JPS5823585B2 - ブンシカンチソウチ - Google Patents
ブンシカンチソウチInfo
- Publication number
- JPS5823585B2 JPS5823585B2 JP50100387A JP10038775A JPS5823585B2 JP S5823585 B2 JPS5823585 B2 JP S5823585B2 JP 50100387 A JP50100387 A JP 50100387A JP 10038775 A JP10038775 A JP 10038775A JP S5823585 B2 JPS5823585 B2 JP S5823585B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- organic
- fet
- material layer
- organic material
- charge transfer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は分子感知装置に関し外的作用分子ζこ対して電
荷移動相互作用を有する有機物質層と電界効果形トラン
ジスタFETとを組合せて構成される分子の電気的セン
サー、とくに高速応答性を有。
荷移動相互作用を有する有機物質層と電界効果形トラン
ジスタFETとを組合せて構成される分子の電気的セン
サー、とくに高速応答性を有。
するセンサーを提供するものである。
一般に有機分子は空気中のガスに対して、無機物にくら
べ敏感である。
べ敏感である。
さらに空気中の有機ガスに対して敏感なばかりでなく、
C12,NO2゜SO2,H2Oなどの無機ガスに対し
てさえ、敏感。
C12,NO2゜SO2,H2Oなどの無機ガスに対し
てさえ、敏感。
で、かつ選択性を有することが報告されている( J
、Electroana7 、’chum、 37 3
73(1972) )。
、Electroana7 、’chum、 37 3
73(1972) )。
そして有機ガスの吸着により、有機物質が、電荷移動錯
体を形成して電気抵抗値が変化することも公知である。
体を形成して電気抵抗値が変化することも公知である。
これらは特に、フタロシアニン、β−カロチンなどを用
いて研究されている。
いて研究されている。
そこでこのような分子感知機能を有する感知装置には次
のような特性すなわち分子の吸着が可能であり、大きな
選択性を有し、レンボンスが速いことが要求される。
のような特性すなわち分子の吸着が可能であり、大きな
選択性を有し、レンボンスが速いことが要求される。
それ故、センサーに用いる有機物としては、ガス分子と
の相互作用は弱く、化学反応は起さないが、大きな効果
を及ぼし、選択性があり、可逆なものが望ましい。
の相互作用は弱く、化学反応は起さないが、大きな効果
を及ぼし、選択性があり、可逆なものが望ましい。
この意味でβ−カロチンの研究がある。
一方、インジコ、クロラニル、フェナジンなどの有機半
導体でP−N。
導体でP−N。
p−p+、 N−N十接合を作る試みもある。
しかしながら、有機物はこのような接金を作る技術が難
かしく、完成されていない。
かしく、完成されていない。
また、一般に有機物は電気絶縁体で有機半導体といえど
も体積固有抵抗が高く、抵抗値の低いものは、カーボン
粒子(こ似て、成形性に劣しく、扱いにくいものが多い
。
も体積固有抵抗が高く、抵抗値の低いものは、カーボン
粒子(こ似て、成形性に劣しく、扱いにくいものが多い
。
本発明はこれらの有機物の特異な機能を生かした信頼性
の高い、高感度・高速応答性を有する電気的センサーを
提供するものである。
の高い、高感度・高速応答性を有する電気的センサーを
提供するものである。
さて、有機物は前述したようにC12,NO2゜SO2
,H2Oなどの多くの外的作用分子(こ対して敏感で、
相互作用をおこし、電荷移動錯体を形成し電導度を変化
する。
,H2Oなどの多くの外的作用分子(こ対して敏感で、
相互作用をおこし、電荷移動錯体を形成し電導度を変化
