JPS5821787Y2 - ミラ−の取付装置 - Google Patents
ミラ−の取付装置Info
- Publication number
- JPS5821787Y2 JPS5821787Y2 JP1978064019U JP6401978U JPS5821787Y2 JP S5821787 Y2 JPS5821787 Y2 JP S5821787Y2 JP 1978064019 U JP1978064019 U JP 1978064019U JP 6401978 U JP6401978 U JP 6401978U JP S5821787 Y2 JPS5821787 Y2 JP S5821787Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting device
- mirror
- panel
- mirror mounting
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、フェンダ装着用の自動車バンクミラーなど
、車体パネルに装着されるミラーの取付装置に関し、特
に、外部衝撃に対して吸収性を有する取付装置に関する
ものである。
、車体パネルに装着されるミラーの取付装置に関し、特
に、外部衝撃に対して吸収性を有する取付装置に関する
ものである。
自動車の車体パネルに装着されるミラーの一般的な構造
では、ミラーステーの基部がパネル面に取付られていて
、ミラーの先端がパネルから突出するのが普通であり、
このためミラー取付装置の保持剛性が強過ぎると、ミラ
ーに衝突した人員や器材等が大きな損傷を受ける虞れが
多分にある。
では、ミラーステーの基部がパネル面に取付られていて
、ミラーの先端がパネルから突出するのが普通であり、
このためミラー取付装置の保持剛性が強過ぎると、ミラ
ーに衝突した人員や器材等が大きな損傷を受ける虞れが
多分にある。
このことから、ミラーの取付装置には、外力吸収性を有
する可倒式の取付装置が多用されていて、ミラーが外力
を受けた場合には、弾力に抗してステーが倒れるような
構造になっており、ここで、フェンダミラーの可倒式取
付装置の従来例につき、第1図および第2図によって説
明する。
する可倒式の取付装置が多用されていて、ミラーが外力
を受けた場合には、弾力に抗してステーが倒れるような
構造になっており、ここで、フェンダミラーの可倒式取
付装置の従来例につき、第1図および第2図によって説
明する。
パネル1の取付孔1aには、つば形環体よりなる被板2
の軸部2aが嵌入し、この座板2上には、鏡体3を保持
するミラーステー4の裾縁が平置されると共に、パネル
1の裏側に突出した軸部2aには、裏受板5が下方から
圧入されて外嵌されている。
の軸部2aが嵌入し、この座板2上には、鏡体3を保持
するミラーステー4の裾縁が平置されると共に、パネル
1の裏側に突出した軸部2aには、裏受板5が下方から
圧入されて外嵌されている。
また、ステー4の底部中央には、ピン6ジヨイントによ
りポル)7の上端が枢結されていて、該ボルト1のねじ
部7aにはロックナンド8が噛合し、更にこのロックナ
ンド8の内側には、ワンシャ9が介層されている。
りポル)7の上端が枢結されていて、該ボルト1のねじ
部7aにはロックナンド8が噛合し、更にこのロックナ
ンド8の内側には、ワンシャ9が介層されている。
しかして、ワンシャ9の周囲の複数箇所は、上向きに折
曲げられて爪9aが形成されており、更に爪9aの外周
と裏受板5の下面との間には、圧縮コイルばね10が挟
装されている。
曲げられて爪9aが形成されており、更に爪9aの外周
と裏受板5の下面との間には、圧縮コイルばね10が挟
装されている。
次に、コイルばね10の周囲には、上面が開口する円筒
形ケース11が下方から挿し入れられていて、同ケース
11の上端寄りの周面上の2箇所に突設された突子11
aは、裏受板5の側面5aの係合孔5bに圧入、係止さ
れている。
形ケース11が下方から挿し入れられていて、同ケース
11の上端寄りの周面上の2箇所に突設された突子11
aは、裏受板5の側面5aの係合孔5bに圧入、係止さ
れている。
このように構成された従来の取付構造では、ステー4は
コイルばね10の弾力で下向きに引きつげられており、
これにより、ミラーに外力がかからない常態では、ステ
ー4は、その底面を座板2に圧着させた図示状態で、パ
ネル1に保持されている。
コイルばね10の弾力で下向きに引きつげられており、
これにより、ミラーに外力がかからない常態では、ステ
ー4は、その底面を座板2に圧着させた図示状態で、パ
ネル1に保持されている。
しかして、ステー4に外力がかかった場合には、ばね1
0を縮めながらボルト7が引き上げられ、これにより、
ステー4は外力の付加方向に傾いて外力を吸収作用する
。
0を縮めながらボルト7が引き上げられ、これにより、
ステー4は外力の付加方向に傾いて外力を吸収作用する
。
ところで、このような従来構造では、次のような欠点が
ある。
ある。
(a) ’y−ス11.ワッシャ9などを用いること
から、部品点数が多くなってコスト高になり、かつ、そ
れだけミラーの着脱作業が面倒になる。
から、部品点数が多くなってコスト高になり、かつ、そ
れだけミラーの着脱作業が面倒になる。
(b) ケース11の取付のために、裏受板5の径が
大きくなり、パネル1の内側に大きなスペースがとられ
る。
