JPS59212591A - パイプの連結構造 - Google Patents
パイプの連結構造Info
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- JPS59212591A JPS59212591A JP9547584A JP9547584A JPS59212591A JP S59212591 A JPS59212591 A JP S59212591A JP 9547584 A JP9547584 A JP 9547584A JP 9547584 A JP9547584 A JP 9547584A JP S59212591 A JPS59212591 A JP S59212591A
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Landscapes
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、耐化学性ライニングを施したパイプの連結構
造の改良に関する。
造の改良に関する。
パイプ及びパイプ継手の内面に種々の耐化学性ライニン
グを施すことはよく知られている。かがる耐化学性パイ
プのうち現在市場に提供されている典型的なものとして
、ファイバーグラス布で強化された熱硬化性樹脂製パイ
プがある。そして、この種のパイプの強度は、ファイバ
ーグラスの含有率によって定められる。ある例において
は、ファイバーグラス成分等を除いた樹脂成分は約25
%乃至35%である。パイプの内面に施されるライニン
グは、約25%乃至30%の短いグラスファイバーで強
化された中間樹脂層を有している場合が多い。又、かか
るライニングの最終層は、樹脂公約90%と選択された
耐蝕性充填材より成っている場合が多い。尚、上述のも
の以外にも種々の耐化学性ライニングを施したパイプが
考えられるか、それらも基本的にはそれほど変わるもの
ではない。
グを施すことはよく知られている。かがる耐化学性パイ
プのうち現在市場に提供されている典型的なものとして
、ファイバーグラス布で強化された熱硬化性樹脂製パイ
プがある。そして、この種のパイプの強度は、ファイバ
ーグラスの含有率によって定められる。ある例において
は、ファイバーグラス成分等を除いた樹脂成分は約25
%乃至35%である。パイプの内面に施されるライニン
グは、約25%乃至30%の短いグラスファイバーで強
化された中間樹脂層を有している場合が多い。又、かか
るライニングの最終層は、樹脂公約90%と選択された
耐蝕性充填材より成っている場合が多い。尚、上述のも
の以外にも種々の耐化学性ライニングを施したパイプが
考えられるか、それらも基本的にはそれほど変わるもの
ではない。
耐化学性ライニングを施したパイプ及びパイプ継手の結
合方法としては、接着剤を用いる方法と機械的に結合す
る方法とが一般に採用されている。
合方法としては、接着剤を用いる方法と機械的に結合す
る方法とが一般に採用されている。
接着剤を用いる方法のうち最も簡単なものは、ハツトア
ンドランプ法く突合せ巻締め法)と呼ばれているもので
、2本の同径のパイプを互いに突合せ状態にした後、こ
の突合せ部を急速硬化性の液状樹脂を含浸させたグラス
ファイバー布で巻き締める方法である。又、ヘルアンド
スビゴソト法(ソケット連結法)と呼ばれている方法も
あり、これは一方のパイプの端部を縮径し、この縮径し
た端部の外周面に接着剤を塗布した後、これを他方のパ
イプの端部を拡径して形成したソケット部(内面に予め
接着剤を塗布しである)に挿入して接合するものである
。
ンドランプ法く突合せ巻締め法)と呼ばれているもので
、2本の同径のパイプを互いに突合せ状態にした後、こ
の突合せ部を急速硬化性の液状樹脂を含浸させたグラス
ファイバー布で巻き締める方法である。又、ヘルアンド
スビゴソト法(ソケット連結法)と呼ばれている方法も
あり、これは一方のパイプの端部を縮径し、この縮径し
た端部の外周面に接着剤を塗布した後、これを他方のパ
イプの端部を拡径して形成したソケット部(内面に予め
接着剤を塗布しである)に挿入して接合するものである
。
前記機械的な結合方法は、連結すべき一対のパイプの各
