JPS5843430Y2 - 設定電圧出力装置 - Google Patents
設定電圧出力装置Info
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- JPS5843430Y2 JPS5843430Y2 JP1018078U JP1018078U JPS5843430Y2 JP S5843430 Y2 JPS5843430 Y2 JP S5843430Y2 JP 1018078 U JP1018078 U JP 1018078U JP 1018078 U JP1018078 U JP 1018078U JP S5843430 Y2 JPS5843430 Y2 JP S5843430Y2
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- voltage
- switch
- integrating circuit
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- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は設定電圧出力装置に係り、特に高精度で多桁の
設定電圧を得ることができる設定電圧出力装置に関する
ものである。
設定電圧を得ることができる設定電圧出力装置に関する
ものである。
従来の設定電圧出力装置の一例を第1図に示し説明する
と、図において、Esは入力定電圧を設定する電圧源、
Sl、S2.S3はスイッチ、Rは抵抗、Cは抵抗Rに
直列接続されたコンデンサで、これらは積分回路INT
を構成している。
と、図において、Esは入力定電圧を設定する電圧源、
Sl、S2.S3はスイッチ、Rは抵抗、Cは抵抗Rに
直列接続されたコンデンサで、これらは積分回路INT
を構成している。
OAは演算増幅器、0UTa、OUT、は出力端子であ
る。
る。
そして、スイッチS1の入力端は電圧源Esの正極側に
接続され、スイッチS2の入力端は電圧源E8の負極側
に接続され、スイッチS3の入力端は演算増幅器OAの
出力端に接続され、またスイッチSl〜S3の出力端は
共通に接続され、その共通出力点は積分回路INTに接
続されている。
接続され、スイッチS2の入力端は電圧源E8の負極側
に接続され、スイッチS3の入力端は演算増幅器OAの
出力端に接続され、またスイッチSl〜S3の出力端は
共通に接続され、その共通出力点は積分回路INTに接
続されている。
また、演算増幅器OAの一方の入力端←)は積分回路I
NTに接続され、演算増幅器OAの出力端は出力端子0
UTaに接続されると共に、演算増幅器OAの他方の入
力端(へ)に接続されている。
NTに接続され、演算増幅器OAの出力端は出力端子0
UTaに接続されると共に、演算増幅器OAの他方の入
力端(へ)に接続されている。
このような構成の設定電圧出力装置において、まず、原
理説明図である第2図に示す如(、スイッチSは周期T
(see)で電圧E1からEnまでそれぞれT、(se
e)接続すると、出力端子OUT、。
理説明図である第2図に示す如(、スイッチSは周期T
(see)で電圧E1からEnまでそれぞれT、(se
e)接続すると、出力端子OUT、。
0UT5に得られる平均値回路出力Eoは下記(1)式
%式% ただし、ΣT、二T ここで、スイッチSの数を第1図に示す如く、Sl、S
2.83のn = 3とし、E1=E 、 E2= O
。
%式% ただし、ΣT、二T ここで、スイッチSの数を第1図に示す如く、Sl、S
2.83のn = 3とし、E1=E 、 E2= O
。
E3=Eoとすると、出力電圧E。
はで表わされる。
つぎに、第1図のスイッチ手段〜S3を5例えばスイッ
チ81〜S3を制御する回路の一例である第3図に示す
如く、クロックCKKよって制御されるM段のシフトレ
ジスタSRと、このシフトレジスタSRの出力端に直接
または設定スイツチsMを介して接続されるRSフリッ
プフロップFF1〜FF3からなる設定スイッチ駆動回
