JPS5910259Y2 - 壁クロス貼り構造 - Google Patents
壁クロス貼り構造Info
- Publication number
- JPS5910259Y2 JPS5910259Y2 JP17740981U JP17740981U JPS5910259Y2 JP S5910259 Y2 JPS5910259 Y2 JP S5910259Y2 JP 17740981 U JP17740981 U JP 17740981U JP 17740981 U JP17740981 U JP 17740981U JP S5910259 Y2 JPS5910259 Y2 JP S5910259Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- wall
- cloth
- cross
- needle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内装仕上げを行なう壁クロス貼り構造の改良に
関するものである。
関するものである。
従来のクロス貼り構造は第1図に示すように、枠状に組
んだ野橡1に、石こうボード2を取付け、この表面に、
裏紙3を貼付けたクロス4をのりなどの接着剤5で貼付
けた構造となっている。
んだ野橡1に、石こうボード2を取付け、この表面に、
裏紙3を貼付けたクロス4をのりなどの接着剤5で貼付
けた構造となっている。
しかしながらクロス4は模様織りしてあるので、織目が
粗く、端部ではずれ易い上、湿気や温度変化など経年変
化により継目部分が第2図に示すように次第にはずれて
剥離してくる問題がある。
粗く、端部ではずれ易い上、湿気や温度変化など経年変
化により継目部分が第2図に示すように次第にはずれて
剥離してくる問題がある。
またクロス貼りの特徴である立体感も乏しく、裏紙3と
クロス4とが一体になったものを使用するため、価格が
高く、シかもクロス4の種類も限定されてしまう。
クロス4とが一体になったものを使用するため、価格が
高く、シかもクロス4の種類も限定されてしまう。
更にクロス4が汚れた場合、これを洗濯して再使用する
ことができず、またクロス4の貼り替えを行なうとき、
接着剤5で貼付けたクロス4を剥がす力で、石こうボー
ド2の表面も剥離してしまい、石こうボード2の表面の
穴や段差を埋めてから貼り替えなければならず、貼り替
え作業もめんどうであった。
ことができず、またクロス4の貼り替えを行なうとき、
接着剤5で貼付けたクロス4を剥がす力で、石こうボー
ド2の表面も剥離してしまい、石こうボード2の表面の
穴や段差を埋めてから貼り替えなければならず、貼り替
え作業もめんどうであった。
また上記の接着剤で貼付ける構造の他に、従米布団貼り
構造がある。
構造がある。
この布団貼り構造は、壁基材と、クロスとの間にクッシ
ョン材を介在させ、クロスの周縁を、くぎ止めして壁基
材に固定した後、くぎの頭をプレートや、平ひもでカバ
ーした構造である。
ョン材を介在させ、クロスの周縁を、くぎ止めして壁基
材に固定した後、くぎの頭をプレートや、平ひもでカバ
ーした構造である。
この布団貼り構造は、立体感に優れているが、クロスを
全体に均一な張力を与えながら貼付ける必要があり、し
かもくぎを狭いピッチで多数打ち込むため、熟練を要し
作業性が悪い欠点があった。
全体に均一な張力を与えながら貼付ける必要があり、し
かもくぎを狭いピッチで多数打ち込むため、熟練を要し
作業性が悪い欠点があった。
本考案は、かかる点に鑑みなされたもので、経年変化に
よる継目部のはずれや剥離がなく、立体感に富んでおり
、しかも布団貼りも容易に行なえる上、クロスが汚れた
場合の貼り替え作業が容易で、洗濯して再使用できると
共に、安価で且つクロスの種類を任意に選定することが
できる壁クロス貼り構造を提供するものである。
よる継目部のはずれや剥離がなく、立体感に富んでおり
、しかも布団貼りも容易に行なえる上、クロスが汚れた
場合の貼り替え作業が容易で、洗濯して再使用できると
共に、安価で且つクロスの種類を任意に選定することが
できる壁クロス貼り構造を提供するものである。
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。
。
第3図乃至第7図は本考案の一実施例を示すものである
。
。
図において6はプレートで、このフ゜レート6(J第4
図に示すようにその長手方向に沿った一側頂に、のこぎ
り歯状に複数の針状突起7が一体に氷或されている。
図に示すようにその長手方向に沿った一側頂に、のこぎ
り歯状に複数の針状突起7が一体に氷或されている。
このプレート6はステンレス板、卵板などの金属板で形
或され、また針状突起7の長さは1〜3mm程度で良い
。
或され、また針状突起7の長さは1〜3mm程度で良い
。
次に施工方法を説明すると、先ず第5図に示すように部
屋の仕切部や壁に沿って、野橡1を枠朝に組んだ後、野
橡1に複数枚の石こうボード2・・・・・・を隙間8を
あけてくぎ9で止める。
屋の仕切部や壁に沿って、野橡1を枠朝に組んだ後、野
橡1に複数枚の石こうボード2・・・・・・を隙間8を
あけてくぎ9で止める。
次に目すかしとなる隙間8に布ひもやテープ10を貼付
けて野橡1の木地をかくず。
けて野橡1の木地をかくず。
