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JPS5824217A - 表面音響波フイルタ用インピ−ダンス変換回路網 - Google Patents

表面音響波フイルタ用インピ−ダンス変換回路網

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Publication number
JPS5824217A
JPS5824217A JP57126613A JP12661382A JPS5824217A JP S5824217 A JPS5824217 A JP S5824217A JP 57126613 A JP57126613 A JP 57126613A JP 12661382 A JP12661382 A JP 12661382A JP S5824217 A JPS5824217 A JP S5824217A
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JP
Japan
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input
output
signal
amplifier
capacitor
Prior art date
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Application number
JP57126613A
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JPH057890B2 (ja
Inventor
マツクス・ワ−ド・ミユ−タスパ−フ
ガリ−・アレン・ウイツトリツジ
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RCA Corp
Original Assignee
RCA Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by RCA Corp filed Critical RCA Corp
Publication of JPS5824217A publication Critical patent/JPS5824217A/ja
Publication of JPH057890B2 publication Critical patent/JPH057890B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H7/00Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
    • H03H7/01Frequency selective two-port networks
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/04Frequency selective two-port networks

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)
  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 とその駆動用増幅器の出力との間に結合されたインピー
ダンス変換回路網に関するものである。
一般にSAWフィルタは基板の表面上に形成された入力
および出カドランスジューサをもっている。
各トランスジューサは、間挿関係にある歯をもった2個
のくし形電極を具えている。入カドランスジューサに供
給される入力電圧に応答して、その入カドランスジュー
サから音響波が送り出され、その音響波は基板の表面に
沿って伝播し、出カドランスジューサによって受信され
、出力電圧に変換される。SAWフィルタの周波数応答
性は、対をなす隣接する歯の数、それらの間隔、および
重なり程度を選択することによって決定される。SAW
フィルタは集積回路技術によって作ることができるので
、同等の個別素子によるフィルタに比して極めて簡単で
、しかも遥かに安価に提供することができる。従って、
このSAWフィルタはテレビジョン受像機のよう々大衆
消費者用の製品に広く使用される。代表例として、受像
機の中間周波増幅段に適用して、そのIP段に所定の通
