JPH03202775A - 車輪速センサの異常検出装置 - Google Patents
車輪速センサの異常検出装置Info
- Publication number
- JPH03202775A JPH03202775A JP34191289A JP34191289A JPH03202775A JP H03202775 A JPH03202775 A JP H03202775A JP 34191289 A JP34191289 A JP 34191289A JP 34191289 A JP34191289 A JP 34191289A JP H03202775 A JPH03202775 A JP H03202775A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel speed
- value
- wheel
- abnormality
- abnormality detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 title abstract 5
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 abstract 2
Landscapes
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、アンチスキッド制御装置或いは駆動力配分
制御装置等に使用する複数の車輪速センサの異常を検出
する車輪速センサの異常検出装置に関する。
制御装置等に使用する複数の車輪速センサの異常を検出
する車輪速センサの異常検出装置に関する。
この種の車輪速センサの異常検出装置としては、従来、
例えばアンチスキッド制御装置のフェイルセーフ機能と
して、前輪の車輪速と後輪の車輪速との差値が設定値を
越えた状態が設定時間以上継続しているか否かを判断す
ることにより、少なくとも何れか一方の車輪速センサが
異常状態であることを検出するようにしている(例えば
、実開昭63−70012号参照)。
例えばアンチスキッド制御装置のフェイルセーフ機能と
して、前輪の車輪速と後輪の車輪速との差値が設定値を
越えた状態が設定時間以上継続しているか否かを判断す
ることにより、少なくとも何れか一方の車輪速センサが
異常状態であることを検出するようにしている(例えば
、実開昭63−70012号参照)。
しかしながら、上記従来の車輪速センサの異常検出装置
にあっては、車輪速センサから出力される車輪速度に比
例したパルス信号を車輪速演算回路に供給して車輪速に
変換し、この車輪速を比較することにより、異常検出を
行うようにしているので、例えば車輪速センサを、外周
面に歯を形成したロータとこれに対向する永久磁石と検
出コイルとを設けた磁気センサ部とで構成したときに、
誤って前輪側の車輪速センサのロータと後輪側の車輪セ
ンサのロータとで歯数が異なったロータを装着したとき
に、その歯数差が少ないときには、車輪速差があまり生
ぜず、正常であると誤判断するおそれがあるという未解
決の課題があった。特に、アンチスキッド制御装置では
、車輪のロック状態を車輪速センサの車輪速検出値に基
づいて判断するので、車輪速検出値の誤差がアンチスキ
ッド制御に大きな影響を及ぼし、車両の停止距離が伸び
てしまう等の問題があった。
にあっては、車輪速センサから出力される車輪速度に比
例したパルス信号を車輪速演算回路に供給して車輪速に
変換し、この車輪速を比較することにより、異常検出を
行うようにしているので、例えば車輪速センサを、外周
面に歯を形成したロータとこれに対向する永久磁石と検
出コイルとを設けた磁気センサ部とで構成したときに、
誤って前輪側の車輪速センサのロータと後輪側の車輪セ
ンサのロータとで歯数が異なったロータを装着したとき
に、その歯数差が少ないときには、車輪速差があまり生
ぜず、正常であると誤判断するおそれがあるという未解
決の課題があった。特に、アンチスキッド制御装置では
、車輪のロック状態を車輪速センサの車輪速検出値に基
づいて判断するので、車輪速検出値の誤差がアンチスキ
ッド制御に大きな影響を及ぼし、車両の停止距離が伸び
てしまう等の問題があった。
そこで、この発明は、上記従来例の未解決の課題を解決
に着目してなされたものであり、車輪速センサの異常を
正確に検出することができる車輪速センサの異常検出装
置を提供することを目的としている。
に着目してなされたものであり、車輪速センサの異常を
正確に検出することができる車輪速センサの異常検出装
置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、この発明に係る車輪速セン
サの異常検出装置は、車両に搭載され車輪回転速度に比
例したパルスを出力する少なくとも第1及び第2の車輪
速センサの異常を検出する車輪速センサの異常検出装置
において、前記車両の定速走行時に前記各車輪速センサ
のパルス数を何れか一方が基準パルス数に一致するまで
個別に計数する第1及び第2の計数手段と、該第1及び
第2の計数手段の計数値の差値が設定値以上であるとき
に異常状態と判断する異常検出手段とを備えたことを特
徴としている。
サの異常検出装置は、車両に搭載され車輪回転速度に比
例したパルスを出力する少なくとも第1及び第2の車輪
速センサの異常を検出する車輪速センサの異常検出装置
において、前記車両の定速走行時に前記各車輪速センサ
のパルス数を何れか一方が基準パルス数に一致するまで
個別に計数する第1及び第2の計数手段と、該第1及び
第2の計数手段の計数値の差値が設定値以上であるとき
に異常状態と判断する異常検出手段とを備えたことを特
徴としている。
ここで、異常検出手段の異常判断時点は、常時第1及び
第2の計数手段の計数値の差値を算出して異常判断する
ようにしてもよく、何れか一方が基準パルス数に一致し
たときに両者の差値を算出して異常判断するようにして
もよい。
第2の計数手段の計数値の差値を算出して異常判断する
ようにしてもよく、何れか一方が基準パルス数に一致し
たときに両者の差値を算出して異常判断するようにして
もよい。
〔作用]
この発明においては、車両のホイールスピンを生じる可
能性が少ない定速走行状態で第1及び第2の車輪速セン
サから出力されるパルスのパルス数を第1及び第2の計
数手段で計数し、異常検出手段で、再計数手段の計数値
の差値が予め設定された設定値以上であるときに、車輪
速センサの異常であると判断する。このように、第1及
び第2の計数手段で直接車輪速センサからのパルス出力
を計数するので、その計数時間を長く設定することによ
り、前述した車輪速センサを構成するロータの歯数差が
5%程度(20歯と21歯)でも有意差となって検出す
ることができ、検出精度を向上させることができる。
能性が少ない定速走行状態で第1及び第2の車輪速セン
サから出力されるパルスのパルス数を第1及び第2の計
数手段で計数し、異常検出手段で、再計数手段の計数値
