JPS5846144Y2 - タフテツドカ−ペツト用一次裏地 - Google Patents
タフテツドカ−ペツト用一次裏地Info
- Publication number
- JPS5846144Y2 JPS5846144Y2 JP3320879U JP3320879U JPS5846144Y2 JP S5846144 Y2 JPS5846144 Y2 JP S5846144Y2 JP 3320879 U JP3320879 U JP 3320879U JP 3320879 U JP3320879 U JP 3320879U JP S5846144 Y2 JPS5846144 Y2 JP S5846144Y2
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- Japan
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- thermoplastic resin
- web
- lining
- woven fabric
- tufted carpets
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はグリニングを解消しタフテッド針が貫通し易い
タフテッドカーペット用−次裏地に関するものである。
タフテッドカーペット用−次裏地に関するものである。
従来タフテッドカーペット用−次裏地にはジュート、綿
粗布などが使用されてきたが、応力に対する安定性、耐
薬品性、耐微生物性、カーペット製繊性などの問題によ
りポリプロピレン延伸テープクロスいわゆるPPバッキ
ングクロスが多く使用されている。
粗布などが使用されてきたが、応力に対する安定性、耐
薬品性、耐微生物性、カーペット製繊性などの問題によ
りポリプロピレン延伸テープクロスいわゆるPPバッキ
ングクロスが多く使用されている。
ところがタフテッドカーペットにおいては、パイルの房
付密度の粗、不規則、パイルの摩耗などにより、グリニ
ングと呼ばれる一次裏地がパイルを透して見える現象が
あって、PPバッキングクロスは光沢を有するためにグ
リニングを強調し商品としての品質を著しく低下させて
いた。
付密度の粗、不規則、パイルの摩耗などにより、グリニ
ングと呼ばれる一次裏地がパイルを透して見える現象が
あって、PPバッキングクロスは光沢を有するためにグ
リニングを強調し商品としての品質を著しく低下させて
いた。
二の対策として、PPバッキングクロスに不織布を積層
する例もあるが、不織布を構成する単繊維が高度に延伸
配向しているため高い強度を有し可撓性に乏しく切断も
し難い。
する例もあるが、不織布を構成する単繊維が高度に延伸
配向しているため高い強度を有し可撓性に乏しく切断も
し難い。
従って不織布を積層した場合タフチング針の貫通が阻害
されカーペットの製織性を低下させ、またパイルの位置
がずれ易いという欠点があった。
されカーペットの製織性を低下させ、またパイルの位置
がずれ易いという欠点があった。
本考案はこれらの問題を解決するものでありその要旨は
、偏平な横断面を有する熱可塑性樹脂延伸繊維からなる
織布と熱可塑性樹脂未延伸発泡解繊ウェブを積層したタ
フテッドカーペット用−次裏地、である。
、偏平な横断面を有する熱可塑性樹脂延伸繊維からなる
織布と熱可塑性樹脂未延伸発泡解繊ウェブを積層したタ
フテッドカーペット用−次裏地、である。
以下に本考案を図面を用いて説明する。
本考案で用いる熱可塑性樹脂未延伸発泡解繊ウェブは、
熱可塑性樹脂たとえばポリプロピレンにその成形温度で
N2、CO2などの気体を発生する発泡剤の1種または
2種以上を0.007〜3重量%程度配合せしめ、間隙
0.1〜2mmのダイスリットから溶融押出し、ドラフ
ト比5以上好ましくは20〜150でドラフトをかけ網
状に解繊して得られる。
熱可塑性樹脂たとえばポリプロピレンにその成形温度で
N2、CO2などの気体を発生する発泡剤の1種または
2種以上を0.007〜3重量%程度配合せしめ、間隙
0.1〜2mmのダイスリットから溶融押出し、ドラフ
ト比5以上好ましくは20〜150でドラフトをかけ網
状に解繊して得られる。
第1図はこの発泡解繊のメカニズムを模式的に示した平
面図であり、Aのようにダイスリットから溶融押出され
た熱可塑性樹脂シート1には小さな気泡2が無数に存在
