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JPS5835976B2 - カルボニル化によるカルボン酸無水物の製造方法 - Google Patents

カルボニル化によるカルボン酸無水物の製造方法

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Publication number
JPS5835976B2
JPS5835976B2 JP56160838A JP16083881A JPS5835976B2 JP S5835976 B2 JPS5835976 B2 JP S5835976B2 JP 56160838 A JP56160838 A JP 56160838A JP 16083881 A JP16083881 A JP 16083881A JP S5835976 B2 JPS5835976 B2 JP S5835976B2
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JP
Japan
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iodide
group
nickel
carboxylic acid
alkyl
Prior art date
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Application number
JP56160838A
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English (en)
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JPS5793922A (en
Inventor
ジヤン・ガウシエールーラフアイエ
ロベール・ペロン
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Rhone Poulenc Industries SA
Original Assignee
Rhone Poulenc Industries SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhone Poulenc Industries SA filed Critical Rhone Poulenc Industries SA
Publication of JPS5793922A publication Critical patent/JPS5793922A/ja
Publication of JPS5835976B2 publication Critical patent/JPS5835976B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J31/00Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds
    • B01J31/26Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing in addition, inorganic metal compounds not provided for in groups B01J31/02 - B01J31/24
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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    • B01J31/00Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds
    • B01J31/02Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing organic compounds or metal hydrides
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B01J31/0247Imides, amides or imidates (R-C=NR(OR))
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/54Preparation of carboxylic acid anhydrides
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  • Inorganic Fibers (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカルボン酸無水物、更に詳細にはカルボン酸エ
ステルのカルボニル化による無水酢酸の製造方法に関す
る。
無水酢酸はきわめてきびしい圧力条件下で、式(式中、
Xは臭素もしくは沃素原子を表わし、Mは燐もしくは窒
素原子を表わし、そしてAはたとえば低級アルキル基を
表わす)を有するニッケル複合体の存在で酢酸メチルの
