JPS5918120A - コバルト及び第一鉄含有強磁性酸化鉄の製造方法 - Google Patents
コバルト及び第一鉄含有強磁性酸化鉄の製造方法Info
- Publication number
- JPS5918120A JPS5918120A JP57123918A JP12391882A JPS5918120A JP S5918120 A JPS5918120 A JP S5918120A JP 57123918 A JP57123918 A JP 57123918A JP 12391882 A JP12391882 A JP 12391882A JP S5918120 A JPS5918120 A JP S5918120A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron oxide
- ferrous
- cobalt
- slurry
- mol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01G—COMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
- C01G49/00—Compounds of iron
- C01G49/02—Oxides; Hydroxides
- C01G49/06—Ferric oxide [Fe2O3]
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/68—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
- G11B5/70—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer
- G11B5/706—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the composition of the magnetic material
- G11B5/70626—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the composition of the magnetic material containing non-metallic substances
- G11B5/70642—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the composition of the magnetic material containing non-metallic substances iron oxides
- G11B5/70652—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the composition of the magnetic material containing non-metallic substances iron oxides gamma - Fe2 O3
- G11B5/70668—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the composition of the magnetic material containing non-metallic substances iron oxides gamma - Fe2 O3 containing a dopant
- G11B5/70673—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the composition of the magnetic material containing non-metallic substances iron oxides gamma - Fe2 O3 containing a dopant containing Co
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/68—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
- G11B5/70—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer
- G11B5/706—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the composition of the magnetic material
- G11B5/70626—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the composition of the magnetic material containing non-metallic substances
- G11B5/70642—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the composition of the magnetic material containing non-metallic substances iron oxides
- G11B5/70678—Ferrites
- G11B5/70684—Ferro-ferrioxydes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
- Compounds Of Iron (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、磁気記録媒体の記録素子として有用な強磁性
酸化鉄の製造方法に関し、更に詳細には保磁力、保磁力
分布などの磁気特性の優れたコバルト及び第一鉄含有強
磁性酸化鉄の製造方法に関する。
酸化鉄の製造方法に関し、更に詳細には保磁力、保磁力
分布などの磁気特性の優れたコバルト及び第一鉄含有強
磁性酸化鉄の製造方法に関する。
従来汎用されているγ−Fe20.粉末或はコバルトの
みを含有する磁性酸化鉄粉末に比べて、コバルト及び第
一鉄含有磁性酸化鉄粉末は、高保磁力を有しており、こ
れを使用した磁気記録媒体は、高密度記録が可能で、高
周波領域における感度が優れているなとの特長をもって
いる。
みを含有する磁性酸化鉄粉末に比べて、コバルト及び第
一鉄含有磁性酸化鉄粉末は、高保磁力を有しており、こ
れを使用した磁気記録媒体は、高密度記録が可能で、高
周波領域における感度が優れているなとの特長をもって
いる。
近年、このようなコバルト及び第一鉄含有磁性酸化鉄を
製造する方法が種々提案されている。例えば、(1)γ
−F e20 zの水懸濁液にコバルト塩溶液を加え、
次にアルカリを加えてγ件’e207粒子表面を水酸化
コバルトで被覆した後該懸濁液に箔−鉄塩の水溶液を添
加する方法(特公昭56−48444号)(2)前記(
1)の方法を加熱下で11なう方法(特開昭56104
721号)(3)第一鉄塩とコバルト塩の混合水溶液中
にγ−F e 203粒子を分散させ、アルカリを加え
て該γ−Fe203粒子表面に水酸化第一鉄と水酸化コ
バルトとを同時に被覆する方法(特公昭52−3675
1号)などが知られている。
製造する方法が種々提案されている。例えば、(1)γ
−F e20 zの水懸濁液にコバルト塩溶液を加え、
次にアルカリを加えてγ件’e207粒子表面を水酸化
コバルトで被覆した後該懸濁液に箔−鉄塩の水溶液を添
加する方法(特公昭56−48444号)(2)前記(
1)の方法を加熱下で11なう方法(特開昭56104
721号)(3)第一鉄塩とコバルト塩の混合水溶液中
にγ−F e 203粒子を分散させ、アルカリを加え
て該γ−Fe203粒子表面に水酸化第一鉄と水酸化コ
バルトとを同時に被覆する方法(特公昭52−3675
1号)などが知られている。
本発明者等は、γ−Fe203粒子の表面をコバルト及
び第一鉄化合物で被覆することにより保磁力が向」二す
ることに着目し、その被覆方法すなわち、添加する被覆
化合物の形態、被覆化合物の添加順序、被覆時のp H
1温度などに一ついて研究した。その結果、(1)被覆
化合物であるコバルト塩及び第一鉄塩は、γ−Fe20
3スラリー中に添加する前に予め系外で混合すること
(2)このとき、第−鉄塩及びコバルト塩を直接混合せ
ず、例えばアルカリ水溶液中へまず第一鉄塩を加えて水
酸化第一鉄を生成させ、次にコバルト塩を加えて水酸化
第一鉄沈殿のまわりにコバルト塩或は水酸化コバルトが
存在するような被覆用懸濁液を調製すること及び (3
)こうして調製した被覆用懸濁液なγ−Fe20.スラ
リーと混合し、特定の0)−1蒸製度に調整することに
より、従来法のものより保磁力、保磁力分布などの優れ
た磁性酸化鉄粉末が得られ、更にこのものを用いて製作
した磁気テープは保磁力と同時に反転磁界分布などに優
れていることを見出したものである。
び第一鉄化合物で被覆することにより保磁力が向」二す
ることに着目し、その被覆方法すなわち、添加する被覆
化合物の形態、被覆化合物の添加順序、被覆時のp H
1温度などに一ついて研究した。その結果、(1)被覆
化合物であるコバルト塩及び第一鉄塩は、γ−Fe20
3スラリー中に添加する前に予め系外で混合すること
(2)このとき、第−鉄塩及びコバルト塩を直接混合せ
ず、例えばアルカリ水溶液中へまず第一鉄塩を加えて水
酸化第一鉄を生成させ、次にコバルト塩を加えて水酸化
第一鉄沈殿のまわりにコバルト塩或は水酸化コバルトが
存在するような被覆用懸濁液を調製すること及び (3
)こうして調製した被覆用懸濁液なγ−Fe20.スラ
リーと混合し、特定の0)−1蒸製度に調整することに
より、従来法のものより保磁力、保磁力分布などの優れ
た磁性酸化鉄粉末が得られ、更にこのものを用いて製作
した磁気テープは保磁力と同時に反転磁界分布などに優
れていることを見出したものである。
すなわち、本発明は、磁性酸化鉄粉末を水に分散させた
スラリーと第一・鉄塩水溶液をアルカリで中和して水酸
化第一鉄を生成させた後フバルY塩を添加して得られる
被覆用懸濁液とを混合し、該混合液のOH基濃度を0.
