JPS58221958A - 人間を自動救助し輸送するための、特に高層建築物での防火装置 - Google Patents
人間を自動救助し輸送するための、特に高層建築物での防火装置Info
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- JPS58221958A JPS58221958A JP4609683A JP4609683A JPS58221958A JP S58221958 A JPS58221958 A JP S58221958A JP 4609683 A JP4609683 A JP 4609683A JP 4609683 A JP4609683 A JP 4609683A JP S58221958 A JPS58221958 A JP S58221958A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A62—LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
- A62B—DEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
- A62B1/00—Devices for lowering persons from buildings or the like
- A62B1/02—Devices for lowering persons from buildings or the like by making use of rescue cages, bags, or the like
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
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- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
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- Alarm Systems (AREA)
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、避難路が下の階に発生した火災によって遮断
される場合でも、建物に残っている人間を建物から自動
的に退去させ、そして消防士及び消火装置を、火災を効
果的に消火するために任意の階に誘導させる、人間を自
動救助し輸送するための、特に高層建築物のだめの防火
装置に関するものである。
される場合でも、建物に残っている人間を建物から自動
的に退去させ、そして消防士及び消火装置を、火災を効
果的に消火するために任意の階に誘導させる、人間を自
動救助し輸送するための、特に高層建築物のだめの防火
装置に関するものである。
すでに公知なように、高層建築物で火災が発生した場合
、建物内に残っている人間の避難は、特で発生した場合
の避難は、避難を保証する高価な無煙の階段室または屋
外階段を有する高層建築物が、厳重な火災防止規定に従
って建造されるにもかかわらず、かなり制限されている
。さらに、高層建築物での避難または避難の可能性は、
次のような理由によって著しく制限される。即ち、火災
が下の階で発生した場合、8階ないし10階よりも上の
階から人を救助することのできる手段を、消防士が自由
に利用することができないのである。
、建物内に残っている人間の避難は、特で発生した場合
の避難は、避難を保証する高価な無煙の階段室または屋
外階段を有する高層建築物が、厳重な火災防止規定に従
って建造されるにもかかわらず、かなり制限されている
。さらに、高層建築物での避難または避難の可能性は、
次のような理由によって著しく制限される。即ち、火災
が下の階で発生した場合、8階ないし10階よりも上の
階から人を救助することのできる手段を、消防士が自由
に利用することができないのである。
火災の場合、火だけが危険なのではなく、可燃性製品、
煙1.そして合成繊維の衣服や合成物質の燃焼により発
生する屋息性の、場合によっては毒性のガスによる煙が
特に危険である。この窒息性の毒性の煙は、火よりもさ
らに迅速に蔓延し、建物全体を短時間に貫流する。
煙1.そして合成繊維の衣服や合成物質の燃焼により発
生する屋息性の、場合によっては毒性のガスによる煙が
特に危険である。この窒息性の毒性の煙は、火よりもさ