路によって制御することにより、割算が行なわれる。
チ81〜S3を制御する回路の一例である第3図に示す
如く、クロックCKKよって制御されるM段のシフトレ
ジスタSRと、このシフトレジスタSRの出力端に直接
または設定スイツチsMを介して接続されるRSフリッ
プフロップFF1〜FF3からなる設定スイッチ駆動回
路によって制御することにより、割算が行なわれる。
そして、この第3図の制御回路を使用すると、シフトレ
ジスタSRの出力0−M−1のうちひとつだけ(uHn
、あとはL″で、クロックCKによって′H″がシフト
してゆき、設定スイッチsMをJに設定した場合E。
ジスタSRの出力0−M−1のうちひとつだけ(uHn
、あとはL″で、クロックCKによって′H″がシフト
してゆき、設定スイッチsMをJに設定した場合E。
=−Eが得られる。第4図は第1図の動作を説明するた
めのタイムチャートの一例で、第1図におけるスイッチ
81〜S3のタイミングと、el、82点の電圧波形を
示すものである。
めのタイムチャートの一例で、第1図におけるスイッチ
81〜S3のタイミングと、el、82点の電圧波形を
示すものである。
しかしながらこのようた装置においては、高精度で多桁
の設定電圧を得ることができないという欠点があった。
の設定電圧を得ることができないという欠点があった。
本考案は以上の点に鑑み、このような欠点を除去すべく
なされたもので、時分割ポテンショメータに、出力分割
電圧を可変抵抗器等で得て、−周期の重複しない期間に
フィードバックして、高精度、多桁の設定電圧を得るよ
うにしたものである。
なされたもので、時分割ポテンショメータに、出力分割
電圧を可変抵抗器等で得て、−周期の重複しない期間に
フィードバックして、高精度、多桁の設定電圧を得るよ
うにしたものである。
以下、図面に基づき本考案d軛施例を詳細に説明する。
第5図は本考案による設定電圧出力装置の一実施例を示
す構成図である。
す構成図である。
第5図において第1図と同一符号のものは相当部分を示
し、Sl、S2゜S3.S4は積分回路INTの入力を
切換えるスイッチで、スイッチS1.S2.S、4は一
周期Tの一部の時間T1は入力定電圧に、重複しない他
の一部の時間T2はその入力定電圧の基準電位に、さら
に他の重複しない一部の時間T4は分圧出力にそれぞれ
接続する動作を繰返し、スイッチS3は残余の時間T3
に出力電圧E。
し、Sl、S2゜S3.S4は積分回路INTの入力を
切換えるスイッチで、スイッチS1.S2.S、4は一
周期Tの一部の時間T1は入力定電圧に、重複しない他
の一部の時間T2はその入力定電圧の基準電位に、さら
に他の重複しない一部の時間T4は分圧出力にそれぞれ
接続する動作を繰返し、スイッチS3は残余の時間T3
に出力電圧E。
K接続する動作を繰返すスイッチ手段を構成している。
そして、これらスイッチ81〜S4の出力端は共通に接
続され、この共通出力点は抵抗RとコンデンサCからな
る積分回路INTK接続されている。
続され、この共通出力点は抵抗RとコンデンサCからな
る積分回路INTK接続されている。
ここで、このスイッチ81〜S4は、例えば、Nチャン
ネル・ジャンクション電界効果トランジスタによって構
成され、また、このトランジスタの他ILMO8−FE
T。
ネル・ジャンクション電界効果トランジスタによって構
成され、また、このトランジスタの他ILMO8−FE
T。
C−MOSのアナログスイッチ(IC)によっても構成
することができる。
することができる。
VRは出力分割電圧を得る可変抵抗器で、その固定端a
、bは出力端子0UTa、0UTb間に接続され、可動
端CはスイッチS4の入力端に接続され、出力電圧E。
、bは出力端子0UTa、0UTb間に接続され、可動
端CはスイッチS4の入力端に接続され、出力電圧E。
を可変抵抗器VRでαEoにして帰還するように構成さ
れている。
れている。
そして、上記分圧出力は積分回路INTの出力電圧を分
圧して得ると共に、上記1周期の残余の時間T3(−T
−T1−T2−T4)には出力電圧をホールドし、さら
