JPS58221752A - アンチロツク制動装置 - Google Patents
アンチロツク制動装置Info
- Publication number
- JPS58221752A JPS58221752A JP10278282A JP10278282A JPS58221752A JP S58221752 A JPS58221752 A JP S58221752A JP 10278282 A JP10278282 A JP 10278282A JP 10278282 A JP10278282 A JP 10278282A JP S58221752 A JPS58221752 A JP S58221752A
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- JP
- Japan
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- wheel
- signal
- wheel speed
- tire
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/17—Using electrical or electronic regulation means to control braking
- B60T8/173—Eliminating or reducing the effect of unwanted signals, e.g. due to vibrations or electrical noise
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、任意の車輪間の角速度差に基づいて、車両に
標準タイヤよりも有効半径の小さい臨時タイヤが使用さ
れているか否かを判断し、臨時タイヤが使用されている
と判断したときには、直ちにアンチロック制御を解除す
るための解除信号を発生するように構成された、臨時タ
イヤ応動機能を有する、主として四輪自動車用アンチロ
ック制動装置に関するものである。
標準タイヤよりも有効半径の小さい臨時タイヤが使用さ
れているか否かを判断し、臨時タイヤが使用されている
と判断したときには、直ちにアンチロック制御を解除す
るための解除信号を発生するように構成された、臨時タ
イヤ応動機能を有する、主として四輪自動車用アンチロ
ック制動装置に関するものである。
一般に、車体速度と車輪の周速度との差の値の車体速度
に対する割合、すなわちその車輪のスリップ率は、制動
時において制動力の大きさが大きいほど大きくなる傾向
を有する。アンチロック制動装置は、車輪のスリップ率
を制動力の制御のための主要な入力因子の一つとし、制
動力が太きすぎて車輪がロックしそうになると制動力を
抑制し、車輪の周速度が回復して車輪のロックの危険性
がなくなると、再び制動力の抑制な解除するように作用
するものであるが、その際、車輪のスリップ率を導出す
るためには、車輪の周速度と車体速度とを検出しなけれ
ばならない。
に対する割合、すなわちその車輪のスリップ率は、制動
時において制動力の大きさが大きいほど大きくなる傾向
を有する。アンチロック制動装置は、車輪のスリップ率
を制動力の制御のための主要な入力因子の一つとし、制
動力が太きすぎて車輪がロックしそうになると制動力を
抑制し、車輪の周速度が回復して車輪のロックの危険性
がなくなると、再び制動力の抑制な解除するように作用
するものであるが、その際、車輪のスリップ率を導出す
るためには、車輪の周速度と車体速度とを検出しなけれ
ばならない。
標準タイヤの有効半径はあらかじめ分かつているので、
車両に標準タイヤが使用されている限り、車輪の周速度
は、その車輪の回転数あるいは角速度さえ分かれば、そ
れらの値より直ちに算出することができる。アンチロッ
ク制動装置において使用°される車輪速度検知器は、普
通、車輪の角速度を検知して、その角速度に比例した周
波数を持つ信号を車輪速度信号として発生する。この車
輪速度信号の周波数は、当然車輪の周速度にも比例する
。
車両に標準タイヤが使用されている限り、車輪の周速度
は、その車輪の回転数あるいは角速度さえ分かれば、そ
れらの値より直ちに算出することができる。アンチロッ
ク制動装置において使用°される車輪速度検知器は、普
通、車輪の角速度を検知して、その角速度に比例した周
波数を持つ信号を車輪速度信号として発生する。この車
輪速度信号の周波数は、当然車輪の周速度にも比例する