05〜3モル/eに調整することを特徴とするコバルト
及び第一鉄含有強磁性酸化鉄の製造方法である。
スラリーと第一・鉄塩水溶液をアルカリで中和して水酸
化第一鉄を生成させた後フバルY塩を添加して得られる
被覆用懸濁液とを混合し、該混合液のOH基濃度を0.
05〜3モル/eに調整することを特徴とするコバルト
及び第一鉄含有強磁性酸化鉄の製造方法である。
本発明方法で用いる磁性酸化鉄粉末としては、γ−Fe
20.粉末、Fern4粉末又はγ−F e 20 :
lを適宜の手段、例えば水素などの還元性気体中で部分
還元して得られるベルトライド化合物粉末などが挙げら
れ、中でもγ−F−e203粉末が好ましい。これらの
磁性酸化鉄粉末を水に適当最分散させて使用する。
20.粉末、Fern4粉末又はγ−F e 20 :
lを適宜の手段、例えば水素などの還元性気体中で部分
還元して得られるベルトライド化合物粉末などが挙げら
れ、中でもγ−F−e203粉末が好ましい。これらの
磁性酸化鉄粉末を水に適当最分散させて使用する。
本発明方法で用いる被覆用懸濁液とは、111j記磁性
酸化鉄の粒子表161を被覆する第−鉄化合物及びコバ
ルト化合物を含有するものである。本発明方法は特にこ
の懸濁液に特徴がアl)、このものは、まず、第一鉄塩
水溶液をアルカリで中和して水酸化第一鉄を生成させ、
次にコバルト塩を添加する、−とにより、容易に得られ
る。コバルト塩添加後は通常5分へ2時間攪拌しながら
熟成するがこれら金属塩の添加時間を長くとるとソ;〜
成を省くこともできる。このとき添加するアルカリの量
は、少くとも第一鉄塩の実質的全部を中和するのtこ必
要な量でよく、好ましくは第一・鉄塩の全部を中和する
量から更にコバルト塩の全部を中和する量より過剰量ま
でであり、特に望ましくはコバルト塩の全部を中和する
量より少し過剰量、例えば該懸濁液のOH蒸製度が0.
1−(,1,5モル10になるようにするのがよい。、
−の添7Jllするアルカリの量が」1記範囲より少な
すぎると保磁力、角形比、配向性などが悪くなI)望ま
しくない。
酸化鉄の粒子表161を被覆する第−鉄化合物及びコバ
ルト化合物を含有するものである。本発明方法は特にこ
の懸濁液に特徴がアl)、このものは、まず、第一鉄塩
水溶液をアルカリで中和して水酸化第一鉄を生成させ、
次にコバルト塩を添加する、−とにより、容易に得られ
る。コバルト塩添加後は通常5分へ2時間攪拌しながら
熟成するがこれら金属塩の添加時間を長くとるとソ;〜
成を省くこともできる。このとき添加するアルカリの量
は、少くとも第一鉄塩の実質的全部を中和するのtこ必
要な量でよく、好ましくは第一・鉄塩の全部を中和する
量から更にコバルト塩の全部を中和する量より過剰量ま
でであり、特に望ましくはコバルト塩の全部を中和する
量より少し過剰量、例えば該懸濁液のOH蒸製度が0.
