JPS5834048B2 - 弾性表面波装置 - Google Patents
弾性表面波装置Info
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- JPS5834048B2 JPS5834048B2 JP9079778A JP9079778A JPS5834048B2 JP S5834048 B2 JPS5834048 B2 JP S5834048B2 JP 9079778 A JP9079778 A JP 9079778A JP 9079778 A JP9079778 A JP 9079778A JP S5834048 B2 JPS5834048 B2 JP S5834048B2
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- coupler
- electrode
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- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 claims description 3
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 3
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic elements; Electromechanical resonators
- H03H9/02—Details
- H03H9/02535—Details of surface acoustic wave devices
- H03H9/02818—Means for compensation or elimination of undesirable effects
- H03H9/02874—Means for compensation or elimination of undesirable effects of direct coupling between input and output transducers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はマルチストリップカプラーを用いた弾性表面波
装置に関する。
装置に関する。
第1図はマルチストリップカプラーを用いた一般的な弾
性表面波フィルタを示す。
性表面波フィルタを示す。
この表面波フィルタは、圧電体1上に、入出カドランス
ジューサ2,3がそれぞれの伝播路をずらせて配置され
、両伝播路を跨いで入出カドランスジューサ2,3間に
マルチストリップカプラー4が設けられたものである。
ジューサ2,3がそれぞれの伝播路をずらせて配置され
、両伝播路を跨いで入出カドランスジューサ2,3間に
マルチストリップカプラー4が設けられたものである。
マルチストリップカプラー4は、入出カドランスジュー
サ2,3の電極指と同方向の多数の電極指4a、4b、
・・・・・・・・・4nで構成されており、しかもそれ
らの電極指4a、4b、・・・・・・・・・4nは浮遊
電極として構成されている。
サ2,3の電極指と同方向の多数の電極指4a、4b、
・・・・・・・・・4nで構成されており、しかもそれ
らの電極指4a、4b、・・・・・・・・・4nは浮遊
電極として構成されている。
このような表面波フィルタでは、マルチストリップカプ
ラー4の多数の電極指4a、4b、・・・・・・・・・
4nはそれぞれ浮遊電極であるため、入出カドランスジ
ューサ2,3間が大きなコンデンサにより電気的に結合
された状態となる。
ラー4の多数の電極指4a、4b、・・・・・・・・・
4nはそれぞれ浮遊電極であるため、入出カドランスジ
ューサ2,3間が大きなコンデンサにより電気的に結合
された状態となる。
この結果入カドランスジューサ2に加えられる信号がマ
ルチストリップカプラー4による容量を介して出カドラ
ンスジューサ3に直接伝達され、すなわち直達波レベル
が増大して、フィルタ特性にスプリアスが生ずる。
ルチストリップカプラー4による容量を介して出カドラ
ンスジューサ3に直接伝達され、すなわち直達波レベル
が増大して、フィルタ特性にスプリアスが生ずる。
そこで本発明は、マルチストリップカプラーを用いる本
来の目的であるバルク波によるスプリアスの抑圧効果を
得ると同時に、直達波によるレベルも小さくできるよう
にした弾性表面波装置を提供することを目的とする。
来の目的であるバルク波によるスプリアスの抑圧効果を
得ると同時に、直達波によるレベルも小さくできるよう
にした弾性表面波装置を提供することを目的とする。
以下、本発明の一実施例を図面を参照しつつ詳述する。
第2図において、10は圧電体で、例えばZnO等の圧
電薄膜、PZT等の圧電磁器、LiNbO2等の単結晶
で構成されている。
電薄膜、PZT等の圧電磁器、LiNbO2等の単結晶
で構成されている。
11.12は入出カドランスジューサで、圧電体10上
に一対のくし歯電極を相互に差し込んだインターディジ
タル電極を形成して構成されている。
に一対のくし歯電極を相互に差し込んだインターディジ
タル電極を形成して構成されている。
各くし歯電極は通常A7等の電極材料を用い蒸着、ホト
エツチング等のパターン形成技術により圧電体10上に
形成される。
エツチング等のパターン形成技術により圧電体10上に
形成される。
入出カドランスジューサ11,12は、各トランスジュ
ーサ11,12の伝播路が重ならないように、かつ各電
極指が平行で′、しかも適当距離を隔てて圧電体10上