。
車体速度を検出するための手段としては、車体速度を直
接的に、あるいは間接的に検出する種々の手段が考えら
れるが、主として経済的及び技術的な面からの理由によ
り、アンチロック制動装置においては、普通、車輪の周
速度より車体速度を推定するという方法が採られる。
接的に、あるいは間接的に検出する種々の手段が考えら
れるが、主として経済的及び技術的な面からの理由によ
り、アンチロック制動装置においては、普通、車輪の周
速度より車体速度を推定するという方法が採られる。
この際、車輪の角速度を検知してその車輪の周速度を算
定し、算定された車輪の周速度に基づいて更に車体速度
を推定する場合、車輪に標準タイヤが使用されているも
のとして、車輪の周速度が推定されるので、もし車輪に
標準タイヤの有効半径よりも一般に小さな有効半径を有
する臨時タイヤが使用されていると、その車輪の周速度
は、実際の周速度よりも高い値に推定され、それに伴っ
てその車輪の周速度を入力情報の一つとして推定された
車体速度も過度に高い値に推定される可能性が生じる。
定し、算定された車輪の周速度に基づいて更に車体速度
を推定する場合、車輪に標準タイヤが使用されているも
のとして、車輪の周速度が推定されるので、もし車輪に
標準タイヤの有効半径よりも一般に小さな有効半径を有
する臨時タイヤが使用されていると、その車輪の周速度
は、実際の周速度よりも高い値に推定され、それに伴っ
てその車輪の周速度を入力情報の一つとして推定された
車体速度も過度に高い値に推定される可能性が生じる。
アンチロック制動装置において、車体速度が実際の車体
速度よりも高い値に推定されると、その推定車体速度に
基づいて算出される標準タイヤを使用している車輪のス
リップ率は、実際のスリップ率よりも大きくなり、その
結果過度に制動力が抑制されて制動効果の低下を招(。
速度よりも高い値に推定されると、その推定車体速度に
基づいて算出される標準タイヤを使用している車輪のス
リップ率は、実際のスリップ率よりも大きくなり、その
結果過度に制動力が抑制されて制動効果の低下を招(。
臨時タイヤは、標準タイヤがパンクをした場合に備えて
車両に装備されるもので、一般的には、複数個の車輪に
同時に臨時タイヤが使用されることは極めてまれである
。
車両に装備されるもので、一般的には、複数個の車輪に
同時に臨時タイヤが使用されることは極めてまれである
。
本発明は、以上のような実情にかんがみ提案されたもの
で、その主な目的は、車両が有する全車輪のうちいずれ
かの車輪に臨時タイヤが使用されているときには、直ち
にその臨時タイヤの存在を検知し、併せて臨時タイヤの
存在による誤作動を防止し5るようなアンチロック制動
装置を得ることである。
で、その主な目的は、車両が有する全車輪のうちいずれ
かの車輪に臨時タイヤが使用されているときには、直ち
にその臨時タイヤの存在を検知し、併せて臨時タイヤの
存在による誤作動を防止し5るようなアンチロック制動
装置を得ることである。
以下、図面により本発明の実施例について説明する。ま
ず第1図において、右前輪用車輪速度検知器1、左後輪
用車輪速度検知器2、右後輪用車輪速度検知器3及び左
後輪用車輪速度検知器4は、それぞれ本発明の車輪速度
信号発生装置を構成し、対応する車輪の角速度に比例す
る周波数のパルス列を車輪周速度信号として発生して、
それら車輪速度信号をアンチロック制御回路5へ送る。
ず第1図において、右前輪用車輪速度検知器1、左後輪
用車輪速度検知器2、右後輪用車輪速度検知器3及び左
後輪用車輪速度検知器4は、それぞれ本発明の車輪速度
信号発生装置を構成し、対応する車輪の角速度に比例す
る周波数のパルス列を車輪周速度信号として発生して、
それら車輪速度信号をアンチロック制御回路5へ送る。
アンチロック制御回路5は、各車輪速度検知器1.2・
、3,4より送られた車輪速度信号に基づいて演算処理
及び判断を行った後、左右前輪の制動力を抑制するため
の制御圧を導入する前輪用導圧作動器10を作動するパ
ワトランジスタ6、前記前輪用制御圧を排出する前輪用
排圧作動器11を作動するパワトランジスタ7、左右後
輪の制動力を抑制するための制御圧を導入する後輪用導
圧作動器12を作動するパワトランジスタ8、および前
記後輪用制御圧を排出する後輪用排圧作動器13を作動
するパワトランジスタ9に、選択的に制御信号を送る。
、3,4より送られた車輪速度信号に基づいて演算処理
及び判断を行った後、左右前輪の制動力を抑制するため
の制御圧を導入する前輪用導圧作動器10を作動するパ
