JPS58205209A - 対話形自動プログラミング機能を備えた数値制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ） 本発明は、対話形式によって人力された工作物上の加工
箇所と加工形状を表わす加工情報から数値制御プログラ
ムを創成し、この創成された数値制御プログラムに基づ
いて工作機械の加工動作を制御するようにした対話形自
動プログラミングの機能を備えた数値制御装置に間中る
もので、その目的と干るととろは、対話形式によって入
力した加工情報を加工情報の形で外部記憶媒体に出力で
きるようにするとともに、外部記憶媒体に記憶された加
工情報を再び数値制御装置内に読込んで部分的に修正す
ることで異なった数値制御プログラムを創成できるよう
にして、数値制御プログラムの修正が容易に行なえるよ
うに干ることにある。

一般にマシニングセンタ等の工作機械によって多種類の
数似工作物を加工する場合、各工作物に施こす加工の内
の殆んどは共通で、その一部だけが異なる場合が多く、
このような場合にはある特定の工作物について創成され
た数値制御プログラムを部分的に修正すれば、他の工作
物加工に利用できる場合が多い。このため、対話形自動
プログラミング機能を有する従来の数値制御装置におい
ては、特定の工作物について創成された数値制御プログ
ラムラ磁気バブルメモリ等の外部記憶媒体に出力して保
存しておき、これと類似の工作物を加工する場合には、
外部記憶媒体に記憶された数値制御プログラムを数値制
御装置内に再び読込み、この読込まれた数値制御プログ
ラムを修正することで類似工作物の加工に応じた数値制
御プログラムを得るようにしていたが、このものでは、
数値制御プログラムのレベルで修正を行なう必要がある
ため、数値制御プログラムのどの部分をどのように修正
しだら良いかを判断することが非常にむづかしく、熟練
者でないとかかる修正を行なえない問題があった。

このため、かかる数値制御プログラムの部分的な修正は
、数値制御プログラムの知識を有しない一般の作業者で
は行なえないことになり、対話式自動プログラミング機
能を有する数値制御装置の有用性を半減させる一因とな
っていた。

本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもの
で、その特徴とするところは、対話形式によって人力さ
れた加工情報を、加工情報の状態のままで外部記憶媒体
に出力して保存でき、かつこの外部記憶媒体に出力され
た加工情報を再び数値制御装置内に読込んで対話形式で
修正することで類似工作物に対応した数値制御プログラ
ムを創成できるようにしたことを特徴とするものである
。

以下本発明の実施例を図面に基づいて説明中る。

第１図において１０は、マシニングセンタ形の工作機械
２０を数値制御ぶる数値制御装置であり、工作機械２０
の各軸筋に設けられたサーボモータ２１．２２゜２３を
それぞれ駆動する駆動回路ＤＵＸ、　ＤＵＹ、　ＤＵＺ
に対してパルス分配を行なうことにより、工作物テーブ
ル２５と主軸２６との間の相対位置を制御し、これによ
って工作物加工を行なうようになっている。

なお、２７は工具貯蔵マガジン、２８は工具交換装置を
示す。

この数値制御装置１０は、マイクロプロセッサＭＰＵ。

続出専用メモリＲＯＭ、、バッテリーバックアップによ
り不揮発化されたランダムアクセスメモリＲＡＭＩ　。

バッファ用ランダムアクセスメモリＲＡＭ２かう成ル中
央処理ＣＰＵによって主に構成され、サーボモータ駆動
回路ＤＵＸ、　ＤＵＹ、　ＤＵＺに指令パルスを供給す
るパルス発生回路１３とシーケンス回路１５がインタフ
ェイス１６を介して中央処理装置ｃｐｕに接続されてい
る。

また、この中央処理装置ＣＰＵには、加工情報を入力中
るとともに、加工情報の部分的な修正を行なうためのキ
ーボード１１と入力指令等の操作指令を表示するＣＲＴ
表示装置１２とがインタフェイス１７を介して接続され
ているとともに、カセット形式の磁気バブルメモＩＪＢ
Ｍを着脱可能に装着するバブルメモリソケット１８がイ
ンタフェイス１９を介して接続されている。

