[go: up one dir, main page]

JPS5919246B2 - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

Info

Publication number
JPS5919246B2
JPS5919246B2 JP52146389A JP14638977A JPS5919246B2 JP S5919246 B2 JPS5919246 B2 JP S5919246B2 JP 52146389 A JP52146389 A JP 52146389A JP 14638977 A JP14638977 A JP 14638977A JP S5919246 B2 JPS5919246 B2 JP S5919246B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
food
time
heating
microwave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52146389A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5478546A (en
Inventor
雅文 高詰
真知子 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP52146389A priority Critical patent/JPS5919246B2/ja
Publication of JPS5478546A publication Critical patent/JPS5478546A/ja
Publication of JPS5919246B2 publication Critical patent/JPS5919246B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、食品の表面温度に関連する温度例えば食品の
あるオープン内の雰囲気温度に応答する食品のマイクロ
波加熱制御に関するものである。
従来、電子レンジの雰囲気温度に依る食品のマイクロ波
加熱制御にあつては、食品の量や、オープン内へのかな
クの量の送風(フロント窓のデフロスト用の送風も含む
)による冷却等の影響で、均一加熱が困難であつた。一
般的に小さい食品では、マイクロ波により直接内部まで
加熱されるので出来上つた時には、送風による冷却の影
響で表面より中心温度が高くなつた。
又、大きい食品ではマイクロ波で直接内部まで加熱でき
ないので、表面より中心温度が低くなク表面が出来上つ
ても中心が出来ていないとか、逆に中心が出来上つた時
には、表面温度が上がク過ぎて、炭化しているというよ
うな不都合があつた。本発明は、このような点に鑑み、
マイクロ波加熱と、食品の自然放熱を合理的に組み合わ
せて食品の均一加熱を得るよラ改善すると同時に、不必
要なマイクロ波加熱をやめる省エネルギー指向の電子レ
ンジを提供するものである。
種類と大きさの異なつた食品の表面と中心温度の関係を
実験によつて確かめた結果、一部の根菜類を除いて殆ん
どの食品の加熱パターンが、第1図及び第2図に例示す
るような食品の表面温度と中心温度の関係にあることが
判つた。第1図a及び第2図bは、経過時間に対する送
風有のときの表面温度(破線)、I 送風無のときの表
面温度(一点鎖線)、中心温度(実線)、及び設定温度
に達する迄の時間を2、tttを、第1図b及び第2図
b、、cは経010、1過時間に対するマイクロ波出力
特性をそれぞれ示している。
5 小さい食品の場合は、第1図に例示されるようにな
わ、送風無しの方が食品の中心と表面の温度差が小さく
なつて加熱の均一性が改善されるだけでなく、調理時間
の短縮とそれに伴う加熱エネルギーの低減が得られる。
フ 大きい食品の場合は、第2図に例示されるようにな
ク、一般に雰囲気温度を検出する加熱制御方式では、食
品の表面温度が設定する温度に達する時間を で加熱を
停止するように制御されているので食品内部まで充分な
加熱ができない。
なお、5 この第2図にあつては送風無しのときについ
ては、to後マイクロ波断続加熱(デューティ■0.7
に相当)した例についC第2図cにより表示してい”7
−る。
これらの特性から次のような点に着目することができる
〇食品の炭化等の過加熱を防ぐ為には、食品を送風で強
制的に冷却しながらマイタロ波で加熱するのは省エネル
ギーの面から得策ではなく、送風無し又はこれに近い状
態で食品の表面温度が設定温度になるまで一気にマイタ
ロ波で加熱し、中心温度が設定温度になるまでの時間(
TOからt1)、マイクロ波の断続加熱で食品の表面温
度を略一定に保持しつつ加熱制御すれば均一加熱性の良
好なものが得られる。
本発明は、この着目に基づいてさされたもので、以下に
実施例ドついて図面を参照しながら説明する。
電子レンジの構造としては、食品加熱に伴つて発生する
空気の対流を乱すことなくサーミスタ1周辺に導くよう
な基本的構造であつて、例えば第3図の構造を挙げるこ
とができる。この図において、wはオーブン内壁、O及
びClOはオープン内壁wに設けられている吸入口及び
排出口で、食品Fの加熱時には、室内から吸入口0を通
じてオーブン内に至b、排出口0か1C3ら排出してサ
ーミスタ1周辺を通つて室内に再び出る対流が生ずるよ
うされている。
更に空気の対流を吸入促進させると共に前面フロントの
デフロスト効果を持たせる為に、排出穴付近に排出フア
ンを置くことも可能である。第4図は、本発明の電子レ
ンジの一実施側であるマイクロ波加熱制御のためのプロ
ツク図を示している。
1は上記のように設けられた温度検出用のサーミスタ、
2は使用者が任意に温度設定できる温度設定器、3は検
出温度と設定温度の一致を検出する温度比較器、4は加
熱開始から検出温度(食品の表面温度)が設定温度に達
す仝7の時間T。
を検出する時間検出器である。 /6:辛−Mこ―″.
