JPS585905B2 - 1−アミノ−8−ナフト−ル−3,6−ジスルホン酸(h−酸)の製造方法 - Google Patents
1−アミノ−8−ナフト−ル−3,6−ジスルホン酸(h−酸)の製造方法Info
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- JPS585905B2 JPS585905B2 JP54098174A JP9817479A JPS585905B2 JP S585905 B2 JPS585905 B2 JP S585905B2 JP 54098174 A JP54098174 A JP 54098174A JP 9817479 A JP9817479 A JP 9817479A JP S585905 B2 JPS585905 B2 JP S585905B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C303/00—Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides
- C07C303/02—Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides of sulfonic acids or halides thereof
- C07C303/22—Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides of sulfonic acids or halides thereof from sulfonic acids, by reactions not involving the formation of sulfo or halosulfonyl groups; from sulfonic halides by reactions not involving the formation of halosulfonyl groups
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ナフチルアミントリスルホン酸異性体混合物
から圧力下におけるアルカリ性加水分解によりモノ−ア
ルカリ金属塩としての1−アミノ−8−ナフトール−3
・6−ジスルホン酸(H−酸)を製造する方法に関する
ものである。
から圧力下におけるアルカリ性加水分解によりモノ−ア
ルカリ金属塩としての1−アミノ−8−ナフトール−3
・6−ジスルホン酸(H−酸)を製造する方法に関する
ものである。
更に詳しくは、本発明は、ナフテルアミン−トリスルホ
ン酸類及び/又はそれらの塩類の混合物を高められた圧
力及び高められた温度においてアルカリ金属水酸化物溶
液と反応させ、そして次に酸性化により1−アミノ−8
−ナフトール−3・6−ジスルホン酸をモノ−アルカリ
金属塩の形で分離することによる1−アミノ−8−ナフ
トール−3・6−ジスルホン酸モノ−アルカリ金属塩類
の製造方法において; 該酸性化用に、H2SO4+水に関して30〜60重量
%強度の、2−ニトロナフタリン−4・8−ジスルホン
酸のマグネシウム塩の沈でんからの水性廃硫酸、この廃
酸が1〜10重量%のナフタリン−及びニトロナフタリ
ン−モノ−、−ジ−及び−トリ−スルホン酸を含有して
いる;又はH2SO4+水に関して30〜60重量%強
度の、2−ナフテルアミン−5・7−ジスルホン酸の沈
でんからの水性廃硫酸、この廃酸が1〜6重量%のナフ
チルアミン−モノ−、−ジ−及び−トリ−スルホン酸を
含有している;又はH2SO4+水に関して30〜60
重量%強度の、ナフタリン−15−ジスルホン酸の沈で
んからの水性廃硫酸、この廃酸が10〜30重量%のナ
フタリン−モノ−−ジ−及び−トリ−スルホン酸を含有
しておりそしてナトリウムイオンを含有していてもよい
;を使用することを特徴とする方法に関する。
ン酸類及び/又はそれらの塩類の混合物を高められた圧
力及び高められた温度においてアルカリ金属水酸化物溶
液と反応させ、そして次に酸性化により1−アミノ−8
−ナフトール−3・6−ジスルホン酸をモノ−アルカリ
金属塩の形で分離することによる1−アミノ−8−ナフ
トール−3・6−ジスルホン酸モノ−アルカリ金属塩類
の製造方法において; 該酸性化用に、H2SO4+水に関して30〜60重量
%強度の、2−ニトロナフタリン−4・8−ジスルホン
酸のマグネシウム塩の沈でんからの水性廃硫酸、この廃
酸が1〜10重量%のナフタリン−及びニトロナフタリ
ン−モノ−、−ジ−及び−トリ−スルホン酸を含有して
いる;又はH2SO4+水に関して30〜60重量%強
度の、2−ナフテルアミン−5・7−ジスルホン酸の沈
でんからの水性廃硫酸、この廃酸が1〜6重量%のナフ
チルアミン−モノ−、−ジ−及び−トリ−スルホン酸を
含有している;又はH2SO4+水に関して30〜60
重量%強度の、ナフタリン−15−ジスルホン酸の沈で
んからの水性廃硫酸、この廃酸が10〜30重量%のナ
フタリン−モノ−−ジ−及び−トリ−スルホン酸を含有
しておりそしてナトリウムイオンを含有していてもよい
;を使用することを特徴とする方法に関する。
1−アミノ−8−ナフトール−3・6−ジスルホン酸は
しばしばH−酸とも称せられており、染料の製造用の重
要な中間生成物である〔ウルマンス・エンツイクロペデ
イ・デル・テクニツシエンヘミー(Ullmann’s
Enzyklopadie derTechnisc
hen Chemie)、3版、12巻、621頁参照
〕。
しばしばH−酸とも称せられており、染料の製造用の重
要な中間生成物である〔ウルマンス・エンツイクロペデ
イ・デル・テクニツシエンヘミー(Ullmann’s
Enzyklopadie derTechnisc
hen Chemie)、3版、12巻、621頁参照
〕。
FIATファイナル・レポートNo.1016、32〜
39頁からH−酸が下記の如くして製造できることが知
られている:ナフタリンを硫酸−水塩(−100%強度
H2SO4)及び65%発煙硫酸と反応させ、そこでは