する。
特にアミンなどの電子供与性分子の有機分子は、電子受
容体に対して、その相互作用が太きい。
容体に対して、その相互作用が太きい。
具体的にはβ−カロチン、テトラシアノエチレン、テト
ラシアノキノジメタン、□クロラニル、トリニトロフル
オレノンなどの電子受容体に対し多くの有機分子は強い
相互作用を及ぼす。
ラシアノキノジメタン、□クロラニル、トリニトロフル
オレノンなどの電子受容体に対し多くの有機分子は強い
相互作用を及ぼす。
また種々の外的作用分子に対して、その分子構造により
、選択性を有している。
、選択性を有している。
有機物質にはこのようζこすぐれた性質があるにもかか
わらず、電気抵抗値が高く、直接型導度変化を検知して
センサーとすることは一般に難かしいだけでなく、応答
のための緩和時間すなわち、繰り返し可逆的に動作する
のに要する時間が1〜10分と遅いという問題がある。
わらず、電気抵抗値が高く、直接型導度変化を検知して
センサーとすることは一般に難かしいだけでなく、応答
のための緩和時間すなわち、繰り返し可逆的に動作する
のに要する時間が1〜10分と遅いという問題がある。
本発明による電気的分子感知体によれば、上記の問題は
容易に解決できる。
容易に解決できる。
すなわち、本発明は電界効果形トランジスタFETのゲ
ート電極上に外的作用分子に対して電荷移動相互作用す
る有機物質層を形成し、かつゲート電極を抵抗体を介し
てソース電極に接続することにより、すぐれた電気的セ
ンサーを提供するものである。
ート電極上に外的作用分子に対して電荷移動相互作用す
る有機物質層を形成し、かつゲート電極を抵抗体を介し
てソース電極に接続することにより、すぐれた電気的セ
ンサーを提供するものである。
以下、本発明の実施例にかかる分子感知装置を図面とと
もに説明する。
もに説明する。
公知のようにFETの基本動作はゲート部の電界により
、ソース・ドレイン電流を制御するものである。
、ソース・ドレイン電流を制御するものである。
本発明はこのFETを用いるものであって、第1図は従
来の分子感知装置を示すものである。
来の分子感知装置を示すものである。
図において、1はn型半導体シリコン基板、2,3は基
板1内に形成されたP型ンース、ドレイン領域、4は基
板1上に形成された5i02等よりなる絶縁層で有機物
層と基板表面との直接の接触をさけその電界効果のみを
FETのゲート部分に与えようとするものであって、た
とえば数百〜数千人の厚さを有している。
板1内に形成されたP型ンース、ドレイン領域、4は基
板1上に形成された5i02等よりなる絶縁層で有機物
層と基板表面との直接の接触をさけその電界効果のみを
FETのゲート部分に与えようとするものであって、た
とえば数百〜数千人の厚さを有している。
なおこの絶縁層4は酸化あるいはCVDなどにより形成
し、S t 02 、 S t a N4膜あるいはそ
れらの多層構造であってもよい。
し、S t 02 、 S t a N4膜あるいはそ
れらの多層構造であってもよい。
5は上記絶縁層4上に設置され外的作用分子に対して電
荷移動相互作用を有する有機物質層である。
荷移動相互作用を有する有機物質層である。
さて、このように有機物質層5を絶縁層4を介してゲー
ト上に付着させると、有機物質層5の有機物の電位が、
吸着された外的作用分子の種類と量に応じて変化し、そ
の結果としてドレイン電流に変化が生じる。
ト上に付着させると、有機物質層5の有機物の電位が、
吸着された外的作用分子の種類と量に応じて変化し、そ
の結果としてドレイン電流に変化が生じる。
さて、FETのゲート上に付着する有機物質層5として
は、電荷移動錯体を形成しやすいもの及び電荷移動錯体
が望ましい。
は、電荷移動錯体を形成しやすいもの及び電荷移動錯体
が望ましい。
具体的にはβ−カロチンの他テトラシアノベンゼン、P
−クロラニル、テトラシアノエチレン、テトラシアノキ
ノジメタン、トリニトロフルオレノンなどの電子受容体
、フェノチアジン、テトラチオテトラセン、ジアミノジ
