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JPS5916820A - 無晶形マロチラ−トを含有する固形製剤組成物 - Google Patents

無晶形マロチラ−トを含有する固形製剤組成物

Info

Publication number
JPS5916820A
JPS5916820A JP12481782A JP12481782A JPS5916820A JP S5916820 A JPS5916820 A JP S5916820A JP 12481782 A JP12481782 A JP 12481782A JP 12481782 A JP12481782 A JP 12481782A JP S5916820 A JPS5916820 A JP S5916820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
malotylate
porous material
amorphous
solvent
mixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12481782A
Other languages
English (en)
Inventor
Heiichi Okazawa
岡沢 平一
Hiroaki Nakagami
博秋 中上
Takahiro Hattori
服部 隆宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Nihon Nohyaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
Nihon Nohyaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kayaku Co Ltd, Nihon Nohyaku Co Ltd filed Critical Nippon Kayaku Co Ltd
Priority to JP12481782A priority Critical patent/JPS5916820A/ja
Publication of JPS5916820A publication Critical patent/JPS5916820A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はマロチラート(一般名:ジイソプロピル1.3
−ジチオール−2−イリデンマロネート)を含する固形
製剤′f@組成物に関する。
マロチラートは、次式]: () の構造式で示される化合物であり、急性、慢性の肝障害
に対し慶れた治療効果を有し−さらCご長期間使用して
も何ら毒性を示さない隈れた医薬品として期待され、開
発中のものである。
このマロチラートは、互変性の結晶多形を有し、低温安
定形(A形結晶:融点50〜53℃)および高温安定形
(B形結晶:融点60〜63℃)をもち、通常は人形結
晶さして存在する化合物である。このような結晶多形を
有する物質は、品質管理上の問題を生ずるおそれがある
さらに、マロチラー1−は水に溶は番こくい難溶性医薬
品であり、難溶性薬物の生体内における吸収速度は、そ
れらを含有する製剤からの該薬物の溶出速度に律速され
るといわれているように、−・歩ヒトの吸収性向上のた
めには簡単な操作で溶出性の優れた製剤を作ることが望
1れている。
従来、医薬重さして使用されるある神の結晶性化合物が
、特定の手段を用いるお無晶化するこ吉は知られている
例えば、特開昭5/、−133217号公報においては
、特定の医薬用化合物にカルシビン)をホールミル粉砕
することによる無晶化方法が、又、特開昭56−493
14号公報においては、固型薬物に特定の添加剤(例え
は、ヒトロキノプロビルメチルセルロースーボリビニル
ヒロリドン、クエン酸等)を添加し、有板溶媒に溶解後
膣溶媒を除去することにより無晶化する方法が開示され
ているが、医薬品として使用される結晶性化合物がそれ
自体或はいかなる条件で無晶化するかは、その物質のも
つ特有の性質に起因し、上記無晶化方法があ壕ね〈全て
の物質に適用できるとも限らない。
なお、無晶形は結晶学的に不安定なことが多く、経時的
により安定な結晶状態へ転移し7易いといわれている。
そこで本発明渚は、前記マロチラートの欠点を改善すべ
く、通常の結晶形マロチラートの無晶化によるより安定
な製剤検討さ、それらの溶出性および消化管からの吸収
性を鋭意検討した結果、意外にもマロチラートを通常の
医薬品添加物として利用し得る多孔質物質と、室温ない
し加温下に混合攪拌するか一有機溶媒に溶解させたマロ
チラート溶液で多孔質物質を充分に湿潤させた後溶媒を
除去するか、あらかじめマロチラートを溶解する有機溶
媒で多孔質物質を湿潤した後マロチラートを添加し、混
合攪拌して有機溶媒を除去すれば無晶形に変化し、かく
して得られた無晶形マロチラートは極めて安定性に優れ
、より速い溶出性および消化管からの優れた吸収性を呈
することを見出し、本発明を完成した、 本発明において使用される担体としては、比表面1責が
大きなものがよく特に約25On?、’Fl 以上のも
のが好せしい。これ等の例としては、メタ)7−イ酸ア
ルミン酸マグ不ノウム、軽貿漁[水ゲイ酸−合成硅酸ア
ルミニウム、酸化マグ洋/τツノ・、合hyヒドロタル
