JPS5857883B2 - ジキホジガタデンジシヤク - Google Patents
ジキホジガタデンジシヤクInfo
- Publication number
- JPS5857883B2 JPS5857883B2 JP49005147A JP514774A JPS5857883B2 JP S5857883 B2 JPS5857883 B2 JP S5857883B2 JP 49005147 A JP49005147 A JP 49005147A JP 514774 A JP514774 A JP 514774A JP S5857883 B2 JPS5857883 B2 JP S5857883B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- coil
- permanent magnet
- iron core
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electromagnets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、保持力が小さくかつ残留磁束密度の犬なる半
硬質磁性材料でもってヨークを形成し、該ヨークに装着
した永久磁石の両極間にコイルの励磁方向によって極性
変換する可動鉄心を反転させるよう具備せしめてなる磁
気保持形電磁石に係り、その目的とするところは、高能
率の磁気保持型電磁石を提供するにある。
硬質磁性材料でもってヨークを形成し、該ヨークに装着
した永久磁石の両極間にコイルの励磁方向によって極性
変換する可動鉄心を反転させるよう具備せしめてなる磁
気保持形電磁石に係り、その目的とするところは、高能
率の磁気保持型電磁石を提供するにある。
従来の磁気保持型電磁石として、第1図の如く鉄心1、
コイル2、ヨーク3よりなる電磁石4の前記ヨーク3に
永久磁石5を装着し、該永久磁石5と鉄心1間を閉路す
るよう係架せる可動鉄片6に開閉体7を装着してなり、
コイル2の磁界方向を永久磁石5と合致させることによ
り復帰ばね8に抗して可動鉄片6を鉄心1に吸着させ、
コイル2の励磁が無くなっても永久磁石5により吸着状
態を磁気保持し、コイル2の磁界を永久磁石5と逆方向
に作用させることにより永久磁石5による保持を解消し
て復帰はね8により可動鉄片6を復元させるものが広く
使用されている。
コイル2、ヨーク3よりなる電磁石4の前記ヨーク3に
永久磁石5を装着し、該永久磁石5と鉄心1間を閉路す
るよう係架せる可動鉄片6に開閉体7を装着してなり、
コイル2の磁界方向を永久磁石5と合致させることによ
り復帰ばね8に抗して可動鉄片6を鉄心1に吸着させ、
コイル2の励磁が無くなっても永久磁石5により吸着状
態を磁気保持し、コイル2の磁界を永久磁石5と逆方向
に作用させることにより永久磁石5による保持を解消し
て復帰はね8により可動鉄片6を復元させるものが広く
使用されている。
しかしながらこのような電磁石にあっては、コイル2の
初期吸引力が犬でコイル2の消費電力が多くなり、また
磁気保持のために強力な永久磁石5が必要となり、電磁
石を大形とすると共に結果的にコイル2の消費電力をさ
らに高める等の欠点があった。
初期吸引力が犬でコイル2の消費電力が多くなり、また
磁気保持のために強力な永久磁石5が必要となり、電磁
石を大形とすると共に結果的にコイル2の消費電力をさ
らに高める等の欠点があった。
本発明はか\る事項に鑑み、その対策として、消費電力
が少く、かつ小形化し得る磁気保持型電磁石とするもの
である。
が少く、かつ小形化し得る磁気保持型電磁石とするもの
である。
以下、実施例として掲げた第2図乃至第4図を参照して
本発明磁気保持型電磁石を詳述する。
本発明磁気保持型電磁石を詳述する。
第2図において、10a、10bは夫々ヨークで、その
一方のヨーク10aは電磁軟鉄のような軟質材料と永久
磁石との中間の磁気特性をもち第4図の如く保持力Hc
が小さくかつ残留磁束密度Brの犬なる半硬質磁性材料
でもって形成し、その一端11aにヨーク10aと直角
方向に磁極N。
一方のヨーク10aは電磁軟鉄のような軟質材料と永久
磁石との中間の磁気特性をもち第4図の如く保持力Hc
が小さくかつ残留磁束密度Brの犬なる半硬質磁性材料
でもって形成し、その一端11aにヨーク10aと直角
方向に磁極N。
Sを着磁した永久磁石12を装着し、他端11bには、
軟質材料あるいは半硬質材料よりなる可動鉄心13を係
合し、可動鉄心13の他端を自由端14として前記永久
磁石12と対向させる。
軟質材料あるいは半硬質材料よりなる可動鉄心13を係
合し、可動鉄心13の他端を自由端14として前記永久
磁石12と対向させる。
尚、ヨーク10aの材料の一例としては、TOKIN会
社製の会社部標) Tokin 、TF Cなる「Fe
−Cuを主成分とする半硬質磁性合金」を用いることも
可能である。
社製の会社部標) Tokin 、TF Cなる「Fe
−Cuを主成分とする半硬質磁性合金」を用いることも
可能である。
前記他方のヨーク10bは軟質材料で形成して永久磁石
12の上方に装着して、該永久磁石12がヨーク10a
、10b間に介在するよう取付けられる。
12の上方に装着して、該永久磁石12がヨーク10a
、10b間に介在するよう取付けられる。
15は前記ヨーク10bの端部で、可動鉄心13の自由
端14の平面部に対向させ、前記ヨーク10aと共に、
可動鉄心13の運動範囲を規制する。
