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JPS5842451B2 - ロシユツキコウオセイギヨスルデ−タオ デイジタルサンシユツスルカイロ - Google Patents

ロシユツキコウオセイギヨスルデ−タオ デイジタルサンシユツスルカイロ

Info

Publication number
JPS5842451B2
JPS5842451B2 JP50092786A JP9278675A JPS5842451B2 JP S5842451 B2 JPS5842451 B2 JP S5842451B2 JP 50092786 A JP50092786 A JP 50092786A JP 9278675 A JP9278675 A JP 9278675A JP S5842451 B2 JPS5842451 B2 JP S5842451B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
calculation
pulses
pulse
information
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP50092786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5216227A (en
Inventor
茂久 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP50092786A priority Critical patent/JPS5842451B2/ja
Priority to DE2634133A priority patent/DE2634133C2/de
Priority to US05/709,746 priority patent/US4107704A/en
Publication of JPS5216227A publication Critical patent/JPS5216227A/ja
Publication of JPS5842451B2 publication Critical patent/JPS5842451B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
    • G03B7/091Digital circuits
    • G03B7/093Digital circuits for control of exposure time

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカメラの露出条件をディジタル的に演算するデ
ィジタル制御回路、さらに詳しくはシャッタ時間および
絞り制御のデータを高速で演算する回路に関する。
ブ般にシャッタ時間Tは光量の情報をし、感光体の感度
情報、例えばフィルム感度の情報ASA、絞りの情報を
Fとすれば次式で与えられる。
なおKは定数である。
T=K・(1/L)・(1/ASA)・Fこの式は光量
の逆数の情報(1/L)とフィルム感度情報の逆数(1
/ASA)と絞り情報F(開口数をAとした場合F=A
2 )とを掛算することにより適正シャッタ時間が得ら
れることを示している。
このシャッタ時間の算出は従来はアナログ回路で行なわ
れていた。
しかし、光量の情報比が10の6乗以上の広範囲におよ
ぶため各情報量を対数圧縮し、掛算を加算に置換え、そ
の結果を対数伸張することが行われている。
しかしこの従来の回路は調整が大変に面倒であり、また
部品の特性に対する精度、バラツキに関する要求を厳し
くする必要があった。
そおしなければ電圧変動、温度変化に依る誤差はかなり
大きなものとなって許容される誤差範囲からはみ出して
しまうのである。
一方回路をディジタル的に構成すると半導体部品に対す
る要求を厳しくせずに高精度に制御でき、調整も格段に
容易に済みディジタル表示も容易にできるという大きな
利点が期待できるのであるが測光時間と演算時間が長く
なってしまうという問題がある。
この問題を具体的に説明する。
絞り情報Fとフィルム感度情報ASAの1段階をさらに
Hに細分化した系列について考える。
これらの数値列においては絞り情報Fの場合は最小値か
ら始め、フィルム感度情報ASAの場合は最大値から始
めることによりそれぞれn1番目、n2番目の数値F(
nl)およびASA ’(n2)はそれぞれの最初の値
をF(0)、ASA−1(0)とするとF (nl)F
(O)・(23A)nl、ASA−1(n2)=ASA
−1(0)・(2%)n2 という形に表わされる。
そしてシャッタ時間の算出式は次式のようになる。
T−〔K′・(1/L)〕・(23A)n1+n2ここ
でに′はK −F (0)・ASA−1(0)なる定数
