JPS5853243Y2 - 自動車用バンパ - Google Patents
自動車用バンパInfo
- Publication number
- JPS5853243Y2 JPS5853243Y2 JP9286879U JP9286879U JPS5853243Y2 JP S5853243 Y2 JPS5853243 Y2 JP S5853243Y2 JP 9286879 U JP9286879 U JP 9286879U JP 9286879 U JP9286879 U JP 9286879U JP S5853243 Y2 JPS5853243 Y2 JP S5853243Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front plate
- bumper
- urethane material
- backup beam
- impact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Vibration Dampers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車用バンパに関するものである。
ソフトフエイスバンパは衝撃エネルギを吸収するためバ
ックアップビームの正面板にウレタン材を当接し、その
外面を表皮で被覆して形成している。
ックアップビームの正面板にウレタン材を当接し、その
外面を表皮で被覆して形成している。
第1図はソフトフエイスバンパの一般の事例を示すもの
で、バックアップビーム1は正面板2と背面板3から成
りこれらを密閉断面形状に結合してあり、正面板2にウ
レタン材4を当接上でその外面を表皮5で被覆し、この
バンパを形成している。
で、バックアップビーム1は正面板2と背面板3から成
りこれらを密閉断面形状に結合してあり、正面板2にウ
レタン材4を当接上でその外面を表皮5で被覆し、この
バンパを形成している。
この構造にkいて、このバンパに衝突などにより衝撃荷
重が掛かり、ウレタン材4を変形させさらにバックアッ
プビーム1の正面板2を大きく変形させて衝撃エネルギ
が吸収されるような場合、正面板2は第2図に示すよう
に背面板3との取付部付近から中央部付近にかけて大き
く彎曲するようになる。
重が掛かり、ウレタン材4を変形させさらにバックアッ
プビーム1の正面板2を大きく変形させて衝撃エネルギ
が吸収されるような場合、正面板2は第2図に示すよう
に背面板3との取付部付近から中央部付近にかけて大き
く彎曲するようになる。
そして衝撃荷重が取り除かれると、ウレタン材4は第2
図に示すようにもとの形状に復元するカヘ正面板2は変
形したものが復元せず第2図の2′に示すような局部変
形形状になって残り、ウレタン材4との間に隙間6が発
生するようになる。
図に示すようにもとの形状に復元するカヘ正面板2は変
形したものが復元せず第2図の2′に示すような局部変
形形状になって残り、ウレタン材4との間に隙間6が発
生するようになる。
正面板2が前記のように変形すると、その変形の影響を
受けて正面板2に結合している背面板3の取付部付近に
歪みを生ムバックアップビームの形状が著しく損われる
ようになる。
受けて正面板2に結合している背面板3の取付部付近に
歪みを生ムバックアップビームの形状が著しく損われる
ようになる。
また最初の衝撃により正面板2が変形して隙間6が発生
すると、このバンパに再び衝撃荷重が掛かったとき、ウ
レタン材4はまず隙間6を埋めるまで変形するが、この
経過中は衝撃エネルギの吸収作用が殆ど行われず、バン
パの機能がそれだけ損われるようになる。
すると、このバンパに再び衝撃荷重が掛かったとき、ウ
レタン材4はまず隙間6を埋めるまで変形するが、この
経過中は衝撃エネルギの吸収作用が殆ど行われず、バン
パの機能がそれだけ損われるようになる。
本考案は前記のような不具合に対して、衝撃によるバッ
クアップビームの変形を防止するとともに、衝撃が掛か
る初期からバンパが有効に作用するように構成したもの
であって、バックアップビームの正面板を予めバックア
ップビーム内方側に彎曲形成しておき、これにウレタン
材を当接形成するようにしたものである。
クアップビームの変形を防止するとともに、衝撃が掛か
る初期からバンパが有効に作用するように構成したもの
であって、バックアップビームの正面板を予めバックア
ップビーム内方側に彎曲形成しておき、これにウレタン
材を当接形成するようにしたものである。
次にその詳細な構造を第3図、第4図に示す実施例によ
って説明する。
って説明する。
第3図に示すようにバックアップビーム11は正面板1
2と背面板13からなりこれらを組み合せて密閉断面形
状に結合してあり、正面板12にウレタン材14を当接
してその外面を表皮15で被覆し、このバンバを形成し
ている。
2と背面板13からなりこれらを組み合せて密閉断面形
状に結合してあり、正面板12にウレタン材14を当接
してその外面を表皮15で被覆し、このバンバを形成し
ている。
そして正面板12は、予めバックアップビーム11の内