端14の平面部に対向させ、前記ヨーク10aと共に、
可動鉄心13の運動範囲を規制する。
16はコイルで可動鉄心13に直接巻極に磁化するとヨ
ーク10bのN極とは反発し状態■のヨーク10aの右
端S極とは吸引しその方向に反転し吸着する。
ーク10bのN極とは反発し状態■のヨーク10aの右
端S極とは吸引しその方向に反転し吸着する。
(状態■)ここで、ヨーク、10aは残留磁束密度(B
r)が太きいために、前記コイル16の励磁が無くなっ
た状態■でも可動鉄心13を吸着保持することとなり、
再度コイル16が逆方向で可動鉄心13の自由端14が
S極に磁化されることにより、前記残留磁束は消去(状
態■)され、消去の瞬間にヨーク10aの左端はS極右
端はN極に反転し、(即ちa図の状態に反転する、その
結果、可動鉄心13の自由端14はヨーク10b側に反
転することとなる。
r)が太きいために、前記コイル16の励磁が無くなっ
た状態■でも可動鉄心13を吸着保持することとなり、
再度コイル16が逆方向で可動鉄心13の自由端14が
S極に磁化されることにより、前記残留磁束は消去(状
態■)され、消去の瞬間にヨーク10aの左端はS極右
端はN極に反転し、(即ちa図の状態に反転する、その
結果、可動鉄心13の自由端14はヨーク10b側に反
転することとなる。
上述するように本発明磁気保持型電磁石によれば、コイ
ル16によって直接可動鉄心13を磁化すると共に、ヨ
ーク10aの残留磁束密度(Br)を利用して可動鉄心
13を吸着保持せしめ、他方のヨーク10bには、永久
磁石12、ヨーク10b。
ル16によって直接可動鉄心13を磁化すると共に、ヨ
ーク10aの残留磁束密度(Br)を利用して可動鉄心
13を吸着保持せしめ、他方のヨーク10bには、永久
磁石12、ヨーク10b。
可動鉄心13、ヨーク10aより構成する磁気回路によ
り吸着保持せしめ、夫々可動鉄心13の磁化方向を変え
るのみで反転すること\なり、従来の如く復帰ばねに抗
して可動鉄片を吸着するようなエネルギーを必要としな
いから、コイル16の消費電力を少くすると共に、構成
を小型かつ簡易なものとして高能率の磁気保持型電磁石
が得られる。
り吸着保持せしめ、夫々可動鉄心13の磁化方向を変え
るのみで反転すること\なり、従来の如く復帰ばねに抗
して可動鉄片を吸着するようなエネルギーを必要としな
いから、コイル16の消費電力を少くすると共に、構成
を小型かつ簡易なものとして高能率の磁気保持型電磁石
が得られる。
第1図は本発明の従来例を示す正面図である。
第2図乃至第4図は本発明磁気保持型電磁石の実施例を
示す。 第2図は斜視図、第3図a、bは動作過程における夫々
正面図、第4図は可動鉄心の磁化曲線である。 10a、10b・・・・・・ヨーク、12・・・・・・
永久磁石、13・・・・・・可動鉄心、14・・・・・
・自由端、16・・・・・・コイル。
示す。 第2図は斜視図、第3図a、bは動作過程における夫々
正面図、第4図は可動鉄心の磁化曲線である。 10a、10b・・・・・・ヨーク、12・・・・・・
永久磁石、13・・・・・・可動鉄心、14・・・・・
・自由端、16・・・・・・コイル。
Claims (1)
- 1 保持力が小さくかつ残留磁束密度の犬なる半硬質磁
性材料でもってヨークを形成し、該ヨークに装着した永
久磁石の両極間にコイルの励磁方向によって極性変換す
る可動鉄心を反転させるよう具備せしめてなる磁気保持
形電磁石。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49005147A JPS5857883B2 (ja) | 1974-01-07 | 1974-01-07 | ジキホジガタデンジシヤク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49005147A JPS5857883B2 (ja) | 1974-01-07 | 1974-01-07 | ジキホジガタデンジシヤク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5098660A JPS5098660A (ja) | 1975-08-05 |
JPS5857883B2 true JPS5857883B2 (ja) | 1983-12-22 |
Family
ID=11603171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49005147A Expired JPS5857883B2 (ja) | 1974-01-07 | 1974-01-07 | ジキホジガタデンジシヤク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5857883B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5821128Y2 (ja) * | 1977-11-02 | 1983-05-04 | 松下電工株式会社 | 磁気保持型電磁石 |
-
1974
- 1974-01-07 JP JP49005147A patent/JPS5857883B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5098660A (ja) | 1975-08-05 |
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