JPS5916432Y2 - 階段 - Google Patents
階段Info
- Publication number
- JPS5916432Y2 JPS5916432Y2 JP2630479U JP2630479U JPS5916432Y2 JP S5916432 Y2 JPS5916432 Y2 JP S5916432Y2 JP 2630479 U JP2630479 U JP 2630479U JP 2630479 U JP2630479 U JP 2630479U JP S5916432 Y2 JPS5916432 Y2 JP S5916432Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- decorative
- plate
- veneer
- tread
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本件発明は新規な構成の階段に関するものであり、その
目的とするところは踏み板の表面化粧板と蹴込板とを一
体化せしめ、外観上美麗で且つ踏み鳴りの生じない階段
を汎く提供することにある。
目的とするところは踏み板の表面化粧板と蹴込板とを一
体化せしめ、外観上美麗で且つ踏み鳴りの生じない階段
を汎く提供することにある。
従来の階段は第1図に示すように、受は板イの上面部、
前面部及び下面部の前辺部に木質単板、塩化ビニール樹
脂シート、印刷紙等の化粧単板口を貼着するとともに、
受は板イの下面部に、受は板イの長さ方向に沿って条溝
ハを刻設して踏み板ホを形成し、該条溝ハ内に蹴込板二
の上端部を嵌入し、下端部は隣り合う踏み板ホの表面に
載接せしめて戒るものであった。
前面部及び下面部の前辺部に木質単板、塩化ビニール樹
脂シート、印刷紙等の化粧単板口を貼着するとともに、
受は板イの下面部に、受は板イの長さ方向に沿って条溝
ハを刻設して踏み板ホを形成し、該条溝ハ内に蹴込板二
の上端部を嵌入し、下端部は隣り合う踏み板ホの表面に
載接せしめて戒るものであった。
しかしながら従来の階段は上記の如く構成されている為
に、受は板イに接着剤を介して貼着した化粧単板口の表
面模様と蹴込板二の表面模様との間に連続性がなく、外
観上極めて見苦しいものであったし、又踏み板ホ上を人
が移動した場合に、踏み板ホと蹴込板二との間に摩擦音
が生じ、いわゆる踏み鳴り現象を生じ易いという欠点を
有していた。
に、受は板イに接着剤を介して貼着した化粧単板口の表
面模様と蹴込板二の表面模様との間に連続性がなく、外
観上極めて見苦しいものであったし、又踏み板ホ上を人
が移動した場合に、踏み板ホと蹴込板二との間に摩擦音
が生じ、いわゆる踏み鳴り現象を生じ易いという欠点を
有していた。
本考案は上記従来の階段のかかる欠点を悉く改善する目
的ではされたものである。
的ではされたものである。
以下、本考案を第2図の実施例に基いて詳細に説明する
。
。
本考案はムク材、集成材等で作られている平板状の受は
板1の上面部2から前面部3、下面部4の前辺部5を経
て一側端部6を受は板1の下面部4から垂下するような
形状に作成した一枚の化粧板7を受は板1に接着剤、釘
等を介在して装着し、踏み板8及び蹴込板9を一体化し
て形成して戊る階段であり、蹴込板9の先端10は隣り
合う踏み板8の後面部11に接着剤、釘等を用いて固定
しである。
板1の上面部2から前面部3、下面部4の前辺部5を経
て一側端部6を受は板1の下面部4から垂下するような
形状に作成した一枚の化粧板7を受は板1に接着剤、釘
等を介在して装着し、踏み板8及び蹴込板9を一体化し
て形成して戊る階段であり、蹴込板9の先端10は隣り
合う踏み板8の後面部11に接着剤、釘等を用いて固定
しである。
尚、蹴込板9の先端10は踏み板8の表面奥部にあらか
じめ刻設しておく条溝に嵌合せしめてもよい。
じめ刻設しておく条溝に嵌合せしめてもよい。
本考案に用いる化粧板7の製造方法の一例を第3図に基
いて詳細に説明すると、合板、チップボード、インシュ
レーションボード、無機質板等の厚み2乃至IQmmの
基板12の表面に木質単板、塩化ビニール樹脂シート、
印刷紙等の屈曲性を有する厚み0.2乃至2.0mmの
化粧単板13を接着剤を介在して貼着するとともに、裏
面にも屈曲性を有する捨単板14を貼着する。
いて詳細に説明すると、合板、チップボード、インシュ
レーションボード、無機質板等の厚み2乃至IQmmの
基板12の表面に木質単板、塩化ビニール樹脂シート、
印刷紙等の屈曲性を有する厚み0.2乃至2.0mmの
化粧単板13を接着剤を介在して貼着するとともに、裏
面にも屈曲性を有する捨単板14を貼着する。
捨単板14は一最終製品である階段の表面には表出しな
いものである。
いものである。
次いで化粧単板13側及び捨単板14側から所定位置に
それぞれ角度90’のV型条溝15を刻設する。
それぞれ角度90’のV型条溝15を刻設する。
この際に■型条溝15は化粧単板13(若しくは捨単板
14)及び基板12を刻設し、捨単板14(若しくは化
粧単板13)のみを残置せしめておく謂ゆる■力ットエ
法である。
14)及び基板12を刻設し、捨単板14(若しくは化
粧単板13)のみを残置せしめておく謂ゆる■力ットエ
法である。
このようにして作成された化粧板7は受は板に装着する
前に■型条溝15に沿って折り曲げて所望の形状にして
おいても良く、又受は板に装着する際に受は板表面に沿
って折曲して所望の形状にしても良い。
前に■型条溝15に沿って折り曲げて所望の形状にして
おいても良く、又受は板に装着する際に受は板表面に沿
って折曲して所望の形状にしても良い。
第4図及び第5図は本考案の異った実施例であり、第4
