JPS5920850Y2 - ポンプ注液式液体容器 - Google Patents
ポンプ注液式液体容器Info
- Publication number
- JPS5920850Y2 JPS5920850Y2 JP10663679U JP10663679U JPS5920850Y2 JP S5920850 Y2 JPS5920850 Y2 JP S5920850Y2 JP 10663679 U JP10663679 U JP 10663679U JP 10663679 U JP10663679 U JP 10663679U JP S5920850 Y2 JPS5920850 Y2 JP S5920850Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- liquid container
- liquid
- air
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、液体容器本体上部の蓋ユニツト内に収容され
たエアーポンプからの加圧空気を液容器内に吹き込み、
該液容器内の液体を液容器内外を連絡する一連の液体注
出通路を通して外部へ押し出すようにしたポンプ注液式
液体容器に関するものである。
たエアーポンプからの加圧空気を液容器内に吹き込み、
該液容器内の液体を液容器内外を連絡する一連の液体注
出通路を通して外部へ押し出すようにしたポンプ注液式
液体容器に関するものである。
従来のこの種のポンプ注液式液体容器においては、蓋ユ
ニツト内にエアーポンプが収容されておりしかも閉蓋時
に液体容器本体の上面と蓋ユニットの下面とがほぼ同一
面上に位置する如くされているため、液体容器全体の高
さが高くなる。
ニツト内にエアーポンプが収容されておりしかも閉蓋時
に液体容器本体の上面と蓋ユニットの下面とがほぼ同一
面上に位置する如くされているため、液体容器全体の高
さが高くなる。
とともに、液体容器本体側に設けられる液体補給用の給
液口は浅底皿状の下口部材のほぼ中央部に形成されてい
るため、液体補給時において給液口の周囲の皿状部分に
勢いよく注液された場合にはその液体が皿状部分の外周
部を乗り越えて外部へこぼれることがあるという問題が
あった。
液口は浅底皿状の下口部材のほぼ中央部に形成されてい
るため、液体補給時において給液口の周囲の皿状部分に
勢いよく注液された場合にはその液体が皿状部分の外周
部を乗り越えて外部へこぼれることがあるという問題が
あった。
本考案は、上記の如き従来のポンプ注液式液体容器の問
題点に鑑み、液体容器全体の高さを低くすることができ
、しかも液体補給時に注液される液体が容易に外部にこ
ぼれないようにしたポンプ注液式液体容器を提供するこ
とを目的とするものであって、本考案は液体容器本体の
上部に蓋体内にエアーポンプを収容してなる蓋ユニット
を設置したポンプ注液式液体容器において、液体容器本
体上部の下口部材に液容器内に連通ずる下口開口の周囲
を環状の筒壁で囲む如くして深容器状の空室を形成する
一方、前記蓋ユニットの一部を前記下口部材の空室内に
嵌入せしめたことを特徴とするものである。
題点に鑑み、液体容器全体の高さを低くすることができ
、しかも液体補給時に注液される液体が容易に外部にこ
ぼれないようにしたポンプ注液式液体容器を提供するこ
とを目的とするものであって、本考案は液体容器本体の
上部に蓋体内にエアーポンプを収容してなる蓋ユニット
を設置したポンプ注液式液体容器において、液体容器本
体上部の下口部材に液容器内に連通ずる下口開口の周囲
を環状の筒壁で囲む如くして深容器状の空室を形成する
一方、前記蓋ユニットの一部を前記下口部材の空室内に
嵌入せしめたことを特徴とするものである。
以下、図示の実施例に基づいて本考案を説明すると、第
1図ないし第3図に示す実施例のポンプ注液式液体容器
は、内部に液容器6を収容した外ケース5の上部に下口
部材7を載置固定してなる液体容器本体1と、栓体21
に液体汲上管10を取付けた栓ユニット2と、蓋体31
にエアーポンプ8を取付けてなる蓋ユニット3によって
構成されており、前記栓ユニット2は下口部材7のほは
沖央部に形成した栓差込穴11に嵌脱自在に嵌装され、
又前記蓋ユニット3は液体容器本体1の上部に蝶番装置
4によって枢動開閉自在に枢着されている。
1図ないし第3図に示す実施例のポンプ注液式液体容器
は、内部に液容器6を収容した外ケース5の上部に下口
部材7を載置固定してなる液体容器本体1と、栓体21
に液体汲上管10を取付けた栓ユニット2と、蓋体31
にエアーポンプ8を取付けてなる蓋ユニット3によって
構成されており、前記栓ユニット2は下口部材7のほは