前記バックアップされたランダムアクセスメモＩＪＲＡ
ＭＩには、第２図（ａ）に示されているように、加工情
報を一時記憶する加工情報エリア間工Ａと、数値制御プ
ログラムを記憶干る数値制御データエリアＮ０ＤＡとが
形成されており、中央処理装置ＣＰＵは、読出専用メモ
リＲＯＭに記憶された処理プログラムに基づき対話形式
で入力した加工情報を加工情報エリアＭＩＡに−８，記
憶し、この後、この加工情報記憶エリア間工Ａに記憶さ
れた加工情報に基づいて数値制御プログラムを創成して
数値制御データエリアＮＣＤＡに書込むようになってい
る。そして、この数値制御プログラムの創成が完了した
後、加工開始指令が与えられると、中央処理装置ＣＰＵ
は、第７図に示す数値制御実行ルーチンを実行して、ラ
ンダムアクセスメモリＲＡＭＩの数値制御７’　−タｘ
リアＮＣＤＡ内に記憶された数値制御データに応じた処
理を行なう。

この数値制御実行ルーチンは、数値制御データエリアＮ
Ｃ！ＤＡに記憶された数値制御データを１ブロツクずつ
読出し、これに応じて各軸に対するパルス分配を行なう
と同時に、補助機能等の処理を行うもので、従来の数値
制御装置と同様の動作であるので詳細な説明は省略する
。

また、後述するように、中央処理装置ＣＰＵは、メモリ
ＲＡＭ１の加工情報エリア間工Ａに記憶されている加工
情報もしくは、数値制御データエリアＮ０ＤＡに記憶さ
れている数値制御プログラムをバブルメモリソケット１
８に装着されたバブルメモリＢＭに転送するとともに、
バブルメモリＢＭに記憶された加工情報もしくは、数値
制御プログラムをバッファメモリＲＡＭＩの加工情報エ
リア間工Ａもしくは数値制御データエリアＮＣＤＡ内に
読込む処理を行なう機能を有しており−さらに、加工情
報エリア間工Ａに読込まれた加工情報を部分的に修正し
て異なる数値制御プログラムを創成干る機能も有してい
る。

次に、上記中央処理装置ｃｐυめ具体的な動作を第３図
〜第６図゛のフローチャートに基づいて説明する。

１）加工情報の入力 加工情報は、工作物Ｗの取付位置を表わす取付位置デー
タと、工作物Ｗ上における加工形状と加工位置とを表わ
す加工データとによって構成され、第３図に示す手順で
これらのデータが対話形式で人力され、加工情報エリア
間工Ａに書込まれる。この加工情報エリア間工Ａは工作
物取位置のデータを記憶する記憶エリアＭＡＳＯと、複
数の加工工程のそれぞれと対応して設けられた複数の記
憶エリアＭＡＳ１〜ＭＡＳｎから成っており、記憶エリ
アＭＡＳＩ〜ＭＡＳｎのそれぞれは第２図（ｂ）に水子
ように多数の記憶ブロックに分割されており、それぞれ
の記憶ブロックにはどういう種類の加工情報を記憶する
かが予め定められている。

加工情報入力の最初のステップ（５０ａ）、（５０ｂ）
は、工作物取付位置のデータを人力干るステップであり
、ステップ（５０ａ、””）において、第８図（ａ）に
１′１ 水中ように、工作機械のテーブルを抽象化してＣＲＴ表
示装置１２のスケーリングゾーン１２ｂに表示するとと
もに、工作物の基準位置と工作機械のＸＹ平面内におけ
る基準位置となっているテーブル中心とのＸ、Ｙ軸方向
のずれをそれぞれＸ’）、　ｙ５とし、テーブル上面か
ら工作物Ｗの底面までの距離をｚＳとすることを表わす
寸法関係図をこれと同時にスケーリングゾーン１２ｂに
表示して作業者にこれらのデータを人力中べきことを指
示中る。

