JPS5866563A

JPS5866563A - 内燃機関用交流発電機

Info

Publication number: JPS5866563A
Application number: JP56162660A
Authority: JP
Inventors: Susumu Sasaki; 進佐々木; Masayuki Shizuka; 志塚　正之
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1981-10-14
Filing date: 1981-10-14
Publication date: 1983-04-20
Also published as: US4468580A; DE3272917D1; EP0077076A3; EP0077076A2; EP0077076B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は２輪車等の内燃機関に直接取付けられる刷子付
交流発電機に係り、特に高振動、高回転に好適な集電装
置を備えた内燃機関用交流発電機に関する。

第１図は、最近考えられた（特許５６　３１３４６で出
願中）この種の内燃機関用交流発電機の構造を例示した
図である。ボス（センターピース）１はエンジンクラン
クシャフト２に増刊ねじ３にて固定され、このボス１に
は、爪形（回転）磁極４Ａ、４Ｂが圧入嵌合されている
。これら爪形磁極４Ａと４Ｂ及びボス１によって構成さ
れた空間ニ、界磁コイル５が配設されている。ところで
、ボス１をクランクシャフト２へ取付けているねじ３が
、ボス１に圧入嵌合されている爪形磁極４Ａの側面６よ
りエンジン側に配置されるように、ねじ取付凹部７がボ
ス１の端部に設けられている。

ボス１の凹部７側端面には集電機能を有する平面状スリ
ップリング８が取イζ１けられている。この平面状スリ
ップリング８の中心部には集電導体９が配置され、との
集電導体９の外周部には環状導体１０が平面状スリップ
リング８と絶縁されて配置されている。更に、これら集
電導体９と環状導体１０の外周部に設けられている端子
１１には界磁コイル５の巻装めと巻終り部（日出線）が
接続されている。

一方、取付ねじ１２によりクランクケース１３に固定さ
れている非磁性体から成る椀状の発電機カバ−１４内周
面には５発電機コイル１５が巻装されている電機子鉄心
１６が固定されている。また、この発電機カバー１４の
底部中央付近には刷子１７．１８を保持している刷子保
持１９が取付ねじ２０にて固定されている。なお、刷子
１７は節」記集電導体９に摺動接触し、刷子１８は前記
環状導体１０に摺動接触している。

このような構成の内燃機関用（刷子付）交流発電機は、
エンジンが回転することにより、クランクシャフト２に
直結されたボス１１爪形磁極４Ａ。

４Ｂ、界磁コイル５等で構成された回転子が回つて、界
磁コイル５に生ずる磁束が、爪形磁極４Ａ。

４Ｂからエアーギャップ２１を通って、電機子鉄心１６
を矢印で示したような回路で通り、交、：＃磁界を発生
して発電機コイル１５に交流を発生させる。

ところで、」−記のような構成と動作を有する交流発電
機では、集電導体９がボス１の中心部伺近に配置され、
数句ねじ３の頭部を覆うような構造となっているため、
回転子を構成するボス１のエンジンクランクシャフト２
への取イτ１作業を非常に悪化させる欠点がある。また
、集電導体９が回転子の中心部に宙吊りになって配置さ
れ、目、つこの集電導体９は刷子１７により常時押され
ているため、との部分にエンジン振動がかかると破損す
るという欠点がある。

本発明の目的は、」二記の欠点を解消し、回転子のエン
ジン数句作業を簡単とし、且つ振動に対する集電導体の
寿命を大幅に向−１−させた内燃機関用交流発電機を提
供することにある。