大きくなり、パネル1の内側に大きなスペースがとられ
る。
)(c) ケース11があるために、ロック
ナンド8の締付にはボンクス工具だけしか使えない。
ナンド8の締付にはボンクス工具だけしか使えない。
本考案は、上記欠点を解消するためになされたものであ
って、すなわち、本考案の目的は、構造が簡単で、かつ
着脱作業が容易なミラーの取付装置を提供することにあ
る。
って、すなわち、本考案の目的は、構造が簡単で、かつ
着脱作業が容易なミラーの取付装置を提供することにあ
る。
以下、図示の一実施例に基づいて本考案を説明する。
実施例の取付装置では、第3図ないし第6図に示すよう
に、鏡体3のステー4は、上述と同様に、パネル1の円
形取付孔1aに嵌装された座板2上に平置されている。
に、鏡体3のステー4は、上述と同様に、パネル1の円
形取付孔1aに嵌装された座板2上に平置されている。
この座板2は、ゴム質のクンジョン材で形成されたつば
形の環体であって、取付孔1aに内嵌する短筒形の軸部
2aと、ステー4の裾縁な受ける台枠が一体に底形され
たものであり、かつ、その軸部2aには、下方から圧入
された裏受板12が外嵌されている。
形の環体であって、取付孔1aに内嵌する短筒形の軸部
2aと、ステー4の裾縁な受ける台枠が一体に底形され
たものであり、かつ、その軸部2aには、下方から圧入
された裏受板12が外嵌されている。
この裏受板12は、側面12aを有する長方形の合板で
あって、その上面の中央に、軸部2aが貫通する孔12
cが開けられ、互いに対向する側面12aの中央付近に
は長孔の係合孔12bが穿設されているとともに、側面
12aの係合孔12bの下縁部は、下方に行くに従って
外方へ傾斜するように形成されている。
あって、その上面の中央に、軸部2aが貫通する孔12
cが開けられ、互いに対向する側面12aの中央付近に
は長孔の係合孔12bが穿設されているとともに、側面
12aの係合孔12bの下縁部は、下方に行くに従って
外方へ傾斜するように形成されている。
次に、ステー4の底面の中央部分には、フォーク4aが
形成されていて、このフォーク4aには、ビン6ジヨイ
ントによりボルト1の上端が枢結されている。
形成されていて、このフォーク4aには、ビン6ジヨイ
ントによりボルト1の上端が枢結されている。
しかして、ボルト7のねじ部7aには、ロックナンド8
が噛合していて、このナツト8と裏受板12との間には
、圧縮コイルばね13が挟装されている。
が噛合していて、このナツト8と裏受板12との間には
、圧縮コイルばね13が挟装されている。
このコイルばね13の上端ターン13aは、その弾力に
よる圧入により係合孔12bに係止されており、また、
その下端ターン(第6図)には、ボルト7を挾む形状の
折込部13bが形成されていて、同折込部13bはナン
ド8の上端面に圧接している。
よる圧入により係合孔12bに係止されており、また、
その下端ターン(第6図)には、ボルト7を挾む形状の
折込部13bが形成されていて、同折込部13bはナン
ド8の上端面に圧接している。
なお、下端ターンの折込形状は、第7図に示す巻込部1
4のように、ポル)7を外囲する形状にしても良い。
4のように、ポル)7を外囲する形状にしても良い。
そのほか、ボルト7の中間部には、ボルト7に緩く外嵌
する案内筒15が挿込まれているが、この案内筒15の
作用は、ミラー組付時において裏受板12とばね13の
差込みを容易にするためのものであって、機能上では必
ずしも必要としない。
する案内筒15が挿込まれているが、この案内筒15の
作用は、ミラー組付時において裏受板12とばね13の
差込みを容易にするためのものであって、機能上では必
ずしも必要としない。
以上のように構成された実嶋例の取付装置は、その機能
の点では、上述の従来装置と同様に、ステー4に外力が
かかった場合、コイルばね13の圧縮に基づいて外力を
吸収するものであるが、その着脱作業が極めて容易であ
り、すなわち、パネル1の裏側から裏受板12とコイル
ばね13を差し込む際、裏受板12の側面12aの傾斜
部によってコイルばね13が案内されて容易にそのばね
13が裏受板12の係合孔12bに係止されるので、ナ
ンド8を締着するだけの簡単な操作で済み、しかもナン
ド8の締着には、普通のスパナが使える。
の点では、上述の従来装置と同様に、ステー4に外力が
かかった場合、コイルばね13の圧縮に基づいて外力を
吸収するものであるが、その着脱作業が極めて容易であ
り、すなわち、パネル1の裏側から裏受板12とコイル
ばね13を差し込む際、裏受板12の側面12aの傾斜
部によってコイルばね13が案内されて容易にそのばね
13が裏受板12の係合孔12bに係止されるので、ナ
ンド8を締着するだけの簡単な操作で済み、しかもナン
ド8の締着には、普通のスパナが使える。
なお、本案構造に類似した技術として、特公昭46−2
6690の提案構造があるが、該提案構造では、コイル
ばねの組付操作時に、ばね端部なねじ込まなければなら
ないので、その組付操作が極めて困難である。
6690の提案構造があるが、該提案構造では、コイル
ばねの組付操作時に、ばね端部なねじ込まなければなら
ないので、その組付操作が極めて困難である。
以上のように、本考案に係るミラーの取付装置によれば
、外力を吸収作用するコイルばねを、直接裏受板に係止
させると共に、ロックナンドにより直接コイルばねを緊
締させるように形成したので、ばねケースやフンシャな