この処理が完了すると、中央処理装置ＣＰＵはステップ
（５０ａ　）から（５０ｂ　）へ移行し、作業者のキー
操作によってキーボード１１から入力されるＸＳ。

ｙ５．　ｚＳのデータを順番に読込み、加工情報エリア
ＭＩＡの最初の記憶ブロックＭＡＯにこのＸＳ、　ｙｓ
、　ＺＳのデータを書込む。

これに続くステップ（５１ａ　）以後の処理は、加工デ
ータを入力するだめの処理であり、まず、ステップ（５
１ａ　）において第８図（ｂ）に示すように、工作物Ｗ
の加工に使用される工具、ナなわち、センタドリル、ド
リル、タップ等の工具を抽象化して表示し、最初の加工
工程は、どの工具によって加工を行なうかを作業者に選
択させる。

例えば、第９図（ａ）、　（ｂ）に示す工作物において
、工作物Ｗの４隅に設けられた加工位置Ｐ１〜Ｐ４に同
ふ 径の貫通穴明けるものとすると、ドリルの上に表示され
ている”　２　＋＋の番号を入力する。これに応答し、
中央処理装置ＣＰＵはステップ（５１ｂ）に移行して、
＠２′″のコードを加工情報記憶エリア間工Ａの記憶エ
リアの内、第１加工工程の加工データを書込む記憶エリ
アＭＡＳＩの先頭記憶ブロックＭＢＳＩＡに書込むとと
もに、ステップ（５２）において加工の種類を判別し、
ステップ（ｒ３ａ）　、　　（５３ｂ）において加工の
種類に応じて加工形状の定義を行なうだめの寸法データ
を人力する処理を行なう。

すなわち、ステップ（５２）において判別された加工の
種類に応じた加工形状を抽象化したグラフイクパターン
をステップ（５３ａ　）にてスケーリングゾーン１２ａ
に表示して、加工形状に応じた寸法データを人力オペき
ことを作業者に指示し、この後ステップ（５３ｂ　）に
おいて、入力された寸法データを記憶エリアＭＡＳＩの
２番目の記憶ブロックＭＢＳＩＢに記憶する。この場合
には、第１工程の加工がドリル加工であるのでステップ
（５３ａ　）において、第８図（ｃ）に示すように、ド
リル穴を抽象化した図形をＯＲ’ｌ’表示装置１２の表
示画面１２ａに表示して穴の直径ｄと深さｌを表わすデ
ータの入力を作業者に指示し、これに応答して、穴の直
径ｄと深さｌの寸法を入力すると、中央処理装置ｃｐｔ
ｒは、ステップ（５３ｂ　）においてこのデータを記憶
ブロックＭＢＳＩＢに記憶する。

このようにして加工形状の入力が完了すると、ステップ
（５５ａ　）へ移行して、第８図（ｄ）に示すように各
種の加エバターンを表示画面上に表示するとともに、加
エバターンの選択を指示するコメントを表示画面の上部
に表示し、これに応答して作業者が加エバターンを指定
中べ（”：ｃパ〜“４′′ノイずれかを入力すると、中
央処理装置ＣＰＵはステップ（５５ｂ　）にてこれを記
憶エリアＭＡＳＩの記憶ブロックＭＢＳＩ（！に記憶さ
せ、この後、ステップ（５６）にて加エバターンの種類
を判別し、ステップ（５７ａ）において、指定された加
エバターンの拡大図と、この加エバターンを実行する場
合に必要となる寸法データを表わす寸法関係図を表示す
る。この場合には、ドリル穴を加工中べき加工位置Ｐ１
〜Ｐ４が格子状に配列されているので加エバターンとじ
て′″３″が入力され、これに応じて第８図（ｅ）に示
す格子パターンとこれの寸法関係１図が表示される。

