JPS5826773Y2 - 気動締付工具の反力吸収装置 - Google Patents
気動締付工具の反力吸収装置Info
- Publication number
- JPS5826773Y2 JPS5826773Y2 JP11859279U JP11859279U JPS5826773Y2 JP S5826773 Y2 JPS5826773 Y2 JP S5826773Y2 JP 11859279 U JP11859279 U JP 11859279U JP 11859279 U JP11859279 U JP 11859279U JP S5826773 Y2 JPS5826773 Y2 JP S5826773Y2
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- JP
- Japan
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- reaction force
- tightening
- tool
- moving
- force absorbing
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- Expired
Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 title claims description 14
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 title 1
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 7
- 201000010099 disease Diseases 0.000 description 1
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- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、無動締付工具の反力吸収装置に関するもの
である。
である。
一般に、無動締付工具は、エアーによるエンジン部の作
動で締付力発生部を動作させて、外部操作ソケットを回
転させ、ボルト・ナツトを締付けるものであるが、第1
図に示す如く、作業者が、ボルト・ナツトの締付けを必
要する型枠(被締付体)1上に仮締めしたボルト・ナツ
ト2に、無動締付工具3の外部操作ソケット4を嵌め合
わせ、工具本体のグリップ5とデツドノ・ンドル6とを
持って締付作業をするようにしている。
動で締付力発生部を動作させて、外部操作ソケットを回
転させ、ボルト・ナツトを締付けるものであるが、第1
図に示す如く、作業者が、ボルト・ナツトの締付けを必
要する型枠(被締付体)1上に仮締めしたボルト・ナツ
ト2に、無動締付工具3の外部操作ソケット4を嵌め合
わせ、工具本体のグリップ5とデツドノ・ンドル6とを
持って締付作業をするようにしている。
ところが、無動締付工具3には、打撃方向Aに回転する
力が強力に作用するから、作業者はその回転力に抗して
、つまり反力方向Bにその回転を受は支える必要があり
、両手の疲労が著しいばかりか、これと相まって急動締
結工具の締付振動を直接受けることにより長時間の作業
で白ろう病を誘発することがあった。
力が強力に作用するから、作業者はその回転力に抗して
、つまり反力方向Bにその回転を受は支える必要があり
、両手の疲労が著しいばかりか、これと相まって急動締
結工具の締付振動を直接受けることにより長時間の作業
で白ろう病を誘発することがあった。
この締付振動を防止するために、工具本体の適所に振動
吸収用ゴムを介在させた急動締結工具はあったが、十分
な耐振効果が得られないばかりか、耐久性がきわめて悪
いものであった。
吸収用ゴムを介在させた急動締結工具はあったが、十分
な耐振効果が得られないばかりか、耐久性がきわめて悪
いものであった。
この考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので
、無動締付工具の工具本体に反力吸収部材を取付け、締
付は作業時、反力吸収部材の弾性板を、ボルト・ナツト
の締付けを必要とする被締付体の側面に当て止めるよう
にして、工具本体の回転力を反力吸収部材で当て支えて
吸収せしめ、作業者は単に無動締付工具の倒れを保持す
るだけで、軽作業かつ振動を受けないで締付作業をを行
なえるようにしたものである。
、無動締付工具の工具本体に反力吸収部材を取付け、締
付は作業時、反力吸収部材の弾性板を、ボルト・ナツト
の締付けを必要とする被締付体の側面に当て止めるよう
にして、工具本体の回転力を反力吸収部材で当て支えて
吸収せしめ、作業者は単に無動締付工具の倒れを保持す
るだけで、軽作業かつ振動を受けないで締付作業をを行
なえるようにしたものである。
以下、この考案の実施例を添付図面に従って詳細に説明
する。
する。
第3図に示すように、無動締付工具10は、スロットル
レバー11を有し、エアー供給ホース12を接続したグ
リップ13と、エンジン機構(図示せず。
レバー11を有し、エアー供給ホース12を接続したグ