ある温度プログラムを保ち、そして硫酸−水塩及び発煙
硫酸を滴々添加してナフタリン−トリスルホン酸異性体
混合物を与え、それを混合酸を用いてニトロ化する。
39頁からH−酸が下記の如くして製造できることが知
られている:ナフタリンを硫酸−水塩(−100%強度
H2SO4)及び65%発煙硫酸と反応させ、そこでは
ある温度プログラムを保ち、そして硫酸−水塩及び発煙
硫酸を滴々添加してナフタリン−トリスルホン酸異性体
混合物を与え、それを混合酸を用いてニトロ化する。
混合物を水で希釈し、亜硝酸煙を追い出しそして硫酸を
硫酸カルシウムとして除去した後に、ニトロナフタリン
−トリスルホン酸の異性体混合物を鉄を用いて還元し、
溶解されている鉄塩を次に酸化マグネシウムを用いて沈
でんさせ、分離する。
硫酸カルシウムとして除去した後に、ニトロナフタリン
−トリスルホン酸の異性体混合物を鉄を用いて還元し、
溶解されている鉄塩を次に酸化マグネシウムを用いて沈
でんさせ、分離する。
塩化ナトリウム及び塩酸を加えることによりT−酸(1
−ナフチルアミン−3・6・8−トリスルホン酸:の酸
カルシウム−ナトリウム塩を沈でんさせ、濾別し、そし
て繰返し洗浄する。
−ナフチルアミン−3・6・8−トリスルホン酸:の酸
カルシウム−ナトリウム塩を沈でんさせ、濾別し、そし
て繰返し洗浄する。
この塩を洗浄水中に加え、そして炭酸ナトリウムを加え
る。
る。
沈でんした炭酸カルシウムをフィルタープレス上で除き
、塩溶液を濃縮する。
、塩溶液を濃縮する。
T−酸の三ナトリウム塩の濃縮溶液を圧力下で50%強
度水酸化ナトリウム溶液と反応させる。
度水酸化ナトリウム溶液と反応させる。
その後まず硫酸をそして次に水を加え、最後に濾過、洗
浄及び乾燥によりH−酸を−ナトリウム塩として単離す
る。
浄及び乾燥によりH−酸を−ナトリウム塩として単離す
る。
この方法においては、中間生成物段階においてT−酸を
酸カルシウム−ナトリウム塩として分離しなければなら
ずその際廃水が生じ、それは有機成分の他に多量の塩化
ナトリウム、塩化カルシウム及び塩酸も含んでいるため
処理が非常に難かしくかつ費用がかかるということが欠
点である。
酸カルシウム−ナトリウム塩として分離しなければなら
ずその際廃水が生じ、それは有機成分の他に多量の塩化
ナトリウム、塩化カルシウム及び塩酸も含んでいるため
処理が非常に難かしくかつ費用がかかるということが欠
点である。
このようにして分離されたT−酸塩は塩化ナトリウムも
含有しており、それはT−酸の損失を伴なうような条件
下でのみ洗浄可能である。
含有しており、それはT−酸の損失を伴なうような条件
下でのみ洗浄可能である。
塩化ナウムがT−酸中に残存しているなら、炭酸カルシ
ウムの分離後に得られる溶液は、100gの溶液の滴定
時に約5.5gの亜硝酸塩消費に相当する濃度よりさら
に濃縮することはできず、その理由はそうしないと塩の
沈でんが生じてしまい連続的操作が不可能になるからで
ある。
ウムの分離後に得られる溶液は、100gの溶液の滴定
時に約5.5gの亜硝酸塩消費に相当する濃度よりさら
に濃縮することはできず、その理由はそうしないと塩の
沈でんが生じてしまい連続的操作が不可能になるからで
ある。
しかしながら、水酸化ナ
応混合物中で特定のアルカリ濃度を得るために必要な量
をできる限り低く保つために溶液をできる限り濃縮する
ことが望ましい。
をできる限り低く保つために溶液をできる限り濃縮する
ことが望ましい。
日本公告明細書2727345から、1−アミノ−8−
ナフトール−3・6−ジスルホン酸(H−酸)を下記の
如くして製造する方法が知られている。
ナフトール−3・6−ジスルホン酸(H−酸)を下記の
如くして製造する方法が知られている。
:ナフタリンのトリスルホン化及びその後のニトロ化に
より得られる1−ニトロナフタリン−3・6・8−トリ
スルホン酸反応混合物を還元し、1−ナフテルアミン−
3・6・8−トリスルホン酸を単離し、アルカリと縮合
させ、そして生成したアルカリ融解混合物から1−アミ
ノ−8−ナフトール−3・6−ジスルホン酸を、1−ニ
トロナフタリン−3・6・8−トリスルホン酸反応混合
物と混合することにより、モノ−アルカリ金属塩として
沈でんさせ、そして濾過により単離する 1−ニトロナ
フタリン−3・6・8−トリスルホン酸を含有している
瀘液を還元反応用の出発物質として使用する。
より得られる1−ニトロナフタリン−3・6・8−トリ
スルホン酸反応混合物を還元し、1−ナフテルアミン−
3・6・8−トリスルホン酸を単離し、アルカリと縮合
させ、そして生成したアルカリ融解混合物から1−アミ
ノ−8−ナフトール−3・6−ジスルホン酸を、1−ニ
トロナフタリン−3・6・8−トリスルホン酸反応混合
物と混合することにより、モノ−アルカリ金属塩として
沈でんさせ、そして濾過により単離する 1−ニトロナ
フタリン−3・6・8−トリスルホン酸を含有している
瀘液を還元反応用の出発物質として使用する。
1−ニトロナフタリン−3・6・8−Hスルホン酸の他
に全部の有機副生物及び多量のアルカリ金属硫酸塩を含
んでいる、1−アミノ−8−ナフトール−3・6−ジス
ルホン酸のモノ−アルカリ金属塩の単離から得られる高
度に希釈された全部の濾液を、鉄又は他の還元剤を用い
る還元反応及びその後の沈でんにおいて使用しなければ
ならずそして1−ナフチルアミン−3・6・8−トリス
ルホン酸を酸アルカリ金属塩として濾別しなければなら
ないことが、この方法の欠点である。
に全部の有機副生物及び多量のアルカリ金属硫酸塩を含
んでいる、1−アミノ−8−ナフトール−3・6−ジス
ルホン酸のモノ−アルカリ金属塩の単離から得られる高
度に希釈された全部の濾液を、鉄又は他の還元剤を用い
る還元反応及びその後の沈でんにおいて使用しなければ
ならずそして1−ナフチルアミン−3・6・8−トリス
ルホン酸を酸アルカリ金属塩として濾別しなければなら
ないことが、この方法の欠点である。
これは低い空間/時間収率を与える。
さらに、アルカリに対して敏感な1−ニトロナフタリン
−3・6・8−トリスルホン酸が、アルカリ融解混合物
