JPS584177B2 - 電子制御噴射エンジンの帰還式空燃比制御装置 - Google Patents
電子制御噴射エンジンの帰還式空燃比制御装置Info
- Publication number
- JPS584177B2 JPS584177B2 JP50062847A JP6284775A JPS584177B2 JP S584177 B2 JPS584177 B2 JP S584177B2 JP 50062847 A JP50062847 A JP 50062847A JP 6284775 A JP6284775 A JP 6284775A JP S584177 B2 JPS584177 B2 JP S584177B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel ratio
- air
- fuel
- output
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/14—Introducing closed-loop corrections
- F02D41/1438—Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor
- F02D41/1477—Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the regulation circuit or part of it,(e.g. comparator, PI regulator, output)
- F02D41/1482—Integrator, i.e. variable slope
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、エンジンの排便ガス中の有害成分である炭火
水素、一酸化炭素、窒素酸化物を浄化する排気浄化装置
において、排気ガス中の酸素成分量(0量)を感知して
空燃比を検出する空燃比センサと燃料噴射制御用の電子
回路とを備えた電子制御噴射エンジンの帰還式空燃比制
御装置の改良に関する。
水素、一酸化炭素、窒素酸化物を浄化する排気浄化装置
において、排気ガス中の酸素成分量(0量)を感知して
空燃比を検出する空燃比センサと燃料噴射制御用の電子
回路とを備えた電子制御噴射エンジンの帰還式空燃比制
御装置の改良に関する。
従来から用いられたこの種の電子制御噴射エンジンの帰
還式空燃比制御装置は、空燃比が理論空燃比から外れた
ことを空燃比センサが検出したときに一定の時定数をも
って変化する信号を発生させ、該信号と吸気量信号およ
び点火栓用配電器の信号などの補正信号を入力する燃料
噴射制御用の電子回路の出力信号によって空燃比が理論
空燃比に近づくように噴射燃料量を制御するのである。
還式空燃比制御装置は、空燃比が理論空燃比から外れた
ことを空燃比センサが検出したときに一定の時定数をも
って変化する信号を発生させ、該信号と吸気量信号およ
び点火栓用配電器の信号などの補正信号を入力する燃料
噴射制御用の電子回路の出力信号によって空燃比が理論
空燃比に近づくように噴射燃料量を制御するのである。
この場合、燃料は噴射ノズルから吸気へ噴射され、空燃
比センサは排気系の一部に装着されているために、燃約
噴射がら空燃比検出までの間には吸入混合気のシリンダ
内滞溜時間および吸、排気通路通過時間に相当する遅れ
時間がある。
比センサは排気系の一部に装着されているために、燃約
噴射がら空燃比検出までの間には吸入混合気のシリンダ
内滞溜時間および吸、排気通路通過時間に相当する遅れ
時間がある。
したがって、噴射燃料量はこの遅れ時間分だけ理論空燃
比に相当する量よりもオーバーシュートすることになり
、排気ガスの浄化上好ましくない。
比に相当する量よりもオーバーシュートすることになり
、排気ガスの浄化上好ましくない。