らに迅速に蔓延し、建物全体を短時間に貫流する。
火災発生後の唯一の避難路は、建物内に残っている人間
が(nJらかの方法で1階へ到達し建物から □
゛退去きるような避難路である。従って、この上うな避
難路は鉛直に延びる。−力、今日公知の解決法は、例え
ば無煙の階段室または屋外のオープンな階段室は、十分
な安全性を提供しない。なぜなら、避難する人に避難の
可能性を過信させるからであり、それ以上に、上の階か
らの避難は、例えば30階からの避難は、避難路が下カ
ヘ通じているにもかかわらず、かなりのエネルギーと時
間を要するからである。
が(nJらかの方法で1階へ到達し建物から □
゛退去きるような避難路である。従って、この上うな避
難路は鉛直に延びる。−力、今日公知の解決法は、例え
ば無煙の階段室または屋外のオープンな階段室は、十分
な安全性を提供しない。なぜなら、避難する人に避難の
可能性を過信させるからであり、それ以上に、上の階か
らの避難は、例えば30階からの避難は、避難路が下カ
ヘ通じているにもかかわらず、かなりのエネルギーと時
間を要するからである。
例えば老齢等の肉体的な状態によりあ一!りたくさんの
階段を降りることができない人、または煙を吸ったため
に呼吸困難に陥った人に対しては、階段室は避難に適当
とはいえない。
階段を降りることができない人、または煙を吸ったため
に呼吸困難に陥った人に対しては、階段室は避難に適当
とはいえない。
火や煙から避難する人々が階上から簡単にとび降り、重
傷を負ったり、多くの場合死亡したりすることは、多数
の火災例に見られる。
傷を負ったり、多くの場合死亡したりすることは、多数
の火災例に見られる。
避難する人がエレベータ−を利用することも問題である
。即ち、火災防止に責任のある訓練された人が、規定に
従って建物内の電流を切るであろうし、或はそうでなく
とも、火災によるショートのために電流供給が途絶える
であろうし、そうなれば階と階の間で止まったエレベー
タ−から逃げる手だてはもはやないからである。
。即ち、火災防止に責任のある訓練された人が、規定に
従って建物内の電流を切るであろうし、或はそうでなく
とも、火災によるショートのために電流供給が途絶える
であろうし、そうなれば階と階の間で止まったエレベー
タ−から逃げる手だてはもはやないからである。
高層建築物での火災では、火災が比較的高い階で発生し
た場合、消防士の消火はしごを近づけることがほとんど
不可能なため、消火の可能性はかな9制限されている6
また、高い階に留まっている人の避難も不可能な場合が
多い。さらに、消火や避難は、次のような理由によって
も制限されている。即ち、火災が発見され消防署に通報
された後、消防士が到着するまでにかなりの時間(通常
10分、またはそれ以上)が経過し、さらに消火装置の
取付けや作業開始に時間を要し、その同大の手が消火や
救助がすでに不可能なほどに拡がるからである。ある種
の火災では、火を局部的に食い止めることだけに消防が
限られる場合がしばしばあるが、このような場合には、
建物内に残された人を救助できる可能性はない。
た場合、消防士の消火はしごを近づけることがほとんど
不可能なため、消火の可能性はかな9制限されている6
また、高い階に留まっている人の避難も不可能な場合が
多い。さらに、消火や避難は、次のような理由によって
も制限されている。即ち、火災が発見され消防署に通報
された後、消防士が到着するまでにかなりの時間(通常
10分、またはそれ以上)が経過し、さらに消火装置の
取付けや作業開始に時間を要し、その同大の手が消火や
救助がすでに不可能なほどに拡がるからである。ある種
の火災では、火を局部的に食い止めることだけに消防が
限られる場合がしばしばあるが、このような場合には、
建物内に残された人を救助できる可能性はない。
本発明の課題は、上述のような不備を除去し、そして人
間を自動的に救助するための次のような装置を開発する
こと、即ち建物内に残された人を安全に建物から退去さ
せ、いかなる外的な媒体も要することなく操作すること
ができ、さらに消火装置によって消火に携わる人或は消
防士を迅速にかつ容易に現場へ到達させることができる
ような装置を開発することにある。
間を自動的に救助するための次のような装置を開発する
こと、即ち建物内に残された人を安全に建物から退去さ
せ、いかなる外的な媒体も要することなく操作すること
ができ、さらに消火装置によって消火に携わる人或は消
防士を迅速にかつ容易に現場へ到達させることができる
ような装置を開発することにある。