フェニルアミン、エチルカルバゾールなどの電子供与体
及びこれらの電荷移動錯体がある。
−クロラニル、テトラシアノエチレン、テトラシアノキ
ノジメタン、トリニトロフルオレノンなどの電子受容体
、フェノチアジン、テトラチオテトラセン、ジアミノジ
フェニルアミン、エチルカルバゾールなどの電子供与体
及びこれらの電荷移動錯体がある。
またこれらの高分子結着剤にて結着したものあるいは高
分子電荷移動鎖体を用いてもよく、また有機触媒作用を
有する金属−フタロシアニンなどの金属キレートもよい
。
分子電荷移動鎖体を用いてもよく、また有機触媒作用を
有する金属−フタロシアニンなどの金属キレートもよい
。
これらはすべて極性分子であり外的作用分子の種類と量
(こ応じて、電位変化をり、FETの結果としてソース
ドレイン電流を変化させる。
(こ応じて、電位変化をり、FETの結果としてソース
ドレイン電流を変化させる。
また、牛の舌より抽出した脂質に味物質を外的作用分子
として作用させるとその脂質膜に電位を生じ、それがF
ETのドレイン電流変化として検出される。
として作用させるとその脂質膜に電位を生じ、それがF
ETのドレイン電流変化として検出される。
外的作用分子に対する有機物質層5の電荷移動鎖体形成
による相互作用は、Mullikenの電荷移動理論の
如く、波動函数W(CT) −a Vf(DA)十bF
(D+A−)で表わされ、電子状態が変化し、一般には
半導性をおびる場合も多い。
による相互作用は、Mullikenの電荷移動理論の
如く、波動函数W(CT) −a Vf(DA)十bF
(D+A−)で表わされ、電子状態が変化し、一般には
半導性をおびる場合も多い。
また有機物質層5がすでに電荷移動錯体であっても、外
的作用分子との相互作用で、三元系の電荷移動相互作用
を生じる。
的作用分子との相互作用で、三元系の電荷移動相互作用
を生じる。
これらの相互作用による電子状態の変化がFETのソー
ス・ドレイン電流の変化となって生じる。
ス・ドレイン電流の変化となって生じる。
さらにこの゛有機物質層5は多孔性の方が表面積が大き
いため、接触分子も多くなり効率的である。
いため、接触分子も多くなり効率的である。
ところでFETにはPチャンネル形とnチャンネル形の
2種類があり、それぞれにEnhancemen を形
とDepletion形がある。
2種類があり、それぞれにEnhancemen を形
とDepletion形がある。
以下では第1図の構成にもとづいて説明しよう。
FETのドレイン電流IDは未飽和領域では飽和領域で
は、 で与えられることが知られている。
は、 で与えられることが知られている。
ここで、μ:移動度、EoX:SiO2膜などの絶縁物
層の誘電率、Eo:真空の誘電率、W:チャネル幅、L
:チャネルの長さ、tox : 5i02などの絶縁物
層の厚さ、■Dニドレイン電圧である。
層の誘電率、Eo:真空の誘電率、W:チャネル幅、L
:チャネルの長さ、tox : 5i02などの絶縁物
層の厚さ、■Dニドレイン電圧である。
第1図に示す構成においてはゲート電極がないので、上
式(1) 、 (2)中で用いたしきい電圧vTは第1
近似としては、 で与えられることになる。
式(1) 、 (2)中で用いたしきい電圧vTは第1
近似としては、 で与えられることになる。
ここで、Co:ClO2膜などの絶縁物層ζこよる容量
、$f :シリコン基板中のフェルミポランシアルであ
り、たとえばn形シリコン基板1の不純物濃度NDが1
015/dであるとすると、−〇、29Vとなる。
、$f :シリコン基板中のフェルミポランシアルであ
り、たとえばn形シリコン基板1の不純物濃度NDが1
015/dであるとすると、−〇、29Vとなる。
Qssは絶縁物層4とシリコン基板との界面に発生する
固定電荷であり、たとえば絶縁物層4を8102蝶とす
ると、たとえば111のシリコン基板の場合、+ 8.
OX 10= Coulomb l cyttである
。
固定電荷であり、たとえば絶縁物層4を8102蝶とす
ると、たとえば111のシリコン基板の場合、+ 8.
