JPS59191813A - 食品加熱器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、食品加熱器の構成に関するものであり、特に
食品加熱器の食品の品上り状態を食品から発生する気体
の状態変化でとらえる気体状態検知センサ（以下センサ
と略す）の取付は場所に関するものである。食品から発
生する水分やアルコール、Ｃ○（−酸化炭素）を検知し
加熱器を制御する試みは多くなされている。

気部に上記センサを取付けていたため次のような欠点を
有していた。その第１は、繰シ返し加熱をする場合に、
それ以前の加熱過程において加熱室壁面に飛散した汚れ
が食品の仕上りとは関係なくＣ○やアルコールを発生し
て悪影響を与えることである。その第２は、食品加熱器
の排気部の温度変化が太きいため、例えばセンサーが温
度特性をもつ場合は、使いにくいこと、１だ気体の相対
湿度に感じる場合は、食品から発生する水蒸気が一定で
あっても、温度が変ると相対湿度が変ることになり検出
感度の設定などで多くの困難がともなうという問題であ
る。

本発明は、加熱室の吸、排気部のいずれか一方に加熱室
と結合する連結管を設け、連結管内にセンサを設ける構
成をとることで上記従来の欠点を解消するものである。

従来の構成例を第１図に示す。第１図において１は加熱
室、２は加熱室壁、３は吸気ダクト、４は排気ダクトで
ある。５は加熱室庫内に送風する湿度変化で抵抗値が変
る湿度センサやアルコールやＣｏ　（−酸化炭素）など
の濃度で抵抗値が変るガスセンサを具体想定している。

７は食品、８は食品載置用の皿である。図中矢印で示し
たＱのマークは気体の流れを模式的に示すものであり、
％は送風空気の流れである。Ｑｌは％の一部で加熱室庫
外の新鮮空気が主成分で来は、排気ダクト４にセンサ６
を設けているために、食品から発生する気体流れＱ２の
他に壁面から発生する気体流れＱ３や送風空気流れ％が
加熱室庫内で加温された気体流れＱｌが全て混在するこ
とになり前述しブヒような多くの問題が発生していた。

本発明の一実施例について第２図に基づいて説明する。

第２図のポイントは庫内の壁面よりも突き出した一端と
吸気ダクト３に突き出した他端を有する連結管９を有し
、その連結管の通路にセンサを設けている点である。こ
のような構成をとると連結管内には加熱室から吸気ダク
トにむけて気体の流れＱ４が起る。この気体の流れは、
風速が速い吸気ダクト側の気体の誘引効果によるもので
ある。連結管９内を通る気体Ｑ４は一端が加熱室内に突
き出し部を有しているので、壁面からの気体Ｑ３を直接
合むことはなく、又加熱室内で加温された気体Ｑ１を含
むことも少なくでき、相対的に食品から発生する気体成
分を多く含むようにできることになり、従来の欠点の要
因を軽減できるのである。

以上の説明から明らかなように本発明の構成によれば、
従来の排気ダクトにセンサを設けるものに比して、一端
を加熱室に突き出した構成とし、他端を吸気ダクト又は
排気ダクトにのぞませる連結管を設け、連結管内にセン
サを取付けているために、食品から発生する気体情報を
雑音気体が少ない状態で適確に取り出せる。さらに、連
結管内の風速もセンサの仕様に合せて設定できるなど設
計の自由度が高いことや、連結管の材料や長さを工夫す
ることで気体の温度を庫内よりも下げることができるた
め大きい温度変化が望ましくないセンサを用いる場合に
有利な構成とすることができる、など多くの効果を有す
るものである。

上記実施例では吸気ダクトを加熱室に直結したものを示
したが、必ずしも直結していないものも本発明は含むも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の食品加熱器の構成例を示す断面図、第２
図は本発明の食品加熱器の一実施例を示す断面図である
。 ３・・・・・吸気ダクト（吸気部）、４・・・・・・排
気ダクト（排気部）、５・・・・・・送風ファン、６・
・・・・気体状態検知センサ、９・・・・・・連結管。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送風ファンと、吸気部と、食品を加熱する加熱室と、こ
   の加熱室からの排気を庫外に導ひく排気部を有するもの
   において、一端を加熱室内に突出し、他端を吸気部と排
   気部のいずれか一方に突き出す構成の連結管を設け、上
   記連結管内に気体状態検知センサを設けたことを特徴と
   する食品加熱器。