JPS5828280B2 - ステロイドユウドウタイノ セイゾウホウホウ - Google Patents
ステロイドユウドウタイノ セイゾウホウホウInfo
- Publication number
- JPS5828280B2 JPS5828280B2 JP50112078A JP11207875A JPS5828280B2 JP S5828280 B2 JPS5828280 B2 JP S5828280B2 JP 50112078 A JP50112078 A JP 50112078A JP 11207875 A JP11207875 A JP 11207875A JP S5828280 B2 JPS5828280 B2 JP S5828280B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dichloro
- benzene
- cholestat
- dioxane
- spectrum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Steroid Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は近年医薬として注目されてきた1α位に水酸基
を有する活性型のビタミンD類、例えばlα−ヒドロキ
シコレカルシフェロール、1α・25−ジヒドロキシコ
レカルシフェロール、1α・24−ジヒドロキシコレカ
ルシフェロール等の合成中間体として重要である1 ・
4・6−トリエン3−オンステロイド類の新規かつ有用
な製造方法に関する。
を有する活性型のビタミンD類、例えばlα−ヒドロキ
シコレカルシフェロール、1α・25−ジヒドロキシコ
レカルシフェロール、1α・24−ジヒドロキシコレカ
ルシフェロール等の合成中間体として重要である1 ・
4・6−トリエン3−オンステロイド類の新規かつ有用
な製造方法に関する。
従来、種々活性型ビタミンD類、特に側鎖に水酸基を有
する活性型ビタミンD類を製造するための出発物質とし
ては、コレステロール、フコステロール等が知られてい
る。
する活性型ビタミンD類を製造するための出発物質とし
ては、コレステロール、フコステロール等が知られてい
る。
しかしながら、フコステロールは1α・24−ジヒドロ
キシコレカルシフェロール等の原料としては有用である
にもかかわらず、その製造はすべて植物からの抽出とい
う方法に依存しており、原料としての入手が極めて困難
で工業生産上好ましくない。
キシコレカルシフェロール等の原料としては有用である
にもかかわらず、その製造はすべて植物からの抽出とい
う方法に依存しており、原料としての入手が極めて困難
で工業生産上好ましくない。
また、コレスタ−ルヲ用いて1α・25−ジヒドロキシ
コレカルシフェロールを製造する場合においても、25
位に水酸基を導入するためには長い工程と繁雑な処理手
段を必要としていた。
コレカルシフェロールを製造する場合においても、25
位に水酸基を導入するためには長い工程と繁雑な処理手
段を必要としていた。
つまりコレスタン系のステロイド類の側鎖に水酸基を導
入するための有用な方法であるマズール(Mazur
)らの方法〔ジャーナル オン ザ ケミカル ソサイ
アテイケミカルコミニュケーション(J、 C,S、
Chem、Comm ) 1974年15頁〕はコレス
テロールのように2重結合の存在する化合物には、2重
結合の開裂という好ましくない副反応を伴うためそのま
ま適用できず、一旦2重結合を保護するという手段が不
可欠であり、従って工程数も長くなり、収率の低下は避
けられなかった。
入するための有用な方法であるマズール(Mazur
)らの方法〔ジャーナル オン ザ ケミカル ソサイ
アテイケミカルコミニュケーション(J、 C,S、
Chem、Comm ) 1974年15頁〕はコレス
テロールのように2重結合の存在する化合物には、2重
結合の開裂という好ましくない副反応を伴うためそのま
ま適用できず、一旦2重結合を保護するという手段が不
可欠であり、従って工程数も長くなり、収率の低下は避
けられなかった。
本発明により、容易に入手し得る原料でありながら、従
来活性型のビタミンD類の合成には容易に使用し得なか