に配置されている。
ーサ11,12の伝播路が重ならないように、かつ各電
極指が平行で′、しかも適当距離を隔てて圧電体10上
に配置されている。
13はマルチストリップカプラーで、互いに平行に配置
1ルた多数の電極指14,15,16,17,18,1
920で構成されている。
1ルた多数の電極指14,15,16,17,18,1
920で構成されている。
カプラー13は、入出カドランスジューサlL12間で
あって、その電極指14〜20がトランスジューサ11
,12の電極指と平行になるように、かつ電極指14〜
20の長さがトランスジューサ11,12の両伝播路を
跨ぐように配置されている。
あって、その電極指14〜20がトランスジューサ11
,12の電極指と平行になるように、かつ電極指14〜
20の長さがトランスジューサ11,12の両伝播路を
跨ぐように配置されている。
しかもカプラー13は、電極指14〜20のうち同位相
となる電極指14,16,18,20が他の電極指15
,17゜19よりも圧電体10側面に向は延長され、そ
れらの延長部が互いに取出し電極21により電気的に結
合されている。
となる電極指14,16,18,20が他の電極指15
,17゜19よりも圧電体10側面に向は延長され、そ
れらの延長部が互いに取出し電極21により電気的に結
合されている。
この取出し電極21に接続されたリード22はアースさ
れ、電極指14,16゜18.20がアースされた状態
となる。
れ、電極指14,16゜18.20がアースされた状態
となる。
多数の電極指のうち、どの電極指が同位相になるかにつ
いては、電極指のピッチにより決定される。
いては、電極指のピッチにより決定される。
すなわち図示しているようにピッチがち(λ。
:中心周波数での表面波の波長)となる場合には電極指
は1本毎に位相が反転し、1本毎交互に同位相となる。
は1本毎に位相が反転し、1本毎交互に同位相となる。
また図示していないが、ピッチをふとした場合には電極
指は2本毎交互に同位相となる。
指は2本毎交互に同位相となる。
上記カプラー13および取出し電極21はトランスジュ
ーサー1,12のくし歯電極と同様にして圧電体10上
に形成される。
ーサー1,12のくし歯電極と同様にして圧電体10上
に形成される。
23,24は入カドランスジューサー1の各くし歯電極
に接続された入力用リード、25,26は出カドランス
ジューサー2の各くし歯電極に接続された出力用リード
である。
に接続された入力用リード、25,26は出カドランス
ジューサー2の各くし歯電極に接続された出力用リード
である。
上記実施例ではカプラー13の電極指14〜20のうち
同位相となる電極指14,16,18,20をすべてア
ースさせているが、これに限らずアースさせるのはいず
れか1本の電極指、もしくは数本の電極指であってもよ
い。
同位相となる電極指14,16,18,20をすべてア
ースさせているが、これに限らずアースさせるのはいず
れか1本の電極指、もしくは数本の電極指であってもよ
い。
また、電極指をアースさせるのにその電極指を取出し電
極21まで延長させて行わずに、各電極指にアース用リ
ードを個別に接続してもよい。
極21まで延長させて行わずに、各電極指にアース用リ
ードを個別に接続してもよい。
次に上記実施例の作動について説明する。
まず、入カドランスジューサー1にリード23゜24を
介して信号を加えると、トランスジューサー1が励振し
、そのトランスジューサー1から表面波が電極指と直角
方向に圧電体10表面に沿って伝播し、矢印Aで示した
一方向の表面波がカプラー13に到達すると、カプラー
13も励振する。
介して信号を加えると、トランスジューサー1が励振し
、そのトランスジューサー1から表面波が電極指と直角
方向に圧電体10表面に沿って伝播し、矢印Aで示した
一方向の表面波がカプラー13に到達すると、カプラー
13も励振する。
このカプラー13の対数を所定数に設定しておくと、カ
プラー13で励振された表面波の大部分は矢印B方向に
伝播し、出カドランスジューサー2に到達し、トランス
ジューサー2によってリード25.26間に出力電圧が
導き出される。
プラー13で励振された表面波の大部分は矢印B方向に
伝播し、出カドランスジューサー2に到達し、トランス
ジューサー2によってリード25.26間に出力電圧が
導き出される。
そしてカプラー13は第1図のカプラー4と同様に太き
な容量を形成するが、この容量はアースされているので
、入出カドランスジューサ11.12間は容量によって
結合されることは少なく、入出カドランスジューサ11
,12間の容量が小さくなるため、直達波によるレベル
が減少する。
な容量を形成するが、この容量はアースされているので
、入出カドランスジューサ11.12間は容量によって
結合されることは少なく、入出カドランスジューサ11
,12間の容量が小さくなるため、直達波によるレベル
が減少する。
また、入カドランスジューサ11によって生ずるバルク
波は圧電体10中をそのトランスジューサ11の伝播方
向に向かって伝わるので、出カドランスジューサ12に
は到達せず、バルク波によるスプリアスもほとんど生じ
ない。
波は圧電体10中をそのトランスジューサ11の伝播方
向に向かって伝わるので、出カドランスジューサ12に
は到達せず、バルク波によるスプリアスもほとんど生じ
ない。
しかも上記実施例では、カプラー13において同位相の
電極指のみをアースさせているので、入カドランスジュ
ーサ11からの表面波によってカプラー13の励振され
る状態が、第3図aに示すように、表面波の振幅と同相