苅向端邪に、複数個のボルト孔孔を穿設したフランジを
例えば接着等により夫々固着し、相対向する一対のフラ
ンジを前記ボルト孔に通挿したボルトにより結合するも
のである。
苅向端邪に、複数個のボルト孔孔を穿設したフランジを
例えば接着等により夫々固着し、相対向する一対のフラ
ンジを前記ボルト孔に通挿したボルトにより結合するも
のである。
しかしながら、耐化学性ライニングを施したパイプの連
結方法としては、上述した公知の方法はいずれも不満足
なものである。何故ならば、配管現場における組立作業
性が悪いのめならず、!41練と一定の環境条件を必要
とするため、著しいコスト高を招くからである。例えば
、上記従来方法は、接着剤の硬化が適切に行われる必要
から、温暖で乾燥した気象条件下でなt、−Jれば実施
できない。もし実施し得るとしても、接着剤の硬化待ち
時間が多くて作業能率を著しく阻害する。
結方法としては、上述した公知の方法はいずれも不満足
なものである。何故ならば、配管現場における組立作業
性が悪いのめならず、!41練と一定の環境条件を必要
とするため、著しいコスト高を招くからである。例えば
、上記従来方法は、接着剤の硬化が適切に行われる必要
から、温暖で乾燥した気象条件下でなt、−Jれば実施
できない。もし実施し得るとしても、接着剤の硬化待ち
時間が多くて作業能率を著しく阻害する。
かくの如く、上記従来方法は、その実施に高度の熟練と
多くの時間が不可欠であり、しかも接合端面をグライン
ダーで研削仕上げする必要があり、その際に生じる粉塵
が健康に著しい悪影響を及ぼすという欠点もある。又、
接着剤の投与量か、不足すると接合が不完全となり、多
ずぎると余剰接着剤の一部が接合部内面に突出状にはみ
出して流体の流れを阻害する。更に、液状接着剤は、特
に地下配管や頭上配管等を行う場合、著しく取扱いにく
い。そのため、作業者が動き易いようにパイプ接合箇所
周辺に大きな空間を必要とする。このことは、地中配管
の場合、大がかりな掘削工事を必要とし、その結果とし
て著しいコスト上昇を招くのである。
多くの時間が不可欠であり、しかも接合端面をグライン
ダーで研削仕上げする必要があり、その際に生じる粉塵
が健康に著しい悪影響を及ぼすという欠点もある。又、
接着剤の投与量か、不足すると接合が不完全となり、多
ずぎると余剰接着剤の一部が接合部内面に突出状にはみ
出して流体の流れを阻害する。更に、液状接着剤は、特
に地下配管や頭上配管等を行う場合、著しく取扱いにく
い。そのため、作業者が動き易いようにパイプ接合箇所
周辺に大きな空間を必要とする。このことは、地中配管
の場合、大がかりな掘削工事を必要とし、その結果とし
て著しいコスト上昇を招くのである。
又、上記連結用フランジを用いる方法においては、まず
2本のパイプを連結するのに2個のフランジとこれらの
フランジをパイプ端部に接着するための接着剤を必要と
し、そのために相当の費用を要するのみならず、2本の
パイプの芯合わせは細心の注意を以て行わねばならず著
しい熟練を要する。しかも、この芯合わせ作業は、フラ
ンジに穿設されているボルト孔の位置によって極めて制
限される半面、通常ボルト孔にはいずれも若干の遊びが
あるため、芯合わせに狂いを生し易く、もし芯合わせが
不適当であれば、当然流体の流れを著しく阻害すること
になる。
2本のパイプを連結するのに2個のフランジとこれらの
フランジをパイプ端部に接着するための接着剤を必要と
し、そのために相当の費用を要するのみならず、2本の
パイプの芯合わせは細心の注意を以て行わねばならず著
しい熟練を要する。しかも、この芯合わせ作業は、フラ
ンジに穿設されているボルト孔の位置によって極めて制
限される半面、通常ボルト孔にはいずれも若干の遊びが
あるため、芯合わせに狂いを生し易く、もし芯合わせが
不適当であれば、当然流体の流れを著しく阻害すること
になる。
更に、前記ボルト孔に通挿したボルトの締め付けにも細
心の注意と熟練を要する。もし締め付は不足であれば流
体の漏出を招くし、過度に締め付けるとフランジの破損
を招く。又、各ボルトの締め付は力が不均等であると種
々の弊害を生ずる。
心の注意と熟練を要する。もし締め付は不足であれば流
