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JPS5823679A - フエナジンの製造法 - Google Patents

フエナジンの製造法

Info

Publication number
JPS5823679A
JPS5823679A JP56120694A JP12069481A JPS5823679A JP S5823679 A JPS5823679 A JP S5823679A JP 56120694 A JP56120694 A JP 56120694A JP 12069481 A JP12069481 A JP 12069481A JP S5823679 A JPS5823679 A JP S5823679A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
phenazine
reaction
octahydrophenazine
solvent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP56120694A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneyuki Kondo
近藤 常之
Akira Ono
章 大野
Shinzo Imamura
今村 伸三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP56120694A priority Critical patent/JPS5823679A/ja
Publication of JPS5823679A publication Critical patent/JPS5823679A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフェナジンの製法に関するものである。詳しく
は、1.2.3.4.6.7.8.9−オクタヒドロフ
ェナジンを脱水素することによりフェナジンを合成する
方法の改良に関するものである。
フェナジンは、サフラニンT1ニグロシン、インシュリ
ン、アニリンブラックなどに代表されるフェナジン環を
もつアジノ染料の原料として工業的に利用されている。
また、イネなどの白葉枯病の農薬として有用なフエナレ
ノオキンドの原料としても工業的に有用な化学品である
本発明者らは、先に、1.2.3.4.6.7.8.9
−オクタヒドロフェナジンを脱水素触媒の存在下で脱水
素することを特徴とするフェナジンの製法を提案したが
、さらに経済的に収率よく、実用的にフェナジンを製造
することを目的に改良を加えた結果、沸点が200℃以
上の有機溶媒中テ上記脱水素反応をおこなわせることに
より、良好な収率を維持しつつ触媒使用量を大幅に減少
せしめることが可能となり、上記目的を達成し得ること
を見い出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明は1.2.3.4.6.7.8.9−
オクタ上5ドロフエナジンに有機溶媒中、周期律表第)
i放置金属の存在下で脱水素反応を行なわせてフェナジ
ンを製造する方法において、前記有機溶媒として、沸点
200℃以上の炭化水素類およびエーテル類から選ばれ
る少なくとも1種の溶媒を使用することを特徴とするフ
ェナジンの製造法である。
本発明で用いられる1、 2.3.4.6.7.8.9
−オクタヒドロフェナジンは、アンモニアの存在下、α
−クロルンクロヘキサノンなどを加熱する方法(特開昭
49−31678号公報)やビス(2−オキシイミノシ
クロヘキシル)アミンを酸の存在下水溶液中で加熱する
方法などにより得られる化合物であり、特に後者におい
て収率よく経済的に得ることができる。
本発明で用いられる脱水素触媒は、一般に広く知られて
いるもののうち、そのいずれも使用可能であるが、特に
周期律表第8族貴金属触媒が好ましく、パラジウム、ま
たは白金からなる触媒が特に好ましく用いられる。
脱水素触媒は、金属、金属酸化物または担体に担持□さ
せたもののうちいずれも使用可能であり、工業的に公知
の方法により調製された触媒が使用できる。担体として
は活性炭、グラニウル、シリカ、アルミナ、シリカアル
ミナ、セオライト、アスベストなど公知の担体が使用で
きるが、活性炭またはアルミナが好ましく用いられる。
周期律表第8族貴金属の担持量は用いられる貴金属およ
び担体の種類により異なるがQ、1wt%以上で有効で
ある。好ましくは0,1〜lQwt%である。
貴金属の担持方法は公知の技術がいずれも利用できる。
また触媒の還元処理も公知の技術を使用することができ
る。即ち市販の脱水素触媒を使用することができる。
触媒の量は、用いられる有機溶媒の種類、および反応温
度等の反応条件によって異なるのが通常であり、特定す
ることは困難であるが、1、2.3.4.6.7.8.
9−オクタヒドロフェナジンに対し0.01 wt96
以上であればよく、より好ましくは0.1〜50wt%
である。本発明で用いられる触媒は反応終了後分離回収
することにより再利用することができる。
本発明で用いられる有機溶媒は、沸点200′(:以[
−の炭化水素類およびエーテル類から選ばれる少なくと
も1種の溶媒であり、例えばエーテル類としては、ジエ
チレングリコール、トリエチレングリコ−、ル、テトラ
エチレングリコール、ポリエチレングリコールのうち低
重合物(数平均分子量が500以下のもの、具体的には
数平均分子量で表示される、ポリエチレングリコール−
10012001300,400など)、ジエチレノグ
リコールジブチルエーテル、レフェニルエーテル等が好
ましく用いられ、また例えば炭化水素類としてはn−ド
デカ7、n−トリデカン、n−テトラゾカッ、n−ペン
タデカン、n−ヘキサデカン、ジフェニルメタンなどが
好ましく用いられる。アルキレングリコ−2,0工、8
4□あ、□−ヶ7.jゆヵ5ゆ9□よ。
く用いられるが、そのうち特にジエチレングリコール、
トリエチレングリコールが好まl、 < Illいられ
る。本発明で使用する溶媒は2挿具1−の混合溶媒であ
ってもよい。
反応温度は任意に設定することができる。用いた有機溶
媒の沸点で還流させながら反応をおこなうことが好まし
い。また、還流温度を沸点に保つために、一部溶媒を留
去させる方法も好ましく用いられる。
反応圧力は常圧、加圧、減圧のいずれにおいても反応を
行なうことができるが、好ましくは常圧下で反応を行な
う。
また、窒素や炭酸ガスなどを含むガスまたは空気などの
ガスを流すことにより有機溶媒の沸点以下に反応温度を
設定することができる。この場合の温度は80℃以上が
好ましい。
特に、酸素を含むガスを吹き込みながら反応をさせるこ
