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JPS5853798B2 - 紙幣真偽判別装置におけるテストデ−タ表示方式 - Google Patents

紙幣真偽判別装置におけるテストデ−タ表示方式

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Publication number
JPS5853798B2
JPS5853798B2 JP53131212A JP13121278A JPS5853798B2 JP S5853798 B2 JPS5853798 B2 JP S5853798B2 JP 53131212 A JP53131212 A JP 53131212A JP 13121278 A JP13121278 A JP 13121278A JP S5853798 B2 JPS5853798 B2 JP S5853798B2
Authority
JP
Japan
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banknote
authenticity
sensor
error code
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53131212A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5557987A (en
Inventor
道明 橋本
謹一 木寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
Priority to JP53131212A priority Critical patent/JPS5853798B2/ja
Publication of JPS5557987A publication Critical patent/JPS5557987A/ja
Publication of JPS5853798B2 publication Critical patent/JPS5853798B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は紙幣真偽判別装置におけるテストデータ表示
方式に関し、特に、たとえば両替機や現金自動預金機な
どに設けられる紙幣真偽判別装置の紙幣パターンを読み
とるセンサをテストする際にセンサの出力電圧(通称ア
イドル電圧)を表示するような紙幣真偽判別装置におけ
るテストデータ表示方式に関する。
最近、銀行などにおいて、省力化、自動化の要求の高ま
りとともに紙幣の真券判定を自動的に行なって取引きを
処理する両替機、現金自動頭金機などが次第に普及して
きた。
また、物品の販売業務の省力化の目的で、投入金額を表
示しかつ投入金額の範囲内の価格の物品を払い出す自動
販売機が実用に供されている。
このような両替機などにおいて、預かった金額や残り金
額や両替可能な金額などを表示する表示器が接客面に設
けられ、操作部の両替したい所望の金額に対応するスイ
ッチを操作して両替を行なうと、両替した金額などが前
記表示器に表示されるようになっている。
また、両替機には顧客が紙幣を挿入した際、内蔵するピ
ルチェッカによってその紙幣が正規の紙幣であるか否か
の紙幣真偽判別を行なっている。
このピルチェッカには紙幣のパターンや長さなどを読み
取るために複数個のセンサが設げられている。
これらのセンサのアイドル電圧は非常に小さいため、増
幅器によって増幅されるのが一般的である。
ところが、センサが紙幣のパターンや長さなどを正確に
読み取るためには、アイドル電圧が適正な電圧となるよ
うに増幅器に含まれる可変抵抗器を操作して増幅度を調
整しなげればならない。
そのために、従来は両替機などを保守する場合に、たと
えばテスタやシンクロスコープやメモリスコープなどの
測定器を各センサの出力に接続してアイドル電圧を測定
しながら調整していた。
したがって、両替機などの保守に行くたびに測定器類を
持参しなげればならず、面倒であった。
そこで、この発明は接客面の金額表示器にセンサのアイ
ドル電圧を表示して簡単かつ容易に各センサのアイドル
電圧を調整し得る紙幣真偽判別装置におけるテストデー
タ表示方式を提供する。
この発明は要約すれば、真偽判別手段によって紙幣の真