の差値が予め設定された設定値以上であるときに、車輪
速センサの異常であると判断する。このように、第1及
び第2の計数手段で直接車輪速センサからのパルス出力
を計数するので、その計数時間を長く設定することによ
り、前述した車輪速センサを構成するロータの歯数差が
5%程度(20歯と21歯)でも有意差となって検出す
ることができ、検出精度を向上させることができる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図である。
図中、IFL、IFRは前輪、IRL、IRRは後輪で
あり、後輪IRL、IRRには、エンジン2の回転駆動
力が変速機3、プロペラシャフト4及び終減速装置5を
介して伝達され、エンジン前置き後輪駆動車の構成を有
する。
あり、後輪IRL、IRRには、エンジン2の回転駆動
力が変速機3、プロペラシャフト4及び終減速装置5を
介して伝達され、エンジン前置き後輪駆動車の構成を有
する。
各車輪IFL〜IRRには、夫々制動用シリンダとして
のホイールシリンダ6FL〜6RRが取付けられている
と共に、各前輪IFL、IFRには、これらの車輪回転
速度に応した周波数の車輪速検出信号を出力する車輪速
センサ7FL、7FRが取付けられ、プロペラシャフト
4には、後輪の車輪回転速度に応じた周波数の車輪速検
出信号を出力する車輪速センサ7Rが取付けられている
。
のホイールシリンダ6FL〜6RRが取付けられている
と共に、各前輪IFL、IFRには、これらの車輪回転
速度に応した周波数の車輪速検出信号を出力する車輪速
センサ7FL、7FRが取付けられ、プロペラシャフト
4には、後輪の車輪回転速度に応じた周波数の車輪速検
出信号を出力する車輪速センサ7Rが取付けられている
。
そして、前輪側ホイールシリンダ6FL、6FRには、
ブレーキペダル8の踏込みに応じて2系統のマスクシリ
ンダ圧を発生するマスクシリンダ9からのマスクシリン
ダ圧が前輪側アクチュエータl0FL、l0FRを介し
て個別に供給されると共に、後輪側ホイールシリンダ2
RL、2RRには、マスクシリンダ5からのマスクシリ
ンダ圧が共通の後輪側アクチュエータIORを介して供
給される。
ブレーキペダル8の踏込みに応じて2系統のマスクシリ
ンダ圧を発生するマスクシリンダ9からのマスクシリン
ダ圧が前輪側アクチュエータl0FL、l0FRを介し
て個別に供給されると共に、後輪側ホイールシリンダ2
RL、2RRには、マスクシリンダ5からのマスクシリ
ンダ圧が共通の後輪側アクチュエータIORを介して供
給される。
アクチュエータl0FL〜IORの夫々は、第2図に示
すように、マスクシリンダ9に接続される油圧配管11
とホイールシリンダ6FL〜6RRとの間に介装された
電磁流入弁12と、この電磁流入弁12と並列に接続さ
れた電磁流出弁13、油圧ポンプ14及び逆止弁15の
直列回路と、流出弁13及び油圧ポンプ14間の油圧配
管に接続されたアキュムレータ16とを備えている。そ
して、電磁流入弁12は後述するアンチスキッド制御装
置21から入力される制御信号EVが論理値“0”であ
るときに開状態、論理値II I 11であるときに閉
状態となり、電磁流出弁13は逆に制御信号AVが論理
値“O”であるときに閉状態、論理値“1”であるとき
に開状態となり、さらに油圧ポンプ14は直流モータ1
7によって回転駆動され、制御信号MRが所定電圧であ
るときに回転駆動状態となる。
すように、マスクシリンダ9に接続される油圧配管11
とホイールシリンダ6FL〜6RRとの間に介装された
電磁流入弁12と、この電磁流入弁12と並列に接続さ
れた電磁流出弁13、油圧ポンプ14及び逆止弁15の
直列回路と、流出弁13及び油圧ポンプ14間の油圧配
管に接続されたアキュムレータ16とを備えている。そ
して、電磁流入弁12は後述するアンチスキッド制御装
置21から入力される制御信号EVが論理値“0”であ
るときに開状態、論理値II I 11であるときに閉
状態となり、電磁流出弁13は逆に制御信号AVが論理
値“O”であるときに閉状態、論理値“1”であるとき
に開状態となり、さらに油圧ポンプ14は直流モータ1
7によって回転駆動され、制御信号MRが所定電圧であ
るときに回転駆動状態となる。
また、各車輪速センサ7FL〜7Rの夫々は、第3図に
示すように、前輪IFL、IRRのドライブシャフト及
びプロペラシャフト4の所定位置に個別に装備された外
周面に所定歯数Z(例えばZ=20)のセレーションを
形成したロータ7aと、これに対向する磁石7bを内蔵
し且つその発生磁束による誘導起電力を検出するコイル
7cとで構成され、コイル7cからセレーションの回転
に応じた周波数の誘導起電力が出力される。
示すように、前輪IFL、IRRのドライブシャフト及
びプロペラシャフト4の所定位置に個別に装備された外
周面に所定歯数Z(例えばZ=20)のセレーションを
形成したロータ7aと、これに対向する磁石7bを内蔵
し且つその発生磁束による誘導起電力を検出するコイル
7cとで構成され、コイル7cからセレーションの回転
に応じた周波数の誘導起電力が出力される。
また、車両には、その前後方向の加速度を検出する前後
加速度センサ19が配設されている。この前後加速度セ
ンサ19は、車両に加減速度が生じていないときに零電
圧、加速度が生じているときにその加速度に応じた正の
電圧及び減速度が生じているときにその減速度に応じた
負の電圧でなる加速度検出値xGを出力する。
加速度センサ19が配設されている。この前後加速度セ
ンサ19は、車両に加減速度が生じていないときに零電
圧、加速度が生じているときにその加速度に応じた正の
電圧及び減速度が生じているときにその減速度に応じた
負の電圧でなる加速度検出値xGを出力する。
そして、各車輪速センサ7FL〜7Rから出力される誘
導起電力がシュ1フ1回路等の波形整形回路20FL〜
2ORに供給され、これら波形整形回路20FL〜2O
Rでパルス信号に変換された車輪速検出値と前記前後加
速度センサ19の加速度検出(!X6とがアンチスキッ
ド制御装置21に入力される。このアンチスキッド制御
装置21は、波形整形回路7FL〜7Rの出力と各車輪
IFL〜IRRの回転半径とから車輪の周速度(車輪速
)Vw、L−VwRを演算し、これら車輪速VWFL−
VWRの肉量も高い車輪速(セレクトハイ車輪速)と前
後加速度検出(IiiXGとに基づいて実際の車体速度
に対応する擬似車速V、を算出すると共に、この擬似車
速■、と各車輪速Vw、L−VwR及びこれらの加減速
度とに基づいて制動時の車輪ロックを防止する各車輪毎
の制御信号EV。
導起電力がシュ1フ1回路等の波形整形回路20FL〜
2ORに供給され、これら波形整形回路20FL〜2O
Rでパルス信号に変換された車輪速検出値と前記前後加
速度センサ19の加速度検出(!X6とがアンチスキッ
ド制御装置21に入力される。このアンチスキッド制御
装置21は、波形整形回路7FL〜7Rの出力と各車輪
IFL〜IRRの回転半径とから車輪の周速度(車輪速
