JPS5831100B2 - ポリオレフィン系樹脂発泡体の製法 - Google Patents
ポリオレフィン系樹脂発泡体の製法Info
- Publication number
- JPS5831100B2 JPS5831100B2 JP4507180A JP4507180A JPS5831100B2 JP S5831100 B2 JPS5831100 B2 JP S5831100B2 JP 4507180 A JP4507180 A JP 4507180A JP 4507180 A JP4507180 A JP 4507180A JP S5831100 B2 JPS5831100 B2 JP S5831100B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyolefin resin
- foam
- triacryloylhexahydro
- crosslinking
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Graft Or Block Polymers (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はポリオレフィン系樹脂発泡体の製法に関し詳し
くは発泡剤を含むポリオレフィン系樹脂組成物に架橋構
造を導入したのち、あるいは架橋構造を導入しつつ加熱
して発泡体とする方法において上記ポリオレフィン系樹
脂組成物に1・3・5−トリアクリロイルへキサヒドロ
−s−トリアジンを一成分とし他の成分としてトリアリ
ルシアヌレート、N−N’メチレンビスアクリルアミド
、トリアクリルトリメリテート、トリアリルイソシアヌ
レートより選ばれた1種以上のモノマーを混合すること
を特徴とするポリオレフィン系樹脂発泡体の製法に関す
る。
くは発泡剤を含むポリオレフィン系樹脂組成物に架橋構
造を導入したのち、あるいは架橋構造を導入しつつ加熱
して発泡体とする方法において上記ポリオレフィン系樹
脂組成物に1・3・5−トリアクリロイルへキサヒドロ
−s−トリアジンを一成分とし他の成分としてトリアリ
ルシアヌレート、N−N’メチレンビスアクリルアミド
、トリアクリルトリメリテート、トリアリルイソシアヌ
レートより選ばれた1種以上のモノマーを混合すること
を特徴とするポリオレフィン系樹脂発泡体の製法に関す
る。
さらに本発明の目的は特に平滑で気泡破壊のない表面を
有する外観の良好な弾力性の改良されたポリオレフィン
系樹脂発泡体を安定して製造しうる方法を提供すること
にある。
有する外観の良好な弾力性の改良されたポリオレフィン
系樹脂発泡体を安定して製造しうる方法を提供すること
にある。
ポリオレフィン系樹脂発泡体を製造する方法として、た
とえばポリオレフィン系樹脂に架橋剤および加熱分解型
発泡剤を混合し、架橋剤も発泡剤も分解しない温度で成
形物となし、ついでこの架橋発泡性成形物を加熱して架
橋剤および発泡剤を分解せしめ発泡体を得る方法が知ら
れている。
とえばポリオレフィン系樹脂に架橋剤および加熱分解型
発泡剤を混合し、架橋剤も発泡剤も分解しない温度で成
形物となし、ついでこの架橋発泡性成形物を加熱して架
橋剤および発泡剤を分解せしめ発泡体を得る方法が知ら
れている。
また発泡剤を含むポリオレフィン系樹脂に電離性放射線
を照射して架橋構造を導入したのち、加熱して発泡剤を
分解し、架橋発泡体とする方法もある。
を照射して架橋構造を導入したのち、加熱して発泡剤を
分解し、架橋発泡体とする方法もある。
いずれの方法においても、発泡体とするべき加熱温度は
、200℃前後の高温であり、従って発泡体表面の樹脂
は熱酸化されやすくたびたび表面樹脂の強度低下による
気法破壊現象がみもれ、表面のザラついた機械特性の低
した発泡体しか得られない。
、200℃前後の高温であり、従って発泡体表面の樹脂
は熱酸化されやすくたびたび表面樹脂の強度低下による
気法破壊現象がみもれ、表面のザラついた機械特性の低
した発泡体しか得られない。
このような表面状態を改良する方法として酸化防止剤の
添加が検討されてはいるがいまだ十分とはいいがたい。
添加が検討されてはいるがいまだ十分とはいいがたい。