に前記時間T1.T2.T4.T3をディジタル的に設
定し、分圧比を調整して積分回路INTの出力端から出
力電圧を得るように構成されている。
圧して得ると共に、上記1周期の残余の時間T3(−T
−T1−T2−T4)には出力電圧をホールドし、さら
に前記時間T1.T2.T4.T3をディジタル的に設
定し、分圧比を調整して積分回路INTの出力端から出
力電圧を得るように構成されている。
また、出力電圧のホールドは、残余の時間にオンするス
イッチS3を介して積分回路INTかもの出力を積分回
路INTの入力に帰還するように構成されている。
イッチS3を介して積分回路INTかもの出力を積分回
路INTの入力に帰還するように構成されている。
ここで、演算増幅器OAの出力電圧E。をフィードバッ
クさせず、ホールドしようとすると現実にスイッチS2
のオフ抵抗が無視できない有税値のため、コンデンサC
に蓄積された電荷は抵抗Rを介して放電する。
クさせず、ホールドしようとすると現実にスイッチS2
のオフ抵抗が無視できない有税値のため、コンデンサC
に蓄積された電荷は抵抗Rを介して放電する。
したがって、出力電圧E。もそれにしたがって減衰する
。
。
しかして、フィードバックをかげれば、演算増幅器OA
の出力インピーダンスが小さいため、減衰分はフィード
バック路を通して十分補償される。
の出力インピーダンスが小さいため、減衰分はフィード
バック路を通して十分補償される。
故にスイッチS3のオン時の演算増幅器OAの出力はホ
ールドされる。
ールドされる。
第6図は第5図の動作説明に供するタイムチャートの一
例で、スイッチ80〜S4のオン・オフ特性(スイッチ
の制御波形)を示すものである。
例で、スイッチ80〜S4のオン・オフ特性(スイッチ
の制御波形)を示すものである。
第7図は第5図のスイッチ81〜S4を制御するスイッ
チ制御回路の一例を示す回路図である。
チ制御回路の一例を示す回路図である。
第7図において、CPGはクロックパルス発生器、CN
T1.CNT2はそれぞれl/10カウンタ、DECl
、DEC2はそれぞれl/10カウンタcNT1.CN
T2がらのBCD信号を入力とし、これを解読するデコ
ーダ、SMl、8M2は除数設定スイッチ% A1−A
4はそれぞれデコーダDEC1の出力とデコーダDEC
2の出力の論理積をとるアンドゲート、FF−FF4は
RSSフリップフロラ プで、このフリップフロップFF1〜FF4の出力によ
ってスイッチ81〜S4をそれぞれ制御するように構成
されている。
T1.CNT2はそれぞれl/10カウンタ、DECl
、DEC2はそれぞれl/10カウンタcNT1.CN
T2がらのBCD信号を入力とし、これを解読するデコ
ーダ、SMl、8M2は除数設定スイッチ% A1−A
4はそれぞれデコーダDEC1の出力とデコーダDEC
2の出力の論理積をとるアンドゲート、FF−FF4は
RSSフリップフロラ プで、このフリップフロップFF1〜FF4の出力によ
ってスイッチ81〜S4をそれぞれ制御するように構成
されている。
つぎに、第5図に示す実施例の動作を第6図および第7
図を参照して説明する。
図を参照して説明する。
まず、出力電圧Eoは前述の(1)式を用(・て
で表わされる。
つぎに、
第7図のスイッチ制御回
路を用いてスイッチ81〜S4を制御する場合について
説明すると、第7図ではクロックパルス100個を周期
、すなわち、第6図に示すように、スイッチングの時間
T□の前縁が05後縁が10、スイッチS2の時間T2
の前縁が10、後縁が47、スイッチS3の時間T3の
前縁が47、後縁が99、スイッチS4の時間T4の前
縁が99、後縁が100とし、時間Tに10τ(τ:ク
ロツクパルス周期)、時間T4=τに設定しである。
説明すると、第7図ではクロックパルス100個を周期
、すなわち、第6図に示すように、スイッチングの時間
T□の前縁が05後縁が10、スイッチS2の時間T2
の前縁が10、後縁が47、スイッチS3の時間T3の
前縁が47、後縁が99、スイッチS4の時間T4の前
縁が99、後縁が100とし、時間Tに10τ(τ:ク
