JPS5914333B2 - 射出成形用の成形型に取付けられる開きコア - Google Patents
射出成形用の成形型に取付けられる開きコアInfo
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- JPS5914333B2 JPS5914333B2 JP11479877A JP11479877A JPS5914333B2 JP S5914333 B2 JPS5914333 B2 JP S5914333B2 JP 11479877 A JP11479877 A JP 11479877A JP 11479877 A JP11479877 A JP 11479877A JP S5914333 B2 JPS5914333 B2 JP S5914333B2
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は定置のコア棒のまわりに、このコア棒の軸線
方向に移動できる分割筒を設け、この分割筒における軸
線に平行な分割部分を、射出成形25状態の配置から半
径方向内向きに型開き状態の配置へ運動できるようにし
た射出成形用の成形型に取付けられる開きコアの改良に
関する。
方向に移動できる分割筒を設け、この分割筒における軸
線に平行な分割部分を、射出成形25状態の配置から半
径方向内向きに型開き状態の配置へ運動できるようにし
た射出成形用の成形型に取付けられる開きコアの改良に
関する。
開きコアは、内ねじ、突起部、内方くほみ、凹孔、中空
部、および貫通孔などを有し場合によつ30てはアンダ
カツトを持つ合成樹脂品などを射出成形する際に成形型
に取付けて使用される。
部、および貫通孔などを有し場合によつ30てはアンダ
カツトを持つ合成樹脂品などを射出成形する際に成形型
に取付けて使用される。
これの分割筒の外面は射出成形状態においては射出成形
品の内壁のための型を形成する。この内壁がアンダカツ
トを備えているときには、分割筒は型開き35状態にお
いて外径が小になるようにされなければならず、これに
よつて型開きが可能になる。上述した種類の開きコアは
、コア棒に沿う分割筒の軸−只R−線方向運動の際にそ
の分割部分を内向きに寄せれるようにすることを必要と
する。
品の内壁のための型を形成する。この内壁がアンダカツ
トを備えているときには、分割筒は型開き35状態にお
いて外径が小になるようにされなければならず、これに
よつて型開きが可能になる。上述した種類の開きコアは
、コア棒に沿う分割筒の軸−只R−線方向運動の際にそ
の分割部分を内向きに寄せれるようにすることを必要と
する。
これは公知の開きコアでは不完全に達成されるに過ぎな
い。この発明は開きコアの利用範囲を広げることをその
目的とする。この発明の基本的な課題は、簡単に構成で
きるけれども平面形状が円形の射出成形品ばかりでなく
平面形状が長方形の射出成形品および複雑なアンダカツ
トをもつ射出成形品をも全自動的に仕上げれるような開
きコアを提供することにある。この課題の達成のためこ
の発明によれば、錐形の外面を備えた定置のコア棒のま
わりに、軸線方向に延長し周方向に1つ置きに配置され
た同数づつの第1側部滑り部材および第2側部滑り部材
を設け、第1側部滑り部材と第2側部滑り部材とで錐形
傾斜度が相異なるようにし、第1側部滑り部材および第
2側部滑り部材がコア棒に沿つて案内できるようにして
、これら側部滑り部材を射出成形状態の配置から半径方
向内向きに型開き状態の配置へ移動できるようにした、
射出成形用の成形型に取付けられる開きコアにおいて、
第1側部滑り部材が実質上弓形の横断面を有し、第2側
部滑り部材が弓形のわん曲度に適合する外方底辺を持つ
実質上台形の横断面を有し、第2側部滑り部材の前記台
形の側辺が隣接する第1側部滑り部材の前記弓形の弦に
接し、第1側部滑り部材および第2側部滑り部材がコア
棒とあり継ぎ係合し、かつ第1側部滑り部材の錐形傾斜
度が第2側部滑り部材の錐形傾斜度より小であることを
特徴とする開きコアが提供される。
い。この発明は開きコアの利用範囲を広げることをその
目的とする。この発明の基本的な課題は、簡単に構成で
きるけれども平面形状が円形の射出成形品ばかりでなく
平面形状が長方形の射出成形品および複雑なアンダカツ
トをもつ射出成形品をも全自動的に仕上げれるような開
きコアを提供することにある。この課題の達成のためこ
の発明によれば、錐形の外面を備えた定置のコア棒のま
わりに、軸線方向に延長し周方向に1つ置きに配置され
た同数づつの第1側部滑り部材および第2側部滑り部材
を設け、第1側部滑り部材と第2側部滑り部材とで錐形
傾斜度が相異なるようにし、第1側部滑り部材および第
2側部滑り部材がコア棒に沿つて案内できるようにして
、これら側部滑り部材を射出成形状態の配置から半径方
向内向きに型開き状態の配置へ移動できるようにした、
射出成形用の成形型に取付けられる開きコアにおいて、
第1側部滑り部材が実質上弓形の横断面を有し、第2側
部滑り部材が弓形のわん曲度に適合する外方底辺を持つ
実質上台形の横断面を有し、第2側部滑り部材の前記台
形の側辺が隣接する第1側部滑り部材の前記弓形の弦に
接し、第1側部滑り部材および第2側部滑り部材がコア
棒とあり継ぎ係合し、かつ第1側部滑り部材の錐形傾斜
度が第2側部滑り部材の錐形傾斜度より小であることを
特徴とする開きコアが提供される。
この発明によればさらに、錐形の外面を備えた定置のコ