である。
ここに於いてシャッタ時間Tは光量情報(1/L)とO
または正の整数値n1、n2の関数に変換されたことに
なる。
したがって式から、光量情報に対する20%乗の定数計
算を実行することによりシャッタ時間が得られることが
わかる。
一般に掛算は加算を繰り返し実行することにより達成さ
れる。
したがって例えば定数である20%乗を3桁で近似して
1.26として演算すると1回の掛算に最低で1+2+
6=9ワード・タイムを要し、もしn1+n2回この掛
算を繰り返すとすると9・(n1+n2)ワード・タイ
ム以上の演算時間を要することになる。
3桁演算の場合控えめに見ても1ワードに7デイジツト
・タイムは必要でありしたがって演算時間は9・(nl
+n2 )・7・4−252 (n1+n2 )ビッ
ト・タイムを要する。
例えば定数2の%乗を2桁で近似して1.3として演算
すると1回の掛算に最低で1+3=4ワードタイムを要
し、n1+n2回の掛算には4・(nt+n2)ワード
・タイムは最低必要となる。
2桁演算の場合、控えめに見ても1ワードに5デイジツ
ト・タイムは必要であり、したがって演算時間は4・(
nl+n2)・5・4=80・(nl+n2)ビット・
タイムを最低要する。
一方スチールカメラの操作上、カメラの操作者がある被
写体を撮影しようとして現実にシャッタが動作を開始す
るまでの時間は短い方が良いという要求がある。
そして通常シャツタ釦を押し始めてから約10mB以内
(シャッタストロークタイム)に露出のための条件が決
定されている必要がある。
すなわちこの約Ioms以内に測光とその測光に基づく
演算結果が出ていなげればカメラの機能を害することに
なる。
その見地から、通常の演算でこの間に演算結果が得られ
るためにはクロック周波数がどの程度であれば良いかを
算出して見る。
絞りとフィルム感度の設定範囲はn1+n2にして40
以上は一般に必要であり、例えばFナンバ1.4〜16
でn1=24に相当し、ASA25〜1600でn2=
18に相当し合計で42ステツプのレンジに相当する。
n1+n2で40ステツプの場合演算時間は3桁近似の
場合252X40=10080ビツト・タイム以上を要
し、2桁近似の場合80X40=3200ビツト・タイ
ム以上を要する。
したがって演算クロック周波数は3桁近似の場合で最低
1.0 MHz、2桁近似の場合で最低320KHz
が必要となる。
しかしながら実際は1回の定数計算毎に切り捨てまたは
四捨五入および桁合わせのための時間と次の定数計算に
備えてのデータ移動のための時間が必要であり、これを
考慮に入れるとさらに少くとも2 (n1+n2)ワー
ド・タイムを追加しなければならない。
この場合3桁近似演算で440ワード・タイム要し、演
算クロック周波数は1.2MHz以上となる。
また2桁近似演算では240ワード・タイム要し、演算
クロック周波数は480 KHz以上となる。
この周波数はL S I (Large S cale
I ntegration )化する場合、コンプリ
メンタリ−MOS)ランジスタで構成したとしても全回
路を正常動作させるためには特別な高速設計が必要とな
る周波数である。
高い周波数で動作させるのは実現可能であってもコスト
的に不利となる。
こういう公知の加算方法で定数計算を実行した場合その
定数の誤差は演算する度に累積されてしまう。
2の%乗の正しい値は1.259921であり1.26
の場合それ自体の誤差は+0.00627%であり、4
゜ステップの場合の累積誤差は+0.25%、また1、
3の場合それ自体の誤差は+3.18%であり、40ス
テツプの場合の累積誤差は+127%となってしまう。
この2桁近似の場合の累積誤差+127%は余りに大き
過ぎディジタル化する意味を全くなくしてしまうもので
ある。
この様に3桁近似演算方法では演算精度は充分であるが
高速性に欠点がある。
2桁近似演算方法では高速性という点では問題はないと
言えるが、演算誤差(または定数誤差)が余りに大き過
ぎる欠点を持ってイル。
しかも加算演算方式ではレジスタは被演算数を蓄えてお
くレジスタと演算結果を記憶しておくレジスタの少くと
も2本は必要でありしかもそれぞれの桁数は乗数桁数+
被乗数桁数だけは少くとも必要とし、それに加えて定数
記憶レジスタまたは定数に対応した回数だけ加算パルス
を発生させるカウンタ回路と複雑な制御回路が必要とな
る。
本発明は前述したディジタル演算における問題を解決す
るためになされたものであって、限られた短時間内に与
えられた情報からカメラの露出機構を制御するデータを
正確に演算することができる改良されたデータ演算回路
を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために本発明による演算回路は、絞
りの情報Fとフィルムの情報ASAの情報の和(n1+