過帯域をもった周波数応答特性を与えることができる。
SAWフィルタは上述のような利点をもっているが、入
カドランスジューサによって送出される表面音響波の一
部は出カドランスジューサから反射されて所謂2重通過
波が生成され、さらにこの2重通過波の一部は入カドラ
ンスジューサで再度反射されて3重通過波が生成される
。入カドランスジューサと出カドランスジューサ間でさ
らに高次の反射が起る可能性もある。各反射波は受信ト
ランスジューサによってその波の大きさに相当する電圧
に変換される。テレビジョン受像機テは、受信された反
射波に応答して出カドランスジューサによって発生され
た遅延電圧は、工F信号から取出されたビデオ信号中に
現われ、それによって映像管で表示された映像中にそれ
がゴーストとなって現われる。各連続する反射波は前の
反射波に比して減衰するので、3重通過波に応答する電
圧が最も顕著に現われる。
音響波の反射を禁止し、対応する電圧の振幅を減衰させ
るための多くの技術が知られている。最もよく使用され
る方法は、SAwフィルタに付帯す   する損失を増
大させる方法である。これは、SAwフィルタに関連す
る入力および出力回路のインピーダンスとSAWフィル
タの対応するインピーダンスとを不整合状態とすること
によって実現できる。
主および反射波から取出される電圧の振幅は共に減衰す
るけれども、反射波から取出される電圧の振幅は一般に
主伝送波に対応する電圧よりもはるかに小さいので、損
失による減衰は、主伝送波から生成される映像を乱すよ
りも反射波による可視効果を減衰させるというより大き
な効果が得られる。通常、主信号の減衰はSAWフィル
タに先行する増幅器によって補償される。
1981年6月2日付の米国特許第4,271,433
号明細書中にはテレビジョン受像機のIF段で使用され
るSAWフィルタ用の駆動増幅器について開示されてい
る。増幅器の出力と入力との間にその出力インピーダン
スを減少させるだめの負帰還路が接続されており、それ
によって2重通過波あるいはより高次の偶数次通過波か
ら取出される電圧の減衰度を大きくしている。特にこの
構成では、コレクターペース間に接続された帰還抵抗器
を有する共通エミッタ増幅器として接続されたトランジ
スタを含んでいる。トランジスタのコレクタと、AC信
号接地点としても働く電源電圧接続点との間にインダク
タが接続されており、このインダクタはSAWフィルタ
の入力容量と共に所望のrr通過帯域応答特性の中心周
波数、例えば44MHzでSAWフィルタの入力容量を
実効的に打消している。トランジスタに対する負荷抵抗
器がSAWフィルタの入力と交流(AC)信号接地点と
の間に接続されている。
この形式あるいはこれと同様な形式のSAW駆動増幅器
の出力は、通常IP通過帯域で無視し得るインピーダン
スを示すのに充分な大きさに選定された直流(DC)阻
止キャパシタによってSAWフィルタの入力に結合され
ている。前述の米国特許明細書に示されている装置では
、I2通過帯域の中心周波数は44MHzであり、DC
阻止キャパシタの値は1ooo pFあるいはそれ以上
の値に選ばれている。SAW装置は容量性であるので、
理想的にはこのようなりC阻止キャパシタは不要で、理
論的には導体によって置き換えることができる。しかし
ながら実際には、入カドランスジューサの2個のくし形
電極間にDC電圧が印加されるのを阻止するためにDC
阻止キャパシタが使用される。
従って、このような駆動装置では、出力トランジスタの
負荷抵抗器および電流供給能力はSAWフィルタの入カ
ドランスジューサに供給される電圧を決定し、増幅器の
出力インピーダンスと並列に接続された負荷抵抗器が2
重通過波信号が供給されるインピーダンスを決定し、従
って、それの大きさが減衰される。通常のSAWフィル
タは電圧応答装置であるので、大きな電流供給能力を持
つ高価な出力トランジスタを使用する必要がないように
するために、負荷抵抗器としては比較的大きな値のもの
を使用すべきである。SAWフィルタに所望の入力電圧
を供給するためには比較的大きな値の負荷抵抗器を使用
することが望ましいが、これに反して2重通過信号の減
衰を大きくするためには負荷抵抗器の値を比較的小さく
することが望ましい。
〈発明の概説〉 上述の形式のSAW駆動回路では、DC阻止キャパシタ
は回路のAC動作には何らの重要な影響をも与えない。
この発明によれば、SAwフィルタ用で、入力信号を受
