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JPS5911644Y2 - 自動車用シ−トリクライナ− - Google Patents

自動車用シ−トリクライナ−

Info

Publication number
JPS5911644Y2
JPS5911644Y2 JP1979012278U JP1227879U JPS5911644Y2 JP S5911644 Y2 JPS5911644 Y2 JP S5911644Y2 JP 1979012278 U JP1979012278 U JP 1979012278U JP 1227879 U JP1227879 U JP 1227879U JP S5911644 Y2 JPS5911644 Y2 JP S5911644Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latch
seat
teeth
tooth
pole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1979012278U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55111460U (ja
Inventor
逞司 奥山
Original Assignee
アイシン精機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アイシン精機株式会社 filed Critical アイシン精機株式会社
Priority to JP1979012278U priority Critical patent/JPS5911644Y2/ja
Publication of JPS55111460U publication Critical patent/JPS55111460U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5911644Y2 publication Critical patent/JPS5911644Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は自動車のシートリクライナー、即ち座席傾斜角度
調節装置に関する。
特にシートバックにその枢動軸と同心にラッチを固着し
シートに対してはポールを枢着し、ポールの歯とラッチ
の歯とを互いに係脱せしめることにより、シートバック
の傾斜角度を調節するシートリクライナーに関する。
具体的に図示すると、第6図に示すようにシートバック
(図示省略)に固着されるアーム30をシ−ト(図示省
略)に固着されたベース31に対し枢軸32により枢着
し、この枢軸32と同心にラツチ1をアーム30に一体
に固着し、ポール2を枢軸3によりベース31に枢着し
たシートリクライナーに関する。
なお同図において手動操作用ハンドル33は、枢軸32
を兼用してベース31に枢着されている。
ハンドノレ33にはカム孔34があってこれにポール2
から突出するピン35が係合する。
ハンドル33はばね36により図中反時計方向の回動傾
向に付勢されていて、実線位置にて静止しカム孔34、
ピン35を介し、ポール2をラツチ1と係合状態に保つ
反対にハンドルの仮想線位置にてポールはラッチと非係
合となり、アーム30従ってシートバックは枢軸32囲
りに傾動自在となる。
この形式のシートリクライナーにおいては、シートバッ
クを大角度前傾させた状態から、通常使用状態の角度ま
で起立させてその位置にシートバックをロックして保持
せんとする操作の中途において、ポールが、ラッチの周
縁の無歯部分との摺擦遊動状態から、有歯部分との保合
状態に変る。
この保合状態に変ったところでシートバックはその枢動
をいったん休止し、然る後微小角度同方向に傾動されな
がら微調整されてロックされる。
ところが従来のシートリクライナーでは、このようにポ
ールがラツチ有歯部分と最初に係合すべきときにラッチ
の歯と係合しないままシートバックが過大角度傾斜して
しまういわゆる目とび現象を生じ、そのためにシートバ
ックの傾斜角度調節に難渋し手間取ることがある。
特にいわゆるツウドア自動車では前方客席のシートバッ
クを前方に伏倒させた状態で後方座席の搭乗者の乗降が
なされるから、シートバックの前方への伏倒起立操作が
頻繁になされる。
そのため上記のようにシートバックの角度調節に手間取
ることは著しく不便である。
上記はラッチの無歯部分の高さがラッチの歯丈より高い
場合についての欠点であるが、もし、ラッチの無歯部分