n2)を光量情報を読み込んだ直後から演算パルスに同
期したパルスの個数として直列に入力し、そのパルスを
3進カウンタにより3個毎に発生する一発のパルスによ
り2倍演算を逐次実行し情報パルスが止まった時点から
端数の補正演算を行うが、その演算も2倍演算で近似す
ることによりシャッタ時間演算を高速にかつ高い精度で
演算するように構成しである。
本発明による回路の特筆すべき点は2倍演算の繰り返し
で2の%乗の定数計算を実施できることである。
回路に使用するレジスタも求めたい積の桁数だけの長さ
のレジスタ一本で済み、回路構成も著るしく簡略され、
本発明の目的を完全に達成することができる。
本発明による露出機能を制御するデータをディジタル算
出する回路は、シャッタ一時間情報の指数又は絞り制御
情報の指数と感光体感度情報の指数との和に比例した個
数のパルスを発生する手段と、上記パルスを計数する手
段と、上記パルスの発生が終了したことを検出する終了
検出回路と、上記パルスの個数がNを零または正の整数
とした場合に3N+1.3N+2および3Nのいずれか
であることを判定する手段と、上記終了検出回路によっ
て起動され、上記判定手段によって判定された上記パル
ス数が3N+1および3N+2のときはそれぞれ7個お
よび4個の補正演算パルスを発生する手段と、上記決定
手段で決定されたNの値に対応する正規指数パルスと上
記補正演算パルスとを受ける論理和ゲートと、上記補正
パルスが3N+1および3N+2のときにそれぞれlo
−2および10−1を指示する指数補正信号を発生する
指数回路と、測定された光量情報(K/L)(但しKは
定数)を記憶するレジスタと、上記論理和ケートおよび
指数回路からの出力にもとづいて上記レジスタに記憶さ
れた光量情報(K/L)を上記論理和ゲートから得られ
るパルス数に応じた回数だけ2倍演算を繰り返し行ない
、上記パルス数が3N+1個の場合は(K/L)・2N
+7・1o−23N+2個の場合は(K/L ) −2
N+’ −10−13N個の場合は(K/L)・2Nな
る演算を行なう演算手段とを有し、上記演算手段から絞
り制御情報またはシャッタ一時間情報を得ることを特徴
とする。
以下、本発明を実施例を示す図面等を参照してさらに詳
しく説明する。
第1図は絞りとフィルム感度の情報入力パルスを2倍演
算パルスに変換する回路例を表わしている。
まづ入力端子1には演算回路のタイミング信号に同期し
、その周期は1ワード・タイムに等しいパルスが情報量
に等しいパルス数だけ連続して入力される。
このパルスは予めリセットされている3進カウンタ2に
入力される。
この3進カウンタはリング・カウンタとして構成されそ
の出力端子4,5.6にはそれぞれ人力パルス数が3N
+1.3N+2.3N+3(NはO又は整数)に達した
時その立下りでハイ・レベルになり次のパルスによりロ
ー・レベルニ落ちる。
この模様は第3図のタイミング・チャートに示されてい
る。
すなわち出力端子4,5,6をそれぞれ定数2の%乗、
2の%乗および2に対応させることができる。
出力端子8には出力端子6の出力と同時に立ち上がるパ
ルスが現われ(勿論全(同じ出力でも良い)バイナリ−
・フリップ・フロップ9のクロック入力に接続され、ク
ロック入力の立上りでフリップ・フロップ9は反転する
入力端子10には入力端子1の情報パルスと同期した同
期パルスが常時入っており、このパルスによりフリップ
・フロップ9はリセットされるためその出力波形は第3
図のfの様になる。
ここで、同期パルスは演算用のディジット・パルス列の
後(又は前でも全く同じことである)に付加された演算
には寄与しないディジット・パルスとすることが重要で
ある。
すなわちこの演算に寄与しないディジット・パルスの存
在によって、N個の2倍演算パルスの発生および停止と
、後述する様にパルス終了検出回路が簡単に実現できて
いるのである。
しかもこの演算に寄与しないディジット・パルスはディ
ジット・パルス発生回路にシフト・レジスタ1段を付加
するだけで容易に作ることができ、またゲート回路を用
いてこのディジット・パルスの期間だけ演算クロックを
停止させるだけで演算に寄与させなくすることができる
のである。
この演算時間の間に空き時間を作るのは非常に有効な方
法であるということができる。
したがってフリップ・フロップ9の出力端子11に現わ
れるパルスは幅が1ワード・タイムあり、このパルスに
よって2倍演算を実行させることができる。
なお後述する様に2倍演算は1ワード・タイムで完了で
きるものである。
またこの2倍演算パルスを作るのに出力端子6の信号を
そのまま使わず、わざわざフリップ・フロップ9を付け
なげればならないのは、出力端子6の出力は入力パルス
が丁度3の倍数で終了した場合第3図eに示す様にいつ
までもハイ・レベルを保持してしまうからである。
パルス終了検出回路3には3進カウンタの出力端子4.
