JPS5888088A - 水中溶存酸素の除去方法 - Google Patents
水中溶存酸素の除去方法Info
- Publication number
- JPS5888088A JPS5888088A JP18564581A JP18564581A JPS5888088A JP S5888088 A JPS5888088 A JP S5888088A JP 18564581 A JP18564581 A JP 18564581A JP 18564581 A JP18564581 A JP 18564581A JP S5888088 A JPS5888088 A JP S5888088A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- dissolved oxygen
- purified
- column
- activated carbon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Physical Water Treatments (AREA)
- Removal Of Specific Substances (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、水中の溶存酸素をしドラ!;シと活性炭で吸
着除去する方法に関する。
着除去する方法に関する。
水と金属とが接触する場合において、水中の溶存酸素の
存在は金属の腐食に多大な悪影響を及ぼすことは広(公
知のことである。したがって、金属の腐食防止対策とし
て、水中の溶存酸素を除去することは金属の防食対策上
液も有効方法である。
存在は金属の腐食に多大な悪影響を及ぼすことは広(公
知のことである。したがって、金属の腐食防止対策とし
て、水中の溶存酸素を除去することは金属の防食対策上
液も有効方法である。
水中の溶存酸素除去方法としては次の■〜■の方法が一
般的に行なわれている。
般的に行なわれている。
■ 物理的方法
(1) 脱気器による加熱脱酸素法。
(2) 真空による脱酸素法。
(3) 窒素などの不活性ガス曝気による脱酸素法。
■ 化学的方法
亜硫酸ナトリウムやヒドラジルなどの薬剤を用いて脱酸
素する方法。
素する方法。
■ 物理的方法と化学的方法の組合せ
上記の■の物理的方法(1)〜(3)のいずれかと■の
化学的方法とを併用して脱酸素する方法。
化学的方法とを併用して脱酸素する方法。
しかし、上記のような方法においては次のような欠点が
ある。
ある。
(11脱気器による加熱脱酸素法は、高温高圧水で脱酸
素するので装置が耐圧設計となり大型化する。また高温
高圧水発生設備が惹要である。
素するので装置が耐圧設計となり大型化する。また高温
高圧水発生設備が惹要である。
(2) 真空による脱酸素法は、高真空を得るための
装置が必要である。また装置のフラ:Jジ接合部、弁、
水面計などからの空気の漏れ込み防止対策が厄介である
。
装置が必要である。また装置のフラ:Jジ接合部、弁、
水面計などからの空気の漏れ込み防止対策が厄介である
。
(3) 窒素などの不活性ガス曝気による脱酸素法は
、酸素含有量の少ない高純度の曝気用ガスを多量に必要
とし、ラシニ:Jクコストがかさむ。
、酸素含有量の少ない高純度の曝気用ガスを多量に必要
とし、ラシニ:Jクコストがかさむ。
(4) 亜硫酸ナトリウムやしドラ、;コなどの薬品
による化学的脱酸素法は、上記(11〜(31法のいず
れかを併用しないと多量の薬品が必要となり、ラコニ:
JJjコストがかさむ。
による化学的脱酸素法は、上記(11〜(31法のいず
れかを併用しないと多量の薬品が必要となり、ラコニ:
JJjコストがかさむ。
本発明の目的は、上記のような欠点を解消し。
効果的に水中の溶存酸素を除去する方法を、提案するも
ので、非酸素雰囲気中でしドラジンを添加した被処理水
を活性炭に接触させることを特長とする水中溶存酸素の
除去方法を提供する。
ので、非酸素雰囲気中でしドラジンを添加した被処理水
を活性炭に接触させることを特長とする水中溶存酸素の
除去方法を提供する。
本発明者等は活性炭により水中り溶存酸素を吸着させ除
去する研究実験を実施してきた。
