JPS5850709Y2 - テ−プレコ−ダ用のビルトインマイクロホン装置 - Google Patents
テ−プレコ−ダ用のビルトインマイクロホン装置Info
- Publication number
- JPS5850709Y2 JPS5850709Y2 JP8547580U JP8547580U JPS5850709Y2 JP S5850709 Y2 JPS5850709 Y2 JP S5850709Y2 JP 8547580 U JP8547580 U JP 8547580U JP 8547580 U JP8547580 U JP 8547580U JP S5850709 Y2 JPS5850709 Y2 JP S5850709Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microphone
- sound pressure
- sound
- cabinet
- microphones
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- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、テープレコーダ用のビルトインマイクロホ
ンの取付および切換構造に関するものであり、その目的
とするところは、超指向性と無指向性とを切換えること
ができ、かつ、全体構成が小型化されたテープレコーダ
用のビルトインマイクロホン装置を提供することにある
。
ンの取付および切換構造に関するものであり、その目的
とするところは、超指向性と無指向性とを切換えること
ができ、かつ、全体構成が小型化されたテープレコーダ
用のビルトインマイクロホン装置を提供することにある
。
テープレコーダで録音を行なう場合には、その使用目的
に応じて無指向性マイクロホンあるいは単一指向性マイ
クロホンなどが用いられていたが、特定音源の音だけを
的確に捕捉するワンポイント録音には超指向性マイクロ
ホンを用いるのが最も効果的である。
に応じて無指向性マイクロホンあるいは単一指向性マイ
クロホンなどが用いられていたが、特定音源の音だけを
的確に捕捉するワンポイント録音には超指向性マイクロ
ホンを用いるのが最も効果的である。
第1図は無指向性、第2図は単一指向性、第3図は超指
向性の指向特性を示し、1,2.3はそれぞれのマイク
ロホンで、マイクロホンに対して音源の方向を00とす
ると9d′(右方)、18(f(後方)、2700(左
方)の各方向における指向性パターンはそれぞれ図示の
ようになる。
向性の指向特性を示し、1,2.3はそれぞれのマイク
ロホンで、マイクロホンに対して音源の方向を00とす
ると9d′(右方)、18(f(後方)、2700(左
方)の各方向における指向性パターンはそれぞれ図示の
ようになる。
なお、超指向性マイクロホンには業務用などとして従来
からいわゆるガイマイクが用いられているが、充分な指
向特性を得るためにはマイクロホンの長さが甚だ長く(
40〜60cm )なって取扱いに不便であり、かつ、
価格も高くつくので、近時これに代るものとして2次音
圧傾度型マイクロホンが用いられるようになった。
からいわゆるガイマイクが用いられているが、充分な指
向特性を得るためにはマイクロホンの長さが甚だ長く(
40〜60cm )なって取扱いに不便であり、かつ、
価格も高くつくので、近時これに代るものとして2次音
圧傾度型マイクロホンが用いられるようになった。
この2次音圧傾度型マイクロホンは、第4図に示すよう
に、同一特性の2個の単一指向性マイクロホンを音源方
向(伊の方向)に同一軸線上に距離りを距でて設置した
もので、この場合に第1のマイクロホン31の位相反転
させた出力と第2のマイクロホン32の出力とをミキシ
ングすることによって、第3図のような超指向性が得ら
れる。
に、同一特性の2個の単一指向性マイクロホンを音源方
向(伊の方向)に同一軸線上に距離りを距でて設置した
もので、この場合に第1のマイクロホン31の位相反転
させた出力と第2のマイクロホン32の出力とをミキシ