1−(,1,5モル10になるようにするのがよい。、
−の添7Jllするアルカリの量が」1記範囲より少な
すぎると保磁力、角形比、配向性などが悪くなI)望ま
しくない。
前記懸濁液は0〜100 ’C望ましくは(30’cす
、下特に10〜り (1”Cの温度で調製するのが過当
である。調製時の温度がTiji記範囲より高くなり過
ぎると生成しtこ水酸化物の粒子の粒子I&艮が起こり
、磁性酸化鉄に対する活性が低下するために保磁力が上
がりにくくなり、一方低くなり過ぎると水酸化物が活性
な状態になるのに長時間を要し、経済的1こ好ましくな
い。また、調製時はできるだけ非酸化性雰囲気にするの
が望ましいが、積極的に系外から酸化性ガスを導入しな
い限り開放系で行なってもよい。ここで使用する第一鉄
塩としては、塩化第一鉄、硫酸第一鉄などが、コバルト
塩としては硫酸コバルト、塩化コバルト、酢酸コバルト
などが挙げられる。また、アルカリとしては、アルカリ
金属又はアルカリ土類金属の水酸化物、酸化物或は炭酸
塩などがあり、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、酸化ナトリウム、炭酸カルシウムなどが用いられる
。m−鉄塩の添加量は、該磁性酸化鉄粉末の鉄原子に対
してFeとして通常2〜30原子%、望ましくは4〜2
5原子%、特に望ましくは5〜20原子%である。また
、コバルト塩の添加量は、該磁性酸化鉄粉末の鉄原子に
対してCoとして通常1〜20原子%、望ましくは2〜
10原子%、特に望ましくは3〜7原子%である。
、下特に10〜り (1”Cの温度で調製するのが過当
である。調製時の温度がTiji記範囲より高くなり過
ぎると生成しtこ水酸化物の粒子の粒子I&艮が起こり
、磁性酸化鉄に対する活性が低下するために保磁力が上
がりにくくなり、一方低くなり過ぎると水酸化物が活性
な状態になるのに長時間を要し、経済的1こ好ましくな
い。また、調製時はできるだけ非酸化性雰囲気にするの
が望ましいが、積極的に系外から酸化性ガスを導入しな
い限り開放系で行なってもよい。ここで使用する第一鉄
塩としては、塩化第一鉄、硫酸第一鉄などが、コバルト
塩としては硫酸コバルト、塩化コバルト、酢酸コバルト
などが挙げられる。また、アルカリとしては、アルカリ
金属又はアルカリ土類金属の水酸化物、酸化物或は炭酸
塩などがあり、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、酸化ナトリウム、炭酸カルシウムなどが用いられる
。m−鉄塩の添加量は、該磁性酸化鉄粉末の鉄原子に対
してFeとして通常2〜30原子%、望ましくは4〜2
5原子%、特に望ましくは5〜20原子%である。また
、コバルト塩の添加量は、該磁性酸化鉄粉末の鉄原子に
対してCoとして通常1〜20原子%、望ましくは2〜
10原子%、特に望ましくは3〜7原子%である。
次に、以上のようにして調製した被覆用懸濁液を前記磁
性酸化鉄スラリーと混合し、該混合液のOH基濃度を0
.05〜3モル/Q望ましくはO,S〜2モル/Clこ
調整する。このO)−1蒸製度が前記範囲より高くなり
過ぎると被覆したコバルト−鉄の水酸化物が溶解して所
望の効果が得られず、−力低くなりすぎると保磁力、保
磁力分布などが低くなるので望ましくない。この混合の
際混合液の温度は通常50°C以下望主しくは10−、
40°Cに維持するのがより1゜ この混合液の01−1蒸製度をこの範囲に調整するには
、(1)該混合液に所定量のアルカリを添加して調整す
る方法、(2)前記被覆用懸濁液の調整の際に第−鉄塩
及びコバルト塩の中和当量以」二のアルカリを予め加え
ておく方法、(3)磁性酸化鉄粉末を水に分散させたス
ラリーに予めアルカリを添加しておく方法があり、この
中でも(3)の方法が望ましい。
性酸化鉄スラリーと混合し、該混合液のOH基濃度を0
.05〜3モル/Q望ましくはO,S〜2モル/Clこ
調整する。このO)−1蒸製度が前記範囲より高くなり
過ぎると被覆したコバルト−鉄の水酸化物が溶解して所
望の効果が得られず、−力低くなりすぎると保磁力、保
磁力分布などが低くなるので望ましくない。この混合の
際混合液の温度は通常50°C以下望主しくは10−、
40°Cに維持するのがより1゜ この混合液の01−1蒸製度をこの範囲に調整するには
、(1)該混合液に所定量のアルカリを添加して調整す
る方法、(2)前記被覆用懸濁液の調整の際に第−鉄塩
及びコバルト塩の中和当量以」二のアルカリを予め加え
ておく方法、(3)磁性酸化鉄粉末を水に分散させたス
ラリーに予めアルカリを添加しておく方法があり、この
中でも(3)の方法が望ましい。
この混合液のOI−1蒸製度を前記範囲に維持し、攪拌
しながら或は攪拌することなく、通常30分以J二、望
ましくは1時間以上熟成する。この反応及び熟成は、非