本発明は、回転子の中心に配置されている集電導体を、
回転子をエンジンクランクシャフトに固定する取付ボル
トと一体としたものである。

以下、本発明の内燃機関用交流発電機の一実施例を従来
例と同部品は同符号を用いて第２図により説明する。

エンジンクランクシャフト２にボス１が取付ねじ３にて
固定され、更にこのボス１には爪形磁極４、Ａ、４Ｂが
圧入嵌合されている。これら爪形磁極４．Ａ、４Ｂとボ
ス１によって構成された空間に界磁コイル５が配置され
て回転子が形成されている。他の構成も第１図で示した
ものと同様であるため説明は省略して、次に本実施例の
特徴部分について説明する。ボス１をエンジンクランク
シャフト２へ固定している取付ねじ３の頭部には凹部２
３が形成されており、この凹部２３には銅板の集電導体
２４が設けられている。この取付ねじ３の頭部の外周部
にあたるボス１の端面には平面状スリップリング８が取
付けられている。即ち、このスリップリング８の中央に
ある中空部に前記取付ねじ３の頭部が位置するような関
係となっている。この平面状スリップリング８内には周
囲と絶縁されている環状導体２５が設けられており、こ
の環状導体２５の一部を平面状スリップリング８の外周
部に端子２６として突出させたものが、界磁コイル５の
口出線２７と接続されている。もう一方の界磁コイル５
の口出線２８は接続金具２９に半田付けされ、この接続
金具２９は爪形磁極側面６に溶接されている。このよう
な構成の集電導体２４には第１の刷子１７が摺動接触し
、また環状導体２５には第２の刷子１８が摺動接触して
いる。これら第１．第２の刷子１７．１８は刷子保持１
９により保持され、この刷子保持１９は発電機カバー１
４の底部に取付ねじ２０により固定されている。

このような構成の交流発電機の界磁電流は、矢印３０に
示すように第２の刷子１８から環状導体２５へ流れ、続
いて端子２６、界磁コイル５、接続金具２９、ボス１、
取付ねじ３の凹部２３、集電導体２４を経て、第１の刷
子１７に流れ、第１図に示したものと同様の性能を得て
いる。

なお、増刊ねじ３の凹部２３に集電導体２４を設ける方
法と１７では、取付ねじの凹部２３に銅板（円形）を圧
入するか、又は凹部２３に銅板を溶接しても良い。

本実施例によれば、回転子の中心部にあるボス１をエン
ジンクランクシャフト２に固定する取付ねじ３の頭部に
、凹部２３を形成し、この凹部２３に集電導体２４を取
付けることにより、集電導体２４に第１の刷子１７が押
接しても、集電導体２４は取付ねじ３の頭部により支持
されているため、エンジン振動がこの部分に伝達されて
も、集電導体２４が破損されることを防止して、寿命を
大幅に向」ニさせる効果があり、高速高振動エンジンへ
の発電機の取付を可能としている。また、取付ねじ３の
頭部と集電導体２４とが一体となっているため、取付ね
じ３の頭部付近には障害物となるものがないため、回転
子のエンジンへの取付作業を著しく容易とする効果があ
る。

なお、集電導体２４を設けず、取付ねじ３の頭部をその
まま集電導体として使用しても良い。

以上記述した如く本発明の内燃機関用交流発電機によれ
ば、回転子のエンジン増刊作業を簡単とし、且つ振動に
対する集電う、り体の寿命を大幅に向上させることがで
きる効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は最近考案された内燃機関用交流発電機の構造を
示す縦断面図、第２図ｄ：本発明の内燃機関用交流発電
機の一実施例を示す縦断面図である。１・・・ボス、２・・・エンジンクランクシャフト、３
・・・取付ねじ、４．　Ａ、　４　Ｅｌ・・・爪形磁極
、訃・・界磁コイル、８・・・平面状スリップリング、
１７．１８・・・刷子、２３・・・凹部、２４・・・集
電導体、２５・・・環状導岸１図％２図

Claims

【特許請求の範囲】１、エンジンクランクシャフトの先端に嵌着され、且つ
、該シャフトの頂部に軸方向に螺合する取付ねじによシ
固定されるボスと、このボスに圧入嵌合される爪形磁極
と、この爪形磁極と前記ボスとによって形成される空間
に配設される界磁コイルとから成る回転子を、固定子の
内側に配設し、前記界磁コイルに電気的に接続されてい
る集電導体及び環状導体とを有し、集電導体に摺動接触
する第１の刷子と環状導体に摺動接触する第２の刷子と
を有する集電装置により、前記界磁コイルに界磁電流を
供給する構成の内燃機関用交流発電機において、前記取
付ねじ頂部に凹部を設け、該凹部に集電導体を固着した
ことを特徴とする内燃機関用交流発電機。２、取付ねじの頂部に直接第１の刷子を摺動接触させて
、取付ねじの頂部を集電導体として兼用させたことを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載の内燃機関用交流発
電機。