どが不要となり、これにより、取付装置のコストダウン
と組付作業の容易化が得られ、しかも、取付装置に取付
けられたばねの保持も抜脱することなく行なえ、また、
取付スペースの縮少が可能となるなど、取付装置の実用
性を向上させる効果がある。
、外力を吸収作用するコイルばねを、直接裏受板に係止
させると共に、ロックナンドにより直接コイルばねを緊
締させるように形成したので、ばねケースやフンシャな
どが不要となり、これにより、取付装置のコストダウン
と組付作業の容易化が得られ、しかも、取付装置に取付
けられたばねの保持も抜脱することなく行なえ、また、
取付スペースの縮少が可能となるなど、取付装置の実用
性を向上させる効果がある。
第1図は、従来のミラー取付装置の斜視図、第2図は、
第1図の■−■線における断面図、第3図は、本考案の
一実施例を示すミラーの取付装置の斜視図、第4図は、
第3図のIV−IV線における断面図、第5図は、第4
図の部分Vの要部拡大図、第6図は、第4図のVl−V
l線における端面図、第7図は、別の実施例を示すコイ
ルばねの端面図で、第6図に相当する図である。 1・・・・・・パネル、1a・・・・・・取付孔、2・
・・・・・座板、2a・・・・・・軸部、4・・・・・
・ステー、7・・・・・・ボルト、8・・・・・・ロン
クナソト、12・・・・・・裏受板、12a・・・・・
・側面、12b・・・・・・係合孔、13・・・・・・
コイルばね、13a・・・・・・上端ターン、13b・
・・・・・折込部。
第1図の■−■線における断面図、第3図は、本考案の
一実施例を示すミラーの取付装置の斜視図、第4図は、
第3図のIV−IV線における断面図、第5図は、第4
図の部分Vの要部拡大図、第6図は、第4図のVl−V
l線における端面図、第7図は、別の実施例を示すコイ
ルばねの端面図で、第6図に相当する図である。 1・・・・・・パネル、1a・・・・・・取付孔、2・
・・・・・座板、2a・・・・・・軸部、4・・・・・
・ステー、7・・・・・・ボルト、8・・・・・・ロン
クナソト、12・・・・・・裏受板、12a・・・・・
・側面、12b・・・・・・係合孔、13・・・・・・
コイルばね、13a・・・・・・上端ターン、13b・
・・・・・折込部。
Claims (1)
- ミラーステーの底面を、フェンダ−等のパネルの取付孔
に嵌装されたつば形の座板上に平置させると共に、つば
状の裏受板を、座板軸部のパネル貫通部に外嵌せしめ、
かつ、該ステーの底面からパネル内に垂下されたボルト
のロックナンドと上記裏受板との間を弾反させて戒るミ
ラーの取付装置において、上記裏受板に、相対向しかつ
夫々に係合孔が形成された側面を設けるとともに、この
側面における係合孔の下縁部を下方に行くに従って外方
へ傾斜した状態に形成し、上記伸反用コイルばねの上端
ターンを、上記裏受板側面の係合孔に圧入せしめると共
に、その下端ターンの折込部により、上記ナンドの内側
においてボルトを挾持させるようにしたことを特徴とす
るミラーの取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978064019U JPS5821787Y2 (ja) | 1978-05-12 | 1978-05-12 | ミラ−の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978064019U JPS5821787Y2 (ja) | 1978-05-12 | 1978-05-12 | ミラ−の取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54165446U JPS54165446U (ja) | 1979-11-20 |
JPS5821787Y2 true JPS5821787Y2 (ja) | 1983-05-09 |
Family
ID=28967745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978064019U Expired JPS5821787Y2 (ja) | 1978-05-12 | 1978-05-12 | ミラ−の取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821787Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS524650B2 (ja) * | 1973-10-12 | 1977-02-05 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS524650U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-13 |
-
1978
- 1978-05-12 JP JP1978064019U patent/JPS5821787Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS524650B2 (ja) * | 1973-10-12 | 1977-02-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54165446U (ja) | 1979-11-20 |
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