルツボ、5・・・ヒータ、6,7・・・
保温筒、8・・・チェーン、9・・・種結晶、10・・
・シリコン融液、11…単結晶シリコン、21,22・
・・石英ルツボ、21a、22a・・・不透明石英ガラ
ス。 〕 21b、22b・・・透明石英ガラス、21C222c
・・・未溶融層。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図 第2図 第3図
第3図は従来の単結晶シリコン引上装置に用いられる石
英ルツボの欠点を説明するための断面図、第4図は本発
明の実施例における単結晶シリコン引上装置に用いられ
る石英ルツボの断面図、第5図は本発明の他の実施例に
おける単結晶シリコン引上装置に用いられる石英ルツボ
の断面図である。 1・・・チャンバー、2・パ回転軸、3・・・保1獲体
、4・・・石英ルツボ、5・・・ヒータ、6,7・・・
保温筒、8・・・チェーン、9・・・種結晶、10・・
・シリコン融液、11…単結晶シリコン、21,22・
・・石英ルツボ、21a、22a・・・不透明石英ガラ
ス。 〕 21b、22b・・・透明石英ガラス、21C222c
・・・未溶融層。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- チャンバー内に不透明石英ガラス製のルツボを回転自在
に支持し、該ルツボ内に半導体原料を入れて溶融させ、
該半導体原料融液に上方から回転自在に吊下された種結
晶を浸して引上げることにより単結晶半導体を造る装置
において、前記ルツボの少なくとも半導体原料融液面と
接する部分を内表面から1mm以上に亘って透明石英ガ
ラスで形成したことを特徴とする単結晶半導体引上装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8880583A JPS59213697A (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | 単結晶半導体引上装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8880583A JPS59213697A (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | 単結晶半導体引上装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59213697A true JPS59213697A (ja) | 1984-12-03 |
Family
ID=13953093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8880583A Pending JPS59213697A (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | 単結晶半導体引上装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59213697A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1983
- 1983-05-20 JP JP8880583A patent/JPS59213697A/ja active Pending
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