し、Bのようにドラフトにより実質的に分子配向をとも
なわないで引伸ばされた熱可塑性樹脂シート1aでは気
泡2aも引伸ばされ、Cのようにさらに引伸ばされて熱
可塑性樹脂シー1−1 bは気泡2bが割裂して微細な
単繊維が網状に連なった熱可塑性樹脂未延伸発泡解繊ウ
ェブになる。
面図であり、Aのようにダイスリットから溶融押出され
た熱可塑性樹脂シート1には小さな気泡2が無数に存在
し、Bのようにドラフトにより実質的に分子配向をとも
なわないで引伸ばされた熱可塑性樹脂シート1aでは気
泡2aも引伸ばされ、Cのようにさらに引伸ばされて熱
可塑性樹脂シー1−1 bは気泡2bが割裂して微細な
単繊維が網状に連なった熱可塑性樹脂未延伸発泡解繊ウ
ェブになる。
このウェブは発泡剤を配合せる熱可塑性樹脂をダイスリ
ットから溶融押出してドラフトをかけるだけで得られる
ので、従来の不織布と比べて大巾に安価となる。
ットから溶融押出してドラフトをかけるだけで得られる
ので、従来の不織布と比べて大巾に安価となる。
即ち従来の不織布は、延伸、捲縮、切断、カードなどの
諸工程を経てコスト高であった。
諸工程を経てコスト高であった。
さらにこのウェブにおける単繊維は殆んどが5〜20デ
ニ一ル程度の微細なものであり、且つ実質的に未延伸で
あって1g/d以下の強度しかないので、タフチング針
の貫通を阻害せず、従来のクロス地のみの場合と比較し
てウェブが積層してありさらにウェブを構成する単繊維
が網状に連なっているのでグリニングし難いし、単繊維
表面に発泡解繊による凹凸が形成されるので光が乱反射
してグリニングが目立たないため、タフテッドカーペッ
トの商品としての品質が保持されるという効果を有する
。
ニ一ル程度の微細なものであり、且つ実質的に未延伸で
あって1g/d以下の強度しかないので、タフチング針
の貫通を阻害せず、従来のクロス地のみの場合と比較し
てウェブが積層してありさらにウェブを構成する単繊維
が網状に連なっているのでグリニングし難いし、単繊維
表面に発泡解繊による凹凸が形成されるので光が乱反射
してグリニングが目立たないため、タフテッドカーペッ
トの商品としての品質が保持されるという効果を有する
。
本考案で用いる偏平な横断面を有する熱可塑性樹脂延伸
繊維からなる織布は、たとえばポリプロピレン、ポリエ
チレンなどを4〜5倍以上に強延伸して高配向させた3
、5〜4g/d以上の強度を有するテープ状物、偏平な
モノフィラメントなどを第2図の平面図に示すように、
タテ糸3、ヨコ糸4に使って製織した織布5である。
繊維からなる織布は、たとえばポリプロピレン、ポリエ
チレンなどを4〜5倍以上に強延伸して高配向させた3
、5〜4g/d以上の強度を有するテープ状物、偏平な
モノフィラメントなどを第2図の平面図に示すように、
タテ糸3、ヨコ糸4に使って製織した織布5である。
この織布5はタテ糸3、ヨコ糸4ともに高配向している
ので、従来のジュート、粗面布などの一次裏地に見られ
る応力に対する不安定、不快臭、水、薬品に対する弱さ
、微生物の寄生などがない。
ので、従来のジュート、粗面布などの一次裏地に見られ
る応力に対する不安定、不快臭、水、薬品に対する弱さ
、微生物の寄生などがない。
さらにタテ糸3、ヨコ糸4は偏平な横断面を有して高配
向しているので、タフチング針に対する貫通抵抗が小さ
くしかも切断することはない。
向しているので、タフチング針に対する貫通抵抗が小さ
くしかも切断することはない。
なお織布と熱可塑性樹脂未延伸発泡解繊ウェブとの積層
のための接着手段としては、接着剤の使用、接着フィル
ムの使用、ポイント熱融着などが挙げられる。
のための接着手段としては、接着剤の使用、接着フィル
ムの使用、ポイント熱融着などが挙げられる。
本考案のタフテッドカーペット用−次裏地9は第3図の
平面図に示すように、偏平な横断面を有する熱可塑性樹
脂繊維からなる織布5に熱可塑性樹脂未延伸発泡解繊ウ
ェブ6が積層される。
平面図に示すように、偏平な横断面を有する熱可塑性樹
脂繊維からなる織布5に熱可塑性樹脂未延伸発泡解繊ウ
ェブ6が積層される。
第4図は本考案の一次裏地を用いたタフテッドカーペッ
トの断面図である。
トの断面図である。
偏平な横断面を有する熱可塑性樹脂延伸繊維のタテ糸3
とヨコ糸4からなる織布5に熱可塑性樹脂未延伸発泡解
繊ウェブ6が接着フィルム7を介して積層される。