方側に彎曲形成しである。
方側に彎曲形成しである。
またこの正面板12にウレタン材14が当接するように
形成しである。
形成しである。
従ってこのバンパに対して衝突などにより衝撃荷重が掛
かるとき、まずウレタン材14を変形させ、次にその荷
重が正面板12に作用する。
かるとき、まずウレタン材14を変形させ、次にその荷
重が正面板12に作用する。
しかし正面板12は予め彎曲形成しであるから、第4図
に示すように衝撃荷重による変形は殆どなく、正面板1
2を結合している背面板13の取付部付近に歪みを生じ
ることもなへまた正面板12は彎曲形成されているから
、衝撃荷重に対して負荷が全面に分散さへ背面板13と
の取付部における引張り抗張力に余裕を持たせることが
でき、バックアップビーム11に変形を来すようなこと
がない。
に示すように衝撃荷重による変形は殆どなく、正面板1
2を結合している背面板13の取付部付近に歪みを生じ
ることもなへまた正面板12は彎曲形成されているから
、衝撃荷重に対して負荷が全面に分散さへ背面板13と
の取付部における引張り抗張力に余裕を持たせることが
でき、バックアップビーム11に変形を来すようなこと
がない。
また彎曲した正面板12にウレタン材14が当接するよ
うに形成しであるから、衝撃が掛かるとともにエネルギ
の吸収作用が行われる。
うに形成しであるから、衝撃が掛かるとともにエネルギ
の吸収作用が行われる。
前述のように本考案は従来の構造に対して、その一部の
形状を変えることによりバックアップビームの変形を防
止しかつバンパ機能が有効に作用するようにしたもので
あって、その実用的効果はきわめて大きいという特長が
ある。
形状を変えることによりバックアップビームの変形を防
止しかつバンパ機能が有効に作用するようにしたもので
あって、その実用的効果はきわめて大きいという特長が
ある。
第1図はソフトフエイスバンパの一般の事例ヲ示す断面
図、第2図はこの事例のものが衝撃を受けたのちの形状
を示す断面図、第3図は本考案の実施例を示す断面図、
第4図はこの実施例のものが衝撃を受けたのちの復元形
状を示す断面図である。 1・・・・・・バックアップビーム、2,2’・・・・
・・正面板、3・・・・・・背面板、4・・・・・・ウ
レタン材、5・・・・・・表皮、6・・・・・・隙間、
11・・・・・・バックアップビーム、12・・・・・
・正面板、13・・・・・・背面板、14・・・・・・
ウレタン材、15・・・・・・表皮。
図、第2図はこの事例のものが衝撃を受けたのちの形状
を示す断面図、第3図は本考案の実施例を示す断面図、
第4図はこの実施例のものが衝撃を受けたのちの復元形
状を示す断面図である。 1・・・・・・バックアップビーム、2,2’・・・・
・・正面板、3・・・・・・背面板、4・・・・・・ウ
レタン材、5・・・・・・表皮、6・・・・・・隙間、
11・・・・・・バックアップビーム、12・・・・・
・正面板、13・・・・・・背面板、14・・・・・・
ウレタン材、15・・・・・・表皮。
Claims (1)
- バックアップビームの正面板にウレタン材を当接し表皮
で被覆してソフトフエイスバンパを形成するに当り、前
記正面板を前記バックアップビーム内方側に彎曲形成し
、これにウレタン材を当接形成したことを特徴とする自
動車用バンパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9286879U JPS5853243Y2 (ja) | 1979-07-05 | 1979-07-05 | 自動車用バンパ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9286879U JPS5853243Y2 (ja) | 1979-07-05 | 1979-07-05 | 自動車用バンパ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5611152U JPS5611152U (ja) | 1981-01-30 |
JPS5853243Y2 true JPS5853243Y2 (ja) | 1983-12-03 |
Family
ID=29325818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9286879U Expired JPS5853243Y2 (ja) | 1979-07-05 | 1979-07-05 | 自動車用バンパ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5853243Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-07-05 JP JP9286879U patent/JPS5853243Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5611152U (ja) | 1981-01-30 |
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