沖央部に形成した栓差込穴11に嵌脱自在に嵌装され、
又前記蓋ユニット3は液体容器本体1の上部に蝶番装置
4によって枢動開閉自在に枢着されている。
液体容器本体1の外ケース5内に収容された液容器6は
真空二重瓶が使用されている。
真空二重瓶が使用されている。
下口部材7は外ケース5の上部に補強部材19を介して
ネジリング20によって載置固定されている。
ネジリング20によって載置固定されている。
下口部材7のほは沖央部には液容器6の開口と連通ずる
栓差込穴11が形成されている。
栓差込穴11が形成されている。
この栓差込穴11は上下方向に適宜の高さをもつ筒状穴
となっており、該栓差込穴11の下端部には内方に向け
てやや狭口となる環状の段部11 aが形成されている
。
となっており、該栓差込穴11の下端部には内方に向け
てやや狭口となる環状の段部11 aが形成されている
。
又、下口部材7にはその栓差込穴11の内側面に開口部
12aをもつ液体注出管12が前方に向けて取付けられ
ている。
12aをもつ液体注出管12が前方に向けて取付けられ
ている。
この液体注出管12は液容器6内の液体Wの導出管とな
るものでその先端には注口管13が接続されている。
るものでその先端には注口管13が接続されている。
尚液体注出管12は下口部材7に対して取外し自在にネ
ジ結合されており、注口管13をカバーしている注口管
カバ一部材18bを取外せば液体注出管12を螺解して
洗浄することができるようになっている。
ジ結合されており、注口管13をカバーしている注口管
カバ一部材18bを取外せば液体注出管12を螺解して
洗浄することができるようになっている。
注口管カバ一部材18bの後端には弾性爪片18Cが形
成されており、この弾性爪片18 Cを液体注出管カバ
ー前板18 Hに形成した受入18d内に係脱自在に掛
合可能とすることにより注口管カバ一部材18 bの着
脱を行うようにしている。
成されており、この弾性爪片18 Cを液体注出管カバ
ー前板18 Hに形成した受入18d内に係脱自在に掛
合可能とすることにより注口管カバ一部材18 bの着
脱を行うようにしている。
下口部材7には、その栓差込穴11の上方に、該栓差込
穴11の直径より大径で液容器型の筒壁14が一体形成
されており、該筒壁14の内側には比較的大容積の空室
15が形成されている。
穴11の直径より大径で液容器型の筒壁14が一体形成
されており、該筒壁14の内側には比較的大容積の空室
15が形成されている。
この空室15は蓋ユニット3を閉じたときにエアーポン
プ8を収容するための収容室となる。
プ8を収容するための収容室となる。
筒壁14の上端縁は全周に互って外側に折返された折返
し部16となっており、該折返し部16の後方側の側面
には液体容器の把手60を収納するための凹み部61が
形成されている。
し部16となっており、該折返し部16の後方側の側面
には液体容器の把手60を収納するための凹み部61が
形成されている。
又、筒壁14の前側上端部には後述するロック部材35
を掛止するための保合受部34が内方に向けて突設され
ている。
を掛止するための保合受部34が内方に向けて突設され
ている。
前記栓ユニット2の栓体21は、栓上部材21 aと投
下部材21 bの2つの部材をネジ結合(符号27)に
よって固着して形成している。
下部材21 bの2つの部材をネジ結合(符号27)に
よって固着して形成している。
投下部材21bのほぼ中央部には液容器6の床付近に下
端開口10 aを有する液体汲上管10が取付けられて
いる。
端開口10 aを有する液体汲上管10が取付けられて
いる。
栓体21の外周胴部には、栓上部材21 Hの外周下端
縁と投下部材21 bの外周上端縁との間に環状の胴部
パツキン26が緊締されて取付けられている。
縁と投下部材21 bの外周上端縁との間に環状の胴部
パツキン26が緊締されて取付けられている。
この胴部パツキン26は前記栓差込穴11内の下端部に
形成した内向きの段部11 aの縁部に気密的に接触し
て液容器6の内部を密閉するように作用する。
形成した内向きの段部11 aの縁部に気密的に接触し
て液容器6の内部を密閉するように作用する。
又、栓体21の上部外周縁には、その周縁部よりやや外
方に膨出するように環状の上部パツキン25が取付けら
れている。
方に膨出するように環状の上部パツキン25が取付けら
れている。
この上部パツキン25の上、下側面にはそれぞれ環状の
小突条25a。
小突条25a。
25 bが形成されており、該上部パッキン25下面の
小突条25 bは下口部材7深容器状筒壁14の底部1
4 aの上面に、又該上部パッキン25上面の小突条2
5 aは前記エアーポンプ8の櫛型ポンプケース41(
