JPS59118822A - 溶融金属容器用ガス吹込みノズル - Google Patents
溶融金属容器用ガス吹込みノズルInfo
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- JPS59118822A JPS59118822A JP23396282A JP23396282A JPS59118822A JP S59118822 A JPS59118822 A JP S59118822A JP 23396282 A JP23396282 A JP 23396282A JP 23396282 A JP23396282 A JP 23396282A JP S59118822 A JPS59118822 A JP S59118822A
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Landscapes
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は溶融金属容器用ガス吹込みノズルに関する。
周知のごとく溶融金属容器にガスを吹き込むノズルとし
ては多孔質耐火物を用いる場合と、例えば特開昭47−
42531にて開示されているごとき、稠密組織を有す
る耐火物に積極的に毛細管通孔を設ける場合とがある。
ては多孔質耐火物を用いる場合と、例えば特開昭47−
42531にて開示されているごとき、稠密組織を有す
る耐火物に積極的に毛細管通孔を設ける場合とがある。
しかしながら多孔質耐火物をガス吹込みノズルとして使
用した時の欠点としては、次の点が挙げられる。
用した時の欠点としては、次の点が挙げられる。
■ 多孔質のため溶融金属等による摩耗侵食が大きい。
■ 構造上、孔の径には制限があり、ひいては吹込みブ
jス量の制約が太きい。
jス量の制約が太きい。
■ ノズルの側面からも吹込みガスが突出し、側面部の
損耗を早めることにより溶融金属の漏洩を引き起す危険
性がある。
損耗を早めることにより溶融金属の漏洩を引き起す危険
性がある。
又、特開昭47−42531にて開示されている、稠密
組織を有する耐火物に積極的に毛細管通孔を設けたノズ
ルをカス吹込み用として使用した場合には上記多孔質耐
火物ノズルの欠点を補なうことの効果が得られる反面次
のような欠点も有している。
組織を有する耐火物に積極的に毛細管通孔を設けたノズ
ルをカス吹込み用として使用した場合には上記多孔質耐
火物ノズルの欠点を補なうことの効果が得られる反面次
のような欠点も有している。
■ 毛細管通路の形成法が、耐火物混線物に、紙又は繊
維等の細長い材料をうめ込み成形し、その後の焼成工程
中に細長い材料が焼失することにより形成されることを
特徴としているため、成形時に、紙又は繊維等が圧縮変
形又は折損する場合が多く発生し、所定の断面積を有す
る毛細管通孔を得ることが困難となシ、ひいては所定ガ
ス圧力下での吹込み流量に大きなバラッ牛を生じ流量側
索に支障をきたしている。特に当ノズルを1本のカス供
給管から並列に複数個配列させ使用する通常の使用法で
は、上記各ノズルの毛細管通孔断面存〔の大きなバラツ
士のため、ガスの出やすいノズル、出にくいノズルの差
が著しく犬きくなシ、ひいては出にくいノズルは所定ガ
ス流量不足のため、重器金属の毛細管通孔への侵入に伴
なうノズル閉塞が多発する。
維等の細長い材料をうめ込み成形し、その後の焼成工程
中に細長い材料が焼失することにより形成されることを
特徴としているため、成形時に、紙又は繊維等が圧縮変
形又は折損する場合が多く発生し、所定の断面積を有す
る毛細管通孔を得ることが困難となシ、ひいては所定ガ
ス圧力下での吹込み流量に大きなバラッ牛を生じ流量側
索に支障をきたしている。特に当ノズルを1本のカス供
給管から並列に複数個配列させ使用する通常の使用法で
は、上記各ノズルの毛細管通孔断面存〔の大きなバラツ
士のため、ガスの出やすいノズル、出にくいノズルの差
が著しく犬きくなシ、ひいては出にくいノズルは所定ガ
ス流量不足のため、重器金属の毛細管通孔への侵入に伴
