JPS587367Y2 - 被覆光フアイバ用コネクタ部材 - Google Patents
被覆光フアイバ用コネクタ部材Info
- Publication number
- JPS587367Y2 JPS587367Y2 JP8066079U JP8066079U JPS587367Y2 JP S587367 Y2 JPS587367 Y2 JP S587367Y2 JP 8066079 U JP8066079 U JP 8066079U JP 8066079 U JP8066079 U JP 8066079U JP S587367 Y2 JPS587367 Y2 JP S587367Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- coated optical
- optical fibers
- blade
- connector member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は被覆光ファイバをコネクタ接続するのに適した
コネクタ用部材に関する。
コネクタ用部材に関する。
既知の通り、従来における被覆光ファイバのコネクタ接
続では、互いに接続すべき各被覆光ファイバの端部外周
から二次被覆やバッファ層などの被覆層を除去し、同状
態の光フアイバ端部をコネクタ部材により結合接続して
いるが、この際に取り扱われる被覆光ファイバはかなり
の極細であるため、必要なだけ被覆層を除去するのがき
わめて難かしく、過分にまで被覆層をとり除く結果とな
っている。
続では、互いに接続すべき各被覆光ファイバの端部外周
から二次被覆やバッファ層などの被覆層を除去し、同状
態の光フアイバ端部をコネクタ部材により結合接続して
いるが、この際に取り扱われる被覆光ファイバはかなり
の極細であるため、必要なだけ被覆層を除去するのがき
わめて難かしく、過分にまで被覆層をとり除く結果とな
っている。
また、この被覆除去作業自体、難度を伴うものであるた
め芯線としての光ファイバを折損させることが多く、さ
らに同作業を終えた後、コネクタ部材を光ファイバ端に
装着するのであるから作業工程からみた不経済も大きく
なっている。
め芯線としての光ファイバを折損させることが多く、さ
らに同作業を終えた後、コネクタ部材を光ファイバ端に
装着するのであるから作業工程からみた不経済も大きく
なっている。
本考案は上記の問題点に対処すべく、被覆光ファイバの
端部にコネクタ部材を装着するだけの操作により、光フ
ァイバの外周から必要なだけ被覆層が剥離できるように
したもので、以下その構成を図示例により説明する。
端部にコネクタ部材を装着するだけの操作により、光フ
ァイバの外周から必要なだけ被覆層が剥離できるように
したもので、以下その構成を図示例により説明する。
第1図において、1は金属製あるいはプラスチック製の
筒体であり、主として断面円形、場合により断面角形が
採用されるこの筒体1は、その一端面に開口部2を有す
ると共に他端面には同面を全面あるいは部分的に閉塞す
る面板部3が設けられ、該面板部3には小孔4が穿設さ
れている。
筒体であり、主として断面円形、場合により断面角形が
採用されるこの筒体1は、その一端面に開口部2を有す
ると共に他端面には同面を全面あるいは部分的に閉塞す
る面板部3が設けられ、該面板部3には小孔4が穿設さ
れている。
さらに上記面板部3の内面には、その小孔4と同心状と
なるよう刃部5が一体的に突設されており、筒体1と同
材質であるこの刃部5は、第2図イのごとき筒状の一体
形成物か、あるいは同図口のごとく長手で細巾とした多
数の該刃部5が筒状に配列されてその基端が互いに連結
された構造とするのであり、これらの図示における刃部
5の先端部6は尖鋭なその内面がテーパ状態に拡開され
ているのである。
なるよう刃部5が一体的に突設されており、筒体1と同
材質であるこの刃部5は、第2図イのごとき筒状の一体
形成物か、あるいは同図口のごとく長手で細巾とした多
数の該刃部5が筒状に配列されてその基端が互いに連結
された構造とするのであり、これらの図示における刃部
5の先端部6は尖鋭なその内面がテーパ状態に拡開され
ているのである。
一方、第3図以下に示される被覆光ファイバAは、光フ
ァイバBの外周に二次被覆やバッファ層などの被覆層C
が設けられており、この被覆光ファイバAに対し、上記
の筒体1および刃部5はっぎのように設定されている。
ァイバBの外周に二次被覆やバッファ層などの被覆層C
が設けられており、この被覆光ファイバAに対し、上記
の筒体1および刃部5はっぎのように設定されている。
まず、筒体1の内径は被覆光ファイバAの例径と略同等
かもしくはそれよりもかなり大きくなっており、そして
刃部5の筒内径は光ファイバBの外径と略同等となって