さらに、本発明の目的は、自動救助に用いられる常に利
用可能な仄のような装置を装備させること、即ち火災発
生後ただちに、危険がまだ最小であるうちに、避難を遅
延なくかつ安全に始めることができ、さらに火の手が危
険なほどに拡がってしまった後に消防士が到着した場合
でも建物内に残っている人或は少なくとも危険にさらさ
れている人を建物から退去させることができるような装
置を装備させることにある。
用可能な仄のような装置を装備させること、即ち火災発
生後ただちに、危険がまだ最小であるうちに、避難を遅
延なくかつ安全に始めることができ、さらに火の手が危
険なほどに拡がってしまった後に消防士が到着した場合
でも建物内に残っている人或は少なくとも危険にさらさ
れている人を建物から退去させることができるような装
置を装備させることにある。
上記の目的は、次のような手段によって達成される。即
ち、1つのまたはいくつかの外壁に、下方にかつ」二カ
にロープ巻胴を通して案内される無端のロープから成る
鉛直のロープ軌道が取付けられ、その際建物を新たに建
てる場合には、予じめ建物内に取付けられ、また既存の
建物の場合には、追加的に取付けられ、そして前述のロ
ープ軌道に、適当なケーシングを具備する、人間の輸送
に適した要素が接続されているのである。さらに、これ
らの構成要素が建物のすべての階から近づきやすく、そ
してこれらの構成要素に乗り込むために、防火規定を満
足する待避室が自由に利用できることが要求される。
ち、1つのまたはいくつかの外壁に、下方にかつ」二カ
にロープ巻胴を通して案内される無端のロープから成る
鉛直のロープ軌道が取付けられ、その際建物を新たに建
てる場合には、予じめ建物内に取付けられ、また既存の
建物の場合には、追加的に取付けられ、そして前述のロ
ープ軌道に、適当なケーシングを具備する、人間の輸送
に適した要素が接続されているのである。さらに、これ
らの構成要素が建物のすべての階から近づきやすく、そ
してこれらの構成要素に乗り込むために、防火規定を満
足する待避室が自由に利用できることが要求される。
従って、本発明は、人間を自動救助し輸送するために、
特に高層建築物のための装置に関するものである。
特に高層建築物のための装置に関するものである。
本発明の主要な点は、建物を成すいずれかの壁に沿って
延び、下部ロープ巻胴を通って案内される無端のロープ
が設けられていることにある。より厳密に言えば、ロー
プに、ある間隔をおいて合目的には各階ごとに、公知の
ロープグラブとローラ対を具備する案内車が接続され、
これらや案内車が鉛直な強制軌道上を走行し、かつ互い
に相対するこれらの案内車が水平な軸線によって互いに
、2.l結合され、そしてこれらの水平な軸線上
に、片持はり状に配置される傾倒可能な足場板が取付け
られ、鉛直に延びる2つのロープ対の間に足場板の横に
、水を満たすことのできるタンクが有利に設けられてい
る。1つの共有の軸線上にキーで固定される、無端のロ
ープのローブ巻胴には、垂直力向の速度を制限する巻下
げ制動装置で接続されている。建物内の各階には、動く
足場要素の前に乗り込み台が配置され、この乗り込み台
には、所定数の人間を受容するために適した防火性の安
全室が続き、そしてどの安全室も、この室を建物の他部
分から分かつ内側へ開く扉を具備している。
延び、下部ロープ巻胴を通って案内される無端のロープ
が設けられていることにある。より厳密に言えば、ロー
プに、ある間隔をおいて合目的には各階ごとに、公知の
ロープグラブとローラ対を具備する案内車が接続され、
これらや案内車が鉛直な強制軌道上を走行し、かつ互い
に相対するこれらの案内車が水平な軸線によって互いに
、2.l結合され、そしてこれらの水平な軸線上
に、片持はり状に配置される傾倒可能な足場板が取付け
られ、鉛直に延びる2つのロープ対の間に足場板の横に
、水を満たすことのできるタンクが有利に設けられてい
る。1つの共有の軸線上にキーで固定される、無端のロ
ープのローブ巻胴には、垂直力向の速度を制限する巻下
げ制動装置で接続されている。建物内の各階には、動く
足場要素の前に乗り込み台が配置され、この乗り込み台
には、所定数の人間を受容するために適した防火性の安
全室が続き、そしてどの安全室も、この室を建物の他部
分から分かつ内側へ開く扉を具備している。
ロープの間に取付けられるタンクには、各区間ごとに形
成される流出用接続部をもつ、タンクを満たすだめの水
管が付設され、この水管内には、安全室の扉によって閉