本発明者らは上記した表面不良の原因を、熱酸化劣化に
よるポリオレフィン樹脂の強度の低下(その結果、発泡
時の膨張圧に耐えられずに破壊する)にあると考える一
方、さらに気泡の膨張圧に耐えられないまでの強度の低
下が表面層樹脂の架橋度の低下に起因したものと推測し
巾広く種々の方法について検討した結果、先にl・3・
5−トリアクリロイルへキサヒドロ−s−トリアジンが
樹脂の酸化劣化防止作用および架橋度の向上作用を有し
ていると推測されること、すなわち特異的な効果を有し
ていることを見出したが、さらに本発明の架橋性モノマ
ーを1・3・5−トリアクリロイルへキサヒドロ−8−
)リアジンと混合することにより発泡体の弾力性が大巾
に改良された、しかも外観の良好なきわめてすぐれた発
泡体を得る方法を見出すにいたったものである。
よるポリオレフィン樹脂の強度の低下(その結果、発泡
時の膨張圧に耐えられずに破壊する)にあると考える一
方、さらに気泡の膨張圧に耐えられないまでの強度の低
下が表面層樹脂の架橋度の低下に起因したものと推測し
巾広く種々の方法について検討した結果、先にl・3・
5−トリアクリロイルへキサヒドロ−s−トリアジンが
樹脂の酸化劣化防止作用および架橋度の向上作用を有し
ていると推測されること、すなわち特異的な効果を有し
ていることを見出したが、さらに本発明の架橋性モノマ
ーを1・3・5−トリアクリロイルへキサヒドロ−8−
)リアジンと混合することにより発泡体の弾力性が大巾
に改良された、しかも外観の良好なきわめてすぐれた発
泡体を得る方法を見出すにいたったものである。
本発明はポリオレフィン系樹脂発泡体を製造するに際し
ポリオレフィン系樹脂に発泡剤および1・3・5−トリ
アクリロイルへキサヒドロ−8−トリアジンを一成分と
し他の成分としてトリアリルシアヌレート、N −N’
メチレンビスアクリルアミド、トリアリルトリメリテー
ト、トリアリルイソシアヌレートより選ばれた1種以上
のモノマーを混合し架橋構造を導入したのち、あるいは
架橋構造を導入しつつ加熱して発泡体とするものであり
、その結果、平滑で気泡破壊のない表面層を有する外観
のすぐれた高発泡体を得ることができる。
ポリオレフィン系樹脂に発泡剤および1・3・5−トリ
アクリロイルへキサヒドロ−8−トリアジンを一成分と
し他の成分としてトリアリルシアヌレート、N −N’
メチレンビスアクリルアミド、トリアリルトリメリテー
ト、トリアリルイソシアヌレートより選ばれた1種以上
のモノマーを混合し架橋構造を導入したのち、あるいは
架橋構造を導入しつつ加熱して発泡体とするものであり
、その結果、平滑で気泡破壊のない表面層を有する外観
のすぐれた高発泡体を得ることができる。
本発明のポリオレフィン系樹脂とは、高・中・低圧法ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン−1、エチレ
ン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−アクリル酸共重合体、などの1種または
2種以上の混合物をいう。
リエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン−1、エチレ
ン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−アクリル酸共重合体、などの1種または
2種以上の混合物をいう。
また上記ポリオレフィン系樹脂に塩素化ポリエチレン・
クロルスルホン化ホリエチレン、SBR,ポリブタジェ
ン等を変成剤として添加してもよい。
クロルスルホン化ホリエチレン、SBR,ポリブタジェ
ン等を変成剤として添加してもよい。
その他必要に応じて着色剤、老化防止剤、紫外線吸収剤
、難燃剤、架橋助剤などの添加剤が加えられることがあ
る。
、難燃剤、架橋助剤などの添加剤が加えられることがあ
る。
特にポリオレフィン系樹脂が、中・低圧法によって作ら
れたポリエチレンであるときに本発明の効果が強くあら
れれる。
れたポリエチレンであるときに本発明の効果が強くあら
れれる。
何故なら本来これらのポリエチレンは結晶性を高めるた
めに鎖の構造が単調であり低密度ポリエチレンにくらべ
架橋性が劣っているために強度、硬さなどの機械的特性