)Vw、L−VwRを演算し、これら車輪速VWFL−
VWRの肉量も高い車輪速(セレクトハイ車輪速)と前
後加速度検出(IiiXGとに基づいて実際の車体速度
に対応する擬似車速V、を算出すると共に、この擬似車
速■、と各車輪速Vw、L−VwR及びこれらの加減速
度とに基づいて制動時の車輪ロックを防止する各車輪毎
の制御信号EV。
AV及びMRを形成し、これらを各アクチュエータl0
FL〜IOHに出力し、また後述する異常検出装置31
から論理値“′1”の異常検出信号ASが入力されたと
きに制御信号EV、AV及びMRの出力を停止する。′ また、波形整形回路20FL〜20Rの出力が異常検出
装置3工に人力される。この異常検出装置31は、波形
整形回路20FL〜2ORの出力がカウント入力端子に
人力される計数手段としてのアップカウンタ32FL〜
32Rを有する。これらアンプカウンタ32FL〜32
Rの夫々は、リセット信号形成回路33からの論理値“
1″′のリセット信号R3がリセット入力端子に供給さ
れている間リセット状態を維持し、リセット信号R3が
論理値“0パとなっている間パルス信号をアップカウン
トし、それらのカウント値がディジタル値で出力される
。
FL〜IOHに出力し、また後述する異常検出装置31
から論理値“′1”の異常検出信号ASが入力されたと
きに制御信号EV、AV及びMRの出力を停止する。′ また、波形整形回路20FL〜20Rの出力が異常検出
装置3工に人力される。この異常検出装置31は、波形
整形回路20FL〜2ORの出力がカウント入力端子に
人力される計数手段としてのアップカウンタ32FL〜
32Rを有する。これらアンプカウンタ32FL〜32
Rの夫々は、リセット信号形成回路33からの論理値“
1″′のリセット信号R3がリセット入力端子に供給さ
れている間リセット状態を維持し、リセット信号R3が
論理値“0パとなっている間パルス信号をアップカウン
トし、それらのカウント値がディジタル値で出力される
。
リセット信号形成回路33は、ブレーキペダル8の踏込
みに応動するストップランプスイッチ17のスイッチ信
号SS、イグニッションスイッチ18のスイッチ信号I
G、車両の前後加速度を検出する前後加速度センサ19
の加速度検出値X。
みに応動するストップランプスイッチ17のスイッチ信
号SS、イグニッションスイッチ18のスイッチ信号I
G、車両の前後加速度を検出する前後加速度センサ19
の加速度検出値X。
及びアップカウンタ32Rのカウント値NRが入力され
、スイッチ信号SSがOR回路33aの入力端に直接入
力され、且つスイッチ信号IGがワンショットパルス発
生回路33bを介してOR回路33aの入力端に人力さ
れると共に、加速度検出値XGが絶対値回路33cを介
して予め設定された加速度設定値X、が入力されたコン
パレータ33dに人力され、このコンパレータ33dの
比較出力がOR回路33aの入力端に入力され、さらに
アップカウンタ32Rのカウント値N、が予め設定され
たディジタル値でなる基準カウント値NS (例えば
N5=1000)が一方の入力側に供給されたディジタ
ルコンパレータ33e(7)他方の入力側に入力され、
このディジタルコンパレータ33eの比較出力がワンシ
ョットパルス発生回路33fを介してOR回路33aの
入力側に人力され、OR回路33aの出力がリセット信
号R3として各カウンタ32FL〜32Rのリセント人
刃端子に供給される。
、スイッチ信号SSがOR回路33aの入力端に直接入
力され、且つスイッチ信号IGがワンショットパルス発
生回路33bを介してOR回路33aの入力端に人力さ
れると共に、加速度検出値XGが絶対値回路33cを介
して予め設定された加速度設定値X、が入力されたコン
パレータ33dに人力され、このコンパレータ33dの
比較出力がOR回路33aの入力端に入力され、さらに
アップカウンタ32Rのカウント値N、が予め設定され
たディジタル値でなる基準カウント値NS (例えば
N5=1000)が一方の入力側に供給されたディジタ
ルコンパレータ33e(7)他方の入力側に入力され、
このディジタルコンパレータ33eの比較出力がワンシ
ョットパルス発生回路33fを介してOR回路33aの
入力側に人力され、OR回路33aの出力がリセット信
号R3として各カウンタ32FL〜32Rのリセント人
刃端子に供給される。
一方、前輪側のカウンタ32FL、32FRのカウント
値NFL+ N、、Iが平均値演算回路34に供給され
、この平均値演算回路34から出力される前輪側平均値
NFMと後輪側のカウンタ32Rのカウント値NRとが
異常検出回路35に入力される。
値NFL+ N、、Iが平均値演算回路34に供給され
、この平均値演算回路34から出力される前輪側平均値
NFMと後輪側のカウンタ32Rのカウント値NRとが
異常検出回路35に入力される。
この異常検出回路35は、前輪側平均値NFM及び後輪
側カウント値NRが人力される減算回路35a有し、こ
の減算回路35aで前輪側平均値NFMから後輪側カウ
ント値N+tを減算して差値ΔN(=Ny、4 NR)
を算出し、この差値ΔNが絶対値回路35bを介してデ
ィジタルコンパレータ35Cの一方の入力端に供給され
、このディジタルコンパレータ35cの他方の入力端に
予め設定された許容値N3が供給されている。したがっ
て、ディジタルコンパレータ35cからΔN≦N、であ
るときに論理値“0”、ΔN>Nsであるときに論理値
II I 11の異常検出信号Asが出力され、これが
前記アンチスキッド制御装置21及び警報回路36に供
給される。
側カウント値NRが人力される減算回路35a有し、こ
の減算回路35aで前輪側平均値NFMから後輪側カウ
ント値N+tを減算して差値ΔN(=Ny、4 NR)
を算出し、この差値ΔNが絶対値回路35bを介してデ
ィジタルコンパレータ35Cの一方の入力端に供給され
、このディジタルコンパレータ35cの他方の入力端に
予め設定された許容値N3が供給されている。したがっ
て、ディジタルコンパレータ35cからΔN≦N、であ
るときに論理値“0”、ΔN>Nsであるときに論理値
II I 11の異常検出信号Asが出力され、これが
前記アンチスキッド制御装置21及び警報回路36に供
給される。
次に、上記実施例の動作を説明する。今、車両がイグニ
ッションスイッチ18をオフ状態として停止しているも
のとする。この状態では、各制御回路に電源が供給され
ておらず、アンチスキッド制御装置21の制御信号EV
、AVが論理値“0゛となっており、制御信号MRが零
となっているので、アクチュエータl0FL〜IORは
、電磁流入弁12が開状態、電磁流出弁13が閉状態及
び油圧ポンプ14が停止状態となっており、マスターシ
リンダ9で発生されるシリンダ圧が直接ホイールシリン
ダ6FL〜6RRに供給される。したがって、ブレーキ
ペダル8を解放しているときには、マスターシリンダ9
のシリンダ圧が零であるので、ホイールシリンダ6FL
〜6RRのブレーキ液圧も零となって非制動状態となり
