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JPS5830116B2 - 液圧ブレ−カ - Google Patents

液圧ブレ−カ

Info

Publication number
JPS5830116B2
JPS5830116B2 JP1073376A JP1073376A JPS5830116B2 JP S5830116 B2 JPS5830116 B2 JP S5830116B2 JP 1073376 A JP1073376 A JP 1073376A JP 1073376 A JP1073376 A JP 1073376A JP S5830116 B2 JPS5830116 B2 JP S5830116B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
valve
control valve
plunger
valve stem
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1073376A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5293602A (en
Inventor
正博 石河
和義 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP1073376A priority Critical patent/JPS5830116B2/ja
Publication of JPS5293602A publication Critical patent/JPS5293602A/ja
Publication of JPS5830116B2 publication Critical patent/JPS5830116B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は岩石、道路、建造物等の破懐・破砕作業に使用
する液圧ブレーカに関する。
従来、この種の破懐・破砕作業には圧縮空気を動力源と
する打撃装置が多用されているが、これらはピストン作
動後の圧縮空気を大気中に放出する際の騒音が太きいた
め、作業場近辺に騒音公害をもたらす欠点があった。
そこで油圧を動力源とするものが一部提案されたが、こ
れらは一般に構造が複雑で調整作業が煩雑であり、また
、打撃行程時に大量の圧油が液圧装置の方向切換弁等を
通るので、打撃速度を大きくするためには大容量の方向
切換弁等を要し液圧装置が大型化する難点があった。
そこで本発明は、油圧などの液圧を動力源として騒音の
問題を解決すると共に、製作が容易でしかも簡潔な構成
にまり液圧によるハンマリングの自動化を図り、且打撃
力の大きさを自由に選定できてしかも液圧装置の方向切
換弁等の容量に関係なく非常に大きな打撃力と打撃速度
を確保できる液圧ブレーカを提供することを目的とする
以下本発明の実施例を図面について説明する。
第1図において、1はブレーカ本体で、中実軸線方向に
F方から上方へ順次破砕用工具2、プランジャ3、制御
弁4を各配設し′ている。
破砕用工具2は側面長手方向に設ける長溝5とブレーカ
本体1に設けるビン6とでブレーカ本体1に軸移動可能
に配設し、プランジャ3は下端を破砕用工具20頂而と
対向させ上端のピストン部7をシリンダ部8に進退自在
に密嵌してシリンダ部8を大室9と小室10に分つ。
制御弁4は加圧機構11と弁機構12で構成されており
、加圧機構11はばね部材13、ばね受は座14および
調整用ねじ15からなり、弁機構12は中間部に適宜間
隔をおいてランド16,17を突設する弁棒18と、ラ
ンド16,17に対応して液室19,20を各凹設せる
弁棒嵌挿部21からなって(・て、液室19は通孔22
を介して大室9に、液室20は通孔23町撓管24を介
してタンク25に各連通させである。
大室9と液室19の間には通孔26、可撓管27等を介
してポンプ28に接続する圧液室29を設げて通路30
で大室9と連通させ、この通路30の両端部には、プラ
ンジャ3のピストン部7頂面中央部に突設せる円錐体部
31と弁棒18の下端円錐面32を係止するための弁座
33゜34を形成し、通孔26は通孔35を介して小室
10に、また通孔36、可撓管37を介してアキュムレ
ータ38に各接続しである。
大室9は前述の如く通路30を介して圧液室29に、通
孔22を介して液室19に各連通しているが、大室9に
はさらにばね部材39を弾圧介装すると共に、これによ
り下方へ押し下げられたプランジャ3がピン6で係止さ
れて下限に位置する破砕用工具2と当接した状態におい