酸化性雰囲気例えば反応液中に不活性ガスを導入(バブ
リング)させたり、反応容器内の空気と不活性ガスとを
置換させたりする方法で行なうのが望ましい。
しながら或は攪拌することなく、通常30分以J二、望
ましくは1時間以上熟成する。この反応及び熟成は、非
酸化性雰囲気例えば反応液中に不活性ガスを導入(バブ
リング)させたり、反応容器内の空気と不活性ガスとを
置換させたりする方法で行なうのが望ましい。
このように処理して得られる磁性酸化鉄スラリーは、通
常の方法により濾過、水洗、乾燥して本発明方法による
コバルト及び第一・鉄含有強磁性酸化鉄粉末とすること
ができる。なお、この濾過の前にアルカリ中で100〜
200°Cの温度でオートクレーブにて水熱処理を施し
たり、この濾過、水洗後或は更に非酸化性雰囲気中での
乾燥の後に非酸1ヒ性雰囲気中で120〜250°Cの
温度で乾式熱処理を施したり、この濾過、水洗の後に6
0〜300°Cの温度で水蒸気処理を施したりすると、
さらに高度の磁気特性を有する強磁性酸化鉄粉末が得ら
れるので望ましい。ここでいう水蒸気処理というのは、
水蒸気の存在下で加熱することを言い、具体的には例え
ば濾過、水洗した後の強磁性酸化鉄の湿ケーキをそのま
ま又は水洗の後非酸化性雰囲気中でできるだけ低温での
乾燥を行なったものを、密閉容器中において水蒸気の存
在下で加熱する方法、流動層中において加熱水蒸気を存
在させて加熱する方法などがある。また、オートクレー
ブによる水熱処理後又は水蒸気処理後にさらに前記のよ
うな非酸化性雰囲気中での乾式熱処理を施してもよい。
常の方法により濾過、水洗、乾燥して本発明方法による
コバルト及び第一・鉄含有強磁性酸化鉄粉末とすること
ができる。なお、この濾過の前にアルカリ中で100〜
200°Cの温度でオートクレーブにて水熱処理を施し
たり、この濾過、水洗後或は更に非酸化性雰囲気中での
乾燥の後に非酸1ヒ性雰囲気中で120〜250°Cの
温度で乾式熱処理を施したり、この濾過、水洗の後に6
0〜300°Cの温度で水蒸気処理を施したりすると、
さらに高度の磁気特性を有する強磁性酸化鉄粉末が得ら
れるので望ましい。ここでいう水蒸気処理というのは、
水蒸気の存在下で加熱することを言い、具体的には例え
ば濾過、水洗した後の強磁性酸化鉄の湿ケーキをそのま
ま又は水洗の後非酸化性雰囲気中でできるだけ低温での
乾燥を行なったものを、密閉容器中において水蒸気の存
在下で加熱する方法、流動層中において加熱水蒸気を存
在させて加熱する方法などがある。また、オートクレー
ブによる水熱処理後又は水蒸気処理後にさらに前記のよ
うな非酸化性雰囲気中での乾式熱処理を施してもよい。
以上のようにして得られた本発明方法によるコバルト及
び第一鉄含有強磁性酸化鉄は、保磁力、保磁力分布など
の磁気特性に優れ、更にこのものを用いて製作した磁気
テープは保磁力と同時に反転磁界分布などに優れている
。
び第一鉄含有強磁性酸化鉄は、保磁力、保磁力分布など
の磁気特性に優れ、更にこのものを用いて製作した磁気
テープは保磁力と同時に反転磁界分布などに優れている
。
実施例1゜
γ斗゛e2(’、)、、粉末(保磁カニ4200e、τ
(寸勺長軸粒子−径:0.4μ、軸比:8)75gを水
に分散させて7SOm(7のスラリーとし、10モル/
ρの濃度の水酸化すl・リウム水溶液102 tpρを
加え、反応容器に窒素ガスを供給して系内を非酸化性雰
囲気とした。−力、30 ’Cの硫酸第一・鉄水溶液(
ドeとし゛ζ0.895モル/ρ)105m(!中に非
酸化性雰囲気中で10モル/ρの濃度の水酸化ナトリウ
ム水溶液29.5mθを添加して水酸化第一鉄を生成さ
せ、次いで硫酸コバルト水溶液(Coとして0.848
モル#り52.5mθを添加して水酸化第一鉄含有懸濁
液を調整しtこ1.このと答の該懸濁液の01−1茫漠
度は0.1モル/ρであった。非酸化性雰囲気中でこの
懸濁液と前記入ラリ−とを混合し、室温で5時間攪拌し
ながら熟成した。このとぎの該混合液の(月1蒸製度は
1モル/ρであった。このようにして得られたスラリー
を常法によって濾過、水洗後得られた湿ケーキと別の容
器に入れた水と共にオートクレーブ中に入れ、系内をN
2 yスで置換した後密閉し 130°Cで6時間飽和
水蒸気圧下で加熱処理し、更に60℃で乾燥した。
(寸勺長軸粒子−径:0.4μ、軸比:8)75gを水
に分散させて7SOm(7のスラリーとし、10モル/
ρの濃度の水酸化すl・リウム水溶液102 tpρを
加え、反応容器に窒素ガスを供給して系内を非酸化性雰
囲気とした。−力、30 ’Cの硫酸第一・鉄水溶液(
ドeとし゛ζ0.895モル/ρ)105m(!中に非
酸化性雰囲気中で10モル/ρの濃度の水酸化ナトリウ
ム水溶液29.5mθを添加して水酸化第一鉄を生成さ
せ、次いで硫酸コバルト水溶液(Coとして0.848