がラッチの歯丈とほぼ同じ高さに形威されたものの場合
には、シートバックの起立時に、ポールの歯がまだ一部
無歯部分と摺擦中であるときこの無歯部分に隣接するラ
ッチの歯がポールの歯の何れかに撃突し、そのためポー
ルとラッチの歯が咬み合い不可能となる。
本案は上記従来のものの欠点から免れようとするもので
あって、ポールの有する各歯をポールの枢軸に最も近い
歯から最も遠い歯に至るに従い、歯丈を順次増大したも
のである。
以下図面について、本案のシートリクライナーを従来の
ものと比較しながら説明する。
第1〜3図は従来のシートリクライナーのラッチ及びポ
ールの一部分を示す。
1は自動車座席のシートバックの側面に対し固着される
ラッチを示し、2はシートの側面に対しレバー状に枢着
されたポールを示す。
3はポール2の枢軸であって、シートの側面に所定位置
を占める。
なおポール2は図示しないばねによりラッチを係合方向
に回動するよう付勢されている。
ラツチ1は円弧状に配列された一連の歯4を有する。
この円弧状の歯列の曲率中心はシートバック(図示省略
)の枢動の中心と同心である。
ラツチ1は歯4に続いて円弧状の無歯部分5を有する。
シートバックを起立させるときはラツチ1が矢印方向に
回動され、伏倒するときは矢印と反対方向に回動される
従ってシートバックは第1図の左方に向って前方伏倒さ
れ、右方に向って起立される。
シートパックの前方伏倒時にはポール2の歯6はラツチ
1の無歯部分5上に摺擦遊動状態にありそして第1図の
状態は、シートバックが前方伏倒位置から起立位置に向
い回動されるその回勤行程のほぼ終端位置近くにおいて
ポール2の歯6が、全部ラツチ1の歯4に係合し始めよ
うと・する状態を示す。
この状態からラツチ1が若干角度さらに矢印方向に回転
すると第2図の状態となる。
第2図の状態ではポール2の最先頭の歯6aがラッチ1
の歯4bの歯先上に載っている。
ポール2は枢軸3の囲りのレバーモーションをするから
、このように歯6aと6gとの間にはラッチとの保合を
始める時機に差がある。
この状態でポール2の歯とラツチ1の歯との係合作動は
一たん中断する。
しかしなおラツチ1が矢印方向に回動するからポール2
はラッチの歯と係合し易くなるはずであるが、ポール2
の各歯が下方に落ちるのが、ラッチの回動より遅延し、
第3図の状態になり勝ちである。
ポール2は前記のようにばねでラツチ1と係合方向に付
勢されてはいるがシートバックの起立操作の速さ加減に
より、このように遅延し勝ちである。
即ち歯6aは第2図の段階より歯4aと係合し易くなっ
た機会があったはずであるが、瞬時に歯6gと歯4gと
が図のように干渉し、ポール2及びラツチ1の全面係合
がなお遅延することになり前述の目とび現象が生ずる。
その結果、ラツチ1は異音を発しながらポール2に対し
これと非係合のまま摺擦回動する。
従ってシートバックは過大角度後方に傾き、再びこれを
前方に回動して戻し、その傾斜角度を調節することにな
る。
ラツチ1の無歯部分5は、シートバックをその傾斜角度
が可及的に、使用頻度の最も多い角度に近づくまで遊転
を許す大きさに設定されるのが普通である。
従ってポール2の6aから6gまでと歯がラツチ1の4
aから4gまでの歯に対しこれに係合することなく、数
ピッチあるいはそれ以上のピッチ通過してラツチ1が矢
印方向に回転すると、前記のようにシートバックの傾斜
調節操作に手間取ることになる。
本案のシートリクライナーはそのポール12の各歯16
a〜16 gをポール2の枢軸3に近い方から即ち順
次図示左方から歯丈を増大するように形或することによ
り、以上説明した従来の欠点から免れようとするもので
ある。
各歯163〜16gの歯は第2図に示す仮想線から歯の
潰面までの部分を削除した長さである。
この仮想線に沿い歯丈を設定した本案のポール12は第
4図のようになり、ポール12の各歯16 a〜16g
の歯先を結ぶ曲線は、ラツチ11の歯141〜14gに
対しポールが噛合いを開始したとき、ラッチの軸心を中
心とする円弧となるように定めてある。
従ってポールの各歯16 a〜16 gはラッチの歯1
4a〜14gと同時に噛合いを始め進行することができ
る。
第4図に示す状態は、第2図に示す従来のものの階段に
ほぼ相当する状態であるが、ポール12の歯16 aの
歯丈が従来のものに比し低いために、第4図の歯16
aが歯14 bに干渉されない。
そのほか歯16b以下16 fまでの各歯も、それぞれ
対応するラツチ11の各歯に、同様に干渉されない。
従って第5図に示すようにポール12の全部の歯は、一
せいにラツチ11の歯14a〜14 gと係合する。