、逆にブレーキペダル8を踏込んでいるときには、その
踏込み量に応したシリンダ圧がマスターシリンダ9から
発生されるので、これがホイールシリンダ6FL〜6R
Rに供給されて制動状態となる。
ッションスイッチ18をオフ状態として停止しているも
のとする。この状態では、各制御回路に電源が供給され
ておらず、アンチスキッド制御装置21の制御信号EV
、AVが論理値“0゛となっており、制御信号MRが零
となっているので、アクチュエータl0FL〜IORは
、電磁流入弁12が開状態、電磁流出弁13が閉状態及
び油圧ポンプ14が停止状態となっており、マスターシ
リンダ9で発生されるシリンダ圧が直接ホイールシリン
ダ6FL〜6RRに供給される。したがって、ブレーキ
ペダル8を解放しているときには、マスターシリンダ9
のシリンダ圧が零であるので、ホイールシリンダ6FL
〜6RRのブレーキ液圧も零となって非制動状態となり
、逆にブレーキペダル8を踏込んでいるときには、その
踏込み量に応したシリンダ圧がマスターシリンダ9から
発生されるので、これがホイールシリンダ6FL〜6R
Rに供給されて制動状態となる。
この状態からイグニッションスイッチ18をオン状態と
すると、各制御回路に電源が投入され、アンチスキッド
制御装置21が作動状態となると共に、異常検出装置3
1のリセット信号形成回路33のショットパルス発生回
路33bからショットパルスが出力され、これがOR回
路33aを介してリセット信号R3としてアップカウン
タ32FL〜32Hに供給されることにより、これらア
ップカウンタ32FL〜32Rのカウント値NFL〜N
Rが零にリセットされる。
すると、各制御回路に電源が投入され、アンチスキッド
制御装置21が作動状態となると共に、異常検出装置3
1のリセット信号形成回路33のショットパルス発生回
路33bからショットパルスが出力され、これがOR回
路33aを介してリセット信号R3としてアップカウン
タ32FL〜32Hに供給されることにより、これらア
ップカウンタ32FL〜32Rのカウント値NFL〜N
Rが零にリセットされる。
このとき、車輪速センサ7FL〜7Rから出力される誘
導起電力は零であるので、カウンタ32FL〜32Rの
カウント値N FL% N Rは零を維持し、前後加速
度センサ19の加速度検出値XGも零となっており、リ
セット信号形成回路33のコンパレータ33dの比較出
力も論理値“0“となっており、さらにディジタルコン
パレータ33fの比較出力も論理値“0°゛となってい
る。
導起電力は零であるので、カウンタ32FL〜32Rの
カウント値N FL% N Rは零を維持し、前後加速
度センサ19の加速度検出値XGも零となっており、リ
セット信号形成回路33のコンパレータ33dの比較出
力も論理値“0“となっており、さらにディジタルコン
パレータ33fの比較出力も論理値“0°゛となってい
る。
この停止状態からブレーキペダル8の踏込みを解放して
、車両を発進させて加速状態とすると、車輪速センサ7
FL〜7Rから車輪の回転速度に応じた周波数の誘導起
電力が出力され、これらが波形整形回路20FL〜2O
Rでパルス信号に変換されるが、前後加速度センサ19
の加速度検出値Xcも正方向に増加し、これが加速度設
定値X。
、車両を発進させて加速状態とすると、車輪速センサ7
FL〜7Rから車輪の回転速度に応じた周波数の誘導起
電力が出力され、これらが波形整形回路20FL〜2O
Rでパルス信号に変換されるが、前後加速度センサ19
の加速度検出値Xcも正方向に増加し、これが加速度設
定値X。
を越えると(XG >X、) 、コンパレータ33dの
比較出力が論理値“I IIとなり、これがOR回路3
3aを介してリセット信号R3として各アップカウンタ
32FL〜32Rに供給されるので、これらカウンタ3
2FL〜32Rのカウント(liNFL−’−NRは零
にリセットされた状態を維持する。
比較出力が論理値“I IIとなり、これがOR回路3
3aを介してリセット信号R3として各アップカウンタ
32FL〜32Rに供給されるので、これらカウンタ3
2FL〜32Rのカウント(liNFL−’−NRは零
にリセットされた状態を維持する。
このため、異常検出回路35の減算回路35aから出力
される差値ΔNも零となり、ディジタルコンパレータ3
5cから出力される比較出力ASも論理値II O”を
維持する。この結果、車両の加速状態で駆動輪となる後
輪IRL、IRRにホイールスピンを生じて、前後輪に
比較的大きな車輪速差を生じたときでも、異常状態と誤
検出することを回避することができる。
される差値ΔNも零となり、ディジタルコンパレータ3
5cから出力される比較出力ASも論理値II O”を
維持する。この結果、車両の加速状態で駆動輪となる後
輪IRL、IRRにホイールスピンを生じて、前後輪に
比較的大きな車輪速差を生じたときでも、異常状態と誤
検出することを回避することができる。
その後、車両が加速状態から定速走行状態に移行すると
、これに応じて前後加速度センサ19の加速度検出値X
6が加速度設定値Xs以下となり、リセット信号形成回
路33のコンパレータ33dの比較出力が論理値“0゛
°となってリセット信号R3が論理値“O”となり、各
アップカウンタ32FL〜32Rがアップカウント状態
となる。このため、波形整形回路20FL〜2ORから
出力される車輪速に応じたパルス信号をアップカウンタ
32FL〜32Rでアップカウントするので、それらの
カウント値NFL−NIlがパルス信号が入力される毎
に順次カウントアツプされる。このとき、車両が直進走
行状態で且つ車輪速センサ7FL〜7Rが正常であると
きには、各カウンタ32FL〜32Rのカウント4M
N F L〜N、lが略等しくなり、異常検出回路35
の減算回路35aから出力される差値ΔNは略零となっ
ており、ディジタルコンパレータ35cから出力される
異常検出信号Asは論理値゛0°゛を維持する。その後
、アップカウンタ32Rのカウント値N11が基準カウ
ント値N、に達すると、ディジタルコンパレータ33e
の比較出力が論理値“1”に反転し、これに応じてワン
ショットパルス発生回路33fからショットパルスが出
力これ、これがOR回路33aを介してリセット信号R
3として各アップカウンタ32FL〜32Rに供給され
るので、これらカウンタ32FL〜32Rのカウント値
N F t −N @が零にリセットされ、その後アッ
プカウントを開始し、以後アップカウンタ32Hのカウ
ント値N8が基準カウント値N3となる毎にカウンタ3
2FL〜32Rがリセットされる。
、これに応じて前後加速度センサ19の加速度検出値X
6が加速度設定値Xs以下となり、リセット信号形成回
路33のコンパレータ33dの比較出力が論理値“0゛
°となってリセット信号R3が論理値“O”となり、各
アップカウンタ32FL〜32Rがアップカウント状態
となる。このため、波形整形回路20FL〜2ORから
出力される車輪速に応じたパルス信号をアップカウンタ