偽を判別する第1のモードと紙幣の長さまたはパターン
を検知するための複数個の検知手段出力をテストする第
2のモードとを切り換える切換手段を設け、切換手段が
第2のモードに切り換えられた状態において、複数個の
検知手段からの出力電圧をテストデータとして金額表示
器に兼用して表示させるようにしたものである。
以下に、この発明を両替機に適用した場合について具体
的に説明する。
第1図はこの発明の一実施例が適用される両替機の前面
パネル配置図である。
図において、両替機の前面パネル10には、両替機が動
作中であることを表わす取扱表示器11と、両替すべき
高額紙幣を挿入する紙幣挿入口12と、操作部13と、
金額を表示する複数個の金額表示器14と、エラーを表
示するエラー表示器15とが設けられる。
前記操作部13は、たとえば高額紙幣(1万円)を千円
札に両替する場合にその枚数(1枚、5枚、10枚)を
選択する千円札枚数選択スイッチ131と、五百円札の
枚数を選択する五百円札枚数選択スイッチ132と、百
円玉を50個まとめて1包みにした百円玉包みの本数(
1本、2本、4本)を選択する百円玉本数選択スイッチ
133と、五十円玉の包みの本数を選択する五十円玉本
数選択スイッチ134と、十円玉の包みの本数を選択す
る十円玉本数選択スイッチ135と、高額紙幣で両替し
たい金種およびその数量を選択したのち残り金額を予め
定める金種の紙幣(たとえば千円札)に両替指令する残
金指令スイッチ136と、選択スイッチ131ないし1
35の誤操作を訂正指令する訂正スイッチ137とを包
む。
これらの各金種別の選択スイッチ131ないし135に
は、それぞれ貨幣の枚数または本数に対応する金額が調
刻されていて、スイッチを押圧したとき内蔵するランプ
を点灯表示させて、選択された両替金種別の金額を顧客
に知らせるように構成される。
前記金額表示器14は、顧客が紙幣挿入口12へ挿入し
た金額を表示する預り金額表示器141と、挿入された
高額紙幣で両替すべき所望の低額貨幣を指定したときそ
の残りの金額を表示する残り金額表示器142と、千円
札に両替した金額を表示する千円札両替金額表示器14
3と、五百円札に両替した金額を表示する五百円札両替
金額表示器144と、百円玉に両替した金額を表示する
百円玉両替金額表示器145と、五十円玉に両替した金
額を表示する五十円玉両替金額表示器146と、十円玉
に両替した金額を表示する十円玉両替金額表示器147
とから成る。
なお、この金額表示器14は後述の第5図で説明するよ
うにセンサのアイドル電圧やエラーコードを表示するた
めの表示器として兼用される。
第2図はこの発明の一実施例が適用される両替機のブロ
ック図である。
構成において、中央処理装置(以下、CPU ’)41
はリードオンリメモリ(以下、ROM )39に予め記
憶されているプログラムに基づいて動作制御する。
このCPU 41に関連して通常の両替モードとセンサ
S1ないしS5.HlないしH4のアイドル電圧や真偽
判別をテストするためのテストモードとを切り換える切
換手段としてのモード切換スイッチ42が設けられる。
センサS1は紙幣21がピルチェッカ2内に挿入された
ことを検知するものであり、センサS2は紙幣が紙幣挿
入口12に挿入されて搬送され、所定の位置に達したと
き紙幣パターンを読みとるタイミングを検知するもので
あり、S3゜4.5はそれぞれ組み合わされて紙幣21
0幅を検知するものである。
センサH1ないし3は光学的なセンサであり、センサH
1,2は紙幣21に光を照射したときの光の透過量を検
知するものであり、センサH3は紙幣21の印刷面の色
調を検知するものである。
また、センサH4は磁気的なセンサであり、紙幣21の
印刷面の磁気分布を検知する。
位置センサ読取回路22は、センサS1が紙幣21を検
知したとき、・・イレベル(以下「H」)信号を導出し
て、CPU 41に紙幣21がピルチェッカ2内に搬送
されてきたことを知らせるとともに、ANDゲート24
を開き、ANDゲート29を閉じる。
パルスゼネレータ23は紙幣21を搬送するためのモー
タ(図示せず)に関連して設けられ、紙幣21の搬送速
度に同期したパルス(後述の第5図aに示す)を発生す
る。
クロックパルス発生回路27は、切換スイッチ42をテ
ストモードに設定し、表示部14にセンサH1ないしH
4のアイドル電圧を表示してアイドル電圧を調整する際