められる給水栓と、迅速に回転する制動装置の軸から遠
心おもりによって制御される止めコックが取付けられて
いる。ロープの上昇軌条を形成する空間は、建物のすべ
ての階で出口に通じている。
成される流出用接続部をもつ、タンクを満たすだめの水
管が付設され、この水管内には、安全室の扉によって閉
められる給水栓と、迅速に回転する制動装置の軸から遠
心おもりによって制御される止めコックが取付けられて
いる。ロープの上昇軌条を形成する空間は、建物のすべ
ての階で出口に通じている。
ロープ、足場板は、事故を防止する平らなケーシングで
取り囲まれ、乗り込み口及び降90は例外を成す。
取り囲まれ、乗り込み口及び降90は例外を成す。
本発明による解決法では、垂直力向の速度を調整する制
動ユニットは、電気的に機能するがしかし極度な電気的
エネルギーを要しない制動用ダイナモまたは発電機であ
る。本発明による装置に散水装置を同期的に接続するの
が合目的である。散水装置は、−力で本発明による装置
全冷却し、他力で煙突効果を防止することにより煙の侵
入−ケ阻止する。
動ユニットは、電気的に機能するがしかし極度な電気的
エネルギーを要しない制動用ダイナモまたは発電機であ
る。本発明による装置に散水装置を同期的に接続するの
が合目的である。散水装置は、−力で本発明による装置
全冷却し、他力で煙突効果を防止することにより煙の侵
入−ケ阻止する。
前記の課題は、本発明による装置を適用することによっ
て解決される。即ち、火から避難する人は、各階に設け
られる避難扉を経て防火性の安全室にはいり、この安全
室から、ロープ軌動の間にある足場板に移ることができ
、そして人間の重量で装置が稼動し、避難する人を鉛直
力向に下刃へ輸送するのである。
て解決される。即ち、火から避難する人は、各階に設け
られる避難扉を経て防火性の安全室にはいり、この安全
室から、ロープ軌動の間にある足場板に移ることができ
、そして人間の重量で装置が稼動し、避難する人を鉛直
力向に下刃へ輸送するのである。
スタートを速めるために、避難扉は、扉が開いた場合に
ロープ胆道に取付けられるタンクの注水管を開ける給水
栓と結合され、それによって、その他の場合には平衡状
態にある本装置は、乗9込む人間の重量とタンク内に流
れ込む水の重量によつで確実に始動される。危険な速度
に加速されないように、速度に依存して巻下げする制動
装置が、合目的には制動用ダイナモまたは発電機が稼動
する。
ロープ胆道に取付けられるタンクの注水管を開ける給水
栓と結合され、それによって、その他の場合には平衡状
態にある本装置は、乗9込む人間の重量とタンク内に流
れ込む水の重量によつで確実に始動される。危険な速度
に加速されないように、速度に依存して巻下げする制動
装置が、合目的には制動用ダイナモまたは発電機が稼動
する。
制動用ダイナモの回転子は、遠心おもり構造を介してま
たは制動用ダイナモの電流で稼動されるモータを介して
、注水管の主止めコックと次のように結合されている。
たは制動用ダイナモの電流で稼動されるモータを介して
、注水管の主止めコックと次のように結合されている。
即ち、調整される搬送速度に対応する回転数に達した場
合に、主止めコックが閉まるように結合されている。
合に、主止めコックが閉まるように結合されている。
助けのない人を救助するために、本装置の降下軌条の下
に、弾力性のあるシュートを配置することができる。
に、弾力性のあるシュートを配置することができる。
本発明による装置の上昇軌条には一階の扉を経て乗るこ
とができ、そして個々の階には、消防士が出る出口扉が
設けられている。
とができ、そして個々の階には、消防士が出る出口扉が
設けられている。
次に本発明による装置を、添附の図面を用いてより詳細
に説明する。
に説明する。
第1図、第2図、第3図、第4図から明らかなように、
実施例として用いられる本発明による装置では、建物の
前面1上に垂直に延び、かつ上軸2と下軸3にキーで固
定されるロープ巻胴4に巻きつけられる無端のロープ5
が、鉛直面内に配置されている。ローラ対を具備する案
内車7は、建物の階に対応して配分され、公知のロープ
グラブ6によってロープ5に固定され、そしてロープ5
の間には、傾倒可能な足場板8が取付けられている。足
場板8が稼動中に下部ロープ巻胴4で回転すると、足場
板8は下部死点まで除々に傾斜して起立し、従っである
人が降り階9で降りそこねた場合でも、傾斜した足場板
8から外側へ、弾力性のあるシュート10へ滑り落ちる
。
実施例として用いられる本発明による装置では、建物の