ングすることによって、第3図のような超指向性が得ら
れる。
すなわち、マイクロホン31と32の軸方向と直角な方
向(9(f’あるいは27σ方向)の音に対しては、マ
イクロホン31と32の出力は同レベル同位相であるた
めに□キシング後の出力はOになり、また、18C方向
(後方)の音に対しては、単一指向性マイクロホンの出
力は元々0であるが、C方向の音に対しては音源からの
距離がマイクロホン31と32ではDだけ異るために双
方の出力に位相差を生じておシ、これらをミキシングす
ることによって出力を生ずる。
向(9(f’あるいは27σ方向)の音に対しては、マ
イクロホン31と32の出力は同レベル同位相であるた
めに□キシング後の出力はOになり、また、18C方向
(後方)の音に対しては、単一指向性マイクロホンの出
力は元々0であるが、C方向の音に対しては音源からの
距離がマイクロホン31と32ではDだけ異るために双
方の出力に位相差を生じておシ、これらをミキシングす
ることによって出力を生ずる。
ただし、上記の位相差は周波数によって変るために、ミ
キシング後のマイクロホン出力は周波数特性を有し、紙
載では出力レベルが小さく、高域では大きくなるが、出
力レベルが最大となる周波数fは下記のようになる。
キシング後のマイクロホン出力は周波数特性を有し、紙
載では出力レベルが小さく、高域では大きくなるが、出
力レベルが最大となる周波数fは下記のようになる。
f=□ 、ただしC:音速
D
従って、上記の2次音圧傾度型マイクロホンは2個のマ
イクロホン31と32の距離を3〜4cW1程度にすれ
ば比較的小型に構成することができる。
イクロホン31と32の距離を3〜4cW1程度にすれ
ば比較的小型に構成することができる。
なお、1個のマイクロホンを外部に突出させた場合には
単一指向性となう、これを引込めた場合に無指向性とな
るようなビルトインマイクロホンが従来ようテープレコ
ーダに用いられているが、上記の2次音圧傾度型マイク
ロホンは小型化したとしても単一指向性マイクロホンよ
りは長さが大き゛くなり、特に2個ωイクロホ功受音面
と後面を同時に音圧に対して開放するための取付構造に
も難点があるためにポータプルテープレコーダのビルト
イン用としては未だに実用化されていないのが現状であ
る。
単一指向性となう、これを引込めた場合に無指向性とな
るようなビルトインマイクロホンが従来ようテープレコ
ーダに用いられているが、上記の2次音圧傾度型マイク
ロホンは小型化したとしても単一指向性マイクロホンよ
りは長さが大き゛くなり、特に2個ωイクロホ功受音面
と後面を同時に音圧に対して開放するための取付構造に
も難点があるためにポータプルテープレコーダのビルト
イン用としては未だに実用化されていないのが現状であ
る。
この考案は、超指向性と無指向性の切換えが可能なテー
プレコーダ用のビルトインマイクロホン装置を提供する
もので、第5図はその一実施例のマイクロホン回路を示
す。
プレコーダ用のビルトインマイクロホン装置を提供する
もので、第5図はその一実施例のマイクロホン回路を示
す。
この図に訃いて、31と32は2次音圧傾度型マイクロ
ホンを形成する2個の単一指向性マイクロホンで、渣た
、1は無指向性のマイクロホンである。
ホンを形成する2個の単一指向性マイクロホンで、渣た
、1は無指向性のマイクロホンである。
すなわち、マイクロホン31の出力は反転増幅器4を通
へまた、マイクロホン32の出力は非反転増幅器5を通
じてミキサ6に加えられ、さらに、イコライザ7によっ
て周波数特性の低域補償が行なわれる。
へまた、マイクロホン32の出力は非反転増幅器5を通
じてミキサ6に加えられ、さらに、イコライザ7によっ
て周波数特性の低域補償が行なわれる。
また、無指向性マイクロホン1の増幅器8を通じた出力
とイコライザ7の出力はスイッチSWによって切換えら
れ、スイッチSWが接点a側に切・換えられた場合には
超指向性のマイクロホン出力が、接点dに切換えた場合
には無指向性の出力が端子9より次段に供給される。
とイコライザ7の出力はスイッチSWによって切換えら
