JPS5915661Y2 - 卓球台の天板 - Google Patents
卓球台の天板Info
- Publication number
- JPS5915661Y2 JPS5915661Y2 JP11079279U JP11079279U JPS5915661Y2 JP S5915661 Y2 JPS5915661 Y2 JP S5915661Y2 JP 11079279 U JP11079279 U JP 11079279U JP 11079279 U JP11079279 U JP 11079279U JP S5915661 Y2 JPS5915661 Y2 JP S5915661Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- top plate
- synthetic resin
- angle
- table tennis
- flexible synthetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は卓球台の天板の改良に関するものである。
従来の卓球台の天板は第6図に示すように、基板aの上
面を塗装すすると共に両側端面を塗装又は化粧シート貼
りCしてなるものであるが、その両側端面が上面に対し
て直角に形成されているために、競技者のポールが側端
部に当ってはじき返された場合、天板の上面側か側端面
側かのいずれに当ったかによってセーフ球とアウト球の
判定に際してトラブルが起り易い欠点があった。
面を塗装すすると共に両側端面を塗装又は化粧シート貼
りCしてなるものであるが、その両側端面が上面に対し
て直角に形成されているために、競技者のポールが側端
部に当ってはじき返された場合、天板の上面側か側端面
側かのいずれに当ったかによってセーフ球とアウト球の
判定に際してトラブルが起り易い欠点があった。
一方、このような欠点を除くものとして、実開昭51−
135648号公報に記載されているように、天板の側
面と上面とのなす角度を鋭角に切削形成したものが提案
されているが、切削によって鋭角に形成したものは角度
が欠は易いという問題があり、耐久性の点で満足する天
板を得ることができなかった。
135648号公報に記載されているように、天板の側
面と上面とのなす角度を鋭角に切削形成したものが提案
されているが、切削によって鋭角に形成したものは角度
が欠は易いという問題があり、耐久性の点で満足する天
板を得ることができなかった。
本考案はこのような欠点をなくするために、天板上面に
対して側端面を斜め内方に傾斜した傾斜面に形成して上
面と該側端面とのなす角度を鋭角に形成すると共に上面
から側端面を経て下面に亘り連続した一枚のシート状物
を貼着してなる卓球台の天板を提供するものである。
対して側端面を斜め内方に傾斜した傾斜面に形成して上
面と該側端面とのなす角度を鋭角に形成すると共に上面
から側端面を経て下面に亘り連続した一枚のシート状物
を貼着してなる卓球台の天板を提供するものである。
本考案の実施例を図面について説明すると、1は所定長
さと巾を有する方形状の天板主体で、合板、パーティク
ルボード、単板貼りパーティクルボードなどの木質板状
物よりなる基板2の上面に可撓性を有する熱可塑性シー
ト状物3を貼着してなるものである。
さと巾を有する方形状の天板主体で、合板、パーティク
ルボード、単板貼りパーティクルボードなどの木質板状
物よりなる基板2の上面に可撓性を有する熱可塑性シー
ト状物3を貼着してなるものである。
熱可塑性シート状物3としては、塩化ビニール等の熱可
塑性合成樹脂に緑色などの適宜な着色剤を混練して不透
明に着色されたものが用いられるが、後に折曲げ加工を
行う関係上、厚さが0.1〜1゜Ommのものを使用す
るのが好ましい。
塑性合成樹脂に緑色などの適宜な着色剤を混練して不透
明に着色されたものが用いられるが、後に折曲げ加工を
行う関係上、厚さが0.1〜1゜Ommのものを使用す
るのが好ましい。
このように形成した天板主体1の下面において、その両
側端部に先端が熱可塑性シート状物3の下面に達する連
続2条の内外V溝4,5を全長に亘って夫々削設する。
側端部に先端が熱可塑性シート状物3の下面に達する連
続2条の内外V溝4,5を全長に亘って夫々削設する。
これらの■溝4,5のうち、内側■溝4はその両側傾斜
壁面4a、4bのなす角度を鈍角(100〜120度)
に形成され、外側■溝5はその両側傾斜壁面5a、5b
のなす角度を鋭角(60〜80度)に形成されてあり、
これらのV溝4,5に合成ゴム系、酢ビエマルジョン系
、ユリア系、ホットメルト系等の適宜な接着剤を塗布し
たのち、■溝4,5の先端部の熱可塑性シート状物部分
を支点として折り曲げることにより各■溝4,5ノ両側
傾斜壁面4a、 4b、 5a、 5bを互いに
密着させ、第3図に示すように内外■溝4,5の先端間
の熱可塑性シート状物の山部分が天板側端面6,6に形