に、表示が頻繁に変化すると見にくいため、比較的周期
の長いクロックパルスを発生して表示の変化をゆるやか
にするものである。
′計数回路26は紙幣21がピルチェッカ内に挿入され
、センサS2が紙幣21の長手方向の一方端から他方端
を検知する間だけパルスゼネレータ23からのクロック
パルスを計数する。
したがって、計数回路26の計数出力は紙幣21の長さ
に相関されたデータになる。
また、計数回路26はテストモードのときにはクロック
パルス発生回路27からのクロックパルスを計数する。
この計数回路26からの上位2ビツトの計数出力はデコ
ーダ30によってデコードされ、デコーダ30の出力は
マルチプレクサ31とゲート361ないし364に与え
られる。
マルチプレクサ31はセンサH1ないしH4からのアイ
ドル電圧をデコーダ30の出力に基づいて選択するもの
であり、選択したアイドル電圧をA/D変換回路32に
与えてディジタル値に変換させる。
ディジタル値に変換されたアイドル電圧は直並列変換回
路33によってビット並列の読み取りパターン信号とし
てメモリ35に与えられる。
前記計数回路26の計数出力はアドレス設定回路34に
与えられる。
このアドレス設定回路34はたとえばDMA回路などに
よって構成され、メモリ35のアドレスを指定する。
メモリ35はCPU41に接続されるコントロールバス
CBを介して書き込みまたは読み出し制御される。
前記ゲ−4361ないし364は両替モードのときに閉
じられ、テストモードのときに開かれて直並列変換回路
33からのビット並列のアイドル電圧をレジスタ384
ないし387に与えるものである。
また、パネル制御回路37は両替モードのときにCPU
41から与えられる預り金額データや残り金額データや
両替可能な千円ないし千円のそれぞれのデータをレジス
タ381ないし387に与えるものである。
このパネル制御回路37は、テストモードのときレジス
タ384ないし387に与えるデータの導出が禁止され
る。
また、パネル制御回路3γには接客面の選択スイッチ1
3が接続される。
さらに、CPU 41に関連して両替した紙幣を放出す
るための紙幣放出機43と、両替した硬貨を放出するた
めの硬貨放出機44と、顧客が両替のために紙幣挿入口
12に挿入して真券として判別された紙幣を収納するた
めの紙幣収納機45と、紙幣挿入口12に挿入された紙
幣を搬送するための紙幣搬送装置46とが設けられる。
第3図はこの発明の一実施例が適用される両替機に含ま
れるセンサのアイドル電圧を増幅するための増幅回路の
ブロック図である。
図において、このブロック図は周知技術のため、概略の
みを説明する。
センサS1ないしS5およびHlないしH4のそれぞれ
の出力はリップル分除去回路51に与えられてリップル
が除去される。
そして、その後、波形整形回路52に与えられて波形整
形されるとともに増幅される。
この波形整形回路52にはレベル調整用可変抵抗器52
1が設けられ、この可変抵抗器521を調整することに
よって、波形整形回路52から導出されるアイドル電圧
のレベルを可変することができる。
第4図は第2図に示すメモリに記憶されるデータを図解
的に示した図である。
図において、メモリ3は紙幣21から読み取った読取パ
ターン(すなわち、前記波形整形回路52からのアイド
ル電圧)を記憶する紙幣読取パターン記憶領域351と
、金種別の光の透過量や色調や磁気分布等のモデルパタ
ーンを記憶する記憶領域352と、金種別紙幣の長さの
許容範囲データを記憶する記憶領域353と、各センサ
のアイドル電圧の許容範囲を記憶する記憶領域354と
、預り金額や残り金額や金種別金額や枚数または本数な
どの両替データを記憶する記憶領域355と、エラーコ
ード(後述の第5図で詳細に説明する)を記憶する記憶
領域356とを含む。
第5図はこの発明の一実施例によって表示部に各センサ
のアイドル電圧やエラーコードなどを表示した状態を示
す図である。
図において、預り金額表示器141の最上位桁には各セ
ンサによって紙幣21を読み取ったモードが表示される
すなわち、数値「0」のときには読取モードが正常であ
り、数値「1」のときには紙幣21の長さが異常であり
、数値「2」はセンサH1の読み取った結果がエラーで
あり、数値「3」は同様にしてセンサH2がエラーであ
り、数値「4」はセンサH3がエラーであり、数値「5
」はセンサH4がエラーであり、数値「6」はセンサS