ワトランジスタ6、前記前輪用制御圧を排出する前輪用
排圧作動器11を作動するパワトランジスタ7、左右後
輪の制動力を抑制するための制御圧を導入する後輪用導
圧作動器12を作動するパワトランジスタ8、および前
記後輪用制御圧を排出する後輪用排圧作動器13を作動
するパワトランジスタ9に、選択的に制御信号を送る。
アンチロック制御回路5は、アンチロック制御系の故障
を診断するための故障診断回路を備えてお9、アンチロ
ック制御系に故障が発生した際には、電源Bに接続され
たパワトランジスタ14に信号を送るように構成されて
いる。パワトランジスタ14は、アンチロック制御回路
5よりの信号を受けると、直ちに例えば警報ランプある
いは警報ブザーのような警報器15に通電して警報を発
生させると共に、スイッチ作動器16に通電して、各パ
ワトランジスタ6.7,8.9を電源Bに接続する常閉
スイッチSを遮断させる。以上は従来のアンチロック制
動装置の一例である。
を診断するための故障診断回路を備えてお9、アンチロ
ック制御系に故障が発生した際には、電源Bに接続され
たパワトランジスタ14に信号を送るように構成されて
いる。パワトランジスタ14は、アンチロック制御回路
5よりの信号を受けると、直ちに例えば警報ランプある
いは警報ブザーのような警報器15に通電して警報を発
生させると共に、スイッチ作動器16に通電して、各パ
ワトランジスタ6.7,8.9を電源Bに接続する常閉
スイッチSを遮断させる。以上は従来のアンチロック制
動装置の一例である。
さて、各車輪速度検知器1.2,3.4が発生した車輪
速度信号は、それぞれ臨時タイヤ検出器17へも送られ
る。この臨時タイヤ検出器17は、例えば2組の対の車
輪の各対ごとにそれぞれ各車輪速度信号の値の差値な示
す車輪速度差信号を発生する車輪速度差信号発生装置と
、各車輪速度差信号のうち、一方があらかじめ設定され
た値よりも小さく、他方がこのあらかじめ設定された値
よりは小さくないあらかじめ設定された値を超えたとき
、アンチロック制御を解除するための解除信号を発生す
る解除信号発生装置とを備えている。
速度信号は、それぞれ臨時タイヤ検出器17へも送られ
る。この臨時タイヤ検出器17は、例えば2組の対の車
輪の各対ごとにそれぞれ各車輪速度信号の値の差値な示
す車輪速度差信号を発生する車輪速度差信号発生装置と
、各車輪速度差信号のうち、一方があらかじめ設定され
た値よりも小さく、他方がこのあらかじめ設定された値
よりは小さくないあらかじめ設定された値を超えたとき
、アンチロック制御を解除するための解除信号を発生す
る解除信号発生装置とを備えている。
解除信号発生装置が発生した解除信号は、臨時タイヤ検
出器17の出力信号として、抵抗19を介してパワトラ
ンジスタ14に接続されたトランジスタ18に送られる
。従って、臨時タイヤ検出器17の解除信号発生装置が
解除信号を発生すると、パワトランジスタ14が作動し
て、警報器15が警報を発生すると共に、常閉スイッチ
Sが遮断状態に置かれ、その結果、制動装置はアンチロ
ック制御機能を有したい躾態に切換えられることによっ
て、必要な制動力が確保される。
出器17の出力信号として、抵抗19を介してパワトラ
ンジスタ14に接続されたトランジスタ18に送られる
。従って、臨時タイヤ検出器17の解除信号発生装置が
解除信号を発生すると、パワトランジスタ14が作動し
て、警報器15が警報を発生すると共に、常閉スイッチ
Sが遮断状態に置かれ、その結果、制動装置はアンチロ
ック制御機能を有したい躾態に切換えられることによっ
て、必要な制動力が確保される。
第2図には、臨時タイヤ検出回路1Tの要部の具体例が
示されている。出力部20においては、例えば左右前輪
間の車輪速度信号の値の差値な示す車輪速度差信号の値
ΔNfがあらかじめ設定された値E1よりも小さいとき
出力信号が発生し、出力部21においては、左右後輪間
の車輪速度信号の値の差値を示す車輪速度信号の値ΔN
rが値E8よりは小さくないあらかじめ設定された値E
2よりも大きいとき出力信号が発生するように構成され
ており、各出力部20.21において発生した出力信号
はアンド回路24に送られる。
示されている。出力部20においては、例えば左右前輪
間の車輪速度信号の値の差値な示す車輪速度差信号の値
ΔNfがあらかじめ設定された値E1よりも小さいとき
出力信号が発生し、出力部21においては、左右後輪間
の車輪速度信号の値の差値を示す車輪速度信号の値ΔN
rが値E8よりは小さくないあらかじめ設定された値E