後述する)の底面にそれぞれ気密的に接触するように作
用する。
小突条25 bは下口部材7深容器状筒壁14の底部1
4 aの上面に、又該上部パッキン25上面の小突条2
5 aは前記エアーポンプ8の櫛型ポンプケース41(
後述する)の底面にそれぞれ気密的に接触するように作
用する。
栓体21の内部には、前記液体汲上管10と連通する縦
水路部22 bとその先端が栓体21の側面に開口(符
号22a)する横水路部22 Cとからなる通水路22
と、前記エアーポンプ8の内部と中瓶6の内部を連通さ
せるための通気路24がそれぞれ形成されている。
水路部22 bとその先端が栓体21の側面に開口(符
号22a)する横水路部22 Cとからなる通水路22
と、前記エアーポンプ8の内部と中瓶6の内部を連通さ
せるための通気路24がそれぞれ形成されている。
栓内通水路22の開口部22 aは、前記栓体21の上
部パツキン25と胴部パツキン26の間の側面に開口し
ており、該通水路開口部22 aは前記栓差込穴11の
内面に開口する液体注出管12の開口部12aと連通ず
るようになっている。
部パツキン25と胴部パツキン26の間の側面に開口し
ており、該通水路開口部22 aは前記栓差込穴11の
内面に開口する液体注出管12の開口部12aと連通ず
るようになっている。
このときには液体汲上管10、栓内通水路22及び液体
注出管12によって一連の液体通路30を構成するよう
になっている。
注出管12によって一連の液体通路30を構成するよう
になっている。
尚、栓体21は、栓内通水路22の開口部22 aと液
体注出管12の開口部12 aとが連通ずる状態でのみ
栓差込穴11内に嵌装することができるようになってい
る。
体注出管12の開口部12 aとが連通ずる状態でのみ
栓差込穴11内に嵌装することができるようになってい
る。
即ち、図示のポンプ注液式液体容器の場合は、栓内通水
路22の開口部22 aを栓体21の外周部よりやや外
方に突出させ、他方、液体注出管12の開口部12 a
を栓差込穴11の内面よりやや凹入する位置に形成して
両開口部22 a 、12 aが連通する位置でのみ栓
体21を栓差込穴11内に嵌装できるようにしている。
路22の開口部22 aを栓体21の外周部よりやや外
方に突出させ、他方、液体注出管12の開口部12 a
を栓差込穴11の内面よりやや凹入する位置に形成して
両開口部22 a 、12 aが連通する位置でのみ栓
体21を栓差込穴11内に嵌装できるようにしている。
前記栓内通水路22の縦水路部22 bは栓体21のほ
ぼ中心部にあって該縦水路22 bには、該通水路22
を開閉するための弁体36が配設されている。
ぼ中心部にあって該縦水路22 bには、該通水路22
を開閉するための弁体36が配設されている。
この弁体36は、通水路22の縦水路部22 bと横水
路部22 Cの境に設けた連通口23を開閉する弁部3
8と上方に突出する弁棒37からなっており、該弁体3
6の下部には弁体押し上げ用すプリング39が配設され
て連通口23を下方から閉塞するようになっている。
路部22 Cの境に設けた連通口23を開閉する弁部3
8と上方に突出する弁棒37からなっており、該弁体3
6の下部には弁体押し上げ用すプリング39が配設され
て連通口23を下方から閉塞するようになっている。
弁棒37の上部は栓体21の上面に形成した開口部28
から上方に突出させており、該栓体開口部28にはゴム
膜等の伸縮性又は可撓性をもつ膜状パツキン40が該弁
棒37の上端部を覆うようにして気密的に取付けられて
いる。
から上方に突出させており、該栓体開口部28にはゴム
膜等の伸縮性又は可撓性をもつ膜状パツキン40が該弁
棒37の上端部を覆うようにして気密的に取付けられて
いる。
弁体36の下方部には、該弁体36の下動範囲を規制す
るための受台29が設けられており、弁体36が一定高
さだけ押し下げられると弁部38が受台29に当接して
それ以上、下動しないようになっている。
るための受台29が設けられており、弁体36が一定高
さだけ押し下げられると弁部38が受台29に当接して
それ以上、下動しないようになっている。
この弁体36は、後述するようにエアーポンプ8の作動
に連動して上下動するようになっており、ポンプ休止時
には弁体押し上げ用すプリング39によって上方に付勢
されてその弁部38が連通口23を閉塞し、ポンプ押圧
時には第3図に示すように押棒53(後述する)によっ
て弁体36が押し下げられて連通口23を開放させるよ
うに作用する。
に連動して上下動するようになっており、ポンプ休止時
には弁体押し上げ用すプリング39によって上方に付勢
されてその弁部38が連通口23を閉塞し、ポンプ押圧