とヨコ糸4からなる織布5に熱可塑性樹脂未延伸発泡解
繊ウェブ6が接着フィルム7を介して積層される。
パイル糸8は一次裏地9を貫通して扉付してラテックス
のような接着剤10によって二次裏地11に固定される
。
のような接着剤10によって二次裏地11に固定される
。
以上述べたように本考案のタフテッドカーペット用−次
裏地は、応力に対する安定性、耐薬品性、耐微生物性に
優れ、コスト安であってカーペット製織性を改良し、グ
リニングを解消して品質低下を改善するものである。
裏地は、応力に対する安定性、耐薬品性、耐微生物性に
優れ、コスト安であってカーペット製織性を改良し、グ
リニングを解消して品質低下を改善するものである。
第1図A、B、Cは本考案に用いる熱可塑性樹脂未延伸
発泡解繊ウェブの発泡解繊のメカニズムを模式的に示し
た平面図、第2図は本考案に用いる偏平な横断面図を有
する熱可塑性樹脂延伸繊維からなる織布の平面図、第3
図は本考案のタフテッドカーペット用−次裏地の平面図
、第4図は本考案の一次裏地を用いたタフテッドカーペ
ットの断面図である。 図中の符号は 1,1 a、1 b・・・・・・溶融押
出された熱可塑性樹脂シー) 、2,2 a 、2 b
・・・・・・気泡、3・・・・・・タテ糸、4・・・・
・・ヨコ糸、5・・・・・・織布、6・・・・・・熱可
塑性樹脂未延伸発泡解繊ウェブ、7・・・・・・接着フ
ィルム、8・・・・・・パイル糸、9・・・・・・一次
裏地、10・・・・・・接着剤、11・・・・・・二次
裏地。
発泡解繊ウェブの発泡解繊のメカニズムを模式的に示し
た平面図、第2図は本考案に用いる偏平な横断面図を有
する熱可塑性樹脂延伸繊維からなる織布の平面図、第3
図は本考案のタフテッドカーペット用−次裏地の平面図
、第4図は本考案の一次裏地を用いたタフテッドカーペ
ットの断面図である。 図中の符号は 1,1 a、1 b・・・・・・溶融押
出された熱可塑性樹脂シー) 、2,2 a 、2 b
・・・・・・気泡、3・・・・・・タテ糸、4・・・・
・・ヨコ糸、5・・・・・・織布、6・・・・・・熱可
塑性樹脂未延伸発泡解繊ウェブ、7・・・・・・接着フ
ィルム、8・・・・・・パイル糸、9・・・・・・一次
裏地、10・・・・・・接着剤、11・・・・・・二次
裏地。
Claims (1)
- 偏平な横断面を有する熱可塑性樹脂延伸繊維からなる織
布と熱可塑性樹脂未延伸発泡解繊ウェブを積層したタフ
テッドカーペット用−次裏地。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3320879U JPS5846144Y2 (ja) | 1979-03-16 | 1979-03-16 | タフテツドカ−ペツト用一次裏地 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3320879U JPS5846144Y2 (ja) | 1979-03-16 | 1979-03-16 | タフテツドカ−ペツト用一次裏地 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55135093U JPS55135093U (ja) | 1980-09-25 |
JPS5846144Y2 true JPS5846144Y2 (ja) | 1983-10-20 |
Family
ID=28888226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3320879U Expired JPS5846144Y2 (ja) | 1979-03-16 | 1979-03-16 | タフテツドカ−ペツト用一次裏地 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5846144Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-16 JP JP3320879U patent/JPS5846144Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55135093U (ja) | 1980-09-25 |
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