にすぐれた発泡体を提供することが期待されるにもかか
わらず架橋化高発泡の素材として満足に使いこなすこと
ができなかったが1・3・5−トリアクリロイルへキサ
ヒドロ−S−トリアジンを含む混合モノマーの添加によ
り樹脂の架橋度が著しく高められ使用可能となるからで
ある。
めに鎖の構造が単調であり低密度ポリエチレンにくらべ
架橋性が劣っているために強度、硬さなどの機械的特性
にすぐれた発泡体を提供することが期待されるにもかか
わらず架橋化高発泡の素材として満足に使いこなすこと
ができなかったが1・3・5−トリアクリロイルへキサ
ヒドロ−S−トリアジンを含む混合モノマーの添加によ
り樹脂の架橋度が著しく高められ使用可能となるからで
ある。
本発明の発泡剤としては、たとえばアゾジカルボンアミ
ド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、PF5−オ
キシビスベンゼンスルホニルヒドラジド、アゾビスイソ
ブチロニトリルなどの1種または2種以上の混合物があ
る。
ド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、PF5−オ
キシビスベンゼンスルホニルヒドラジド、アゾビスイソ
ブチロニトリルなどの1種または2種以上の混合物があ
る。
なかでもアゾジカルボンアミドは分解温度が約200℃
であり、爆発、火災等の取扱上の危険性が少ないこと、
分解ガス量が多くまた分解ガスに毒性がないこと、均一
な発泡体が得やすいこと、等の理由がらポリオレフィン
系樹脂高発泡体の製造に広く使用され、本発明において
も好適な発泡剤とされる。
であり、爆発、火災等の取扱上の危険性が少ないこと、
分解ガス量が多くまた分解ガスに毒性がないこと、均一
な発泡体が得やすいこと、等の理由がらポリオレフィン
系樹脂高発泡体の製造に広く使用され、本発明において
も好適な発泡剤とされる。
発泡剤の混合量は目的とする発泡体の発泡倍率によって
適宜選択されるが、本発明の発泡体においては、ポリオ
レフィン系樹脂100部に対して5〜40部添加混合さ
れる。
適宜選択されるが、本発明の発泡体においては、ポリオ
レフィン系樹脂100部に対して5〜40部添加混合さ
れる。
これによって得られる発泡体の比重は、おおむね0.2
〜0.015である。
〜0.015である。
本発明の1・3・5−トリアクリロイルへキサヒドロ−
8−トリアジンは、前述のポリオレフィン系樹脂100
部に対して、0,05〜0.5部添加する。
8−トリアジンは、前述のポリオレフィン系樹脂100
部に対して、0,05〜0.5部添加する。
1・3・5−トリアクリロイルへキサヒドロ−s−トリ
アジンはポリオレフィン系樹脂の架橋性を著るしく高め
る特性を有しているため上記した範囲以上に添加したと
きには、ポリオレフィン系樹脂の架橋度が高くなりすぎ
、発泡時に膨張、すなわちポリオレフィン系樹脂の溶融
伸び性に障害を起すため好ましくない。
アジンはポリオレフィン系樹脂の架橋性を著るしく高め
る特性を有しているため上記した範囲以上に添加したと
きには、ポリオレフィン系樹脂の架橋度が高くなりすぎ
、発泡時に膨張、すなわちポリオレフィン系樹脂の溶融
伸び性に障害を起すため好ましくない。
また添加量が0.05部以下になると添加効果がみられ
なくなる。
なくなる。
すなわち添加量は使用するポリオレフィン系樹脂に応じ
て架橋性を勘案しながら決定されるが少なくとも本発明
の効果を得るためには最小添加量として0.05部を必
要とする。
て架橋性を勘案しながら決定されるが少なくとも本発明
の効果を得るためには最小添加量として0.05部を必
要とする。
1・3・5−トリアクリロイルへキサヒドロ−8−)リ
アジンは、同時に混合する他のモノマーすなわちトリア
リルシアヌレート、N−N’−メチレンビスアクリルア
ミド、トリアリルトリメリテート、トリアリルイソシア
ヌレートなどとほぼ同等の架橋性向上効果を有するが、
さらに驚くべきことには前述したように1・3・5−ト
リアクリロイルへキサヒドロ−8−トリアジンのみが良
好な表面を有する架橋発泡体を提供する特性を有してい
ることである。
アジンは、同時に混合する他のモノマーすなわちトリア