前面1上に垂直に延び、かつ上軸2と下軸3にキーで固
定されるロープ巻胴4に巻きつけられる無端のロープ5
が、鉛直面内に配置されている。ローラ対を具備する案
内車7は、建物の階に対応して配分され、公知のロープ
グラブ6によってロープ5に固定され、そしてロープ5
の間には、傾倒可能な足場板8が取付けられている。足
場板8が稼動中に下部ロープ巻胴4で回転すると、足場
板8は下部死点まで除々に傾斜して起立し、従っである
人が降り階9で降りそこねた場合でも、傾斜した足場板
8から外側へ、弾力性のあるシュート10へ滑り落ちる
。
第1図と第5図から明らかなように、無端のロープ5の
間には、タンク11がそれ自体公知のロープグラブによ
って次のように固定されている。
間には、タンク11がそれ自体公知のロープグラブによ
って次のように固定されている。
即ち降下軌条で水を満たすことができるように、一方上
昇軌条では、ロープ巻胴4を介して転覆して空のままさ
らに走行することができるように固定されている。
昇軌条では、ロープ巻胴4を介して転覆して空のままさ
らに走行することができるように固定されている。
本発明による装置は、建物内に次のように配置される。
即ち建物の前面、側壁12、避難扉13によって構成さ
れる分割壁14によって完全に取り囲まれ、そしてその
他の建物部分から完全に隔離されているように、配置さ
れている。このように境界づけられる平面の内側には、
建物に合目的に連結される、案内車7のための鉛直な案
内軌道15が配置され、さらに各階ごとに、避難扉13
と安全待避室16を経て到達可能な乗り込み台17が設
けられている。
れる分割壁14によって完全に取り囲まれ、そしてその
他の建物部分から完全に隔離されているように、配置さ
れている。このように境界づけられる平面の内側には、
建物に合目的に連結される、案内車7のための鉛直な案
内軌道15が配置され、さらに各階ごとに、避難扉13
と安全待避室16を経て到達可能な乗り込み台17が設
けられている。
ロープ巻胴4の軸2,3の支承に用いられる玉軸受ハウ
ス18は、建物の上に形成される荷重支持平面に位置し
ている。上軸2には、チェーンホイール19もキーで固
定され、また伝動装器20と実際にはチェーン21によ
って形成される加速度減速装置とを介して操作される巻
下げ制動装置22も上軸2vc接続されている。巻下げ
制動装置22は、制動用ダイナモとして形成するのが合
目的である。
ス18は、建物の上に形成される荷重支持平面に位置し
ている。上軸2には、チェーンホイール19もキーで固
定され、また伝動装器20と実際にはチェーン21によ
って形成される加速度減速装置とを介して操作される巻
下げ制動装置22も上軸2vc接続されている。巻下げ
制動装置22は、制動用ダイナモとして形成するのが合
目的である。
降下軌条においても上昇軌条においても、等質量であれ
ば、本発明による装置は平衡状態及び静止状態にある。
ば、本発明による装置は平衡状態及び静止状態にある。
必要が生じ、人が避難扉13と安全室16を経て乗り込
み台17から足場板8に足?踏み入れると、乗り込む人
の重量が作用して全装置が動き出す。もちろん、他の人
も下方へ動いている足場板に乗ることができる。即ち、
この運動は0.5m/秒ないし0.6m/秒よりも決し
て速くない速度で下方へ加速される。
み台17から足場板8に足?踏み入れると、乗り込む人
の重量が作用して全装置が動き出す。もちろん、他の人
も下方へ動いている足場板に乗ることができる。即ち、
この運動は0.5m/秒ないし0.6m/秒よりも決し
て速くない速度で下方へ加速される。
本発明による装置をより迅速にかつより安全に加速させ
るために、タンク11を水で?Rたすための、流出用接
続部24をもつ注水管23が設けられている。避難扉1
3を開けると、避難扉と結合される操作アーム25が動
かされる。操作アーム25は、枢着アーム26とリンク
棒27を介して圧力管28から分岐した給水栓29を開
く。タンク11は、ロープ巻胴14が回転している下部
で水を放出し、苧になったまま上方へ移動する。
るために、タンク11を水で?Rたすための、流出用接
続部24をもつ注水管23が設けられている。避難扉1
3を開けると、避難扉と結合される操作アーム25が動
かされる。操作アーム25は、枢着アーム26とリンク
棒27を介して圧力管28から分岐した給水栓29を開
く。タンク11は、ロープ巻胴14が回転している下部
で水を放出し、苧になったまま上方へ移動する。