この後、第3図に示すように壁基材となる石こうボード
2の表面周辺に沿って針状突起7を外側に向けてプレー
ト6を、両面テープ11で貼付け、適宜の間隔でくぎ止
めし、プレート6と石こうボード2とを密着させる。
2の表面周辺に沿って針状突起7を外側に向けてプレー
ト6を、両面テープ11で貼付け、適宜の間隔でくぎ止
めし、プレート6と石こうボード2とを密着させる。
次に第6図に示すように、石こうボード2よりやや大き
めにさい断したクロス4を広げて石こうボード2の表面
を覆い、クロス4の周縁を、前記プレート6の針状突起
7に係止させ、更にここを野橡1側に折曲げる。
めにさい断したクロス4を広げて石こうボード2の表面
を覆い、クロス4の周縁を、前記プレート6の針状突起
7に係止させ、更にここを野橡1側に折曲げる。
この後、第7図に示すようにアルミニウムやプラスチッ
クで形威された押え部材となるアングル材12を隙間8
から入れ、その一片を野橡1と、石こうボード2の裏面
との間に挾み込むと共に、前記クロス4の折曲部4aを
、石こうボード2の側縁と、、アングル材12の他方の
片との間で挾み込みクロス4の折曲部4aを固定し、ク
ロス貼りを完了するものである。
クで形威された押え部材となるアングル材12を隙間8
から入れ、その一片を野橡1と、石こうボード2の裏面
との間に挾み込むと共に、前記クロス4の折曲部4aを
、石こうボード2の側縁と、、アングル材12の他方の
片との間で挾み込みクロス4の折曲部4aを固定し、ク
ロス貼りを完了するものである。
なおクロス4が汚れた場合、上記とは逆の手順により、
アングル材12を取外した後、クロス4の周縁を、プレ
ート6の針状突起7がら外すことにより容易に交換する
ことができる。
アングル材12を取外した後、クロス4の周縁を、プレ
ート6の針状突起7がら外すことにより容易に交換する
ことができる。
この場合クロス4は従来の如く接着剤を用いていないの
で、クロス4を剥すときに、石こうボード2の表面が剥
離するようなことはなく、平滑なままであり、貼り替え
作業が容易であると共に、裏紙がついていないので剥が
したクロス4の洗濯もでき再使用も可能である。
で、クロス4を剥すときに、石こうボード2の表面が剥
離するようなことはなく、平滑なままであり、貼り替え
作業が容易であると共に、裏紙がついていないので剥が
したクロス4の洗濯もでき再使用も可能である。
なおクロス4として、毛あしの長いじゅうたん地のもの
を用いるときには、前記の如く目すかしがかくれるので
、石こうボード2,2の隙間8にテープ10を貼付ける
必要がない。
を用いるときには、前記の如く目すかしがかくれるので
、石こうボード2,2の隙間8にテープ10を貼付ける
必要がない。
第8図は本考案の他の実施例を示すもので、石こうボー
ド2,2の隙間8に挿入する押え部材としてチャンネル
材13を用い、両側のクロス4,4の折曲部4a,4a
を同時に挾んで固定した構造である。
ド2,2の隙間8に挿入する押え部材としてチャンネル
材13を用い、両側のクロス4,4の折曲部4a,4a
を同時に挾んで固定した構造である。
第9図は本考案を布団貼りに適用した場合の実施例を示
すものである。
すものである。
この構造では、石こうボード2とクロス4との間にウレ
タンやガラス繊維などのクッション材14を介在させた
他は、第7図に示す実施例と同様である。
タンやガラス繊維などのクッション材14を介在させた
他は、第7図に示す実施例と同様である。
上記構造では、従来の如く、狭いピッチで多数のくぎ止
めをする必要がなく、またくぎの頭をカバーするテープ
等が不要となり、美観上も優れている。
めをする必要がなく、またくぎの頭をカバーするテープ
等が不要となり、美観上も優れている。
なお上記実施例では、壁基材として石こうボード2を用
いた場合について示したが、合板ボードなどを用いたも
ので゛も良い。
いた場合について示したが、合板ボードなどを用いたも
ので゛も良い。
また押え部材としては、アングル材12、チャンネル材
13に限らず、■形材、棒材でも良く、また床側の固定
は、幅木を押え部材として兼用したものでも良い。
13に限らず、■形材、棒材でも良く、また床側の固定
は、幅木を押え部材として兼用したものでも良い。
以上説明した如く、本考案に係わる壁クロス貼り構造に
よれば、クロスの周縁を、プレートに設けた針状突起に
係止させて、着脱自在に固定しているので、施工作業性
に優れ、経年変化による継目部のはずれや剥離がなく、
シかも立体感に富み美観的にも優れている。
よれば、クロスの周縁を、プレートに設けた針状突起に
係止させて、着脱自在に固定しているので、施工作業性
に優れ、経年変化による継目部のはずれや剥離がなく、
シかも立体感に富み美観的にも優れている。
更に本考案は布団貼りも容易に行なえる上、クロスの貼
り替え作業も容易である。
り替え作業も容易である。
また市販のクロスのように裏紙がついていないので、ク
ロスの種類を任意に選定できると共に、安価であり、し
かも汚れたクロスを洗濯して再使用することができるな
ど種々の効果を有するものである。
ロスの種類を任意に選定できると共に、安価であり、し
かも汚れたクロスを洗濯して再使用することができるな
ど種々の効果を有するものである。
第1図および第2図は従来の接着剤による壁クロス貼り