モル#り52.5mθを添加して水酸化第一鉄含有懸濁
液を調整しtこ1.このと答の該懸濁液の01−1茫漠
度は0.1モル/ρであった。非酸化性雰囲気中でこの
懸濁液と前記入ラリ−とを混合し、室温で5時間攪拌し
ながら熟成した。このとぎの該混合液の(月1蒸製度は
1モル/ρであった。このようにして得られたスラリー
を常法によって濾過、水洗後得られた湿ケーキと別の容
器に入れた水と共にオートクレーブ中に入れ、系内をN
2 yスで置換した後密閉し 130°Cで6時間飽和
水蒸気圧下で加熱処理し、更に60℃で乾燥した。
実施例2゜
実施例1で用いたものと同しγ−Fe20=粉末75g
を水に分散させて750−のスラリーとし、10モル/
ρの濃度の水酸化す) +7ウム水溶液8−を加え、反
応容器に窒素ガスを供給して系内な非酸化性雰囲気とし
た。一方、10モル/ρの水酸化ナトリウム水溶液29
.5+n12中に非酸化性雰囲気で硫酸第一鉄水溶液(
Feとして0.895モル/ρ)105mρを添加して
水酸化第一鉄を生成させ、次いで硫酸コバルト水溶液(
Coとして0.848モル/ρ)52.5+i12を添
加して水酸化第一鉄含有懸濁液を調製した。このときの
該懸濁液のO)1茫漠度は0.1モル/θであった。非
酸化性雰囲気中でこの懸濁液と前記スラリーとを混合し
、更に10モル/ρの水酸化ナトリウム水溶液94mQ
を加え、室温で5時間攪拌しながら熟成した。このとき
の該混合液のOH基濃度は1モル/Qであった。このよ
うにして得られたスラリーを常法によって濾過、水洗後
以下実施例1の場合と同様にして水蒸気の存在下で加熱
処理し、更に60℃で乾燥した。
を水に分散させて750−のスラリーとし、10モル/
ρの濃度の水酸化す) +7ウム水溶液8−を加え、反
応容器に窒素ガスを供給して系内な非酸化性雰囲気とし
た。一方、10モル/ρの水酸化ナトリウム水溶液29
.5+n12中に非酸化性雰囲気で硫酸第一鉄水溶液(
Feとして0.895モル/ρ)105mρを添加して
水酸化第一鉄を生成させ、次いで硫酸コバルト水溶液(
Coとして0.848モル/ρ)52.5+i12を添
加して水酸化第一鉄含有懸濁液を調製した。このときの
該懸濁液のO)1茫漠度は0.1モル/θであった。非
酸化性雰囲気中でこの懸濁液と前記スラリーとを混合し
、更に10モル/ρの水酸化ナトリウム水溶液94mQ
を加え、室温で5時間攪拌しながら熟成した。このとき
の該混合液のOH基濃度は1モル/Qであった。このよ
うにして得られたスラリーを常法によって濾過、水洗後
以下実施例1の場合と同様にして水蒸気の存在下で加熱
処理し、更に60℃で乾燥した。
実施例3゜
実施例1で用いたものと同じγ−F e、03 ’75
Rを水に分散させて750 mρのスラリーとし、1
0モル/eの水酸化す) IJウム水水溶液11粕 を供給して系内を非酸化性雰囲気とした。 −・力、3
0℃の10モル/ρの濃度の水酸化す) リウム水溶液
].8.8mθ中に硫酸第一鉄水溶液(Feとして0.
895モル/ρ)105…ρを添加して水酸化第一鉄を
生成させ、次いで硫酸コバルト水溶液( C oとして
0.848モル/ρ)52.5−を添加して水酸化第一
鉄含有懸濁液を調製した。この懸濁液と前記入ラリ−と
を混合し、室温で5時間攪拌しながら熟成した。このと
きの混合液のOH基濃度は1モル/ρであった。得られ
たスラリーを濾過、水洗後以F実施例1と同様にして水
蒸気の存在下で加熱処理し、更に60’Cで乾燥しrこ
。
Rを水に分散させて750 mρのスラリーとし、1
0モル/eの水酸化す) IJウム水水溶液11粕 を供給して系内を非酸化性雰囲気とした。 −・力、3
0℃の10モル/ρの濃度の水酸化す) リウム水溶液
].8.8mθ中に硫酸第一鉄水溶液(Feとして0.
895モル/ρ)105…ρを添加して水酸化第一鉄を
生成させ、次いで硫酸コバルト水溶液( C oとして
0.848モル/ρ)52.5−を添加して水酸化第一
鉄含有懸濁液を調製した。この懸濁液と前記入ラリ−と
を混合し、室温で5時間攪拌しながら熟成した。このと
きの混合液のOH基濃度は1モル/ρであった。得られ
たスラリーを濾過、水洗後以F実施例1と同様にして水
蒸気の存在下で加熱処理し、更に60’Cで乾燥しrこ
。
実施例4。
実施例1で用いたものと同しγ−Fe2es 75gを
水に分散すせて150ro(lのスラリーとし、この中
に]、0モル/θの濃度の水酸化す) IJウム水水溶
液102クρ加え、反応容器に窒素力スを供給して県内
を非酸化性雰囲気とした。
水に分散すせて150ro(lのスラリーとし、この中
に]、0モル/θの濃度の水酸化す) IJウム水水溶
液102クρ加え、反応容器に窒素力スを供給して県内
を非酸化性雰囲気とした。
−力、40°Cの10モル/ρの濃度の水酸化ナトリウ