との混合工程中に高い局部的アルカリ濃度に露呈される
。
−3・6・8−トリスルホン酸が、アルカリ融解混合物
との混合工程中に高い局部的アルカリ濃度に露呈される
。
このため、工程全体としては結局、使用されたナフタリ
ンに関する1−アミノ−8−ナフトール−3・6−ジス
ルホン酸の不満足な収率しか与えない。
ンに関する1−アミノ−8−ナフトール−3・6−ジス
ルホン酸の不満足な収率しか与えない。
ナフチルアミン−トリスルホン酸類及び/又はそれらの
塩類の混合物を高められた圧力及び温度においてアルカ
リ金属水酸化物溶液と反応させ、その後酸性化により1
−アミノ−8−ナフトール=3・6−ジスルホン酸をモ
ノ−アルカリ金属塩の形で分離することによる1−アミ
ノ−8−ナフトール−3・6−ジスルホン酸モノ−アル
カリ金属塩類の製造方法において、ナフタリンー及び/
又はニトロナフタリン−及び/又はナフチルアミン−及
び/又はナフト−ル−及び/又はアミノナフト−ル−モ
ノ−、−ジ−及び/又は−トリ−スルホン酸を含有して
いる水性硫酸を酸性化用に使用することを特徴とする方
法を今見出した。
塩類の混合物を高められた圧力及び温度においてアルカ
リ金属水酸化物溶液と反応させ、その後酸性化により1
−アミノ−8−ナフトール=3・6−ジスルホン酸をモ
ノ−アルカリ金属塩の形で分離することによる1−アミ
ノ−8−ナフトール−3・6−ジスルホン酸モノ−アル
カリ金属塩類の製造方法において、ナフタリンー及び/
又はニトロナフタリン−及び/又はナフチルアミン−及
び/又はナフト−ル−及び/又はアミノナフト−ル−モ
ノ−、−ジ−及び/又は−トリ−スルホン酸を含有して
いる水性硫酸を酸性化用に使用することを特徴とする方
法を今見出した。
適当な出発物質は例えば、T−酸の工業的製造から得ら
れるナフチルアミントリスルホン酸異性体混合物である
。
れるナフチルアミントリスルホン酸異性体混合物である
。
本発明に従う方法で使用できる混合物は一般に、ジアゾ
化可能な物質の全量に関して65重量%より多い1−ナ
フチルアミン−3・6・8−トリスルホン酸(T−酸)
を含有している。
化可能な物質の全量に関して65重量%より多い1−ナ
フチルアミン−3・6・8−トリスルホン酸(T−酸)
を含有している。
好適には、70〜90重量%の1−ナフチルアミン−3
・6・8−トリスルホン酸を含有している混合物が使用
される。
・6・8−トリスルホン酸を含有している混合物が使用
される。
使用されるナフチルアミントリスルホン酸混合物は特に
好適には、75〜85重量%の1−ナフチルアミン−3
・6・8−トリスルホン酸、5〜15重量%の1−ナフ
チルアミン−3・5・7−トリスルホン酸、1〜10重
量%の1−ナフチルアミン−4・6・8−トリスルホン
酸、0.5〜5重量%の1−ナフチルアミン−2・5・
7−トリスルホン酸、0.1〜2重量%の2−ナフチル
アミン−3・5・7−トリスルホン酸、0.1〜2重量
%の2−ナフテルアミン−4・6・8−トリスルホン酸
及び(11〜2重量%の2−ナフチルアミン−3・6・
8−トリスルホン酸を含有している。
好適には、75〜85重量%の1−ナフチルアミン−3
・6・8−トリスルホン酸、5〜15重量%の1−ナフ
チルアミン−3・5・7−トリスルホン酸、1〜10重
量%の1−ナフチルアミン−4・6・8−トリスルホン
酸、0.5〜5重量%の1−ナフチルアミン−2・5・
7−トリスルホン酸、0.1〜2重量%の2−ナフチル
アミン−3・5・7−トリスルホン酸、0.1〜2重量
%の2−ナフテルアミン−4・6・8−トリスルホン酸
及び(11〜2重量%の2−ナフチルアミン−3・6・
8−トリスルホン酸を含有している。
そのような混合物は例えばナフタリンをトリスルホン化
し、生成した混合物をニトロ化し、そしてこのようにし
て得られたニトロ−ナフタリントリスルホン酸混合物を
還元することにより得られる。
し、生成した混合物をニトロ化し、そしてこのようにし
て得られたニトロ−ナフタリントリスルホン酸混合物を
還元することにより得られる。
これらの反応はFIAT・ファイナル・レポトNo.1
6、37〜38頁の最初に記されている方法に従って又
は他の希望する方法により実施できる。
6、37〜38頁の最初に記されている方法に従って又
は他の希望する方法により実施できる。
ナフチルアミントリスルホン酸混合物は、該酸を遊離形
で、又は中性塩の形で、又は酸性塩の形で、含有できる
。
で、又は中性塩の形で、又は酸性塩の形で、含有できる
。
遊離酸類及び塩類を含有している混合物も使用できる。
ナフチルアミントリスルホン酸が全部又は部分的に塩状
で存在している場合には、アルカリ金属塩及びアルカリ
土類金属塩、特にナトリウム塩及びカリウム塩が好適で
ある。
で存在している場合には、アルカリ金属塩及びアルカリ
土類金属塩、特にナトリウム塩及びカリウム塩が好適で
ある。
酸を三ナトリウム塩の形で含有しているナフチルアミン
トリスルホン酸混合物が特に非常に好適である。
トリスルホン酸混合物が特に非常に好適である。
ナフチルアミントリスルホン酸混合物は、ナフチルアミ
ントリスルホン酸及びそれらの塩の他に他の生成物も含
有できる。
ントリスルホン酸及びそれらの塩の他に他の生成物も含
有できる。
そのような生成物は、特にナフチルアミントリスルホン
酸の製造段階からの副生物、分解生成物又は未転化の中
間生成物、例えばナフタリンージスルホン酸、−トリス
ルホン酸及びーテトラスルホン酸、ニトロナフタリン−
モノ−、−ジ−及び−トリ−スルホン酸、ナフテルアミ
ン−モノ−及び−ジ−スルホン酸、例えば1−ナフテル
アミン−3・6−及び−5・7−ジスルホン酸、及びジ
ナフチルスルホン−スルホン酸及びそれらのアミン及び
ニトロ誘導体厚びにスルホン化及び/又はニトロ化中に
生成可能なナフタリン及び/又はナフタリンスルホン酸
の酸化生成物であることができる。
酸の製造段階からの副生物、分解生成物又は未転化の中
間生成物、例えばナフタリンージスルホン酸、−トリス
ルホン酸及びーテトラスルホン酸、ニトロナフタリン−
モノ−、−ジ−及び−トリ−スルホン酸、ナフテルアミ