成され且つ該天板側端面6.6が下方に向かって内側に
傾斜してこの側端面6の天板上面7とのなす角度が60
〜80度(望ましく70度)の鋭角に形成されると共に
上面から下面に亘ってシート状物3で被覆された天板を
構成したちのである。
壁面4a、4bのなす角度を鈍角(100〜120度)
に形成され、外側■溝5はその両側傾斜壁面5a、5b
のなす角度を鋭角(60〜80度)に形成されてあり、
これらのV溝4,5に合成ゴム系、酢ビエマルジョン系
、ユリア系、ホットメルト系等の適宜な接着剤を塗布し
たのち、■溝4,5の先端部の熱可塑性シート状物部分
を支点として折り曲げることにより各■溝4,5ノ両側
傾斜壁面4a、 4b、 5a、 5bを互いに
密着させ、第3図に示すように内外■溝4,5の先端間
の熱可塑性シート状物の山部分が天板側端面6,6に形
成され且つ該天板側端面6.6が下方に向かって内側に
傾斜してこの側端面6の天板上面7とのなす角度が60
〜80度(望ましく70度)の鋭角に形成されると共に
上面から下面に亘ってシート状物3で被覆された天板を
構成したちのである。
この実施例においては、基板2の全厚に亘ってV溝4,
5を設けたために、外側■溝5がら外側端の下面8がV
溝4,5を介して折り曲げた際に基板2の下面に重合し
て天板の両側端部が肉厚に形成されるが、同一厚の天板
を形成したい場合には第4,5図に示すようにすればよ
い4゜即ち、基板2の両側端部において、下面から/厚
部分を全長に亘って削除し、その削除部9における基板
2の薄肉両側端部下面に前記実施例と同様に内外■溝4
’、 5’を削設したのち接着剤を塗布して折り曲げ接
着するものである。
5を設けたために、外側■溝5がら外側端の下面8がV
溝4,5を介して折り曲げた際に基板2の下面に重合し
て天板の両側端部が肉厚に形成されるが、同一厚の天板
を形成したい場合には第4,5図に示すようにすればよ
い4゜即ち、基板2の両側端部において、下面から/厚
部分を全長に亘って削除し、その削除部9における基板
2の薄肉両側端部下面に前記実施例と同様に内外■溝4
’、 5’を削設したのち接着剤を塗布して折り曲げ接
着するものである。
又、天板の前後端面、即ち競技者が位置する側の端面1
0については、競技中に相手の打球が当る可能性がなく
、アウト球、セーフ球の問題が生じないので、上面7に
対して直角でよく、該端面10に化粧シート貼りゃ塗装
を施すか或は基板2の前後端部下面にシート状物3の下
面に達するV形溝を巾方向に設けて折り曲げ接着するこ
とにより形成してもよい。
0については、競技中に相手の打球が当る可能性がなく
、アウト球、セーフ球の問題が生じないので、上面7に
対して直角でよく、該端面10に化粧シート貼りゃ塗装
を施すか或は基板2の前後端部下面にシート状物3の下
面に達するV形溝を巾方向に設けて折り曲げ接着するこ
とにより形成してもよい。
このように構成した卓球台の天板のシート状物表面に常
法により境界線を示す白線11.11’を塗料で引き、
使用するもので゛ある。
法により境界線を示す白線11.11’を塗料で引き、
使用するもので゛ある。
天板側端面6と天板上面7とのなす角度を鋭角に形成し
た卓球台の天板において、木質板状物よりなる方形基板
2の上面に不透明に着色された可撓性合成樹脂シート状
物3を貼着してなる天板主体1の両側端部下面に、全長
に亘って削設した前可撓性合或樹脂シート状物3の下面
に達する鈍角な内側V溝4,4と鋭角な外側■溝5,5
を介して天板主体1の両側端部を下方及び天板裏面に折
り曲げ接着し、天板上面7から天板側端面6を経て天板
側端部裏面まで連続して可撓性合成樹脂シート状物3で
被覆してなる卓球台の天板に係るものであるから、鈍角
な内側■溝4と鋭角な外側■溝5を介して天板側端部を
下方及び天板下面に折り曲げて接着し、天板下面に一体
に固定しているので、側面からの衝撃によっても折り曲
げ部が変形することがなく、又、折り曲げて接着するだ
けで強度的に優れた天板側面部を簡単且つ能率良く形成
できるものであり、さらに、鈍角な■形溝4.4によっ
て天板側端面6,6を容易且つ正確に天板上面7に対し
て所定の鋭角をなすように形成でき、このように鋭角に
形成したことにより該側端面6,6に当ったボールは必
ず下方へはじき返されるから判定が極めてやり易くなる
ものである。
た卓球台の天板において、木質板状物よりなる方形基板
2の上面に不透明に着色された可撓性合成樹脂シート状
物3を貼着してなる天板主体1の両側端部下面に、全長
に亘って削設した前可撓性合或樹脂シート状物3の下面
に達する鈍角な内側V溝4,4と鋭角な外側■溝5,5
を介して天板主体1の両側端部を下方及び天板裏面に折
り曲げ接着し、天板上面7から天板側端面6を経て天板
側端部裏面まで連続して可撓性合成樹脂シート状物3で
被覆してなる卓球台の天板に係るものであるから、鈍角
な内側■溝4と鋭角な外側■溝5を介して天板側端部を
下方及び天板下面に折り曲げて接着し、天板下面に一体