体の漏出を招くし、過度に締め付けるとフランジの破損
を招く。又、各ボルトの締め付は力が不均等であると種
々の弊害を生ずる。
又、これらのボルトは地下に埋設されると極めて腐食さ
れ易い。
れ易い。
上述の如<2.耐化学性ライニングを施したパイプの従
来公知の連結構造には、その構造自体並びに配管現場に
おける作業性に種々の欠点が認められる。即ち、腐食し
た部材を再々取換えねばならないため保守コストが高く
つくという欠点や、流体の流路を清掃するために連結部
を定期的に分解する際、連結部の腐食により分解作業が
著しく阻害されるという欠点などがある。
来公知の連結構造には、その構造自体並びに配管現場に
おける作業性に種々の欠点が認められる。即ち、腐食し
た部材を再々取換えねばならないため保守コストが高く
つくという欠点や、流体の流路を清掃するために連結部
を定期的に分解する際、連結部の腐食により分解作業が
著しく阻害されるという欠点などがある。
而して、本発明の目的は、上記の欠点を克服した、耐化
学性ライニングを施したパイプの改良された連結構造を
提供することにある。
学性ライニングを施したパイプの改良された連結構造を
提供することにある。
本発明の他の目的は、耐蝕性ライニング面が連続してお
り、流体の流れを阻害することのない改良されたパイプ
連結構造を提供することである。
り、流体の流れを阻害することのない改良されたパイプ
連結構造を提供することである。
本発明の更に他の目的は、配管現場における機械的加工
を必要としない改良されたパイプ連結構造を提供するこ
とである。
を必要としない改良されたパイプ連結構造を提供するこ
とである。
本発明の更に他の目的は、接着剤の使用を必要としない
改良されたパイプ連結構造を提供することである。
改良されたパイプ連結構造を提供することである。
本発明の更に他の目的は、鯉合部がなく、且つスナップ
連結具やりテーナブノシュ等を必要としない改良された
パイプ連結構造を提供することである。
連結具やりテーナブノシュ等を必要としない改良された
パイプ連結構造を提供することである。
本発明の更に他の目的は、連結作業時において自動的に
芯合わせのできる改良されたパイプ連結構造を提供する
ことである。
芯合わせのできる改良されたパイプ連結構造を提供する
ことである。
本発明の更に他の目的は、熟練を必要とせす且つ特殊な
器具・装置を要せずにパイプを連結することのできる改
良されたパイプ連結構造を提供することである。
器具・装置を要せずにパイプを連結することのできる改
良されたパイプ連結構造を提供することである。
本発明の更に他の目的は、簡単に分解することのできる
改良されたパイプ連結構造を提供することである。
改良されたパイプ連結構造を提供することである。
上記の目的を達成するため、本発明に係るパイプの連結
構造においては、第一パイプと第二パイプの各対向端部
に夫々衝合端面を有する鍔部を設げ、前記衝合端面には
シール材を間接的又は直接的に収容するための環状凹部
を形成し、更に、前記ff1−パイプ及び第二パイプの
各内面にライニングを施すと共にこれらのライニングの
対向終端が少なくとも前記衝合端面の属する垂直面に達
するようにし、且つ前記鍔部に作用して前記第一パイプ
及び第二パイプを対向方向に軸方向移動させて前記衝合
端面において両者を衝合せしめると共に前記シール材を
圧縮するための締め手段を設けている。
構造においては、第一パイプと第二パイプの各対向端部
に夫々衝合端面を有する鍔部を設げ、前記衝合端面には
シール材を間接的又は直接的に収容するための環状凹部
を形成し、更に、前記ff1−パイプ及び第二パイプの
各内面にライニングを施すと共にこれらのライニングの
対向終端が少なくとも前記衝合端面の属する垂直面に達
するようにし、且つ前記鍔部に作用して前記第一パイプ
及び第二パイプを対向方向に軸方向移動させて前記衝合
端面において両者を衝合せしめると共に前記シール材を
圧縮するための締め手段を設けている。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づき具体的に説明
する。
する。
第1図、第2図、及び第3図に示す如(、第一パイプ1
0と第二パイプ12は、適宜の締め手段によって互いに