なうノズル閉塞が多発する。
■ ノズル本体が焼成品であり、そして前項■の欠点を
除去するためには、必らず稠密組織にしなければならな
いことから、溶融金属容器にガスを吹込むノズルの最大
損耗原因と言われている熱着しい低下をきたしている。
除去するためには、必らず稠密組織にしなければならな
いことから、溶融金属容器にガスを吹込むノズルの最大
損耗原因と言われている熱着しい低下をきたしている。
■ 複数個の毛細管通路を形成させる場合、各毛細管通
路に相当する部に紙又は繊維等の細長い材料をうめ込み
、成形するが、その際個々の細長い材料を単純にうめ込
むだけで圧力をかけて成形すると、これら細長い材料は
、耐火物坏土のラシタムな移動に伴ない、所定の毛細管
通路部から大幅にズした個所に位置し、場合によればこ
れら毛細管通路が多く集まった個所とほとんど存在しな
い、いわゆるノズル断面における毛細管通路の疎密分布
が起きる。この毛細管通路の疎密分布は規則性を持って
均一に分布している場合に比べて局部的な温度分布変化
を起し易く熱スポーリシグによる剥離損耗を速めている
。
路に相当する部に紙又は繊維等の細長い材料をうめ込み
、成形するが、その際個々の細長い材料を単純にうめ込
むだけで圧力をかけて成形すると、これら細長い材料は
、耐火物坏土のラシタムな移動に伴ない、所定の毛細管
通路部から大幅にズした個所に位置し、場合によればこ
れら毛細管通路が多く集まった個所とほとんど存在しな
い、いわゆるノズル断面における毛細管通路の疎密分布
が起きる。この毛細管通路の疎密分布は規則性を持って
均一に分布している場合に比べて局部的な温度分布変化
を起し易く熱スポーリシグによる剥離損耗を速めている
。
本発明は上記■〜■の欠点を解決することを目的とし、
とくにガス通孔としての複数本の金属性パイプを規則性
を持って均一分布し得るようにあらかしめ一体構造物と
し、耐熱スポーリシク性そして耐侵食性さらには耐摩耗
性を有するように考慮された耐火物組成物と共に同時に
一体成形することによシ、安定してかつよシ経済的に溶
融金属容器内へガスを吹込み供給出来るノズルを提供す
るものである。
とくにガス通孔としての複数本の金属性パイプを規則性
を持って均一分布し得るようにあらかしめ一体構造物と
し、耐熱スポーリシク性そして耐侵食性さらには耐摩耗
性を有するように考慮された耐火物組成物と共に同時に
一体成形することによシ、安定してかつよシ経済的に溶
融金属容器内へガスを吹込み供給出来るノズルを提供す
るものである。
以下に本発明の一実施例を添附図面にもとづき説明する
と次の通シである。
と次の通シである。
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図であり、(1
)は耐火物組成物から成形されたノズル本体、(2)は
該本体(1)内にガス通孔を形成するために挿設された
複数本の金属性バイづ、(3)はバイづ(2)の規則性
分布と該パイ’1(2)へのカスの均一供給を保障する
ために該パイプ(2)のそれぞれと一体結合された金属
性構造物で、図には構造物(3)としてガス導管(4)
を具備するガスレシーバータンクが示されている。
)は耐火物組成物から成形されたノズル本体、(2)は
該本体(1)内にガス通孔を形成するために挿設された
複数本の金属性バイづ、(3)はバイづ(2)の規則性
分布と該パイ’1(2)へのカスの均一供給を保障する
ために該パイプ(2)のそれぞれと一体結合された金属
性構造物で、図には構造物(3)としてガス導管(4)
を具備するガスレシーバータンクが示されている。
第1図に示された本発明ガス吹込みノズルに於て、ガス
の通孔を構成する金属性パイJJ(21は、耐火物より
なるノズル本体(1)中に埋設する前に、第2図に一例
を示す如く、あらかじめ金属性構造物(3)例えばカス
レシーバ−タンクの上蓋(8α)に溶接あるいはろう付
けなどの手段の適用により一体に結合され、この一体構
造物は、ノズル本体(1)を耐火組成物から成形するに
際し、この耐火物組成物と同時に一体成形され、このよ