カルボニル化により製造できることは周知である(米国
特許第2729651号明細書参照)。
ハロゲン化ニッケルと第4級ホスホニウムもしくはノ・
ロゲン化アンモニウムとを反応させることにより得られ
るこれらの複合体は、当該反応にN−アルキルーラクク
ム中の溶液形でもつとも頻繁に使用される。
しかしこのタイプの方法の効率は高圧が使用されるに拘
らず低い。
カルボン酸無水物、特に低級アルカン酸無水物、特に無
水酢酸を、ニッケルおよび少なくとも1個の沃素含有促
進剤の存在で、比較的温和な圧力条件下に、良好な生産
性でカルボン酸エステルのカルボニル化により製造でき
ることがわかった。
本発明は液相、実質的に無水媒体中で、有効量のニッケ
ル、少なくとも1個の沃化アルキルもしくは沃化アシル
、カルボン酸アミドのうちから選択した溶媒および少な
くとも1個のアルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属
塩の存在でカルボン酸エステルのカルボニル化に対する
改良方法に関する。
本発明方法は次の式により表わすことができる:R−C
O−OR+CO→(RCO)20 (1)(式中、R
は多くても12炭素原子を有するアルキル基もしくは基
C6H3−CxH2X−を表わし、Xは1〜6の整数で
ある)。
Rは有利にはメチル、エチル、n−プロピル、イングロ
ビル、n−ブチル、第2ブチルもしくは第3ブチル基の
ような1〜4炭素原子を有するアルキル基である。
「実質的に無水媒体」とは、反応剤から、および/もし
くは商業的に人手できる生成物を使用することが望まし
い場合、触媒系の成分から生じ5る痕跡量の水のみを含
む媒体を意味する。
本発明方法は有効量のニッケルの存在を必要とする。
任意のニッケル源は本方法の範囲内で使用することがで
きる。
ニッケルは金属形で(たとえばラネーニッケル)もしく
は任意の他の有利な形で導入することができる。
以下のものは本方法を実施するために使用することがで
きるニッケル化合物の例として挙げることができる:炭
酸ニッケル、酸化ニッケル、水酸化ニッケル、ハロゲン
化ニッケル、特に沃化ニッケルおよびカルボン酸ニッケ
ル、%に酢[ニッケル。
ニッケルカルボニルも適する。
ラネーニッケル、沃化ニッケル、酢酸ニッケルおよびニ
ッケルカルボニルを使用することが好ましく・。
ニッケル量は臨界的ではない。
反応速度に影響するニッケルの割合は、他の反応パラメ
ーターを考慮に入れ適当であると考えられる反応速度の
函数として決定される。
一般に、溶液1.eにつき5〜2000m9原子のニッ
ケル量は満足できる結果を生ずる。
反応は好ましくは11につき20〜1000■原子のニ
ッケルの割合により行なわれる。
本発明を実施するために、反応媒体中に少なくとも1個
の沃化アルキル(もしくは沃化アシル)、すなわち少な
くとも1個の式R’I(もしくはR’COI )の化合
物(式中R′は上記Rに対する意味を有し、R′および
Rは同一もしくは異ることができる)を存在させること
も必要である。
多くても4炭素原子を有する沃化アルキル、更に詳細に
は沃化メチルもしくは沃化エチルを使用することが好ま
しい。
このタイプの触媒系の成分は最初に導入する必要はない
たとえば遊離の沃素もしくは沃化水素酸を最初に導入す
ることができる。
反応媒体中で、アルカリ金属(もしくはアルカリ土類金
属)沃化物は沃化アルキルの前駆物質とみなすことがで
きることがわかった。
沃化リチウム、ナトリウムおよびカリウムは本方法を行
なうのに適する。
沃化リチウムは特に有効であることがわかった。
一般に、沃化アルキル(もしくはアシル)もしくはそれ
らの前駆物質の量はI/Niモル比が3〜50であるよ
うな量である。
この比率は有利には約5〜約30の値に定められる。
本発明方法はカルボン酸アミドのうちから選択された溶
媒の存在をも必要とする。
「カルボン酸アミド」なる表現は式 〔式中、R,、R2およびR3は同一もしくは異り、ア
ルキル基、シクロアルキル基、アラルキル基もしくは多
くても10炭素原子を有する単環アリール基を表わし、
基R1、R2およびR3のうち2つが共に1個の2価基
−(CH2) −(yは3〜12の整数である)を形成
することができ、そしてR1は基 (式中、R4およびR5は同一もしくは異り、多くても
4炭素原子を有するアルキル基を表わす)を表わすこと
もできる〕の化合物を意味する。
挙げることができるこのタイプの溶媒の例は:テトラメ
チルウレア、N−N−ジメチルアセトアミド、N−N−
ジエチルアセトアミド、N−Nジシクロへキシルアセト
アミド、N″N−ジメチルプロピオンアミド、N−N−
ジエチルプロピオンアミド、N−N−ジエチル−n−ブ
チルアミド、N−N−ジメチルベンツアミド、N−N−
ジシクロへキシルベンツアミド、N−N−ジエチル−m
=トルアミド、N−アセチルピロリジン、N−7セチル
ピペリジン、N−(n−ブチリル)−ピペリジン、N−
メチルピロリジン−2−オン、N−エチルピロリジン−
2−オン、N−メチルピペリジン−2−オンおよびN−
メチル−ニブシロン−カプロラクタムである。
N−メチルピロリジン−2−オンは本方法を行なうのに
特に適する。
一般に、溶媒量は反応媒体の容量で少なくとも10%を
表わし、すぐれた結果は容量で20〜75%量が使用さ