従って、ラツチ11の無歯部分5の高さをラッチの各歯
14 a〜14gの高さとほぼ等しく形威した場合にも
ポール12の最末尾の歯16 gがまだ無歯部分5上に
残っている時に歯16aがラッチの歯に当接することは
ない。
なおポール12の歯丈を前述のように形或する代りにラ
ツチ11の方の歯142〜14 gの歯丈を上述のよう
に形或しても同じ効果が得られることも、理論的には考
えられる。
しかしこの場合には、何らかの原因により歯14 aの
次位の歯にポールの歯16 aが係合する状態になると
もはや、目的とする効果は全く得られなくなる。
以上説明のように、本案のシートリクライナーはポール
12の有する歯丈をポールの枢軸から遠ざかるにつれて
順次増大するように設定するのみで従来のものの有する
欠点を免れ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は従来のシートリクライナーのラッチ及びポ
ールの係合作動を、係合の進行段階順に示す一部切欠拡
大正面図、第4図と第5図は、本案シートリクライナー
のラッチとポールとの保合段階を示す一部切欠拡大正面
図第6図は本案シートリクライナー全体を示す正面図で
ある。 1,11・・・・・・ラッチ、2,12・・・・・・ポ
ール、3・・・・・・枢軸、5,15・・・・・・無歯
部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートバックをシートに対し枢着してなる自動車の座席
    用シートリクライナーにおいて、シートバックの枢軸と
    同心の弧状に配列された一連の外歯車状の歯を有するラ
    ッチをシートに固着し、このラッチに係合する内歯車状
    の歯を所定数有するポールをシートに枢着し、その枢軸
    はポールの枢動によって、ポールの各歯がラッチの歯と
    係合しあるいは非保合となるようにシート上に位置を定
    め、さらにラッチにはその歯の列に続いて弧状の無歯部
    分を、シートバックの大角度前傾時にポールの歯が遊動
    可能に係合する位置関係をもって配設してなり、さらに
    、上記のポールの各歯はポールの枢軸に最も近いものか
    ら最も遠い歯に至るに従い順次歯丈を増大するように、
    歯を形戊したことを特徴とするシートリクライナー
JP1979012278U 1979-01-31 1979-01-31 自動車用シ−トリクライナ− Expired JPS5911644Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979012278U JPS5911644Y2 (ja) 1979-01-31 1979-01-31 自動車用シ−トリクライナ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979012278U JPS5911644Y2 (ja) 1979-01-31 1979-01-31 自動車用シ−トリクライナ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55111460U JPS55111460U (ja) 1980-08-05
JPS5911644Y2 true JPS5911644Y2 (ja) 1984-04-10

Family

ID=28828245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979012278U Expired JPS5911644Y2 (ja) 1979-01-31 1979-01-31 自動車用シ−トリクライナ−

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0520195Y2 (ja) * 1988-07-28 1993-05-26
JP3080136B2 (ja) * 1995-07-31 2000-08-21 池田物産株式会社 内歯式リクライニングデバイス
JP5673571B2 (ja) 2012-01-19 2015-02-18 アイシン精機株式会社 車両用シートリクライニング装置
JP5668702B2 (ja) 2012-01-26 2015-02-12 アイシン精機株式会社 車両用シートリクライニング装置

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JPS55111460U (ja) 1980-08-05

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