リップ13と、エンジン機構(図示せず。
)を収納したシリンダケース14と、デッドハンドル1
5(鎖線で示す。
5(鎖線で示す。
)を有し、衝撃機構16(締付力発生部)を収納したフ
ロントケース17と、衝撃機構16に連結した外部操作
ソケット18とを備えて成り、スロットルレバー11を
押すと、エアー供給ホース12から送られるエアーでエ
ンジン機構が作動し、衝撃機構16が動作して外部操作
ソケット18を打撃方向に回転させる周知の構成である
。
ロントケース17と、衝撃機構16に連結した外部操作
ソケット18とを備えて成り、スロットルレバー11を
押すと、エアー供給ホース12から送られるエアーでエ
ンジン機構が作動し、衝撃機構16が動作して外部操作
ソケット18を打撃方向に回転させる周知の構成である
。
一方、無動締付工具10のフロントケース17の先端部
には、第4図にも示すように、外部操作ソケット18の
軸線に対して直角方向に側出するアーム19をボルト2
0.・・・、20で取付ける。
には、第4図にも示すように、外部操作ソケット18の
軸線に対して直角方向に側出するアーム19をボルト2
0.・・・、20で取付ける。
該アーム19の自由端側には、端部から切欠いたガイド
溝21を設け、該ガイド溝21に、第5図にも示すよう
に、スライダー22の段落部23を下方から嵌め込み、
上方から段落部23に広幅板24をねじ25,25で固
定して、スライダー22がアーム19で支持されながら
ガイド溝21で案内されるようにする。
溝21を設け、該ガイド溝21に、第5図にも示すよう
に、スライダー22の段落部23を下方から嵌め込み、
上方から段落部23に広幅板24をねじ25,25で固
定して、スライダー22がアーム19で支持されながら
ガイド溝21で案内されるようにする。
上記ガイド溝21の開放側は、アーム19の自由端部に
閉塞板26をねじ27.27で固定して閉塞する一方、
該閉塞板26の中央部につまみ28を有するボルト29
を挿通して、上記スライダー22に設けたねじ30に螺
合させると共に、その先端部は、ガイド溝21の底壁面
で軸承する。
閉塞板26をねじ27.27で固定して閉塞する一方、
該閉塞板26の中央部につまみ28を有するボルト29
を挿通して、上記スライダー22に設けたねじ30に螺
合させると共に、その先端部は、ガイド溝21の底壁面
で軸承する。
上記ボルト27は、抜脱不自在に抜は止めされると共に
、ガイド溝21とスライダー19との間にコイルばね3
1を縮装して、スライダー19を常に一方向に附勢し、
がたつきを防止する。
、ガイド溝21とスライダー19との間にコイルばね3
1を縮装して、スライダー19を常に一方向に附勢し、
がたつきを防止する。
上記外部操作ソケット18と対向するスライダー19の
広幅面には、合成ゴムでなる厚手の弾性板32を貼り付
ける。
広幅面には、合成ゴムでなる厚手の弾性板32を貼り付
ける。
上記のようにして、無動締付工具10に、アーム19と
スライダー22でなる反力吸収装置を装着すれば、第3
図にかいて、外部操作ソケット18を型枠1に仮締めし
たボルト・ナツト2に嵌め合わせ、ついで、つまみ28
を操作してスライダー22をボルト29のねじ送り力で
スライドさせ、弾性板32を型枠1の側面と僅かの隙間
を隔てた位置に調節する。
スライダー22でなる反力吸収装置を装着すれば、第3
図にかいて、外部操作ソケット18を型枠1に仮締めし
たボルト・ナツト2に嵌め合わせ、ついで、つまみ28
を操作してスライダー22をボルト29のねじ送り力で
スライドさせ、弾性板32を型枠1の側面と僅かの隙間
を隔てた位置に調節する。
そうして、第2図のように、作業者がグリップ13とデ
ッドハンドル15を軽く持って、無動締付工具10を倒
れない程度に保持した状態でスロットルレバー11を押
すと、上述したように外部操作ソケット18が打撃方向
Aに回転してボルト・ナツト2を締付けてゆく。
ッドハンドル15を軽く持って、無動締付工具10を倒
れない程度に保持した状態でスロットルレバー11を押
すと、上述したように外部操作ソケット18が打撃方向
Aに回転してボルト・ナツト2を締付けてゆく。
このとき、無動締付工具10に作用する打撃方向Aの回
転力でスライダー22の弾性板32は型枠1の側面に当
て止められ、無動締付工具10がそれ以上回転しないよ
うに反力方向Bに当て支える。
転力でスライダー22の弾性板32は型枠1の側面に当
て止められ、無動締付工具10がそれ以上回転しないよ
うに反力方向Bに当て支える。
この結果、作業者はグリップ13やデッドハンドル15
を強くにぎる必要がないので、両手に加わる締付振動は
著しく減少(従来の約1/3)するようになる。
を強くにぎる必要がないので、両手に加わる締付振動は
著しく減少(従来の約1/3)するようになる。
型枠1の側面とボルト・ナツト2の締付位置までの距離
が一定である場合には、外部操作ソケット18とスライ
ダー22の位置関係は締付作業ごとに調節する必要はな
く、締付作業の終了後、無動締付工具10を上方に持上
げると外部操作ソケット18がボルト・ナツト2から外
れ、スライダー22が型枠1の側面から離れる一方、つ