構造を示す水平断面図、第3図乃至第7図は本考案の一
実施例を示すもので、第3図はプレートを取付けた石こ
うボードの要部正面図、第4図は針状突起を有するプレ
ートの要部正面図、第5図乃至第7図は工程に従って示
す壁クロス貼り構造の水平断面図、第8図および第9図
は夫々異なる他の実施例による水平断面図である。 1・・・・・・野橡、2・・・・・・石こうボード、3
・・・・・・裏紙、4・・・・・・クロス、4a・・・
・・・折曲部、5・・・・・・接着剤、6・・・・・・
プレート、7・・・・・・針状突起、8・・・・・・隙
間、9・・・・・・くぎ、11・・・・・・両面テープ
、12・・・・・・アングル材、13・・・・・・チャ
ンネル材、14・・・・・・クッション材。
構造を示す水平断面図、第3図乃至第7図は本考案の一
実施例を示すもので、第3図はプレートを取付けた石こ
うボードの要部正面図、第4図は針状突起を有するプレ
ートの要部正面図、第5図乃至第7図は工程に従って示
す壁クロス貼り構造の水平断面図、第8図および第9図
は夫々異なる他の実施例による水平断面図である。 1・・・・・・野橡、2・・・・・・石こうボード、3
・・・・・・裏紙、4・・・・・・クロス、4a・・・
・・・折曲部、5・・・・・・接着剤、6・・・・・・
プレート、7・・・・・・針状突起、8・・・・・・隙
間、9・・・・・・くぎ、11・・・・・・両面テープ
、12・・・・・・アングル材、13・・・・・・チャ
ンネル材、14・・・・・・クッション材。
Claims (4)
- (1)枠状に組んだ野嫌に、隙間をおいて取付けた複数
枚の壁基板と、この壁基板の表面周辺に沿って取付けら
れた針状突起を有するプレートと、壁基板の表面を覆う
ように前記プレートを介して設けられたクロスと、この
クロスの周縁を前記プレートの針状突起に係止して野縁
側に折曲したクロス折曲部と、このクロス新曲部を壁基
板の側縁に押圧固定する押え部材とからなる壁クロス貼
り構造。 - (2)壁基板が石こうボードで形威されている実用新案
登録請求の範囲第1項記載の壁クロス貼り構造。 - (3)針状突起を有するプレートが金属板で形戒されて
いる実用新案登録請求の範囲第1項記載の壁クロス貼り
構造。 - (4)押え部材が、アングル材またはチャンネル材など
型材で形戊されている実用新案登録請求の範囲第1項記
載の壁クロス貼り構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17740981U JPS5910259Y2 (ja) | 1981-11-27 | 1981-11-27 | 壁クロス貼り構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17740981U JPS5910259Y2 (ja) | 1981-11-27 | 1981-11-27 | 壁クロス貼り構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5881240U JPS5881240U (ja) | 1983-06-01 |
JPS5910259Y2 true JPS5910259Y2 (ja) | 1984-03-31 |
Family
ID=29971263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17740981U Expired JPS5910259Y2 (ja) | 1981-11-27 | 1981-11-27 | 壁クロス貼り構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5910259Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019196653A (ja) * | 2018-05-10 | 2019-11-14 | 積水ハウス株式会社 | 壁面構造 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5793658B2 (ja) * | 2010-07-16 | 2015-10-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 入巾木及びこれを用いた床壁境界部納め構造 |
JP5793659B2 (ja) * | 2010-07-16 | 2015-10-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 入巾木及びこれを用いた床壁境界部納め構造 |
-
1981
- 1981-11-27 JP JP17740981U patent/JPS5910259Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019196653A (ja) * | 2018-05-10 | 2019-11-14 | 積水ハウス株式会社 | 壁面構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5881240U (ja) | 1983-06-01 |
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