時には第3図に示すように押棒53(後述する)によっ
て弁体36が押し下げられて連通口23を開放させるよ
うに作用する。
前記栓内通気路24は前記縦水路22 bを囲繞して栓
体21内を縦方向に貫通するように形成されており、そ
の上方開口24 aは前記上部パツキン25の内側にお
いて、又下方開口24 bは液容器6内に向けてそれぞ
れ形成されている。
体21内を縦方向に貫通するように形成されており、そ
の上方開口24 aは前記上部パツキン25の内側にお
いて、又下方開口24 bは液容器6内に向けてそれぞ
れ形成されている。
蓋ユニット3は、蓋体31と該蓋体31の下部に一体的
に取付けられたエアーポンプ8によって構成されている
。
に取付けられたエアーポンプ8によって構成されている
。
蓋体21の上方中央部にはポンプ操作部材となるポンプ
操作板9を上下動させるための節穴32が形成されてい
る。
操作板9を上下動させるための節穴32が形成されてい
る。
又、蓋体31の前方側壁面には蓋ユニット3をロックす
るためのロック部材35が取付けられている。
るためのロック部材35が取付けられている。
このロック部材35は蓋体31に対して水平内外方向に
出没するようになっており、該ロック部材35の下方部
には前記下口部材7に形成した保合受部34に係脱自在
に係合する保合片35 aが形成されている。
出没するようになっており、該ロック部材35の下方部
には前記下口部材7に形成した保合受部34に係脱自在
に係合する保合片35 aが形成されている。
エアーポンプ8は、有底櫛型のポンプケース41と該ポ
ンプケース41の内径よりやや小外径のポンプ天板42
との間に弾性ゴム膜等の可撓性を有する膜材(いわゆる
ベロフラム)43を介在させて形成されている。
ンプケース41の内径よりやや小外径のポンプ天板42
との間に弾性ゴム膜等の可撓性を有する膜材(いわゆる
ベロフラム)43を介在させて形成されている。
エアーポンプ8のポンプケース41は、前記下口部材7
に形成した深容器型筒壁14の内径よりやや小径に形成
されており、蓋ユニット3を閉じたときにエアーポンプ
8の全体がほぼ該筒壁14内の空室15内に収容される
ようになっている。
に形成した深容器型筒壁14の内径よりやや小径に形成
されており、蓋ユニット3を閉じたときにエアーポンプ
8の全体がほぼ該筒壁14内の空室15内に収容される
ようになっている。
ポンプ天板42はポンプケース41内で上下動すること
ができるようになっている。
ができるようになっている。
ポンプ膜材43は、その外周縁43 aをポンプ天板4
2の外周部42 aにネジリング44で密閉固着し、そ
の内周縁43 bをポンプケース41の上端開口部41
aにネジリング45で密閉固着して取付けられている
。
2の外周部42 aにネジリング44で密閉固着し、そ
の内周縁43 bをポンプケース41の上端開口部41
aにネジリング45で密閉固着して取付けられている
。
ポンプ天板42にはそのほは沖央部にポンプ吸入口46
が形成され、該ポンプ吸入口46には吸入弁48が設け
られている。
が形成され、該ポンプ吸入口46には吸入弁48が設け
られている。
ポンプケース41にはその底板41 bにポンプ吐出口
47が形成されている。
47が形成されている。
このポンプ吐出口47は、蓋ユニット3を閉じたときに
前記栓体21の上部に取付けた上部パツキン25の内方
位置に開口するように形成されている。
前記栓体21の上部に取付けた上部パツキン25の内方
位置に開口するように形成されている。
尚このポンプ吐出口47は前記栓内通気路24を介して
液容器6内と連通ずる。
液容器6内と連通ずる。
ポンプ天板42とポンプケース41の底板41 bとの
間にはポンプ伸張用のネジリング49が介設されている
。
間にはポンプ伸張用のネジリング49が介設されている
。
エアーポンプ8と蓋体31とは第2図に示すような方法
で固着されている。
で固着されている。
即ち、エアーポンプ8のポンプケース41にはその上端
外周部に外向きのフランジ50を形成し該フランジ50
の外周部に外向きの突起51.51・・・・・・を数個
所形成する一方、蓋体31の外側周壁33の内面の下方
部には該突起51.51・・・・・・を嵌入させるため
の凹溝52.52・・・・・・が形成されており、該凹
溝52.52・・・・・・に突起51゜51・・・・・
・を弾性的に嵌合させることによってエアーポンプ8を
蓋体31の下部に固着させている。
外周部に外向きのフランジ50を形成し該フランジ50
の外周部に外向きの突起51.51・・・・・・を数個
所形成する一方、蓋体31の外側周壁33の内面の下方
部には該突起51.51・・・・・・を嵌入させるため