うな同時一体成形により、金属性パイプ(2)は本体(
1)に一体結合される。尚上蓋(8a)とそれ以外の構
造物(3)部分とは、このような一体成形後に溶接ある
いはろう付けなどの手段を適用して一体結合してもよい
。本発明に於て耐火物組成物としては、この種用途に用
いられている各種のものを使用でき、例えば酸性耐火物
、中性耐火物、塩基性耐火物、カーポジ耐大物、窒化物
、炭化物、硼化物等の非酸化耐火物、これらを組み合わ
せた耐火物組成物が用いられる。また金属性パイプ(2
)としては鉄管、鋼管、黄銅管、ステシレス管、アルミ
ニウム管などを使用でき、耐火物組成物を焼成する場合
には、之等管のうちから焼成温度に耐え得るものが適宜
選択的に用いられる。
の通孔を構成する金属性パイJJ(21は、耐火物より
なるノズル本体(1)中に埋設する前に、第2図に一例
を示す如く、あらかじめ金属性構造物(3)例えばカス
レシーバ−タンクの上蓋(8α)に溶接あるいはろう付
けなどの手段の適用により一体に結合され、この一体構
造物は、ノズル本体(1)を耐火組成物から成形するに
際し、この耐火物組成物と同時に一体成形され、このよ
うな同時一体成形により、金属性パイプ(2)は本体(
1)に一体結合される。尚上蓋(8a)とそれ以外の構
造物(3)部分とは、このような一体成形後に溶接ある
いはろう付けなどの手段を適用して一体結合してもよい
。本発明に於て耐火物組成物としては、この種用途に用
いられている各種のものを使用でき、例えば酸性耐火物
、中性耐火物、塩基性耐火物、カーポジ耐大物、窒化物
、炭化物、硼化物等の非酸化耐火物、これらを組み合わ
せた耐火物組成物が用いられる。また金属性パイプ(2
)としては鉄管、鋼管、黄銅管、ステシレス管、アルミ
ニウム管などを使用でき、耐火物組成物を焼成する場合
には、之等管のうちから焼成温度に耐え得るものが適宜
選択的に用いられる。
本発明カス吹込みノズルに於ては、カスの通過する細孔
が金属性バイづ(2)から構成されているので、次の通
りの作用効果が得られる。
が金属性バイづ(2)から構成されているので、次の通
りの作用効果が得られる。
(I) 金属性構造物(3)例えばガス導入パイプ、
ガスレシーバ−タンクを通じて供給された所定量のカス
がまったくノズル耐火物中へ漏れることなく、全て溶融
金属内へ安定して吹込むことが出来る。
ガスレシーバ−タンクを通じて供給された所定量のカス
がまったくノズル耐火物中へ漏れることなく、全て溶融
金属内へ安定して吹込むことが出来る。
(TI) (I)の結果、耐火物は必ずしも緻密(稠
密)なる組織を有する必要はなく、むしろ耐侵食□
性、耐摩耗性を考慮に入れながらガス吹込みノズルの
最大の11耗原因とされている耐燃スポーリンク性を付
与させるための組織変更を随意に幅広く行なうことが出
来、ノズルの寿命即ち経済性の著しい向上が計れる。
密)なる組織を有する必要はなく、むしろ耐侵食□
性、耐摩耗性を考慮に入れながらガス吹込みノズルの
最大の11耗原因とされている耐燃スポーリンク性を付
与させるための組織変更を随意に幅広く行なうことが出
来、ノズルの寿命即ち経済性の著しい向上が計れる。
(m) 金給性パイづ(2)は成形時にその内径が圧
縮変形し小さくなったり、又折損することがほとんど起
らないため、金属性パイプ(2)の内径と長さ、使用本
数そしてガスの供給圧さえ決めれば、常に一定のガス流
量を確保し得るノズルを作ることが可能であり、その結
果として所定カス流量不足に伴なう溶融金属の毛細管内
への侵入に起因するノズル閉塞は発生しなくなる。
縮変形し小さくなったり、又折損することがほとんど起
らないため、金属性パイプ(2)の内径と長さ、使用本
数そしてガスの供給圧さえ決めれば、常に一定のガス流
量を確保し得るノズルを作ることが可能であり、その結
果として所定カス流量不足に伴なう溶融金属の毛細管内
への侵入に起因するノズル閉塞は発生しなくなる。
更にまたこのような金属性バイづ(2)は、金属性構造
物(3)にあらかじめ一体結合された状態で、ノズル本
体+1)の成形時に耐火物組成物と同時一体成形され、