ア棒のまわりに、軸線方向に延長し周方向に1つ置きに
配置された同数づつの第1側部滑り部材および第2側部
滑り部材を設け、第1側部滑り部材と第2側部滑り部材
とで錐形傾斜度が相異なるようにし、第1側部滑り部材
および第2側部滑り部材がコア棒に沿つて案内できるよ
うにして、これら側部滑り部材を射出成形状態の配置か
ら半径方向内向きに型開き状態の配置へ移動できるよう
にした、射出成形用の成形型に取付けられる開きコアに
おいて、コア棒の外面が1つ置きの連続的に末つぼまる
外面部分と段階的に末つぼまる外面部分とからなり、第
1側部滑り部材が軸線に平行で肩で中断される内面を備
えかつ扇形の横断面を有し、第1側部滑り部材がさらに
これのまわりに配置される弾性保持部材によつて前記の
段階的に末つぼまる外面部分に接触するように保持され
、第2側部滑り部材が連続的に錐形の内面を備えかつ実
質上長方形の横断面を有し、また前記の連続的に末つぼ
まる外面部分においてコア棒とあり継ぎ係合し、さらに
第1側部滑り部材の前記扇形の周辺が第2側部滑り部材
の前記長方形の側辺に平行に走ることを特徴とする開き
コアが提供される。
ア棒のまわりに、軸線方向に延長し周方向に1つ置きに
配置された同数づつの第1側部滑り部材および第2側部
滑り部材を設け、第1側部滑り部材と第2側部滑り部材
とで錐形傾斜度が相異なるようにし、第1側部滑り部材
および第2側部滑り部材がコア棒に沿つて案内できるよ
うにして、これら側部滑り部材を射出成形状態の配置か
ら半径方向内向きに型開き状態の配置へ移動できるよう
にした、射出成形用の成形型に取付けられる開きコアに
おいて、コア棒の外面が1つ置きの連続的に末つぼまる
外面部分と段階的に末つぼまる外面部分とからなり、第
1側部滑り部材が軸線に平行で肩で中断される内面を備
えかつ扇形の横断面を有し、第1側部滑り部材がさらに
これのまわりに配置される弾性保持部材によつて前記の
段階的に末つぼまる外面部分に接触するように保持され
、第2側部滑り部材が連続的に錐形の内面を備えかつ実
質上長方形の横断面を有し、また前記の連続的に末つぼ
まる外面部分においてコア棒とあり継ぎ係合し、さらに
第1側部滑り部材の前記扇形の周辺が第2側部滑り部材
の前記長方形の側辺に平行に走ることを特徴とする開き
コアが提供される。
この発明では少数の側部滑り部材が必要でありかつ利用
される。
される。
これによつて案内装置の所要面積が小になり、故に直径
の小さい射出成形品が形成できる。コア棒および側部滑
り部材以外には開きコアの付属部材特に開きコアの先端
を形成するための突出頭部は必要でない。この発明では
側部滑り部材はその軸線方向運動の際に半径向きに寄り
集まり、従つて射出成形品が長いアンダカツトをもつ場
合にも型開きできる。また、平面形状が角形または円形
の射出成形品のアンダカツトまたはとがつたアンダカツ
トおよび側部のアンダカツトが存する場合にも型開きで
きる。その構成によつて開きコアはしつかりとした1つ
ものに形成され、射出成形品にまくれを作らないように
でき、最高度の正確さを達成できる。型開きの際に側方
滑り部材が直ちに奇り集まるので、開きコアを長時間使
用しても摩耗が生じることはない。材料を適当に選択す
れば、この開きコアは熱可塑性ブラスチツク加工のため
の、デユロプラスチツク加工のための、金属加圧鋳造の
ための、締付工具における、および切断打抜具における
開きコアにもなり得る。この発明による開きコアは簡単
な構成部分からなり、従つてこれの形成には大きな工具
は必要でない。この開きコアには直径の上限は存しない
。この開きコアは公知の開きコアより低廉である。これ
は付属の連結具を必要としないからすべての種類の射出
成形機に取付けできる。この発明の実施例について図面
を参照しながら以下に詳述する。
の小さい射出成形品が形成できる。コア棒および側部滑
り部材以外には開きコアの付属部材特に開きコアの先端
を形成するための突出頭部は必要でない。この発明では
側部滑り部材はその軸線方向運動の際に半径向きに寄り
集まり、従つて射出成形品が長いアンダカツトをもつ場
合にも型開きできる。また、平面形状が角形または円形
の射出成形品のアンダカツトまたはとがつたアンダカツ
トおよび側部のアンダカツトが存する場合にも型開きで
きる。その構成によつて開きコアはしつかりとした1つ
ものに形成され、射出成形品にまくれを作らないように
でき、最高度の正確さを達成できる。型開きの際に側方
滑り部材が直ちに奇り集まるので、開きコアを長時間使
用しても摩耗が生じることはない。材料を適当に選択す
れば、この開きコアは熱可塑性ブラスチツク加工のため
の、デユロプラスチツク加工のための、金属加圧鋳造の
ための、締付工具における、および切断打抜具における
開きコアにもなり得る。この発明による開きコアは簡単
な構成部分からなり、従つてこれの形成には大きな工具
は必要でない。この開きコアには直径の上限は存しない
。この開きコアは公知の開きコアより低廉である。これ
は付属の連結具を必要としないからすべての種類の射出
成形機に取付けできる。この発明の実施例について図面
を参照しながら以下に詳述する。
この発明による開きコアはコア棒1を持つ。
コア棒のまわりには2群の側部滑り部材2,3が配置さ
れる。各群に属する側部滑り部材は相等しく構成される
。第1側部滑り部材2のおのおのはコア棒1のまわりで
第2側部滑り部材3と1つ置きになつている。コア棒1