に固定しているので、側面からの衝撃によっても折り曲
げ部が変形することがなく、又、折り曲げて接着するだ
けで強度的に優れた天板側面部を簡単且つ能率良く形成
できるものであり、さらに、鈍角な■形溝4.4によっ
て天板側端面6,6を容易且つ正確に天板上面7に対し
て所定の鋭角をなすように形成でき、このように鋭角に
形成したことにより該側端面6,6に当ったボールは必
ず下方へはじき返されるから判定が極めてやり易くなる
ものである。
又、天板上面7から天板側端面6を経て天板側端部裏面
にまで連続した一枚の合成樹脂シート状物3で被覆して
いるので、天板表面の凹凸面をなくして正確なプレイを
行うことができるのは勿論、天板上面7と側端面6との
連接部である鋭角な稜線部分が合成樹脂シート状物3で
保護されて衝撃を受けても生じることもなく、その上、
木質板状物よりなる天板の基板2の吸湿が合成樹脂シー
ト状物3により阻止されて脹れや折り曲げ部の剥離等が
生じる虞れもなく、長期間に亘って良好な形状及び表面
性を維持できるものである。
にまで連続した一枚の合成樹脂シート状物3で被覆して
いるので、天板表面の凹凸面をなくして正確なプレイを
行うことができるのは勿論、天板上面7と側端面6との
連接部である鋭角な稜線部分が合成樹脂シート状物3で
保護されて衝撃を受けても生じることもなく、その上、
木質板状物よりなる天板の基板2の吸湿が合成樹脂シー
ト状物3により阻止されて脹れや折り曲げ部の剥離等が
生じる虞れもなく、長期間に亘って良好な形状及び表面
性を維持できるものである。
図面は本考案の実施例を示すもので、第V図は卓球台の
簡略斜視図、第2図は天板の形成方法を説明するための
断面図、第3図は天板の断面図、第4図は本考案の天板
の別な形成方法を説明するための断面図、第5図はその
天板の断面図、第6図は従来の天板の断面図である。 1・・・・・・天板主体、2・・・・・・長方形基板、
3・・・・・・可撓性シート状物、4,4・・・・・・
鈍角な■形溝、6・・・・・・天板側端面、7・・・・
・・天板上面。
簡略斜視図、第2図は天板の形成方法を説明するための
断面図、第3図は天板の断面図、第4図は本考案の天板
の別な形成方法を説明するための断面図、第5図はその
天板の断面図、第6図は従来の天板の断面図である。 1・・・・・・天板主体、2・・・・・・長方形基板、
3・・・・・・可撓性シート状物、4,4・・・・・・
鈍角な■形溝、6・・・・・・天板側端面、7・・・・
・・天板上面。
Claims (1)
- 天板側端面6と天板上面7とのなす角度を鋭角に形成し
た卓球台の天板において、木質板状物よりなる方形基板
2の上面に不透明に着色された可撓性合成樹脂シート状
物3を貼着してなる天板主体1の両側端部下面に、全長
に亘って削設した前記可撓性合成樹脂シート状物3の下
面に達する鈍角な内側■溝4,4と鋭角な外側■溝5,
5を介して天板主体1の両側端部を下方及び天板裏面に
折り曲げ接着し、天板上面7から天板側端面6を経て天
板側端部裏面まで連続して可撓性合成樹脂シート状物3
で被覆してなる卓球台の天板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11079279U JPS5915661Y2 (ja) | 1979-08-10 | 1979-08-10 | 卓球台の天板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11079279U JPS5915661Y2 (ja) | 1979-08-10 | 1979-08-10 | 卓球台の天板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5628369U JPS5628369U (ja) | 1981-03-17 |
JPS5915661Y2 true JPS5915661Y2 (ja) | 1984-05-09 |
Family
ID=29343308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11079279U Expired JPS5915661Y2 (ja) | 1979-08-10 | 1979-08-10 | 卓球台の天板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915661Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-08-10 JP JP11079279U patent/JPS5915661Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5628369U (ja) | 1981-03-17 |
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