信するための2個の入力端子が設けられており、その一
方はAC接地点に接続されている。また出力信号が発生
する2個の出力端子が設けられている。さらに入力信号
を受信するための入力端子および出力信号が発生する出
力端子を有する増幅器と、増幅器の出力端子とAC接地
点との間に接続されたインダクタと、増幅器の出力端子
とSAWヲィルタの入力端子との間に接続されたキャパ
シタと、SAw装置の入力端子とAC接地点との間に接
続された抵抗器とが設けられている。そしてキャパシタ
の値は駆動装置のAC動作に実質的な影響を与え、また
特にインダク力および抵抗器と組合わせて、増幅器に対
する実効負荷インピーダンスを大きくシ、駆動回路の実
効出力インピーダンスを低下させるのに充分低い値に選
定されている。特にキャパシタはSAWフィルタの入力
キャパシタと同程度のオーダを持つように選定されるこ
とが望ましく、好ましくは入力容量の5倍以下であるべ
きである。その結果、この発明の駆動回路では、キャパ
シタは、インダクタとキャパシタとの直列回路およびS
AWフィルタの入力容量を含む並列同調回路の共振周波
数に実質的な影響を与える。代表的なSAWフィルタの
入力容量は501i’f以下であるので、もしキャパシ
タが通常使用されるような直流阻止キャパシタの値、例
えば約1000Pfの値を持っておれば、そのキャパシ
タは並列共振に実質的に影響を与えないことに注意する
必要がある。実際にはキャパシタおよびインダクタの値
は、(1)インダクタとキャパシタは、所望の通過帯域
に充分に近い周波数で共振し、その共振回路の両端間に
供給される通過帯域内にある2重通過信号を減衰させる
直列共振回路を構成し、(2)インダクタ、キャパシタ
、およびSAWフィルタの入力容量は増幅器の出力端子
とAC信号接地点との間に所望の通過帯域内にある周波
数で共振し、増幅器の実効負荷インピーダンスを増加さ
せる並列共振回路を形成するように選定されている。イ
ンピーダンス変換回路網を使用することによって、比較
的小さな電流供給能力を有し従って安価な出力トランジ
スタを使用することができ、同時に2重通過信号が供給
される並列インピーダンスを小さくシ、それによって2
重通過信号の減衰を大きくすることができる。
この発明の別の特徴として、先に示した米国特許の装置
と同様に、増幅器はその出力端子と入力端子との間に結
合された負帰還回路網を含むように構成されている。ま
た、この発明のインピーダンス変換回路網は、2重通過
信号が供給される5AIIIフイルタの入力端子とAC
信号接地点との間の駆動回路の出力インピーダンスを、
インダクタとキャパシタを含む直列共振回路のみによる
場合よりも低くできることが判った。
〈発明の実施例の説明〉 以下、この発明を添付の図面を参照しつ\詳細に説明す
る。
第1図の回路素子の値は、抵抗器については、コトワり
のない限りその値はすべてオームを表わすものであり、
キロオームに対してはに1マイクロフアラツドについて
はμf1 ピコファラッドについてはPf、マイクロヘ
ンリについてはμhで示す。
第1図に示すテレビジョン受像機において、チューナl
から供給されるIP倍信号入力フィルタ3で濾波される
。フィルタ3の出力信号は、I2通過帯域において無視
し得るインピーダンスを持つように選定された値をもつ
直流阻止キャパシタCnOを経て増幅器7の入力端子5
に供給される。
増幅器7の出力信号はその出力端子9に発生し、インピ
ーダンス変換回路網11を経てSAWフィルタ15の入
力端子13gに供給される。出力端子17aに発生する
SAWフィルタ15の出力信号はIP段19に供給され
る。IF段19はIP信号中のビデオ成分、クロミナン
ス成分、音声成分および同期成分を検出し、これらを信
号処理回路21の各部分に供給する。
SAWフィルタ15は、例えばタンタル酸リチウム(L
iT’aOs)からなる圧電基板の表面上に形成された
入カドランスジューサ23および出カドランスジューサ
25からなる。各トランスジューサ23.25は間挿関
係に配置された2個のくし形電極をもっている。入カド
ランスジューサ23の電極の1つは入力端子13aに接
続され、入カドランスジューサ23の入力電極の他方は
AC接地点に接続された入力端子13Bに接続されてい
る。出カドランスジューサ25の2個の電極は出力端子
17.および17bに接続されている。トランスジュー
サ23.25の各々の対をなす歯の数、間隔、重なり量