ロツクパルス周期)、時間T4=τに設定しである。
したがって、除数設定スイッチSMI−8M2では10
から99までの設定ができ、また、第5図の可変抵抗器
VRの目盛を固定端a側をO1固定端す側を1とする等
分の目盛、例えばα−0,50などとすると出力電圧E
oはで表わされ、 第7図の例では出力電圧E。
から99までの設定ができ、また、第5図の可変抵抗器
VRの目盛を固定端a側をO1固定端す側を1とする等
分の目盛、例えばα−0,50などとすると出力電圧E
oはで表わされ、 第7図の例では出力電圧E。
はとなる。
かくして、第5図に示すような簡単な回路で、多桁の除
数を持つ高精度の設定電圧を得ることができる。
数を持つ高精度の設定電圧を得ることができる。
第8図は本考案の他の実施例を示す構成図である。
第5図と異なる点は、スイッチS3を除去したことにあ
る。
る。
これは、スインS3を用いたフィードバックは積分回路
INTを構成するコンデンサCによるホールディングと
等価だからである。
INTを構成するコンデンサCによるホールディングと
等価だからである。
そして、時分割ポテンショメータに出力分割電圧を可変
抵抗器VRで得て、−周期の重複しない期間にフィード
バックして、積分回路INTの出力端から出力電圧を得
るという動作については第5図と全く変わらないため、
ここでの説明を省略する。
抵抗器VRで得て、−周期の重複しない期間にフィード
バックして、積分回路INTの出力端から出力電圧を得
るという動作については第5図と全く変わらないため、
ここでの説明を省略する。
なお、この第8図に示す回路では、実験によれば、スイ
ッチのオフ抵抗が不足して満足な精度が得られなかった
が、これはスイッチ素子の変更により実用に供し得るこ
とができる。
ッチのオフ抵抗が不足して満足な精度が得られなかった
が、これはスイッチ素子の変更により実用に供し得るこ
とができる。
第9図は本考案のさらに他の実施例を示す構成図で、時
分割ポテンショメータにより出力電圧E。
分割ポテンショメータにより出力電圧E。
をαEoにして帰還した場合を示すものである。
第9図において第5図と同一部分には同一符号を付して
説明を省略する。
説明を省略する。
R,、C1は第1の積分回路INTを構成する抵抗およ
びコンデンサで、これらは第5図の積分回路INTを構
成する抵抗RおよびコンデンサCKそれぞれ相当する。
びコンデンサで、これらは第5図の積分回路INTを構
成する抵抗RおよびコンデンサCKそれぞれ相当する。
OAlは第5図の演算増幅器OAに相当する第1の演算
増幅器、OA2は第2の演算増幅器、R2,C2は第2
の積分回路■NT2を構成する抵抗およびコンデンサ、
S5.S6は互に反転するスイッチである。
増幅器、OA2は第2の演算増幅器、R2,C2は第2
の積分回路■NT2を構成する抵抗およびコンデンサ、
S5.S6は互に反転するスイッチである。
そして、第2の演算増幅器OA2の一方の入力端(ト)
は第2の積分回路■NT2を構成する抵抗R2とスイッ
チS5を直列に介して第1の演算増幅器OA1の出力端
に接続されると共に、第2の積分回路■NT2を構成す
るコンデンサC2を介して出力端子0UTbに接続され
、第2の演算増幅器OA2の出力端は他方の入力端←)
に接続されると共に、スイッチS4の入力端に接続され
ている。
は第2の積分回路■NT2を構成する抵抗R2とスイッ
チS5を直列に介して第1の演算増幅器OA1の出力端
に接続されると共に、第2の積分回路■NT2を構成す
るコンデンサC2を介して出力端子0UTbに接続され
、第2の演算増幅器OA2の出力端は他方の入力端←)
に接続されると共に、スイッチS4の入力端に接続され
ている。
このように構成された設定電圧出力装置において、出力
電圧E。
電圧E。
はスイッチS5.S6によってスイッチングされ、その
出力を第2の積分回路■NT2および第2の演算増幅器
OA2を通してαEoにしてスイッチS4に入力し帰還
され、第1の積分回路lNT1の出力端から下の桁もデ
ィジタル的に設定した出力電圧を得ることができる。