れる場合得られる。
本方法の本質的特徴はアルカリ金属塩およびアルカリ土
類金属塩のうちから選択された少なくとも1つの助触媒
の使用である。
本方法の範囲内で使用することができるアルカリ金属塩
およびアルカリ土類金属塩は次式(II)〔式中、a、
m、bおよびCは1もしくは2に等しい整数であり、そ
のそれぞれの値はaXl)−mX(’の条件を満足する
ように選択され、aおよびmが同一である場合、bおよ
びCは1に等しく、Mはリチウム、ナトリウム、カリウ
ム、セシウムルビジウム、カルシウムもしくはマグネシ
ウム原子を表わし、そり、”?1−Xm−は0H−1C
I−1Br−11−1CO=、NO「、R// 0−
およびR”−Co −0−(R“は上記Rに対する意味
を有し、R“およびRは同一もしくは異ることができる
)より成る群から選択されたアニオンである〕に相当す
る。
これらの化合物のうち、アルカリ金属塩、特にリチウム
、ナトリウムもし2くはカリウム塩は本方法を行なうの
に特に適する。
アニオンXm−の貴重な性質は本方法の基本的パラメー
ターであるとは思われない。
本方法を行なうのに適するアルカリ金属塩の例として以
下のものを挙げることができる:LiOH,Lil。
NaC1,KBr、Nal、Kl、Rbl 、 Csl
NaNO3、K2CO3、Li2CO3、Cs NOs
、酢酸リチウム、酢酸ソーダもしくは酢酸カリウム、ナ
トリウムメチレートもしくはカリウムメチレートおよび
ナトリウムメチレート、カリウムメチレートもしくはリ
チウムエチレート。
アルカリ金属カルボン酸塩(R″−COOM)、更に詳
細には酢酸塩は使用することが有利で、この点で本発明
の実施に推奨することができる。
本方法を行なうのに適するアルカリ土類金属塩の例とし
て以下のものを挙げることができる:Mg (OH)2
、Mg ■2 vMg (0AC)2、Ca12およ
びCa (OAc)2°アルカリ土類金属カルボン酸塩
、更に詳細には酢酸塩を使用することが有利で、従って
本発明の実施に推奨することができる。
本発明方法におけるアルカリ金属沃化物もしくはアルカ
リ土類金属沃化物は助触媒としてのみでなく、又上記し
た沃化アルキルの前駆物質としてもみなすことができる
ことは本特徴を読んで理解されるであろう。
換言すれば、アルカリ金属沃化物もしくはアルカリ土類
金属沃化物が反応媒体中ニ導入される場合、沃化アルキ
ル(もしくはアシル)および/もしくは上記規定の助触
媒の1つを添加する必要はない。
勿論、本方法の範囲内で、数個の助触媒を使用すること
はできる。
従って、アルカリ金属沃化物およびアルカリ金属カルボ
ン酸塩、たとえば沃化ソーダおよび酢酸リチウムもしく
は沃化リチウムおよび酢酸カリウムを使用することはで
きる。
一般に、ニッケル11原子につき0.5〜50モルの助
触媒の存在により満足できる結果が得られる。
本発明方法を満足できるように実施するために、1〜2
5モルの助触媒がニッケル11原子につき使用される。
本発明によれば、一酸化炭素をカルボン酸アミドのうち
から選択した溶媒および上記規定の触媒系の存在でカル
ボン酸アルキルと接触させる。
反応は大気圧以上の圧力で液相中で行なわれる。
一般に、15バ一ル以上の全圧下に行なわれる。
700バールまでにする必要はない。
本発明を満足できるように実施するために、25〜20
0バールの全圧が推奨される。
反応温度は一般に140℃以上であるが、300℃に達
せしめる必要はない。
すぐれた結果は160〜220℃の温度で得られる。
一酸化炭素は好ましくは商業的に入手できる実質的に純
粋形で使用される。
しかし、二酸化炭素、酸素、メタンおよび窒素のような
不純物の存在は許容することができる。
水素の存在は比較的多し・割合でさえ有害ではない。
操作が終ると、得た無水カルボン酸は適当な方法、たと
えば蒸溜により反応媒体の他の成分から分離される。
本技術の利点は特に有効な触媒組成物がきわめて簡単な
構造を有する非常に容易に入手できる種類から得られる
という事実である。
触媒組成物の第1の種類は、その使用が本発明の好まし
い変形を構造するが、ニッケルおよびアルカリ金属沃化
物、特に沃化リチウム、沃化ソーダもしくは沃化カリウ
ムによって形成され、沃化リチウムは特に有効であるこ
とがわかった。
触媒組成物の第2の種類は、その使用が本方法の別の有
利な変形を構成するが、ニッケル、沃化アルキルおよび
アルカリ金属カルボン酸塩により形成される。
沃化アルキルは有利には沃化メチルである。
アルカリ金属カルボン酸塩は更に詳細には酢酸塩であり
、酢酸リチウムが特に適する。
好ましい触媒組成物の最後の種類はニッケル、沃化アル
キル、アルカリ金属沃化物およびアルカリ金属カルボン
酸塩から得られる。
沃化メチル、沃化ソーダおよび酢酸リチウムはニッケル
と特に有効な触媒組成物を形成する。
本発明方法は酢酸メチルがらN−メチルピロIJジンー
2−オン中で無水酢酸の製造に特に貴重な適用を有する
次側は本発明を例示するが本発明の範囲もしくは精神を
限定するものではない。
次の記号が以下のように使用される: AcOMe 酢酸メチルを示す NMP N−メチルピロリジン−2−オンを示す ■ 1時間につき吸収された一酸化炭素のモルで