の凹溝52.52・・・・・・が形成されており、該凹
溝52.52・・・・・・に突起51゜51・・・・・
・を弾性的に嵌合させることによってエアーポンプ8を
蓋体31の下部に固着させている。
蓋ユニット3を閉じた時にはエアーポンプ8は下口部材
7に形成した深容器型筒壁14内の空所15内に収容さ
れ且つエアーポンプ8のポンプケース41の底板41
b下面が前記栓体31の上部パツキン25を下口部材7
との間で気密的に挟着するように構成されている。
7に形成した深容器型筒壁14内の空所15内に収容さ
れ且つエアーポンプ8のポンプケース41の底板41
b下面が前記栓体31の上部パツキン25を下口部材7
との間で気密的に挟着するように構成されている。
エアーポンプ8の上部には前記蓋体31の節穴32内で
上下動するポンプ操作板9が配設されている。
上下動するポンプ操作板9が配設されている。
このポンプ操作板9にはその下方に前記ポンプ天板42
に設けた吸入弁48が一体的に連結されている。
に設けた吸入弁48が一体的に連結されている。
前記吸入弁48の中心部には、前記栓内通水路22に設
けた弁体36を押し下げるための押棒53が下方に向け
て配設されている。
けた弁体36を押し下げるための押棒53が下方に向け
て配設されている。
この押棒53は吸入弁保持筒48 aに対して該吸入弁
保持筒48 aの中心部で上下方向に摺動自在で且つ押
棒53とポンプ押え板9の下面との間に介在させた押棒
押し下げ用スプリング54によって下方に付勢された状
態で取付けられている。
保持筒48 aの中心部で上下方向に摺動自在で且つ押
棒53とポンプ押え板9の下面との間に介在させた押棒
押し下げ用スプリング54によって下方に付勢された状
態で取付けられている。
又、押棒53の下端はポンプケース底板41 bを貫通
して前記栓内通水路22に設けた弁体36の弁棒37直
上方の近接位置に突出させている。
して前記栓内通水路22に設けた弁体36の弁棒37直
上方の近接位置に突出させている。
そしてこの押棒53は、ポンプ操作板9を押圧すると第
3図に示すように押棒押し下げ用スプリング54によっ
て付勢されてポンプ天板42及び吸入弁48とともに下
動し弁体36を弁体押し下げ用スプリング39に抗して
押し下げて連通口23を開放させるように作用する。
3図に示すように押棒押し下げ用スプリング54によっ
て付勢されてポンプ天板42及び吸入弁48とともに下
動し弁体36を弁体押し下げ用スプリング39に抗して
押し下げて連通口23を開放させるように作用する。
尚、弁体36がその下方部の受台29に当接するまで押
し下げられると、押棒53はそれ以上下動することがで
きず、ポンプ天板42及び吸入弁48のみが押し下げら
れるようになっている。
し下げられると、押棒53はそれ以上下動することがで
きず、ポンプ天板42及び吸入弁48のみが押し下げら
れるようになっている。
次にこのポンプ注液式液体容器の使用方法並びにその作
用を説明すると、ポンプ操作板9を押圧すれば第3図に
示すようにエアーポンプ8が収縮してその加圧空気がポ
ンプ吐出口47から栓内通気路24を通って液容器6内
に吹き込まれる。
用を説明すると、ポンプ操作板9を押圧すれば第3図に
示すようにエアーポンプ8が収縮してその加圧空気がポ
ンプ吐出口47から栓内通気路24を通って液容器6内
に吹き込まれる。
その時に栓内通水路22内に設けた弁体36は押棒53
によって押し下げられて連通口23を開放させており、
液容器6内に吹き込まれた加圧空気によって液容器内の
液体Wが液体汲上管10、栓内通水路22及び液体注出
管12からなる一連の液体通路30を通ってその注口管
13から外部へ注出される。
によって押し下げられて連通口23を開放させており、
液容器6内に吹き込まれた加圧空気によって液容器内の
液体Wが液体汲上管10、栓内通水路22及び液体注出
管12からなる一連の液体通路30を通ってその注口管
13から外部へ注出される。
ポンプ操作板9から手を離すとエアーポンプ8が伸張用
スプリング4つによって伸張せしめられてポンプ操作板
9が元に復帰するとともに弁体36も押棒53の押圧力
が解除されて弁体押し上げ用スプリング39によって押
し上げられてその弁部38が連通口23を閉塞する。
スプリング4つによって伸張せしめられてポンプ操作板
9が元に復帰するとともに弁体36も押棒53の押圧力
が解除されて弁体押し上げ用スプリング39によって押
し上げられてその弁部38が連通口23を閉塞する。
尚、このポンプ注液式液体容器では、栓体21に取付け
た上部パツキン25及び胴部パツキン26がそれぞれ気
密及び水蜜作用をし、エアーポンプ8からの加圧空気が
外部に漏れたり又は注出される液容器内の液体Wが一連