ン−モノ−及び−ジ−スルホン酸、例えば1−ナフテル
アミン−3・6−及び−5・7−ジスルホン酸、及びジ
ナフチルスルホン−スルホン酸及びそれらのアミン及び
ニトロ誘導体厚びにスルホン化及び/又はニトロ化中に
生成可能なナフタリン及び/又はナフタリンスルホン酸
の酸化生成物であることができる。
ナフテルアミントリスルホン酸混合物は固体形で又は分
子量が383の遊離酸として計算して例えば20〜50
重量%、好適には30〜40重量%、を含有している水
溶液状で使用できる。
子量が383の遊離酸として計算して例えば20〜50
重量%、好適には30〜40重量%、を含有している水
溶液状で使用できる。
本発明に従う方法用に適するアルカリ金属水酸化物溶液
は特に水酸化カリウム又は水酸化ナトリウム水溶液であ
る。
は特に水酸化カリウム又は水酸化ナトリウム水溶液であ
る。
水酸化カリウム溶液を使用する方が水酸化ナトリウム溶
液より良好な収率を与えるが、後者は一般に費用の点か
らみると有利である。
液より良好な収率を与えるが、後者は一般に費用の点か
らみると有利である。
1モルのジアゾ化可能な物質(分子量383を有すると
仮定=T−酸)当り、例えば25〜12モルのアルカリ
金属水酸化物を使用することができる。
仮定=T−酸)当り、例えば25〜12モルのアルカリ
金属水酸化物を使用することができる。
1モルのジアゾ化可能な物質当り6〜9モルのアルカリ
金属水酸化物を使用することが特に好ましい。
金属水酸化物を使用することが特に好ましい。
反応混合物中のアルカリ金属水酸化物の濃度は例えば(
アルカリ金属水酸化物+全部の水の合計に関して)10
〜50重量%であることができる。
アルカリ金属水酸化物+全部の水の合計に関して)10
〜50重量%であることができる。
好適には、この濃度は25〜35重量%強度である。
反応は閉鎖容器中で、150〜250℃の温度において
、好適には180〜220℃において、実施できる。
、好適には180〜220℃において、実施できる。
その際生じる圧力は一般に本発明に従う方法を満足のい
くやり方で行なうのに完全に適している。
くやり方で行なうのに完全に適している。
もちろん、本発明に従う方法は閉鎖容器中で自発的に生
じる圧力とは異なる圧力下でも実施できる。
じる圧力とは異なる圧力下でも実施できる。
例えば、本発明に従う方法用には5〜50バールの範囲
内の圧力を使用できる。
内の圧力を使用できる。
反応時間は本質的に反応温度及びアルカリ金属水酸化物
濃度に依存している。
濃度に依存している。
それは比較的高い反応温度及び比較的高いアルカリ金属
水酸化物濃度においては短かく、そして比較的低い反応
温度及び比較的低いアルカリ金属水酸化物濃度において
は長く、一般に10分間〜10時間である。
水酸化物濃度においては短かく、そして比較的低い反応
温度及び比較的低いアルカリ金属水酸化物濃度において
は長く、一般に10分間〜10時間である。
例えば、約200℃の反応温度においてそして30重量
%のアルカリ金属水酸化物濃度を用いると、1時間の反
応時間で良好な結果が得られる。
%のアルカリ金属水酸化物濃度を用いると、1時間の反
応時間で良好な結果が得られる。
本発明に従う方法を実施する際には、有利なアルカリ金
属水酸化物濃度が全反応中存在していることが有利であ
る。
属水酸化物濃度が全反応中存在していることが有利であ
る。
従って好適な方法は、ナフチルアミンー
カリ金属水酸化物溶液の大部分を同時に、例えば5〜3
0分間、好適には10〜20分間、にわたって少量の最
初に加えられているアルカリ金属水酸化物溶液中にポン
プで加え、次に混合物を反応させる。
0分間、好適には10〜20分間、にわたって少量の最
初に加えられているアルカリ金属水酸化物溶液中にポン
プで加え、次に混合物を反応させる。
出発物質は最も有利には反応容器中に、混合熱及び適宜
中和熱の放出後に希望する反応温度が存在するような温
度において加えられる。
中和熱の放出後に希望する反応温度が存在するような温
度において加えられる。
出発物質を比較的低い温度において一緒にしそしてそれ
らを反応容器中で希望する反応温度に加熱することもで
きる。
らを反応容器中で希望する反応温度に加熱することもで
きる。
反応の完了後にモしてH一酸をモノ−アルカリ金属塩と
して分離する前に、反応混合物を冷却し及び/又はそれ
を水で希釈することが有利である。
して分離する前に、反応混合物を冷却し及び/又はそれ
を水で希釈することが有利である。
例えば、それを20〜150℃の範囲内の温度に好適に
は80〜120℃の範囲内の温度に、冷却することもで
きる。
は80〜120℃の範囲内の温度に、冷却することもで
きる。
加えるべき水の量は反応条件に、例えばアルカリ金属水
酸化物の性質、それの量及びそれの濃度に、依存してい
る。
酸化物の性質、それの量及びそれの濃度に、依存してい
る。
水の量を反応中に生成したアルカリ金属亜硝酸塩が溶解
するように選択することが有利である。
するように選択することが有利である。
H一一をモノーアルカリ金属塩として分離するには、ナ
フタリンー及び/又はニトロナフタリンー及び/又はナ
フチルアミンー及び/又はナフトールー及び/又はアミ
ノナフトールーモノー、一ジー及び/又は一トリースル
ホン酸を含有している水性廃硫酸を本発明に従って使用
する。
フタリンー及び/又はニトロナフタリンー及び/又はナ
フチルアミンー及び/又はナフトールー及び/又はアミ
ノナフトールーモノー、一ジー及び/又は一トリースル
ホン酸を含有している水性廃硫酸を本発明に従って使用
する。
そのような廃硫酸は例えば2−二トロナフタリン−4・
8−ジスルホン酸のマグネシウム塩の工業的製造から得
られる。
8−ジスルホン酸のマグネシウム塩の工業的製造から得
られる。
2−二トロナフタリン−4・8−ジスルホン酸は例えば
ウルマン ( Ullmann )のエンツイクロペデイ・デル・
テクニツシエン・ヘミー( Envklopa/′di
e dertechnischen Chemie
)、3版、9巻、629頁に従ってもしくは米国特許明