前記オーバーシュートを減ずるには前記時定数を大なら
しめればよいが、そうすわば空燃比が急激に変化したと
きに理論空燃比に落ちつくまでにかなり時間がかかり,
応答性すなわち車両の運転性が低下する。
しめればよいが、そうすわば空燃比が急激に変化したと
きに理論空燃比に落ちつくまでにかなり時間がかかり,
応答性すなわち車両の運転性が低下する。
上記従来装置の燃料噴射調節作用をさらに具体的に説明
すると、第1図において、1はエンジン本体、2は吸入
空気を各シリンダに分配する吸便マニホルド、3は吸気
マニホルド2の吸入口に取り付けた空気清浄器、4は吸
気マニホルド2の空気流量検出器、5は吸気量調節用絞
り弁、6は点火栓用配電器、7は燃料噴射ノズル、8は
排気マニホルド、9は空燃比センサ、10は燃料噴射制
御用の電子回路で、検出器4、配電器6および空燃比セ
ンサ9からの各電気信号をそれぞれ信号線11,12,
13により入力して、信号線14から噴射ノズル7に適
正な燃料噴射を行わせるよう指令信号を出力する。
すると、第1図において、1はエンジン本体、2は吸入
空気を各シリンダに分配する吸便マニホルド、3は吸気
マニホルド2の吸入口に取り付けた空気清浄器、4は吸
気マニホルド2の空気流量検出器、5は吸気量調節用絞
り弁、6は点火栓用配電器、7は燃料噴射ノズル、8は
排気マニホルド、9は空燃比センサ、10は燃料噴射制
御用の電子回路で、検出器4、配電器6および空燃比セ
ンサ9からの各電気信号をそれぞれ信号線11,12,
13により入力して、信号線14から噴射ノズル7に適
正な燃料噴射を行わせるよう指令信号を出力する。
15は一酸化炭素、炭化水素、窒素酸化物を同時に浄化
する周知の三元触媒装置である。
する周知の三元触媒装置である。
第2図は空燃比センサ9の周知の特性曲線を示し、空燃
比ρに対し、出力電圧eが理論空燃比付近において例え
ば0. 2 Vから06〜0.7Vに急変する特性をも
つ。
比ρに対し、出力電圧eが理論空燃比付近において例え
ば0. 2 Vから06〜0.7Vに急変する特性をも
つ。
第3図は電子回路10のブロック回路図であり、演算増
巾器OP1の反転入力端には空燃比センサ9の出力電圧
eを、また非反転入力端には定電圧Eを抵抗R1,R2
により分圧して理論空燃比における空燃比センサ9の出
力電圧(例えば第2図において0. 5 V )と等し
い電圧を与える。
巾器OP1の反転入力端には空燃比センサ9の出力電圧
eを、また非反転入力端には定電圧Eを抵抗R1,R2
により分圧して理論空燃比における空燃比センサ9の出
力電圧(例えば第2図において0. 5 V )と等し
い電圧を与える。
抵抗R3およびダイオードD1は演算増巾器OP1の作
動を安定ならしめるためにこれにヒステレシス特性を与
える正帰還素子である。
動を安定ならしめるためにこれにヒステレシス特性を与
える正帰還素子である。
演算増巾器OP2と抵抗R4とコンデンサCとにより積
分回路Iを構成し、演算増巾器OP1の出力電圧を時間
積分した出力V。
分回路Iを構成し、演算増巾器OP1の出力電圧を時間
積分した出力V。
がパルス巾修正回路16に出力する。
一方パルス巾制御回路17は検出器4と配電器6との信
号に基づいて混合気が理論空燃比となるような噴射ノズ
ル制御パルスを発生し、該パルスの巾をパルス巾修正回
路16において■。
号に基づいて混合気が理論空燃比となるような噴射ノズ
ル制御パルスを発生し、該パルスの巾をパルス巾修正回
路16において■。
により修正した上でパワートランジスタT r 1を介
して噴射ノズル7の1駆動ソレノイド7aを作動せしめ
る。
して噴射ノズル7の1駆動ソレノイド7aを作動せしめ
る。
いま第2図において空燃比センサ出力eが0.5■以上
のときは濃混合便、0.5V以下のときは稀薄混合気で
あると判断するように、演算増巾器OP1の非反転入力