3,4,5によって読み取った紙幣210幅が異常であ
ることを示す。
また、預り金額表示器141の第2桁ないし第4桁には
紙幣21の長さデータが表示される。
残り金額表示器142の上位2桁にはエラー内容が表示
される。
すなわち、表示が「OO」のときには正常であり、数値
「11」はセンサH1のアイドル電圧が許容範囲外であ
ることを示し、同様に数値「12」はセンサH2のアイ
ドル電圧が許容範囲外であり、数値「13」はセンサH
3が許容範囲外であり、数値「14」はセンサH4が許
容範囲外であることを示し、数値「21」はセンサS1
のオン、オフ動作が不良であり、数値「22」はセンサ
S2のオン、オフ動作が不良であることを示す。
表示器144にはセンサH1のアイドル電圧が表示され
、表示器145にはセンサH2のアイドル電圧が表示さ
れ、表示器146にはセンサH3のアイドル電圧が表示
され、表示器147にはセンサH4のアイドル電圧が表
示される。
第6図は第2図に示すパルスゼネレータ23およびクロ
ックパルス発生回路27から発生されるクロックパルス
の波形図である。
第7A図および第7B図はこの発明の一実施例の動作を
説明するためのフロー図であり、特に第7A図は両替動
作モードを示し、第7B図はテストモードを示す。
まず、第1図ないし第7A図を参照して両替モードにつ
いて説明するが、この両替モードはこの発明の要旨では
ないことを予め指摘しておく。
まず、電源を投入してモード切換スイッチ42を両替モ
ードに設定すると、電源投入時の初期処理が行なわれる
すなわち、サムチェックやメモリ35のチェックや電源
を遮断したときにメモリ35に記憶しているデータが破
壊されるのを防止するためのバッテリ(図示せず)の電
圧チェックを行なうとともに、計数回路26およびレジ
スタ381ないし387を初期リセットする。
その後、パルスゼネレータ23から正常にクロックパル
スが発生されているか、紙幣放出機43、硬貨放出機4
4、紙幣搬送装置46などに貨幣などがつまってL・な
いかなどのアイドルチェックを行なう。
そして、CPU 41はそれらが正常であるか否かを判
別し、正常でなげればエラーランプ15を点灯して係員
に知らせる。
エラーランプ15を点灯したのちCPU 41はモード
切換スイッチ42がテストモードに設定されているか否
かを判別する。
テストモードでなげれば待機し、テストモードであれば
第7B図に示すテストのためのサブルーチンへ進む。
アイドルチェックが正常であれば、モード切換スイッチ
42がテストモードに設定されているか否かを判別する
テストモードでなげればレジスタ381ないし387の
内容を表示器141ないし147に表示させる。
このとき、レジスタ381ないし387はオールリセッ
トされているため、表示部14にはオールゼロが表示さ
れる。
さらに、CPU 41はピルチェッカ内に紙幣21が挿
入されたことをセンサS1が検知しているが否かを判別
する。
センサS1が紙幣21を検知していなげれば初期状態に
戻って待機し、センサS1が紙幣21の挿入されたこと
を検知すると、紙幣搬送装置46によって紙幣21を取
り込み真偽判別を行なう。
すなわち、センサS2が紙幣21を検知すると、位置セ
ンサ読取回路22がANDゲート24を開きORゲート
25を介して計数回路26にパルスゼネレータ23から
のクロックパルスaを与える。
計数回路26は紙幣21が搬送されてセンサS2が紙幣
21の長手方向の一方端から他方端までを検知している
間だけクロックパルスaを計数する。
したがって、計数回路26の計数値は、紙幣21の長さ
データとしてメモリ35の記憶領域351にストアされ
る。
また、計数回路26の上位2ビツトの計数値はデコーダ
30に与えられ、デコードされてマルチプレクサ31と
ゲート361ないし364に与えられる。
マルチプレクサ31には、センサH1ないしH4からの
読取パターンデータが与えられているため、デコード出
力に基づ(・てその読取パターンが選択されA/D変換
回路32に与えられてディジタル値に変換される。
このディジタル値は直並列変換回路33に与えられて、
ビット並列の読取パターンデータとしてメモリ35の記
憶領域351にストアされる。
CPU 41はメモリ3の記憶領域351にストアした
長さデータと記憶領域353に予め記憶されている金種
別長さ許容範囲データとを比較し、紙幣21の長さが許
容範囲内であるかを比較する。