ったコレスタノール、リトコール酸(1ithocho
lic acid )の使用を可能にした。
来活性型のビタミンD類の合成には容易に使用し得なか
ったコレスタノール、リトコール酸(1ithocho
lic acid )の使用を可能にした。
すなわち、本発明は一般式(I)
(式中R1、R3は同−又は異なって、各々水素原子、
水酸基又は保護された水酸基を意味し、R2は水素原子
又はR1と一緒になって24位の炭素原子とともにカル
ボニル基を意味する)で示される1・4−ジェノン体を
2・3−ジクロロ−5・6−ジシアツハイドロキノンの
存在下クロラニルで処理することを特徴とする一般式(
H)(式中R1、R2、R3は前記と同じものを意味す
る)で示される1・4・E−)ジェノン体の製法に関す
る。
水酸基又は保護された水酸基を意味し、R2は水素原子
又はR1と一緒になって24位の炭素原子とともにカル
ボニル基を意味する)で示される1・4−ジェノン体を
2・3−ジクロロ−5・6−ジシアツハイドロキノンの
存在下クロラニルで処理することを特徴とする一般式(
H)(式中R1、R2、R3は前記と同じものを意味す
る)で示される1・4・E−)ジェノン体の製法に関す
る。
本発明の方法によって得られる1・4・6−ドリエノン
体として具体例を挙げるならば、25ヒドロキシ−コレ
スタート4・6− ) IJエン3−オン、コレスタ−
1・4・6−トリエン−3オン、コレスタ−14・6−
) ’Jエンー3・24−ジオン、24−ヒドロキシ
−コレスタ−1・4・6−ドリエンー3−オン等であり
、これらは公知方法、例えば特開昭50〜84555号
および特開昭50−84560号等の方法に従い、容易
に対応する活性型ビタミンD類とすることができる。
体として具体例を挙げるならば、25ヒドロキシ−コレ
スタート4・6− ) IJエン3−オン、コレスタ−
1・4・6−トリエン−3オン、コレスタ−14・6−
) ’Jエンー3・24−ジオン、24−ヒドロキシ
−コレスタ−1・4・6−ドリエンー3−オン等であり
、これらは公知方法、例えば特開昭50〜84555号
および特開昭50−84560号等の方法に従い、容易
に対応する活性型ビタミンD類とすることができる。
本発明の方法で一般式(I)で示される化合物は、対応
スるコレスタノール類、例えば25−ヒドロキシコレス
タノール、24−ヒドロキシコレスタノール等を特公昭
39−6672号の方法に付すことにより容易に得られ
る。
スるコレスタノール類、例えば25−ヒドロキシコレス
タノール、24−ヒドロキシコレスタノール等を特公昭
39−6672号の方法に付すことにより容易に得られ
る。
本発明の方法を用いることによりコレステロールを用い
た場合のような5位の2重結合の保護という繁雑な手段
は解消され、又リトコール酸を原料として用いることに
よりフコステロールのように原料入手上の問題も解決さ
れた。
た場合のような5位の2重結合の保護という繁雑な手段
は解消され、又リトコール酸を原料として用いることに
よりフコステロールのように原料入手上の問題も解決さ
れた。
本発明は一般式(I)で示されるコレスタート4−ジェ
ノン類を出発物質とし、一工程で一般式(■)で示され
るコレスタート4・6−トリエノン類を高収率で得る新
規かつ有用な方法である。
ノン類を出発物質とし、一工程で一般式(■)で示され
るコレスタート4・6−トリエノン類を高収率で得る新
規かつ有用な方法である。
参考までにリトコール酸を原料とし本発明の方法を用い
た1α・24−ジヒドロ沫※キシコレカルシフェロール
の合成法の一例ヲ式示する。
た1α・24−ジヒドロ沫※キシコレカルシフェロール
の合成法の一例ヲ式示する。
本発明の方法で化合物(I)を2・3−ジクロロ−5・
6−ジシアツハイドロキノンの存在下、フロラニールで
処理することにより化合物(II)が得られる。
6−ジシアツハイドロキノンの存在下、フロラニールで
処理することにより化合物(II)が得られる。
この際、反応は溶媒中で行なうのが好ましく、使用し得
る溶媒の例を挙げればジオキサンおよびn−アミルアル
コール、5ee−アミルアルコール等の高次アルコール
類である。
る溶媒の例を挙げればジオキサンおよびn−アミルアル
