JPS5852922Y2 - 熱収縮性チユ−ブ - Google Patents
熱収縮性チユ−ブInfo
- Publication number
- JPS5852922Y2 JPS5852922Y2 JP12774279U JP12774279U JPS5852922Y2 JP S5852922 Y2 JPS5852922 Y2 JP S5852922Y2 JP 12774279 U JP12774279 U JP 12774279U JP 12774279 U JP12774279 U JP 12774279U JP S5852922 Y2 JPS5852922 Y2 JP S5852922Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- heat
- shrinkable
- layer
- shrinkage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims 1
- 239000002932 luster Substances 0.000 claims 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims 1
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は瓶の口部を包装、装飾するいわゆるキャップ
シールや、ハム、ソーセージ、練製品などの外装、その
他に使用する熱収縮性チューブに関する。
シールや、ハム、ソーセージ、練製品などの外装、その
他に使用する熱収縮性チューブに関する。
従来この種のものとしては、熱収縮性フィルムと金属箔
や非収縮性の金属蒸着フィルムとを貼り合わせたような
ものが知られているが、これは収縮後の表面は不規則な
凹凸をなすものであった。
や非収縮性の金属蒸着フィルムとを貼り合わせたような
ものが知られているが、これは収縮後の表面は不規則な
凹凸をなすものであった。
そこで収縮後の表面に規則的なあるいは規律ある模様を
形成するために、内層チューブ又は外層チューブの長手
方向に、切込線や切込点を形成したり、実線状又は点、
線状の凹部を適宜形成したものが提案されている。
形成するために、内層チューブ又は外層チューブの長手
方向に、切込線や切込点を形成したり、実線状又は点、
線状の凹部を適宜形成したものが提案されている。
しかしながらこれは、チューブ形成前又はチューブ形成
後に別途工程により物理的にこのような加工を行うもの
で非常に煩わしく、また、加熱収縮後において一応の規
則的な立体模様は規則的なしわの発生により得られるも
のの、全体的な外観は金属蒸着層の金属光沢が低下しな
いのでギラギラとした光沢でケバケバしいものであった
。
後に別途工程により物理的にこのような加工を行うもの
で非常に煩わしく、また、加熱収縮後において一応の規
則的な立体模様は規則的なしわの発生により得られるも
のの、全体的な外観は金属蒸着層の金属光沢が低下しな
いのでギラギラとした光沢でケバケバしいものであった
。
この考案は上記の欠点を除去するもので、チューブ形成
前又はチューブ形成後に煩わしい別途工程を要すること
なく、シかも加熱収縮後に規則的な立体模様が得られる
と同時に外観も非常におちついた渋い金属光沢を呈する
熱収縮性チューブである。
前又はチューブ形成後に煩わしい別途工程を要すること
なく、シかも加熱収縮後に規則的な立体模様が得られる
と同時に外観も非常におちついた渋い金属光沢を呈する
熱収縮性チューブである。
すなわちこの考案は、加熱による主収縮方向が円周方向
である熱収縮性の内層チューブと、熱収縮性を有しない
かあるいは内層チューブの熱収縮性より小さな熱収縮性
を有し、長手方向にヘアーライン加工が施こされ、かつ
金属蒸着層が施こされて金属光沢を有している外層チュ
ーブとよりなり、内層チューブと外層チューブは粘着剤
その他により全面的に接着されていることを特徴とする
熱収縮性チューブである。
である熱収縮性の内層チューブと、熱収縮性を有しない
かあるいは内層チューブの熱収縮性より小さな熱収縮性
を有し、長手方向にヘアーライン加工が施こされ、かつ
金属蒸着層が施こされて金属光沢を有している外層チュ
ーブとよりなり、内層チューブと外層チューブは粘着剤
その他により全面的に接着されていることを特徴とする
熱収縮性チューブである。
以下この考案を図面を参照して説明する。
内層チューブ1は、加熱による主収縮方向が円周方向で
あるチューブであり、例えば塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩酸ゴム製その他
のチューブが使用され、延伸処理が施こされ加熱収縮性
が付与せられたものである。
あるチューブであり、例えば塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩酸ゴム製その他