図は化粧板7の製造方法で、受は板1の上面部2に装着
位置する化粧板7の部分の化粧単板13側にU型条溝1
6を刻設し、第5図に示すように受は板1に装着し、U
型条溝16をスベリ止めとして利用するものである。
図は化粧板7の製造方法で、受は板1の上面部2に装着
位置する化粧板7の部分の化粧単板13側にU型条溝1
6を刻設し、第5図に示すように受は板1に装着し、U
型条溝16をスベリ止めとして利用するものである。
もちろんU型の外にU型、角型であっても良い。
又U型条溝16内にスベリ止め用の部品を埋設しても良
い。
い。
本考案の階段は上記の如く構成されており、本考案は次
のような効果を奏することが出来る。
のような効果を奏することが出来る。
(1)化粧板は受は板に簡単に装着することが出来るの
で、建築工事中は受は板のみを施工しておき、他の部分
の工事終了後に化粧板を受は板に装着すれば、建築工事
中に従来の階段では行なわれていた特別の養生を施す必
要も無くなる。
で、建築工事中は受は板のみを施工しておき、他の部分
の工事終了後に化粧板を受は板に装着すれば、建築工事
中に従来の階段では行なわれていた特別の養生を施す必
要も無くなる。
(2)踏み板と蹴込板とは完全に一体化されているので
、踏み板と蹴込板との接触によって生じる踏み鳴りを防
止することが出来る。
、踏み板と蹴込板との接触によって生じる踏み鳴りを防
止することが出来る。
(3)踏み板と蹴込板とは一枚の化粧板から出来ている
ので表面模様特に木目柄の場合に連続性が維持出来、極
めて外観上好ましいものとなる。
ので表面模様特に木目柄の場合に連続性が維持出来、極
めて外観上好ましいものとなる。
(4)踏み板裏面に蹴込板を嵌入する特別の条溝を必要
とせず、施工が極めて容易である。
とせず、施工が極めて容易である。
第1図は従来の階段の要部断面図、第2図及び第3図は
本考案に係る図面であり、第2図は階段の要部断面図、
第3図は本考案の階段に用いる化粧板の製造方法を示す
要部断面図、第4図及び第5図は本考案の異った実施例
の図面であり、第4図は本考案の階段に使用する化粧板
の製造方法を示す要部断面図、第5図は階段の要部断面
図である。 1・・・・・・受は板、2・・・・・・上面部、3・・
・・・・前面部、4・・・・・・下面部、5・・・・・
・前辺部、6・・・・・・一側端部、7・・・・・・化
粧板、8・・・・・・踏み板、9・・・・・・蹴込板。
本考案に係る図面であり、第2図は階段の要部断面図、
第3図は本考案の階段に用いる化粧板の製造方法を示す
要部断面図、第4図及び第5図は本考案の異った実施例
の図面であり、第4図は本考案の階段に使用する化粧板
の製造方法を示す要部断面図、第5図は階段の要部断面
図である。 1・・・・・・受は板、2・・・・・・上面部、3・・
・・・・前面部、4・・・・・・下面部、5・・・・・
・前辺部、6・・・・・・一側端部、7・・・・・・化
粧板、8・・・・・・踏み板、9・・・・・・蹴込板。
Claims (1)
- 受は板の上面部から前面部、下面部の前辺部を経て一側
端部を受は板の下面部から垂下せしめるように作成した
一枚の化粧板を受は板に装着して、踏み板及び蹴込板を
形成して成る階段。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2630479U JPS5916432Y2 (ja) | 1979-02-28 | 1979-02-28 | 階段 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2630479U JPS5916432Y2 (ja) | 1979-02-28 | 1979-02-28 | 階段 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55126427U JPS55126427U (ja) | 1980-09-06 |
JPS5916432Y2 true JPS5916432Y2 (ja) | 1984-05-15 |
Family
ID=28868301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2630479U Expired JPS5916432Y2 (ja) | 1979-02-28 | 1979-02-28 | 階段 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5916432Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003097003A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-03 | Misawa Homes Co Ltd | 階段および階段の施工方法 |
-
1979
- 1979-02-28 JP JP2630479U patent/JPS5916432Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003097003A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-03 | Misawa Homes Co Ltd | 階段および階段の施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55126427U (ja) | 1980-09-06 |
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