いる。
かもしくはそれよりもかなり大きくなっており、そして
刃部5の筒内径は光ファイバBの外径と略同等となって
いる。
上記の実施例からなる本考案コネクタ部材は、第3図の
ようにしてこれを被覆光ファイバAの端部に装着するの
であり、以下この点を説明すると、筒体1内に被覆光フ
ァイバAの端部を内挿すると共に光ファイバBの軸心と
刃部5の筒心とが互いに一致するよう該端部を刃部5の
尖鋭な先端部6に押当させ、かつ、被覆光ファイバAの
端部を刃部5側へ押しこむのである。
ようにしてこれを被覆光ファイバAの端部に装着するの
であり、以下この点を説明すると、筒体1内に被覆光フ
ァイバAの端部を内挿すると共に光ファイバBの軸心と
刃部5の筒心とが互いに一致するよう該端部を刃部5の
尖鋭な先端部6に押当させ、かつ、被覆光ファイバAの
端部を刃部5側へ押しこむのである。
このようにすると、刃部5は光ファイバBと被覆層Cと
の間に喰いこみ、これにより光ファイバBのの周から被
覆層Cが剥離され、同状態における光ファイバBの端部
が小孔4よりの部へ露呈されるのである。
の間に喰いこみ、これにより光ファイバBのの周から被
覆層Cが剥離され、同状態における光ファイバBの端部
が小孔4よりの部へ露呈されるのである。
この際、刃部5の尖鋭な先端部6はその内面がテーバ状
に拡開されているから、光ファイバBの周面を傷つける
ような喰いこみ状態にはならず、また刃部5が光ファイ
バBと被覆層Cとの間へ完全に一致して進入しなくとも
、該刃部5が喰いこんだ状態において光ファイバBの外
周に残置される被覆層Cは第4図のごとくきわめて薄肉
となり、かつ、光ファイバBに対する該被覆層Cの密着
力が激減するから、同図矢印0方向の押しこみカと矢印
P方向との反力とが作用する状態においては、薄肉とな
った被覆層Cが光ファイバBの装置から簡単に剥離され
て同図矢印P方向へ後退することになる。
に拡開されているから、光ファイバBの周面を傷つける
ような喰いこみ状態にはならず、また刃部5が光ファイ
バBと被覆層Cとの間へ完全に一致して進入しなくとも
、該刃部5が喰いこんだ状態において光ファイバBの外
周に残置される被覆層Cは第4図のごとくきわめて薄肉
となり、かつ、光ファイバBに対する該被覆層Cの密着
力が激減するから、同図矢印0方向の押しこみカと矢印
P方向との反力とが作用する状態においては、薄肉とな
った被覆層Cが光ファイバBの装置から簡単に剥離され
て同図矢印P方向へ後退することになる。
このようにしてコネクタ部材を被覆光7アイバAの端部
に装着した後、同状態をしつかり固定するには、第3図
のごとく筒体1内に接着剤りを充填すればよいこととな
る。
に装着した後、同状態をしつかり固定するには、第3図
のごとく筒体1内に接着剤りを充填すればよいこととな
る。
また、第3図の状態のものを二組つくり、そして第4図
のように筒形治具7を用いて両光ファイバB、Bの端部
を軸合させれば、簡単にコネクタ接続が実現できること
となり、この際、適宜の手段で両筒体1,1と筒形治具
7との三者を分解可能に結合固定すれば、再現性のある
接続状態が得られることとなる。
のように筒形治具7を用いて両光ファイバB、Bの端部
を軸合させれば、簡単にコネクタ接続が実現できること
となり、この際、適宜の手段で両筒体1,1と筒形治具
7との三者を分解可能に結合固定すれば、再現性のある
接続状態が得られることとなる。
以上説明した通り、本考案のコネクタ部材は被覆光ファ
イバAと光ファイバBとに対応する筒体1および刃部5
とが主体となって構成されており。
イバAと光ファイバBとに対応する筒体1および刃部5
とが主体となって構成されており。
被覆光ファイバの端部に当該コネクタ部材を嵌めこむだ
けで、同部材の装着および必要なだけの被覆層剥離が一
挙に行え、この種作業難度の大幅緩和、手数の省略、失
敗率の低下などに大いに貢献できることとなる。
けで、同部材の装着および必要なだけの被覆層剥離が一
挙に行え、この種作業難度の大幅緩和、手数の省略、失
敗率の低下などに大いに貢献できることとなる。
第1図は本考案コネクタ部材の断面図、第2図イ、口は
同上における刃部の各側を示した斜視図、第3図は同上
のコネクタ部材を被覆光ファイバに装着した断面図、第
4図は第3図の1部拡大図、第5図はコネクタ接続の1
例を示した断面説明図である。 1・・・筒体、2・・・開口部、3・・・面板部、4・
・・小孔、5・・・刃部、A・・・被覆光ファイバ、B
・・・光ファイバC・・・被覆層。
同上における刃部の各側を示した斜視図、第3図は同上
のコネクタ部材を被覆光ファイバに装着した断面図、第
4図は第3図の1部拡大図、第5図はコネクタ接続の1
例を示した断面説明図である。 1・・・筒体、2・・・開口部、3・・・面板部、4・