て、プランジャ3のピストン部7頂面とほぼ同一平面上
に大室9と通孔35を連通する通孔40およびこの通孔
40より若干上方の位置に大室9と通孔23を連通する
通孔41を各穿設しである。
従って、破砕用工具2が下限に位置するとき(破砕用工
具と破砕対象物が非接触のとき)、大室9はタンク25
と連通して通路30は弁棒18で閉さされると共に、ポ
ンプ28からの圧液はすべて可撓管27、通孔26,3
5,40、大室9を通ってタンク25へ還流するので、
プランジャ3を押し上げるだけの液圧は発生せず、空打
ちによる装置の損傷等を防止できる。
なお図中、43はOリング、44はオイルシールである
つぎに本発明に係る液圧ブレーカの動作につき説明する
前記する如く、破砕用工具2が下限に位置するときプラ
ンジャ3は動作しない。
破砕用工具2を破砕対象物例えば岩石42に押し当てる
と、第2図に示す如く、プランジャ3はばね部材39に
抗して若干上方へ押し上げられピストン部7が通孔40
を閉さするので、ポンプ28からの圧液は通孔35を経
て小室10へ流入しプランジャ3を上方へ押し上げる。
一方、制御弁4の弁棒18はばね部材13により弁座3
4と接し圧液室29と大室9の連絡を断つと共に、大室
9を液室19から20に連通させているので、プランジ
ャ3の上方への運動に伴い大室9の液は通孔22から液
室19,20を通り通孔23、可撓管24を経てタンク
25へ放出される。
プランジャ3が上限まで押し上げられると、第3図に示
す如く、円錐体部31が弁座33に当接してプランジャ
3は停止し、ポンプ28からの圧液は通孔36、可撓管
37を経てアキュムレータ38に流入し始め、これによ
りアキュムレータ38内に圧液が蓄えられてゆき、液圧
は次第に一ヒ昇する。
この液圧は圧液室29にお℃・て弁棒18に作用し弁棒
18を上方へ押し上げようとするが、ばね部材13は予
めアキュムレータ38内に圧液を十分蓄えるに必要な圧
力値に設定されているので、液圧が低い間はばね部材1
3の力が勝り弁棒18は弁座34に当接して通路30を
閉さしている。
この閑さ状態においては、圧液室29に位置する弁棒1
8下端部の有効受圧面積は弁棒18のランド16の断面
積に比して格段に小さいので、圧液室29の圧液によっ
て弁棒18が少しでも上方へ押し上げられ弁座34から
離間すると、押上げ力は急激に増大する結果弁棒18は
急速に上方へ押しやられ第4図に示す状態となる。
弁棒18が上方へ押し上げられることにより、液室19
と20の連絡が断たれると共に、液室19は圧液室29
と連通する。
これにより、プランジャ3はピストン部Iの上下両面に
ポンプ28からの圧液を受げることとなるが、ピストン
部7の上面受圧面積はその下面受圧面積に比し十分大き
く、従って、液圧を上下両面に受ければプランジャ3は
下方への運動を開始し、その円錐体部31は弁座33か
ら離れる。
−たん、円錐体部31が弁座33から離れると第5図に
示す如く、アキュムレータ38内に蓄積された大量の圧
液が可撓管37、通孔36.26圧液室29を通って通
路30かも大室9へ急激に流入し、これによりプランジ
ャ3は急速度で下方へ押しやられ、その下端はついには
破砕用工具2の上端に激突し、これにより破砕用工具2
はその衝撃エネルギをもって岩石42を破砕する。
プランジャ3が破砕用工具2に衝突する位置まで押し下
げられると、大室9は通孔41を介してタンク25と連
通ずる。
このため、圧液室29の液圧も低下し、ついには弁棒1
8押上げ力がばね部材13の押下げ力よりも小さくなっ
て弁棒18は弁座34に当接して通路30を閉さすると
共に、液室19と20を連通させ、第2図に示す状態に
復帰する。
そこで再び前記の動作の繰返しとなってプランジャ3は
自動的に破砕用工具2の上面をノツマリンイし、これに
より岩石42は破砕される。
この液圧ブレーカの破砕力は、アキュムレータ38の蓄
積液圧力に比例する。
前記実施例では、このアキュムレータ38を可撓管37
を介してブレーカ本体10通孔36に連結し、アキュム
レータ38の蓄積液圧は加圧機構11の調整用ねじ15
で調整するようにしているが、第6図に示す如く、圧液
室29の容積および制御弁4の直径を犬にして弁棒加圧
機構として窒素ガスの如き圧縮性気体45を封入するか
、あるいは強力なばね部材(図示せず)を組込んで制御
弁自体にアキュムレータピストンの働きをもたせること
により、別置のアキュムレータ38を省略するようにし
てもよい。
以上説明した如く本発明は、方向切換弁等を必要としな
い簡単な構成の液圧装置と、ブレーカ本体のシリンダ部
に嵌挿せる中実のプランジャの両側に破砕用工具と制御
弁を配設しこの制御弁に蓄勢機能をもたせるかあるいは