れ、スイッチSWが接点a側に切・換えられた場合には
超指向性のマイクロホン出力が、接点dに切換えた場合
には無指向性の出力が端子9より次段に供給される。
第6図はこの考案の実施例のマイクロホン装置の縦断面
図を示し、また、第7図は第6図をA −A線方向に見
た横断面図を示し、31と32は2個のコンデンサマイ
クロホンで、マイクロホンホルダ10の前と後に同方向
(音源方向に向いて)に挿入固着されている。
図を示し、また、第7図は第6図をA −A線方向に見
た横断面図を示し、31と32は2個のコンデンサマイ
クロホンで、マイクロホンホルダ10の前と後に同方向
(音源方向に向いて)に挿入固着されている。
このマイクロホンホルダ10は第8図(縦断面図)に示
すようなもので、マイクロホン挿入用の前後の環状部1
11と112が3本の連結部121〜123(連結部1
23は図示せず)によって連結された形状の合成樹脂成
型品である。
すようなもので、マイクロホン挿入用の前後の環状部1
11と112が3本の連結部121〜123(連結部1
23は図示せず)によって連結された形状の合成樹脂成
型品である。
13はマイクロホン保持筒で、その前面と外周面にはス
リット状の音圧疎通孔14と15を有し、後面に鍔部1
6を備えた円筒状の合成樹脂成型品である。
リット状の音圧疎通孔14と15を有し、後面に鍔部1
6を備えた円筒状の合成樹脂成型品である。
17はホルダ板で、その一側には4本の支柱181〜1
8ai’、’Eた、その反対側にはガイドロッド19が
それぞれ植立されており、支柱181〜184の左端部
には上記マイクロホン保持筒13がその鍔部16を螺着
されている。
8ai’、’Eた、その反対側にはガイドロッド19が
それぞれ植立されており、支柱181〜184の左端部
には上記マイクロホン保持筒13がその鍔部16を螺着
されている。
211と202はゴムバンドで、この2本のゴムバンド
によってマイクロホンホルダ10は対角位置にある支柱
182と184の間に懸垂されている。
によってマイクロホンホルダ10は対角位置にある支柱
182と184の間に懸垂されている。
第9図は第6図をB−B線方向に見たマイクロホンホル
ダ10の懸垂状態を示す側面図で、マイクロホンホルダ
10はその中心がホルダ板17の中心すなわちマイクロ
ホン保持筒13の中心と一致するようにゴムバンド20
1.202によって吊シ下げられている。
ダ10の懸垂状態を示す側面図で、マイクロホンホルダ
10はその中心がホルダ板17の中心すなわちマイクロ
ホン保持筒13の中心と一致するようにゴムバンド20
1.202によって吊シ下げられている。
21はマイクロホン保持筒13の突出、後退の摺動案内
部材であるガイド板で、その折曲片22の透孔によって
上記ガイドロッド19が摺動自在に支持されており、ホ
ルダ板17と折曲片22の間に介在するテーパースプリ
ング23によってホルダ板17とマイクロホン保持前1
3を矢印C方向に附勢している。
部材であるガイド板で、その折曲片22の透孔によって
上記ガイドロッド19が摺動自在に支持されており、ホ
ルダ板17と折曲片22の間に介在するテーパースプリ
ング23によってホルダ板17とマイクロホン保持前1
3を矢印C方向に附勢している。
24はテープレコーダのキャビネットで、その上方には
スリット状の音圧疎通孔25がまたはその側面には同じ
く音圧疎通孔26が形成されており、さらに、27はキ
ャビネット裏蓋で、その側方にもスリット状の音圧疎通
孔28が形成されている。
スリット状の音圧疎通孔25がまたはその側面には同じ
く音圧疎通孔26が形成されており、さらに、27はキ
ャビネット裏蓋で、その側方にもスリット状の音圧疎通
孔28が形成されている。
1は無指向性のコンデンサマイクロホンで、キャビネッ
ト24の後方開口部29にクッションゴム30を介して
取付けられている。
ト24の後方開口部29にクッションゴム30を介して
取付けられている。
31は切換スイッチ(SW)で、プリント基板32上に
設けられており、このプリント基板32はキャビネット