電圧を0.5■に定めておく。
のときは濃混合便、0.5V以下のときは稀薄混合気で
あると判断するように、演算増巾器OP1の非反転入力
電圧を0.5■に定めておく。
しかるとき前記ヒステレンス現象を省略すると、演算増
巾器OP1の出力Vsはe=o.5Vを境として反転す
る。
巾器OP1の出力Vsはe=o.5Vを境として反転す
る。
例えばいま運転条件の変化により混合勿が稀薄空燃比と
なって出力eが0.IVに低下したとすると、演算増巾
器OP1は高レベルのステップ出力Vsを生じ、演算増
巾器OP2の出力Voは. Vo =−Vs ( 1−e−−)ただしr =R,C
に従って変化する。
なって出力eが0.IVに低下したとすると、演算増巾
器OP1は高レベルのステップ出力Vsを生じ、演算増
巾器OP2の出力Voは. Vo =−Vs ( 1−e−−)ただしr =R,C
に従って変化する。
パルス巾修正回路16の出力パルスの巾は出力Voに比
例して増加し、噴射燃料量qは時間tに対し第4図の曲
線Aのように増加する。
例して増加し、噴射燃料量qは時間tに対し第4図の曲
線Aのように増加する。
゛同図においてq。
をある定常運転時の理論空燃比に要求される燃料量、q
1を運転条件変更後の要求燃料量、△tを前記遅れ時間
とすれば、△t内に△q1のオーバーシュートを生ずる
ことになる。
1を運転条件変更後の要求燃料量、△tを前記遅れ時間
とすれば、△t内に△q1のオーバーシュートを生ずる
ことになる。
曲線Aの如く時定数rを比較的大ならしめておけばオー
バーシュート△q1は小となるが、理論空燃比を回復す
るまでに犬なる時間t1を要し運転性が低下する。
バーシュート△q1は小となるが、理論空燃比を回復す
るまでに犬なる時間t1を要し運転性が低下する。
これに反し、運転性を良好ならしめるため時定数rを小
ならしめれば、噴射燃料量qは曲線Bの如く急速に増加
して理論空燃比回復時間が12に短縮されるが、遅れ時
間△t内におけるオーバーシュート△q2が犬となり、
排気ガス中の有害成分が増加して触媒装置15の浄化機
能を低下せしめることになる。
ならしめれば、噴射燃料量qは曲線Bの如く急速に増加
して理論空燃比回復時間が12に短縮されるが、遅れ時
間△t内におけるオーバーシュート△q2が犬となり、
排気ガス中の有害成分が増加して触媒装置15の浄化機
能を低下せしめることになる。
上記の如く噴射燃料量を一定時定数をもって変化せしめ
るときは、運転性と排気ガス浄化性のいずれか一方が低
下することは避けられないのである。
るときは、運転性と排気ガス浄化性のいずれか一方が低
下することは避けられないのである。
本発明の目的は噴射燃料量を理論空燃比近傍に対する燃
料量までを小なる時定数をもって急速に変化させ、該燃
料量に達したのちは自動的に前記時定数を増大させて遅
れ時間内におけるオーバーシュートを減少せしめること
により、運転性と排気ガス浄化機能とを両立せしめる電
子制御噴射エンジンの帰還式空燃比制御装置を提案する
にある。
料量までを小なる時定数をもって急速に変化させ、該燃
料量に達したのちは自動的に前記時定数を増大させて遅
れ時間内におけるオーバーシュートを減少せしめること
により、運転性と排気ガス浄化機能とを両立せしめる電
子制御噴射エンジンの帰還式空燃比制御装置を提案する
にある。
以下第5図に示す実施例について説明する。
同図において第3図と同符号のものは同一構成部分を示
す。
す。
本発明においては第2図の空燃比特性曲線上において濃
空燃比および稀薄空燃比に対応する2点以上の電圧を検
出する電圧検出器を設ける。
空燃比および稀薄空燃比に対応する2点以上の電圧を検
出する電圧検出器を設ける。
第5図においては、この電圧検出器としてそれぞれ演算
増巾器OP3,OP4を含む電圧検出器K2,K3を設
けており、該両電圧検出器は演算増巾器OP1を含む電
圧検出器K1と同様の回路構成を有し、演算増巾器OP