また、記憶領域351にストアした紙幣読取パターンと
記憶領域352に予め記憶されている紙幣の光の透過量
や磁気分布や色調などのモデルパターンとを比較し紙幣
21が真券であるかを判別するとともに、紙幣21の金
種を判別する。
もし真券でなげれば紙幣21を紙幣返却口(図示せず)
から返却して初期状態に戻る。
真券であればその金額データを記憶領域355に預り金
額データとして記憶させる。
CPU 41はその預り金額データをパネル制御回路3
7を介してレジスタ381にストアさせ、預り金額表示
器141に表示させる。
次に、顧客が操作部13の選択スイッチ131ないし1
35のいずれかを操作して所望の両替金額を選択する。
応じて、CPU 41は残金紙幣スイッチ136が操作
されたか否かを判別する。
もし、ここで残金紙幣スイッチ136が操作されていれ
ば、記憶領域355の金種別金額データに預り金額デー
タを加算する。
そして、残り金額データから預り金額データを減算して
金種別指定金額表示器143ないし147に両替可能な
金額データを表示させる。
残金紙幣スイッチ136が操作されていなげれば預り金
額データが五百円単位であるか否かを判別する。
五百円単位の金額であれば残り金額から五百円を減算す
る。
すなわち、ここではまだ預り金額を全く両替していない
ため、預り金額と残り金額とが等しくなる。
その後記憶領域355の五百円の金種別金額データに五
百円を加算する。
さらに、預り金額から五百円を減算した金額データを記
憶領域355の残り金額データに加算し、残り金額デー
タを0円にする。
さらに、選択された金種別の金額データがパネル制御回
路3γを介してレジスタ383ないし387にストアさ
れる。
このレジスタ383ないし387にストアされた金種別
データは、表示器143ないし147にそれぞれ表示さ
れる。
さらに、残り金額データがパネル制御回路37を介して
レジスタ382にストアされ、表示器142に表示され
る。
CPU 41は両替のための指定が完了しているか否か
を判別し、完了していなげれば顧客が次に選択スイッチ
13を操作するまで待機し、完了していれば両替貨幣を
紙幣放出機43または硬化放出機44から放出させる。
さらに、顧客が紙幣挿入口12に挿入した紙幣を紙幣収
納機45に収納させる。
もし、両替紙幣や両替硬貨が紙幣放出機43、硬貨放出
機44から正常に放出できないときや、紙幣収納機45
が満杯で新たに紙幣を収納できないときや、放出された
貨幣が所定時間以内に抜き取られないときには、正常で
ないことを判別してエラーランプ15を点灯し係員を呼
び出す。
正常に終了していれば次の顧客が両替のための紙幣を紙
幣挿入口12に挿入するまで待機する。
このようにして両替のための一連の動作を終了する。
次に、第7B図を参照してこの発明の特徴となるテスト
モードについて説明する。
まず、モード切替スイッチ42をテストモードに切り換
える。
ここで、紙幣21を紙幣挿入口12に挿入せずに、各セ
ンサのアイドル電圧をテストする場合の動作について説
明する。
モード切換スイッチ42をテストモードに切り換えたこ
とによって、ANDゲート29とゲート361ないし3
64とが開かれるとともに、パネル制御回路37からレ
ジスタ384ないし387に与えるデータの導出が禁止
される。
また、紙幣21が挿入されていないためセンサS2は紙
幣21を検知せず、位置センサ読取囲路22はローレベ
ル(以下、「L」)信号を導出する。
この「L」信号はインバータ28によって反転されAN
Dケート29に与えられる。
しタカって、ANDゲート29はクロックパルス発生回
路27からのクロックパルス(第6図b)をORゲート
25を介して計数回路26に与える。
計数回路26の計数出力は前述の説明と同様にして長さ
データとしてメモリ35にストアされる。
センサH1ないしH4のそれぞれのアイドル電圧は前述
の説明と同様にしてアルチプレクサ31゜A/D変換回
路32、直並列変換回路33を介してメモリ3の紙幣読
取パターン記憶領域351にストアされる。
そして、記憶領域351に記憶した各センサのアイドル
電圧が記憶領域354に予め記憶している読取センサの
アイドル電圧許容範囲内であって正常か否かが判別され
る。
さらに、センサS1ないしS5の出力はデータバスDB
を介してCPU 41に与えられ、CPU 41ではセ
ンサS1ないしS5のオン、オフ出力信号を図示しない