リルシアヌレート、N−N’−メチレンビスアクリルア
ミド、トリアリルトリメリテート、トリアリルイソシア
ヌレートなどとほぼ同等の架橋性向上効果を有するが、
さらに驚くべきことには前述したように1・3・5−ト
リアクリロイルへキサヒドロ−8−トリアジンのみが良
好な表面を有する架橋発泡体を提供する特性を有してい
ることである。
これは、■・3・5−トリアクリロイルへキサヒドロ−
8−トリアジンがポリオレフィン系樹脂の架橋性を向上
させると同時に発泡時の高温下において発泡体表面ポリ
オレフィン系樹脂の熱酸化劣化を防止する作用をも示す
結果ではないかと推測される。
8−トリアジンがポリオレフィン系樹脂の架橋性を向上
させると同時に発泡時の高温下において発泡体表面ポリ
オレフィン系樹脂の熱酸化劣化を防止する作用をも示す
結果ではないかと推測される。
このような作用により発泡体表面樹脂は内部気泡の膨張
圧に耐えながら延伸(膨張)することが可能となり気泡
破壊のない平滑な表面を有する外観のすぐれた発泡体が
得られるものと考えることができる。
圧に耐えながら延伸(膨張)することが可能となり気泡
破壊のない平滑な表面を有する外観のすぐれた発泡体が
得られるものと考えることができる。
このように、1・3・5−トリアクリロイルへキサヒド
ロ−8−1リアジンは、外観のすぐれた発泡体を提供す
る特異なモノマーであるが、発泡体の重要な特性である
弾力性、あるいは圧縮回復性は、今−歩不足していた。
ロ−8−1リアジンは、外観のすぐれた発泡体を提供す
る特異なモノマーであるが、発泡体の重要な特性である
弾力性、あるいは圧縮回復性は、今−歩不足していた。
これはおそらく、架橋反応にあずかった1・3・5−ト
リアクリロイルへキサヒドロ−3−1アジ/が、発泡体
を形成する分子を著るしく剛直化するためにもたらされ
るものと推察される。
リアクリロイルへキサヒドロ−3−1アジ/が、発泡体
を形成する分子を著るしく剛直化するためにもたらされ
るものと推察される。
本発明者らは上記l・3・5−トリアクリロイルへキサ
ヒドロ−s−トリアジンの長所を生かし、さらに、上記
した欠点を改善する手法について検討した結果、1・3
・5−トリアクリロイルへキサヒドロ−s−トリアジン
に、トリアリルシアヌレート、N −N’−メチレンビ
スアクリルアミド、トリアクリルトリメリテート、トリ
アリルイソシアヌレートより選ばれた1種以上のモノマ
ーを混合することにより、表面が改良され、しかも弾力
性も改善された高発泡ポリオレフィン発泡体が得られる
ことを見出した。
ヒドロ−s−トリアジンの長所を生かし、さらに、上記
した欠点を改善する手法について検討した結果、1・3
・5−トリアクリロイルへキサヒドロ−s−トリアジン
に、トリアリルシアヌレート、N −N’−メチレンビ
スアクリルアミド、トリアクリルトリメリテート、トリ
アリルイソシアヌレートより選ばれた1種以上のモノマ
ーを混合することにより、表面が改良され、しかも弾力
性も改善された高発泡ポリオレフィン発泡体が得られる
ことを見出した。
混合スべきモノマーの添加量は、ポリオレフィン系樹脂
100部に対して0.05〜1部が適当である。
100部に対して0.05〜1部が適当である。
■ ・3・5−トリアクリロイルへキサヒドロ−Sトリ
アジンを加えず、上記の混合すべきモノマーのみを添加
しても、得られた発泡体は、表面がサラつき、目標とす
る発泡体を生成しない。
アジンを加えず、上記の混合すべきモノマーのみを添加
しても、得られた発泡体は、表面がサラつき、目標とす
る発泡体を生成しない。
発泡剤およびl・3・5−トリアクリロイルへキサヒド
ロ−8−)リアジンと、他のモノマーを含むポリオレフ
ィン系樹脂成形物を、架橋構造を導入したのち、あるい
は架橋構造を導入しつつ加熱発泡することにより、本発
明の発泡体を得ることができる。
ロ−8−)リアジンと、他のモノマーを含むポリオレフ
ィン系樹脂成形物を、架橋構造を導入したのち、あるい
は架橋構造を導入しつつ加熱発泡することにより、本発
明の発泡体を得ることができる。
架橋構造を導入する一つり手段として、加熱によりラジ
カルを発生する化学橋剤をポリオレフィン系樹脂に混合
する方法がある。