は付属の中央コア4(第3図、第4図)を包含できる。
1個または多くの開きコアは成形型7(特に第5c図に
明示される)の構成部分である。
れる。各群に属する側部滑り部材は相等しく構成される
。第1側部滑り部材2のおのおのはコア棒1のまわりで
第2側部滑り部材3と1つ置きになつている。コア棒1
は付属の中央コア4(第3図、第4図)を包含できる。
1個または多くの開きコアは成形型7(特に第5c図に
明示される)の構成部分である。
略述すれば、成型形7は第5c図に示されるように相対
移動できる固定型6および可動型5からなり、それらの
間で射出成型品8が形成される。
移動できる固定型6および可動型5からなり、それらの
間で射出成型品8が形成される。
固定型6は例えば取付板61およびこれに取付けられた
空洞板62で構成され、取付板61にはノズル9が設け
られる。可動型5は、コア棒1がねじばめされる基板5
1、2個の滑り部材案内板52,53および除き板54
を持つ。上述したよ2うな成形型7の構成は公知のもの
である。コア棒1の端部は可動型5の基板51との連結
のための連結部分11として形成される。連結部分11
の自由端にはねじ12が設けられる。連結部分11の外
端側には中央の冷却開孔13が開き、これはコア棒1の
反対側端側の区域までコア棒1の全体にわたつて延長す
る。第1a図から第5e図に示す実施例では、コア棒1
は連結部分11に連結する錐形の外面部分14,15を
備える。
空洞板62で構成され、取付板61にはノズル9が設け
られる。可動型5は、コア棒1がねじばめされる基板5
1、2個の滑り部材案内板52,53および除き板54
を持つ。上述したよ2うな成形型7の構成は公知のもの
である。コア棒1の端部は可動型5の基板51との連結
のための連結部分11として形成される。連結部分11
の自由端にはねじ12が設けられる。連結部分11の外
端側には中央の冷却開孔13が開き、これはコア棒1の
反対側端側の区域までコア棒1の全体にわたつて延長す
る。第1a図から第5e図に示す実施例では、コア棒1
は連結部分11に連結する錐形の外面部分14,15を
備える。
角度βによつて定められる錐形の外面部分15の錐形傾
斜度は角度αによつて定められる錐形の外面部分14の
錐形傾斜度より大きく、これはこの実施例において約2
倍である。錐形の外面部分14に沿つて第1側部滑り部
材2が滑り、錐形の外面部分15に沿つて第2側部滑り
部材3が滑る0第1および第2の側部滑り部材2,3の
保持のため、錐形の外面部分14,15はあり溝16,
17を備える。錐形の外面部分14,15およびあり溝
16,17は連結部分11のところで始まり連結部分1
1の反対側のコア棒1の端側で終る。コア棒1の錐形の
外面部分14に沿つて滑りかつあり溝16で案内される
第1側部滑り部材2は実質上弓形の断面を持つ。
斜度は角度αによつて定められる錐形の外面部分14の
錐形傾斜度より大きく、これはこの実施例において約2
倍である。錐形の外面部分14に沿つて第1側部滑り部
材2が滑り、錐形の外面部分15に沿つて第2側部滑り
部材3が滑る0第1および第2の側部滑り部材2,3の
保持のため、錐形の外面部分14,15はあり溝16,
17を備える。錐形の外面部分14,15およびあり溝
16,17は連結部分11のところで始まり連結部分1
1の反対側のコア棒1の端側で終る。コア棒1の錐形の
外面部分14に沿つて滑りかつあり溝16で案内される
第1側部滑り部材2は実質上弓形の断面を持つ。
各弓形の弦21は、あり溝16の中に係合するあり突起
22によつて中断される。あり溝16とあり突起22は
あり継ぎ係合を構成するが、このあり継ぎ係合は第1側
部滑り部材2の方にあり溝を形成し外面部分14にあり
突起を設けるようにしても達成できる。各第1側部滑り
部材2は自由端に肩24を有し、これの外面25は射出
成形品8の内面に適合する(第5c図)。この実施例で
は外面25は平行な溝を備える。肩24から離れたとこ
ろに各第1側部滑り部材2は環状の帯状部分26を有し
、これによつて成形型7の可動型5の中での第1側部滑
り部材2の軸線向き運動が達成される。コア棒1の錐形
の外面部分15に沿つて滑りかつあり溝17の中で案内
される第2側部滑り部材3は実質上台形の断面を有し、
この台形は各第1側部滑り部材2の弓形のわん曲度に適
合するようにわん曲した外方底辺31を備える。
22によつて中断される。あり溝16とあり突起22は
あり継ぎ係合を構成するが、このあり継ぎ係合は第1側
部滑り部材2の方にあり溝を形成し外面部分14にあり
突起を設けるようにしても達成できる。各第1側部滑り
部材2は自由端に肩24を有し、これの外面25は射出
成形品8の内面に適合する(第5c図)。この実施例で
は外面25は平行な溝を備える。肩24から離れたとこ
ろに各第1側部滑り部材2は環状の帯状部分26を有し
、これによつて成形型7の可動型5の中での第1側部滑
り部材2の軸線向き運動が達成される。コア棒1の錐形
の外面部分15に沿つて滑りかつあり溝17の中で案内
される第2側部滑り部材3は実質上台形の断面を有し、
この台形は各第1側部滑り部材2の弓形のわん曲度に適
合するようにわん曲した外方底辺31を備える。
別の底辺32はあり溝17とあり継ぎ係合を構成するあ
り突起33で中断され、このあり突起によつて第2側部
滑り部材13があり溝17の中で案内される。各台形は
側辺37で隣接の第1側部滑り部材2の弦21に接する