アキュムレータに読み込み、各ビットが論理「1」か「
O」かを判断してセンサS1ないしS5のオン、オフ動
作が正常であるか否かを判別する。
すべての判別が正常であれば、残り金額表示器142に
表示するエラー内容を「00」にするため、記憶領域3
56にエラーコート丁00」を記憶させる。
もし、センサH1のアイドル電圧が許容範囲外であれば
エラーコード「11」を記憶させ、センサH2のアイド
ル電圧が許容範囲外であれバニラ−コート丁12」を記
憶させ、センサH3のアイドル電圧が許容範囲外であれ
ばエラーコード「13」を記憶させ、センサH4のアイ
ドル電圧が許容範囲外であればエラーコート丁14」を
記憶させる。
また、センサS1のオン、オフ動作不良であればエラー
コート丁21」を記憶させ、センサS2のオン、オフ動
作が不良であればエラーコート丁22」を記憶させる。
そして、記憶領域356に記憶させたエラーコードをパ
ネル制御回路37を介してレジスタ382にストアさせ
、第5図に示すように残り金額表示器142に表示させ
る。
次に、センサH1ないしH4のアイドル電圧を表示器1
44ないし147に表示させる。
すなわち、直並列変換回路33から導出されるセンサH
1のビット並列のディジタル値に変換されたアイドル電
圧が、ゲート361を介してレジスタ384にストアさ
れ五百円表示器144に表示される。
以下、同様にしてセンサH2ないしH4のアイドル電圧
がゲート362ないし364を介してレジスタ385な
いし387にストアされ、表示器145ないし147に
それぞれ表示される。
次に、ピルチェッカが正常に紙幣21の真偽判別を行な
うことができるかをテストする。
このとき、係員は紙幣21を紙幣挿入口12に挿入する
センサS1が紙幣21の挿入されたことを検知し、セン
サS2が紙幣21の長手方向の一方端から他方端までを
検知するとANDゲート24が開かれ、ANDゲート2
9が閉じられる。
それによって、計数回路26はパルスゼネレータ23か
らのクロックパルスaを計数する。
この計数出力はCPU41に与えられる。
そして、CPU 41はメモリ3の記憶領域353に予
め記憶されている金種別長さ許容範囲データを読み出し
、この長さ許容範囲データと計数回路26の計数値とを
比較して紙幣21の長さが許容範囲内であるかを判別す
る。
もし、紙幣21の長さが許容範囲より短かったり長かっ
たりした場合には長さ不良であることを表わすエラーコ
ート丁1」を記憶領域356に記憶させる。
また、センサS3,4,5によって紙幣210幅が正常
であるか否かを判別し、幅が異常であればエラーコート
丁6」を記憶領域356に記′障させる。
次に、センサH1ないしH4による紙幣21の光の透過
量、磁気分布および色調などのパターンの読み取りが正
常に行なわれるか否かをテストする。
すなわち、センサH1ないしH4によって読み取られた
パターン情報はマルチプレクサ31゜A/D変換回路3
2、直並列変換回路33を介してメモリ35に記憶され
る。
CPU 41は記憶領域351に記憶した紙幣読取パタ
ーンと記憶領域352に予め記憶されている金種別のモ
デルパターンとをそれぞれ比較し、一致しているか否か
を判別する。
もし、光の透過量データが一致していなげればセンサH
1またはH2が異常であるためエラーコード「2」また
は「3」を、磁気分布データが一致しなげればセンサH
3が異常であるためエラーコート丁4」を、色調データ
が一致しなければセンサH4が異常であるためエラーコ
ード「5」をそれぞれ記憶領域356に記憶させる。
前述のテストがすべて正常であれば正常であることを表
わすエラーコート丁0」を記憶領域356に記憶させる
このようにして記憶領域356に記憶されたエラーコー
ドはCPU 41によってパネル制御回路37を介して
レジスタ381の最上位ビットにストアされ、預り金額
表示器141の最上位桁に表示される。
また、紙幣21の長さデータが同様にしてパネル制御回
路37を介してレジスタ381の第2ビツトないし第4
ビツトにストアされ、預り金額表示器141の第2ない
し第4桁に表示される。
エラーコードおよび長さデータを預り金額表示器141
に表示した後、もし真偽判別が正常でなげれば紙幣21
を返却し、正常であれば紙幣21を紙幣収納機45に収
納させる。
なお、この場合テストモードであるため真偽判別が正常
であったときでも紙幣21を返却するようにしてもよい