出力を第2の積分回路■NT2および第2の演算増幅器
OA2を通してαEoにしてスイッチS4に入力し帰還
され、第1の積分回路lNT1の出力端から下の桁もデ
ィジタル的に設定した出力電圧を得ることができる。
第10図は本考案のさらに他の実施例を示す構成図で、
第5図と異なる点は、可変抵抗器VRO代りに、出力端
子0UTa、OUT、間に抵抗R3゜R4を直列に接続
し、かつ抵抗R3,R4の接続点をスイッチS4の入力
端に接続し、出力電圧E。
第5図と異なる点は、可変抵抗器VRO代りに、出力端
子0UTa、OUT、間に抵抗R3゜R4を直列に接続
し、かつ抵抗R3,R4の接続点をスイッチS4の入力
端に接続し、出力電圧E。
を抵帰還するようにしたことにある。
このように構成された設定電圧出力装置において、その
タイムチャートは前述の第6図と同じであるので、動作
をこの第6図を参照して説明する。
タイムチャートは前述の第6図と同じであるので、動作
をこの第6図を参照して説明する。
まず、第10図の出力電圧Eoは
で表わされる。
ここで、T=T1+T2+T3+T4である。
いま、例えば、時間TをT=llOτ(τはクロックパ
ルス周期)に設定する。
ルス周期)に設定する。
そして、各時間T1=lOτ(パルス10個分)、0〈
T2〈89τ、T2とT4の選択(設定)により出力電
圧Eoはで表わされる。
T2〈89τ、T2とT4の選択(設定)により出力電
圧Eoはで表わされる。
すなわち、という具合になる。
しかして、本考案により除数設定の桁数が1桁増えてい
る。
る。
ここで、本方式はのではなく、積分回路INTの出力端
から高精度で多桁の設定電圧を得ることができる。
から高精度で多桁の設定電圧を得ることができる。
第11図は本考案のさらに他の実施例を示す構成図で、
除数設定の桁数を小数点以下3桁にした場合を示すもの
である。
除数設定の桁数を小数点以下3桁にした場合を示すもの
である。
図において、R3、R4。R5,R6およびR7,R8
は出力端子0UTaと0UTb間にそれぞれ直列に接続
された出力分割用抵抗で、抵抗R3とR4の接続点はス
イッチ54−1の入力端に、抵抗R5とR6の接続点は
スイッチ84−2の入力端に、抵抗R7とR8の接続点
はスイッチ54−3の入力端にそれぞれ接続され、スイ
ッチ81〜54−3の出力端は共通に接続されて積分回
路INTに接続されている。
は出力端子0UTaと0UTb間にそれぞれ直列に接続
された出力分割用抵抗で、抵抗R3とR4の接続点はス
イッチ54−1の入力端に、抵抗R5とR6の接続点は
スイッチ84−2の入力端に、抵抗R7とR8の接続点
はスイッチ54−3の入力端にそれぞれ接続され、スイ
ッチ81〜54−3の出力端は共通に接続されて積分回
路INTに接続されている。
そして、出力電圧E。を抵抗R3,R4,R5,R6,
R7,R8でそれぞれ還するように構成されている。
R7,R8でそれぞれ還するように構成されている。
このように構成された設定電圧出力装置においては、除
数の桁数を上げられるわりに出力を小さ信号を扱い易い
レベルに保つことができる。
数の桁数を上げられるわりに出力を小さ信号を扱い易い
レベルに保つことができる。
なお、本実施例においては、出力分割用抵抗をR3,R
4とR5,R6およびR7,R8を設けた場合を例にと
って説明したが、必要に応じて出力分割用抵抗R7゜R
8を除去し、これに伴ってスイッチ54−3を省略する
こともできる。
4とR5,R6およびR7,R8を設けた場合を例にと
って説明したが、必要に応じて出力分割用抵抗R7゜R
8を除去し、これに伴ってスイッチ54−3を省略する
こともできる。
つぎに、以上の実施例で説明した本考案による設定電圧
出力装置の安定性について説明する。
出力装置の安定性について説明する。
第5図においてスイッチS3がオンの期間に演算増幅器
のオフセット、ノイズ等によりe 2 % E□ Kな
ったと仮定する。
のオフセット、ノイズ等によりe 2 % E□ Kな
ったと仮定する。
ここで、Eo e2=Aeとお(と第12図に示す如き