1は第3図におけると同様に空燃比センサー9の出力e
が0.5Vに達したときに反転し(ヒステレシス現象は
省略、以下同じ)、また演算増巾器OP3,OP4はそ
れぞれ出力eが0. 2 Vおよび0.8Vに達したと
き反転するよう抵抗R7〜R1o が選定されている。
増巾器OP3,OP4を含む電圧検出器K2,K3を設
けており、該両電圧検出器は演算増巾器OP1を含む電
圧検出器K1と同様の回路構成を有し、演算増巾器OP
1は第3図におけると同様に空燃比センサー9の出力e
が0.5Vに達したときに反転し(ヒステレシス現象は
省略、以下同じ)、また演算増巾器OP3,OP4はそ
れぞれ出力eが0. 2 Vおよび0.8Vに達したと
き反転するよう抵抗R7〜R1o が選定されている。
トランジスタTr2は演算増巾器OP3の出力を反転す
るNOT回路を構成し、ダイオードD4,D5と抵抗R
llとは前記NOT回路の出力と演算増巾器OP4の出
力とを入力するAND回路を構成する。
るNOT回路を構成し、ダイオードD4,D5と抵抗R
llとは前記NOT回路の出力と演算増巾器OP4の出
力とを入力するAND回路を構成する。
トランジスタTr3は前記AND回路の出力により導通
ずると切換リレー18を付勢する。
ずると切換リレー18を付勢する。
切換リレー18は付勢すると接点a,cが閉じて抵抗R
5をコンデンサCに接続し、消勢すると接点b,cが閉
じて抵抗R6(<R5)をコンデンサCに接続する。
5をコンデンサCに接続し、消勢すると接点b,cが閉
じて抵抗R6(<R5)をコンデンサCに接続する。
いま空燃比センサー9の出力eが0. 2 < e <
0,8Vであるときはほぼ理論空燃比に近く、この場合
は演算増巾器OP3の出力が負に反転し、トランジスタ
T r 2は非導通となる。
0,8Vであるときはほぼ理論空燃比に近く、この場合
は演算増巾器OP3の出力が負に反転し、トランジスタ
T r 2は非導通となる。
したがって、そのコレクタ電位は正となり、また演算増
巾器OP4の出力は正であるから、前記AND回路が出
力してトランジスタTr3は飽和状態となり、リレー1
8が付勢して接点a,cが閉じる。
巾器OP4の出力は正であるから、前記AND回路が出
力してトランジスタTr3は飽和状態となり、リレー1
8が付勢して接点a,cが閉じる。
出力eがe < 0. 2 Vのときは演算増巾器OP
3,OP4は非反転状態にあり、トランジスタTr2は
導通しコレクタは接地電位となってAND回路は出力し
ない。
3,OP4は非反転状態にあり、トランジスタTr2は
導通しコレクタは接地電位となってAND回路は出力し
ない。
またe>0.8Vのときは演算増巾器OP4が反転する
からこの場合もAND回路は出力しない。
からこの場合もAND回路は出力しない。
したがってe < 0. 2 Vおよびe〉0−8Vの
ときはトランジスタTr3は非導通でリレー18は消勢
し、接点b,cが閉じる。
ときはトランジスタTr3は非導通でリレー18は消勢
し、接点b,cが閉じる。
R5〉R6であるから、0、2<e<0.8Vの場合は
積分回路Iaの出力の変化時定数R5Cは大であり、e
< 0. 2 Vおよびe>0.8Vの場合の時定数
R6Cは小となる。
積分回路Iaの出力の変化時定数R5Cは大であり、e
< 0. 2 Vおよびe>0.8Vの場合の時定数
R6Cは小となる。
したがって空燃比がほぼ理論空燃比付近において変化し
た場合は噴射燃料量は例えば第4図曲線Aの如く犬なる
時定数をもって変化し、オーバーシュートが少なくなる
。
た場合は噴射燃料量は例えば第4図曲線Aの如く犬なる
時定数をもって変化し、オーバーシュートが少なくなる
。
また空燃比が理論空燃比より大巾にずれた場合は、噴,
射燃料量は先づ第4図曲線Bの如く小なる時定数をもっ
て急速に変化し、その結果噴射燃料量が理論空燃比に対