は、IP帯域通過特性の周波数応答性を整形するのに適
した所望の帯域通過特性が得られるように選定される。
東芝製ノF1032U SAW装置1d SAW 7 
イ/I/ p 15として使用するのに適している。I
P段21中の個別素子からなるフィルタと同様に個別素
子からなる入  1カフイルタ3もまたIP帯域通過特
性の応答性を整形する。例えば、入力フィルタ3は、4
7.25MHzに発生する隣接チャンネルの音声成分(
一般に隣接チャンネル音声信号と称される)を除くだめ
の同調回路を含んでいる。このような入力フィルタは前
述の米国特許明細書中に述べられている。アメリカ合衆
国で採用されている受像機に与えられる帯域通過応答特
性は第2図の特性Aに示されている。
SAWフィルタ15の入力端子13aと!3bとの間に
発生した電圧は入カドランスジューサ23によって音響
波に変換され、これは基板27の表面に沿って出カドラ
ンスジューサ25に伝送される。受信された音響波は出
力端子17aと17bとの間に発生する電圧に変換され
る。前述のように、残念ながらトランスジューサ25で
受信された音響波の一部はこの出カドランスジューサ2
5で反射されて入カドランスジューサ25で受信される
。この反射された音響波は、前述のように2重通過信号
と称され、この信号はその大きさに対応する電圧に変換
される。
出カドランスジューサ25から反射され、入カドランス
ジューサ23によって受信された音響波の一部はこの入
力トランスジューサで再度反射され、出カドランスジュ
ーサ25で受信され、る。この音響波は3重通過信号と
称され、この信号もその大きさに相当する電圧に変換さ
れる。この3重通過信号は、入カドランスジューサ23
から出カドランスジューサ25へ伝送された一次伝送波
から取出された主信号に対して時間的に遅れているので
、この3重通過信号はテレビジョン受像機の映像管によ
って再生される像にゴーストを生じさせる。
増幅器7は共通エミッタ増幅器として構成されたNPN
)ランジスタ31を持っている。トランジスタ31のエ
ミッタは直列に接続された抵抗器R11およびRII2
を経て信号接地点に接続されている。
トランジスタ31のベースはフィルタ3の出力信号を受
信するように入力端子5に接続されている。
ベースと信号接地点との間には抵抗器RBが接続されて
いる。トランジスタ31のコレクタは出力端子9に接続
されており、この出力端子は次いでインピーダンス変換
回路網11に接続されている。トランジスタ31のコレ
クタにおける増幅器7の出力は抵抗器RPを経てトラン
ジスタ31のベースである増幅器7の入力に接続されて
いる。
抵抗器RBとRFはトランジスタ31のベース電極にお
けるバイアス電圧を設定する。抵抗器RK+とRI82
はトランジスタ31のエミッタ電極におけるバイアス電
圧を設定する。抵抗器RK2は、I2通過帯域ニオいて
無視し得るインピーダンスを持ったバイパス用キャパシ
タCBによって信号接地点へ側路されている。トランジ
スタ31のベースとエミッタとの間の負帰還を与える抵
抗器Rn+は、増幅器7の利得を制御して、これが過負
荷状態になるのを防止するようにその値が選択されてい
る。抵抗器RFは増幅器マの出力と入力との間に負帰還
を与えるものである。この負帰還増幅器7の入力インピ
ーダンスを、例えば50オ一ム程度の入力フィルタ3の
出力インピーダンスとより一層整合させるように低くす
る。抵抗器RFによって与えられる負帰還は出力端子9
に現われる増幅器7の出力インピーダンスをも低下させ
る。2重通過信号はこの出力インピーダンスの両端間に
結合されるので、この2重通過信号は帰還抵抗器RPが
存在しない場合に受けるよシもより大きな減衰を受ける
インピーダンス変換回路網11は、増幅器7に対して比
較的高い負荷インピーダンスを与え、またSAWフィル
タ15の入力端子13aとAC信号接地点との間に比較
的低い出力インピーダンスを与える。
その結果、トランジスタ31によって供給する必要のあ
る電流は小さくてすみ、また2重通過信号の減衰度は以
下に説明するようにインピーダンス変換回路網11を含
まない同様な回路に比して大きくなる。
インピーダンス変換回路網11は出力端子9と、電源電
圧B+が供給される端子33との間に結合されたインダ
クタLを含んでいる。フィルタ回路網35は、インダク
タLと直列に接続された抵抗器37と、インダクタLと