等価回路が画かれ、さらに第13図に示すように記号化
できる。
等価回路が画かれ、さらに第13図に示すように記号化
できる。
そして、第13図と表わされる。
ここで、Sはラプラス演算子である。
しかして、Aeがディラックのデルタ関数の場合、とな
る。
る。
したがって、ディシックのデルタ関数がトリガになって
不安定化することがない。
不安定化することがない。
つぎK、Je−コンスタント、例えば演算増幅器の場合
VCは ランプファンクション(RAMP function
)となる。
VCは ランプファンクション(RAMP function
)となる。
ここで、スイッチS3のオン時間は時間T3であるから
、スイッチS3の期間にオフセットJeOFFにより生
ずる電圧変化は で表わされ、時分割ポテンショメータの設計の常として
T3くT〈くCRであるから、Ae2は小である。
、スイッチS3の期間にオフセットJeOFFにより生
ずる電圧変化は で表わされ、時分割ポテンショメータの設計の常として
T3くT〈くCRであるから、Ae2は小である。
つぎに、ノイズやオフセットによる影響が実質上、問題
とならないことを数式で解明すると、e2(0はそれぞ
れ1己(6) 、 (7) 、 (8)式によって表わ
される。
とならないことを数式で解明すると、e2(0はそれぞ
れ1己(6) 、 (7) 、 (8)式によって表わ
される。
ただし、
0≦t≦T1
ただし、
T1≦t≦T1+Tま
ただし、T1+T2≦t≦T1+T2+T3ここで、上
記(6)〜(8)式の導出過程(算出)について説明す
る。
記(6)〜(8)式の導出過程(算出)について説明す
る。
まず、上記(6)式について述べると、第14図および
第15図に示す説明図において、e2(t)は で表わされる。
第15図に示す説明図において、e2(t)は で表わされる。
ここで、e2(t□)はe2(t)の初期値である。
そして、e2(s)はで表わされ、
e2(t)は
で表わされる。
また、Eo(t)はE □(t) = e 2(t)
+ ij eで表わされる。
+ ij eで表わされる。
つぎに上記(7)式について述べると、第16図および
第17図に示す説明図において、e2(s)はで表わさ
れ、 また、 e2(t)は で表わされる。
第17図に示す説明図において、e2(s)はで表わさ
れ、 また、 e2(t)は で表わされる。
つぎに、上記(8)式について述べると、第18図およ
び第19図に示す説明図において、e2(s)はで表わ
され、e2(t)は e e 2(t)−e 2 (TI + T2) +
(t (TI+T2))C ・・・・・・・・・・・・・・・ (8)で表わされる
。
び第19図に示す説明図において、e2(s)はで表わ
され、e2(t)は e e 2(t)−e 2 (TI + T2) +
(t (TI+T2))C ・・・・・・・・・・・・・・・ (8)で表わされる
。
ここで、e 2 (t)の平均電圧e2を求めてみると
、平衡した状態においては、コンデンサCの充電量と放
電量が等しいから、 〈1であるから、実質上Jeが問題になることはない。
、平衡した状態においては、コンデンサCの充電量と放
電量が等しいから、 〈1であるから、実質上Jeが問題になることはない。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、複雑
な手段を用いることなく、簡単な構成によって多桁の除
数を持つ高精度にして多桁の設定電圧を得ることができ
るので、実用上の効果は極めて大である。
な手段を用いることなく、簡単な構成によって多桁の除
数を持つ高精度にして多桁の設定電圧を得ることができ
るので、実用上の効果は極めて大である。
第1図は従来の設定電圧出力装置の一例を示す構成図、
第2図は第1図に示す装置の原理説明図、第3図は第1
図に示すスイッチの制御回路の一例を示す回路図、第4
図は第1図の動作説明に供するタイムチャート、第5図
は本考案による設定電圧出力装置の一実施例を示す構成
図、第6図は第5図の実施例におけるタイムチャート、