細書1756537に従って、又は他の希望する方法に
より製造できる。
ウルマン ( Ullmann )のエンツイクロペデイ・デル・
テクニツシエン・ヘミー( Envklopa/′di
e dertechnischen Chemie
)、3版、9巻、629頁に従ってもしくは米国特許明
細書1756537に従って、又は他の希望する方法に
より製造できる。
そのような廃硫酸は例えば全部で1〜10重量%のナフ
タリン−及びニトロナフタリン−モノ−、−ジ−及び−
トリ−スルホン酸を含有できる。
タリン−及びニトロナフタリン−モノ−、−ジ−及び−
トリ−スルホン酸を含有できる。
さらに、適当な廃硫酸は2−ナフチルアミン−5・7−
ジスルホン酸の工業的製造から得られる〔例えば、ウル
マンのエンツイクロペデイ・デル・テクニツシエン・ヘ
ミー、3版、9巻、629頁参照〕。
ジスルホン酸の工業的製造から得られる〔例えば、ウル
マンのエンツイクロペデイ・デル・テクニツシエン・ヘ
ミー、3版、9巻、629頁参照〕。
そのような廃硫酸は例えば全部で1〜6重量%のナフチ
ルアミン−モノ−、−ジ−及び−トリ−スルホン酸を含
有できる。
ルアミン−モノ−、−ジ−及び−トリ−スルホン酸を含
有できる。
さらに、適当な廃硫酸は遊離酸状又はニナウム塩状のナ
フタリン−1・5−ジスルホン酸の工業的製造から得ら
れる〔例えば、FIAT、ファイナル・レポート、No
.1016、45〜47頁参照〕。
フタリン−1・5−ジスルホン酸の工業的製造から得ら
れる〔例えば、FIAT、ファイナル・レポート、No
.1016、45〜47頁参照〕。
ナフタリン−1・5−ジスルホン酸の他の製造方法から
生じる廃硫酸を使用することもできる。
生じる廃硫酸を使用することもできる。
そのようA発硫酸は例えば10〜30重量%のナフタリ
ン−モノ−、−ジ−及び−トリ−スルホン酸を含有でき
、そしてナトリウムイオンも含有できる。
ン−モノ−、−ジ−及び−トリ−スルホン酸を含有でき
、そしてナトリウムイオンも含有できる。
本発明に従ってH−酸を分離するためには、上記の廃硫
酸を個別に、又は互に希望する混合物状で、使用するこ
とができる。
酸を個別に、又は互に希望する混合物状で、使用するこ
とができる。
廃硫酸はさらにアルカリ金属イオン及び/又はマグネシ
ウムイオンも含有できる。
ウムイオンも含有できる。
例えば、廃硫酸はH2SO4+水に関して30〜60重
量%のH2SO4を含有できる。
量%のH2SO4を含有できる。
廃硫酸をH−酸の沈でん用に使用する前に濾過し、及び
/又は水と及び/又は新しい硫酸と混合することが有利
である。
/又は水と及び/又は新しい硫酸と混合することが有利
である。
H−酸の分離時の収率の損失を避けるため及び非常に良
好な性質のH−酸を得るためには、それぞれの廃硫酸又
は廃硫酸混合物の場合、新しい硫酸及び適宜水をどのよ
うに添加すると最良の結果が得られるかを別個に決める
ことが有利である。
好な性質のH−酸を得るためには、それぞれの廃硫酸又
は廃硫酸混合物の場合、新しい硫酸及び適宜水をどのよ
うに添加すると最良の結果が得られるかを別個に決める
ことが有利である。
例えば、一般に2−ニトロナフタリン−4・8−ジスル
ホン酸のマグネシウム塩の製造からの1モルの廃硫酸当
り少なくとも0.25モルの新しい硫酸を加える場合に
良好な結果が得られる。
ホン酸のマグネシウム塩の製造からの1モルの廃硫酸当
り少なくとも0.25モルの新しい硫酸を加える場合に
良好な結果が得られる。
2−ナフチルアミン−5・7−ジスルホン酸の製造から
の廃硫酸を使用するときには、良好な結果を得るために
は一般に新しい硫酸を加える必要はないが、一方では新
しい硫酸を添加しても技術的に不利な結果をもたらさな
い。
の廃硫酸を使用するときには、良好な結果を得るために
は一般に新しい硫酸を加える必要はないが、一方では新
しい硫酸を添加しても技術的に不利な結果をもたらさな
い。
廃硫酸/新しい硫酸混合物を使用するときには、一般に
1モルの廃硫酸当り1モルより多い新しい硫酸を使用す
る必要はない。
1モルの廃硫酸当り1モルより多い新しい硫酸を使用す
る必要はない。
新しい硫酸の濃度は希望するように選択でき、例えば2
0〜80重量%の間であることができる。
0〜80重量%の間であることができる。
好適には、40〜60重量%強度の新しい硫酸が使用さ
れる。
れる。
1−アミノ−8−ナフトール−3・6−ジスルホン酸を
モノ−アルカリ金属塩として分離するための酸性化用に
使用される硫酸又は硫酸混合物の濃度も、広い範囲内で
、例えば20〜80重量%に、変化できる。
モノ−アルカリ金属塩として分離するための酸性化用に
使用される硫酸又は硫酸混合物の濃度も、広い範囲内で
、例えば20〜80重量%に、変化できる。
好適には、この濃度は30〜60重量%の範囲内である
。
。
これらの濃度は例えば水及び/又は適当な濃度の新しい
硫酸を加えることにより変化させることができる。
硫酸を加えることにより変化させることができる。
H−酸を分離するための、廃硫酸及び/又は廃硫酸/新
しい硫酸混合物の添加量は、H−酸の微溶性モノ−アル
カリ金属塩が生成するようなものである.生成した無機
塩、例えば硫酸ナトリウム又は硫酸カリウムが確実に沈
でんしないようにするには、廃硫酸の濃度を適当に選択
することによる及び/又は廃硫酸の添加前及び/又は添
加中に水を加えることによる段階を実施することが有利
である。
しい硫酸混合物の添加量は、H−酸の微溶性モノ−アル
カリ金属塩が生成するようなものである.生成した無機
塩、例えば硫酸ナトリウム又は硫酸カリウムが確実に沈
でんしないようにするには、廃硫酸の濃度を適当に選択
することによる及び/又は廃硫酸の添加前及び/又は添
加中に水を加えることによる段階を実施することが有利
である。
例えば、H−酸をモノ−アルカリ金属塩として分離する
ためには、pHを0〜4の、好適には0.5〜2.5の
範囲内の値に調節し、そして加圧加水分解中に存在して
いる混合物の重量の0.1〜5倍の、好適には0.5〜
2倍の、重量の水を水との希釈により及び/又は廃硫酸