これに応答して、作業者が格子パターンの加工において
必要とされるｘ　＋　ｙ　＋　Ｐ　１　＋　Ｐ　２　＋
　Ｎ　１ｒ　’　Ｎ　２　＋ｈ、ｃ、ａ等のデータを順
次入力すると、中央処理装置ＣＰＵは、ステップ（５７
ｂ　）においてこれを順次記憶エリアＭＡＳＩの記憶ブ
ロックＭＥＳＩＤに書込んで行き、これが完了すると、
ステップ（５８）へ移行し、第８図（ｆ）に示すように
、追加加工が有るか杏かを間合わせるコメントを表示す
る。この段階で追加加工が無いとして２″のキーを操作
すると、第２加工工程の加工データを記憶するだめの記
憶エリアＭＡＳ２の先頭に次加工無しを表わ寸特別なコ
ードを書込んだ後、第５図のステップ（７０）へ移行し
て加工データの書込み処理を完了し、追□ 加加工が有るとして７１”のキーを操作子ると、ステッ
プ（５８）からステップ（５１ａ　）へ戻って、第２加
工工程の加工を定義中る加工データの人力を上記の場合
と同様にして行なう。そして、この第２加工工程の加工
データは加工情報エリア間工Ａの３番目の記憶エリアＭ
ＡＳ２に書込まれる。

本実施例においては、工作物Ｗ上に加工位置Ｐ１〜Ｐ４
のドリル加工の外に、加工位置Ｐ５のポーリング加工が
あり、これを第２加工工程で加工するものとすると、ス
テップ（５１ａ　）において第８図（ｂ）の画面が表示
された時に加工の種類として“５′”を入力し、これに
応答して第８図（ｇ）に示すポーリング穴加工時におけ
る寸法関係図がステップ（５３ｂ　）において表示され
た時に、書込みの要求されているｄ、、ｌ、Ｓのデータ
を人力し、ステップ（５５ａ　）において第８図（ｄ）
に示す画面が表示された時に、加エバターンを指定する
コードとして、ランダム加エバターンに対応する“４′
を入力し、これに応じて第８図（ｈ）の画面が表示され
た時に穴の位置等を表わ寸Ｘ、ｙ、ｚ、Ｃ９ａのデータ
を人力する。

これにより、上記のようにして対話形式で入力されたデ
ータが記憶エリアＭＡＳ２内の所定の記憶ブロックに順
番に記憶されることになる。

第４図は、第３図におけるステップ（５ｏｂ　）　。

（５１ｂ）、　　（５３ｂ）、　（５５ｂ）、　（５７
ｂ）、　（５８ｂ）におけるデータ入力処理の詳細を示
すもので、各記憶エリア内におけるデータの書込位置と
表示画面上のデータの表示位置が異なるのみで全体とし
ての動作は全く同じである。

このプログラムの内、ステップ（１）からステップ（ｉ
ｊｉ）は、加工情報記憶エリアＭ工Ａに記憶されている
加工データをＣＲＴ表示装置１２の表示画面１２ａに表
示するステップであり、ステップ（ｉ）において、プロ
グラムのステップに対応中る加工データを加工情報エリ
ア間工Ａの対応するブロックから読出し、これを図略の
中間バッファＩＭＢに転送した後、この読出したデータ
分表示画面上の所定の位置に表示子る。運転開始時にお
いて加工情報エリア間工Ａに何も記憶されていないもの
とすると、この処理が行なわれても加工データの表示は
行なわれない。

この後、ステップ（ｖ）へ移行すると、表示画面１２ａ
上に符号を付して表示されているデータ名の内、最初に
入力オペきものの右側にカーソルを表示し、この後、ス
テップ（ｖｉ）においてキーボード１１からの入力され
るキャラクタコードを読込む。そして、このキャラクタ
コードにより通常の数値キーが操作されたこれが判別さ
れた場合にはステップ（ｖｉｉ）〜（Ｘ）を介してステ
ップＣ鈎へ移行し、入力された数値を加工データとして
入カバッファ畑へ転送し、この後、ステップ（岬へ戻る
。このような処理が数値キーが操作される度に行なわれ
ることにより、複数桁のデータが入力バッファよりに順
次入力され、１つのデータの入力が完了して復帰キーが
押圧されると、これがステップ侵）にて判別されてステ
ップ（Ｘ）からステップは）を介してステップ図訂）へ
移行し、入力バッファよりのデータを中間バッファエ局
　゛の先頭番地に記憶させ、この後、ステップ（π〕に
おいて、カーソルの位置を次に入力子べきデータ名の右
側に移動させた後、ステップ（ｖｉ、）へ戻り、異なる
データの人力を上記の場合、１吉同様の処理によって行
ない、中間バッファエＭＢに記憶する。