抵抗器37との接続点とAC信号接地点との間に接続さ
れたキャパシタ39とからなり、電源電圧”から”°成
分を除去するように働く・     1キヤパシタ39
の値は比較的大きな値をもっており、それによってIP
通過帯域ではそのインピーダンスを無視することができ
る。実際にはインダクタLはトランジスタ31のコレク
タとAC信号接地点との間に接続される。インピーダン
ス変換回路網11の残りの部分は、出力端子9とSAW
フィルタ15の入力端子13aとの間に接続されたキャ
パシタCと、SAWフィルタ15の入力端子13aとA
C信号接地点との間に接続された抵抗器RLを含んでい
る。
増幅器7、インダクタL1キャパシタC1抵抗器RLお
よび5AW15の回路の位相(トポロジー)は前述の米
国特許明細書に示されているものと実質的に同じである
。しかし々から、前記米国特許に示されている装置にお
いては、Cに相当するキャパシタの値は、例えば100
0Pf以上の比較的大きな値をもった本来の阻止キャパ
シタとしての値であるべきである。そのためrp通過帯
域ではそのインピーダンスは無視し得る。従って、前記
米国特許に示されている技術に従って、SAWフィルタ
15に対するDC電圧の印加を阻止するための実際上の
必要がなければ、キャパシタCを導線に置き換えること
ができる。
前述の米国特許の回路ではインダクタLは、SAwフィ
ルタ15の入力端子13aとAC信号接地点との間に現
われる実効容量C8と並列共振回路を構成し、IF通過
帯域の実質的に中心周波数、例えばアメリカ合衆国の標
準方式では44MHzに共振するように選定されている
。このインダクタLは、SAWフィルタ15の入力容量
CBの効果を実効的に打消すことを目的として選定され
る。
この発明の回路では、キャパシタCは、工F通過帯域に
おいて増幅器7の出力端子9とSAWフィルタ15の入
力端子13aとの間で双方向インピーダンス変換を与え
るのに有効なインピーダンスを呈するような値となるよ
うに選択される。特にキャパシタCの値はSAWフィル
タ15の入力容量CBと同じオーダの大きさとなるよう
に選定されており、インダクタLと、キャパシタCとC
sとの直列回路とからなる並列共振回路の共振に影響を
与える。
特にC,!:I、の値は、(I]Lと、Cと08の直列
回路との並列共振回路がIF通過帯域、特にその中心周
波数、例えば44MHzで共振し、(2)キャパシタC
とインダクタLはIP通過帯域に充分に近い周波数で共
振する直列共振回路を構成し、SAWフィルタ15によ
って生成される2重通過信号が供給される入力端子13
aとAC信号接地点との間の出力インピーダンスを減少
させるように選定されている。
キャパシタCの値を0日の値の5倍あるいはそれ以下の
値に選定すると好ましい結果の得られることが判った。
直列共振回路によって与えられる共振周波数(すなわち
0出力周波数)は、2.rfSLCzに等しいかそれ以
上であることが望ましい。
次に動作を説明する。SAWフィルタ15によって入力
端子13aとAC信号接地点との間に発生する2重通過
信号は、抵抗器Rr、キャパシタCとインダクタLとか
らなる直列共振回路、増幅器7の出゛力端子9に現われ
る増幅器7の出力インピーダンスとからなる駆動回路の
出力インピーダンスに供給される。従って、キャパシタ
CとインダクタLとからなる直列共振回路の共振点では
、2重通過信号は無視できるインピーダンスを通してA
・C信号接地点に側路されることが認められる。IP通
過帯域における駆動回路の出力インピーダンスの減少は
、第2図の特性B、!:Cによって示されるようにLと
Cの共振周波数(すなわち0出力周波数)がIF通過帯
域によシ近くなればより一層顕著に現われる。従って、
直列共振がIF通過帯域のすぐ下の39MHzで現われ
るようにLとCの値を選択することによって顕著な効果
が得られる。しかしながら、44MHzの中心周波数に
比べて、通過帯域からや\離れた共振点、例えば18M
Hzで共振するようにLとCの値を選ぶことによって響
異的な効果が得られる。これは以下に述べるインピーダ
ンス変換回路網の他の特徴によるものである。
インピーダンス変換回路網11は、端子13aKおける
出力インピーダンスを低下させるのみならず、増幅器フ
の実効負荷インピーダンスを増加させる作用も具えてい
る。第2図の特性りは負荷インピーダンスの周波数応答
性を示している。これは2つの点で好ましいものである