コール、5ee−アミルアルコール等の高次アルコール
類である。
反応温度は使用する溶媒の還流温度が好ましい。
反応時間は通常数十時間必要とするが化合物(I)に対
する溶媒の比率を下げることにより反応時間を短縮する
こともできる。
する溶媒の比率を下げることにより反応時間を短縮する
こともできる。
添加剤である2・3−ジクロロ−5・6−ジシアツハイ
ドロキノンは、化合物(I)に対して1モル当量以上、
フロラニールは1モル当量以上必要とする。
ドロキノンは、化合物(I)に対して1モル当量以上、
フロラニールは1モル当量以上必要とする。
反応混合物から化合物(n)の単離は常法により、例え
ば溶媒を留去後、残渣をカラムクロマトグラフィー等の
手段に付すことにより行なわれる参考例 1 (a) 削り状マグネシウム7.27f?を乾燥エー
テル200m1に懸濁し、室温攪拌下臭化イソプロピル
28.1mlを乾燥エーテル100rnlに溶解した溶
液を滴下し、滴下後30分煮沸し、完全にマグネシウム
を溶解させる。
ば溶媒を留去後、残渣をカラムクロマトグラフィー等の
手段に付すことにより行なわれる参考例 1 (a) 削り状マグネシウム7.27f?を乾燥エー
テル200m1に懸濁し、室温攪拌下臭化イソプロピル
28.1mlを乾燥エーテル100rnlに溶解した溶
液を滴下し、滴下後30分煮沸し、完全にマグネシウム
を溶解させる。
冷後、無水臭化カドミウムの粉末43.56′yを徐々
に加える。
に加える。
1時間煮沸した後、エーテルを留去し、乾燥ベンゼンを
加えて溶媒置換する(沸点80℃になるまで)。
加えて溶媒置換する(沸点80℃になるまで)。
一方アセチルリトコール酸101を塩化チオニル100
m1に溶解し室温で2時間放置後過剰の塩化チオニルを
減圧留去して製したアセチルリトコール酸クロライドを
乾燥ベンゼンに溶解した溶液を調製し、これを先のイソ
プロピルカドミウムのベンゼン溶液中に5〜7℃ではげ
しく攪拌しながら滴下する。
m1に溶解し室温で2時間放置後過剰の塩化チオニルを
減圧留去して製したアセチルリトコール酸クロライドを
乾燥ベンゼンに溶解した溶液を調製し、これを先のイソ
プロピルカドミウムのベンゼン溶液中に5〜7℃ではげ
しく攪拌しながら滴下する。
滴下5〜10分後、冷水および5%塩酸を加え試薬を分
解した後ベンゼンを新たに加え、ベンゼン層を水洗し、
硫酸マグネシウムで乾燥し溶媒を留去し約300m1に
する。
解した後ベンゼンを新たに加え、ベンゼン層を水洗し、
硫酸マグネシウムで乾燥し溶媒を留去し約300m1に
する。
これに1規定水酸化カリウムのメタノール溶液100m
1を加え、室温で1夜放置し、エーテル抽出する。
1を加え、室温で1夜放置し、エーテル抽出する。
水洗し上層を乾燥し、溶媒を留去すると結晶が析出する
。
。
石油エーテルでヨ<洗い、5β−コレスタン−24−オ
ン−3α−オール4.661(48,4%)を得る。
ン−3α−オール4.661(48,4%)を得る。
融点123.5〜125℃。
マススペクトル:m/e 402 (M+)、394
379 (b)5β−コレスタン−24−オン−3α−オール1
87゜3m9をメタノールに溶解し、水素化硼素ナトリ
ウム90■をメタノールに溶解した液を水冷下加え、1
時間攪拌し、塩酸酸性後エーテル抽出し、水洗し、重炭
酸ナトリウム液で洗い、さらに水洗した後硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、溶媒留去する。
379 (b)5β−コレスタン−24−オン−3α−オール1
87゜3m9をメタノールに溶解し、水素化硼素ナトリ
ウム90■をメタノールに溶解した液を水冷下加え、1
時間攪拌し、塩酸酸性後エーテル抽出し、水洗し、重炭
酸ナトリウム液で洗い、さらに水洗した後硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、溶媒留去する。
メタノールより5β−コレスタン−3α・24−ジオー
ルの針状晶185#j(98,3%)を得る。
ルの針状晶185#j(98,3%)を得る。
元素分析値:C2□H4802として
H
理論値(%) 80.14 11.96実測値(%)