アキュムレータを別設する製作容易な打撃装置本体とで
圧液によるノ・ンマリングの自動化を図?たものである
から、製作が容易で安価な液圧ブレーカとなし得てしか
も非常に大きな打撃力と打撃速度を確保できる効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は縦断面図
、第2図は岩石破砕時におけるプランジャ戻り行程説明
図、第3図はアキュムレータの蓄勢行程説明図、第4図
はアキュムレータの蓄勢行程から打撃行程に移る状態を
示す図、第5図は打撃行程説明図、第6図はいま一つの
実施例を示す縦断面図である。 1・−・・−ブレーカ本体、2・・・・・・破砕用工具
、3・・・・・・プランジャ、4−一−−−・制御弁、
6・・−・−ピン、7・・・・・・ピストン部、8−・
−・・・シリンダ部、9−−−−・−大室、10−・−
・−・小室、11・−−−−一加圧機構、12・・−・
−弁機構、13,39・・・・−ばね部材、15・−・
−調整用ねじ、16,17・・・・・−ランド、18・
・・・・・弁棒、19゜20・・−・・液室、21−・
・・・−弁棒嵌挿部、25・・・・−タンク、28−・
・−ポンプ、29−・−・・・圧液室、30・・−・・
・通路、31・・・−・−円錐体部、33,34−・−
・・−弁座、38−・−・アキュムレータ、42−・−
岩石、45・・−・・−圧縮性気体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ブレーカ本体の一端部に破砕用工具を軸移動可能に
    取付は他端部には制御弁を配設し中間部に形成せるシリ
    ンダ部に一端を破砕用工具に臨ませたプランジャを進退
    自在に密嵌してシリング部を大室と小室に分け、この大
    室と制御弁間に通路を介して大室と連通ずる圧液室を設
    け、この通路の大室側端部にはプランジャの頂部に形成
    せる円錐体部を係止するための弁座を、圧液室側端部に
    は制御弁の弁棒を係止するための弁座を各形成すると共
    に、圧液室と小室とをポンプに連通ずる通孔で結び、弁
    棒とプランジャがともに弁座から離間しプランジャが破
    砕対象物と当接する破砕用工具と衝突するとき大室をタ
    ンクに連通させ、制御弁は弁棒が弁座と当接していると
    き大室をタンクに連通させ弁棒が弁座から離間している
    とき大室をタンクからしmすると共に大室と圧液室とを
    連通させるように構成したことを特徴とする液圧ブレー
    カ。 2 制御弁の弁棒加圧機構が調整用ねじを有するばね機
    構である特許請求の範囲第1項記載の液圧フレーカ。 3 制御弁の弁棒加圧機構が封入された圧縮性気体であ
    る特許請求の範囲第1項記載の液圧ブレーカ。 4 圧液室のポンプ側の通孔にアキュムレータを連通せ
    しめた特許請求の範囲第1項記載の液圧ブレーカ。 5 制御弁を大径化して制御弁にアキュムレータピスト
    ン機能を付加した特許請求の範囲第1項記載の液圧ブレ
    ーカ。 6 制御弁の弁棒嵌挿部に適宜間隔をおいて大室と連通
    ずる液室とタンクと連通ずる液室を各凹設し、弁棒には
    前記両液室と対応してランドを突設した特許請求の範囲
    第1項記載の液圧ブレーカ。
JP1073376A 1976-02-02 1976-02-02 液圧ブレ−カ Expired JPS5830116B2 (ja)

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JP1073376A JPS5830116B2 (ja) 1976-02-02 1976-02-02 液圧ブレ−カ

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JP1073376A JPS5830116B2 (ja) 1976-02-02 1976-02-02 液圧ブレ−カ

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JPS5293602A JPS5293602A (en) 1977-08-06
JPS5830116B2 true JPS5830116B2 (ja) 1983-06-27

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JP1073376A Expired JPS5830116B2 (ja) 1976-02-02 1976-02-02 液圧ブレ−カ

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