5.6からの信号が入り、それらの出力は情報人力パル
スが止まると第3図に示す様に対応する端数の出力が1
ワード・タイム以上ハイ・レベルを保持し続けることを
利用してパルス終了を検出している。
パルス終了検出回路3のより詳細な回路例を第4図に示
す。
第4図に於いて入力端子35.36.37には第1図の
3進カウンタの出力端子4,5,6の信号を反転して入
力する入力端子である。
これらが一方の入力となっている2人力論理和ゲー)3
8.39.400共通の他方入力端子32には第1図の
入力端子1に入ってくる情報人力パルスが入力される。
これらの出力は3人力NANDゲート・41の入力に接
続される。
したがって論理和ゲー)3B 、39.40の出力は、
情報人力パルスが入ってくる前は3進カウンタは最初に
リセットされたままなので入力端子35.36.37に
はハイ・レベルが入っているため、全てハイ・レベルで
ある。
情報人力パルスが入り始めてからは入力端子35,36
,37に入る信号は交互にロー・レベルに落ちるが、情
報人力パルスが入っている限りは同期パルスの空き時間
はゲー)38.39.40の出力はハイ・レベルである
3人力NANDゲート41の出力は2人力NANDゲー
ト42の一方の入力に接続され、もう一方の入力端子3
3には常時発生している同期パルスが入力されている。
したがって情報人力パルスが入る前と入っている間は2
人力NANDゲート42の2人力が同時にハイ・レベル
になることはなく、ゲート42の出力はハイ・レベルを
最初から保っていることになる。
2人力NANDゲート43と44とでR−Sフリップ・
フロップを構成している。
入力端子34には電源が入った瞬間に出るリセット・パ
ルスが入力される。
従って出力端子45は最初からロー・レベルを保ってお
り、ゲート42の出力は情報人力パルスが止まった時点
で始めて同期パルスのタイミングでロー・レベルになり
この時点で出力45はハイ・レベルに反転し保持する。
補正パルス発生回路12はパルス終了信号によって動作
を開始し、3進カウンタの出力4,5゜6のうちどれが
ハイ・レベルになっているかによって発生すべき補正パ
ルスの数を制御するカウンタ回路である。
出力端子16からは桁上げ数補正パルスを出している。
出力端子13からは、パルス幅が1ワード・タイムの2
倍演算パルスが3進カウンタの出力4,5,6の状態に
応じた数だけ発生する。
補正パルスの数は次の様にする。
すなわち端数2の%乗(真値1.259921)を2の
7乗冨128および2の%乗(真値1.587401)
を2(7)4乗−16で近似すれば良く、このためには
定数2の%乗に対応する出力端子4がハイ・レベルを保
っている場合は7個、定数2の%乗に対応する出力端子
5がハイ・レベルを保っている場合は4個および定数2
に対応する出力端子6がハイ・レベルを保っている場合
は0個の補正用2倍演算パルスを発生させれば良い。
この補正パルスは論理和ゲート14を通って演算回路へ
行く。
この場合指数(または桁上げ数)の補正として、定数2
0%乗に対しては−2、定数2の%乗に対しては−1、
定数2に対してはOの指数補正が必要でありこのため、
出力端子16から例えば定数20%乗に対しては01定
数2のM乗に対しては1個、定数2に対しては2個の桁
上げパルスを出して、指数を揃える様にしても良い。
結局情報人力パルス数をnとした場合、光量情報(1/
L、lに対して n=3N+1=c 1/L ) ・(2N+′7−
10−2二N+4゜ n=3N+2=c ]/L) ・(210−1〕n=3
N+3−=・・(1/L ) −(2N+” 〕(N=
Oまたは正の整数) の演算が実行されることになる。
これから判る様に定数の誤差は決して累積されることは
なく、何個の情報人力パルスが入っても定数それのみの
誤差になるだけである。
すなわちn = 3 N + 1に対しては27の定数
2のM乗に対する誤差+1.6%、n = 3 N+
2に対しては24の定数20%乗に対する誤差+0.8
%、n=3N+3に対しては誤差Oとなる。
これらは実用上充分許容できる誤差範囲である。
第2図は2倍演算回路の基本構成を示す。
シフト・レジスタ21は4ビツト長で1ディジット分に
相当する。
シフト・レジスタ22は実際に演算に必要なディジット
長を持っている。
入力端子30には光量情報がシリアルデータとして入り
、入力端子31の読み込み制御パルスが入った時に光量
情報はシフト・レジスタに読み込まれる。
ゲート25,26,27,28により光量情報読み込み
と情報記憶の切り換えが行われる。