本発明による装置が許容速度に達した後、水で満たされ
たタンク11が装置を荷重しないように、制動用ダイナ
モとして形成されるのが合目的な制動装置22の軸には
、遠心おもりをもつ調整アーム30が接続されている。
たタンク11が装置を荷重しないように、制動用ダイナ
モとして形成されるのが合目的な制動装置22の軸には
、遠心おもりをもつ調整アーム30が接続されている。
調整アーム30は、所定の回転数に達した場合、圧力管
28内に配置される止めコック31をアーム32を介し
て閉じ、或は回転数が減少した場合には、コック31を
再び開ける。
28内に配置される止めコック31をアーム32を介し
て閉じ、或は回転数が減少した場合には、コック31を
再び開ける。
本発明による装置には、−階に消防土用の入口35が配
置されているが、消防士は、降9階9の高さで、乗り込
み台34から上昇軌条にある足場板8へ移ることができ
、それによって所望の階へ上がることができる。
置されているが、消防士は、降9階9の高さで、乗り込
み台34から上昇軌条にある足場板8へ移ることができ
、それによって所望の階へ上がることができる。
消防士が所望の階で安全に降りることができるように、
各階ごとに出口扉35が配置され、消防士はこの出口扉
35から上り用縦穴の外へ出ることができる。消防士を
上にあげるためには、下刃へ輸送される人の重量で十分
であシ、または装置がこのような目的で稼動していない
場合には、消防士の側に接続されるユニットの持ち上け
が行なわれる。
各階ごとに出口扉35が配置され、消防士はこの出口扉
35から上り用縦穴の外へ出ることができる。消防士を
上にあげるためには、下刃へ輸送される人の重量で十分
であシ、または装置がこのような目的で稼動していない
場合には、消防士の側に接続されるユニットの持ち上け
が行なわれる。
もちろん、本発明による装置は、防火上の要求に応じさ
まざまな方法で変形されることができる。
まざまな方法で変形されることができる。
例えば、本発明による装置を既存の建物に取付ける場合
には、本装置をつば部と接続し、前面1の外側に、分離
して形成されるケーシングの内側に配置することができ
る。
には、本装置をつば部と接続し、前面1の外側に、分離
して形成されるケーシングの内側に配置することができ
る。
本発明による装置は、極めて簡単であり、そして規格化
された要素を繰り返し使用しつくることができ、稼動に
要する動力も少ない。
された要素を繰り返し使用しつくることができ、稼動に
要する動力も少ない。
火災防止のために規定に従って利用される水と同様に、
加速に必要な量の水も用意されているべきだが、給水を
止める必要がある場合には、本発明による装置は、1人
または焼入かの人間の重量によってすぐに稼動され、る
。
加速に必要な量の水も用意されているべきだが、給水を
止める必要がある場合には、本発明による装置は、1人
または焼入かの人間の重量によってすぐに稼動され、る
。
危険にさらされた人は、火災の発生と同時に本発明によ
る装置を使用することができ、無事に建物から退去する
ことができる。
る装置を使用することができ、無事に建物から退去する
ことができる。
本発明による装置を建物の異なる壁にいくつか配置する
のが合目的である。
のが合目的である。
1
第1図は本発明による装置の降下軌条の鉛直力向の部分
断面図、第2図はロープ軌道の坤と平行な本発明による
装置の上部部分の断面図、第3図はロープ軌道の面と平
行な本発明による装置の下部部分の断面図、第4図は第
1図の装置の横断面図、第5図は水を満たすことのでき
るタンクに沿って中央部分で切断した本発明による装置
の断面図、第6図は主止めコックの配置を示した図、第
7図は本発明による装置の避難扉と注水管から分岐した
開いたコックの接続とを断面にて示した図である。 1、12.14・・・防火壁 2・・・上軸3・・
・下軸 4・・・ロープ巻胴5・・・ロ
ープ 7・・・案内車8・・・足場板
11・・・タンク13・・・避難扉
15・・・案内軌道16・・・安全待避室
17・・・乗り込み台22・・・巻下げ制動装置
23・・・注水管24・・・流出用接続部 25
・・・操作アーム28・・・圧力管 29・
・・給水栓30・・・調整アーム 31・・・止
めコック33・・・乗り込み側扉 35・・・降り
用扉区 C− 区 1
断面図、第2図はロープ軌道の坤と平行な本発明による
装置の上部部分の断面図、第3図はロープ軌道の面と平
行な本発明による装置の下部部分の断面図、第4図は第