該本体(1)に一体に結合されるような構成になってい
るので、次の通シの作用効果が得られる。
物(3)にあらかじめ一体結合された状態で、ノズル本
体+1)の成形時に耐火物組成物と同時一体成形され、
該本体(1)に一体に結合されるような構成になってい
るので、次の通シの作用効果が得られる。
(TV) 一体構造物とする時に、パイづの配列は任
意に規則性を持たすことが可能で、そして一体成形時に
は、パイプの位置が一体構造物として固定されているた
め、はとんど所定位置からズレることなく、成形後も所
期の規則性を持ったパイプ配列を維持することが可能と
なる。従って毛細管通路の疎密分布に伴なう熱スポーリ
ングによる剥離損耗を抑えることが出来、ノズルの寿命
即ち経済性の著しい向上が計れる。
意に規則性を持たすことが可能で、そして一体成形時に
は、パイプの位置が一体構造物として固定されているた
め、はとんど所定位置からズレることなく、成形後も所
期の規則性を持ったパイプ配列を維持することが可能と
なる。従って毛細管通路の疎密分布に伴なう熱スポーリ
ングによる剥離損耗を抑えることが出来、ノズルの寿命
即ち経済性の著しい向上が計れる。
(V) 一体成形することにより、金属性パイプと耐
火物組成物との密着が非常に良好となる。そのため耐火
物組成物のみをあらかじめ成形し、その後穴明は加工等
にてパイプ挿入部を作り、その内にパーrづを挿入させ
て作る等、いわゆる一体成形を行なわなかった場合のノ
ズルに認められている第3図の模式図のごとき、パイプ
(2)と耐火物との隙間(5)を通じ−で吹込みガスが
ノズルの非使用面側へ逆流して行く現象が起らなくなる
。従って安定したガスの供給が計れるのと、とくにガス
の種類が002.02、空気など酸化性の気体を含み、
耐火物組成物が、酸化物以外の例えば炭素、炭化物、窒
化物、硼化物など酸化損耗していく物で構成されている
場合には、吹込みカスの逆流を一体成形にて防止するこ
とにより、耐火物の酸化損耗を著しく低減でき、ノズル
の寿命即ち経済性の著しい向上が計れる。
火物組成物との密着が非常に良好となる。そのため耐火
物組成物のみをあらかじめ成形し、その後穴明は加工等
にてパイプ挿入部を作り、その内にパーrづを挿入させ
て作る等、いわゆる一体成形を行なわなかった場合のノ
ズルに認められている第3図の模式図のごとき、パイプ
(2)と耐火物との隙間(5)を通じ−で吹込みガスが
ノズルの非使用面側へ逆流して行く現象が起らなくなる
。従って安定したガスの供給が計れるのと、とくにガス
の種類が002.02、空気など酸化性の気体を含み、
耐火物組成物が、酸化物以外の例えば炭素、炭化物、窒
化物、硼化物など酸化損耗していく物で構成されている
場合には、吹込みカスの逆流を一体成形にて防止するこ
とにより、耐火物の酸化損耗を著しく低減でき、ノズル
の寿命即ち経済性の著しい向上が計れる。
以下に本発明品と比較品との性能試験結果を示すO
〈本発明1〉
内径1maφ、外径3関φ、長さ1.000Mのステシ
レスバイ′550本を、第2図のごとく直径150m、
厚さ15酵のステシレス製レシーバータンク上蓋に10
w間隔で規則性を持たせながら配列させ、溶接し一体構
造物とした。当一体構造物とMgO72チ、カーボン2
0チの組成を有するugo −c系耐人物組成物を一緒
にノズル成形用のt−ルド内にtットし、アイソスタテ
イクプレスにて1000Kyj/J圧にて成形し、その
後は常法に従って、牛ニアリンク処理そしてノズル表面
の研削加工処理を施した。得られたノズルは長さ100
ONで一端面の直径が150鰭φそして他端面の直径が
194uφのテーパーを持つ構造で、最終的にはこのノ
ズルにガス導入用パイプが接続されたステシレス製の直
径+508φ、高さ30間のレシーバ−タンクを溶接し
、第1図のごときノズルとした。このノズルをI 80
Ton転炉の炉底に4本築炉し1本のガス供給管につな
いだ後転炉吹錬時7 Kg f / cr&圧のN2ガ
スを2.5 Nd/ rILin吹込んだ。
レスバイ′550本を、第2図のごとく直径150m、