OX 10= Coulomb l cyttである
。
QBはn形シリコン基板1を用いるpチャネル形FET
の場合には■符号であって、 で与えられる。
の場合には■符号であって、 で与えられる。
ここで、XdmaX:空乏層幅、ESi:シリコンの誘
電率、q:単位電荷である。
電率、q:単位電荷である。
ここで、C0=3.5X10−8F/cri1Qss=
+8.OX 10−0−8CouAo/i1.gf =
−0,29V、Q B = 1.4 X 10−0−8
Coulo /iとすると式(3)からvTコニ−,2
6Vとなる。
+8.OX 10−0−8CouAo/i1.gf =
−0,29V、Q B = 1.4 X 10−0−8
Coulo /iとすると式(3)からvTコニ−,2
6Vとなる。
したがってこの場合(こはPチャネル形のEnhanc
ement形動作をすることがわかる。
ement形動作をすることがわかる。
ドレイン電流IDを流すためにはvDが負であることか
ら式(1)からも明らかなようにvGが負の電圧になる
ようにする必要がある。
ら式(1)からも明らかなようにvGが負の電圧になる
ようにする必要がある。
第1図において有機物質層5に吸着された有機、ガスに
より、絶縁物層4との界面に発生する電荷を−Qoとす
ると、 で与えることができるから、したがって、QGによって
Voの値が変化することになり、Pチャンネル7が生成
されそれに応じて、式(1) 、 (2)からも明らか
なようにIDが変化するわけである。
より、絶縁物層4との界面に発生する電荷を−Qoとす
ると、 で与えることができるから、したがって、QGによって
Voの値が変化することになり、Pチャンネル7が生成
されそれに応じて、式(1) 、 (2)からも明らか
なようにIDが変化するわけである。
ただし、以上の説明では絶縁物層5の中にはイオン化し
た電荷がないとしたが、場合によってはイオン化した電
荷の効果も考慮する必要がでてくる。
た電荷がないとしたが、場合によってはイオン化した電
荷の効果も考慮する必要がでてくる。
また、第2図は絶縁層4をもたず、有機物質層5が直接
ゲート部分に相当するシリコン基板1の表面に接触する
他の従来例の分子感知装置を示すものである。
ゲート部分に相当するシリコン基板1の表面に接触する
他の従来例の分子感知装置を示すものである。
この場合信頼性、寿命の点で第1図の場合よりも若干劣
るが、分子感知は充分可能である。
るが、分子感知は充分可能である。
この第2図の装置は有機物質層5と基板1との間で電子
の授受がおこり、FETのドレイン電流が変化するもの
である。
の授受がおこり、FETのドレイン電流が変化するもの
である。
この場合有機物質層5に化学変化の生ずることもあるが
、可逆性の可学変化であれば本発明においても利用でき
る。
、可逆性の可学変化であれば本発明においても利用でき
る。
また、シリコンからなるFETの場合、シリコン単結晶
は5i−8iの原子価結合をした結晶であり、5i−8
iの6結合は、炭素同志の二重結合(C=C)の如く、
電子供与性を有し、電子受容体であるテトラシアノエチ
レンなどと電荷移動作用を有することがわかっている(
化学の領域29(1)36(1975))。
は5i−8iの原子価結合をした結晶であり、5i−8
iの6結合は、炭素同志の二重結合(C=C)の如く、
電子供与性を有し、電子受容体であるテトラシアノエチ
レンなどと電荷移動作用を有することがわかっている(
化学の領域29(1)36(1975))。
このことからもシリコンFETのゲート上の有機物質層
5が、FETのソース・ドレイン電流に大きな変化を与
えることがわかる。
5が、FETのソース・ドレイン電流に大きな変化を与
えることがわかる。
第3図は本発明の実施例の装置を示すもので絶縁層4の
上に電極8を設け、その上瘉こ有機物質層5を形成し、
電極8を高抵抗(旬9を介してソース電極に接続し、ア
ース電位としたものである。
上に電極8を設け、その上瘉こ有機物質層5を形成し、
電極8を高抵抗(旬9を介してソース電極に接続し、ア
ース電位としたものである。
Hの抵抗値は、低いと有機物質層5の電位変化がアース
されてしまうが、高抵抗体を用いると物質層5の電位変
化を瞬間的(μ3eCのレスポンスがFETにある。
されてしまうが、高抵抗体を用いると物質層5の電位変
化を瞬間的(μ3eCのレスポンスがFETにある。
)にFETが応答しドレイン電流に変化を生じる。
しかも電荷が長時間蓄積されることがないので、緩和時
間が極端に短縮される。
間が極端に短縮される。
以上の説明のように、第3図に示す本発明による電気的
分子感知装置においては、有機物質層5の抵抗値の大き
さには何ら制限がなく、シかも増巾を行なうことができ
る。
分子感知装置においては、有機物質層5の抵抗値の大き
さには何ら制限がなく、シかも増巾を行なうことができ
る。
すなわち、ソース・ドレイン間の出力インピーダンスは
、ゲ゛−ト・ソース間の入力インピーダンスに比べて格
段に小さいのでインピーダンス変換して、かつ検出電流
を増幅して取り出すことができるという大きな特長を有
しているわけである。
、ゲ゛−ト・ソース間の入力インピーダンスに比べて格
段に小さいのでインピーダンス変換して、かつ検出電流
を増幅して取り出すことができるという大きな特長を有
しているわけである。
次に、本発明の装置の具体例を示す。
け) シリコンFETのゲート電極上に、β−力ロチン
の薄膜を形成した。
の薄膜を形成した。
NO2ガスを通すと、ソース・ドレイン電流が変化大き
く変化した。
く変化した。
(2)第3図に示すシリコンFETのゲート電極上に、
P−ベンゾキノンをドープしたコバルトフタロシアニン
の薄膜を蒸着した。
P−ベンゾキノンをドープしたコバルトフタロシアニン
の薄膜を蒸着した。
0.1%COガスに対して、ソース・ドレイン電流が変
化した。
化した。