の濃度の適当な選択により加える。
ためには、pHを0〜4の、好適には0.5〜2.5の
範囲内の値に調節し、そして加圧加水分解中に存在して
いる混合物の重量の0.1〜5倍の、好適には0.5〜
2倍の、重量の水を水との希釈により及び/又は廃硫酸
の濃度の適当な選択により加える。
H−酸のモノ−アルカリ金属塩は普通の方法で例えば濾
過により分離できる。
過により分離できる。
H−酸のモノ−アルカリ金属塩の分離前に、温度を冷却
により例えば蒸発令却により80℃より低下させ、次に
塩を80℃より低い温度において分離する。
により例えば蒸発令却により80℃より低下させ、次に
塩を80℃より低い温度において分離する。
好適には、それは20〜60℃の範囲内の温度において
分離される。
分離される。
二酸化硫黄を完全に除去するためには、沈でん条件の設
定後にモしてH−酸のモノ−アルカリ金属塩の分離前に
、酸性化されそして希釈された混合物を還流下で沸とう
させるか、又はそれを真空下である時間例えば0.5〜
2時間保つか、又は二酸化硫黄を不活性気体、例えば窒
素と共に流出させることが有利である。
定後にモしてH−酸のモノ−アルカリ金属塩の分離前に
、酸性化されそして希釈された混合物を還流下で沸とう
させるか、又はそれを真空下である時間例えば0.5〜
2時間保つか、又は二酸化硫黄を不活性気体、例えば窒
素と共に流出させることが有利である。
分離工程後に得られるH−酸のモノ−アルカリ金属塩は
、普通水で洗浄されそして例えば真空中で乾燥される。
、普通水で洗浄されそして例えば真空中で乾燥される。
本発明に従う方法を使用すると、生成したH−酸のモノ
−アルカリ金属塩は事実上定量的な収率でしかも非常に
高い純度で(例えば存在する全有機化合物に関して98
〜99%)単離できる。
−アルカリ金属塩は事実上定量的な収率でしかも非常に
高い純度で(例えば存在する全有機化合物に関して98
〜99%)単離できる。
このことは非常に驚異的なことであり、その理由は加圧
加水分解後に得られる混合物中でさえ約25種の異なる
成分が同定でき、そして相当数の他の重要でない成分が
使用する廃硫酸を通して反応混合物中に加えられている
からである。
加水分解後に得られる混合物中でさえ約25種の異なる
成分が同定でき、そして相当数の他の重要でない成分が
使用する廃硫酸を通して反応混合物中に加えられている
からである。
本発明に従う方法は、単離されたT−酸のアルカリ性加
圧加水分解及びその後の新しい硫酸を用いるH−酸の分
離による今までの普遍的方法と比べて相当の利点を有し
ており、従って特に経済的である。
圧加水分解及びその後の新しい硫酸を用いるH−酸の分
離による今までの普遍的方法と比べて相当の利点を有し
ており、従って特に経済的である。
第一に、硫酸が相当節約される。第二にいわゆる文字で
表示された酸類(ナフタリンを基にした染料中間生成物
)の全製造工程中の希酸の生成(これは技術的に調節が
難かしい)が相当減小する。
表示された酸類(ナフタリンを基にした染料中間生成物
)の全製造工程中の希酸の生成(これは技術的に調節が
難かしい)が相当減小する。
以前の方法と比べて、全廃水及び塩の量が非常に大きく
減じられる。
減じられる。
実施例 1
下記のものを2.7l容のニッケルオートクレープ中に
加え、そして180℃に加熱した:5802の下記の組
成の三ナトリウム塩の形のナフチルアミン−トリスルホ
ン酸混合物(強度11.9gの全亜硝酸塩/100g、
52.8重量%の分子量383のT−酸;全部で69g
の亜硝酸塩、0.80モルのT−酸): 1−ナフチルアミン−3・ 80.0%6・8−トリ
スルホン酸 1−ナフチルアミン−3・ 8.5% 5・7−トリスルホン酸 1−ナフチルアミン−4・ 4.0% 6・8−トリスルホン酸 ■−ナフチルアミン−2・ 3.0% 5・7−トリスルホン酸 2−ナフテルアミン−3・ 1.2% 5・7−トリスルホン酸 2−ナフテルアミン−4・ 0.7% 6・8−トリスルホン酸 2−ナフチルアミン−3・ 0.5% 6・8−トリスルホン酸 (各場合とも%量はジアゾ化可能な物質に関するもので
ある)、 この混合物はその他0.3重量%の1−ナフチルアミン
−3・6−ジスルホン酸のニナトリウム塩、1.3重量
%のナフタリン−1・3・6−トリスルホン酸の三ナト
リウム塩、0.6重量%の1一二トロナフタリン−3・
6・8−トリスルホン酸の三ナトリウム塩、4.6重量
%の水並びに定量的に測定できないある量のジナフテル
−スルホン−スルホン酸のアミノ誘導体及びニトロ誘導
体、及びナフタリン及びナフタリン−トリスルホン酸の
酸化生成物を含有していた;及び400gの水。
加え、そして180℃に加熱した:5802の下記の組
成の三ナトリウム塩の形のナフチルアミン−トリスルホ
ン酸混合物(強度11.9gの全亜硝酸塩/100g、
52.8重量%の分子量383のT−酸;全部で69g
の亜硝酸塩、0.80モルのT−酸): 1−ナフチルアミン−3・ 80.0%6・8−トリ
スルホン酸 1−ナフチルアミン−3・ 8.5% 5・7−トリスルホン酸 1−ナフチルアミン−4・ 4.0% 6・8−トリスルホン酸 ■−ナフチルアミン−2・ 3.0% 5・7−トリスルホン酸 2−ナフテルアミン−3・ 1.2% 5・7−トリスルホン酸 2−ナフテルアミン−4・ 0.7% 6・8−トリスルホン酸 2−ナフチルアミン−3・ 0.5% 6・8−トリスルホン酸 (各場合とも%量はジアゾ化可能な物質に関するもので
ある)、 この混合物はその他0.3重量%の1−ナフチルアミン
−3・6−ジスルホン酸のニナトリウム塩、1.3重量
%のナフタリン−1・3・6−トリスルホン酸の三ナト
リウム塩、0.6重量%の1一二トロナフタリン−3・
6・8−トリスルホン酸の三ナトリウム塩、4.6重量
%の水並びに定量的に測定できないある量のジナフテル
−スルホン−スルホン酸のアミノ誘導体及びニトロ誘導
体、及びナフタリン及びナフタリン−トリスルホン酸の
酸化生成物を含有していた;及び400gの水。
600gの50重量%強度水酸化ナトリウム溶液(7.