。第1に、キャパシ   iりCがIP通過帯域におい
て無視し得るインピーダンスを持つ単なるDC阻止キャ
パシタである回路に比して、トランジスタ31が駆動し
なければならない実効負荷を増加させる値のものである
と、所定の′RLの値でSAWフィルタ15とAC信号
接地点との間にトランジスタ31が同じ駆動電圧を発生
させるだめに供給する必要のある電流を減少させること
ができる。その結果、トランジスタ31として、キャパ
シタCとして単なる直流阻止キャパシタを使用した駆動
回路で使用されるトランジスタより安価なものを使用す
ることができる。
キャパシタCが単にI−F通過帯域において無視し得る
インピーダンスを持つDC阻止キャパシタとして働く駆
動回路において、単にRr、の値を大きくすることによ
って、あるいはそれを省くことによって上記と同じよう
な結果が得られると考えられるかも知れない。しかしな
がら、RLをこのように選定すると、2M通過信号の振
幅を逆に大きくする。従って、この発明の回路において
、より小さい電力のみを供給することのできるトランジ
スタは、3重通過信号の振幅を小さな値に維持する目的
と矛盾しないように選定される。
抵抗器RLは、Ll CおよびC8を含む並列共振回路
の共振の税さくすなわちQ)を低下させるので、IF通
過帯域における増幅器7の実効負荷インピーダンスの周
波数応答特性を平らにすることができ、この点でも抵抗
器Rr+が存在することが望ましい。さらに、SAW装
置の入力インピーダンスは、例えば数千オーム程度と比
較的高くなり勝ちであるので、抵抗器RLが存在しない
と実功負荷インピーダンスは非常に高くなり、増幅器7
は発振する。
さらに加えて抵抗器Rr、はRAWフィルタ15の入力
インピーダンスの変動の影響を小さくする作用もある。
第2として、低電力による駆動が可能に・なり、従って
安価なトランジスタを使用することができ、キャパシタ
Cの値をインピーダンス変換回路網11に対するCsの
大きさと同程度に小さくすることができるという前述の
効果よりもさらに顕著な効果として、LとCの直列共振
周波数、すなわち直列共振による0出力周波数がIP通
過帯域から多少ずれても、例えば上述のように44MH
2(D 中心周波数に対して18MHzとなっても、2
重通過信号の振幅を減少させることができる。これは、
前述のように、増幅器マが与える実効負荷が大きくなる
だめであると信じられている。これは直ちに増幅器7の
順方向利得を大きくするようにも作用する。
帰還をもった増幅器の出力インピーダンスを決定する周
知の帰還に関する式により、 ZouT’=− 1+βA となる。こ\で、Z o u T’は負帰還を伴った出
力インピーダンスN Z ou Tは帰還のない場合の
出力インピーダンス、βは帰還率、Aは順方向利得で、
Aヲ大きくすることによって出力インピーダンスZou
T’は小さくなる。従って、回路網11によって与えら
れるインピーダンス変換は、次の2つのメカニズムによ
って2重通過信号の減衰を大きくすることができる。そ
のメカニズムは、(l]sAwフィルタ15の入力端子
13に、IP通過帯域に充分に近い周波数で共振する直
列共振回路が生成され、それによって2重通過信号を実
効的に側路する、(2)増幅器7の順方向利得を大きく
シ、それによってその出力インピーダンスを低下させる
、の2点である。
抵抗器RLの位置は重要である。株式会社村田製作所発
行の「テレビジョン用表面音響波フィルタ+’?ニュア
ル(5urfa6e Acoustic Wave F
ilt@rManual for TV Applic
ation ) Jの特に第14頁および第15頁に示
されているように、抵抗器RLをキャパシタCの後のS
AWフィルタ15の入力端子13aではなく、トランジ
スタ31のコレクタすなわち増幅器マの出力端子に直接
接続されると、インダクタLおよびキャパシタCによっ
て与えられるインピーダンス変換が抵抗器R+−によっ
て乱される。特に上記の抵抗器RLが増幅器7の出力端
子に直接接続される構成では、本願発明による回路に比
して抵抗器RLによって増幅器7の実効負荷インピーダ
ンスが低下させられ、2重通過信号が供給されるSAW
フィル、り15@入力端子13と信号接地点との間に接
続される出力インピーダンスが高くなる。村田製作所の
マニュアルの第21および22頁に示されているように