入力端子29には2倍演算パルスが入り、ゲート17゜
1B、19,20で2倍演算と演算結果記憶の切り換え
が行われる。
つまり入力端子29に演算パルスが入っている間はシフ
ト・レジスタ22にはB、C,D (Binary
Code Decimai )全加算回路23からの加
算結果が読み込まれ、演算パルスがない間はシフト・レ
ジスタ21からのデータが読み込まれ、その時読み込み
制御人力31に信号が入っていなければ自分自身の内容
を記憶していることになる。
ここで2倍演算はシフト・レジスタ22の内容を、B、
C0D全加算回路22の2人力aとbに同時に接続し、
その加算結果をもとのシフト・レジスタへ戻すことによ
って行われ、それは前のデータの2倍の値になっている
したがってこの操作をM回繰り返すことによって、シフ
ト・レジスタの最初の内容なXとすると、2M−xなる
演算結果を得ることができる。
この様にXの2のM乗の演算は、レジスタの内容をM回
まわす、すなわちMワード・タイムで済み、シフト・レ
ジスタも1本で済むので回路構成は非常に簡単になる。
ここで演算時間を概算してみる。
情報人力パルスが最高40入るとするとこれはn=40
−3・13+lとなるのでN=13、補正演算23Aと
なり実行演算は213・(27・1o ”)となる。
従って2倍演算を20回繰り返すことになるが補正演算
以前の2倍演算パルスは第3図からも分る様に3ワード
・タイムに1個出るので、補正演算以前の演算時間は1
3X 3+1 =40ワード・タイムとなる。
この場合2ワード・タイムの空き時間の間に切り捨てま
たは四捨五入等を実行することによりシフト・レジスタ
の桁数を必要最小限にすることができる。
補正演算パルスはデユーティ−50%で発生さすことに
より、空き時間に切り捨てまたは四捨五入等を行うこと
ができ演算桁数を必要最小限にすることができる。
したがってこの場合補正演算時間は7X2=14ワード
・タイムとなる。
結局演算時間が完了する迄の時間は40+14=54ワ
ード・タイムということになる。
定数誤差が最大で+1.6%あるので4桁以上で演算す
るのは余り意味がないので演算有効桁を3桁とすると空
き時間を入れて1ワード・タイムは5デイシト・タイム
となる。
従って演算時間は54X5X4=1080ビツト・タイ
ムを要することになり、これを演算クロック周波数で言
うと108KHz以上であれば10mB1以内・で演算
を終了することになる。
これはP−チャンネルMO8を用いても充分動作可能な
周波数である。
またコンブリメンタリイMO8を用いた場合には特別な
高速設計は勿論不要であり低消費電流、低電圧動作の特
徴を充分発揮できる集積回路化に適した周波数である。
以上の様に本発明によればシャッタ時間を算出するのに
2倍演算のみの繰り返しで演算が行われるので演算用シ
フト・レジスタが1本で済み、制御用回路も格段に簡単
になるので演算回路の素子数が非常に少なくなりまた演
算時間も格段に短縮化されるので、ディジタルシステム
の集積回路化を安価に実現できるようにするものである
演算による誤差は演算回数によって蓄積されることがな
いので高精度の演算結果が得られるものである。
さらに演算結果の表示および露出制御カウンタへのデー
タ移動は容易に実現できるものであるので完全自動露出
制御システムを簡単に構成することができる。
絞り優先自動露出制御システムの1例としてブロック・
ダイヤフラムを第5図に示す。
さらに本発明は絞りおよびフィルム感度の情報人力パル
スをステップ数に等しい個数だけ入力するので、外部か
らの絞りおよびフィルム感度の設定は1ステツプ毎に1
パルス増す(または減る)様にすれば良く、これは外部
からの設定を非常に容易にするものである。
例えばステップ数に比例した時間幅の信号を作れば、こ
の信号の期間だけ同期パルスが出力に出る様なゲート回
路を用いることによって容易に可能である。
このステップ数に比例した時間幅の信号を作るのは、例
えば従来のアナログ方式の電子シャッタ回路に於いてマ
グネット駆動信号を作り出しているのと全く同じ原理で
行うことができる。
また全くディジタル的に、カウンタを用いて外部からパ
ルス数を設定する場合でも対応が単調増加または減少で
あることによって設定が容易になるのは明らかであり、
外部メカニズムとの結合という意味から言って好都合な
ものである。
なお最初に述べた定数に/は光量を電気量に変換する測
光時に、変換係数を調整することによって光量情報に含
ませるのは容易にできるものである。
シャッタ時間の演算は絞りおよびフィルム感度の絶対値