連結される。かかる締め手段としては、例えば螺子22
を回転させて締め付けることのできる公知の締付はバン
ド20により綿めイ」けられる半割り部材14.16よ
り成る2つ割り締め具18が考えられる。
0と第二パイプ12は、適宜の締め手段によって互いに
連結される。かかる締め手段としては、例えば螺子22
を回転させて締め付けることのできる公知の締付はバン
ド20により綿めイ」けられる半割り部材14.16よ
り成る2つ割り締め具18が考えられる。
各パイプ10.12の端部には、パイプ本体の外径より
も大きい外径を有する環状鍔部24を設Ljである。各
鍔部24は、その−側端に形成された傾斜環状面26
(例えば傾斜角10°)、他側端に形成された衝合端面
28、及びパイプの内面32から前記端面28に至る部
位に形成された環状凹部30を有する。
も大きい外径を有する環状鍔部24を設Ljである。各
鍔部24は、その−側端に形成された傾斜環状面26
(例えば傾斜角10°)、他側端に形成された衝合端面
28、及びパイプの内面32から前記端面28に至る部
位に形成された環状凹部30を有する。
パイプ10.12と前記凹部30の内面は、例えば耐蝕
性のライニング34で被覆しである。凹部30には、ゴ
ム又は他の弾性材料より成るシール材(例えばO−リン
グ)38を収容するグランド部36を除いて、ライニン
グ34を充填しである。グランド部36の寸度形状は、
2本のパイプを連結するときのシール材(0−リング)
38の圧!?i量を句心:して適宜定めればよい。
性のライニング34で被覆しである。凹部30には、ゴ
ム又は他の弾性材料より成るシール材(例えばO−リン
グ)38を収容するグランド部36を除いて、ライニン
グ34を充填しである。グランド部36の寸度形状は、
2本のパイプを連結するときのシール材(0−リング)
38の圧!?i量を句心:して適宜定めればよい。
パイプ10.12内を流通する流体は、ライニング34
又はシール材38だけに接触するようにすることが肝要
である。かかるシール材(○−リング)としては、種々
の材料のものが市場に提供されているので、それらの中
から上記パイプ内を流れる化学物質による腐食からパイ
プ内面を保護できる性質のものを選択して利用すればよ
い。例えば、当該化学物質がクローム酸である場合には
、上記シール材としてテフロン製のものが好適である。
又はシール材38だけに接触するようにすることが肝要
である。かかるシール材(○−リング)としては、種々
の材料のものが市場に提供されているので、それらの中
から上記パイプ内を流れる化学物質による腐食からパイ
プ内面を保護できる性質のものを選択して利用すればよ
い。例えば、当該化学物質がクローム酸である場合には
、上記シール材としてテフロン製のものが好適である。
パイプを連結すると、各鍔部24の衝合端面28は互い
に衝合せ状に当接する。環状凹部30に施したうイニン
グ34は、第3図において線40によって示される垂直
面に沿って当接することになる。好ましい実施例による
と、上記面40を挟んで対面する一対のライニング面に
若干空隙を生しるようにするのが製造の便宜上好都合で
ある。
に衝合せ状に当接する。環状凹部30に施したうイニン
グ34は、第3図において線40によって示される垂直
面に沿って当接することになる。好ましい実施例による
と、上記面40を挟んで対面する一対のライニング面に
若干空隙を生しるようにするのが製造の便宜上好都合で
ある。
この空隙は、せいぜい0.030インチ程度(約0.7
6in)とするのが好ましい。尚、上記空隙を設けても
、上記面40を挟んで対面する一対のライニング面は、
パイプの結合時においては互いに衝合せ状になることが
予定されている。何故ならば、ライニング34を例えば
弾性合成樹脂等の弾性材料により作成すれば、これらが
パイプの連結時に圧縮されると変形して前記鍔部24の
衝合端面28より前方に膨出するからである。
6in)とするのが好ましい。尚、上記空隙を設けても
、上記面40を挟んで対面する一対のライニング面は、
パイプの結合時においては互いに衝合せ状になることが
予定されている。何故ならば、ライニング34を例えば
