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JPS5826602Y2 - リクライニングシ−ト機構 - Google Patents

リクライニングシ−ト機構

Info

Publication number
JPS5826602Y2
JPS5826602Y2 JP1980173168U JP17316880U JPS5826602Y2 JP S5826602 Y2 JPS5826602 Y2 JP S5826602Y2 JP 1980173168 U JP1980173168 U JP 1980173168U JP 17316880 U JP17316880 U JP 17316880U JP S5826602 Y2 JPS5826602 Y2 JP S5826602Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gears
hinge plate
teeth
gear
seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980173168U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5690151U (ja
Inventor
フイリツプ・チヤールズ・シエフアード
Original Assignee
アイ・エイチ・ダブリユ・エンジニアリング・リミテツド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アイ・エイチ・ダブリユ・エンジニアリング・リミテツド filed Critical アイ・エイチ・ダブリユ・エンジニアリング・リミテツド
Priority to JP1980173168U priority Critical patent/JPS5826602Y2/ja
Publication of JPS5690151U publication Critical patent/JPS5690151U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5826602Y2 publication Critical patent/JPS5826602Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、リクライニングシート機構に関する。
調整位置において自縛する歯車装置の歯車の回転により
適当なシートと背もたれの角度的調整を行なうシート傾
斜機構は車両シートに利用できる。
かかるシートはイギリス特許第1091994号に記載
されており、この特許明細書に記載の構造は2枚の蝶番
板を含み、この板の一方には内向歯付輪歯車をそして他
方の板には偏心運動のために取付けられかつ輪歯車と係
合される平歯車を有する。
この場合には2つの歯車の歯数の差によって調整を達成
する。
この構造の欠点は画板が偏心的に動き、この運動が背も
たれに伝達されるので、使用時、背もたれが「ワルチン
グ(waltzing)J運動と呼ばれる現象すなわち
背もたれが回転運動と回転軸の移動とを組合わせた浮上
るような現象を生ずることである。
イギリス特許第1170708号から知られる他の構造
は各蝶番板上の輪歯車および同時にかつ偏心的に回転さ
れかつそれぞれ2つの輪歯車と係合する2つの平歯車を
備えている。
この構造は「ワルチング」の欠点を回避するが製作がよ
り高価となる。
さらに、西ドイツ特許第1555711号には他の構造
が記載されており、この構造は2つの輪歯車を有するこ
とにおいて前述の構造と似通っているが各輪歯車と係合
する平歯車の代りに、1つの円上に4つの小歯車を取付
ける歯車支持体を備え、一方の組の4つ小歯車は一方の
輪歯車と係合しかつ他方の組は他方の輪歯車に係合する
この歯車支持体は小歯車がそれぞれの輪歯車に沿って回
転するように回転されそして回転は歯車支持体上の外歯
と係合される他の歯車によって達成される。
この構造において使用される小歯車はより容易にかつ安
価に製作できるが、この構造は支持体を含めて合計12
個の歯車を有するという欠点に遭遇する。
本考案は改良したリクライニングシート機構・を提供す
る。
すなわち、本考案は、シートと背もたれとにそれぞれ取
付けられかつ互いに蝶番接合された第1および第2の蝶
番板と、該各々の蝶番板に形成されかつ一方が他方より
多くの歯数を有する内向歯付輪歯車と、該互いに対接す
る両輪歯車と同軸的に挿通位置する制御歯車と、該制御
歯車と前記両輪歯車との間に配設されかつ双方の歯車に
噛合させた少なくとも2つ以上の遊星歯車と、前記制御
歯車を回転させかつ前記第1トよび第2の蝶番板の相対
的角度を調整する把手車とを備えてなるとともに、前記
