JPS5851415A - 難燃性絶縁電線 - Google Patents
難燃性絶縁電線Info
- Publication number
- JPS5851415A JPS5851415A JP56150118A JP15011881A JPS5851415A JP S5851415 A JPS5851415 A JP S5851415A JP 56150118 A JP56150118 A JP 56150118A JP 15011881 A JP15011881 A JP 15011881A JP S5851415 A JPS5851415 A JP S5851415A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulated wire
- flame
- weight
- parts
- flame resistant
- Prior art date
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- Pending
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- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は難燃性絶縁電線に係り、特に燃焼時にドリップ
を生じないようにするのに好適な難燃性絶縁材料を被覆
してなる難燃性絶縁電線に関するものである。
を生じないようにするのに好適な難燃性絶縁材料を被覆
してなる難燃性絶縁電線に関するものである。
電線、ケーブルの絶縁材料としては、主として電気絶縁
性にすぐれたエチレン系ポリマが用いられている。
性にすぐれたエチレン系ポリマが用いられている。
しかし、最近の情勢として原子力発電所用ケーブル、車
輛用電線、モータロ出線などにUL規格vw−iレベル
の高度の難燃性が強く要望されるようになってきた。
輛用電線、モータロ出線などにUL規格vw−iレベル
の高度の難燃性が強く要望されるようになってきた。
ポリマの難燃化の1つとして塩素系あるいは臭素系化合
物と混和する方法があるが、これらを単に混和しただけ
では、燃焼時に゛燃焼物が溶融落下するというドリップ
現象が認められ、UL規格VW−ルベルの高度の難燃性
を付与することが困難である。
物と混和する方法があるが、これらを単に混和しただけ
では、燃焼時に゛燃焼物が溶融落下するというドリップ
現象が認められ、UL規格VW−ルベルの高度の難燃性
を付与することが困難である。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、その目的とする
と仁ろは、燃焼時に絶縁材料にドリップを生ぜず高度の
難燃性を有する難燃性絶縁電線を提供することにある。
と仁ろは、燃焼時に絶縁材料にドリップを生ぜず高度の
難燃性を有する難燃性絶縁電線を提供することにある。
本発明′の特徴は、エチレン系ポリマ100重量部に対
して塩素量あるいは臭素量にして少な、くとも15重量
部以上の難燃剤を加え、さらに無水ケイ酸を0.3〜1
5重量部加えた混合物を導体に被覆した後架橋した絶縁
電線とした点にある。
して塩素量あるいは臭素量にして少な、くとも15重量
部以上の難燃剤を加え、さらに無水ケイ酸を0.3〜1
5重量部加えた混合物を導体に被覆した後架橋した絶縁
電線とした点にある。
エチレン系ポリマトハ、エチレンプuピレンコポリマ、
エチレンフロヒレンジエンコホリマ、ポリエチレン、エ
チレンブテンコポリマ、エチレン酢酸ビニルコポリマ、
エチレンエチルアクリレートコポリマ、塩素化ポリエチ
レンなどを単独あるいは併用したものをいう。
エチレンフロヒレンジエンコホリマ、ポリエチレン、エ
チレンブテンコポリマ、エチレン酢酸ビニルコポリマ、
エチレンエチルアクリレートコポリマ、塩素化ポリエチ
レンなどを単独あるいは併用したものをいう。
塩素あるいは臭素を含有する化合物ともては、パークロ
ロペンタシクロフレカン、ヘキサクUUピシクロジカル
ポキン酸、ヘキサブロモジフェニル、デカブロモジフェ
ニルエーテルなどがあげられる。塩素量あるいは臭素量
を15重量部以上としたのは、限定値以下ではUL規格
VW−ルベルの高度の難燃性を付与することができない
からである。
ロペンタシクロフレカン、ヘキサクUUピシクロジカル
ポキン酸、ヘキサブロモジフェニル、デカブロモジフェ
ニルエーテルなどがあげられる。塩素量あるいは臭素量
を15重量部以上としたのは、限定値以下ではUL規格
VW−ルベルの高度の難燃性を付与することができない
からである。
なお、難燃化効果をあげるため三酸化アンチモンを併用
するようにしてもよい。無水ケイ酸の量を0.3〜15
重量部と限定したのは、0.6重量部以下では燃焼時の
ドリップを抑えることができず、また、15重量部以上
では混和物の粘度が著しく高くなり、押出性が悪くなる
ためである。
するようにしてもよい。無水ケイ酸の量を0.3〜15
重量部と限定したのは、0.6重量部以下では燃焼時の
ドリップを抑えることができず、また、15重量部以上
では混和物の粘度が著しく高くなり、押出性が悪くなる
ためである。
架橋剤としてはジクミルパーオキサイドに代表される有
機過酸化物が適切であり、これを単独あるいは助剤とし
て硫黄などを併用してもよい。
機過酸化物が適切であり、これを単独あるいは助剤とし
て硫黄などを併用してもよい。
なお、さらに酸化防止剤を加えることが必要でちゃ、酸
化防止剤としては、N、1/−ジ−β−ナフチル−p−
フエニlレンジアミンなどのアミン系および4.4′−
チオ−ビス−(3メチル−6−t−ブチルフェノール)
、2.6−ジーt−ブチル−p−クレゾールなどのフェ
ノール系酸化防止剤などがあげられる。これら以外に必
要に応じて滑剤、分散剤などを加えるようにしてもよい
ことはいうまでもない。
化防止剤としては、N、1/−ジ−β−ナフチル−p−
フエニlレンジアミンなどのアミン系および4.4′−
チオ−ビス−(3メチル−6−t−ブチルフェノール)
、2.6−ジーt−ブチル−p−クレゾールなどのフェ
ノール系酸化防止剤などがあげられる。これら以外に必
要に応じて滑剤、分散剤などを加えるようにしてもよい
ことはいうまでもない。
次に本発明の実施例および比較例について説明する。
第1表は難燃性絶縁物の実施例および比較例の配合物と
配合量とを表記しだので、配合量の単位は重量部で示し
である。
配合量とを表記しだので、配合量の単位は重量部で示し
である。
第 1 表
電線の製造は、混和物を6インチロールで混練後、これ
をシリンダ温度を120℃に保った40m/m押出機(
L/D=251 針イ、外径1.7鴫の銅線に厚さ1.