。第2側部滑り部材3はさらに自由端に肩34を備えこ
れの外面35は製造すべき射出成形品8(第5c図)の
内面に適合する。外面35から離れたところに各第2側
部滑り部材3は環状の帯状部分36を持つ。帯状部分2
6と36は完全な環状帯を形成する。環状帯によつて成
形型7の固定型5(第5c図)の中での第2側部滑り部
材3の軸線向き運動が達成される。第3図および第4図
に示す実施例ではコア棒1は開いた外端側をもつ中空体
として形成される。中空体は開いた外端側からはめ入れ
られる中央コア4で埋められる。中央コア4の頭部41
は成形コアの役をなし製造すべき射出成形品8の形状に
対応するように形成される。コア棒1が中央コア4を有
する場合には、冷却開孔42が中央コア4の中を軸線方
向に走ることが望ましい。この構成によれば、同様に軸
線方向の孔を持つ延長部例えば円筒形の延長部をアンダ
カツトの後方に持つような射出成形品が形成できる。第
6a図から第8c図に示す実施例では、コア棒1は連結
部分11に連らなりかつ階段状でコア棒の自由端に向つ
て末つぼまる3つの外面部分14を持つ。
り突起33で中断され、このあり突起によつて第2側部
滑り部材13があり溝17の中で案内される。各台形は
側辺37で隣接の第1側部滑り部材2の弦21に接する
。第2側部滑り部材3はさらに自由端に肩34を備えこ
れの外面35は製造すべき射出成形品8(第5c図)の
内面に適合する。外面35から離れたところに各第2側
部滑り部材3は環状の帯状部分36を持つ。帯状部分2
6と36は完全な環状帯を形成する。環状帯によつて成
形型7の固定型5(第5c図)の中での第2側部滑り部
材3の軸線向き運動が達成される。第3図および第4図
に示す実施例ではコア棒1は開いた外端側をもつ中空体
として形成される。中空体は開いた外端側からはめ入れ
られる中央コア4で埋められる。中央コア4の頭部41
は成形コアの役をなし製造すべき射出成形品8の形状に
対応するように形成される。コア棒1が中央コア4を有
する場合には、冷却開孔42が中央コア4の中を軸線方
向に走ることが望ましい。この構成によれば、同様に軸
線方向の孔を持つ延長部例えば円筒形の延長部をアンダ
カツトの後方に持つような射出成形品が形成できる。第
6a図から第8c図に示す実施例では、コア棒1は連結
部分11に連らなりかつ階段状でコア棒の自由端に向つ
て末つぼまる3つの外面部分14を持つ。
外面部分14は等しい角度で角変位するようにコア棒1
の上に設けられる。各外面部分14はコア棒1の自由端
の区域に斜段18を持つ。各外面部分14は(連結部分
11の長さを除いて)実質上コア棒1の全長1とわたつ
てのびる。2つの外面部分14の間lとは、蓮続的にコ
ア棒1の自由端まで末つぼまる外?部盆15が設けられ
る。
の上に設けられる。各外面部分14はコア棒1の自由端
の区域に斜段18を持つ。各外面部分14は(連結部分
11の長さを除いて)実質上コア棒1の全長1とわたつ
てのびる。2つの外面部分14の間lとは、蓮続的にコ
ア棒1の自由端まで末つぼまる外?部盆15が設けられ
る。
各外面部分15は中央セ紬隷方向に走るあり溝17を持
つ。外面部分15のおのおのはコア棒の自由端から始ま
つて実質上コア棒1の半分にわたつて軸線方向にのびる
。外面部分15の内端と連結場所11が始まる場所との
間では、コア棒は特別の特徴のない円形に形成される。
斜段18を持つコア棒1の外面部分14に沿つて滑る第
1側部滑り部材2は軸線に平行な内面28を有し、これ
は肩29によつて中断される〇第1側部滑り部材2は、
端側の区域においてこの第1側部滑り部材2のまわりに
張られる少くとも2個の弾性保持部材例えばらせんばね
23によつて、軸線に平行な内面28でコア棒1の外面
部分14に接触するように保持される。
つ。外面部分15のおのおのはコア棒の自由端から始ま
つて実質上コア棒1の半分にわたつて軸線方向にのびる
。外面部分15の内端と連結場所11が始まる場所との
間では、コア棒は特別の特徴のない円形に形成される。
斜段18を持つコア棒1の外面部分14に沿つて滑る第
1側部滑り部材2は軸線に平行な内面28を有し、これ
は肩29によつて中断される〇第1側部滑り部材2は、
端側の区域においてこの第1側部滑り部材2のまわりに
張られる少くとも2個の弾性保持部材例えばらせんばね
23によつて、軸線に平行な内面28でコア棒1の外面
部分14に接触するように保持される。
らせんばね23の1つは環状の帯状部分26の中に配置
される。らせんばね23としては2巻きのらせんばねが
適している。各第1側部滑り部材2は実質上扇形の横断
面を持つ。コア棒1の錐形外面部分15に沿つて滑りか
つあり溝17で案内される第2側部滑り部材3は錐形の
内面38を持つ。
される。らせんばね23としては2巻きのらせんばねが
適している。各第1側部滑り部材2は実質上扇形の横断
面を持つ。コア棒1の錐形外面部分15に沿つて滑りか
つあり溝17で案内される第2側部滑り部材3は錐形の
内面38を持つ。
錐形の内面38を持つ各第2側部滑り部材3は実質上長
方形の横断面を備える。第2側部滑り部材3の側壁39
は扇形の横断面をもつ第1側部滑り部材2の側壁27に
平行に(従つて前記扇形の側辺が前記長方形の側辺に平
行になる)かつこれから離れて走る。あり溝17と共に
あり継ぎ係合を構成するあり突起33によつて各第2側
部滑り部材3は外面部分15のあり溝17で案内される
。コア棒1の軸線に平行な外面部分14のおのおのは、