(3)第3図のMIS−FETのゲート電極上に、4−
ポリビニルピリジン・TCNQ層を形成し、1%アンモ
ニアガスをあてたところ、ソース・ドレイン電流は大き
く変化した。
ポリビニルピリジン・TCNQ層を形成し、1%アンモ
ニアガスをあてたところ、ソース・ドレイン電流は大き
く変化した。
このように、外的作用分子に対して可逆的電荷移動相互
作用を有する有機物質のすぐれた機能をFETの電流に
より検知することにより、電気的センサとして大いに利
用することができる。
作用を有する有機物質のすぐれた機能をFETの電流に
より検知することにより、電気的センサとして大いに利
用することができる。
またこれらFETのゲート上の有機物質層は、溶剤で溶
解したり、貼り変えたり、交換することも可能である。
解したり、貼り変えたり、交換することも可能である。
このようにして、本発明によれば外的作用分子に対して
種々の選択性をもつ有機物を任意にFETと組合わせる
ことにより、多種の分子感知体として、利用目的に合わ
せて作ることができるだけでなく、ゲート電極を抵抗体
を介してアース電位とすることにより、従来に比べて桁
違いの高速応答性を有する電気的センサを提供すること
ができる。
種々の選択性をもつ有機物を任意にFETと組合わせる
ことにより、多種の分子感知体として、利用目的に合わ
せて作ることができるだけでなく、ゲート電極を抵抗体
を介してアース電位とすることにより、従来に比べて桁
違いの高速応答性を有する電気的センサを提供すること
ができる。
また、本発明は本発明におけるFETを面状に配列する
ことによりモノリシックな二次元の画像センサを構成す
ることもできる。
ことによりモノリシックな二次元の画像センサを構成す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれ従来例)こよる電気的分子感
知装置の概略構造断面図、第3図は本発明による感知装
置の概略断面図である。 1・・・・・ウリコン半導体基板、2,3・・・・・・
ソース・ドレイン領域、4・・・・・・絶縁層、5・・
・・・・有機物質層、6・・・・・・外的作用分子、8
・・・・・・電極、9・・・・・・高抵抗体。
知装置の概略構造断面図、第3図は本発明による感知装
置の概略断面図である。 1・・・・・ウリコン半導体基板、2,3・・・・・・
ソース・ドレイン領域、4・・・・・・絶縁層、5・・
・・・・有機物質層、6・・・・・・外的作用分子、8
・・・・・・電極、9・・・・・・高抵抗体。
Claims (1)
- 1 電界効果形トランジスタのゲート電極上に、外的作
用分子に対して可逆的電荷移動相互作用をする有機物質
層を形成し、かつ前記ゲート電極を抵抗体を介してソー
ス電極に接続して成ることを特徴とした分子感知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50100387A JPS5823585B2 (ja) | 1975-08-18 | 1975-08-18 | ブンシカンチソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50100387A JPS5823585B2 (ja) | 1975-08-18 | 1975-08-18 | ブンシカンチソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5224085A JPS5224085A (en) | 1977-02-23 |
JPS5823585B2 true JPS5823585B2 (ja) | 1983-05-16 |
Family
ID=14272584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50100387A Expired JPS5823585B2 (ja) | 1975-08-18 | 1975-08-18 | ブンシカンチソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5823585B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4397714A (en) * | 1980-06-16 | 1983-08-09 | University Of Utah | System for measuring the concentration of chemical substances |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2407110C3 (de) * | 1974-02-14 | 1981-04-23 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Sensor zum Nachweis einer in einem Gas oder einer Flüssigkeit einthaltenen Substanz |
US4020830A (en) * | 1975-03-12 | 1977-05-03 | The University Of Utah | Selective chemical sensitive FET transducers |
-
1975
- 1975-08-18 JP JP50100387A patent/JPS5823585B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5224085A (en) | 1977-02-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20230341345A1 (en) | Ultra-compact, passive, wireless sensor using quantum capacitance effect in graphene | |