32FL〜32Rでアップカウントするので、それらの
カウント値NFL−NIlがパルス信号が入力される毎
に順次カウントアツプされる。このとき、車両が直進走
行状態で且つ車輪速センサ7FL〜7Rが正常であると
きには、各カウンタ32FL〜32Rのカウント4M
N F L〜N、lが略等しくなり、異常検出回路35
の減算回路35aから出力される差値ΔNは略零となっ
ており、ディジタルコンパレータ35cから出力される
異常検出信号Asは論理値゛0°゛を維持する。その後
、アップカウンタ32Rのカウント値N11が基準カウ
ント値N、に達すると、ディジタルコンパレータ33e
の比較出力が論理値“1”に反転し、これに応じてワン
ショットパルス発生回路33fからショットパルスが出
力これ、これがOR回路33aを介してリセット信号R
3として各アップカウンタ32FL〜32Rに供給され
るので、これらカウンタ32FL〜32Rのカウント値
N F t −N @が零にリセットされ、その後アッ
プカウントを開始し、以後アップカウンタ32Hのカウ
ント値N8が基準カウント値N3となる毎にカウンタ3
2FL〜32Rがリセットされる。
また、車両が旋回状態であるときには、旋回内輪に対し
て旋回外輪の回転速度が速くなり、カウンタ32FL及
び32FRのカウント値NFL及びN□に差が生じるが
、平均値演算回路34で両カウント値NFL及びNFI
Iの平均値NFMを算出するので、内外輪の回転速度差
の影響によって異常状態を誤検出することを確実に防止
することができる。
て旋回外輪の回転速度が速くなり、カウンタ32FL及
び32FRのカウント値NFL及びN□に差が生じるが
、平均値演算回路34で両カウント値NFL及びNFI
Iの平均値NFMを算出するので、内外輪の回転速度差
の影響によって異常状態を誤検出することを確実に防止
することができる。
さらに、定速走行状態からブレーキペダル8を踏込んで
制動状態とすると、ストップランプスイッチ22がオン
状態となってスイッチ信号SSが論理値゛1°°となる
ので、OR回路33aから出力されるリセット信号R3
が論理値“l”となり、各アップカウンタ32FL〜3
2Rがリセット状態となり、そのカウント値NFL−N
IIが零となり、異常検出処理が停止される。
制動状態とすると、ストップランプスイッチ22がオン
状態となってスイッチ信号SSが論理値゛1°°となる
ので、OR回路33aから出力されるリセット信号R3
が論理値“l”となり、各アップカウンタ32FL〜3
2Rがリセット状態となり、そのカウント値NFL−N
IIが零となり、異常検出処理が停止される。
一方、アンチスキッド制御装置21では、前後加速度セ
ンサ19の加速度検出値X0と車輪速検出値Vw、Lx
Vwlのセレクトハイ車輪速とによって算出される擬似
車速■iと各車輪速検出値VWFL−vwIllとを比
較し、各車輪速検出値vwFL〜Vw、1が擬似車速■
iの85%即ちスリップ率15%となるまでの間は、各
アクチュエータ10FL〜IOHに対する制御信号EV
、AVを論理値“0”、制御信号MRを零として、電磁
流入弁12のみを開状態に制御していることにより、マ
スターシリンダ9のブレーキペダル8の踏込量に応じた
シリンダ圧が各ホイールシリンダ6FL〜6RRに供給
されることにより、増圧モードとなる。このように、増
圧モードとなると、各車輪IFL−IRの車輪速が低下
し、これに伴って車輪減速度も大きくなる。そして、車
輪減速度が予め設定された減速度閾値αを越えると、制
御信号EVが論理値“1”に反転され、これによってア
クチュエータ10jの電磁流入弁上2が閉状態とされて
、マスターシリンダ9とホイールシリンダ6jとの間が
遮断されて圧力保持モードとなる。その後、車輪速検出
値Vw、(j=FL、FR,R)が擬似車速V、の85
%に一致すると、制御信号AV及びMRを共にオン状態
とすることにより、電磁流出弁13を開状態とすると共
に、油圧ポンプ14を回転駆動してホイールシリンダ6
j内の作動油をマスターシリンダ9側に排出することに
より、ホイールシリンダ6jを減圧する減圧モードとし
てアンチスキッド制御を開始する。この減圧モードによ
って車輪速が回復し、車輪加速度が予め設定された加速
度閾値βを越えると前記保持モードとし、その後車輪加
速度が加速度闇値以下となると、制御信号EVを断続的
にオン・オフさせて緩増圧モードとし、その後車輪減速
度が再度減速度閾値αを越えると、保持モードに移行し
、爾後上記制御サイクルを繰り返してアンチスキンド制
御を制動状態が解除されるまで継続する。
ンサ19の加速度検出値X0と車輪速検出値Vw、Lx
Vwlのセレクトハイ車輪速とによって算出される擬似
車速■iと各車輪速検出値VWFL−vwIllとを比
較し、各車輪速検出値vwFL〜Vw、1が擬似車速■
iの85%即ちスリップ率15%となるまでの間は、各
アクチュエータ10FL〜IOHに対する制御信号EV
、AVを論理値“0”、制御信号MRを零として、電磁
流入弁12のみを開状態に制御していることにより、マ
スターシリンダ9のブレーキペダル8の踏込量に応じた
シリンダ圧が各ホイールシリンダ6FL〜6RRに供給
されることにより、増圧モードとなる。このように、増
圧モードとなると、各車輪IFL−IRの車輪速が低下
し、これに伴って車輪減速度も大きくなる。そして、車
輪減速度が予め設定された減速度閾値αを越えると、制
御信号EVが論理値“1”に反転され、これによってア
クチュエータ10jの電磁流入弁上2が閉状態とされて
、マスターシリンダ9とホイールシリンダ6jとの間が
遮断されて圧力保持モードとなる。その後、車輪速検出
値Vw、(j=FL、FR,R)が擬似車速V、の85
%に一致すると、制御信号AV及びMRを共にオン状態
とすることにより、電磁流出弁13を開状態とすると共
に、油圧ポンプ14を回転駆動してホイールシリンダ6
j内の作動油をマスターシリンダ9側に排出することに
より、ホイールシリンダ6jを減圧する減圧モードとし
てアンチスキッド制御を開始する。この減圧モードによ
って車輪速が回復し、車輪加速度が予め設定された加速
度閾値βを越えると前記保持モードとし、その後車輪加
速度が加速度闇値以下となると、制御信号EVを断続的
にオン・オフさせて緩増圧モードとし、その後車輪減速
度が再度減速度閾値αを越えると、保持モードに移行し
、爾後上記制御サイクルを繰り返してアンチスキンド制
御を制動状態が解除されるまで継続する。
ところで、車両の組立工程において、車輪速センサ7F
L〜7Rにおけるロータ7aを誤って異なる歯数Zのロ
ータを装着した場合即ち例えば後輪側車輪速センサ7R
のロータ7aとして歯数ZR=21のロータを装着した
ときには、定速走行状態となって、前述したようにカウ
ンタ32FL〜32Rがアップカウント状態となると、
車輪IFL〜IRRが1回転する毎に、アップカウンタ
32FL、32FRのカウント値N、L、N、、とアッ
プカウンタ32Rのカウント値NFとの間に“1”だけ