とにより、脱水素反応を促進する′ことができる。
1、2.3.4.6.7.8.9−オクタヒドロフェナ
ジンの濃度は任意であるが、溶媒に対する反応条件トに
おける溶解度、触媒との分離条件下における溶解疫等を
乙慮して、いずれの場合にも、1、2.3.4.6.7
.8.9−オクタヒドロしエナジン、特に生成物である
フェナジンの析出がないように設定することが好ましい
反応路Y後、触媒と反応液との分離は口過なとにより答
易におこなわれる。口割する際に反応に用いられた有機
溶媒を用いることができる。
その際に、反応生成物の分離回収をよくするために加熱
しながら口過することも好ましく用いられる。また、口
割する際に、反応に用いられた有機溶媒以外の溶媒も使
用できる。例えば、クロロホルム、エチルアルコール、
メチルアルコール、ベノセンなどである。
本発明の方法において、反応条件などにより、1、2.
3.4.6.7.8.9−オクタヒドロフェナジンをほ
ぼ完全lこフェナレンにまで脱水素することは可能であ
る。しかし、反応条件または反応時間が不足することな
どにより、部分的に脱水素された反応中間体、たとえば
1.2.3.4−テトラヒドロフエナン7などか存在す
る場合がある。また、このとき原料である1、 2.3
.4.6.7.8.9−オクタヒドロフェナジンも残存
することがある。
この場合は触媒との分離後再結晶など公知の分離技術に
より、少なくともフェナジンと分離することができる。
原料の1.2.3.4.6.7,8.9−オクタヒドロ
フェナジンおよび/または部分的に脱水素された中間体
各種は混合され、再び脱水素触媒の存在下、脱水素する
ことによりフェナジンを製造することができる。
以下に実施例により本発明の詳細な説明するが本発明を
限定するものではない。
本実施例において、原料および反応生成物の分析はガス
クロマトグラフィーでおこなった。
実施例で用いられる生成率は次式で定義される。
仕込み1.2.3.4.6.7.8.9−オクタヒドロ
フェナジン(七ノリ実施例1 100耐の丸底フラスコに、1.2.3.4.6.7.
8.9−オクタヒドロフェナジン4.72g、ンエチレ
ノクリコール(沸点245℃)25x/、5%Pd /
 Al2O3(FJ本エノゲルハルド社製)触媒を0、
14 gをそれぞれ加え、レエチレングリコール溶媒の
沸点還流条件下において、9時間反応させたところ、フ
ェナジンの生成率は99.0%であった。
実施例2 表1に示したように、各々、5%Pd / Al2O3
触媒を所定量用い、各々の溶媒の沸点還流下において所
定時間反応させた以外は実施例1と同じである場合の反
応成績を表1に示す。
実施例12 触媒として5%Pd’/C(日本エノゲルハルド社製)
を0.09 gもちい、6時間反応させた以外は実施例
1と同じ場合のフェナジン生成率は99.5%であった
実施例13 触媒として2%Pd / Al2O3’ (日本エノゲ
ルハルド社製)を用いた以外は実施例1と同じ場合のフ
ェナジン生成率は97.6%であった。
実施例14 溶媒としてンエチレングリコールを用い、その沸点還流
時において、還流液の一部を留去させながら6時間反応
させた以外は実施例1と同じである場合のフェナジン生
成率は97.9%であった。
比較実施例1 反応溶媒としてメシチレン(沸点165℃)を用い、触
媒として5%Pd / Al2O3を1.32 g用い
て、メシチレンの沸点還流下において、10時間反応さ
せた以外は実施例1と同じ場合のフェナジン生成率は6
0.4%であった。このときの1.2.3.4−テトラ
ヒドロフエナシノの生成率は13.4%であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 +11 1.2.3.4.6.7.8.9−オクタヒド
    ロフェナジンに有機溶媒中゛、周期律表第■放置金族の
    存在下で脱水素反応を行なわせてフェナジンを製造する
    方法において、前記有機溶媒として沸点200C以上の
    炭化水素類およびエーテル類から選ばれる少なくとも1
    種の溶媒を使用することを特徴とするフェナジンの製造
    法。 (2)  エーテル類が、ジエチレングリコールおよび
    トリエチレングリコールである特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 (3)脱水素反応を有機溶媒の還流下で行なう特許請求
    の範囲第1項記載の方法。
JP56120694A 1981-08-03 1981-08-03 フエナジンの製造法 Pending JPS5823679A (ja)

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JP56120694A JPS5823679A (ja) 1981-08-03 1981-08-03 フエナジンの製造法

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JP56120694A JPS5823679A (ja) 1981-08-03 1981-08-03 フエナジンの製造法

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JPS5823679A true JPS5823679A (ja) 1983-02-12

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ID=14792651

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JP56120694A Pending JPS5823679A (ja) 1981-08-03 1981-08-03 フエナジンの製造法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01188953A (ja) * 1987-11-30 1989-07-28 Tandem Comput Inc 障害の許容範囲があるデータ保全装置及びその方法
JP2012509876A (ja) * 2008-11-25 2012-04-26 アルベマール・コーポレーシヨン トリフェニレンを調製するための工程

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01188953A (ja) * 1987-11-30 1989-07-28 Tandem Comput Inc 障害の許容範囲があるデータ保全装置及びその方法
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