弾性合成樹脂等の弾性材料により作成すれば、これらが
パイプの連結時に圧縮されると変形して前記鍔部24の
衝合端面28より前方に膨出するからである。
図面に示す如く、締め手段たる2つ割り締め具18の各
半割り部材14.16の内面両端近傍には、一対の傾斜
環状面42を設けである。この傾斜環状面42は、鍔部
に設けた(頃斜環状面26と面接触するように形成しで
ある。而して、螺子22を締めると、2つ割り締め具1
8が縮径せしめられる結果、その傾斜環状面42が第3
図の下方向に強制的に押し下げられ、前記鍔部24の傾
斜環状面26と協働してくさび効果を生じるため、パイ
プ10.12は衝合面28において互いに神j合せられ
るように軸方向に若干強制移動せしめられる。その結果
、シール材たるO−リング38は圧縮され、シール効果
を発揮する。
半割り部材14.16の内面両端近傍には、一対の傾斜
環状面42を設けである。この傾斜環状面42は、鍔部
に設けた(頃斜環状面26と面接触するように形成しで
ある。而して、螺子22を締めると、2つ割り締め具1
8が縮径せしめられる結果、その傾斜環状面42が第3
図の下方向に強制的に押し下げられ、前記鍔部24の傾
斜環状面26と協働してくさび効果を生じるため、パイ
プ10.12は衝合面28において互いに神j合せられ
るように軸方向に若干強制移動せしめられる。その結果
、シール材たるO−リング38は圧縮され、シール効果
を発揮する。
第4図は本発明の他の実施例を示すもので、前記第一実
施例と同様の構成部材については、第1図乃至第3図に
おいて使用したのと同じ図面符号で示しである。この第
二実施例においては、鍔部24は前述した如き環状凹部
30を有せず、シール刊(0−−リング)38を収納す
る凹部は鍔部自体に直接形成しである。そして、衝合端
面28は、このシール利収納用凹部を除いて垂直壁面状
に形成してあり、この垂直壁面がパイプの内面32と連
続するようにしである。しかしながら、ライニング34
を弾性材料で形成した場合は、その終端は、前述した如
く前記面40を超えて前方に膨出する。而して、ライニ
ング34の相対する終端が互いに衝合せ状となるとシー
ル効果を生しるので、シール材(○−リング)38は副
次的乃至?ili助的 ・なソール作用を営むことに
なる。
施例と同様の構成部材については、第1図乃至第3図に
おいて使用したのと同じ図面符号で示しである。この第
二実施例においては、鍔部24は前述した如き環状凹部
30を有せず、シール刊(0−−リング)38を収納す
る凹部は鍔部自体に直接形成しである。そして、衝合端
面28は、このシール利収納用凹部を除いて垂直壁面状
に形成してあり、この垂直壁面がパイプの内面32と連
続するようにしである。しかしながら、ライニング34
を弾性材料で形成した場合は、その終端は、前述した如
く前記面40を超えて前方に膨出する。而して、ライニ
ング34の相対する終端が互いに衝合せ状となるとシー
ル効果を生しるので、シール材(○−リング)38は副
次的乃至?ili助的 ・なソール作用を営むことに
なる。
本発明の好ましい実施例においては、鍔部24ハハイブ
10,12と夫々一体形成しである。この鍔部24の一
体形成は、パイプがファイバーグラス製である場合には
、例えば製造工程Gこおいて該鍔部を形成すべき部位に
所要量のファイバーグラス材を添加して成形し、しかる
後、機械加工により前記締め具18の傾斜環状面42と
適合する傾斜環状面26を形成すればよい。
10,12と夫々一体形成しである。この鍔部24の一
体形成は、パイプがファイバーグラス製である場合には
、例えば製造工程Gこおいて該鍔部を形成すべき部位に
所要量のファイバーグラス材を添加して成形し、しかる
後、機械加工により前記締め具18の傾斜環状面42と
適合する傾斜環状面26を形成すればよい。
本発明に係るパイプの連結構造は、流体の流れを阻害し
ない連続したライニング面を有し、パイプの連結作業時
においては機械加工を必要とゼす、且つスナップ式連結
具、リテーナブツシュ、接着剤等も不要である。又、本
発明の連結構造は、パイプとパイプを連結する場合は勿
論、パイプをパイプジヨイントその他に連結する場合に
も利用できる。