厚さ15酵のステシレス製レシーバータンク上蓋に10
w間隔で規則性を持たせながら配列させ、溶接し一体構
造物とした。当一体構造物とMgO72チ、カーボン2
0チの組成を有するugo −c系耐人物組成物を一緒
にノズル成形用のt−ルド内にtットし、アイソスタテ
イクプレスにて1000Kyj/J圧にて成形し、その
後は常法に従って、牛ニアリンク処理そしてノズル表面
の研削加工処理を施した。得られたノズルは長さ100
ONで一端面の直径が150鰭φそして他端面の直径が
194uφのテーパーを持つ構造で、最終的にはこのノ
ズルにガス導入用パイプが接続されたステシレス製の直
径+508φ、高さ30間のレシーバ−タンクを溶接し
、第1図のごときノズルとした。このノズルをI 80
Ton転炉の炉底に4本築炉し1本のガス供給管につな
いだ後転炉吹錬時7 Kg f / cr&圧のN2ガ
スを2.5 Nd/ rILin吹込んだ。
500 CH使用した時点迄で、当ノズルに起因するト
ラブルは1件も起らず、ノズルの損耗もとくに熱スポー
リシクによる剥離は認められず、又ガス漏れ等による異
常溶損も認められなかった。さらにガス流量はガス圧を
変えることにより任意にコツト0−ルできたことから冶
金特性上においても所期の目的を十分に満足することが
出来た。
ラブルは1件も起らず、ノズルの損耗もとくに熱スポー
リシクによる剥離は認められず、又ガス漏れ等による異
常溶損も認められなかった。さらにガス流量はガス圧を
変えることにより任意にコツト0−ルできたことから冶
金特性上においても所期の目的を十分に満足することが
出来た。
本発明1で用意したのと同じノズル4本を180Ton
転炉の炉底に築炉し、1本のガス供給管につないだ後、
転炉吹錬時7 Kg f /cnl圧のCO2ガスを1
.6NJ/mim吹込ンタ。
転炉の炉底に築炉し、1本のガス供給管につないだ後、
転炉吹錬時7 Kg f /cnl圧のCO2ガスを1
.6NJ/mim吹込ンタ。
500 CH使用した時点迄で当ノズルに起因するトラ
ブルは全く起らず、ノズルの損耗もとくに熱スポーリシ
クによる剥離は認められず、又ガス漏れ等による異常溶
損そしてCO2ガスの逆流にょるMIO−C系耐大物の
酸化損耗も認められなかった。
ブルは全く起らず、ノズルの損耗もとくに熱スポーリシ
クによる剥離は認められず、又ガス漏れ等による異常溶
損そしてCO2ガスの逆流にょるMIO−C系耐大物の
酸化損耗も認められなかった。
さらにガス流量はガス圧を変えることKより任意にコツ
ト0−ルできたことから冶金特性上においても所期の目
的を十分に満足することが出来た。
ト0−ルできたことから冶金特性上においても所期の目
的を十分に満足することが出来た。
〈比較例1〉
Mg072%、カーボ:J20%o組成を有するugo
−c系耐大物組成物をアイソスタテ4りづレスにて1
000 Kff /lri圧にて成形し、その後は常法
に従って+ユアリシク処理そして成形体表面の研削加工
処理を施こし、長さ1000uで一端面の直径が15Q
+u+φ、そして他端面の直径が194鰭φのテーパー
を持つ構造の耐火物体を得た。
−c系耐大物組成物をアイソスタテ4りづレスにて1
000 Kff /lri圧にて成形し、その後は常法
に従って+ユアリシク処理そして成形体表面の研削加工
処理を施こし、長さ1000uで一端面の直径が15Q
+u+φ、そして他端面の直径が194鰭φのテーパー
を持つ構造の耐火物体を得た。
この耐火物体に、本発明1にてステシレスパイプを配列
させたのと全く同じ位置に直径3−5m5φの穴をあけ
、ガス吹込み用ノズルの本体を得た。
させたのと全く同じ位置に直径3−5m5φの穴をあけ
、ガス吹込み用ノズルの本体を得た。
一方、内径1 *a (fi 1外径3uφ、長さl0
00mのステシレスパイ′550本を直径150 ta
xφ、厚み15勲のステシレス製しシーバータシク上蓋
に本発明1と同様にlotptx間隔で規則性を持たせ
ながら配列させ溶接し、さらに加えてガス導入用パイプ
が接続されたステシレス製の直径150iaφ、高さ3