2よりも大きいとき出力信号が発生するように構成され
ており、各出力部20.21において発生した出力信号
はアンド回路24に送られる。
また、出力部22においては、左右前輪間の車輪速度差
信号の値ΔNfが設定値E2よりも大きいとき出力信号
が発生し、出力部23においては、左右後輪間の車輪速
度差信号の値ΔA’rが設定値E1よりも小さいとき出
力信号が発生するように構成されており、各出力部22
.23において発生した出力信号はアンド回路25に送
られる。
信号の値ΔNfが設定値E2よりも大きいとき出力信号
が発生し、出力部23においては、左右後輪間の車輪速
度差信号の値ΔA’rが設定値E1よりも小さいとき出
力信号が発生するように構成されており、各出力部22
.23において発生した出力信号はアンド回路25に送
られる。
ここで、設定値E1は、左右前輪間の車輪速度差信号の
値ΔNf又は左右後輪間の車輪速度差信号の値ΔNrが
設定値E1よりも小さいときには、これら車輪間の速度
差が標準タイヤを装備した車輪と臨時タイヤを装備した
車輪との間の速度差とは識別し得る程度に小さくなるよ
うに設定される。
値ΔNf又は左右後輪間の車輪速度差信号の値ΔNrが
設定値E1よりも小さいときには、これら車輪間の速度
差が標準タイヤを装備した車輪と臨時タイヤを装備した
車輪との間の速度差とは識別し得る程度に小さくなるよ
うに設定される。
従って、出力部20あるいは出力部23より出力信号が
発生しているときには、標準タイヤ間の内外輪差は小さ
く、車体は小さな旋回半径で旋回することなく、はぼ直
進状態にあると判断される。
発生しているときには、標準タイヤ間の内外輪差は小さ
く、車体は小さな旋回半径で旋回することなく、はぼ直
進状態にあると判断される。
これに対し、設定値E2は、左右前輪間の車輪速度差信
号の値iNf又は左右後輪間の車輪速度差信号の値ΔN
rが設定値E2よりも太きいときには、これら車輪間の
速度差が標準タイヤを装備した車輪と臨時タイヤを装備
した車輪との間の速度差を示すように設定される。
号の値iNf又は左右後輪間の車輪速度差信号の値ΔN
rが設定値E2よりも太きいときには、これら車輪間の
速度差が標準タイヤを装備した車輪と臨時タイヤを装備
した車輪との間の速度差を示すように設定される。
各アンド回路24,25の出力信号はオア回路26を経
て第1図のトランジスタ18へ送られる。
て第1図のトランジスタ18へ送られる。
なおこの際、車体の過渡的な走行状態や信号ノイズに起
因する臨時タイヤ検出器17の誤判断な防止するために
、オア回路26の出力信号が一定時間以上持続したとき
にオア回路26の出力信号を通過させるための時間遅れ
作動回路なオア回路26の出力側に接続するようにして
も良い。
因する臨時タイヤ検出器17の誤判断な防止するために
、オア回路26の出力信号が一定時間以上持続したとき
にオア回路26の出力信号を通過させるための時間遅れ
作動回路なオア回路26の出力側に接続するようにして
も良い。
更に、例えば悪路上における走行の場合には、各車輪に
回転むらが生じ易いが、このような車輪の回転むらに起
因する臨時タイヤ検出器17の誤判断を防止するために
、各車輪速度信号の値、例えば周波数を充分大きくなる
ように設定したり、あるいは臨時タイヤ検出器17の判
断を繰り返して行い、臨時タイヤ検出器11が設定回数
だけ連続的に繰り返して出力信号を発生したとき、その
出力信号をトランジスタ18に送るように構成すること
もできる。
回転むらが生じ易いが、このような車輪の回転むらに起
因する臨時タイヤ検出器17の誤判断を防止するために
、各車輪速度信号の値、例えば周波数を充分大きくなる
ように設定したり、あるいは臨時タイヤ検出器17の判
断を繰り返して行い、臨時タイヤ検出器11が設定回数
だけ連続的に繰り返して出力信号を発生したとき、その
出力信号をトランジスタ18に送るように構成すること
もできる。
第3図には、第2図と等価ではあるが構成が異なる別の
回路の一例が示されている。出力部27においては、左
右前輪間の車輪速度の値ΔNfが設定値E1よりも小さ
いとき出力信号が発生し、出力部28においては、左右
後輪間の車輪速度差信号の値ΔNrが設定値E□よりも
小さいとき出力信号が発生する。そして各出力部27.
28の出力信号はオア回路31を経てアンド回路33へ
送られる。
回路の一例が示されている。出力部27においては、左
右前輪間の車輪速度の値ΔNfが設定値E1よりも小さ