ない連続したライニング面を有し、パイプの連結作業時
においては機械加工を必要とゼす、且つスナップ式連結
具、リテーナブツシュ、接着剤等も不要である。又、本
発明の連結構造は、パイプとパイプを連結する場合は勿
論、パイプをパイプジヨイントその他に連結する場合に
も利用できる。
第1図は本発明に係るパイプの連結構造の斜視図、第2
図は第1図に示すパイプの連結構造の分解斜視図、第3
図は第1図3−3線拡大断面図、第4図は本発明に係る
パイプの連結構造の他の実施例の断面図である。 10・・・・・・第一パイプ、12・・・・・・第二パ
イプ、14.16・・・・・・半割り部材、18・・・
・・・2つ割り締め具、20・・・・・・締付はバンド
、22・・・・・・螺子、24・・・・・・環状鍔部、
26・・・・・・鍔部の傾斜環状面、28・・・・・・
衝合端面、30・・・・・・環状凹部、32・・・・・
・パイプの内面、34・・・・・・ライニング、36・
・・・・・グランド部、38・・・・・・シール材(○
−リング)、42・・・・・・締め具の傾斜環状面。
図は第1図に示すパイプの連結構造の分解斜視図、第3
図は第1図3−3線拡大断面図、第4図は本発明に係る
パイプの連結構造の他の実施例の断面図である。 10・・・・・・第一パイプ、12・・・・・・第二パ
イプ、14.16・・・・・・半割り部材、18・・・
・・・2つ割り締め具、20・・・・・・締付はバンド
、22・・・・・・螺子、24・・・・・・環状鍔部、
26・・・・・・鍔部の傾斜環状面、28・・・・・・
衝合端面、30・・・・・・環状凹部、32・・・・・
・パイプの内面、34・・・・・・ライニング、36・
・・・・・グランド部、38・・・・・・シール材(○
−リング)、42・・・・・・締め具の傾斜環状面。
Claims (11)
- (1)第一パイプ10と第二パイプ12の各対向端部に
夫々衝合端面28を有する鍔部24を設け、前記衝合端
面にはシール材38を間接的又は直接的に収容するため
の環状凹部を形成し、更に、前記第一パイプ及び第二パ
イプの各内面32にライニング34を施すと共にこれら
のライニング34の対向終端が少なくとも前記衝合端面
28の屈する垂直面に達するようにし、且つ前記鍔部2
4に作用して前記第一パイプ及び第二パイプを対向方向
に軸方向移動させて前記衝合端面において両者を衝合せ
しめると共に前記シール材38を圧縮するための締め手
段を設けて成るパイプの連結構造。 - (2)前記シール材38を間接的に収納するための環状
凹部30の内面が前記衝合端面28及び前記パイプ内面
32と夫々連続している特許請求の範囲第1項に記載の
パイプの連結構造。 - (3)前記環状凹部30にライニングを充填し且つこの
充填したライニングの表面に前記シール材38を収納す
るためのグランド部36を形成した特許請求の範囲第2
項に記載のパイプの連結構造。 - (4)前記環状凹部30に充填されたライニングの前記
パイプ内面32近傍に位置する部分が、少なくとも前記
衝合端面28より前方に膨出し得るようにした特許請求
の範囲第3項に記載のパイプの連結構造。 - (5)前記衝合端面28より前方に膨出する前記ライニ
ングの膨出量を、前記第一パイプと第二パイプを連結し
たとき、有効なシール効果を生じる程度とした特許請求
の範囲第4項に記載のパイプの連結構造。 - (6)前記ライニングが耐蝕性ライニングである特許請
求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記載のパイプの
連結構造。 - (7)前記シール材38として弾性0−リングを用いた
特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載のパ
イプの連結構造。 - (8)前記鍔部24がその一側端に傾斜環状面26を有
する特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載
のパイプの連結構造。 - (9)前記締め手段が、前記鍔部24の傾斜環状面26
と面接触する傾斜環状面42を有する特許請求の範囲第
1項に記載のパイプの連結構造。 - (10)前記鍔部24がパイプと一体形成されている特