ぎの締付作業位置で外部操作ソケット18を仮締めした
ボルト・ナツト2に嵌め合わせると、スライダー22も
型枠1の側面に対向するようになる。
が一定である場合には、外部操作ソケット18とスライ
ダー22の位置関係は締付作業ごとに調節する必要はな
く、締付作業の終了後、無動締付工具10を上方に持上
げると外部操作ソケット18がボルト・ナツト2から外
れ、スライダー22が型枠1の側面から離れる一方、つ
ぎの締付作業位置で外部操作ソケット18を仮締めした
ボルト・ナツト2に嵌め合わせると、スライダー22も
型枠1の側面に対向するようになる。
以上の説明からも明らかなように、この考案は、無動締
付工具に反力吸収部材を取付け、工具本体の回転力を反
力吸収部材で当て支えて吸収するようにしたから、作業
者は両手で回転を受は支える必要がなくなり、疲労が減
少すると共に、両手に加わる締付振動が著しく減少する
。
付工具に反力吸収部材を取付け、工具本体の回転力を反
力吸収部材で当て支えて吸収するようにしたから、作業
者は両手で回転を受は支える必要がなくなり、疲労が減
少すると共に、両手に加わる締付振動が著しく減少する
。
また、工具本体に着脱可能であるから、既存の空気締付
工具にも容易に取付けることができる。
工具にも容易に取付けることができる。
第1図は従来の無動締付工具の操作要領を示す側面図、
第2図はこの考案に係る無動締付工具の操作要領を示す
側面図、第3図は無動締付工具の要部断面側面図、第4
図はソケ・ソトを取外した第3図の底面図、第5図はス
ライダーの側面図である0 1・・・・・・型枠、2・・・・・・ボルト・ナツト、
10・・・・・・無動締付工具、18・・・・・・外部
操作ソケット、19・・・・・・アーム、21・・・・
・・ガイド溝、22・・・・・・スライダー、28・・
・・・・つまみ、29・・・・・・ボルト、31・・・
・・・コイルばね、32・・・・・・弾性板。
第2図はこの考案に係る無動締付工具の操作要領を示す
側面図、第3図は無動締付工具の要部断面側面図、第4
図はソケ・ソトを取外した第3図の底面図、第5図はス
ライダーの側面図である0 1・・・・・・型枠、2・・・・・・ボルト・ナツト、
10・・・・・・無動締付工具、18・・・・・・外部
操作ソケット、19・・・・・・アーム、21・・・・
・・ガイド溝、22・・・・・・スライダー、28・・
・・・・つまみ、29・・・・・・ボルト、31・・・
・・・コイルばね、32・・・・・・弾性板。
Claims (2)
- (1)エアーによるエンジン部の作動で締付力発生部を
動作させて、外部操作ソケットを回転させるようにした
無動締付工具にむいて、 工具本体に、上記外部操作ソケットと一定の間隔を隔て
て対位する弾性板を支持した反力吸収部材を取付け、締
付は作業時、反力吸収部材の弾性板を、ボルト・ナツト
の締付けを必要とする被締付体の側面に当て止めるよう
にしたことを特徴とする無動締付工具の反力吸収装置。 - (2)上記反力吸収部材が、工具本体に着脱可能に取付
けられるアームと、上記弾性体を支持し、該アームで案
内されてねじ操作でスライド可能なスライダーとで戊る
ことを特徴する実用新案登録請求の範囲第1項記載の無
動締付工具の反力吸収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11859279U JPS5826773Y2 (ja) | 1979-08-28 | 1979-08-28 | 気動締付工具の反力吸収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11859279U JPS5826773Y2 (ja) | 1979-08-28 | 1979-08-28 | 気動締付工具の反力吸収装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5638775U JPS5638775U (ja) | 1981-04-11 |
JPS5826773Y2 true JPS5826773Y2 (ja) | 1983-06-09 |
Family
ID=29350802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11859279U Expired JPS5826773Y2 (ja) | 1979-08-28 | 1979-08-28 | 気動締付工具の反力吸収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5826773Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH031183Y2 (ja) * | 1984-12-25 | 1991-01-16 |
-
1979
- 1979-08-28 JP JP11859279U patent/JPS5826773Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5638775U (ja) | 1981-04-11 |
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