両輪歯車間の歯数の差と前記遊星歯車の数とを同一に構
成したことを要旨とするものである。
以下、添付図面を参照して説明する。
第1図を参照して、ここに示される車両シートはシート
11と背もたれ12を有し、該背もたれ12はシート1
1に関連して垂直に角度的に調整可能である。
調整は第2蝶番板15に蝶番接合された第1蝶番板14
を有するシート傾斜機構13によって行なわれる。
第1蝶番板14は背もたれ12に取付けられかつ第2蝶
番板15はシート11に取付けられる。
図中11はノブ(把手車)で、後述するように、このノ
ブ1Tの手動による回転により背もたれの傾斜の調整を
行なうようになっている。
さらに両蝶番板をシートの対向側部上に設けてもよいが
、これらは調整制御を有する必要がない。
板14と15の蝶番軸線は背もたれの傾斜軸線と同軸で
ある。
第1蝶番板14は内向歯21を有する第1輪歯車20を
画成するボスと一体に形成される。
蝶番板14はボスに隣接した同軸凹部29を画成する。
第2蝶番板15は内向突出歯23を有する第2輪歯車2
2を備えている。
該第2輪歯車22は歯23と同軸の環状ボス25を有し
かつこのボスは第2蝶番板15の凹部26内に回転可能
に係合する第2蝶番板15は後述するレバー装置28に
よって第2輪歯車22に関して通常固着される。
また第2輪歯車22は凹部27を有しかつ第1輪歯車2
0は凹部27に回転可能に係合する。
第1蝶番板の凹部29は支持体33を受容配置し、この
支持体は型押突起33a、33b、33c。
33dを有する。
制御歯車構成体35は頭部36を備えた制御歯車34か
らなり、この歯車34は補助座金31と弾性パツキン3
8を支持する。
制御歯車34は支持体の開口40を通ってかつ第2蝶番
板15の開口41を通って延びる。
さらに座金42が制御歯車34によって受容されかつボ
ルト43がこのボルトと頭部36との間に支持体と両蝶
番板を固定するように制御歯車内に同軸的に係合する。
組立前に、4つの遊星歯車45〜48はそれぞれの突起
33a〜33dと回転可能に係合しかつ制御歯車34と
噛み合い、各遊星歯車20.22の双方と噛み合ってい
る。
第1輪歯車20は第2輪歯車22より多くの歯を有し、
第1輪歯車は25個の歯21を有しかつ第2輪歯車は2
1個の歯23を有する。
各組の歯21.23によって画成される歯先円を同一に
してあり、両歯21と23の歯数差が4個であるので、
両方の輪歯車20.22が同時に遊星歯車の歯にかみあ
うことができる位置は4個所であり、その位置は互に直
径方向の一直線の上に位置する2個の位置を1組として
2組の位置である。
各遊星歯車はこれらの位置に配置される。
すなわち円周の歯数差で分割した間隔ごとに1個所両方
の輪歯車20.22の歯又は間隙部が一致する位置が得
られる。
このことから、歯数の差が4つではなく3つである場合
、3つの遊星歯車が設けられるであろう。
把手車の形のノブ17はボルト51と座金52とによっ
て制御歯車構体に固着され、該ボルトは制御歯車のネジ
付開口53内に係合する。
それゆえノブ1γの回転は制御歯車34および遊星歯車
45〜48の付随回転を生じ、遊星歯車はそれらの固有
の軸線の回りにかつ制御歯車の軸線の回りに回転する。
それによって輪歯車20゜22は主蝶番軸線の周りにゆ
っくりと動く歯21゜23の配列位置を、事実上、より
相対的に、角度的に発生される。
したがって、蝶番板14,15はノブ17の回転方向に
よってともにまたは別個に角度的に動かされ、背もたれ
12の傾斜の調整を生ずる。
後部ドアを持たない車両においては、車両の後部へ出入
りするために背もたれ12を前方に傾ける必要がある。
かかる傾斜のためには上記の歯車装置とは別個にレバー
装置28が設けられる。
ストップ67は2枚の蝶番板14.15の相対的角度運
動の極限を画成するように蝶番板14上の2つの突起7
5.76の一方と協働することができる。
加えて輪歯車22はアーム63の端部と係合する突起6
1を有し、該アームは背もたれの前方傾斜、すなわち第
3図から解かるように、蝶番板14の時計方向角度運動
を阻止するようなストップとして役立つ。
同様にして輪歯車22は背もたれの後方傾斜を阻止する
ためのストップ67と係合する突起61を有している。
アーム63はレバー68と蝶番板15との間に係合され
たばね66によって突起61との係合にばね負荷される
該レバー68はアームによるレバーの運動のためアーム
の開ロア1aに係合される部分に舌片71を有し、レバ
ー68とアーム63は共通枢動部材65の回りに回動さ
れる。
レバーはさらに蝶番板15の細長いスロット77に係合
する舌片69aを備えた部分69を有し、このスロット
γ7はレバーの運動を制限する。
さらにリベット60が設けられ、このリベット上をアー
ム63が摺動する。