する燃料量91近くになって0,2〈e < 0. 8
Vになれば時定数が大となり、噴射燃料量qは曲線A
と同じ割合で変化する。
射燃料量は先づ第4図曲線Bの如く小なる時定数をもっ
て急速に変化し、その結果噴射燃料量が理論空燃比に対
する燃料量91近くになって0,2〈e < 0. 8
Vになれば時定数が大となり、噴射燃料量qは曲線A
と同じ割合で変化する。
すなわち噴射燃料量qは第6図に示すように折曲線a−
b一Cに沿って変化し,遅れ時間△t内におけるオーバ
ーシュート△q3は減少する。
b一Cに沿って変化し,遅れ時間△t内におけるオーバ
ーシュート△q3は減少する。
上記実施例においては濃空燃比と稀薄空燃比とに対して
各1個の空燃比センサ出力eを検出し、該出力eに対し
て1個の抵抗R5を対応させたが、濃空燃比と稀薄空燃
比とに対してそれぞれ複数の空燃比センサ出力eを検出
するように電圧検出器を3個以上設け、これらの電圧検
出器の出力を組合せて複数の切換リレーを作動させれば
積分回路laの時定数を3段以上に変化させることも可
能であり、これによって第6図の折線a − b −
cをさらに細かく折曲させて運転性を良好ならしめると
共に△q3を減少させることかできる。
各1個の空燃比センサ出力eを検出し、該出力eに対し
て1個の抵抗R5を対応させたが、濃空燃比と稀薄空燃
比とに対してそれぞれ複数の空燃比センサ出力eを検出
するように電圧検出器を3個以上設け、これらの電圧検
出器の出力を組合せて複数の切換リレーを作動させれば
積分回路laの時定数を3段以上に変化させることも可
能であり、これによって第6図の折線a − b −
cをさらに細かく折曲させて運転性を良好ならしめると
共に△q3を減少させることかできる。
第7図は濃空燃比と稀薄空燃比とに対して各々2個の電
圧検出器K2 、 K3 、 K4 、 K5を設けた
回路例を示す。
圧検出器K2 、 K3 、 K4 、 K5を設けた
回路例を示す。
同図において第5図と同符号のものは同一構成部分を示
し、K4, K5はK2 、 K3と同様に構成される
が、K4の出力は例えばc < 0. 1Vで反転し、
K,の出力はe>0.9Vで反転するものとする。
し、K4, K5はK2 、 K3と同様に構成される
が、K4の出力は例えばc < 0. 1Vで反転し、
K,の出力はe>0.9Vで反転するものとする。
しかるとき、空燃比が理論空燃比より著しく外れてe<
0.IVになれば、前記の如く接点b,cが閉じる。
0.IVになれば、前記の如く接点b,cが閉じる。
しかしこれと同時に、K4,K5の出力は非反転であり
、トランジスタTr4は導通ずる。
、トランジスタTr4は導通ずる。
したがってダイオードD7,D8、抵抗R12により構
成される第2のAND回路は前記と同様に出力しない。
成される第2のAND回路は前記と同様に出力しない。
またe>0.9Vのときも前記の如く接点b,cが閉じ
るが、同時にK5の出力が負に反転するから、この場合
も前記第2のAND回路は出力しない。
るが、同時にK5の出力が負に反転するから、この場合
も前記第2のAND回路は出力しない。
したがってe< 0. I Vおよびe>O〜9■のと
きはトランジスタTr5は非導通でリレー19は消勢し
、その常閉接点19bは抵抗R6の一部R62を短絡し
ている。
きはトランジスタTr5は非導通でリレー19は消勢し
、その常閉接点19bは抵抗R6の一部R62を短絡し
ている。
そのため抵抗R6はR61のみとなり、積分回路■aの
時定数はR6、Cに減少する。
時定数はR6、Cに減少する。
かくして噴射燃料量qは時定数R61Cをもって急速に
変化し、その結果0.1<e<0.2V、または0.
8 < e < 0. 9 Vになれば、前記第2のA
ND回路が出力してトランジスタTr5が導通し、リレ
ー19が付勢して接点19bが開く。
変化し、その結果0.1<e<0.2V、または0.