許請求の範囲第1項、第7項又は第8項に記載のパイプ
の連結構造。 - (11)前記パイプが型成形可能の素材より成り、且つ
前記鍔部24が前記素材をパイプ端部に厚肉状に充填す
ることによりパイプと一体成形されている特許請求の範
囲第8項に記載のパイプの連結構造。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US49434283A | 1983-05-13 | 1983-05-13 | |
US494342 | 1983-05-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59212591A true JPS59212591A (ja) | 1984-12-01 |
JPH0424595B2 JPH0424595B2 (ja) | 1992-04-27 |
Family
ID=23964089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9547584A Granted JPS59212591A (ja) | 1983-05-13 | 1984-05-12 | パイプの連結構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59212591A (ja) |
MX (1) | MX156599A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62174189U (ja) * | 1986-04-25 | 1987-11-05 | ||
JPS62177985U (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-12 | ||
JP2009250407A (ja) * | 2008-04-10 | 2009-10-29 | Sekisui Chem Co Ltd | フランジ管の接合構造 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5290812A (en) * | 1976-01-22 | 1977-07-30 | Mashiinterumitsukusu Soc Et | Connector structure without leakage of fluid |
JPS55126082U (ja) * | 1979-02-28 | 1980-09-06 | ||
JPS5759749U (ja) * | 1980-09-20 | 1982-04-08 | ||
JPS57100690U (ja) * | 1980-12-10 | 1982-06-21 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54122789A (en) * | 1978-03-16 | 1979-09-22 | Sharp Kk | Production of soft drink |
-
1984
- 1984-05-11 MX MX20132384A patent/MX156599A/es unknown
- 1984-05-12 JP JP9547584A patent/JPS59212591A/ja active Granted
Patent Citations (4)
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JPH0531350Y2 (ja) * | 1986-04-30 | 1993-08-11 | ||
JP2009250407A (ja) * | 2008-04-10 | 2009-10-29 | Sekisui Chem Co Ltd | フランジ管の接合構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
MX156599A (es) | 1988-09-14 |
JPH0424595B2 (ja) | 1992-04-27 |
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