・・小孔、5・・・刃部、A・・・被覆光ファイバ、B
・・・光ファイバC・・・被覆層。
Claims (1)
- 光ファイバの外周に被覆層が設けられている被覆光ファ
イバ用のコネクタ部材において、被覆光ファイバの列後
と略同等もしくはそれよりも大きな内径をもつ筒体は、
その一端面に開口部を有すると共に他端面には面板部が
形成され、該面板部には小孔が穿設されていると共に該
面板部の内面には、筒状の刃部あるいは筒状に配列され
た複数の刃部がその小孔と同心状となるように突設され
、該刃部の筒内径は上記光ファイバの列後と略同等とな
っている被覆光ファイバ用コネクタ部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8066079U JPS587367Y2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 | 被覆光フアイバ用コネクタ部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8066079U JPS587367Y2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 | 被覆光フアイバ用コネクタ部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55181212U JPS55181212U (ja) | 1980-12-26 |
JPS587367Y2 true JPS587367Y2 (ja) | 1983-02-09 |
Family
ID=29313993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8066079U Expired JPS587367Y2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 | 被覆光フアイバ用コネクタ部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587367Y2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5116103B2 (ja) * | 2008-10-16 | 2013-01-09 | 日本電信電話株式会社 | 光ファイバコネクタ及びその組立方法 |
US8844602B2 (en) * | 2008-11-21 | 2014-09-30 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Method of processing terminus of optical fiber and terminus processing tool |
JP5108738B2 (ja) * | 2008-12-03 | 2012-12-26 | 住友電気工業株式会社 | 光コネクタ及び光コネクタの組立方法 |
JP5421854B2 (ja) * | 2009-05-18 | 2014-02-19 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバの被覆除去方法及び被覆除去部材並びに光接続部材 |
JP5221578B2 (ja) * | 2010-03-08 | 2013-06-26 | 住友電気工業株式会社 | 光コネクタ |
JP5421855B2 (ja) * | 2010-05-14 | 2014-02-19 | 住友電気工業株式会社 | 被覆除去部材及び被覆除去部材を用いた被覆除去方法 |
JP5563891B2 (ja) * | 2010-05-14 | 2014-07-30 | 住友電気工業株式会社 | 光接続要素及び光接続部材 |
JP5367733B2 (ja) * | 2011-01-12 | 2013-12-11 | 古河電気工業株式会社 | 被覆除去部材、被覆除去部材の製造方法及び光コネクタ |
EP2952943B1 (en) | 2014-06-02 | 2018-10-24 | Corning Optical Communications LLC | Methods of removing coating material from optical fibers |
-
1979
- 1979-06-13 JP JP8066079U patent/JPS587367Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55181212U (ja) | 1980-12-26 |
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