カルを発生する化学橋剤をポリオレフィン系樹脂に混合
する方法がある。
たとえば、ジ−t−ブチルパーオキサイドジクミルパー
オキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、α・l
−ビス(1−ブチルパーオキシ)p−ジイソフロビルベ
ンゼン、2・5−ジメチル−2・5シ(t−7”チルパ
ーオキシ)ヘキサン、2・5ジメチル−2・5−ジ(1
−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3などを1種または2
種以上用いる。
オキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、α・l
−ビス(1−ブチルパーオキシ)p−ジイソフロビルベ
ンゼン、2・5−ジメチル−2・5シ(t−7”チルパ
ーオキシ)ヘキサン、2・5ジメチル−2・5−ジ(1
−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3などを1種または2
種以上用いる。
架橋構造を導入する他の方法として発泡剤を含むポリオ
レフィン系樹脂成形物に、X線、γ線、β線、中性子線
などの電離性放射線を照射する方法がある。
レフィン系樹脂成形物に、X線、γ線、β線、中性子線
などの電離性放射線を照射する方法がある。
さらに、ポリオレフィン系樹脂にビニルトリットキシシ
ラン等のビニルシラン化合物をグラフト重合し、しかる
のちンラノール結合を導入することにより、架橋を達成
する方法も用いられる。
ラン等のビニルシラン化合物をグラフト重合し、しかる
のちンラノール結合を導入することにより、架橋を達成
する方法も用いられる。
ラジカル発生型架橋剤による方法においては、ラジカル
発生型架橋剤による方法においては、架橋構造の形成と
発泡が同工程で行なわれる。
発生型架橋剤による方法においては、架橋構造の形成と
発泡が同工程で行なわれる。
また、他の2方法においては架橋工程が発泡工程に先行
するのが一般的である。
するのが一般的である。
発泡性ポリオレフィン系樹脂成形物は、赤外加熱、熱風
加熱、熱板加熱、液中あるいは液上加熱等の単一あるい
はこれらの複合手段により加熱され、高発泡体とされる
。
加熱、熱板加熱、液中あるいは液上加熱等の単一あるい
はこれらの複合手段により加熱され、高発泡体とされる
。
実施例1〜5、および比較例1〜2
M11.2比重0.922のポリエチレン75部と、M
ll、7比重0.930のポリエチレン25部、アゾジ
カルボンアミド30部、ジクミルパーオキサイド0.8
部、フェノール系酸化防止剤0.3部および1・3・5
−トリアクリロイルへキサヒドロ−S−1リアジンに架
橋性モノマーとしてトリアリルシアヌレート、トリアク
リルトリテート、およびトリアリルイソシアヌレートを
表1に示すように配合し、120℃の8“ミキシングロ
ールで混練し、さらに120℃で3朋厚みのシートにプ
レス底形した。
ll、7比重0.930のポリエチレン25部、アゾジ
カルボンアミド30部、ジクミルパーオキサイド0.8
部、フェノール系酸化防止剤0.3部および1・3・5
−トリアクリロイルへキサヒドロ−S−1リアジンに架
橋性モノマーとしてトリアリルシアヌレート、トリアク
リルトリテート、およびトリアリルイソシアヌレートを
表1に示すように配合し、120℃の8“ミキシングロ
ールで混練し、さらに120℃で3朋厚みのシートにプ
レス底形した。
ついでこのシートを230℃の熱風中で発泡し、表1に
示す結果を得た。
示す結果を得た。
実施例 6
Mlo、3、比重0.923のポリエチレン70部、M
I35、比重0.944のポリエチレン30部、アゾジ
カルボンアミド30部、ジクミルパーオキサイド0.8
部、フェノール系酸化防止剤0.3部、l・3・5−ト
リアクリロイルへキサヒドロ−8−トリアジン0.1部
およびN−N’−メチレンビスアクリルアミド0.3部
を120℃の8“ミキシングロールで混練したのちペレ
ット化し、25φ、L/D20の押出機を用いて1.5
mm厚みのシートに成形した。
I35、比重0.944のポリエチレン30部、アゾジ
カルボンアミド30部、ジクミルパーオキサイド0.8