差が生じる。したがって、車輪IFL〜1RRが200
回転たときに、減算回路35aから出力される差値ΔN
が20となって、これが設定差値ΔNS (=20)
と等しくなるので、ディジタルコンパレータ35cから
論理値“1”の異常検出信号ASがアンチスキッド制御
装置21及び警報回路22に出力される。このため、ア
ンチスキッド制御装置21から出力される制御信号EV
。
L〜7Rにおけるロータ7aを誤って異なる歯数Zのロ
ータを装着した場合即ち例えば後輪側車輪速センサ7R
のロータ7aとして歯数ZR=21のロータを装着した
ときには、定速走行状態となって、前述したようにカウ
ンタ32FL〜32Rがアップカウント状態となると、
車輪IFL〜IRRが1回転する毎に、アップカウンタ
32FL、32FRのカウント値N、L、N、、とアッ
プカウンタ32Rのカウント値NFとの間に“1”だけ
差が生じる。したがって、車輪IFL〜1RRが200
回転たときに、減算回路35aから出力される差値ΔN
が20となって、これが設定差値ΔNS (=20)
と等しくなるので、ディジタルコンパレータ35cから
論理値“1”の異常検出信号ASがアンチスキッド制御
装置21及び警報回路22に出力される。このため、ア
ンチスキッド制御装置21から出力される制御信号EV
。
AVが論理値“0゛となると共に、制御信号MRも零と
なり、アンチスキッド制御が停止され、且つ警報回路2
2から音又は光等である警報が発せられ、運転者に車輪
速センサ7FL〜7Rが異常であることを報知する。
なり、アンチスキッド制御が停止され、且つ警報回路2
2から音又は光等である警報が発せられ、運転者に車輪
速センサ7FL〜7Rが異常であることを報知する。
逆に、前輪側の車輪速センサ7FL又は7FRに、誤っ
て21歯のロータ7aを装着したときには、平均値演算
回路34で平均値1’Jyxが算出されることにより、
歯数差の影響が半分になるので、車輪IFL〜IRRが
400回転たときに、前輪側平均値N8と後輪側カウン
ト値N、の差値ΔNが20となり、この時点で論理値″
1″の異常検出信号ASが出力されて、警報が発せられ
ると共に、アンチスキッド制御装置21でのアンチスキ
ッド制御が停止される。
て21歯のロータ7aを装着したときには、平均値演算
回路34で平均値1’Jyxが算出されることにより、
歯数差の影響が半分になるので、車輪IFL〜IRRが
400回転たときに、前輪側平均値N8と後輪側カウン
ト値N、の差値ΔNが20となり、この時点で論理値″
1″の異常検出信号ASが出力されて、警報が発せられ
ると共に、アンチスキッド制御装置21でのアンチスキ
ッド制御が停止される。
このように、車輪速センサ7FL〜7Rに誤って異なっ
た歯数2のロータ7aを装着したときには、その歯数差
が20歯と21歯のように5%程度であっても、その差
が有意差となって現れるので、確実な異常検出を行らこ
とができる。
た歯数2のロータ7aを装着したときには、その歯数差
が20歯と21歯のように5%程度であっても、その差
が有意差となって現れるので、確実な異常検出を行らこ
とができる。
また、車輪速センサ7FL〜7Rの何れかに検出コイル
7cの断線等の異常が発生して誘導起電力が出力されな
い異常状態となったときには、車両が定速走行状態とな
って、アップカウンタ32FL〜32Rがアップカウン
ト状態となった直後に減算回路35aから出力される差
値ΔNが差値許容値ΔN、を越えることになるので、デ
ィジタルコンパレータ35cから論理値“1”の異常検
出信号ASが出力され、アンチスキッド制御装置のアン
チスキッド制御が停止されると共に、運転者に警報が発
せられる なお、上記実施例においては、車輪速センサ7FL〜7
Rとして、電磁式車輪速センサを適用した場合について
説明したが、これに限定されるものではなく、光学的に
回転数を検出する光学センサを使用した車輪速センサ、
ホール素子等の磁気センサを使用した車輪速センサ等の
任意の車輪速センサを適用することができる。
7cの断線等の異常が発生して誘導起電力が出力されな
い異常状態となったときには、車両が定速走行状態とな
って、アップカウンタ32FL〜32Rがアップカウン
ト状態となった直後に減算回路35aから出力される差
値ΔNが差値許容値ΔN、を越えることになるので、デ
ィジタルコンパレータ35cから論理値“1”の異常検
出信号ASが出力され、アンチスキッド制御装置のアン
チスキッド制御が停止されると共に、運転者に警報が発
せられる なお、上記実施例においては、車輪速センサ7FL〜7
Rとして、電磁式車輪速センサを適用した場合について
説明したが、これに限定されるものではなく、光学的に
回転数を検出する光学センサを使用した車輪速センサ、
ホール素子等の磁気センサを使用した車輪速センサ等の
任意の車輪速センサを適用することができる。
また、上記実施例においては、異常検出装置を電子回路
で構成する場合について説明したが、これに限らずマイ
クロコンピュータを使用して演算処理するようにしても
よい。
で構成する場合について説明したが、これに限らずマイ
クロコンピュータを使用して演算処理するようにしても
よい。
さらに、上記実施例においては、制動状態をストップラ
ンプスイッチ17によって検出する場合について説明し
たが、これに限らず、マスターシリンダ9から出力され
るシリンダ圧を圧力センサ又は圧力スイッチで検出する
ようにしてもよい。
ンプスイッチ17によって検出する場合について説明し
たが、これに限らず、マスターシリンダ9から出力され
るシリンダ圧を圧力センサ又は圧力スイッチで検出する
ようにしてもよい。
またさらに、上記実施例においては、後輪側の車輪速を
共通の車輪速センサ7Rで検出する場合について説明し
たが、これに限定されるものではなく、後輪IRL、I
RRに個別に車輪速センサを設けるようにしてもよい。
共通の車輪速センサ7Rで検出する場合について説明し
たが、これに限定されるものではなく、後輪IRL、I
RRに個別に車輪速センサを設けるようにしてもよい。
なおさらに、上記実施例においては、異常検出回路35
で常時前輪側カウント平均値N□と後輪側のカウント値
Nllとを減算して異常判断するようにした場合につい
て説明したが、これに限定されるものではなく、前輪側
カウント平均値NFM及び後輪側カウント値N、lの何
れか一方が基準カウント値N、に一致したときに、両者
の差値ΔNを算出し、これが差値設定値ΔN、を越えて
いるか否かの異常判断を行うようにしてもよい。
で常時前輪側カウント平均値N□と後輪側のカウント値
Nllとを減算して異常判断するようにした場合につい
て説明したが、これに限定されるものではなく、前輪側
カウント平均値NFM及び後輪側カウント値N、lの何
れか一方が基準カウント値N、に一致したときに、両者
の差値ΔNを算出し、これが差値設定値ΔN、を越えて
いるか否かの異常判断を行うようにしてもよい。
また、上記実施例においては、車輪速センサを使用する