レバーの揺動は突起61からアーム63を解放して背も
たれの前方傾斜を許容する。
実際上、レバーはリンク仕掛またはケーブルによる作動
子とレバー68との連結によって離れた部分からの作動
により揺動してもよい。
上記機構はいくつかの歯車を使用しかつ特に堅牢である
一方製作が安価であり、さらにこの機構は高荷重に耐え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は車両シート上での使用位置に示した本考案によ
るシート傾斜機構の斜視図、第2図は本考案によるシー
ト傾斜機構を拡大して示した分解斜視図、第3図はシー
ト傾斜機構の側面図、第4図は第3図の線fV−IVに
沿うシート傾斜機構の断面図である。 符号の説明、11・・・シート、12・・・背もたれ、
13・・・シート傾斜機構、14.15・・・蝶番板、
20.22・・・輪歯車、21.23・・・内向歯、3
4・・・制御歯車、45〜48・・・遊星歯車、17・
・・ノブ、67・・・ストップ、63・・・アーム、6
8・・・レバー69a、71・・・舌片、51・・・ボ
ルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートと背もたれとにそれぞれ取付けられかつ互いに蝶
    番接合された第1督よび第2の蝶番板と、該各々の蝶番
    板に形成されかつ歯先円が同一でありしかも一方が他方
    より多くの歯数を有する内向歯付輪歯車と、該互いに対
    接する両輪歯車と同軸的に挿通位置する制御歯車と、該
    制御歯車と前記両輪歯車との間に配設されかつ双方の歯
    車に噛合させた少なくとも2つ以上の遊星歯車と、前記
    制御歯車を回転させかつ前記第1および第2の蝶番板の
    相対的角度を調整する把手率とを備えてなるとともに、
    前記両輪歯車間の歯数の差と前記遊星歯車の数とを同一
    に構成したことを特徴とするリクライニングシート機構
JP1980173168U 1980-12-02 1980-12-02 リクライニングシ−ト機構 Expired JPS5826602Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980173168U JPS5826602Y2 (ja) 1980-12-02 1980-12-02 リクライニングシ−ト機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980173168U JPS5826602Y2 (ja) 1980-12-02 1980-12-02 リクライニングシ−ト機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5690151U JPS5690151U (ja) 1981-07-18
JPS5826602Y2 true JPS5826602Y2 (ja) 1983-06-08

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ID=29683955

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980173168U Expired JPS5826602Y2 (ja) 1980-12-02 1980-12-02 リクライニングシ−ト機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4023934C2 (de) * 1989-07-31 1999-08-05 Ikeda Bussan Co Rückenlehnen-Verstellvorrichtung für einen Sitz

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013112063A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Delta Kogyo Co Ltd リクライニング装置
JP2013112065A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Delta Kogyo Co Ltd リクライニング装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4814127U (ja) * 1971-06-29 1973-02-16

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JPS5690151U (ja) 1981-07-18

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