表わした初めの反応速度を示す RY(%)導入した酢酸メチル100モルにつき製造さ
れた無水酢酸のモル数を示す Pr 1時間につき、反応媒体11についてグ
で表わした無水酢酸に関する生産性 を示す。
例1 次のものをハステロイB2オートクレーブに導入するニ ー25rrll(308ミリモル)の酢酸メチル20r
IllのNMP(201ミリモル)酢酸ニッケル4水塩
の形の8■原子のニッケル83ミリモルの沃化メチルお
よび 20ミリモルの沃化ソーダ オートクレーブを閉じた後、一酸化炭素の40バール圧
を確立する。
往復運動システムによる振盪を開始し、オートクレーブ
は環状沢により約25分の間に180℃に加熱する。
その時オートクレーブ内の圧は約55バールである。
その後恒圧に保持し更に一酸化炭素量を導入することに
より70バールに等しくする。
連続的にオートクレーブに供給する高圧供給器の圧力降
下は記録する。
指示温度における2時間の反応時間後に振盪および加熱
は停止する。
オートクレーブは冷却し、脱ガスする。
生成反応混合物は分析する。得た結果は次のとおりであ
る。
V=0.20 RY=22% Pr=65P/時間×l 対照試験 。
沃化ソーダを使用せずに例1を反復する。
得た結果は次のとおりである。
V=0.07 RY=1.5% P r = 5グ/時間×1 例2〜5 上記装置および方法を使用して、一連の試験を、酢酸メ
チル、NMP、100 ミIJモルの沃化ソーダおよび
酢酸ニッケル4水塩の形の8η原子のニッケルより成る
芸人材料で行なう。
特別の条件および90バールの全圧で、180℃、2時
間の反応時間で得た結果も下表に示す。
例6 上記装置および方法を使用して、一酸化炭素は251n
l(309ミリモル)のAcOMe22.5TILlの
NMP =45ミリモルの沃化メチル −40ミリモルの沃化ソーダおよび 一酢酸ニッケル4水塩の形の10■原子のニッケル より成る装入材料と反応させる。
更に一酸化炭素量を導入することにより70バールに保
持した全圧下で、180℃、2時間の反応時間後、13
.7Pの無水酢酸を測定する(Vo、27、RY=48
%、Pr=140P/時間×l)。
例7 上記例5を反復するがオートクレーブを閉じた後、一酸
化炭素の101バール圧を確立する。
次いでオートクレーブは180℃に加熱し、圧力は一酸
化炭素を連続的に導入することにより約150バールに
保持する。
180℃、2時間の反応時間で得た結果は次のとおりで
ある: V−0,15 RY= 59% Pr=150P/時間×1 例8 例4を反復するが、装入材料中の沃化ソーダは沃化リチ
ウムの同じモル量と置換する。
結果は次のとおりである: V−0,40 RY=54% Pr=205P/時間×1 例9 上時間量1よび方法を使用して、一酸化炭素は25rr
LlのAcOMe 20rrLlのN−N−ジメチルアセトアミド80ミリ
モルの沃化メチル 23ミリモルの酢酸マグネシウム4水塩およびアセテー
ト4水塩形の8■原子のニッケルより成る装入材料と反
応させる。
70バールの全圧で、180℃、2時間の反応時間で得
た結果は次のとおりである: V−0.50 RY=60% Pr=195?/時間×1 例10 時間製1復する。
40ミリモルの酢酸リチウムを装入材料に加える。
得た結果は次のとおりである。
V=0.45 RY=70% Pr=220P/時間×1 例11 次のものを250Cr/1.の容量を有するハステロイ
B2オートクレーブに導入するニ ー25m1(310ミリモル)酢酸メチル70m1のN
−メチルピロリジン−2−オン81ミリモルの沃化メチ
ル 100ミリモルの沃化カリウムおよび 20ミリモルのニッケルテトラカルボニル。
オートクレーブを閉じた後、一酸化炭素の40バール圧
を適用し、オートクレーブは180℃に加熱し、振盪は
通例の往復運動システムにより確保する。
次に全圧は60バールに達せしめる。この圧は供給器か
ら一酸化炭素を連続的に導入することにより2時間維持
する。
指示温度で2時間の反応時間に得た結果は次のとおりで
ある: Pr= 110?/時間×1 RY=68% 例12 酢酸メチルの代りに、安息香酸メチル25ml(196
771M)を使って、例1の方法を繰り返えした。
結果は次のとおりである。V=0.25 RY=69% Pr=220P/時間×l

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 実質的に無水媒体中で、液相中カルボン酸エステル
    と一酸化炭素とを反応させてカルボン酸無水物を製造す
    る方法において、反応は有効量のニッケル、少なくとも
    1つの沃化アルキルもしくは沃化アシル、カルボン酸ア
    ミドのうちから選択した溶媒および少なくとも1つのア
    ルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩の存在下で行
    なうことを特徴とする、上記方法。 2 カルボン酸エステルは式R−CO−OR〔式中、R
    は多くても12炭素原子を有するアルキル基もしくは基
    C6H5CXH2x (Xは1〜6の整数である)を