となり、表面波はカプラー13を通過中に悪影響を受け
ることはない。
電極指のみをアースさせているので、入カドランスジュ
ーサ11からの表面波によってカプラー13の励振され
る状態が、第3図aに示すように、表面波の振幅と同相
となり、表面波はカプラー13を通過中に悪影響を受け
ることはない。
一方、位相の異なる電極指をアースさせると、第3図す
に示すように、表面波伝播に支障をきたし、損失が大き
くなる。
に示すように、表面波伝播に支障をきたし、損失が大き
くなる。
しかし本考案は、同位相の電極指のみをアースさせたも
のに限定されず、表面波歪の発生を許容できる場合には
位相の異なる電極指をアースさせてもよく、要はカプラ
ーの少なくとも1本の電極指をアースさせて直達波によ
るレベルを減少させるものである。
のに限定されず、表面波歪の発生を許容できる場合には
位相の異なる電極指をアースさせてもよく、要はカプラ
ーの少なくとも1本の電極指をアースさせて直達波によ
るレベルを減少させるものである。
本発明は、以上説明したように、入出カドランスジュー
サの間に配置されるマルチストリップカプラーの少なく
ても1本の電極指をアースさせているので、直達波が抑
圧され、スプリアスが減少し、さらにアースさせる電極
指を同位相のものに設定するとカプラーによる表面波歪
の発生を抑えることができるという効果も有する。
サの間に配置されるマルチストリップカプラーの少なく
ても1本の電極指をアースさせているので、直達波が抑
圧され、スプリアスが減少し、さらにアースさせる電極
指を同位相のものに設定するとカプラーによる表面波歪
の発生を抑えることができるという効果も有する。
第1図は従来の弾性表面波装置を示す平面図、第2図は
本発明による弾性表面波装置の一実施例を示す平面図、
第3図a、bはカプラーの励振状態を示す図である。 10は圧電体、11,12はトランスジューサ、13は
マルチストリップカプラー 14〜20は電極指。
本発明による弾性表面波装置の一実施例を示す平面図、
第3図a、bはカプラーの励振状態を示す図である。 10は圧電体、11,12はトランスジューサ、13は
マルチストリップカプラー 14〜20は電極指。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 人出カドランスジューサ間に多数の電極指からなる
マルチストリップカプラーを設けた弾性表面波装置にお
いて、 前記マルチストリップカプラーの少なくとも1本の電極
指をアースしたことを特徴とする弾性表面波装置。 2 前記アースされる電極指は少なくとも2本で、かつ
同位相の電極指とした、特許請求の範囲第1項記載の弾
性表面波装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9079778A JPS5834048B2 (ja) | 1978-07-24 | 1978-07-24 | 弾性表面波装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9079778A JPS5834048B2 (ja) | 1978-07-24 | 1978-07-24 | 弾性表面波装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5518141A JPS5518141A (en) | 1980-02-08 |
JPS5834048B2 true JPS5834048B2 (ja) | 1983-07-23 |
Family
ID=14008568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9079778A Expired JPS5834048B2 (ja) | 1978-07-24 | 1978-07-24 | 弾性表面波装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5834048B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6234545A (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-14 | 株式会社東芝 | メカニカル・セクタ−探触子 |
JPH0460651B2 (ja) * | 1984-03-30 | 1992-09-28 | Toshiba Kk |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS594215A (ja) * | 1982-06-29 | 1984-01-11 | Fujitsu Ltd | 弾性表面波装置 |
-
1978
- 1978-07-24 JP JP9079778A patent/JPS5834048B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0460651B2 (ja) * | 1984-03-30 | 1992-09-28 | Toshiba Kk | |
JPS6234545A (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-14 | 株式会社東芝 | メカニカル・セクタ−探触子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5518141A (en) | 1980-02-08 |
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