成形コアの長さに等しい距離だけコア棒の自由端から離
れたところに斜段18を備える。
方形の横断面を備える。第2側部滑り部材3の側壁39
は扇形の横断面をもつ第1側部滑り部材2の側壁27に
平行に(従つて前記扇形の側辺が前記長方形の側辺に平
行になる)かつこれから離れて走る。あり溝17と共に
あり継ぎ係合を構成するあり突起33によつて各第2側
部滑り部材3は外面部分15のあり溝17で案内される
。コア棒1の軸線に平行な外面部分14のおのおのは、
成形コアの長さに等しい距離だけコア棒の自由端から離
れたところに斜段18を備える。
側部滑り部材2のおのおのは成形コアの長さの1倍およ
び3倍だけ離れたところに斜段の形状の肩29を持つ。
この実施例には全体として3個の第1側部滑り部材2と
3個の第2側部滑り部材3が設けられる。故にコア棒1
はその自由端において平面図で実質上正6角形の形状を
持ち、これにおいて連続辺で分離される3つの辺は中央
にあり溝17を備える。射出成形状態において、肩24
,34のすべては(場合によつては中央コア4の頭部4
1と共に)射出成形品8の内壁の製造のための成形コア
を形成する。
び3倍だけ離れたところに斜段の形状の肩29を持つ。
この実施例には全体として3個の第1側部滑り部材2と
3個の第2側部滑り部材3が設けられる。故にコア棒1
はその自由端において平面図で実質上正6角形の形状を
持ち、これにおいて連続辺で分離される3つの辺は中央
にあり溝17を備える。射出成形状態において、肩24
,34のすべては(場合によつては中央コア4の頭部4
1と共に)射出成形品8の内壁の製造のための成形コア
を形成する。
第1a図から第5e図に示す開きコアの作動方法につい
て次に説明する。
て次に説明する。
射出成形作業の際には成形型7が閉じられてすなわち第
5c図に示されるように可動型5(およびこれに取付け
られた開きコア)と固定型6とが閉じ合わされて、これ
らの間の空洞にノズル9を通して成形材料が射出され射
出成形品8が形成される。射出成形作業の完了後に成形
型7が開かれたのちにすなわち可動型5と固定型6とが
相離されたのちに、最初に第5d図に示されるように滑
り部材案内板52,53が除き板54と共に基板51に
対して行程Sだけ軸線方向に動かされる。滑り部材案内
板52,53は互にねじ止めされていて行程Sたけを経
過できる。コア棒1は基板51に固く連結されているか
ら、帯状部分26,36を介して同伴される第1および
第2の側部滑り部材2,3が行程Sたけ移動する。コア
棒1の外面部分14および第1側部滑り部材2の錐形傾
斜度を定める角度α(第1b図、第2b図)がコア棒1
の外面15および第2側部滑り部材3の錐形傾斜度を定
める角度βの約半分の大きさであるから、第2側部滑り
部材3は行程Sだけ軸線方向に滑るたけでなく、さらに
隣接する第1側部滑り部材2の弦21に沿つて内向きに
滑る。これはコア棒1の錐形の外面部分14に沿う第1
側部滑り部材2の運動を可能にする。関係β−2αが存
するので、軸線方向運動の終りにおいて第2側部滑り部
材3の自由端の内縁は、その出発位置に対して第1側部
滑り部材2の自由端の内縁の2倍の大きさの行程たけ半
径方向内向きに動かされている。第5c図の状態におい
ては等しい中心線からの第2側部滑り部材3の内縁の距
離S1(第2b図)も、中心線からの第1側部滑り部材
2の内縁の距離S2より小さくなる。行程Sの経過のの
ちに射出成形品8は、連続的な相重なる平行な軸線運動
および半径向き運動の結果として内向きに第1および第
2の側部滑り部材2,3から自由になり、このときにこ
れら側部滑り部材2,3の最大外径は射出成形品8の最
小内径より小さくなる。故にのぞき板54は第5e図に
示されるように滑り部材案内板52,53から遠ざける
ことができる。成形型7の可動型5の構成部材のその出
発位置への戻り運動の際に、第1および第2の側部滑り
部材2,3はふたたびコア棒1に沿つて滑つてその出発
位置へ戻る。かくして新しい射出成形作業が開始できる
。この際に成形型は複式成形型として多くの開きコアを
装着することが望ましい。第6a図から第8c図に示す
開きコアでは、側部滑り部材2,3が滑り部材案内板(
これの構成配置は第5c図に図示したものと若干異なる
)によつて動かされることによつて、第1側部滑り部材
2は外面部分14上をコア棒1の軸線に平行に移動し、
これに反して第2側部滑り部材3は錐形の外面部分15
上を軸線方向にかつ半径方向内向きに動く。
5c図に示されるように可動型5(およびこれに取付け
られた開きコア)と固定型6とが閉じ合わされて、これ
らの間の空洞にノズル9を通して成形材料が射出され射
出成形品8が形成される。射出成形作業の完了後に成形
型7が開かれたのちにすなわち可動型5と固定型6とが
相離されたのちに、最初に第5d図に示されるように滑
り部材案内板52,53が除き板54と共に基板51に
対して行程Sだけ軸線方向に動かされる。滑り部材案内
板52,53は互にねじ止めされていて行程Sたけを経
過できる。コア棒1は基板51に固く連結されているか
ら、帯状部分26,36を介して同伴される第1および
第2の側部滑り部材2,3が行程Sたけ移動する。コア
棒1の外面部分14および第1側部滑り部材2の錐形傾
斜度を定める角度α(第1b図、第2b図)がコア棒1
の外面15および第2側部滑り部材3の錐形傾斜度を定
める角度βの約半分の大きさであるから、第2側部滑り