80.02 12.01このものをメタノールで再
結晶をくりかえすか、またはアルミナを充填したカラム
クロマトグラフィーに付す(溶媒:クロロホルム)こと
によって容易に24−エピマーを分離することができる
。
80.02 12.01このものをメタノールで再
結晶をくりかえすか、またはアルミナを充填したカラム
クロマトグラフィーに付す(溶媒:クロロホルム)こと
によって容易に24−エピマーを分離することができる
。
5β−コレスタン−3α・24ξ1−ジオール白色針状
晶 (1ess polar )融点123〜124.5℃
5β−コレスタンー3α・24ξ2−ジオール白色針状
晶 (more polar)融点143.5〜144.5
℃参考例 2 (a)25−ヒドロキシ−5α−コレスタノール319
■をジオキサン30m1!に溶解し、2・3シクロロー
5・6−ジシアツベンゾキノン624.28■を加え、
19時間加熱還流した。
晶 (1ess polar )融点123〜124.5℃
5β−コレスタンー3α・24ξ2−ジオール白色針状
晶 (more polar)融点143.5〜144.5
℃参考例 2 (a)25−ヒドロキシ−5α−コレスタノール319
■をジオキサン30m1!に溶解し、2・3シクロロー
5・6−ジシアツベンゾキノン624.28■を加え、
19時間加熱還流した。
冷後、析出する結晶(2・3−ジクロロ−5・6−ジシ
アツハイドロキノン)を沢去し、ジオキサンで洗う。
アツハイドロキノン)を沢去し、ジオキサンで洗う。
r液を減圧乾固し、アルミナカラムクロマトグラフィー
に付す。
に付す。
最初ベンゼン次いで10%クロロホルム−ベンゼン、2
0%クロロホルム−ベンゼンで流出し、更に30%クロ
ロホルム−ベンゼンで流出する部分から目的とする25
−ヒドロキシ−コレスタート4−ジエン−3−オン18
0■を得た。
0%クロロホルム−ベンゼンで流出し、更に30%クロ
ロホルム−ベンゼンで流出する部分から目的とする25
−ヒドロキシ−コレスタート4−ジエン−3−オン18
0■を得た。
このものはエーテルより再結晶すると融点151〜15
3℃である。
3℃である。
、EtoH
UVスペクトル、λ 247(logε=aX
4.23)
マススペクトルm/ e : 398 (M+)、38
0 参考例 3 5α−コレスタノール1?をジオキサン70m1に溶解
し、2・3−ジクロロ−5・6−ジシアツベンゾキノン
2.41を加え、27時間加熱還流する。
0 参考例 3 5α−コレスタノール1?をジオキサン70m1に溶解
し、2・3−ジクロロ−5・6−ジシアツベンゾキノン
2.41を加え、27時間加熱還流する。
冷後沢過し、F液を濃縮後、残渣をアルミナ40fを充
填したカラムクロマトグラフィーに付す。
填したカラムクロマトグラフィーに付す。
ベンゼンで流出し、UVスペクトルで246nmを示す
部分より粗コレスタート4−ジエンー3−オン526■
を得る。
部分より粗コレスタート4−ジエンー3−オン526■
を得る。
このものはメタノールより再結晶すると融点109.5
〜111”Cを示す。
〜111”Cを示す。
参考例 4
5β−コレスタン−24−オン−3α−オール9.29
′y′を乾燥ジオキサン173m1に溶解し、2・3−
ジクロロ−5・6−ジシアツベンゾキノン17.29P
を加え、20時間加熱還流する。
′y′を乾燥ジオキサン173m1に溶解し、2・3−
ジクロロ−5・6−ジシアツベンゾキノン17.29P
を加え、20時間加熱還流する。
冷後、難溶性の2・3−ジクロロ−5・6−ジシアツハ
イドロキノンを戸別し、ジオキサンでよく洗い、涙液を
濃縮し、アルミナ801を充填したカラムクロマトグラ
フィーに付す。
イドロキノンを戸別し、ジオキサンでよく洗い、涙液を
濃縮し、アルミナ801を充填したカラムクロマトグラ
フィーに付す。
クロロホルムで溶出し、流出液を濃縮乾固し、メタノー
ルより結晶化すると融点142〜144.5℃のコレス
タート4−シーr−7−3−24−ジオ:/3.39
f? (37,0%)を得る。
ルより結晶化すると融点142〜144.5℃のコレス
タート4−シーr−7−3−24−ジオ:/3.39
f? (37,0%)を得る。
マススペクトル: m/ e 396 (M+)NMR