このようにして ピルチェッカをテストする一連の動作
を終了する。
以上のように、この発明によれば、テストモードに切換
えるだけで紙幣のパターンを読み取るためのセンサのア
イドル電圧を金額表示器に兼用して表示できるため、真
偽判別装置をテストする毎に、測定器を各センサの出力
に接続する必要がなくなり、手間を省くことができると
ともに測定器も不要になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例が適用される両替機の前面
パネル配置図である。 第2図はこの発明の一実施例が適用される両替機のブロ
ック図である。 第3図はこの発明の一実施例が適用される両替機に含ま
れるセンサの出力電圧を増幅するための増幅回路のブロ
ック図である。 第4図は第2図に示すメモリに記憶されるデータを図解
的に示す図である。 第5図はこの発明の一実施例によって表示部にエラーコ
ードやセンサのアイドル電圧などを表示した状態を示す
図である。 第6図は第2図に含まれるパルスゼネレータおよびクロ
ックパルス発生回路から発生されるクロックパルスの波
形図である。 第7A図および第7B図はこの発明の一実施例の動作を
説明するためのフロー図である。 図において、10は接客部、12は紙幣挿入口、13は
選択スイッチ、14は金額表示部、41は中央処理装置
(CPU )、42はモード切換スイッチ、Slないし
S5.HlないしH4はセンサ、21は紙幣、22は1
センサ読取回路、23はパルスゼネレータ、26は計数
回路、27はクロックパルス発生回路、31はマルチプ
レクサ、32はA/D変換回路、33は直並列変換回路
、34はアドレス設定回路、35はメモリ、361ない
し364はゲート、37はパネル制御回路を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも紙幣の長さまたはパターンを検知するた
    めに紙幣判別領域に配設される複数個の検知手段と、前
    記複数個の検知手段の出力状態に基づいて紙幣が適正で
    あるか否かの真偽判別を行なう真偽判別手段と、接客部
    に設けられ貨幣の金額表示を行なう金額表示器とを含む
    紙幣真偽判別装置におけるテストデータ表示方式であっ
    て、前記紙幣の真偽を判別する第1のモードと前記検知
    手段出力をテストする第2のモードとを切り換える切換
    手段を備え、 前記切換手段が第2のモードに切り換えられた状態にお
    いて、前記複数個の検知手段からの出力電圧をテストデ
    ータとして前記金額表示器に兼用して表示させるように
    した紙幣真偽判別装置におけるテストデータ表示方式。 2 前記真偽判別手段が紙幣の適正でないことを判別し
    たことに応じて、真の紙幣でないことを表わすエラーコ
    ードを発生する第1のエラーコード発生手段をさらに備
    え、 前記切換手段が第2のモードに切り換えられかつ紙幣が
    紙幣判別領域に挿入された状態において、前記真偽判別
    手段に紙幣の真偽判別を行なわせ、該真偽判別手段が適
    正な紙幣でないことを判別したことに応じて、前記エラ
    ーコード発生手段からのエラーコードを前記金額表示器
    に表示させるようにしたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の紙幣真偽判別装置におけるテストデータ
    表示方式。 3 前記複数個の検知手段のそれぞれの出力電圧が予め
    定める電圧の許容範囲外であることに応じて、各検知手
    段に対応して許容範囲外であることを表わす異なるエラ
    ーコードを発生する第2のエラーコード発生手段をさら
    に備え、 前記切換手段が第2のモードに切り換えられかつ紙幣が
    紙幣判別領域に挿入されていない状態において、各検知
    手段出力電圧が予め定める電圧の許容範囲外であったこ
    とに応じて前記具なるエラーコードを前記金額表示器に
    それぞれ表示させるようにしたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の紙幣真偽判別装置におけるテスト
    データ表示方式。
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