いとき出力信号が発生し、出力部28においては、左右
後輪間の車輪速度差信号の値ΔNrが設定値E□よりも
小さいとき出力信号が発生する。そして各出力部27.
28の出力信号はオア回路31を経てアンド回路33へ
送られる。
また、出力部29においては、左右前輪間の車輪速度差
信号の値Nfが設定値E2よりも太きいとき出力信号を
発生し、出力部30においては。
信号の値Nfが設定値E2よりも太きいとき出力信号を
発生し、出力部30においては。
左右後輪間の車輪速度差信号の値Nrが設定値E2より
も太きいとき出力信号を発生する。各出力部29.30
の出力信号はオア回路32を経てアンド回路33へ送ら
れる。アンド回路33の出力信号は臨時タイヤ検出器1
Tの出力信号として第1図のトランジスタ18へ送られ
る。
も太きいとき出力信号を発生する。各出力部29.30
の出力信号はオア回路32を経てアンド回路33へ送ら
れる。アンド回路33の出力信号は臨時タイヤ検出器1
Tの出力信号として第1図のトランジスタ18へ送られ
る。
第2図および第3図においては、左右前輪間の車輪速度
差信号の値iffおよび左右後輪間の車輪速度差信号の
値1iNrと、設定値E、、E、との大小関係により各
出力部20〜30が出力信号を発生するように構成され
ているが、これに代えて、他の任意の対の車輪間の車輪
速度信号の値5例えば右側前後輪間の車輪速度差信号の
値NRおよび左側前後輪間の車輪速度差信号の値NLと
、設定値E1 、E2との大小関係により各出力部20
〜30が出力信号を発生するように構成しても良い。
差信号の値iffおよび左右後輪間の車輪速度差信号の
値1iNrと、設定値E、、E、との大小関係により各
出力部20〜30が出力信号を発生するように構成され
ているが、これに代えて、他の任意の対の車輪間の車輪
速度信号の値5例えば右側前後輪間の車輪速度差信号の
値NRおよび左側前後輪間の車輪速度差信号の値NLと
、設定値E1 、E2との大小関係により各出力部20
〜30が出力信号を発生するように構成しても良い。
本発明においては、設定値E8との比較信号は必ずしも
必要でな(、充分な精度が得られる場合には、設定値E
1との比較信号を省くことができる。
必要でな(、充分な精度が得られる場合には、設定値E
1との比較信号を省くことができる。
以上のように本発明によれば、任意の車輪間の車輪速度
差信号の値があらかじめ設定された値を超えたとき、ア
ンチロック制御を解除するための解除信号を発生するよ
うにしたので、車両が有する全車輪のうちいずれかに標
準タイヤより小径の臨時タイヤが使用されているときに
は、臨時タイヤが使用されている車輪と標準タイヤが使
用されている車輪との間の車輪速度差を識別して臨時タ
イヤの存在を検知することができると共に、併せて臨時
タイヤの存在によるアンチロック制動装置の誤作動を未
然に防止して、必要な制動力を確保することができる。
差信号の値があらかじめ設定された値を超えたとき、ア
ンチロック制御を解除するための解除信号を発生するよ
うにしたので、車両が有する全車輪のうちいずれかに標
準タイヤより小径の臨時タイヤが使用されているときに
は、臨時タイヤが使用されている車輪と標準タイヤが使
用されている車輪との間の車輪速度差を識別して臨時タ
イヤの存在を検知することができると共に、併せて臨時
タイヤの存在によるアンチロック制動装置の誤作動を未
然に防止して、必要な制動力を確保することができる。
第1図は本発明の一実施例に基づくアンチロック制動装
置のアンチロック制御系統図、第2図番家第1図中の臨
時タイヤ検出器の要部の一例を示す回路図、第3図は第
2図の変形例を示す回路図である。 1.2,3.4・・・車輪速度信号発生装置、5・・・
アンチロツ″り制御回路、1γ・・・臨時タイヤ検出器
、20〜33・・・解除信号発生装置 特許出願人 本田技研工業株式会社
置のアンチロック制御系統図、第2図番家第1図中の臨
時タイヤ検出器の要部の一例を示す回路図、第3図は第
2図の変形例を示す回路図である。 1.2,3.4・・・車輪速度信号発生装置、5・・・
アンチロツ″り制御回路、1γ・・・臨時タイヤ検出器
、20〜33・・・解除信号発生装置 特許出願人 本田技研工業株式会社
Claims (1)
- 各車輪の角速度に比例する値を持つ車輪速度信号を発生
する車輪速度信号発生装置(1〜4)と、任意の車輪間
における前記車輪速度信号の値の差値を示す車輪速度差
信号を発生する車輪速度差信号発生装置と、前記各車輪
速度差信号の値のうち、少な(とも一つがあらかじめ設