ム水溶液29.5iC中にFeとして0.895モル/
ρの硫酸第一鉄水溶液105Jを加えて水酸化第一鉄を
生成させ、次にCoとして0.848モル/ρの硫酸コ
1<ルト水溶液52.5+ni2を加えて水酸化第一鉄
含有懸濁液を調製し、40°Cに維持しjこ。非酸化性
雰囲気中でこの懸濁液と前記基ラリ−とを混合し、室温
で5時間攪拌しながら熟成した。このときの該混合液の
OH基濃度は1モル/ρであった。このようにして得ら
れた又ラリ−を濾過、水洗後以下実施例1と同様にして
水蒸気の存在下で加熱処理し、更に60°Cで乾燥した
。
ム水溶液29.5iC中にFeとして0.895モル/
ρの硫酸第一鉄水溶液105Jを加えて水酸化第一鉄を
生成させ、次にCoとして0.848モル/ρの硫酸コ
1<ルト水溶液52.5+ni2を加えて水酸化第一鉄
含有懸濁液を調製し、40°Cに維持しjこ。非酸化性
雰囲気中でこの懸濁液と前記基ラリ−とを混合し、室温
で5時間攪拌しながら熟成した。このときの該混合液の
OH基濃度は1モル/ρであった。このようにして得ら
れた又ラリ−を濾過、水洗後以下実施例1と同様にして
水蒸気の存在下で加熱処理し、更に60°Cで乾燥した
。
比較例1゜
実施例1において、硫酸コノ〈ルト水溶液(Coとして
0.848モル/ρ)52.5mQ中にまず水酸化ナト
リウム水溶液(濃度10モル/Q)29.5−を添加し
て水酸化コバルトを生成させ、次いで硫酸第一鉄水溶液
(Feとして0.895モル/Q)105−を添加して
水酸化フ/</レト含有懸濁液を調製し、この懸濁液を
γ−F e 203分散スラリーと混合する以外は同様
に処理した。
0.848モル/ρ)52.5mQ中にまず水酸化ナト
リウム水溶液(濃度10モル/Q)29.5−を添加し
て水酸化コバルトを生成させ、次いで硫酸第一鉄水溶液
(Feとして0.895モル/Q)105−を添加して
水酸化フ/</レト含有懸濁液を調製し、この懸濁液を
γ−F e 203分散スラリーと混合する以外は同様
に処理した。
比較例2゜
実施例1で用いたものと同しアーFFI、03758を
水に分散させて750mQのスラリーとし、この中に1
0モル/θの濃度の水酸化ナトリウム水溶液123mQ
を加え、反応容器に窒素ガスを供給して系内を非酸化性
雰囲気とした。
水に分散させて750mQのスラリーとし、この中に1
0モル/θの濃度の水酸化ナトリウム水溶液123mQ
を加え、反応容器に窒素ガスを供給して系内を非酸化性
雰囲気とした。
−力、10モル/Qの濃度の水酸化す) IJウム水溶
液8.9mrI中に硫酸コバルト水溶液(Coとして(
1,848モル/θ)52.5mθを添加して水酸化コ
バルトを生I#、させ、次いで硫酸第一・鉄水溶液(F
eとして0.895モル/ρ)IO5m7+を添加して
水酸化コバルト含有懸濁液を調製した。非酸化性雰囲気
中でこの懸濁液と前記基ラリ−とを混合し、室温で5時
間攪拌しながら熟成した。 このときの該混合液のoH
M濃度は1モル10であった。、1Mられたスラリーを
濾過、水洗後以下実施例1と同様にして水蒸気の存在下
で加熱処理し、更に60 ’Cで乾燥した。
液8.9mrI中に硫酸コバルト水溶液(Coとして(
1,848モル/θ)52.5mθを添加して水酸化コ
バルトを生I#、させ、次いで硫酸第一・鉄水溶液(F
eとして0.895モル/ρ)IO5m7+を添加して
水酸化コバルト含有懸濁液を調製した。非酸化性雰囲気
中でこの懸濁液と前記基ラリ−とを混合し、室温で5時
間攪拌しながら熟成した。 このときの該混合液のoH
M濃度は1モル10であった。、1Mられたスラリーを
濾過、水洗後以下実施例1と同様にして水蒸気の存在下
で加熱処理し、更に60 ’Cで乾燥した。
比較例3゜
実施例1で用いたものと同しγ−) e20.75gを
水に分散させて750mθのスラリーとじ、この中に1
()モル/ρの濃度の水酸化ナトリウム水溶液102m
ρを加え、反応容器に窒素がスを供給して系内を非酸化
性雰囲気とした。
水に分散させて750mθのスラリーとじ、この中に1
()モル/ρの濃度の水酸化ナトリウム水溶液102m
ρを加え、反応容器に窒素がスを供給して系内を非酸化
性雰囲気とした。
−力、10モル/Qの濃度の水酸化す) IJウム水溶
液29.5社中に硫酸コバルト水溶液(Coとして0.
848mol/()52.5mθ及び硫酸第一鉄水溶液
(Feとして0.895モル/(1) 105m(!を
同時に添加して水酸化第一鉄含有懸濁液を調整した。非
酸化性雰囲気中でこの懸濁液と前記スラリーとを混合し
、室温で5時間攪拌しながら熟成した。このと外の該混
合液のOH基濃度は1モル/Qであった。このようにし
て得られたスラリーを濾過、水洗後以下実施例1と同様
にして水蒸気の存在下で加熱処理し、更に60℃で乾燥
した。
液29.5社中に硫酸コバルト水溶液(Coとして0.