0 mに被覆した後、16気圧のスチーム(温度約19
5℃)を3分間当てることにより架橋した。
をシリンダ温度を120℃に保った40m/m押出機(
L/D=251 針イ、外径1.7鴫の銅線に厚さ1.
0 mに被覆した後、16気圧のスチーム(温度約19
5℃)を3分間当てることにより架橋した。
第2表は第1表に示す実施例および比較例の絶縁材料を
用いた絶縁電線の難燃性および電気特性の試験結果であ
る。
用いた絶縁電線の難燃性および電気特性の試験結果であ
る。
−4のものは、いずれも燃焼時にドリップが見られず、
tJL規格VW−1に合格し、押出外観も良好である。
tJL規格VW−1に合格し、押出外観も良好である。
これに対して比較例5,6は、無水ケイ酸が入っていな
いため、UL規格VW−、−1に不合格となっている。
いため、UL規格VW−、−1に不合格となっている。
また、比較例7は無水ケイ酸の量が限定値15重量部以
上となっているため、難燃性は合格であるが、押出外観
はやけを生じで不良である。
上となっているため、難燃性は合格であるが、押出外観
はやけを生じで不良である。
なお、無水ケイ酸を含水ケイ酸に変えてもほぼ同様の効
果がある。
果がある。
上記したように、本発明の実施例によれば、燃焼時にド
リップを生ぜず、UL規格VW−1に合格する高度の難
燃性を有する絶縁電線が得られ、原子力発電所用電線、
ケーブルとして好適であり、工業的価値が極めて大きい
。
リップを生ぜず、UL規格VW−1に合格する高度の難
燃性を有する絶縁電線が得られ、原子力発電所用電線、
ケーブルとして好適であり、工業的価値が極めて大きい
。
以上説明したように、本発明によれば、燃焼時に絶縁材
料にドリップを生ぜず、高度の難燃性を有するという効
果がある。
料にドリップを生ぜず、高度の難燃性を有するという効
果がある。
Claims (1)
- 1、 エチレン系ポリマ100重量部に対して塩素量あ
るいは臭素量にして少なくとも15重量部以上の難燃剤
を加え、さらに無水ケイ酸を0.6〜15重量部加えた
混和物を導体に被覆した後架橋してなることを特徴とす
る難燃性絶縁電線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56150118A JPS5851415A (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 難燃性絶縁電線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56150118A JPS5851415A (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 難燃性絶縁電線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5851415A true JPS5851415A (ja) | 1983-03-26 |
Family
ID=15489874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56150118A Pending JPS5851415A (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 難燃性絶縁電線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5851415A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1986004595A1 (en) * | 1985-02-09 | 1986-08-14 | Dainichi Nihon Densen Kabushiki Kaisha | Polyolefin composition |
JPS61228050A (ja) * | 1985-03-30 | 1986-10-11 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 樹脂組成物 |
JPS61228049A (ja) * | 1985-03-30 | 1986-10-11 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 樹脂組成物 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50139379A (ja) * | 1974-04-24 | 1975-11-07 |
-
1981
- 1981-09-22 JP JP56150118A patent/JPS5851415A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50139379A (ja) * | 1974-04-24 | 1975-11-07 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1986004595A1 (en) * | 1985-02-09 | 1986-08-14 | Dainichi Nihon Densen Kabushiki Kaisha | Polyolefin composition |
JPS61228050A (ja) * | 1985-03-30 | 1986-10-11 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 樹脂組成物 |
JPS61228049A (ja) * | 1985-03-30 | 1986-10-11 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 樹脂組成物 |
JPH024619B2 (ja) * | 1985-03-30 | 1990-01-29 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | |
JPH0463904B2 (ja) * | 1985-03-30 | 1992-10-13 | Mitsubishi Cable Ind Ltd |
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