このような処理の繰返しにより、所定のステップにおい
て入力すべき加工データが全て入力されると、作業者は
人カキ−を操作し、これにより、中央処理装置ＣＰＵは
ステップ（ｖｉｉｉ）からステップ（期］へ移行し、中
間バッ７アエＭＥに記憶されている複数の加工データを
加工情報エリアＭ工Ａの所定の記憶ブロックに記憶させ
る。これにより、データ入力の処理を完了し、次のステ
ップへ移行する。

■）数値制御プログラムの創成 上記のようにして加工情報の入力が完了すると、中央処
理装置ＣＰＵは、第３図のステップ（５８０）から第５
図のステップ（７ｏ）へ移行し、数値制御プログラムの
創成を行なう。−ｔなわち、まず最初にステップ（７０
）において、第１加工工程と第２加工工程における加工
の種類と加工形状のデータを加工情報記憶エリアＭＩＡ
の記憶エリアＭＡＳＩおよびＭＡＳ２から読出し、これ
に続くステップ（７１）にて、ランダムアクセスメモリ
ＲＡＭＩ内の工具ファイルを参照して各加工工程におけ
る加工の種類と加工形状に合った工具の工具番壮を工具
ファイルを参照して各加工工程毎に識別子る。そして、
工具の選択が完了すると、ステップ（７１）からステッ
プ（７２）へ移行し、最初の加工工程で使用される工具
を工具交換位置に割出して主軸に取付け、この後、第２
工程で使用される工具を工具交換位置に割出すだめの数
値制御プログラムを創成する。

第１０図に示される数値制御プログラムの内、ブロック
Ｎ０ＯＬ、　Ｎ０Ｏ２のプログラムが、この処理によっ
て創成された数値制御プログラムである。

この処理が完了すると、ステップ（７３）において加工
の種類と加エバターンを識別し、ステップ（７５）にお
いて、加工の種類と加エバターンに応じた手順で数値制
御プログラムの創成を行なう。

この場合にはドリル加工でグリッドパターンであるので
・工具中心を加工位置Ｐ１〜Ｐ４に順次位置決めし、工
具を２軸に沿って上下動させるプログラムを創成する。

すなわち、記憶ブロックＭＡＯとＭＢＳＩＤ内のデータ
を参照して加工位置Ｐ１〜Ｐ４の絶対値座標を演算した
後、ＸＹ平面内の移動によって工具を加工位置Ｐ１〜Ｐ
４の上方に順次早送りで位置決めし各加工位置において
、空切削送り開始位置まで工具を早送りで下降させ、こ
の後、工作物上面位置と穴深さのデータとによって決定
される下降端まで工具を所定の切削速度で下降させ、こ
の後、工作物上面から工具戻し寸法Ｃだけ工具を上方に
移動させるプログラムを創成し、この創成した数値制御
プログラムをランダムアクセスメモリＲＡＭＩのＮＣデ
ータエリアＮ０ＤＡに順次記憶して行く。そして、加工
位置Ｐ１〜Ｐ４をドリル加工するだめの数値制御プログ
ラムの創成が完了すると、ステップ（７５）からステッ
プ（７６）へ移行し、ｊロ加力ＩＩ　Ｉがあるか百かを
判別する。

この場合は加工位置Ｐ１〜Ｐ４におけるドリル加工に続
いて加工位置Ｐ５のポーリング加工を行なうだめの加工
情報が加工情報記憶エリアＭＩＡに記憶されているため
、ステップ（７６）からステップ（７０）へ戻り、記憶
エリアＭＡＳ２の加工情報に基づき、ポーリング加工の
ための数値制御プログラムが上記の場合と同様の手順で
創成され、これが完了するとステップ（７６）から四路
の主ルーチンへ復帰して数値制御プログラドの創成処理
を完了する。