定された値を超えたとき、アンチロック制御を解除する
ための解除信号を発生する解除信号発生装置(20〜3
3)とを備えたアンチロック制動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10278282A JPS58221752A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | アンチロツク制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10278282A JPS58221752A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | アンチロツク制動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58221752A true JPS58221752A (ja) | 1983-12-23 |
JPH0217384B2 JPH0217384B2 (ja) | 1990-04-20 |
Family
ID=14336706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10278282A Granted JPS58221752A (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | アンチロツク制動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58221752A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63305011A (ja) * | 1987-05-13 | 1988-12-13 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 車輌の減圧タイヤの検出法 |
US5200897A (en) * | 1989-05-26 | 1993-04-06 | Nippondenso Co., Ltd. | Vehicle control system |
JPH0899626A (ja) * | 1995-08-02 | 1996-04-16 | Nippondenso Co Ltd | 車両制御装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5640055A (en) * | 1979-09-10 | 1981-04-16 | Hitachi Ltd | Air cooling heat pump type rerigerating system |
-
1982
- 1982-06-15 JP JP10278282A patent/JPS58221752A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5640055A (en) * | 1979-09-10 | 1981-04-16 | Hitachi Ltd | Air cooling heat pump type rerigerating system |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63305011A (ja) * | 1987-05-13 | 1988-12-13 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 車輌の減圧タイヤの検出法 |
JPH0555322B2 (ja) * | 1987-05-13 | 1993-08-16 | Sumitomo Rubber Ind | |
US5200897A (en) * | 1989-05-26 | 1993-04-06 | Nippondenso Co., Ltd. | Vehicle control system |
JPH0899626A (ja) * | 1995-08-02 | 1996-04-16 | Nippondenso Co Ltd | 車両制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0217384B2 (ja) | 1990-04-20 |
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