部材3は行程Sだけ軸線方向に滑るたけでなく、さらに
隣接する第1側部滑り部材2の弦21に沿つて内向きに
滑る。これはコア棒1の錐形の外面部分14に沿う第1
側部滑り部材2の運動を可能にする。関係β−2αが存
するので、軸線方向運動の終りにおいて第2側部滑り部
材3の自由端の内縁は、その出発位置に対して第1側部
滑り部材2の自由端の内縁の2倍の大きさの行程たけ半
径方向内向きに動かされている。第5c図の状態におい
ては等しい中心線からの第2側部滑り部材3の内縁の距
離S1(第2b図)も、中心線からの第1側部滑り部材
2の内縁の距離S2より小さくなる。行程Sの経過のの
ちに射出成形品8は、連続的な相重なる平行な軸線運動
および半径向き運動の結果として内向きに第1および第
2の側部滑り部材2,3から自由になり、このときにこ
れら側部滑り部材2,3の最大外径は射出成形品8の最
小内径より小さくなる。故にのぞき板54は第5e図に
示されるように滑り部材案内板52,53から遠ざける
ことができる。成形型7の可動型5の構成部材のその出
発位置への戻り運動の際に、第1および第2の側部滑り
部材2,3はふたたびコア棒1に沿つて滑つてその出発
位置へ戻る。かくして新しい射出成形作業が開始できる
。この際に成形型は複式成形型として多くの開きコアを
装着することが望ましい。第6a図から第8c図に示す
開きコアでは、側部滑り部材2,3が滑り部材案内板(
これの構成配置は第5c図に図示したものと若干異なる
)によつて動かされることによつて、第1側部滑り部材
2は外面部分14上をコア棒1の軸線に平行に移動し、
これに反して第2側部滑り部材3は錐形の外面部分15
上を軸線方向にかつ半径方向内向きに動く。
この運動は、第7b図に示すように成形コア(肩)24
,34の内方限界がコア棒1の外端面に対して実質上平
らになるまで行なわれる。この位置において内向きの第
2側部滑り部材3の運動は、この第2側部滑り部材3に
接していた射出成形品がすでに解放されるような程度ま
で達成されている。第2側部滑り部材3のその後の軸線
方向運動は遂行されない。しかしながら第1側部滑り部
材2はさらに軸線方向に動く。この軸線方向運動は、帯
状部分26に近接する第1側部滑り部材2の肩29がコ
ア棒1の外面部分14の斜段18の高さに位置するよう
になるまで進行する。この位置に達すると、らせんばね
23が第1側部滑り部材2を半径方向内向きに押す。か
くして射出成形品は第8b図の位置において成形コアか
ら完全に解放される。これは除き板54(第5e図参照
)によつて開きコアから押し外しできる。第2側部滑り
部材3がその内方位置(この第2側方滑り部材は錐形の
外面部分15によつてこの位置に達する)を占めない限
りは、第1側部滑り部材2の群と第2側部滑り部材3の
群が肩24および34の区域でその限界面において互に
接するので、第1側方滑り部材2は内方へ圧せられない
。第2側方滑り部材3が上述の内方位置に達したのちに
初めて、第1側方部材2のその後の軸線方向運動および
半径方向内向き運動が達成できる。この方法でアンダカ
ツトが射出成形品の内径の25%までのときに型開きが
達成できる。型開き状態において、第1および第2の側
部滑り部材の両群はコア棒に対して同じ軸線位置を取ら
ないようにすべきである。むしろ、中断された内面を持
つ第1側部滑り部材2は錐形の内面を持つ第2側部滑り
部材3の上を軸線方向に移動できる。この根拠によつて
また錐形の内面を持つ第2側部滑り部材の大きな錐形傾
斜度の達成のために、中断された内面を持つ第1側部滑
り部材を錐形の内面を持つ第2側部滑り部材より長くす
ること(実際上第1側部滑り部材をコア棒の全長にわた
るようにし、第2側部滑り部材をコア棒の長さの半分に
わたるようにすること)が望ましい。
,34の内方限界がコア棒1の外端面に対して実質上平
らになるまで行なわれる。この位置において内向きの第
2側部滑り部材3の運動は、この第2側部滑り部材3に
接していた射出成形品がすでに解放されるような程度ま
で達成されている。第2側部滑り部材3のその後の軸線
方向運動は遂行されない。しかしながら第1側部滑り部
材2はさらに軸線方向に動く。この軸線方向運動は、帯
状部分26に近接する第1側部滑り部材2の肩29がコ
ア棒1の外面部分14の斜段18の高さに位置するよう
になるまで進行する。この位置に達すると、らせんばね
23が第1側部滑り部材2を半径方向内向きに押す。か
くして射出成形品は第8b図の位置において成形コアか
ら完全に解放される。これは除き板54(第5e図参照
)によつて開きコアから押し外しできる。第2側部滑り
部材3がその内方位置(この第2側方滑り部材は錐形の
外面部分15によつてこの位置に達する)を占めない限
りは、第1側部滑り部材2の群と第2側部滑り部材3の
群が肩24および34の区域でその限界面において互に
接するので、第1側方滑り部材2は内方へ圧せられない
。第2側方滑り部材3が上述の内方位置に達したのちに
初めて、第1側方部材2のその後の軸線方向運動および
半径方向内向き運動が達成できる。この方法でアンダカ
ツトが射出成形品の内径の25%までのときに型開きが
達成できる。型開き状態において、第1および第2の側
部滑り部材の両群はコア棒に対して同じ軸線位置を取ら
ないようにすべきである。むしろ、中断された内面を持
つ第1側部滑り部材2は錐形の内面を持つ第2側部滑り
部材3の上を軸線方向に移動できる。この根拠によつて