−１ｊｉ）加工情報の保存 上記のようにしてプログラムの創成が完了した後、閃絡
の操作盤に設けられた加工開始スイッチ７ か押圧されると、第６図に示すプログラムの実行により
、創成された数値制御プログラムに基づく数値制御加工
が行なわれるが、加工情報を他の工作物の数値制御プロ
グラムの創成に利用する場合には、バブルメモリソケッ
ト１８にバブルメモリＢＭを装着した後、副操作盤上に
設けられているデータ転送スイッチＳＷＩを押圧する。

このデータ転送スイッチＳＷＩは、加工情報エリアＭＩ
Ａに記憶されている加工情報をバブルメモリに転送中る
ことを指令するもので、中央処理装置　−ＣＰＵは指令
スイッチＳＷＩ〜ＳＷ３のいずれかが操作されたことに
応答して第６図のプログラムを実行し、スイッチＳＷＩ
が操作されたことがステップ（８０）において識別され
ると、ステップ（８ｏ）からステップ（８１）へ移行し
て、まず、最初に、データが加工情報であることを表わ
す加工情報コードをステップ（８１）にてバブルメモリ
ＢＭに転送した後、ステップ（８２）において加工情報
エリア間工Ａに記憶されている加工情報をバブルメモＩ
ＪＢＭに全て転送し、これが完了中ると閃絡の主ルーチ
ンへ復帰して加工情報の転送処理を完了する。

短）加工情報の読込みと修正 バブルメモＩＪＢＭに加工情報を記憶させた工作物に類
似した工作物を加工する場合で加工情報が流用できる場
合、例えば、第９図（ａ）、　（ｂ）に示す工作物にお
いて加工位置Ｐ１〜Ｐ４のピッチだけが異なる場合には
、利用できる加工情報が記憶されたバブルメモリＥＭを
バブルメモリソケット１８に装着した後、スイッチＳＷ
３を操作する。

これにより中央処理装置ａｐｕは、第６図に水子プログ
ラムを実行して、ステップ（８７）から（８８）へ移行
し、まず最初にバブルメモＩＪＢＭの最初に記憶されて
いるデータコードによってバブルメモリＢＭ内のデータ
が加工情報であるのか数値制御プログラムのデータであ
るのかを判別し、この場合のように加工情報である場合
には、ステップ（９０）からステップ（９１）へ移行し
てバブルメモリＢＭに記憶されているデータをメモリＲ
ＡＭＩの加工ｆｌｌエリアＴＡ　Ｋ書込み、とれが完ｒ
すると第３図のステップ（５０ａ　）に移行し、プログ
ラムの修正を行なう。

すなわち、前記したようにデータ入力を行なうステップ
においては第４図に示すプログラムに基づいてデータ入
力が行なわれるが、このプログラムはバブルメモＩＪＢ
Ｍから入力された加工情報を部分的に修正する機能も有
している。

例えば、加工位置Ｐ１〜Ｐ４のピッチのみを変更する場
合には、ステップ（５７ａ　）において入力されるデー
タのみを修正子ればよいことになり、作業者は第８図（
ｅ）に示す画面が表示されるまで”　ＮＥＸＴ　”キー
を操作する。これにより、中央処理装置ＣＰＵはステッ
プ（５０ｂ）　、　（５１ｂ）　、　（５３ｂ）　、　
（５５Ｊにおけるデータ入力のステップのそれぞれにお
いて実行される第４図のプログラムのステップＣ弗。〕
においてこれを判別し、何らのデータ修正を行なうこと
なしに次のステップへ移行する。

第３図のステップ（５’７ａ　）の実行によって第８図
（ｅ）の画面が表示されると、作業者は、Ｘ＊　Ｖ　＋
ＰＩ、　Ｐ２のデータを変更するためにデータを入力す
る。すなわち、第８図（ｅ）の画面が表示された時には
、”　Ｘ　＝＝　１１の表示の右側にカーソルが位置し
ており、作業者はこれに応答して新しいＸの値を入力し
、”復帰″キーを操作する。これにより、中央処理装置
ＣＰＵは、ステップ（ｘｌｊｉ）Ｋて新たに入力された
データを中間バッファＩＭＢの先頭位置に記憶させた後
ステップ（π］において’Ｙ−’″の表示の右側にカー
ソルを移動させた後、ステップ〔ｖｉ）へ戻る。これに
応答して作業者がｙの変更値を人力して゛復帰°”キー
を操作子ると、中央処理装置ＣＰＵは前述と同様の処理
により、ｙの変更値を中間バッファに記憶させる。これ
に続いて”Ｚ−°′の右側にカーソルが表示され、２の
値の入力を要求されるが、２の値は変更しないため、作
業者は何も入力せずに゛復帰“キーのみを操作子る。こ
のようにデータが入力されずに“復帰°”キーのみが操
作された場合には、中央処理装置ＣＰＵはステップ（ｘ
ｉｉ）においてこれを判断し・中間バッ７アエＭＢへの
データの書込みを行なわないでステップ（ｙｓ　）へ移
行中る。