、もし抵抗器RLを省略した場合も上記のような負荷イ
ンピーダンスの低下、出力インピーダンスが高くなると
いう現象が生ずる。
次の表は第1図に示す回路において、Cとして1000
PfおよびC8と同じオーダの各種の値のキャパシタを
使用した場合の出力インピーダンスを示す。この回路で
は、CBの値がはt 16Pfの東芝製F1032U 
SAWフィルタを使用した。
82Pf(5Ca=80)  に最も近い容易に実現で
きるキャパシタ でも、約18MHzでLと直列共振し
、出力インピーダンスは単に18MH2で0出力周波数
になることにより期待される以上に低くなる。44MH
zでは1oOPf と82Pf  との間の出力インピ
ーダンスの低下は約lOパーセントであるが、この程度
のインピーダンスの低下でも1o00Pfの回路に比し
て2重通過信号の振幅を有効に減少させることができる
勿論、2重通過信号の減衰は、映像搬送波あるいは少な
くともIF通過帯域の中心周波数、例えば44MHzで
最大になることが望ましい。しかしながら、LとCとか
らなる直列共振回路の共振周波中心周波数にえることは
できない。それでもCを5Csにはゾ等しいかそれ以下
の値に設定することによりIF通過帯域における2重通
過信号を減衰させることができる。これは、少なくとも
例えば42.1重7MHzで生ずるカラー搬送波周波数
で発生する2重通過信号成分を減衰させるので、望まし
い特性と言える。
【図面の簡単な説明】
第1図はテレビジョン受像機のIF段に使用されたこの
発明の装置の実施例を一部をブロックの形で残部を回路
図の形で示した図、 第2図はこの発明の装置の動作を説明するのに有効な各
種の周波数応答特性を示す図である。 5・・・入力端子、7・・・増幅器、9・・・出力端子
、11・・・インピーダンス変換手段、13a、  1
3b・・・入力端子、15・・・表面音響波フィルタ、
17a、、  17b・・・出力端子、C・・・キャパ
シタ、L・・・インダクタ、RL・・・抵抗器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 fj)  入力信号が供給される入力端子と、出力信号
    が発生する出力端子とを有する増幅器と、第1および第
    2の入力端子と、出力端子とを有し、上記第1の入力端
    子と第2の入力端子との間に入力信号が供給され、第2
    の入力端子は交流信号接地電位点に接続されており、上
    記出力端子に出力信号が発生し、上記入力信1号を濾波
    して上記出力信号を生成する所定の帯域通過濾波特性を
    有し、上記入力端子間に容量CBを有する表面波装置と
    、 上記増幅器の出力端子と上記表面波装置の上記第1の入
    力端子との間に結合されたインピーダンス変換手段とか
    らなシ、 上記インピーダンス変換手段は、上記増幅器の出力端子
    と交流信号接地電位点との間に接続されたインダクタン
    スLのインダクタと、容量Cをもつキャパシタであって
    、このキャパシタと上記容量Csとの直列組合せからな
    る実効容量Czが上記増幅器の出力端子と上記表面波装
    置の上記入力端子との間に接続された上記キャパシタと
    かなり異った値となるように選定された上記キャパシタ
    と、上記表面波装置の入力端子と交流接地電位点との間
    に何らの中間素子をも介在させることなく直接接続され
    た抵抗器とからなり、 上記実効容量CRと上記インダクタとは、上記増幅器の
    出力端子と交流信号接地点との間に上記帯域通過フィル
    タの通過帯域内で共振周波数を有する並列共振回路を形
    成する、 表面音響波フィルタ用インピーダンス変換回路網。
JP57126613A 1981-07-20 1982-07-19 表面音響波フイルタ用インピ−ダンス変換回路網 Granted JPS5824217A (ja)

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JPH057890B2 JPH057890B2 (ja) 1993-01-29

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MY (1) MY8700373A (ja)
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