のチューブが使用され、延伸処理が施こされ加熱収縮性
が付与せられたものである。
この内層チューブ1を覆っている外層チューブ2は熱収
縮性を有しないかあるいは内層チューブ1の熱収縮性よ
り小さな熱収縮性を有し、長手方向にヘアーライン加工
3が施こされ、かつA1などの金属蒸着層4が施こされ
て金属光沢を有している可撓性のチューブであり、これ
らは塩化ビニル、ポリエステル、ポリプロピレン製その
他のチューブを使用することができる。
縮性を有しないかあるいは内層チューブ1の熱収縮性よ
り小さな熱収縮性を有し、長手方向にヘアーライン加工
3が施こされ、かつA1などの金属蒸着層4が施こされ
て金属光沢を有している可撓性のチューブであり、これ
らは塩化ビニル、ポリエステル、ポリプロピレン製その
他のチューブを使用することができる。
ヘアーライン加工3が施こされた外層チューブ2に金属
蒸着層4を施こす場合、金属蒸着層4の形成は、ヘアー
ライン加工3が施こされた面でもよく、また逆の面でも
よい。
蒸着層4を施こす場合、金属蒸着層4の形成は、ヘアー
ライン加工3が施こされた面でもよく、また逆の面でも
よい。
内層チューブ1と外層チューブ2は粘着剤など5により
全面的に接着されている。
全面的に接着されている。
この接着には粘着剤が最も好ましいが、加熱収縮時に硬
化しない接着剤であれば使用できる。
化しない接着剤であれば使用できる。
外層チューブ2は、金属蒸着層4をヘアーライン加工3
が施こされた面に施こしたときは金属蒸着層4を内側と
してもよくまた外側としてもよいが、金属蒸着層4をヘ
アーライン加工3が施こされていない面側に施こしたと
きは、ヘアーライン加工の外観を呈する必要上、金属蒸
着層4を内側としてヘアーライン加工3を外側として使
用する。
が施こされた面に施こしたときは金属蒸着層4を内側と
してもよくまた外側としてもよいが、金属蒸着層4をヘ
アーライン加工3が施こされていない面側に施こしたと
きは、ヘアーライン加工の外観を呈する必要上、金属蒸
着層4を内側としてヘアーライン加工3を外側として使
用する。
この考案において内層チューブ及び外層チューブをチュ
ーブ状とするためには、押出成形などにより最初からチ
ューブ状に形成したものでもよく、またフィルム状物を
重ね合わせて全面的に接着し、これをチューブ状に加工
することもできる。
ーブ状とするためには、押出成形などにより最初からチ
ューブ状に形成したものでもよく、またフィルム状物を
重ね合わせて全面的に接着し、これをチューブ状に加工
することもできる。
内層チューブ1及び外層チューブ2に適宜着色及び印刷
を施こすことは自由である。
を施こすことは自由である。
外層チューブ2に施こす金属蒸着層4は内層チューブ1
と外層チューブ2とを貼り合わせる前にフィルム状態の
時点で適宜線こすこともでき、また内層チューブと外層
チューブを貼り合わせてチューブ状とした後に形成する
こともできる。
と外層チューブ2とを貼り合わせる前にフィルム状態の
時点で適宜線こすこともでき、また内層チューブと外層
チューブを貼り合わせてチューブ状とした後に形成する
こともできる。
この考案の熱収縮性チューブの使用は、被覆すべき物体
6を内層チューブ内に挿入して加熱すれば内層チューブ
のみ収縮する。
6を内層チューブ内に挿入して加熱すれば内層チューブ
のみ収縮する。
この時外層チューブは収縮しない(あるいは収縮が僅少
である)ため、外層チューブに施こしたヘアーライン加
工により、外層チューブが適当な間隔をもって長手方向
にライン状に浮き上がり、表面に鮮明なライン状の立体
模様7が現出される。
である)ため、外層チューブに施こしたヘアーライン加
工により、外層チューブが適当な間隔をもって長手方向
にライン状に浮き上がり、表面に鮮明なライン状の立体
模様7が現出される。
また外層チューブに施こされた金属蒸着層の光沢は収縮
時の影響をうけることがなく、渋いヘアーライン調の落
着いた金属光沢はそのまま維持される。
時の影響をうけることがなく、渋いヘアーライン調の落
着いた金属光沢はそのまま維持される。
この考案の熱収縮性チューブはキャップシール、ハム、
ソーセージ、練製品などの外装、ポールの被覆、握り部
の被覆、その他種々用途に使用できる。
ソーセージ、練製品などの外装、ポールの被覆、握り部
の被覆、その他種々用途に使用できる。
実施例
片面に長手方向のへアーライン加工が施こされた厚さ1
2μの広幅長尺な透明ポリエチレンテレフタレートフィ
ルムのヘアーライン加工面に、A1蒸着を行い500A
の膜厚のAI蒸着層を形成した。
2μの広幅長尺な透明ポリエチレンテレフタレートフィ
ルムのヘアーライン加工面に、A1蒸着を行い500A
の膜厚のAI蒸着層を形成した。
次に、このようにして得たAI蒸着フィルムと、収縮方
向が幅方向である厚さ70μの広幅長尺なポリ塩化ビニ
ルフィルムとを、アクリル系粘着剤を使用し粘着剤の塗
布膜要約15μとして貼り合わせて複合フィルムを得た