また錐形の内面を持つ第2側部滑り部材の大きな錐形傾
斜度の達成のために、中断された内面を持つ第1側部滑
り部材を錐形の内面を持つ第2側部滑り部材より長くす
ること(実際上第1側部滑り部材をコア棒の全長にわた
るようにし、第2側部滑り部材をコア棒の長さの半分に
わたるようにすること)が望ましい。
第1a図は第1b図のy方向に見た射出状態における開
きコアの端面図、第1b図は第1a図のw−w線に沿つ
た、軸線を通る断面図、第2a図および第2b図は型開
き状態における開きコアを示す第1a図および第1b図
にそれぞれ対応する図、第3図は射出状態における中央
コアを付属した開きコアの軸線を通る断面図、第4図は
型開き状態における第3図の開きコアを示す第3図と同
様の図、第5a図は成形型に取付けた射出成形状態にお
ける開きコアを第5b図のy方向に見た平面図、第5b
図は第5a図のw−w線に沿つた、軸線を通る断面図、
第5c図、第5d図および第5e図は開きコアを取付け
た成形型の構成要素の型開き段階における位置を順に示
す図、第6a図は第6b図のy方向に見た射出状態にお
ける開きコアの端面図、第6b図は第6a図および第6
c図のw−w線に沿つた、軸線を通る断面図、第6c図
は第6b図のx−X線に沿う横断面図、第7a図、第7
b図および第7c図は型開きの際の中間位置における第
6a図、第6b図および第6c図の開きコアを示す第6
a図、第6b図および第6c図にそれぞれ対応する図、
第8a図、第8b図および第8c図は型開き状態におけ
る第6a図、第6b図および第6c図の開き]アを示す
第6a図、第6b図および第6c図にそれぞれ対応する
図である。 図面において、1はコア棒、2と3は第1および第2側
部滑り部材、4は中央コア、13は冷却開孔、14と1
5はコア棒の外面部分、16と17はあり溝、18は斜
段、21は弓形の弦、23は弾性保持部材、27は第1
滑り部材の側壁、28は第1側部滑り部材の内面、29
は肩、31は台形の外方底辺、37は台形の側辺、38
は第2側部滑り部材の内面、39は第2滑り部材の側壁
、42は冷却開孔を示す。
きコアの端面図、第1b図は第1a図のw−w線に沿つ
た、軸線を通る断面図、第2a図および第2b図は型開
き状態における開きコアを示す第1a図および第1b図
にそれぞれ対応する図、第3図は射出状態における中央
コアを付属した開きコアの軸線を通る断面図、第4図は
型開き状態における第3図の開きコアを示す第3図と同
様の図、第5a図は成形型に取付けた射出成形状態にお
ける開きコアを第5b図のy方向に見た平面図、第5b
図は第5a図のw−w線に沿つた、軸線を通る断面図、
第5c図、第5d図および第5e図は開きコアを取付け
た成形型の構成要素の型開き段階における位置を順に示
す図、第6a図は第6b図のy方向に見た射出状態にお
ける開きコアの端面図、第6b図は第6a図および第6
c図のw−w線に沿つた、軸線を通る断面図、第6c図
は第6b図のx−X線に沿う横断面図、第7a図、第7
b図および第7c図は型開きの際の中間位置における第
6a図、第6b図および第6c図の開きコアを示す第6
a図、第6b図および第6c図にそれぞれ対応する図、
第8a図、第8b図および第8c図は型開き状態におけ
る第6a図、第6b図および第6c図の開き]アを示す
第6a図、第6b図および第6c図にそれぞれ対応する
図である。 図面において、1はコア棒、2と3は第1および第2側
部滑り部材、4は中央コア、13は冷却開孔、14と1
5はコア棒の外面部分、16と17はあり溝、18は斜
段、21は弓形の弦、23は弾性保持部材、27は第1
滑り部材の側壁、28は第1側部滑り部材の内面、29
は肩、31は台形の外方底辺、37は台形の側辺、38
は第2側部滑り部材の内面、39は第2滑り部材の側壁
、42は冷却開孔を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 錐形の外面を備えた定置のコア棒のまわりに、軸線
方向に延長し周方向に1つ置きに配置された同数づつの
第1側部滑り部材および第2側部滑り部材を設け、第1
側部滑り部材と第2側部滑り部材とで錐形傾斜度が相異
なるようにし、第1側部滑り部材および第2側部滑り部
材がコア棒に沿つて案内できるようにして、これら側部
滑り部材を射出成形状態の配置から半径方向内向きに型
開き状態の配置へ移動できるようにした、射出成形用の
成形型に取付けられる開きコアにおいて、第1側部滑り
部材が実質上弓形の横断面を有し、第2側部滑り部材が
弓形のわん曲度に適合する外方底辺を持つ実質上台形の
横断面を有し、第2側部滑り部材の前記台形の側辺が隣
接する第1側部滑り部材の前記弓形の弦に接し、第1側
部滑り部材および第2側部滑り部材がコア棒とあり継ぎ
係合し、かつ第1側部滑り部材の錐形傾斜度が第2側部
滑り部材の錐形傾斜度より小であることを特徴とする開
きコア。 2 錐形の外面を備えた定置のコア棒のまわりに、軸線
方向に延長し周方向に1つ置きに配置された同数づつの
第1側部滑り部材および第2側部滑り部材を設け、第1
側部滑り部材と第2側部滑り部材とで錐形傾斜度が相異
なるようにし、第1側部滑り部材および第2側部滑り部
材がコア棒に沿つて案内できるようにして、これら側部
滑り部材を射出成形状態の配置から半径方向内向きに型
開き状態の配置へ移動できるようにした、射出成形用の
成形型に取付けられる開きコアにおいて、コア棒の外面