の液体通路30の途中から外部に漏れたりすることがな
い。
た上部パツキン25及び胴部パツキン26がそれぞれ気
密及び水蜜作用をし、エアーポンプ8からの加圧空気が
外部に漏れたり又は注出される液容器内の液体Wが一連
の液体通路30の途中から外部に漏れたりすることがな
い。
又、エアーポンプ8の休止時には、弁体36が連通口2
3を常に閉塞しているので誤って液体容器を転倒したと
きでも液容器内液体Wが一連の液体通路30を通って注
口管13から外部に漏出することがなく、又液体通路3
0を通って外気が液容器6内に流入することもないので
保温力が低下するのを防止することができる。
3を常に閉塞しているので誤って液体容器を転倒したと
きでも液容器内液体Wが一連の液体通路30を通って注
口管13から外部に漏出することがなく、又液体通路3
0を通って外気が液容器6内に流入することもないので
保温力が低下するのを防止することができる。
又、液体容器転倒時には液容器内液体Wが栓内通気路2
4を通ってポンプ吐出口47からエアーポンプ8内に流
入することがあるが、その場合に液体容器を正常に立て
らせればポンプ8内に流入した液体をポンプ吐出口47
からポンプ外部へ排出され、その後にポンプ8内に水滴
が残り難い。
4を通ってポンプ吐出口47からエアーポンプ8内に流
入することがあるが、その場合に液体容器を正常に立て
らせればポンプ8内に流入した液体をポンプ吐出口47
からポンプ外部へ排出され、その後にポンプ8内に水滴
が残り難い。
即ち、この実施例ではポンプケース41が櫛型に形式さ
れしかも伸縮部(膜材43)が平膜材となっているので
、従来一般に使用されている多数の環状ヒダ形式のベロ
ーズポンプに比べて凹凸部が少なく従ってポンプ内面に
水滴が付着し難いという利点があるばかりでなくヒダ付
の同径のエアーポンプと比較して1回のエアーの吐出容
量を大とすることができる又、ヒダ付のエアーポンプに
比較して、ベローズの強度が高く、長期間使用した場合
において溶着部又はヒダ部の破損がない。
れしかも伸縮部(膜材43)が平膜材となっているので
、従来一般に使用されている多数の環状ヒダ形式のベロ
ーズポンプに比べて凹凸部が少なく従ってポンプ内面に
水滴が付着し難いという利点があるばかりでなくヒダ付
の同径のエアーポンプと比較して1回のエアーの吐出容
量を大とすることができる又、ヒダ付のエアーポンプに
比較して、ベローズの強度が高く、長期間使用した場合
において溶着部又はヒダ部の破損がない。
尚、この実施例では、蓋ユニット3は蝶番装置4によっ
て開閉自在に取付けられているが、他の実施例では、蓋
ユニット3は液体容器本体1に対して蝶番装置を使用し
ないで適宜の方法で着脱自在に取付けることができる。
て開閉自在に取付けられているが、他の実施例では、蓋
ユニット3は液体容器本体1に対して蝶番装置を使用し
ないで適宜の方法で着脱自在に取付けることができる。
第4図は栓体21の上面に取付けられた膜状パツキン4
0の変形例を示している。
0の変形例を示している。
この実施例の膜状パツキン40は液体容器転倒時に液容
器内液体がエアーポンプ8内に流入するのを防止する作
用を兼用させたもので、該膜状パツキン40の上面に環
状の膨出片56を斜上方に向けて一体的に延出させて形
成しており、該膨出片56の先端周縁部をエアーポンプ
8のポンプケース底板41 b下面に当接するように構
成している。
器内液体がエアーポンプ8内に流入するのを防止する作
用を兼用させたもので、該膜状パツキン40の上面に環
状の膨出片56を斜上方に向けて一体的に延出させて形
成しており、該膨出片56の先端周縁部をエアーポンプ
8のポンプケース底板41 b下面に当接するように構
成している。
尚ポンプ吐出口47は膨出片56の周縁部より内側位置
に開口させている。
に開口させている。
この実施例では、液体容器転倒時に液容器内の液体が栓
内通気路24を通って栓体21上面とポンプ底面との間
に流出した場合でも膨出片56がポンプ吐出口47を閉
塞しているのでその液体がエアーポンプ8内に流入する
ことがないようになっている。
内通気路24を通って栓体21上面とポンプ底面との間
に流出した場合でも膨出片56がポンプ吐出口47を閉
塞しているのでその液体がエアーポンプ8内に流入する
ことがないようになっている。
尚エアーポンプ8を収縮させたときには、押棒53が膜
状パツキン40を押し下げてポンプ吐出口47と液容器
6内を栓内通気路24を介して連通させるように作用す
る。
状パツキン40を押し下げてポンプ吐出口47と液容器
6内を栓内通気路24を介して連通させるように作用す
る。
第5図は液体容器転倒時において液容器内の液体がエア