8 < e < 0. 9 Vになれば、前記第2のA
ND回路が出力してトランジスタTr5が導通し、リレ
ー19が付勢して接点19bが開く。
そのため積分回路Iaの時定数はR6Cに増加し、以後
は第5図について前記した噴射燃料量の制御が行われる
。
は第5図について前記した噴射燃料量の制御が行われる
。
第6図破線a − d − e − fは上記制御によ
る噴射燃料量qの増加曲線を示す。
る噴射燃料量qの増加曲線を示す。
第8図は、濃空燃比および稀薄空燃比に対してさらに多
数の電圧検出器と切換装置(リレー)とを設けて、噴射
燃料量の変化時定数を細かく制御する場合の抵抗Rの切
換回路を示し、制御原理は第7図の回路におけると同様
である。
数の電圧検出器と切換装置(リレー)とを設けて、噴射
燃料量の変化時定数を細かく制御する場合の抵抗Rの切
換回路を示し、制御原理は第7図の回路におけると同様
である。
本発明は上記構成を有し、空燃比が理論空燃比から大巾
にずれたときは噴射燃料量を急速に変化させて運転性を
良好ならしめると共に、該変化により空燃比が理論空燃
比に近づいたときは噴射燃料量を減少させてオーバーシ
ュートを減じ、もって排気ガスの有害成分の増加を防止
して触媒装置の排気ガス浄化機能を充分に発揮せしめう
る効果がある。
にずれたときは噴射燃料量を急速に変化させて運転性を
良好ならしめると共に、該変化により空燃比が理論空燃
比に近づいたときは噴射燃料量を減少させてオーバーシ
ュートを減じ、もって排気ガスの有害成分の増加を防止
して触媒装置の排気ガス浄化機能を充分に発揮せしめう
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電子制御噴射エンジンの帰還式空燃比制
御装置の全体の概略構成図,第2図は空燃比センサの特
性図、第3図は従来装置における燃料噴射制御用電子回
路の要部のブロック回路図、第4図は噴射燃料量の変化
特性図、第5図は本発明の一実症例の要部のブロック回
路図、第6図は本発明における噴尉燃料量の変化特性図
、第7図は他の実施例の要部のブロック回路図、第8図
はさらに他の実施例の抵抗切換回路図である。 9・・・・・・空燃比センサ、10・・・・・・空燃比
制御用電子回路、1B,19・・・・・・切換装置、K
2,K3・・・・・・電圧検出器、C・・・・・・コン
デンサ、R5 J R6・・・・・一抵抗、(a・・・
・・・積分回路。
御装置の全体の概略構成図,第2図は空燃比センサの特
性図、第3図は従来装置における燃料噴射制御用電子回
路の要部のブロック回路図、第4図は噴射燃料量の変化
特性図、第5図は本発明の一実症例の要部のブロック回
路図、第6図は本発明における噴尉燃料量の変化特性図
、第7図は他の実施例の要部のブロック回路図、第8図
はさらに他の実施例の抵抗切換回路図である。 9・・・・・・空燃比センサ、10・・・・・・空燃比
制御用電子回路、1B,19・・・・・・切換装置、K
2,K3・・・・・・電圧検出器、C・・・・・・コン
デンサ、R5 J R6・・・・・一抵抗、(a・・・
・・・積分回路。
Claims (1)
- 1 排気ガス成分から空燃比を検出し理論空燃比におい
て出力が急変する空燃比センサと、空燃比センサ信号と
目標空燃比信号との偏差信号を出力する比較器と、空燃
比制御用電子回路とを具えた電子制御噴射エンジンの空
燃比制御装置において,理論空燃比以外の濃空燃比およ
び希薄空燃比に対応する2点以上の空燃比センサ出力電
圧を検出する電圧検出器と、電圧検出器の紹合せ出力に
より作動する切換装置と、切換装置により選択されたコ
ンデンサと抵抗とにより時定数か定まる積分回路とを有
し、理論空燃比との差が大きくなるに従?て該積分回路
の時定数を小ならしめるように機関の燃料供給量を補正
制御することを特徴とする電子制御噴射エンジンの帰還
式空燃比制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50062847A JPS584177B2 (ja) | 1975-05-28 | 1975-05-28 | 電子制御噴射エンジンの帰還式空燃比制御装置 |
US05/623,790 US3998189A (en) | 1975-05-28 | 1975-10-20 | Feedback air-fuel ratio regulator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50062847A JPS584177B2 (ja) | 1975-05-28 | 1975-05-28 | 電子制御噴射エンジンの帰還式空燃比制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51140021A JPS51140021A (en) | 1976-12-02 |
JPS584177B2 true JPS584177B2 (ja) | 1983-01-25 |
Family
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