去する研究実験を実施してきた。
その過程で、水中の溶存酸素はしドラジン共存下で著し
く活性炭にて分解され除去出来る事を見出し9本発明に
到達した。以下本発明の詳細な説明する。
く活性炭にて分解され除去出来る事を見出し9本発明に
到達した。以下本発明の詳細な説明する。
一般に、水中の溶存酸素としドラジンとは200℃以上
の温度条件下で反応を急速に始めるが、室温付近ではほ
とんど反応は進まないといわれる。溶存酸素とヒドラジ
ルの反応fl)式に示すO hh H4+ Ot → 2H,O+N、↑ ・・・
・曲間・・曲・・・(1)しかしなカシ−ら本発明者等
は、室温付近での水中の溶存酸素とじドラ′::Jを活
性炭中で接触させる事により急速に上記(1)式反応が
起ることを見出した。
の温度条件下で反応を急速に始めるが、室温付近ではほ
とんど反応は進まないといわれる。溶存酸素とヒドラジ
ルの反応fl)式に示すO hh H4+ Ot → 2H,O+N、↑ ・・・
・曲間・・曲・・・(1)しかしなカシ−ら本発明者等
は、室温付近での水中の溶存酸素とじドラ′::Jを活
性炭中で接触させる事により急速に上記(1)式反応が
起ることを見出した。
これは、理論的には定かでないが、活性炭にヒドラジル
及び水中の溶存酸素が吸着され、吸着剤表面(活性炭)
でしドラジン及び溶存酸素の濃縮が起る結果、(l)式
の反応が促進されたものと推定される。
及び水中の溶存酸素が吸着され、吸着剤表面(活性炭)
でしドラジン及び溶存酸素の濃縮が起る結果、(l)式
の反応が促進されたものと推定される。
以上の如(本発明によれば、室温付近で、非酸素雰囲気
中2例えば空気と被処理水との接触を遮断するか、また
は窒素などの不活性ガスや水蒸気などを充満させて空気
の侵入を遮断する等の処置を施した容器内等で被処理水
中に含有する溶存酸素と被処理水中に添加したしドラジ
ンを上記容器内圧充填した活性炭中で接触させることに
より、ヒドラ、l;コと溶存112素を水と窒素ガスに
分Nする事ができ、効果的に被処理水中に含有する溶存
酸素を除去することができる。
中2例えば空気と被処理水との接触を遮断するか、また
は窒素などの不活性ガスや水蒸気などを充満させて空気
の侵入を遮断する等の処置を施した容器内等で被処理水
中に含有する溶存酸素と被処理水中に添加したしドラジ
ンを上記容器内圧充填した活性炭中で接触させることに
より、ヒドラ、l;コと溶存112素を水と窒素ガスに
分Nする事ができ、効果的に被処理水中に含有する溶存
酸素を除去することができる。
本発明は、ボイラー給水や補給水のm存酸素除去のほか
、ディーゼル機関冷却水、火カプラコトの軸受冷却水、
火力発電プラシト、化学プラシト等の水圧試験水、満水
保管水等の密閉および半密閉系循環形冷却水のm存酸素
除去等に適用出来る。
、ディーゼル機関冷却水、火カプラコトの軸受冷却水、
火力発電プラシト、化学プラシト等の水圧試験水、満水
保管水等の密閉および半密閉系循環形冷却水のm存酸素
除去等に適用出来る。
以下9本発明を第1図に図示する実施例を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
なお、第1表に使用した活性炭の充填密度および粒度の
関係を示す。
関係を示す。
第 1 表
第1図は本発明の実施例のhうム連続通水法による溶存
酸素の除去試験を行なったー実験例を示すものである。
酸素の除去試験を行なったー実験例を示すものである。
以下、第1図に基づいて説明する。
破処理水タコク1に貯留された溶存酸素8 ppmを含
む被処理水2にあらかじめしドラジンを添加しておき、
配管3を通しポ:J″j4でカラム5に連続通水する。
む被処理水2にあらかじめしドラジンを添加しておき、
配管3を通しポ:J″j4でカラム5に連続通水する。
カラム5は第1表で示した活性炭6が11I充填してあ
り、かつ窒素ガスなどの不活性ガスや水蒸気などを充満
させて空気の侵入を遮断する等、空気と被処理水との接
触な遮断するための適宜な手段を施されている。被処理
水2中の溶存酸素とヒドラジ;を力5ム5中で活性炭6
と接触させ、あらかじめ溶存酸素計セシサー7を取り付
けた測定セル8中に導入し、水中に残存した溶存酸素を
溶存酸素計9で分析した。