―咄= 』 度保持をするか否か判断し、例比ば後者tが前SO者に
比べて短かければ温度保持をしないよう判断した出力を
逆に後者tが前者に比べて長ければ温度保持をするよう
判断した出力を得る。
6は温度保持をするよう判断した出力が得られたとき、
時間検出器4で検出した時藺に基づいて温度保持時間t
を決める時間換算器であつて、例えば次のような換算を
実行する。
t=NOt 但しnは係数であつて、次の例示を挙げることができる
n=2(食品が略200〜500グラム)=3(食品が
500グラム以上) 勿論これよりも、更にnを細分化することも可能である
食品のグラム数を入力することによシ、nが自動的に選
択されるように構成可能でもあり,又nとして実験によ
つて得られる適数の1つを採用することも可能である〇
7は温度比較器3、時間比較器5及び時間換算器6から
の出力に応じて食品表面温度を保持させるべくマグネト
ロンの発振動作の断続信号を得るゲートであり、8はド
ライバーである。
このドライバー8により制御される交流制御素子及び電
源スイツチを介してマグネトロン駆動用の高圧トランス
の一次側が交流電源に接続されている。
さて、使用者が温度設定器2を任意の温度に設定し、電
源スイツチをオンして加熱開始すると、サーミスタ1の
検知温度が設定温度に比べて低く温度比較器3の出力が
ハイレベルであ),そして時間検出器4がカウントを開
始すると共にこのカウントした時間が設定時間より短い
ため時間比較器5の出力もハイレベルであるため、ゲー
ト7の入力A及びBが共にハイレベルであつてゲート7
の出力によりドライバー8を通じて交流制御素子を導通
しマグネトロンを発振させ、食品をマイク口波加熱する
食品が加熱されてサーミスタ1の検出温度が設定温度に
一致すると、温度比較器3の出力が反転してローレベル
となつてマグネトロンの発振が停止すると共に温度比較
器3の出力が反転して時間検出器4のカウントが停止す
る。
この時間検出器4は加熱開始から食品が上記設定温度に
達する迄の時間t を得る。この時間1 が、設定時間
より短かければ時間比較器5の出力信号がローレベルに
なつて調理が終了する。
これと逆に時間tが設定時間上b長ければ、時間比較器
5により時間t を時間換算器6に伝達し、換算により
得る時間tだけ時間換算器6の出力信号がハイレベルに
され、ゲート7の入口Bは・・イレベルを継続する。
このゲート7の人力Bがハイレベルに保持されている時
間tに、食品が自然対流等で冷却されサーミスタ1の検
出温度が設定温度より低くなつて再び温度比較器3出力
がハイレベルに反転するとゲート7の人力Bがハイレベ
ルとな)マグネトロンの発振動作が再開し、食品を加熱
する。
この加熱はゲート7の太力Cがロウレベルになるまでの
間,マイクロ波加熱が実行される。このようにして、時
間T。
が経過してゲート7の人力Bがロウレベルになる迄、マ
イクロ波加熱が断続され、しかも断続加熱は食品の表面
温度が略設定温度に保持されつつ食品内部が加熱される
ことになり、例えば第2図aの一点鎖線及び第2図Cの
動作となる。なお、時間換算器6の換算式に適さないよ
うな食品の小量の加熱については注意すべきことは勿論
である。
以上に説明したように、本発明は、−食品の表面温度に
関連する温度に応答して高周波加熱を制御するものにあ
つて、上記温度が設定値に達した後は加熱開始からこの
設定値に連続的にマイクロ波加熱により達するに要した
時間の予め食品の重量に応じて設定される1以上の倍数
の時間断続的にマイタロ波加熱する動作状態にする手段
を有するから、種類と大きさの異なる食品の表面温度と
中心温度とがそれぞれ所望の温度に加熱され、食品全体
を均一に加熱することができ、マイクロ波加熱と食品の
自然放熱を合理的に組み合わせて不必要なマイクロ波加
熱をできるだけ少なくして省エネルギー指向の電子レン
ジを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図A,b及び第2図A9b,cは食品の小さい場合
と大きい場合のマイクロ波加熱による食品の表面温度と
中心温度上昇特性1マグネトロン出力特性を説明する図
面を、第3図は本発明の電子レンジの一実施例における
構成図を第4図は同上のマイクロ波加熱制御のための電
気回路を説明するプロツク図をそれぞ示す。 1・・・・・・サーミスタ、2・・・・・・温度設定器
、3・・・・・・温度比較器、4・・・・・・時間検出
器、5・・・・・・時間比較器、6・・・・・・時間換
算器、7・・・・・・ゲート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 食品の表面温度に関連する温度に応答して高周波加
    熱を制御するものにあつて、上記温度が設定値に達した
    後は加熱開始からこの設定値に連続的にマイクロ波加熱
    により達するに要した時間の予め食品の重量に応じて設
    定される1以上の倍数の時間断続的にマイクロ波加熱す
    る動作状態にする手段を有することを特徴とする電子レ
    ンジ。
JP52146389A 1977-12-05 1977-12-05 電子レンジ Expired JPS5919246B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52146389A JPS5919246B2 (ja) 1977-12-05 1977-12-05 電子レンジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52146389A JPS5919246B2 (ja) 1977-12-05 1977-12-05 電子レンジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5478546A JPS5478546A (en) 1979-06-22
JPS5919246B2 true JPS5919246B2 (ja) 1984-05-04