Torsi et al. | Organic thin-film transistors as plastic analytical sensors | |
Bouvet | Phthalocyanine-based field-effect transistors as gas sensors | |
Spijkman et al. | Dual‐gate thin‐film transistors, integrated circuits and sensors | |
Wang et al. | Large-area flexible printed thin-film transistors with semiconducting single-walled carbon nanotubes for NO2 sensors | |
Heinzig et al. | Reconfigurable silicon nanowire transistors | |
Doherty et al. | Capping layers to improve the electrical stress stability of MoS2 transistors | |
Fan et al. | Monolithic three-dimensional integration of carbon nanotube circuits and sensors for smart sensing chips | |
Shin et al. | An accurate and stable humidity sensing characteristic of Si FET-type humidity sensor with MoS2 as a sensing layer by pulse measurement | |
Pratap et al. | Sensitivity investigation of gate-all-around junctionless transistor for hydrogen gas detection | |
Das et al. | An ultra-steep slope two-dimensional strain effect transistor | |
Xie et al. | A novel microsensor fabricated with charge-flow transistor and a Langmuir–Blodgett organic semiconductor film | |
JPS5823585B2 (ja) | ブンシカンチソウチ | |
US6852995B1 (en) | Field effect transistor (FET) and FET circuitry | |
Liu et al. | A flexible graphene FET gas sensor using polymer as gate dielectrics | |
Dwivedi et al. | Impact of back-gate voltage on sensing metric of dielectric modulated Tunnel FET biosensor | |
Dwivedi | Nanoelectronics | |
Narasimhamurthy et al. | Performance comparison of single-and dual-gate carbon-nanotube thin-film field-effect transistors | |
US20080258179A1 (en) | Hybrid molecular electronic device for switching, memory, and sensor applications, and method of fabricating same | |
Bardhan et al. | A Surface Potential-Based Model for Dual Gate Bilayer Graphene Field Effect Transistor Including the Capacitive Effects | |
Sehgal et al. | Detection of poisonous gases using JL FinFET with conducting gate polymer | |
Garg et al. | High-K, Gate-Stack Engineered, Junctionless, Nanowire Ferroelectric Field Effect Transistor (J-NW-Fe-Fet) with various catalytic metals for PH3 Sensing Applications | |
Narasimhamurthy et al. | Wafer scale thin-film transistors using different semiconducting purity nanotubes, dielectric materials and gate control | |
BHATT et al. | Mechanism of controlling the threshold voltage from recently modified dual gate organic field effect transistor biosensor | |
Verma et al. | Comparative Study Of GAA-JL Transistor With And Without FE Material For Hydrogen Gas Sensing |