制御装置としてアンチスキッド制御装置を適用した場合
について説明したが、これに限定されるものではなく、
駆動力配分制御装置等の他の制御装置を適用するように
してもよい。
制御装置としてアンチスキッド制御装置を適用した場合
について説明したが、これに限定されるものではなく、
駆動力配分制御装置等の他の制御装置を適用するように
してもよい。
以上説明したように、この発明に係る車輪速センサの異
常検出装置によれば、第1及び第2の車輪速センサから
出力されるパルス信号を第1及び第2の計数手段で何れ
か一方のカウント値が基準パルス数と一致するまで計数
し、異常検出手段で、再計数手段の計数値の差値が予め
設定した許容値を越えたときに第1及び第2の車輪速セ
ンサの何れか一方が異常状態であることを検出するよう
に構成したので、基準パルス数を選択することにより、
車輪速センサを構成するロータの歯数差が5%程度であ
る場合でも、有意差として捉えることができ、誤検出を
伴うことなく高精度の異常検出を行うことができる効果
が得られる。
常検出装置によれば、第1及び第2の車輪速センサから
出力されるパルス信号を第1及び第2の計数手段で何れ
か一方のカウント値が基準パルス数と一致するまで計数
し、異常検出手段で、再計数手段の計数値の差値が予め
設定した許容値を越えたときに第1及び第2の車輪速セ
ンサの何れか一方が異常状態であることを検出するよう
に構成したので、基準パルス数を選択することにより、
車輪速センサを構成するロータの歯数差が5%程度であ
る場合でも、有意差として捉えることができ、誤検出を
伴うことなく高精度の異常検出を行うことができる効果
が得られる。
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
はアクチュエータの一例を示す構成図、第3図は車輪速
センサの一例を示す構成図である。 図中、IFL、IFRは前輪、IRL、IRRは後輪、
7FL〜7Rは車輪速センサ、7aはロータ、7bは永
久磁石、7cは検出コイル、8はブレーキペダル、9は
マスターシリンダ、l0FL〜IORはアクチュエータ
、18はストップランプスイッチ、19は前後加速度セ
ンサ、20FL〜2ORは波形整形回路、21はアンチ
スキッド制御装置、31は異常検出装置、32FL〜3
2Rはアップカウンタ(計数手段)、33はリセット信
号形成回路、34は平均値演算回路、35は異常検出回
路、35aは減算回路、35cはディジタルコンパレー
タである。 第 2 「L〜IRR 図 第3図
はアクチュエータの一例を示す構成図、第3図は車輪速
センサの一例を示す構成図である。 図中、IFL、IFRは前輪、IRL、IRRは後輪、
7FL〜7Rは車輪速センサ、7aはロータ、7bは永
久磁石、7cは検出コイル、8はブレーキペダル、9は
マスターシリンダ、l0FL〜IORはアクチュエータ
、18はストップランプスイッチ、19は前後加速度セ
ンサ、20FL〜2ORは波形整形回路、21はアンチ
スキッド制御装置、31は異常検出装置、32FL〜3
2Rはアップカウンタ(計数手段)、33はリセット信
号形成回路、34は平均値演算回路、35は異常検出回
路、35aは減算回路、35cはディジタルコンパレー
タである。 第 2 「L〜IRR 図 第3図
Claims (1)
- 車両に搭載され車輪回転速度に比例したパルスを出力す
る少なくとも第1及び第2の車輪速センサの異常を検出
する車輪速センサの異常検出装置において、前記車両の
定速走行時に前記各車輪速センサのパルス数を何れか一
方が基準パルス数に一致するまで個別に計数する第1及
び第2の計数手段と、該第1及び第2の計数手段の計数
値の差値が設定値以上であるときに異常状態と判断する
異常検出手段とを備えたことを特徴とする車輪速センサ
の異常検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1341912A JPH0820458B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 車輪速センサの異常検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1341912A JPH0820458B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 車輪速センサの異常検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03202775A true JPH03202775A (ja) | 1991-09-04 |
JPH0820458B2 JPH0820458B2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=18349713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1341912A Expired - Lifetime JPH0820458B2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | 車輪速センサの異常検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0820458B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0612965U (ja) * | 1991-11-27 | 1994-02-18 | 新キャタピラー三菱株式会社 | 車輪回転検出装置 |
JPH09257795A (ja) * | 1996-03-21 | 1997-10-03 | Nippon Dpc Corp | スライドプレート洗浄液及びそれを含むキット |
US5922038A (en) * | 1995-09-20 | 1999-07-13 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Vehicle-behavior control system with wheel speed failure detection |
EP0938229A2 (en) | 1998-02-20 | 1999-08-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Photoelectric conversion element driven by a current mirror circuit |
JP2006137317A (ja) * | 2004-11-12 | 2006-06-01 | Toyota Motor Corp | 車輪速センサ異常検出装置およびそれを搭載した自動車 |
KR100759871B1 (ko) * | 2003-11-12 | 2007-09-18 | 주식회사 만도 | 차량용 센서의 이상검출장치 및 그 제어방법 |