内部0癌壁33の上に取付けられており、上記のガイド
ロッド19がスイッチレバ34と衝合することにより、
第5図のマイクロホン回路を超指向性と無指向性とに切
換える。
設けられており、このプリント基板32はキャビネット
内部0癌壁33の上に取付けられており、上記のガイド
ロッド19がスイッチレバ34と衝合することにより、
第5図のマイクロホン回路を超指向性と無指向性とに切
換える。
また、上記マイクロホン保持筒13は矢印C−E方向に
摺動自在であるが、第10図はマイクロホン保持筒13
が引込んだ場合のロック機構を示している。
摺動自在であるが、第10図はマイクロホン保持筒13
が引込んだ場合のロック機構を示している。
すなわち、35はロックアームで、ガイド版21の下面
に回動自在に軸支されており、スプリング36によって
時計方向に回動附勢され、ロックアーム35はマイクロ
ホン保持筒13を矢印E方向に押し込んだ場合にマイク
ロホン保持筒13の後面の鍔部16上に設けた係止ピン
37をロックするが、レリーズボタン38を矢印F方向
に指圧した場合にはそのロックが解除される。
に回動自在に軸支されており、スプリング36によって
時計方向に回動附勢され、ロックアーム35はマイクロ
ホン保持筒13を矢印E方向に押し込んだ場合にマイク
ロホン保持筒13の後面の鍔部16上に設けた係止ピン
37をロックするが、レリーズボタン38を矢印F方向
に指圧した場合にはそのロックが解除される。
この考案の実施例のビルトインマイクロホン装置の構成
は以上のようなもので、次にその動作について以下に説
明する。
は以上のようなもので、次にその動作について以下に説
明する。
第6図および第7図において、マイクロホン保持筒13
は矢印C方向に突出した位置にあり、マイクロホン31
と32は2次音圧傾度型マイクロホンとしての動作を行
なう。
は矢印C方向に突出した位置にあり、マイクロホン31
と32は2次音圧傾度型マイクロホンとしての動作を行
なう。
周知のように、通常のコンデンサマイクロホンはその受
音面と後面の何れもが音圧に対して開放されている場合
には単一指向性を示し、その受音面のみが音圧に対して
開放され後面が密閉されている場合には無指向性となる
。
音面と後面の何れもが音圧に対して開放されている場合
には単一指向性を示し、その受音面のみが音圧に対して
開放され後面が密閉されている場合には無指向性となる
。
第6図と第7図に示すように、マイクロホン保持筒13
に設けられた音圧疎通孔14と15によってマイクロホ
ン31の受音面と後面はともに音圧に対して開放されて
おり、また、キャビネット上面および側面の音圧疎通孔
25,26とキャビネット裏蓋側面の音圧疎通孔28と
によってマイクロホン32もその受音面と後面とが音圧
に対して開放されている。
に設けられた音圧疎通孔14と15によってマイクロホ
ン31の受音面と後面はともに音圧に対して開放されて
おり、また、キャビネット上面および側面の音圧疎通孔
25,26とキャビネット裏蓋側面の音圧疎通孔28と
によってマイクロホン32もその受音面と後面とが音圧
に対して開放されている。
従って、マイクロホン31と32は個々には単一指向性
を示すが、第5図の回路によって位相反転させたマイク
ロホン31の出力とマイクロホン32の出力がミキシン
グされ、さらに、切換スイッチ31(回路中のSW)が
接点a側に切換っていれば、端子9には超指向性の2次
音圧傾度型マイクロホンとしての出力を生ずる。
を示すが、第5図の回路によって位相反転させたマイク
ロホン31の出力とマイクロホン32の出力がミキシン
グされ、さらに、切換スイッチ31(回路中のSW)が
接点a側に切換っていれば、端子9には超指向性の2次
音圧傾度型マイクロホンとしての出力を生ずる。
次に、第10図に示すように、マイクロホン保持筒13
を矢印E方向に押し込むと、マイクロホン保持筒13は
係止ピン37をロックアーム35によってロックされ、
切換スイッチ31はスイッチレバ34がガイドロッド1
9によって図示(第6図にも鎖線にて示す)のように移