り、かつ窒素ガスなどの不活性ガスや水蒸気などを充満
させて空気の侵入を遮断する等、空気と被処理水との接
触な遮断するための適宜な手段を施されている。被処理
水2中の溶存酸素とヒドラジ;を力5ム5中で活性炭6
と接触させ、あらかじめ溶存酸素計セシサー7を取り付
けた測定セル8中に導入し、水中に残存した溶存酸素を
溶存酸素計9で分析した。
第1図において、パイづし−910はカラム5内の活性
炭6中でヒドラジンと溶存酸素の反応により発生する窒
素ガスを振動により配管11を通し系外へをり去るため
の装置である。
炭6中でヒドラジンと溶存酸素の反応により発生する窒
素ガスを振動により配管11を通し系外へをり去るため
の装置である。
上記カラム連続通水において、ヒドラジコ添加濃度を1
当量(8ppm)、通水量が201t/bにおける溶存
酸素の除去試験の結果を第2図に。
当量(8ppm)、通水量が201t/bにおける溶存
酸素の除去試験の結果を第2図に。
ヒドラジシ添加濃度と通水量(11b )との関係にお
ける除去試験の結果を第6図にそれぞれ示す。
ける除去試験の結果を第6図にそれぞれ示す。
第2図から明らかなように溶存酸素8ppm。
しドラジシ1当重を含む被処理水2を通水量20137
bで通水量れば、 3/8000の0.003ppm
程度まで溶存酸素を低減させることができ、処理水の総
量としては第1表の活性炭11に対して、10004’
以上も処理できる。これを活性炭1g当りの処理蓋に換
算すると2.0837以上もの溶存酸素除去水(溶存酸
素0.003 ppm )を造ることができる。これは
例えば、活性炭1トシで溶存酸素除去水(溶存酸素0゜
003 ppm )を2083 トコ連続して製造する
ことができることを示す。
bで通水量れば、 3/8000の0.003ppm
程度まで溶存酸素を低減させることができ、処理水の総
量としては第1表の活性炭11に対して、10004’
以上も処理できる。これを活性炭1g当りの処理蓋に換
算すると2.0837以上もの溶存酸素除去水(溶存酸
素0.003 ppm )を造ることができる。これは
例えば、活性炭1トシで溶存酸素除去水(溶存酸素0゜
003 ppm )を2083 トコ連続して製造する
ことができることを示す。
また、第5図から明らかなように、溶存酸素8ppmを
含む被処理水2にヒドラジンを1当量添加すれば通水量
が201/hまでは溶存酸素tO,003ppmまで低
減でき、2当量(16ppm )の添加では通水量が3
01/hまで、3当重(24Ppm )の添加では通水
量が40 l/hまで、5当゛遮の添加では通水量が6
011/bまでそれぞれ溶存酸素を0.005 ppm
まで連続して低減できることを示す。
含む被処理水2にヒドラジンを1当量添加すれば通水量
が201/hまでは溶存酸素tO,003ppmまで低
減でき、2当量(16ppm )の添加では通水量が3
01/hまで、3当重(24Ppm )の添加では通水
量が40 l/hまで、5当゛遮の添加では通水量が6
011/bまでそれぞれ溶存酸素を0.005 ppm
まで連続して低減できることを示す。
以上1本実施例によれば、空気と水を遮断した状態にお
いて、被処理水中の溶存酸素一度に対して、しドラジコ
を1当量以上添加することにより活性炭中で溶存酸素を
連続的に除去することが可能である。これらのことによ
り水中の溶存#1素を除去する方法としてしドラジシと
活性炭との併用は極めて顕著な有効性を示すことが分る
。
いて、被処理水中の溶存酸素一度に対して、しドラジコ
を1当量以上添加することにより活性炭中で溶存酸素を
連続的に除去することが可能である。これらのことによ
り水中の溶存#1素を除去する方法としてしドラジシと
活性炭との併用は極めて顕著な有効性を示すことが分る
。
本発明は、このように非−累算囲気中でヒドラジ:J娶
添加した被処理水を活性炭に接触させることにより、!
処理水中に含有する溶存酸素を極めて低濃度にまで除去
することが出来るので1本発明のようにきわめて簡単か
つ有効な方法によって得られた処理水をボイラーの給水
や補給水として用いればボイラーの金属の腐食を効果的
に防ぐことが可能となる。
添加した被処理水を活性炭に接触させることにより、!