が1つ置きの連続的に末つぼまる外面部分と段階的に末
つぼまる外面部分とからなり、第1側部滑り部材が軸線
に平行で肩で中断される内面を備えかつ扇形の横断面を
有し、第1側部滑り部材がさらにこれのまわりに配置さ
れる弾性保持部材によつて前記の段階的に末つぼまる外
面部分に接触するように保持され、第2側部滑り部材が
連続的に錐形の内面を備えかつ実質上長方形の横断面を
有し、また前記の連続的に末つぼまる外面部分において
コア棒とあり継ぎ係合し、さらに第1側部滑り部材の前
記扇形の側辺が第2側部滑り部材の前記長方形の側辺に
平行に走ることを特徴とする開きコア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11479877A JPS5914333B2 (ja) | 1977-09-26 | 1977-09-26 | 射出成形用の成形型に取付けられる開きコア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11479877A JPS5914333B2 (ja) | 1977-09-26 | 1977-09-26 | 射出成形用の成形型に取付けられる開きコア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5455057A JPS5455057A (en) | 1979-05-01 |
JPS5914333B2 true JPS5914333B2 (ja) | 1984-04-04 |
Family
ID=14646939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11479877A Expired JPS5914333B2 (ja) | 1977-09-26 | 1977-09-26 | 射出成形用の成形型に取付けられる開きコア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5914333B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010094867A (ja) * | 2008-10-15 | 2010-04-30 | Sabic Innovative Plastics Japan Kk | 円筒状成形品の射出成形用金型、射出成形方法及び成形品 |
CN114962484A (zh) * | 2021-02-23 | 2022-08-30 | 崔炳善 | 汽车差速器的离合器用电磁阀总成的内柱塞及其制造方法 |
JP2022127876A (ja) * | 2021-02-22 | 2022-09-01 | ソン チェ、ビョン | 自動車差動裝置クラッチ用ソレノイドアセンブリーのインナープランジャー及びその製造方法 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59156709A (ja) * | 1983-02-25 | 1984-09-06 | Zojirushi Vacuum Bottle Co | 底部中央部に雌ねじ部を有する椀状物品の成型用金型 |
JPS6176336A (ja) * | 1984-09-22 | 1986-04-18 | Daiichi Gaiyaa Kk | 開きコア |
JPS63189218A (ja) * | 1987-02-02 | 1988-08-04 | Copal Co Ltd | 開きコアを有する射出成形金型 |
JPS63194914A (ja) * | 1987-02-10 | 1988-08-12 | Masaharu Kaneko | 深物の成型金型 |
JPH0614998Y2 (ja) * | 1988-03-31 | 1994-04-20 | 山村硝子株式会社 | 金 型 |
JP4659286B2 (ja) * | 2001-07-13 | 2011-03-30 | オリンパス株式会社 | 円筒成形品の射出成形型および射出成形方法 |
CN110315696A (zh) * | 2019-07-03 | 2019-10-11 | 安徽天大模具有限公司 | 一种汽车防尘套模具 |
-
1977
- 1977-09-26 JP JP11479877A patent/JPS5914333B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010094867A (ja) * | 2008-10-15 | 2010-04-30 | Sabic Innovative Plastics Japan Kk | 円筒状成形品の射出成形用金型、射出成形方法及び成形品 |
JP2022127876A (ja) * | 2021-02-22 | 2022-09-01 | ソン チェ、ビョン | 自動車差動裝置クラッチ用ソレノイドアセンブリーのインナープランジャー及びその製造方法 |
CN114962484A (zh) * | 2021-02-23 | 2022-08-30 | 崔炳善 | 汽车差速器的离合器用电磁阀总成的内柱塞及其制造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5455057A (en) | 1979-05-01 |
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