ーポンプ8内に流入するのを防止するための他の実施例
を示している。
ーポンプ8内に流入するのを防止するための他の実施例
を示している。
この実施例では押棒53の下端にポンプ吐出口47を開
閉する弁部材57を取付けており、ポンプ休止時には弁
部材57がポンプケース底板41 bの下面に当接して
ポンプ吐出口47を閉塞し、ポンプ操作時には押棒53
が下動してポンプ吐出口47を開放するように構成され
ている。
閉する弁部材57を取付けており、ポンプ休止時には弁
部材57がポンプケース底板41 bの下面に当接して
ポンプ吐出口47を閉塞し、ポンプ操作時には押棒53
が下動してポンプ吐出口47を開放するように構成され
ている。
又、この実施例では弁部材57にはポンプ吐出口47に
通じる蒸気抜き用の細通路58を形成し、液容器内が自
然昇圧するのを防止している。
通じる蒸気抜き用の細通路58を形成し、液容器内が自
然昇圧するのを防止している。
続いて、本考案の効果を説明すると、本考案のポンプ注
液式液体容器は次のような効果がある。
液式液体容器は次のような効果がある。
(1)下口部材7に液容器6内に連通ずる下口開口11
の周囲を環状の筒壁14で囲む如くして深容器状の空室
15を形成しているので、液容器6内に液体を補給する
際にその補給される液体が下口開口11から外れてその
周囲に注液された場合であってもその注液された液体が
環状の筒壁14を乗り越えて外部にこぼれることがなく
、液体補給作業が容易且つ安全になる。
の周囲を環状の筒壁14で囲む如くして深容器状の空室
15を形成しているので、液容器6内に液体を補給する
際にその補給される液体が下口開口11から外れてその
周囲に注液された場合であってもその注液された液体が
環状の筒壁14を乗り越えて外部にこぼれることがなく
、液体補給作業が容易且つ安全になる。
(2)蓋ユニット2の一部を下口部材7の空所15内に
嵌入させているので、液体容器全体の高さを低くするこ
とができる。
嵌入させているので、液体容器全体の高さを低くするこ
とができる。
第1図は本考案の実施例にかかるポンプ注液式液体容器
の縦断面図、第2図は第1図のポンプ注液式液体容器に
おける蓋ユニットの蓋体とエアーポンプの結合方法を示
す分解斜視図、第3図は第1図のポンプ注液式液体容器
の作用説明図、第4図及び第5図はそれぞれ第1図のポ
ンプ注液式液体容器の変形実施例を示す一部縦断面図で
ある。 1・・・・・・液体容器本体、2・・・・・・栓ユニッ
ト、3・・・・・・蓋ユニット、5・・・・・・外ケー
ス、6・・・・・・液容器、7・・・・・・下口部材、
8・・・・・・エアーポンプ、9・・・・・・ポンプ操
作板、10・・・・・・液体汲上管、11・・・・・・
栓差込穴、12・・・・・・液体注出管、14・・・・
・・筒壁、15・・・・・・空室、21・・・・・・栓
体、30・・・・・・液体通路、31・・・・・・蓋体
、41・・・・・・ポンプケース、41a・・・・・・
ポンプケース上端開口部、42・・・・・・ポンプ天板
、42 a・・・・・・ポンプ天板外周部、43・・・
・・・膜材、43a・・・・・・膜材外周縁、43 b
・・・・・・膜材内周縁、44.45・・・・・・ネジ
リング。
の縦断面図、第2図は第1図のポンプ注液式液体容器に
おける蓋ユニットの蓋体とエアーポンプの結合方法を示
す分解斜視図、第3図は第1図のポンプ注液式液体容器
の作用説明図、第4図及び第5図はそれぞれ第1図のポ
ンプ注液式液体容器の変形実施例を示す一部縦断面図で
ある。 1・・・・・・液体容器本体、2・・・・・・栓ユニッ
ト、3・・・・・・蓋ユニット、5・・・・・・外ケー
ス、6・・・・・・液容器、7・・・・・・下口部材、
8・・・・・・エアーポンプ、9・・・・・・ポンプ操
作板、10・・・・・・液体汲上管、11・・・・・・
栓差込穴、12・・・・・・液体注出管、14・・・・
・・筒壁、15・・・・・・空室、21・・・・・・栓
体、30・・・・・・液体通路、31・・・・・・蓋体
、41・・・・・・ポンプケース、41a・・・・・・
ポンプケース上端開口部、42・・・・・・ポンプ天板
、42 a・・・・・・ポンプ天板外周部、43・・・
・・・膜材、43a・・・・・・膜材外周縁、43 b
・・・・・・膜材内周縁、44.45・・・・・・ネジ
リング。
Claims (1)
- 外ケース5の内部に液容器6を収容しさらに前記外ケー
ス5の上部に前記液容器6内に連通ずる下口開口11を
有する下口部材7を載置固定してなる液体容器本体1の
上部に、蓋体31内にエアーポンプ8を収容してなる蓋
ユニット3を開閉自在に設置し、さらに前記エアーポン
プ8からの加圧空気を前記液容器6内に吹き込んで該液