これにより、カーソルは１Ｐ１＝”′の右側へ移動し、
これに応答してＰｌの修正値を入力して“復帰″゛キー
操作し、この後、カーソルが＠Ｐ２＝　”の右側へ移動
するとＰ２の修正値を入力して“復帰″キーを操作する
。これにより、　ＰＬ、　Ｐ２の修正値も中間バツ７ア
エＭＢに記憶される。

このようにして修正値の入力が完了すると作業者は“入
力゛キーを操作する。これにより、中央処理装置ＣＰＵ
はステップＣ里〕からステップ（ｍｌ］へ移行し、中間
バッファ工ＭＢに記憶されている修正後のデータを加工
情報記憶エリア間工Ａの記憶ブロックＭＢＳＩＤに再び
記憶させる。

第３図のステップ（５７ａ　）において第４図に示され
るプログラムが実行されると、まず最初にステップ（ｉ
）、　（ｉｉ）において加工情報記憶エリアＭＩＡ内の
記憶ブロックＭＢＳＩＤのデータを中間バツファ工鵡に
転送し、この接、上記の修正カマ行なわれるため、中間
バッファ工ＭＢに転送されたデータの内、修正データの
入力されないものについてはそのまま残り、修正データ
の入力された部分だけが変更されて加工情報エリア間工
Ａの記憶ブロックＭＢＳＩＤに再び書込まれることにな
る。

このようにして、加工情報の修正が完了すると、中央処
理装置ａｐｔｔの処理ステップが第５図のステップ（７
０）に移行するまでＮＥＸＴキーを操作し、中央処理装
置ＣＰＵの動作ステップがステップ（７０）まで移行す
ると、修正された加工情報に基づいて数値制御プログラ
ムの創成が行なわれることになり、この後加工開始スイ
ッチが操作されると、新たに創成された数値制御プログ
ラムに基づいた数値制御加工が行なわれることになる。