第7図は第6図に示すスイッチの制御回路の一例を示す
回路図、第8図、第9図、第10図および第11図は本
考案の他の実施例を示す構成図、第12図、第13図、
第14図、第15図、第16図、第17図、第18図お
よび第19図は本考案の実施例の動作説明に供する図で
ある。 S1〜S4・・・・・・スイッチ、R,R1−R8・・
・・・・抵抗、C,C1,C2・・・・・・コンデンサ
、INT、lNT1゜INT2・・・・・・積分回路、
VR・・・・・・可変抵抗器。
第2図は第1図に示す装置の原理説明図、第3図は第1
図に示すスイッチの制御回路の一例を示す回路図、第4
図は第1図の動作説明に供するタイムチャート、第5図
は本考案による設定電圧出力装置の一実施例を示す構成
図、第6図は第5図の実施例におけるタイムチャート、
第7図は第6図に示すスイッチの制御回路の一例を示す
回路図、第8図、第9図、第10図および第11図は本
考案の他の実施例を示す構成図、第12図、第13図、
第14図、第15図、第16図、第17図、第18図お
よび第19図は本考案の実施例の動作説明に供する図で
ある。 S1〜S4・・・・・・スイッチ、R,R1−R8・・
・・・・抵抗、C,C1,C2・・・・・・コンデンサ
、INT、lNT1゜INT2・・・・・・積分回路、
VR・・・・・・可変抵抗器。
Claims (2)
- (1) −周期Tの一部の時間T1は入力定電圧に、
重複しない他〇一部の時間T2は前記入力定電圧の基準
電位に、さらに他の重複しな鳴一部の時間T4は分圧出
力にそれぞれ接続する動作を繰返すスイッチ手段と、該
スイッチ手段の共通出力点に接続された積分回路とを備
え、前記分圧出力は前記積分回路の出力電圧を分圧して
得ると共に前記−周期の残余の時間T3(=T−T1−
T2−T4)には出力電圧をホールドし、かつ前記時間
T1.T2.T4.T3をディジタル的に設定し、分圧
比を調整して前記積分回路の出力端から出力電圧を得る
ようにしたことを特徴とする設定電圧出力装置。 - (2)出力電圧のホールドは、残余の時間にオンするス
イッチを介して積分回路からの出力を該積分回路の入力
に帰還せしめるようにしてなる実用新案登録請求の範囲
第1項記載の設定電圧出力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1018078U JPS5843430Y2 (ja) | 1978-02-01 | 1978-02-01 | 設定電圧出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1018078U JPS5843430Y2 (ja) | 1978-02-01 | 1978-02-01 | 設定電圧出力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54124929U JPS54124929U (ja) | 1979-08-31 |
JPS5843430Y2 true JPS5843430Y2 (ja) | 1983-10-01 |
Family
ID=28822297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1018078U Expired JPS5843430Y2 (ja) | 1978-02-01 | 1978-02-01 | 設定電圧出力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5843430Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-02-01 JP JP1018078U patent/JPS5843430Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54124929U (ja) | 1979-08-31 |
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