には依存せず、基準値からの相対的な値を算出すること
であるのは言うまでもないことである。
最後に付は加えると、以上は絞りを予め設定しておいて
シャッタ時間を演算制御するいわゆる絞り優先方式の自
動露出制御システムに関連して詳しく説明してきたが、
シャッタ時間を予め設定しておき絞りを光量に応じて制
御するいわゆるシャッタ優先方式の自動露出制御システ
ムにも適用できるものである。
すなわち絞り情報Fは(1/F)=K(1/L)・(1
/ASA)・(1/T)なる式で関係づけられるのは最
初に記したシャッタ時間Tを求める式より明らかである
一方シャツタ時間は大体において2倍系列で設定されて
いるのでこれを設定範囲の最大値をステップOとしてそ
こから始めると1 /T (n s )〔1/T(O)
〕・2n3= (1/T(0))−(23A)3n3 と表わされる。
したがって絞り制御データは17F − CKl・ (1/L) 〕・(2’)n2+3n3 と
なり、ここでシャッタ時間設定の1ステツプ毎にパルス
を3個増す様に設定してN5=3n3とすれば1/F=
〔K′・(1/L)〕・(23A)n2+N3となりシ
ャッタ時間の算出と全く同じ方法で絞り制御データ17
Fを得ることができる。
ここでに’=K −T−’ (0)−ASA−1(0)
、n3はOまたは正の整数、である。
以上詳しく説明した実施例回路につき本発明の範囲内で
種々の変形を施すことが可能であり本発明の範囲は特許
請求の範囲記載のすべてにおよぶものである。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は本発明の実施例を示す構成図であり、
第1図は入力パルス変換回路のブロック・ダイヤグラム
、第2図は2倍演算回路を説明する構成図であり、第4
図はパルス終了検出回路の構成例、第3図は各部の信号
波形を示し第5図は絞り優先自動露出システムの全体の
ブロック・ダイヤグラムである。 2・・・・・・3進カウンタ、3・・・・・・パルス終
了検出回路、9・・・・・・フリップフロップ、12・
・・・・・補正パルス発生回路、14・・・・・・論理
和ゲート、18,19゜26.27・・・・・・アンド
ゲート、41.42,43゜44・・・・・・ナントゲ
ート、20.25.38.39゜40・・・・・・オア
ゲート、17,2B・・・・・・インバータ、21 .
22・・・・・ラフトレジスタ、23・・・・・・BC
D全加算回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シャッタ一時間情報の指数又は絞り制御情報の指数
    と感光体感度情報の指数との和に比例した個数のパルス
    を発生する手段と、上記パルスを計数する手段と、上記
    パルスの発生が終了したことを検出する終了検出回路と
    、上記パルスの個数がNを零または正の整数とした場合
    に3N+1.3N+2および3Nのいずれかであること
    を判定する手段と、上記終了検出回路によって起動され
    上記判定手段によって判定された上記パルス数が3N+
    1および3N+2のときはそれぞれ7個および4個の補
    正演算パルスを発生する手段と、上記決定手段で決定さ
    れたNの値に対応する正規指数パルスと上記補正演算パ
    ルスとを受ける論理和ゲートと、上記補正パルスが3N
    +1および3N+2のときにそれぞれ10−2および1
    0−1を指示する指数補正信号を発生する指数回路と、
    測定された光量情報(K/L)(但しKは定数)を記憶
    するレジスタと、上記論理和ゲートおよび指数回路から
    の出力にもとすいて上記レジスタに記憶された光量情報
    (K/L)を上記論理和ゲートから得られるパルス数に
    応じた回数だけ2倍演算を繰り返し行ない、上記パルス
    数が3N+1個の場合は(K/L)・2N+7・10−
    2.3N+2個の場合は(K/L)・2N+4・10−
    ’、3N個の場合は(K/L)・2Nなる演算を行なう
    演算手段とを有し、上記演算手段から絞り制御情報また
    はシャッタ一時間情報を得ることを特徴とする露出機構
    を制御するデータをディジタル算出する回路。
JP50092786A 1975-07-29 1975-07-29 ロシユツキコウオセイギヨスルデ−タオ デイジタルサンシユツスルカイロ Expired JPS5842451B2 (ja)

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