1図の装置の横断面図、第5図は水を満たすことのでき
るタンクに沿って中央部分で切断した本発明による装置
の断面図、第6図は主止めコックの配置を示した図、第
7図は本発明による装置の避難扉と注水管から分岐した
開いたコックの接続とを断面にて示した図である。 1、12.14・・・防火壁 2・・・上軸3・・
・下軸 4・・・ロープ巻胴5・・・ロ
ープ 7・・・案内車8・・・足場板
11・・・タンク13・・・避難扉
15・・・案内軌道16・・・安全待避室
17・・・乗り込み台22・・・巻下げ制動装置
23・・・注水管24・・・流出用接続部 25
・・・操作アーム28・・・圧力管 29・
・・給水栓30・・・調整アーム 31・・・止
めコック33・・・乗り込み側扉 35・・・降り
用扉区 C− 区 1
Claims (5)
- (1) 人間を自動救助し輸送するだめの、特に高層
建築物での防火装置に於て、建物のいずれかの外壁面(
1)に沿って、外壁面(1)の内側または外側に、鉛直
力向に平行な無端ロープ(5)が、゛上軸(2)と下軸
(3)にキーで固定されるロープ巻胴(4)を通って案
内され、これらの平行に延びるロープ(5)上に、ある
間隔を置いて、合目的には各階ごとに、鉛直な案内軌道
(15)の間で案内されローラ対を具備する案内車(7
)が取付けられ、これらの案内車(7)の間に足場板(
8)が取付けられ、そして無端ロープ(5)のロープ巻
胴(4)の軸の1つに、ロープの速度に依存して機能す
る巻下げ制動装置(22)が変速して接続され、そして
個々の階に足場板(8)とは別に乗り込み台(17)が
形成され、これらの乗り込み台(17)が、安全待避室
(16)と避難扉(13)を介して各階と結ばれ、最下
階に上昇軌条に乗り込むだめの乗り込み側扉(33)が
設けられ、−力個々の階で降り扉(35)’r介して上
昇軌条から離れることができ、そして装置全体が、建物
から形成されるまたは付随的に得られる防火性の壁(1
,12,14)で囲まれていることを特徴とする装置。 - (2) 足場板(8)の間に、平行に延びるロープ(
5)に、水を満たすことのできるタンク(11)が設け
られ、これらのタンク(11)に水を満たすために圧力
管(28)が設けられ、そしてこの圧力管(28)が、
コック(29)’に介して流出用接続部(24)?具備
する注水管(23)と結合されていることを特徴とする
特許請求の範囲第1項に記載の装置。 - (3)圧力管(28)内に、遠心おもりをもつ制御装置
(30)を介して巻下げ制動装置(22)の軸と結合さ
れている止めコック(31)が取付けられていることを
特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の装置。 - (4)圧力管(28)かち分岐する給水栓(29)に、
棒を介して避難扉(13)に取付けられている操作アー
ム(25)が接続されていることを特徴とする特許請求
の範囲第2項または第3項に記載の装置。 - (5) 本装置の機能によって制御される散水装置が
設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
ないし第4項のいずれか1つに記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
HU86382A HU184518B (en) | 1982-03-23 | 1982-03-23 | Fire protection self-rescue and person transporting device particularly for high buildings |
HU863/82 | 1982-03-23 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58221958A true JPS58221958A (ja) | 1983-12-23 |
Family
ID=10951753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4609683A Pending JPS58221958A (ja) | 1982-03-23 | 1983-03-22 | 人間を自動救助し輸送するための、特に高層建築物での防火装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58221958A (ja) |