スペクトル(CDC13):δ(ppm)6.10(I
H,d)、6.1 s (tH,dd)、7.06 (
IH,d ) 参考例 5 5β−コレスタン−3α・24−ジオ−/1/117m
9を乾燥ジオキサン2mlに溶解し、2・3ジクロロ−
5・6−ジシアツベンゾキノン217■を加え、20時
間加熱還流する。
スペクトル(CDC13):δ(ppm)6.10(I
H,d)、6.1 s (tH,dd)、7.06 (
IH,d ) 参考例 5 5β−コレスタン−3α・24−ジオ−/1/117m
9を乾燥ジオキサン2mlに溶解し、2・3ジクロロ−
5・6−ジシアツベンゾキノン217■を加え、20時
間加熱還流する。
参考例4と同様に処理して油状の24−ヒドロキシ−コ
レスタ−1・4−ジエン−3−オン44■(38,2%
)を得る。
レスタ−1・4−ジエン−3−オン44■(38,2%
)を得る。
UVスペクトル:λEt0H243nrrLaX
NMRスペクトル:δ(ppm ) 3.1〜3.5
(I Hlm)、6.09(LH,d)、6.19 (
IH,dd)、7.07(IH,d) マススペクトル:m/ e 398 (M+)、380
実施例 1 25−ヒドロキシ−コレスタート4−ジエン3−オン5
9rvを5mlのジオキサンに溶解し、フロラニール4
41n9及び2・3−ジクロロ−5・6−ジシアツハイ
ドロキノン20■を加え、沸騰水浴上24時間加熱後、
更に2・3−ジクロロ5・6−ジシアツハイドロキノン
30■を加え、また更に50m9を追加し計5日間加熱
を続げた。
(I Hlm)、6.09(LH,d)、6.19 (
IH,dd)、7.07(IH,d) マススペクトル:m/ e 398 (M+)、380
実施例 1 25−ヒドロキシ−コレスタート4−ジエン3−オン5
9rvを5mlのジオキサンに溶解し、フロラニール4
41n9及び2・3−ジクロロ−5・6−ジシアツハイ
ドロキノン20■を加え、沸騰水浴上24時間加熱後、
更に2・3−ジクロロ5・6−ジシアツハイドロキノン
30■を加え、また更に50m9を追加し計5日間加熱
を続げた。
この段階でUVスペクトルはほとんどトリエノン体の吸
収を示した。
収を示した。
溶媒を留去後、残渣をアルミナカラムクロマトグラフィ
ーに付す。
ーに付す。
最初ベンゼンで流出する部分から未反応のフロラニール
が少量流出し、クロロホルム−メタノール−100:5
で流出する部分から50■の結晶を得た。
が少量流出し、クロロホルム−メタノール−100:5
で流出する部分から50■の結晶を得た。
この結晶をエーテルより再結晶すると融点180〜18
3℃を示し、又別途製造した25−ヒドロキシ−コレス
タート4・6−ドリエンー3−オンと混融しても融点降
下は示さなかった。
3℃を示し、又別途製造した25−ヒドロキシ−コレス
タート4・6−ドリエンー3−オンと混融しても融点降
下は示さなかった。
toH
UVスペクトル:λ 225.257、aX
02
実施例 2
コレスタート4−ジエン−3−オン500■をジオキサ
ン45m1に溶解し、これにフロラニール374■およ
び2・3−ジクロロ−5・6−ジシアツハイドロキノン
170■を加え42時間加熱還流し、更に2・3−ジク
ロロ−5・6−ジシアツハイドロキノン50mF?を加
え、計61時間加熱還流する。
ン45m1に溶解し、これにフロラニール374■およ
び2・3−ジクロロ−5・6−ジシアツハイドロキノン
170■を加え42時間加熱還流し、更に2・3−ジク
ロロ−5・6−ジシアツハイドロキノン50mF?を加
え、計61時間加熱還流する。
冷後、沢過し、p液を濃縮後、残渣をアルミナ23fを
充填したカラムクロマトグラフィーに付す。
充填したカラムクロマトグラフィーに付す。
ベンゼンで最初に流出する部分より少量のフロラニール
が流出し、次いで粗トリエノン体421■(UVにより
確認)が流出する。
が流出し、次いで粗トリエノン体421■(UVにより
確認)が流出する。
これを再度アルミナ301を充填したカラムクロマトグ
ラフィー(溶媒:n−へキサン)に付すとコレスタート
4・6−) IJエノン3−オンカ得られる。
ラフィー(溶媒:n−へキサン)に付すとコレスタート