動して回路中のスイッチSWは接点す側に切換り、マイ
クロホン31と32が切り離されて、代りにマイクロホ
ン1の増幅器8を通じた出力が端子9に生ずる。
を矢印E方向に押し込むと、マイクロホン保持筒13は
係止ピン37をロックアーム35によってロックされ、
切換スイッチ31はスイッチレバ34がガイドロッド1
9によって図示(第6図にも鎖線にて示す)のように移
動して回路中のスイッチSWは接点す側に切換り、マイ
クロホン31と32が切り離されて、代りにマイクロホ
ン1の増幅器8を通じた出力が端子9に生ずる。
この場合にはキャビネット後方の開口部29によってマ
イクロホン1はその受音面のみが音圧に対して開放され
その他は遮蔽されているので無指向性を示す。
イクロホン1はその受音面のみが音圧に対して開放され
その他は遮蔽されているので無指向性を示す。
さらに、第10の状態で、レリーズボタン38を矢印F
方向に押すと、ロックアーム35によるロックが解除さ
れて、マイクロホン保持筒13はテーパースプリング2
3によって再び矢印C方向に突出する。
方向に押すと、ロックアーム35によるロックが解除さ
れて、マイクロホン保持筒13はテーパースプリング2
3によって再び矢印C方向に突出する。
なお、この考案の実施例においては、2次音圧傾度型マ
イクロホンとして動作する場合のノイズの発生防止にも
充分留意されている。
イクロホンとして動作する場合のノイズの発生防止にも
充分留意されている。
すなわち、第5図の回路に示すように、マイクロホン3
1と32に生ずる同レベル同位相の信号は反転増幅器4
とミキサ6によって相殺される筈であるが、緩衝手段を
介して取付けられたマイクロホン31と32が外部衝撃
によって別々に振動した場合にはそれぞれのマイクロホ
ンに生ずるノイズのレベルと位相は必ずしも同一ではな
く、上記回路によって相殺されないノイズ出力が発生す
る。
1と32に生ずる同レベル同位相の信号は反転増幅器4
とミキサ6によって相殺される筈であるが、緩衝手段を
介して取付けられたマイクロホン31と32が外部衝撃
によって別々に振動した場合にはそれぞれのマイクロホ
ンに生ずるノイズのレベルと位相は必ずしも同一ではな
く、上記回路によって相殺されないノイズ出力が発生す
る。
このために、この実施例においてはマイクロホン31と
32を比較的剛性の大きい同一のマイクロホンホルダ1
0に固着し、このマイクロホンホルダ10をゴムバンド
201,202よりなる緩衝手段によってマイクロホン
保持筒13の支柱182.184に吊り下げているので
、もし外部衝撃が加った場合でも、2個のマイクロホン
31゜3zは一体的に振動し、これによって生ずるノイ
ズは常に同レベル同位相になって外部には出力されず、
オた、左右方向の音に対する信号出力も完全に相殺され
るので、超指向特性がより顕著になる。
32を比較的剛性の大きい同一のマイクロホンホルダ1
0に固着し、このマイクロホンホルダ10をゴムバンド
201,202よりなる緩衝手段によってマイクロホン
保持筒13の支柱182.184に吊り下げているので
、もし外部衝撃が加った場合でも、2個のマイクロホン
31゜3zは一体的に振動し、これによって生ずるノイ
ズは常に同レベル同位相になって外部には出力されず、
オた、左右方向の音に対する信号出力も完全に相殺され
るので、超指向特性がより顕著になる。
以上のように、この考案のビルトインマイクロホン装置
は、マイクロホン保持筒を突出させた場合には2次音圧
傾度型の超指向性マイクロホンになり、これを押し込ん
だ場合には無指向性マイクロホンになるように機械的お
よび電気的に切換えるように構成したもので、特に2個
のマイクロホンを音圧に対して開放するためにマイクロ
ホン保持筒とキャビネット双方の音圧疎通孔を利用して
いるので、従来の単一指向性マイクロホンと同程度の突
出量でテープレコーダ用の超指向性ビルトインマイクロ
ホンを構成することが可能である。
は、マイクロホン保持筒を突出させた場合には2次音圧
傾度型の超指向性マイクロホンになり、これを押し込ん