5モルのNaOH)を1.3l容鋼製オートクレープ中
で185℃に加熱し、そして窒素を用いて2.7l容オ
ートクレープ中に強制的に加えることにより、全部の水
に関して30重量%強度の水酸化ナトリウム溶液が生成
した。
5モルのNaOH)を1.3l容鋼製オートクレープ中
で185℃に加熱し、そして窒素を用いて2.7l容オ
ートクレープ中に強制的に加えることにより、全部の水
に関して30重量%強度の水酸化ナトリウム溶液が生成
した。
同時に温度は 200℃の値に達した。
反応混合物を200℃に45分間保ち、次にできる限り
急速に100℃に冷却し、そして400gの水で希釈し
た。
急速に100℃に冷却し、そして400gの水で希釈し
た。
熱い反応溶液を1100gの1重量部の48重量%強度
H2SO4及び1重量部の2−ニトロナフタリン−4・
8−ジスルホン酸のマグネシウム塩の単離からの廃硫酸
の混合物を用いて酸性化してpHを1〜1.5に調節し
た。
H2SO4及び1重量部の2−ニトロナフタリン−4・
8−ジスルホン酸のマグネシウム塩の単離からの廃硫酸
の混合物を用いて酸性化してpHを1〜1.5に調節し
た。
その廃硫酸は下記の組成を有していた:42重量%のH
2SO4、2.2重量%のニトロナフタリン〜ジスルホ
ン酸及び−トリスルホン酸、0.25重量%のマグネシ
ウムイオン、2.6重量%の有機的に結合された炭素、
0.15重量%の有機的に結合された窒素及び1.9重
量%の有機的に結合された硫黄。
2SO4、2.2重量%のニトロナフタリン〜ジスルホ
ン酸及び−トリスルホン酸、0.25重量%のマグネシ
ウムイオン、2.6重量%の有機的に結合された炭素、
0.15重量%の有機的に結合された窒素及び1.9重
量%の有機的に結合された硫黄。
混合物を次に還流下で1時間加熱して二酸化硫黄を完全
に除去し、蒸発冷却により40℃に冷却し、そして40
℃に2時間保った。
に除去し、蒸発冷却により40℃に冷却し、そして40
℃に2時間保った。
生成物を40℃で濾別し、全部で500gの水で洗浄し
、真空中で80℃で乾燥した。
、真空中で80℃で乾燥した。
収率はT−酸異性体混合物に関しては57%であり、ま
たT−酸に関しては71.5%であった。
たT−酸に関しては71.5%であった。
H−酸の性質を高圧液体クロマトグラフイにより評価す
ると以下の結果が得られた: H−酸の−ナトリウム塩 88.2%1−ナフ
チルアミン−3・6− 0.1%ジスルホン酸の−
ナトリウム塩 W−酸の−ナトリウム塩 0.1%以下クロ
モトロープ酸の二ナトリウ 1.1%ム塩 T−酸の二ナトリウム塩 0.2%水
9.5%硫酸ナトリウム
0.4%マグネシウム
5ppm以下異性体ナフチルアミン−トリス
ルホン酸からの反応生成物及び廃硫酸からの重要ではな
い成分は、単離された生成物中で検出できなかった。
ると以下の結果が得られた: H−酸の−ナトリウム塩 88.2%1−ナフ
チルアミン−3・6− 0.1%ジスルホン酸の−
ナトリウム塩 W−酸の−ナトリウム塩 0.1%以下クロ
モトロープ酸の二ナトリウ 1.1%ム塩 T−酸の二ナトリウム塩 0.2%水
9.5%硫酸ナトリウム
0.4%マグネシウム
5ppm以下異性体ナフチルアミン−トリス
ルホン酸からの反応生成物及び廃硫酸からの重要ではな
い成分は、単離された生成物中で検出できなかった。
実施例 2
実施例1の如く工程を行なったが、100℃に冷却され
た反応混合物を3001の水で希釈し、そして溶液をp
H調節下で(pH1〜1.5)1200gの2−ナフチ
ルアミン−5・7−ジスルホン酸の単離からの廃硫酸を
用いて酸性化した。
た反応混合物を3001の水で希釈し、そして溶液をp
H調節下で(pH1〜1.5)1200gの2−ナフチ
ルアミン−5・7−ジスルホン酸の単離からの廃硫酸を
用いて酸性化した。
この廃硫酸は下記の組成を有していた:
41重量%のH2SO4、
3.2重量%のナフチルアミン−ジスルホン酸及び−ト
リスルホン酸。
リスルホン酸。
収率はT−酸異性体混合物に関して56%であり、また
T−酸に関して70%である。
T−酸に関して70%である。
H−酸の性質を高圧液体クロマトグラフイにより評価す
ると下記の結果を与えた: H−酸の−ナトリウム塩 88.5%W−
酸の−ナトリウム塩 0 %1−ナフチ
ルアミン−3・6− 0.1〜0.2%ジスルホン酸
の−ナトリウム塩 クロモトロープ酸の二ナトリウ 0.9〜1.1%ム
塩 T−酸の二ナトリウム塩 0.1〜0.2%水
9.5%硫酸
ナトリウム 0.3%廃硫酸
からの2−ナフチルアミン−ジスルホン酸及び−トリス
ルホン酸は単離された生成物中では検出できなかった。
ると下記の結果を与えた: H−酸の−ナトリウム塩 88.5%W−
酸の−ナトリウム塩 0 %1−ナフチ
ルアミン−3・6− 0.1〜0.2%ジスルホン酸
の−ナトリウム塩 クロモトロープ酸の二ナトリウ 0.9〜1.1%ム
塩 T−酸の二ナトリウム塩 0.1〜0.2%水
9.5%硫酸
ナトリウム 0.3%廃硫酸
からの2−ナフチルアミン−ジスルホン酸及び−トリス
ルホン酸は単離された生成物中では検出できなかった。
実施例 3
実施例1の工程を行なったが、100℃に冷却された反
応混合物を300gの水で希釈し、そして溶液をpH調
節下で(pH1〜1.5)12002のナフタリン−1
・5−ジスルホン酸の単離からの廃硫酸を用いて酸性化
した。
応混合物を300gの水で希釈し、そして溶液をpH調
節下で(pH1〜1.5)12002のナフタリン−1
・5−ジスルホン酸の単離からの廃硫酸を用いて酸性化
した。
廃硫酸は下記の組成を有していた:
33重量%のH2SO4、
22.4重量%のナフタリン−ジスルホン酸及び−トリ
スルホン酸。
スルホン酸。
実施例2に記されている収率及び内容物が得られた。
廃硫酸からのナフタリン−ジスルホン酸及び−トリスル
ホン酸は単離された生成物中では高圧液体クロマトグラ
フイによって検出できなかった。
ホン酸は単離された生成物中では高圧液体クロマトグラ
フイによって検出できなかった。
実施例 4a〜g
実施例1の工程を繰返したが、100℃に冷却されそし
て400gの水で希釈されたアルカリ性反応溶液を、実
施例1〜3からの種々の硫酸及フ又は新しい硫酸の混合