サイト、酸化アルミニウム等が挙げられる。
これ等担体の使用量は〜マロチラートの結晶1重量部当
り約半量ないし2倍旧あればよく、従来法における担体
の使用量に比べはるかに少損ですみ、その他の添加剤及
び剤型の小型化等を考慮すると、本願発明は、工業的製
剤技術上非常に優れたものである。
マロチラート結晶と製剤学的に許容しうる担体とを混合
攪拌するに際しては、先つマロ千う−ド結晶ヲホールミ
ル、フィソノミル、/エツトミル等医薬品の粉砕機とし
て通常使用される粉砕機で粉砕後、無晶化用担体をこf
lこ添加し混合攪拌するがよい。両者の混合には、V型
混合機や、リボン型混合機、ナウターミキ→)−一、ス
ーパーミキサー等の通常の医薬用混合機が使用できるが
、前述の粉砕機で同時C(行うことも可能である。マロ
チラートと無晶化和体との混合攪拌時の加温は、特に限
定されないが、特に45〜ら5℃で行うのが効率的であ
るn  また本発明の組成物は、マロチラートを有機溶
媒に溶解し、この溶液で多孔質物質を完全に湿部させた
後、溶媒を除去するか、また、あらかじめマロチラート
を溶解する有機溶媒で多孔′h物質を湿潤した後マロチ
ラートを添加し、よく攪拌後有機溶媒を除去して得られ
る。
使用し得る有機溶媒としては、マロチラートを溶解する
溶媒であればよく〜ジクロルメタン、クロロホルム、四
塩化炭素等の・・ロゲン化化合物、メタノール−エタノ
ール、プロノくノール等の脂訪族アルコール、n−ヘキ
サン、ノクロl\キサン、ペンタン、ヘプタン等の低級
炭化水素、エチルエーテル、プロピルエーテル、テトラ
ヒドロフラン−ジオキサン等のエーテル類、アセトン、
メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸エチル−酢酸ブ
チル等のエステル類さらには、ベンゼン−トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素などがあけられる。使用量は
、特に限定されないが、打着しくは、多孔質物質1重量
部に対して5〜50容重匍部である。
有機溶媒の除去に際しては、室温、好着しくは結晶転移
点以上の温度で常圧捷たは減圧下でおこなう。具体的に
は、通常の加熱乾燥法、ノブレードライ法さらには凍結
乾燥法等がもちいられる。
本発明における無晶状とは、X腓回仇スペクトルにおい
て結晶形マロチラート特有の結晶ピークを示さない状態
をいう。即ち、低温安定形結晶では、2θ= 10.2
c、 20.5cおよび269eに、また、高温安定形
結晶では、2θ= 7.6°。
18.8°および227゛にそれぞれ特徴的な結晶ピー
クを有しているが一本発明の組成物のX線回折スペクト
ルでは、前記結晶ピークはいずれも認められない。
本発明の方法で得られた無晶形マロ千ら一ト組成物は−
その1−+経口剤として用いるこさもできるが、他の適
当な添加剤を加えるこ吉に上り適当な剤型、例えば、細
粒剤、顆粒剤、錠剤、坐剤智とすることもできる。
実施例1 マロチラートの結晶1gを乳鉢で粉砕した後、メタケイ
酸アルミン酸マグネシウム(比表iIJ+ 積250 
rr?/9 ’) 15 、fJ  を加え均一に混合
する。混合物を約50℃で約30分間加温攪拌した後、
室温で放冷し無晶形マロチラートを得る。この物は粉末
X−線回17?スペクトルで測定した結果、前記マロチ
ラートの結晶に特上のピークが全く消失していた。
かくして得られた無晶形マロチラート組成物を5℃、5
0℃及び40℃75%相対温度で1ケ・日本薬局方溶出
試験法第2法(・τドル法)試験液;日本桑局方第−液
900111’パドル回転数;100回転/分 実施例3 マロチラートの結晶(A形)10gとメタケイ酸アルミ
ン酸マグネノウム(比表面積300rr?/9)159
とを均一に混合し、次いて50℃で30分間加温攪拌し
た後室温で放冷し無み一形マロチラードを得る。(粉末
X純回折スペクトルでR認) −F述製法で製した無晶形マロチラート(メタケイ酸ア
ルミン酸マク坏ノウム吉の混合物)0.25II(マロ
チラートとしてoly)を0号の硬カプセルに充填しカ
プセル剤とする。
上記カフセル剤を被験体(雄性ピークル犬、6匹、体g
i’ 10.5〜13.0kf’)に21161タI九
投局し、マロチラートの主代謝物であるイン70ビルノ
・イドロゲン1.6−シチオールー2−イリテンマロ不
一ト(以下M−1と略称ず)の血漿中濃度を測定した。
対照としてマロチラートの結晶性粉末(A形)o2yを
充填し71こカフセル−稈jをイソ2用しM、−1の血
漿中濃度を測定した。その結果は表−3に示す辿り本発
明の無晶3Y、マロイーラードは潰れた吸収効果を呈し
た・ 表−3A発明物資の吸収効果 )?−AU(’;血漿中#度曲線下面積※※N1−1の
定附;尚速液体クロマ1〜クラ7法実施例4 マロチラートの結晶粉末(B形)5ogと41質無水ケ
イ酸(比表面積380dll )48 g とを混合し
、約50℃で約2時間混合攪拌する0次いで室温で放冷
し無晶形マロチラートをイ灯る。(粉床X脚註JJiス
ペクトルで11伍認)流動層造粒a(フローコーク−ミ
ニ)を74−IIい、上記操作で得た無晶形マロチラー
ト(混合物)8094こ、ヒドロキノプロピルセルロー
ス(11PL−C; 8 本曹達■製)の工/lノール
N 液(29→100 m ) 82 rtl  を噴
霧し流動造粒1−、、引き続き流動乾燥する。乾燥後3