だ場合には無指向性マイクロホンになるように機械的お
よび電気的に切換えるように構成したもので、特に2個
のマイクロホンを音圧に対して開放するためにマイクロ
ホン保持筒とキャビネット双方の音圧疎通孔を利用して
いるので、従来の単一指向性マイクロホンと同程度の突
出量でテープレコーダ用の超指向性ビルトインマイクロ
ホンを構成することが可能である。
この考案によれば僅少なマイクロホン突出量で2次音圧
傾度型のマイクロホンをテープレコーダにビルトインで
きるので、録音に際して特定音源の音だけを的確に捕捉
するのに極めて好適である。
傾度型のマイクロホンをテープレコーダにビルトインで
きるので、録音に際して特定音源の音だけを的確に捕捉
するのに極めて好適である。
またワンタッチ操作で無指向性マイクロホンに切換える
こともできるので、テープレコーダの使用目的に応じて
何れかの指向性を選択でき、さらに、マイクロホン装置
の取付構造には外部衝撃に対するノイズ防止対策を講じ
ているのでノイズを殆んど発生しないという利点もある
。
こともできるので、テープレコーダの使用目的に応じて
何れかの指向性を選択でき、さらに、マイクロホン装置
の取付構造には外部衝撃に対するノイズ防止対策を講じ
ているのでノイズを殆んど発生しないという利点もある
。
第1図は無指向性マイクロホンの指向性パターン図、第
2図は単一指向性マイクロホンの指向性パターン図、第
3図は超指向性マイクロホンの指向性パターン図、第4
図は2次音圧傾度型マイクロホンのマイクロホン配置図
、第5図はこの考案の実施例のビルトインマイクロホン
装置の回路図、第6図はこの考案の実施例のビルトイン
マイクロホン装置の縦断面図、第7図は第6図をA−A
線方向に見たビルトインマイクロホン装置の横断面図、
第8図はマイクロホンホルダの部品図(縦断面図)、第
9図は第6図をB−B線方向に見た側面図、第10図は
この考案の実施例に釦いてマイクロホン保持筒を引込め
た場合の上面図である。 1・・撫指向性マイクロホン、31,32・・・2次音
圧傾度型マイクロホンを形成するそれぞれのマイクロホ
ン、4・・・反転増幅器、5・・・非反転増幅器、6・
・・ミキサ、7・・・イコライザ、8・・・増幅器、1
0・・・マイクロホンホルダ、13・・・マイクロホン
保持筒、14.15・・・音圧疎通孔、17・・・ホル
ダ板、181〜184・・・支柱、19・・・ガイドロ
ンド、201〜202・・・ゴムバンド、21・・・ガ
イド板、22・・・ガイド板の折曲片、23・・・テー
パースプリング、24・・・キャビネット、25,26
・・・音圧疎通孔、27・・・キャビネット裏蓋、28
・・・音圧疎通孔、29・・・後方開口部、30・・・
クッションゴム、31、(SW)・・・切換スイッチ、
32・・・プリント基板、33・・・隔壁、34・・・
スイッチレバー 35・・・ロックアーム、36・・・
スプリング、37・・・係止ピン、38・・・レリーズ
ボタン。
2図は単一指向性マイクロホンの指向性パターン図、第
3図は超指向性マイクロホンの指向性パターン図、第4
図は2次音圧傾度型マイクロホンのマイクロホン配置図
、第5図はこの考案の実施例のビルトインマイクロホン
装置の回路図、第6図はこの考案の実施例のビルトイン
マイクロホン装置の縦断面図、第7図は第6図をA−A
線方向に見たビルトインマイクロホン装置の横断面図、
第8図はマイクロホンホルダの部品図(縦断面図)、第
9図は第6図をB−B線方向に見た側面図、第10図は
この考案の実施例に釦いてマイクロホン保持筒を引込め
た場合の上面図である。 1・・撫指向性マイクロホン、31,32・・・2次音
圧傾度型マイクロホンを形成するそれぞれのマイクロホ
ン、4・・・反転増幅器、5・・・非反転増幅器、6・
・・ミキサ、7・・・イコライザ、8・・・増幅器、1
0・・・マイクロホンホルダ、13・・・マイクロホン
保持筒、14.15・・・音圧疎通孔、17・・・ホル
ダ板、181〜184・・・支柱、19・・・ガイドロ
ンド、201〜202・・・ゴムバンド、21・・・ガ
イド板、22・・・ガイド板の折曲片、23・・・テー