容器6内の液体Wを該液容器6内外を連通させる一連の
液体注出通路を通して外部へ注出し得るようにしたポン
プ注液式液体容器であって、前記下口部材7に前記下口
開口11の周囲を環状の筒壁14で囲む如くして深容器
状の空室15を形成する一方、前記蓋ユニット3の一部
を前記下口部材7の空室15内に嵌入ゼしぬたことを特
徴とするポンプ注液式
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10663679U JPS5920850Y2 (ja) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | ポンプ注液式液体容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10663679U JPS5920850Y2 (ja) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | ポンプ注液式液体容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5623036U JPS5623036U (ja) | 1981-03-02 |
JPS5920850Y2 true JPS5920850Y2 (ja) | 1984-06-18 |
Family
ID=29339280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10663679U Expired JPS5920850Y2 (ja) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | ポンプ注液式液体容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5920850Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH019480Y2 (ja) * | 1981-06-12 | 1989-03-15 | ||
JPS60194498U (ja) * | 1984-06-05 | 1985-12-25 | 冨士島工機株式会社 | パン切り機 |
-
1979
- 1979-07-31 JP JP10663679U patent/JPS5920850Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5623036U (ja) | 1981-03-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CZ20021525A3 (cs) | Vypouštěcí systém s vtlačením namontovaným tlakovým ventilem | |
CA2613929A1 (en) | Closure for can filler port and can vent | |
JPS5920850Y2 (ja) | ポンプ注液式液体容器 | |
JPS5941780Y2 (ja) | ポンプ注液式液体容器 | |
JPS5920837Y2 (ja) | ポンプ注液式液体容器 | |
JPH0617739Y2 (ja) | 流動体注出容器 | |
JPS5920188Y2 (ja) | ポンプ注液式液体容器 | |
JP5962433B2 (ja) | 加圧注出式液体容器 | |
JP4407871B2 (ja) | 液体塗布容器 | |
JPS5920189Y2 (ja) | ポンプ注液式液体容器 | |
JPS5920838Y2 (ja) | ポンプ注液式液体容器 | |
JPH019480Y2 (ja) | ||
KR101757393B1 (ko) | 교체캡을 구비한 펌프용기 | |
JPS5823313Y2 (ja) | エア−ポツト | |
JPH0425240Y2 (ja) | ||
JPS6035448Y2 (ja) | ポンプ注液式液体容器 | |
JPH0162718U (ja) | ||
JPS5839644Y2 (ja) | ポンプ注液式液体容器 | |
KR102374962B1 (ko) | 미스트 분사기용 용기하우징 | |
JPS6238594Y2 (ja) | ||
JPS5931159Y2 (ja) | 液体汲上式液体容器の転倒止水装置 | |
JPS6025965Y2 (ja) | ポンプ注液式容器 | |
JPS5920851Y2 (ja) | 空気圧液送式保温容器 | |
JPH1099740A (ja) | 液体注出容器 | |
JPH0339154Y2 (ja) |