部、フェノール系酸化防止剤0.3部、l・3・5−ト
リアクリロイルへキサヒドロ−8−トリアジン0.1部
およびN−N’−メチレンビスアクリルアミド0.3部
を120℃の8“ミキシングロールで混練したのちペレ
ット化し、25φ、L/D20の押出機を用いて1.5
mm厚みのシートに成形した。
ついで、このシートを230℃の熱風中で発泡し、表面
の5すい皮膜を有する感触の良好なフオームを得た。
の5すい皮膜を有する感触の良好なフオームを得た。
また、このフオームの圧縮永久歪を表1に示すと同じ方
法で測定したところ、圧縮開放後24時間で6.9%、
96時間で2.1%の良好な回復性を小した。
法で測定したところ、圧縮開放後24時間で6.9%、
96時間で2.1%の良好な回復性を小した。
以上の実施例からも明らかなように本発明によれば表面
が良好で、しかも永久歪の少ない、すぐれた弾性を有す
る発泡体を得ることができる。
が良好で、しかも永久歪の少ない、すぐれた弾性を有す
る発泡体を得ることができる。
Claims (1)
- 1 発泡剤を含むポリオレフィン系樹脂組成物に架橋構
造を導入したのち、あるいは架橋構造を導入しつつ、加
熱して発泡体とする方法において上記ポリオレフィン系
樹脂組成物に1・3・5−トリアクリロイルへキサヒド
ロ−8−1リアジンを一成分とし他の成分としてトリア
リルシアヌレート、N−N’−メチレンビスアクリルア
ミド、トリアリルトリメリテート、トリアリルイソシア
ヌレートより選ばれた1種以上のモノマーを混合するこ
とを特徴とするポリオレフィン系樹脂発泡体の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4507180A JPS5831100B2 (ja) | 1980-04-04 | 1980-04-04 | ポリオレフィン系樹脂発泡体の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4507180A JPS5831100B2 (ja) | 1980-04-04 | 1980-04-04 | ポリオレフィン系樹脂発泡体の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56141334A JPS56141334A (en) | 1981-11-05 |
JPS5831100B2 true JPS5831100B2 (ja) | 1983-07-04 |
Family
ID=12709104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4507180A Expired JPS5831100B2 (ja) | 1980-04-04 | 1980-04-04 | ポリオレフィン系樹脂発泡体の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5831100B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0412198B2 (ja) * | 1986-09-27 | 1992-03-03 | Nippon Beet Sugar Mfg |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109337017B (zh) * | 2018-10-16 | 2021-06-15 | 广州市宝力达电气材料有限公司 | 一种助交联剂及其配制方法和应用 |
-
1980
- 1980-04-04 JP JP4507180A patent/JPS5831100B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0412198B2 (ja) * | 1986-09-27 | 1992-03-03 | Nippon Beet Sugar Mfg |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56141334A (en) | 1981-11-05 |
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