以上述べたように本発明においては、対話形式テ人ｌ］
シた加工情報をバブルメモリ等の外部記憶媒体に出力し
て保存できるようにするとともに、この外部記憶媒体に
記憶させた加工情報を再び数値制御装置内に読込んで対
話形式によって部分的に修正し、この修正された加工情
報に基づいて数値制御プログラムを創成できるように構
成したので、類似の工作物が複数ある場合には１つの工
作物についてのみ加工情報を入力してこれを保存してお
くことにより、類似の工作物を加工する場合にはこの保
存しておいた加工情報を数値制御装置内に読込んで部分
的に修正するだけで類似の工作物に対応した数値制御プ
ログラムを創成することができる。従って、数値制御プ
ログラムを修正することによって類似工作物の数値制御
プログラムを創成する場合のようにデータ修正の専門の
知識を必要とせず、簡単にかつ短時間の内に類似工作物
の加工に用いる数値制御プログラムを創成できる利点が
ある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は数値制御
装置の構成を示すブロック図に工作機械の概略側面図を
併記した図、第２図（ａ）、　（ｂ）は第１図のメモリ
ＲＡＭＩ内におけるデータの記憶状態を示す図、第３図
〜第７図は第１図における中央処理装置ＣＰＵの動作を
示′＋７０−チャート、第８図（ａ）〜第８図（ｈ）は
第１図における表示装置１２の表示画面を示す図、第９
図（ａ）、　（ｂ）は工作物の加工形状の一例を示す平
面図および正面図、第１０図は第１１図に示される加工
箇所Ｐ１〜Ｐ５を加工する数値制御プログラムを示す図
である。 １０・・・数値制御装置、１１・・・キーボード、１２
・・・表示装置、１２ａ・・拳表示画面、１２ｂ・・・
スケーリングゾーン、１３争・・ノ々ルス発生回路、１
８・・・バブルメモリソケット、１９・・・インタ７エ
イス、ＢＭ・・・バブルメモリ、Ｍ工Ａ・・・加工情報
エリア、ＲＡＭＩ、　ＲＡＭ２・・・ランダムアクセス
メモリ、　ＲＯＭ・・・読出専用メモリ、Ｗ・・・工作
物。 特許出願人 豊田工機株式会社 ！！ＰＪ　２　図（ａ） ｊ１１１２図（ｂ） 第８図（Ｃ） 第８図（ｂ） 第８図（ｄ） 第８図＜ｅ＞ 第８図（９） 第８図（ｆ） 第８図（（へ） 手　続　補　正　書く方式） １　事件の表示 昭和５７年特許願第８９５５０号 ２　発明の名称 対話形自動プログラミング機能を備えた数値制御装置 ３　補正をする者 昭和５７年８月１３日 ５　補ＩＦの対象 明細書の図面の簡単な説明の欄 ［ｉ　　補正の内容 （１１明細書の図面の簡単な説明中箱２５頁第１７行口
から第２６頁第２行ロ ー１＋＋ １′第８図・・・示す図である。」とあろを以トのとお
り補正する。 ［第８図（ａｌ〜第８図（１１１は第１図における表示
装置１２の表示画面を示す図で、第８図（・ｌｉ　（；
ｉ　素材の取付位置を入力ずろＬ程中Ｃ二表示される画
面図、第８図（ｂｌは加−ｃ　−ｃ　！１．を選択する
工程中に表示される画面図、第８図（Ｃ１は加工工具が
ト°リルである場合の加工形状を人力する］ユ程中に表
示されイ１画面図第８図（ｄ＋は加エバターンを選択す
る工程中に表示される画面図、第８図（ｅ＋は加エバタ
ーンがグリ、・トである場合の加］二位置情報を入力す
る■−稈中に表示されろ画面図、第８図（ｆｌば追加力
旧ｌ二のイス無を問い合せる工程中に表示される画面図
、第８１７１　ｈａは工具がポーリング工具であＺ）場
合の加Ｊ形４Ｊを入力する工程中に表示される画面図、
第８図（１＋ｌは加エバターンがランダムである場合の
加Ｌ（−γ置情報を入力する工程中に表示される画面図
、第９し１（ａｌ、　（ｂｌは］二作物の加工形状の一
例を示す゛（′面図および正面図、第１０図は第９図（
δ１．　（ｈｌに示されろ加工箇所Ｐ１〜Ｐ５を加にす
る数値制御ブ１１グ）ムが書かれたプログラムシー］−
を示す図である。」以上 ８

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）工作物上に設定された加工箇所の位置と加工形状
   を表抄す加工情報を対話形式で順次人力し、これに基づ
   いて前記加工箇所を加工情報に従って加工中る数値制御
   プログラムを創成し、この創成された数値制御プログラ
   ムに従って工具を相対移動させて前記加工箇所を加工す
   るようにした対話形自動プログラミング機能を備えた数
   値制御装置であって、前記加工情報を記憶する加工情報
   記憶手段と、加工に必要な加工情報の種類を順番に表示
   する表示装置およびこの表示装置の表示に応答して加工
   情報を入力子るデータ入カキ−を備え前記加工情報記憶
   手段に対中る加工情報の書込みと修正を対話形式で行な
   う加工情報書込手段と、前記加工情報記憶手段と数値制
   御装置に対して着脱可能な外部記憶媒体との間で前記加
   工情報を授受するデータ転送手段と、前記加工情報記憶
   手段に記憶された加工情報に基づいて数値制御プログラ
   ムの創成を行なう数値制御プログラム創成手段とを備え
   たことを特徴とする対話形自動プログラミング機能を備
   えた数値制御装置。