2メツツユのふるいで18 :it!A I、て細粒剤
を得たC実施例 マロチラート1に9をエタノール5/に浴解し7、この
溶液lこメタケイ酸アールミン酸−7り坏ノウム(比表
面積380 rr?/E/ )  1 kvを力11え
撹拌練合した。練合物ノを80℃でスフレ−ドライ を
おこない本発明の組IJy物を得た。
前記組成物600g、アビセルP)41o11o。
〃、白糖180.9、カルボ”キシメチルセルロース力
ルノウム1007を混合しこれをヒドロギ/グロヒルメ
チルセルロース20 g(h 59b−γルコール溶液
と練合し、押出し造粒後を用いて造粒後、乾かiして顆
粒酌とした。
実施例6 軽質合1j又ケイ酸アルミニウム(比表世+ l150
 (1rr?/g) 1 kqをクロロホルム51で湿
潤した後−マロチラート1 kyを加えて攪拌練合しま
た。練合物を80℃で送風乾燥して本発明の絹ljy物
を得たe 前記組成物200g、カルボキノメチル(ニルロース1
o9を混合後ヒドロキノプロビルセルロース29の10
%アルコール熔液下線合造粒した0 乾燥後ステアリン酸マグ不ノウム4g、軽質無水硅rW
5&を混合し硬カプセルに充填し硬カプセル剤としたe 参考例1 マロチラートの結晶29を乳鉢で粉砕した後、メタ)7
−イ酸アルεン酸マグネ/ウム(比表面積110i/g
)4.[]5+を加え均一番こ混合する0混合物を約5
0℃で約1時間加温攪拌した後、室温で放冷する。
上記処理物を粉末X線回折スペクトルで測定した結果、
マロチラート結晶のヒータが確認された。
参考例2 マロチラートの結晶2gと軽質無水ケイ酸(比表面積2
00R/g)を使用し、参考例1と同様の操作を行なっ
たが無晶形マロチラートは得られなかった(粉末Xi回
折ヌペクトルで確認)。
参考例ろ マロチラートの結晶2gとメタ/1イ酸了ルミン酸マグ
坏ゾウム(比表面積2[〕onr、Q)21を用い実施
例5と同様の操作を行なったが、無晶形マロチラートは
得られなかった(粉末X線回V[スペクトルで確認)。
(1才か1名)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)結晶形ジイソプロピル1.ろ−ジチオール−2−
    イリデンマロネート (以下、マロチラートいう。)を
    多孔質物質と室温ないし加温下に混合攪拌するか、結晶
    形マロチラートを有機溶媒に溶解し、該溶液で多孔質物
    質を充分に湿潤させた後、溶媒を除去するか、あらかじ
    めマロチラートを溶解する有機溶媒で多孔質物質を湿潤
    した後、マロチラートを添加し、混合攪拌後、溶媒を除
    去して得られる無晶形マロチラートを含有する固形製剤
    組成物。
  2. (2)多孔質物質が比表面積250 n?/F!以上の
    合成硅酸アルミニウム、メタ硅酸アルミン酸マグネシウ
    ム、合成ヒドロタルサイト及び酸化アルミニウムよりな
    る群から選ばれた1または2以上からなる特許1iWi
    猛囲第1項記載の組成物。
  3. (3)結晶形マロチラートと多孔質物質との混合割合が
    1:0.5〜2.0である特許謂罫駆囲第1項記載の組
    成物。
JP12481782A 1982-07-17 1982-07-17 無晶形マロチラ−トを含有する固形製剤組成物 Pending JPS5916820A (ja)

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JP12481782A JPS5916820A (ja) 1982-07-17 1982-07-17 無晶形マロチラ−トを含有する固形製剤組成物

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Publication Number Publication Date
JPS5916820A true JPS5916820A (ja) 1984-01-28

Family

ID=14894842

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JP12481782A Pending JPS5916820A (ja) 1982-07-17 1982-07-17 無晶形マロチラ−トを含有する固形製剤組成物

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JP (1) JPS5916820A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU644978B2 (en) * 1992-01-17 1993-12-23 Nihon Nohyaku Co., Ltd. Topical composition for accelerating wound healing

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU644978B2 (en) * 1992-01-17 1993-12-23 Nihon Nohyaku Co., Ltd. Topical composition for accelerating wound healing

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