ONのレシーバータンクを溶接した、ガス供給バイづ構
造体を用意し、このガス供給パイプ構造体を上記穴のあ
いたガス吹込み用ノズル本体に装着した。得られたノズ
ルを、l 8QTon転炉の炉底に4本築炉し1本のガ
ス供給管につないだ後転炉吹錬時7 Kl f / c
J圧のN2ガスを2 、5 Ntt? / mi n吹
込んだ。
00mのステシレスパイ′550本を直径150 ta
xφ、厚み15勲のステシレス製しシーバータシク上蓋
に本発明1と同様にlotptx間隔で規則性を持たせ
ながら配列させ溶接し、さらに加えてガス導入用パイプ
が接続されたステシレス製の直径150iaφ、高さ3
ONのレシーバータンクを溶接した、ガス供給バイづ構
造体を用意し、このガス供給パイプ構造体を上記穴のあ
いたガス吹込み用ノズル本体に装着した。得られたノズ
ルを、l 8QTon転炉の炉底に4本築炉し1本のガ
ス供給管につないだ後転炉吹錬時7 Kl f / c
J圧のN2ガスを2 、5 Ntt? / mi n吹
込んだ。
500CH使用した時点迄で、尚ノズルは熱スポーリ、
7りによる剥離は認められなかったが、N2カスの逆流
のためか溶鋼中に所定のガス量を吹込むことが困難とな
シ冶金特性上の効果は少なかった。
7りによる剥離は認められなかったが、N2カスの逆流
のためか溶鋼中に所定のガス量を吹込むことが困難とな
シ冶金特性上の効果は少なかった。
〈比較例2〉
比較例1で用意したのと同じノズル4本を180に転炉
の炉底に築炉し、1本のガス供給管につないだ後転炉吹
錬時7〜f/ ct/I圧のCO2ガスを1.6N m
’ / mi n吹込んだ。
の炉底に築炉し、1本のガス供給管につないだ後転炉吹
錬時7〜f/ ct/I圧のCO2ガスを1.6N m
’ / mi n吹込んだ。
当ノズルはCO2ガスの逆流のため、ノズル本体のMf
O−C系耐大物が酸化され異常損耗を起し、僅か120
CHの時点にてガス供給をストップせざるを得なかっ
た。
O−C系耐大物が酸化され異常損耗を起し、僅か120
CHの時点にてガス供給をストップせざるを得なかっ
た。
なおl 2 OCH迄に於ても、比較例1と同様溶鋼中
に所定のガス量を吹込むととが困難となシ、冶金特性上
の効果は少なかった。
に所定のガス量を吹込むととが困難となシ、冶金特性上
の効果は少なかった。
上記のごとく本発明によるノズルは溶融金属容器用とし
てその経済性そして安定使用性に於て優れていることが
確認された。
てその経済性そして安定使用性に於て優れていることが
確認された。
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は金
属性パイプとガスレシーバータシク上蓋からなる金属性
一体構造物の一例を示す説明図、第3図は吹込みカスの
逆流現象を示す模式図である。 図に於て、(1)はノズル本体、(2)は金属性パイづ
、(3)は金属性構造物、(4)はガス導入パイプであ
る。 C以 上) 代理人 弁理士 三 枝 英 二第1区( 小 2 図 第3 rm 倉敷市水島用崎通1丁目番地な し川崎製鉄株式会社水島製鉄所 内 (か発 明 者 小笠原−紀 倉敷市水島用崎通1丁目番地な し川崎製鉄株式会社水島製鉄所 内 0発 明 者 横井誠 倉敷市水島用崎通1丁目番地な し川崎製鉄株式会社水島製鉄所 内 (n)出 願 人 川崎製鉄株式会社 神戸市中央区北本町通1丁目1 番28号
属性パイプとガスレシーバータシク上蓋からなる金属性
一体構造物の一例を示す説明図、第3図は吹込みカスの
逆流現象を示す模式図である。 図に於て、(1)はノズル本体、(2)は金属性パイづ
、(3)は金属性構造物、(4)はガス導入パイプであ
る。 C以 上) 代理人 弁理士 三 枝 英 二第1区( 小 2 図 第3 rm 倉敷市水島用崎通1丁目番地な し川崎製鉄株式会社水島製鉄所 内 (か発 明 者 小笠原−紀 倉敷市水島用崎通1丁目番地な し川崎製鉄株式会社水島製鉄所 内 0発 明 者 横井誠 倉敷市水島用崎通1丁目番地な し川崎製鉄株式会社水島製鉄所 内 (n)出 願 人 川崎製鉄株式会社 神戸市中央区北本町通1丁目1 番28号