848mol/()52.5mθ及び硫酸第一鉄水溶液
(Feとして0.895モル/(1) 105m(!を
同時に添加して水酸化第一鉄含有懸濁液を調整した。非
酸化性雰囲気中でこの懸濁液と前記スラリーとを混合し
、室温で5時間攪拌しながら熟成した。このと外の該混
合液のOH基濃度は1モル/Qであった。このようにし
て得られたスラリーを濾過、水洗後以下実施例1と同様
にして水蒸気の存在下で加熱処理し、更に60℃で乾燥
した。
比較例4゜
硫酸第一鉄水溶液(Feとして0.895モル/(1)
10516Q及び硫酸コバルト水溶液(Coとして0
.848モル/Q、)52.5mρを含有する水溶液中
に実施例1で用いたものと同じγ−Fe2e375gを
水に分散させたスラリー750+nρを加え攪拌した。
10516Q及び硫酸コバルト水溶液(Coとして0
.848モル/Q、)52.5mρを含有する水溶液中
に実施例1で用いたものと同じγ−Fe2e375gを
水に分散させたスラリー750+nρを加え攪拌した。
このスラリーを90℃に昇温保持し、非酸化性雰囲気中
で1O−T=ル/θの濃度の水酸化す) +7ウム水溶
液132mθを添加した。このときのスラリーのOH基
濃度は1モル/Qであった。このスラリーの温度を90
℃に保持し、5時間攪拌しながら熟成した。このように
てて得られtこスラリーを濾過、水洗後以下実施例1と
同様にして水蒸気の存在lζで加熱処理し、更に60°
Cで乾燥した。
で1O−T=ル/θの濃度の水酸化す) +7ウム水溶
液132mθを添加した。このときのスラリーのOH基
濃度は1モル/Qであった。このスラリーの温度を90
℃に保持し、5時間攪拌しながら熟成した。このように
てて得られtこスラリーを濾過、水洗後以下実施例1と
同様にして水蒸気の存在lζで加熱処理し、更に60°
Cで乾燥した。
前記実施例1〜4及び比較例1へ4で゛得られた磁性酸
化鉄について、通常の方法で保磁力を測定したのち、下
記の配合割合に従って配合物を調製し、ボールミルで混
練して磁性塗料を製造した。
化鉄について、通常の方法で保磁力を測定したのち、下
記の配合割合に従って配合物を調製し、ボールミルで混
練して磁性塗料を製造した。
(1)磁性酸化鉄 100重量部(
2) 大豆レシチン 1 〃(
3) 界面活性剤 4 /
/(4)塩ビー酢ビ其重合樹脂 15 〃(
5) シ゛オクチル7タレート 5 〃
(6) メチルエチルケトン 111 〃(
7) トルエン 12271
次いで各々の磁性塗料をオζリエステルフイルムに通常
の方法により塗布、配向した後乾燥して約9μ厚の磁性
塗膜を有する磁気テープを作成した。それぞれのテープ
について通常の方法により、保磁力、角形比(t3 r
/ Bm)、配向性(OR)、飽和磁束密度(Bn+)
及び反転磁界分布(SFり)を測定し、第1表の結果を
得た。
2) 大豆レシチン 1 〃(
3) 界面活性剤 4 /
/(4)塩ビー酢ビ其重合樹脂 15 〃(
5) シ゛オクチル7タレート 5 〃
(6) メチルエチルケトン 111 〃(
7) トルエン 12271
次いで各々の磁性塗料をオζリエステルフイルムに通常
の方法により塗布、配向した後乾燥して約9μ厚の磁性
塗膜を有する磁気テープを作成した。それぞれのテープ
について通常の方法により、保磁力、角形比(t3 r
/ Bm)、配向性(OR)、飽和磁束密度(Bn+)
及び反転磁界分布(SFり)を測定し、第1表の結果を
得た。
第1表
第1表の結果か駄本発明方法で製造されるコバルト及び
第一鉄含有強磁性酸化鉄は、高保磁力を有し、またこの
ものを使用した磁気テープは、保磁力と同時に反転磁界
分布(SFDニ一般に0.40程度以下のものが望まし
い)などにも優れていることが判る。
第一鉄含有強磁性酸化鉄は、高保磁力を有し、またこの
ものを使用した磁気テープは、保磁力と同時に反転磁界
分布(SFDニ一般に0.40程度以下のものが望まし
い)などにも優れていることが判る。
特許出願人 石原産業株式会社
Claims (1)
- 磁性酸化鉄粉末を水に分散させたスラリーと第一鉄塩水
溶液をアルカリで中和して水酸化第一鉄を生成させた後
コバルト塩を添加して得られる被覆用懸濁液とを混合し
、該混合液のOH基濃度を0.O5〜3モル/eに調整
することを特徴とするコバルト及び第一鉄含有強磁性酸
化鉄の製造方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57123918A JPS5918120A (ja) | 1982-07-16 | 1982-07-16 | コバルト及び第一鉄含有強磁性酸化鉄の製造方法 |
GB08318707A GB2125021B (en) | 1982-07-16 | 1983-07-11 | Process for producing cobalt-and ferrous iron-containing ferromagnetic iron oxides |
US06/513,033 US4551327A (en) | 1982-07-16 | 1983-07-12 | Process for producing cobalt-and ferrous iron-containing ferromagnetic iron oxides |
KR1019830003185A KR890003881B1 (ko) | 1982-07-16 | 1983-07-13 | 코발트 및 제 1 철 함유 강자성 산화철의 제조방법 |
FR8311713A FR2530370B1 (fr) | 1982-07-16 | 1983-07-13 | Procede de production d'oxydes de fer ferromagnetiques contenant du cobalt et du fer ferreux, pouvant etre utilises pour la fabrication de bandes magnetiques |
DE19833325613 DE3325613A1 (de) | 1982-07-16 | 1983-07-15 | Verfahren zur herstellung von kobalt und zweiwertiges eisen enthaltendem, ferromagnetischem eisenoxid |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57123918A JPS5918120A (ja) | 1982-07-16 | 1982-07-16 | コバルト及び第一鉄含有強磁性酸化鉄の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5918120A true JPS5918120A (ja) | 1984-01-30 |
JPH0114175B2 JPH0114175B2 (ja) | 1989-03-09 |
Family
ID=14872560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57123918A Granted JPS5918120A (ja) | 1982-07-16 | 1982-07-16 | コバルト及び第一鉄含有強磁性酸化鉄の製造方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4551327A (ja) |
JP (1) | JPS5918120A (ja) |
KR (1) | KR890003881B1 (ja) |
DE (1) | DE3325613A1 (ja) |
FR (1) | FR2530370B1 (ja) |
GB (1) | GB2125021B (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59107924A (ja) * | 1982-12-08 | 1984-06-22 | Ishihara Sangyo Kaisha Ltd | コバルト含有磁性酸化鉄粉末の製造方法 |
US4774012A (en) * | 1986-01-30 | 1988-09-27 | Ishihara Sangyo Kaisha, Ltd. | Cobalt-containing ferromagnetic iron oxide powder and process for producing the same |