Family

ID=15406585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52146389A Expired JPS5919246B2 (ja) 1977-12-05 1977-12-05 電子レンジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5919246B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104093232A (zh) * 2014-04-03 2014-10-08 湖南华冶微波科技有限公司 控制工业微波设备的温度的方法及装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5130642A (ja) * 1974-09-10 1976-03-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd Maikurohakanetsuki

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5130642A (ja) * 1974-09-10 1976-03-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd Maikurohakanetsuki

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104093232A (zh) * 2014-04-03 2014-10-08 湖南华冶微波科技有限公司 控制工业微波设备的温度的方法及装置
CN104093232B (zh) * 2014-04-03 2016-03-02 湖南华冶微波科技有限公司 控制工业微波设备的温度的方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5478546A (en) 1979-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3346188B1 (en) Cooker
JPS63106096U (ja)
JPS5919246B2 (ja) 電子レンジ
JPS5856059B2 (ja) 加熱器
JPS60253192A (ja) 加熱調理装置
JPS58158432A (ja) 調理器
JP3257168B2 (ja) 高周波加熱装置
KR100288915B1 (ko) 전자레인지의냉각제어방법
JPS6032769B2 (ja) ヒ−タ付電子レンジの加熱方法
JPH02307413A (ja) 混練装置
JPH0914672A (ja) 加熱調理装置
JPS6031074B2 (ja) 高周波調理器
JPH10274416A (ja) 加熱調理器
JPH11182859A (ja) 加熱調理器
JPH09329340A (ja) 電子レンジ
JPS62169935A (ja) 調理器
JPH0552344A (ja) 加熱調理器
JPH05118562A (ja) 加熱調理方法
JP3579814B2 (ja) 加熱調理器
JPS56149530A (en) Heating cooker
JPS63131925A (ja) 加熱調理装置の送風制御方法
JPS5851522Y2 (ja) 高周波加熱装置
JPH0325217A (ja) 加熱調理装置
JPS58124121A (ja) 加熱調理器
JPH0510530A (ja) 加熱調理器