Claims (1)
- ■ 耐火物組成物から成形されたノズル本体が、ガス通
孔としての複数本の金属性パイプを含み、この複数本の
金属性パイプは所定配列をとるように金属性構造物に一
体に結合された状態で、ノズル本体を構成する耐火物組
成物と同時に一体成形されていることを特徴とする溶融
金属容器用ガス吹込みノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23396282A JPS59118822A (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | 溶融金属容器用ガス吹込みノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23396282A JPS59118822A (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | 溶融金属容器用ガス吹込みノズル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59118822A true JPS59118822A (ja) | 1984-07-09 |
Family
ID=16963354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23396282A Pending JPS59118822A (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | 溶融金属容器用ガス吹込みノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59118822A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57200533A (en) * | 1981-06-03 | 1982-12-08 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Gas blowing refractory material and preparation thereof |
JPS58167717A (ja) * | 1982-03-29 | 1983-10-04 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 溶融金属精錬用ノズル |
JPS58167716A (ja) * | 1982-03-29 | 1983-10-04 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | ガス吹込用ノズル及びその製造法 |
-
1982
- 1982-12-24 JP JP23396282A patent/JPS59118822A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57200533A (en) * | 1981-06-03 | 1982-12-08 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Gas blowing refractory material and preparation thereof |
JPS58167717A (ja) * | 1982-03-29 | 1983-10-04 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 溶融金属精錬用ノズル |
JPS58167716A (ja) * | 1982-03-29 | 1983-10-04 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | ガス吹込用ノズル及びその製造法 |
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