。
向が幅方向である厚さ70μの広幅長尺なポリ塩化ビニ
ルフィルムとを、アクリル系粘着剤を使用し粘着剤の塗
布膜要約15μとして貼り合わせて複合フィルムを得た
。
次いで、この複合フィルムを幅方向にカットして6cm
の幅のテープ状の複合フィルムを得、さらにこのテープ
状の複合フィルムの両端をポリエチレンテレフタレート
フィルムを外側としてウレタン系接着剤で背貼りし筒状
のチューブとした。
の幅のテープ状の複合フィルムを得、さらにこのテープ
状の複合フィルムの両端をポリエチレンテレフタレート
フィルムを外側としてウレタン系接着剤で背貼りし筒状
のチューブとした。
この時、チューブの外周の大きさは目的とする清涼飲料
水用の瓶の口部の外周よりも約10%大きくした。
水用の瓶の口部の外周よりも約10%大きくした。
その後、筒状のチューブをキャップシールとして使用す
るため清涼飲料水用の瓶の口部にかぶせ、200℃の熱
風に約15秒さらして加熱収縮させたところ、内側のポ
リ塩化ビニルフィルムは円周方向に収縮して瓶の口部に
強固に固定し、外側のポリエチレンテレフタレートフィ
ルムには、タテ方向に適当な間隔で鮮明なシワが入り美
麗なライン状の立体模様となり、また全体的な外観の光
沢は加熱収縮前と同様、シルバー調でしかも渋いヘアー
ライン調の落着いた金属光沢を呈していた。
るため清涼飲料水用の瓶の口部にかぶせ、200℃の熱
風に約15秒さらして加熱収縮させたところ、内側のポ
リ塩化ビニルフィルムは円周方向に収縮して瓶の口部に
強固に固定し、外側のポリエチレンテレフタレートフィ
ルムには、タテ方向に適当な間隔で鮮明なシワが入り美
麗なライン状の立体模様となり、また全体的な外観の光
沢は加熱収縮前と同様、シルバー調でしかも渋いヘアー
ライン調の落着いた金属光沢を呈していた。
第1図はこの考案の一実施例を示す一部斜視断面図、第
2図はこの考案の使用状態を示す説明図である。 1・・・・・・内層チューブ、2・・・・・・外層チュ
ーブ、3・・・・・・ヘアーライン加工、4・・・・・
・金属蒸着層、5・・・・・・粘着剤など、6・・・・
・・被覆すべき物体、7・・・・・・ライン状の立体模
様。
2図はこの考案の使用状態を示す説明図である。 1・・・・・・内層チューブ、2・・・・・・外層チュ
ーブ、3・・・・・・ヘアーライン加工、4・・・・・
・金属蒸着層、5・・・・・・粘着剤など、6・・・・
・・被覆すべき物体、7・・・・・・ライン状の立体模
様。
Claims (1)
- 加熱による主収縮方向が円周方向である熱収縮性の内層
チューブと、熱収縮性を有しないかあるいは内層チュー
ブの熱収縮性より小さな熱収縮性を有し、長手方向にヘ
アーライン加工が施こされ、かつ金属蒸着層が施こされ
て金属光沢を有している外層チューブとよりなり、内層
チューブと外層チューブは粘着剤その他により全面的に
接着されていることを特徴とする熱収縮性チューブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12774279U JPS5852922Y2 (ja) | 1979-09-13 | 1979-09-13 | 熱収縮性チユ−ブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12774279U JPS5852922Y2 (ja) | 1979-09-13 | 1979-09-13 | 熱収縮性チユ−ブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5644129U JPS5644129U (ja) | 1981-04-21 |
JPS5852922Y2 true JPS5852922Y2 (ja) | 1983-12-02 |
Family
ID=29359595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12774279U Expired JPS5852922Y2 (ja) | 1979-09-13 | 1979-09-13 | 熱収縮性チユ−ブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5852922Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6147630U (ja) * | 1984-09-04 | 1986-03-31 | 東洋資材工業株式会社 | 熱収縮性積層フイルム |
-
1979
- 1979-09-13 JP JP12774279U patent/JPS5852922Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5644129U (ja) | 1981-04-21 |
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