BR (1) | BR8301443A (ja) |
DE (1) | DE3306527C2 (ja) |
DK (1) | DK130483A (ja) |
HU (1) | HU184518B (ja) |
NO (1) | NO831008L (ja) |
SE (1) | SE8300827L (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI448314B (zh) * | 2011-06-07 | 2014-08-11 | Univ Ching Yun | High - rise energy - saving escape transport equipment |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102010046423A1 (de) | 2010-09-23 | 2013-07-04 | Iossif Brailovski | Vorrichtung zur Rettung von Menschen bei Brand in einem mehrgeschossigen Gebäude-Rettungsschlauchrutsche |
CN106924893B (zh) * | 2017-03-24 | 2020-06-16 | 廖华 | 一种建筑物的应急逃生系统 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE671932C (de) * | 1936-09-26 | 1939-02-17 | Zwietusch E & Co Gmbh | Umlaufaufzug mit selbsttaetiger Be- und Entladung der mit Zielkennzeichen ausgeruesteten Plattformen |
DE2503544A1 (de) * | 1975-01-29 | 1976-08-05 | Guenther Dipl Ing Uhmann | Feuerschutzaufzug |
-
1982
- 1982-03-23 HU HU86382A patent/HU184518B/hu unknown
-
1983
- 1983-02-15 SE SE8300827A patent/SE8300827L/ not_active Application Discontinuation
- 1983-02-24 DE DE19833306527 patent/DE3306527C2/de not_active Expired
- 1983-03-22 BR BR8301443A patent/BR8301443A/pt unknown
- 1983-03-22 JP JP4609683A patent/JPS58221958A/ja active Pending
- 1983-03-22 NO NO831008A patent/NO831008L/no unknown
- 1983-03-22 DK DK130483A patent/DK130483A/da not_active Application Discontinuation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI448314B (zh) * | 2011-06-07 | 2014-08-11 | Univ Ching Yun | High - rise energy - saving escape transport equipment |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
HU184518B (en) | 1984-09-28 |
SE8300827L (sv) | 1983-09-24 |
DK130483D0 (da) | 1983-03-22 |
BR8301443A (pt) | 1983-11-29 |
DE3306527C2 (de) | 1985-01-03 |
SE8300827D0 (sv) | 1983-02-15 |
DK130483A (da) | 1983-11-10 |
NO831008L (no) | 1983-09-26 |
DE3306527A1 (de) | 1983-11-10 |
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