処理水中に含有する溶存酸素を極めて低濃度にまで除去
することが出来るので1本発明のようにきわめて簡単か
つ有効な方法によって得られた処理水をボイラーの給水
や補給水として用いればボイラーの金属の腐食を効果的
に防ぐことが可能となる。
第1図は本発明方法の一実施例を示す系統図。
第2図及び第3図は紙上の実施例で得られた通水量又は
通水総量と被処理水の溶存酸素濃度との関係を示す線図
である。 1・・・被処理水タンク、5・・・活性炭充填カラム。 6・・・活性炭、8・・・測定セル、9・・・溶存酸素
計。 第1図 直水残量(り一
通水総量と被処理水の溶存酸素濃度との関係を示す線図
である。 1・・・被処理水タンク、5・・・活性炭充填カラム。 6・・・活性炭、8・・・測定セル、9・・・溶存酸素
計。 第1図 直水残量(り一
Claims (1)
- 非酸素雰囲気中でヒトう!;シを添加した被処理水を活
性炭に接触させることを特長とする水中溶存酸素の除去
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18564581A JPS5888088A (ja) | 1981-11-19 | 1981-11-19 | 水中溶存酸素の除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18564581A JPS5888088A (ja) | 1981-11-19 | 1981-11-19 | 水中溶存酸素の除去方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5888088A true JPS5888088A (ja) | 1983-05-26 |
Family
ID=16174389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18564581A Pending JPS5888088A (ja) | 1981-11-19 | 1981-11-19 | 水中溶存酸素の除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5888088A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02265604A (ja) * | 1989-04-06 | 1990-10-30 | Kurita Water Ind Ltd | 水中の溶存酸素除去装置 |
KR100317527B1 (ko) * | 1999-10-22 | 2002-01-18 | 이종훈 | 전기화학적 촉매반응에 의한 용존산소 제거장치 및 방법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54146451A (en) * | 1978-05-08 | 1979-11-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Treatment of water |
-
1981
- 1981-11-19 JP JP18564581A patent/JPS5888088A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54146451A (en) * | 1978-05-08 | 1979-11-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Treatment of water |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02265604A (ja) * | 1989-04-06 | 1990-10-30 | Kurita Water Ind Ltd | 水中の溶存酸素除去装置 |
KR100317527B1 (ko) * | 1999-10-22 | 2002-01-18 | 이종훈 | 전기화학적 촉매반응에 의한 용존산소 제거장치 및 방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8449857B2 (en) | Method for saturating and re-saturating ammonia storage material in containers | |
JPH06212394A (ja) | 封入酸素を用いた炭素鋼の不動化 | |
JPS5888088A (ja) | 水中溶存酸素の除去方法 | |
US4038060A (en) | Apparatus for treating an exhaust gas from nuclear plant | |
JPH05214571A (ja) | 気状水素化物を使用し金属表面を乾燥して着湿を防止し、且つ吸着水分を金属表面より除去する方法 | |
EP0517576A1 (en) | Process for storing a gas mixture in passivated metal containers to enhance the stability of gaseous hydride mixtures at low concentration in contact therewith | |
US4771030A (en) | Process for preparing particulate aluminum metal for adsorbing mercury from natural gas | |
US3665678A (en) | Method of recovering carbon dioxide from a fluid | |
US4717399A (en) | Process for adsorbing mercury from natural gas | |
JPS63185431A (ja) | 珪素水素化物の除去方法及びこれに使用するガス処理装置 | |
JPH0124607Y2 (ja) | ||
JPH0720530B2 (ja) | 炭酸ガス吸収プロセスにおける鋼材の腐食抑制方法 | |
JPH0210893B2 (ja) | ||
JP2019098242A (ja) | 含窒素有機物の処理装置及び処理方法 | |
CN219580197U (zh) | 一种臭剂挥发气吸收处理装置 | |
US3609871A (en) | Gas purification and getter regeneration apparatus and method | |
McKee et al. | Continuous carbon meter for sodium systems | |
JPH04271810A (ja) | 除湿装置 | |
JP2709792B2 (ja) | 水素吸蔵金属材の高活性化及び安定化処理法 | |
US20150246376A1 (en) | Method for Treating Oil Refinery Equipment for Pyrophoric Iron Sulfide Using Ozonated Water | |
JPS6226649Y2 (ja) | ||
JPS5883287A (ja) | 放射能サンプリング方法 | |
JP4349251B2 (ja) | ボイラ装置 | |
SU1527223A1 (ru) | Способ обработки асбоцементных труб | |
JPH0615014B2 (ja) | 炭酸ガス吸収プロセスにおける鋼材の腐食抑制方法 |