パースプリング、24・・・キャビネット、25,26
・・・音圧疎通孔、27・・・キャビネット裏蓋、28
・・・音圧疎通孔、29・・・後方開口部、30・・・
クッションゴム、31、(SW)・・・切換スイッチ、
32・・・プリント基板、33・・・隔壁、34・・・
スイッチレバー 35・・・ロックアーム、36・・・
スプリング、37・・・係止ピン、38・・・レリーズ
ボタン。
Claims (1)
- 同一軸線上に所定距離を距でて設定された同一特性の第
1と第2のマイクロホンと、この第1と第2のマイクロ
ホンを同一軸線上に相対位置が不動なように保持するマ
イクロホンホルダと、このマイクロホンホルダを緩衝部
材を介して保持するマイクロホン保持筒と、このマイク
ロホン保持筒を音源方向にキャビネットより突出あるい
は後退自在とする摺動案内部材と、受音面のみが音圧に
対して開放されるように設定された第3のマイクロホン
とよりなり、さらに、マイクロホン保持筒のキャビネッ
トよりの突出部に音圧疎通孔を設けるとともに、キャビ
ネットのマイクロホン保持筒側の一端よりほぼマイクロ
ホンホルダの後退位置の間にも音圧疎通孔を設け、マイ
クロホン保持筒をキャビネットより音源方向に突出させ
た場合には上記第1と第2のマイクロホンは上記音圧疎
通孔によって受音面と後面とがともに音圧に対して開放
されることにより2次音圧傾度型マイクロホンとして動
作し、次いで上記マイクロホン保持筒をキャビネット内
に後退させた場合にはその後退勤作に応じて上記第1と
第2のマイクロホンの電・気回路が開路してそれに代っ
て上記第3のマイクロホンが無指向性マイクロホンとし
て動作するように、機械的および電気的に切換える手段
を設けたことを特徴とするテープレコーダ用のビルトイ
ンマイクロホン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8547580U JPS5850709Y2 (ja) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | テ−プレコ−ダ用のビルトインマイクロホン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8547580U JPS5850709Y2 (ja) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | テ−プレコ−ダ用のビルトインマイクロホン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5710177U JPS5710177U (ja) | 1982-01-19 |
JPS5850709Y2 true JPS5850709Y2 (ja) | 1983-11-18 |
Family
ID=29447724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8547580U Expired JPS5850709Y2 (ja) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | テ−プレコ−ダ用のビルトインマイクロホン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5850709Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5799619B2 (ja) * | 2011-06-24 | 2015-10-28 | 船井電機株式会社 | マイクロホンユニット |
-
1980
- 1980-06-18 JP JP8547580U patent/JPS5850709Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5710177U (ja) | 1982-01-19 |
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