    表わす〕を有することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 3 Rは1〜4炭素原子を有するアルキル基であること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の方法。 4 Rはメチル基であることを特徴とする特許請求の範
    囲第3項記載の方法。 5 カルボン酸アミドは式 〔式中、R1、R2およびR3は同一もしくは異り、ア
    ルキル基、シクロアルキル基、アラルキル基もしくは多
    くても10炭素原子を有する単環アリール基を表わし、
    基R,R2およびR3のうち2つが共に1個の2価基−
    (CH2) y (yは3〜12の整数である)を
    形成することができ、且R1は基 (式中、R4およびR5は同一もしくは異り、多くても
    4炭素原子を有するアルキル基を表わす)を表わすこと
    ができる〕を有することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項から第4項のいずれか1項に記載の方法。 6 アミドはN−メチルピロリジン−2−オンであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の方法。 7 アミドは反応媒体の少なくとも10容量%を表わす
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項から第6項のい
    ずれか1項に記載の方法。 8 アミドは反応媒体の20〜75容量%を表わすこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項の方法。 9 助触媒は式 〔式中、a、m、bおよびCは1もしくに2に等しい整
    数であり、それらのそれぞれの値はaXb=mXC’の
    条件を満足させるように選択し、aおよびmが同一であ
    る場合、bおよびCは1に等しく、Mはリチウム、ナト
    リウム、カリウム、セシウム、ルビジウム、カルシウム
    もしくはマグネシウム原子を表わし、そしてXm−は0
    H−1CI−1Br−11−1CO−1NO3−1R”
    −0−R“−C(10(R“は特許請求の範囲第2項で
    Rに与えた意味を有し、そしてg//hよびRは同一も
    しくは異る)より成る群から選択したアニオンである〕
    を有するアルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項から第8項
    のいずれか1項に記載の方法。 10 助触媒はリチウム、ナトリウムもしくはカリウ
    ム塩であることを特徴とする特許請求の範囲第9項記載
    の方法。 11 助触媒は沃化物であることを特徴とする特許請
    求の範囲第9項もしくは第10項記載の方法。 12 助触媒はカルボン酸塩であることを特徴とする
    特許請求の範囲第9項もしくは第10項記載の方法。 13 助触媒は酢酸塩であることを特徴とする特許請
    求の範囲第12項記載の方法。 14 反応はそれぞれ式R’IおよびR’COI (式
    中、R′は特許請求の範囲第2項においてRに対し与え
    られた意味を有し、R′およびRは同一もしくは異るこ
    とができる)を有する沃化アルキルもしくは沃化アシル
    を存在させて行なうことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項から第13項のいずれか1項に記載の方法。 15 反応は多くても4炭素原子を有する沃化アルキ
    ルを存在させて行ない、その沃化アルキルは任意にはア
    ルカリ金属沃化物もしくはアルカリ土類金属沃化物から
    その場所で形成させることを特徴とする特許請求の範囲
    第3項もしくは第4項記載の方法。 16 反応は反応媒体11につき5〜2000、好まし
    くは20〜10100O?原子のニッケルを存在させて
    行なう、特許請求の範囲第1項から第15項のいずれか
    1項に記載の方法。 17 I/Niのモル比は3〜50.好ましくは5〜
    30であることを特徴とする特許請求の範囲第1項から
    第16項のいずれか1項に記載の方法。 18助触媒対ニツケルのモル比は0.5〜50、好まし
    くは1〜25であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項から第1T項のいずれか1項に記載の方法。 19 温度は140℃以上で、好ましくは160〜2
    20℃であることを特徴とする特許請求の範囲第1項か
    ら第18項のいずれか1項に記載の方法。 20全圧は15〜700バールであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項から第19項のいずれか1項に記
    載の方法。 21 全圧は25〜200バールであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項から第20項のいずれか1項
    に記載の方法。
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