物を用いて酸性化した。
て400gの水で希釈されたアルカリ性反応溶液を、実
施例1〜3からの種々の硫酸及フ又は新しい硫酸の混合
物を用いて酸性化した。
結果を表1にまとめた
Claims (1)
- 1 ナフチルアミンートリスルホン酸類及ヒ/又はそれ
らの塩類の混合物を高められた圧力及び高められた温度
においてアルカリ金属水酸化物溶液と反応させ、そして
次に酸性化により1−アミノ−8−ナフトール−3・6
−ジスルホン酸をモノ−アルカリ金属塩の形で分離する
ことによる1−アミノ−8−ナフトール−3・6−ジス
ルホン酸モノーアルカリ金属塩類の製造方法において;
該酸性化用に、H2SO4+水に関して30〜60重量
%強度の、2−ニトロナフタリン−4・8−ジスルホン
酸のマグネシウム塩の沈でんからの水性廃硫酸、この廃
酸が1〜10重量%のナフタリン−及びニトロナフタリ
ン−モノ−、−ジ−及び−トリースルホン酸を含有して
いる;又はH2SO4+水に関して30〜60重量%強
度の、2−ナフチルアミン−5・7−ジスルホン酸の沈
でんからの水性廃硫酸、この廃酸が1〜6重量%のナフ
テルアミシ−モノ−、−ジ−及び−トリ−スルホン酸を
含有している;又はH2SO4+水に関して30〜60
重量%強度の、ナフタリン−1・5−ジスルホン酸の沈
でんからの水性廃硫酸、この廃酸が10〜30重量%の
ナフタリン−モノ−、−ジ−及び−トリ−スルホン酸を
含有しておりそしてナトリウムイオンを含有していても
よい;を使用することを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19782834166 DE2834166A1 (de) | 1978-08-04 | 1978-08-04 | Verfahren zur herstellung von 1-amino-8-naphthol-3,6-disulfonsaeure (h-saeure) |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5522689A JPS5522689A (en) | 1980-02-18 |
JPS585905B2 true JPS585905B2 (ja) | 1983-02-02 |
Family
ID=6046179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54098174A Expired JPS585905B2 (ja) | 1978-08-04 | 1979-08-02 | 1−アミノ−8−ナフト−ル−3,6−ジスルホン酸(h−酸)の製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0009092B1 (ja) |
JP (1) | JPS585905B2 (ja) |
DE (2) | DE2834166A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3118147A1 (de) * | 1981-05-07 | 1982-12-02 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zur isolierung von h-saeure und k-saeure |
JPS6064371U (ja) * | 1983-10-12 | 1985-05-07 | 有限会社ホーマー・インターナシヨナル | 自動ガス閉止弁装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53127443A (en) * | 1977-04-09 | 1978-11-07 | Chisso Corp | Organosilicon compounds |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52156844A (en) * | 1976-06-21 | 1977-12-27 | Sumitomo Chem Co Ltd | Preparation of 8-amino-1-naphthol-3,6-disulfonic acid |
DE2716030C3 (de) * | 1977-04-09 | 1981-07-16 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zur Herstellung von Monoalkalisalzes der 1-Amino-8-naphthol-3,6-disulfonsäure |
-
1978
- 1978-08-04 DE DE19782834166 patent/DE2834166A1/de not_active Withdrawn
-
1979
- 1979-07-20 DE DE7979102565T patent/DE2960577D1/de not_active Expired
- 1979-07-20 EP EP79102565A patent/EP0009092B1/de not_active Expired
- 1979-08-02 JP JP54098174A patent/JPS585905B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53127443A (en) * | 1977-04-09 | 1978-11-07 | Chisso Corp | Organosilicon compounds |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE2960577D1 (en) | 1981-11-05 |
DE2834166A1 (de) | 1980-02-28 |
EP0009092B1 (de) | 1981-08-05 |
JPS5522689A (en) | 1980-02-18 |
EP0009092A1 (de) | 1980-04-02 |
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