CN114137465A (zh) * | 2021-11-24 | 2022-03-04 | 浙江威星智能仪表股份有限公司 | 一种双霍尔计量异常的检测及修正方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6488161A (en) * | 1987-09-29 | 1989-04-03 | Aisin Seiki | Vehicle speed detecting device |
JPH01295167A (ja) * | 1988-05-23 | 1989-11-28 | Jidosha Kiki Co Ltd | 車輪速度の異常検出装置 |
-
1989
- 1989-12-29 JP JP1341912A patent/JPH0820458B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6488161A (en) * | 1987-09-29 | 1989-04-03 | Aisin Seiki | Vehicle speed detecting device |
JPH01295167A (ja) * | 1988-05-23 | 1989-11-28 | Jidosha Kiki Co Ltd | 車輪速度の異常検出装置 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0612965U (ja) * | 1991-11-27 | 1994-02-18 | 新キャタピラー三菱株式会社 | 車輪回転検出装置 |
US5922038A (en) * | 1995-09-20 | 1999-07-13 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Vehicle-behavior control system with wheel speed failure detection |
DE19638377B4 (de) * | 1995-09-20 | 2005-09-22 | Honda Giken Kogyo K.K. | Steuer/Regelsystem für das Verhalten eines Fahrzeugs |
JPH09257795A (ja) * | 1996-03-21 | 1997-10-03 | Nippon Dpc Corp | スライドプレート洗浄液及びそれを含むキット |
EP0938229A2 (en) | 1998-02-20 | 1999-08-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Photoelectric conversion element driven by a current mirror circuit |
KR100759871B1 (ko) * | 2003-11-12 | 2007-09-18 | 주식회사 만도 | 차량용 센서의 이상검출장치 및 그 제어방법 |
JP2006137317A (ja) * | 2004-11-12 | 2006-06-01 | Toyota Motor Corp | 車輪速センサ異常検出装置およびそれを搭載した自動車 |
JP4706235B2 (ja) * | 2004-11-12 | 2011-06-22 | トヨタ自動車株式会社 | 車輪速センサ異常検出装置およびそれを搭載した自動車 |
CN114137465A (zh) * | 2021-11-24 | 2022-03-04 | 浙江威星智能仪表股份有限公司 | 一种双霍尔计量异常的检测及修正方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0820458B2 (ja) | 1996-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0738639B1 (en) | Sensor malfunction detecting system in vehicle control system | |
JP4143436B2 (ja) | 磁気式回転検出装置 | |
JP3591191B2 (ja) | 検出手段異常判別装置 | |
US4545623A (en) | Monitoring circuit for an antilock braking system that detects a smaller diameter tire | |
US6682153B2 (en) | Method for detecting output-stuck fault of car body acceleration sensor, apparatus for detecting output-stuck fault of car body acceleration sensor, and anti-lock braking system for car | |
JPS61193961A (ja) | 回転速度センサの異常検出装置 | |
JP3407359B2 (ja) | 車輪速度検出装置 | |
JPH0643943A (ja) | センサの誤動作検出方法およびその誤動作検出装置 | |
JPH03202775A (ja) | 車輪速センサの異常検出装置 | |
US7058489B2 (en) | Method and device for treating suspected errors | |
US6789006B2 (en) | Method and device for detecting a detached tire | |
JPS63302369A (ja) | 回転数センサ異常検出装置 | |
JP2928890B2 (ja) | 加速度センサ付アンチスキツド制御装置の加速度センサ異常検出装置 | |
JP3826408B2 (ja) | 車輪速センサの異常検出装置 | |
JPH11222117A (ja) | 車両基準速度を修正する方法 | |
JP3159406B2 (ja) | アンチスキッドブレーキ制御システムにおける車輪速センサのロータ歯欠け検出方法 | |
JP2670784B2 (ja) | アンチロックブレーキ制御装置 | |
JP2635686B2 (ja) | 自動車の車体速測定装置 | |
KR100413254B1 (ko) | 차륜속도센서의이상상태판단방법 | |
JP3558664B2 (ja) | アンチスキッド制御装置 | |
JPH0577709A (ja) | 車輪速センサ信号処理回路の異常検出装置 | |
JPH07329759A (ja) | アンチスキッド制御装置 | |
JPS63502817A (ja) | 車両用ブレーキ調整装置の制御方法 | |
JPH0217384B2 (ja) | ||
JPH0995223A (ja) | 車両の異径輪判定装置 |