4・6−) IJエノン3−オンカ得られる。
このものはメタノールより再結晶すると融点82.5〜
83.5℃を示す。
83.5℃を示す。
toH
UVスペクトル:λ 229.251、aX
98
実施例 3
24−ヒドロキシ−コレスタート4−ジエン3−オン4
00■をジオキサン35m1に溶解し、フロラニール3
00rvおよび2・3−ジクロロ5・6−ジシアツハイ
ドロキノン150■を加え、40時間加熱還流する。
00■をジオキサン35m1に溶解し、フロラニール3
00rvおよび2・3−ジクロロ5・6−ジシアツハイ
ドロキノン150■を加え、40時間加熱還流する。
以下実施例1と同様に処埋し、24−ヒドロキシ−コレ
スタート4・6トリエンー3−オン240■を得る。
スタート4・6トリエンー3−オン240■を得る。
toH
Uvスペクトル:λ 299.257、aX
43nm
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中R1、R3は同−又は異なって、各々水素原子、
水酸基又は保護された水酸基を意味し、R2は水素原子
又はR1と一緒になって24位の炭素原子とともにカル
ボニル基を意味する)で示される1・4−ジェノン体を
2・3−ジクロロ−5・6−ジシアツハイドロキノンの
存在下フロラニールで処理することを特徴とする一般式 (式中R1、R2、R3は前記と同じものを意味する)
で示される1 ・4・6−ドリエノン体の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50112078A JPS5828280B2 (ja) | 1975-09-18 | 1975-09-18 | ステロイドユウドウタイノ セイゾウホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50112078A JPS5828280B2 (ja) | 1975-09-18 | 1975-09-18 | ステロイドユウドウタイノ セイゾウホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5236654A JPS5236654A (en) | 1977-03-22 |
JPS5828280B2 true JPS5828280B2 (ja) | 1983-06-15 |
Family
ID=14577514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50112078A Expired JPS5828280B2 (ja) | 1975-09-18 | 1975-09-18 | ステロイドユウドウタイノ セイゾウホウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5828280B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4284577A (en) * | 1979-02-16 | 1981-08-18 | Sachiko Yamada | Novel vitamin D3 derivative and process for preparing the same |
JPS55154994U (ja) * | 1979-04-24 | 1980-11-07 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5084559A (ja) * | 1973-11-30 | 1975-07-08 |
-
1975
- 1975-09-18 JP JP50112078A patent/JPS5828280B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5084559A (ja) * | 1973-11-30 | 1975-07-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5236654A (en) | 1977-03-22 |
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