DE3616096A1 (de) * | 1986-05-13 | 1987-11-19 | Basf Ag | Verfahren zur herstellung kobalthaltiger, nadelfoermiger, magnetischer eisenoxide |
JPH02263407A (ja) * | 1989-04-04 | 1990-10-26 | Showa Denko Kk | 磁気記録用磁性酸化鉄粉の連続製造法と装置 |
FR2654092B1 (fr) * | 1989-11-08 | 1992-03-13 | Nancy Ctre Internal Eau | Ferrates de metaux alcalins ou alcalino-terreux leur preparation et leurs applications industrielles. |
DE4319572A1 (de) * | 1993-06-14 | 1994-12-15 | Toda Kogyo Corp | Co-haltige Eisenoxidpigmente, Verfahren zu ihrer Herstellung und diese enthaltende magnetische Medien |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5236751B2 (ja) * | 1973-08-07 | 1977-09-17 | ||
JPS5829604B2 (ja) * | 1975-07-02 | 1983-06-23 | 富士写真フイルム株式会社 | キヨウジセイフンマツノセイホウ |
JPS525497A (en) * | 1975-07-02 | 1977-01-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | Ferromagnetic grit manufacturing process |
JPS608606B2 (ja) * | 1975-07-02 | 1985-03-04 | 富士写真フイルム株式会社 | 強磁性粉末の製法 |
JPS5236751A (en) * | 1975-09-17 | 1977-03-22 | Nissin Electric Co Ltd | Capacitor |
JPS6044254B2 (ja) * | 1977-03-16 | 1985-10-02 | 富士写真フイルム株式会社 | 強磁性粉末の製造方法 |
GB1603213A (en) * | 1977-04-20 | 1981-11-18 | Hitachi Maxell | Cobalt containing iron oxide magnetic particles and method for the preparation of the same |
JPS54106895A (en) * | 1978-02-08 | 1979-08-22 | Fuji Photo Film Co Ltd | Ferromagnetic powder |
SE435663B (sv) * | 1978-04-17 | 1984-10-08 | Montedison Spa | Sett att framstella nalformiga partiklar, partiklarna, och deras anvendning for magnetisk inspelning |
JPS5556605A (en) * | 1978-10-20 | 1980-04-25 | Hitachi Maxell Ltd | Magnetic recording medium |
DE2905351A1 (de) * | 1979-02-13 | 1980-08-21 | Basf Ag | Verfahren zur herstellung von nadelfoermigem kobalthaltigem, magnetischem eisenoxid |
JPS5648444A (en) * | 1979-09-28 | 1981-05-01 | Sun Wave Ind | Tank gody mounting construction |
JPS56104721A (en) * | 1980-01-22 | 1981-08-20 | Tdk Corp | Preparation of magnetic powder |
-
1982
- 1982-07-16 JP JP57123918A patent/JPS5918120A/ja active Granted
-
1983
- 1983-07-11 GB GB08318707A patent/GB2125021B/en not_active Expired
- 1983-07-12 US US06/513,033 patent/US4551327A/en not_active Expired - Lifetime
- 1983-07-13 FR FR8311713A patent/FR2530370B1/fr not_active Expired
- 1983-07-13 KR KR1019830003185A patent/KR890003881B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1983-07-15 DE DE19833325613 patent/DE3325613A1/de active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0114175B2 (ja) | 1989-03-09 |
KR890003881B1 (ko) | 1989-10-10 |
US4551327A (en) | 1985-11-05 |
GB2125021A (en) | 1984-02-29 |
DE3325613C2 (ja) | 1990-02-08 |
GB8318707D0 (en) | 1983-08-10 |
GB2125021B (en) | 1985-06-26 |
KR840005416A (ko) | 1984-11-12 |
DE3325613A1 (de) | 1984-01-19 |
FR2530370B1 (fr) | 1986-02-07 |
FR2530370A1 (fr) | 1984-01-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6113362B2 (ja) | ||
KR860000485B1 (ko) | 강자성 금속입자의 제조방법 | |
US4778734A (en) | Barium ferrite magnetic powder and magnetic recording medium containing the same | |
JPS5918120A (ja) | コバルト及び第一鉄含有強磁性酸化鉄の製造方法 | |
KR890001485B1 (ko) | 코발트 함유의 강자성 산화철의 제조 방법. | |
JPS6323137B2 (ja) | ||
JPS6135135B2 (ja) | ||
JPH0585487B2 (ja) | ||
US4774072A (en) | Preparation of acicular alpha-Fe2 O3 | |
JPS6132259B2 (ja) | ||
JPS6242858B2 (ja) | ||
JPH05310431A (ja) | α−オキシ水酸化鉄およびこれを用いた磁気記録用磁性金属粉末の製造方法 | |
JPS59103310A (ja) | コバルト含有磁性酸化鉄の製造方法 | |
JPH0114176B2 (ja) | ||
JPS6132257B2 (ja) | ||
JPS6132258B2 (ja) | ||
JPH0521321B2 (ja) | ||
JPS59562B2 (ja) | 強磁性金属粉末およびその製造方法 | |
JPH0425686B2 (ja) | ||
JPS58115028A (ja) | コバルト含有磁性酸化鉄の製造方法 | |
JPS6411575B2 (ja) | ||
JPS5998503A (ja) | コバルト含有磁性酸化鉄 | |
JPS639734B2 (ja) | ||
JPH0425687B2 (ja) | ||
JPH0430162B2 (ja) |