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JPS58193037A - 空調制御装置 - Google Patents

空調制御装置

Info

Publication number
JPS58193037A
JPS58193037A JP57075624A JP7562482A JPS58193037A JP S58193037 A JPS58193037 A JP S58193037A JP 57075624 A JP57075624 A JP 57075624A JP 7562482 A JP7562482 A JP 7562482A JP S58193037 A JPS58193037 A JP S58193037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
temperature
humidity
compressor
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57075624A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiro Yoshimi
吉見 彰郎
Masashi Takagi
正支 高木
Masao Sakurai
桜井 正雄
Akio Takemi
竹味 明生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP57075624A priority Critical patent/JPS58193037A/ja
Publication of JPS58193037A publication Critical patent/JPS58193037A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/30Control or safety arrangements for purposes related to the operation of the system, e.g. for safety or monitoring
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/62Control or safety arrangements characterised by the type of control or by internal processing, e.g. using fuzzy logic, adaptive control or estimation of values
    • F24F11/63Electronic processing
    • F24F11/65Electronic processing for selecting an operating mode
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/70Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof
    • F24F11/80Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the temperature of the supplied air
    • F24F11/86Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the temperature of the supplied air by controlling compressors within refrigeration or heat pump circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Fuzzy Systems (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、空調制御装置に関するもので必る。
特に、空調室区画部材である窓ガラス、壁等の曇り及び
結露を防止する様にしたものである。本発明の用途は、
特に限定されるものではないが自動車に搭載する場合に
特に有効である。
即ち、自動車の窓ガラスの曇り及び結露が防1卜される
ので視認性を向上するのに有効である。空調対象領域の
容積に比して、人の空間を占有づる割合が大きい自動車
の車室を空調する場合等においては、人の息、発ン)等
のため車室内が^濁化し、窓ガラスに曇り、結露を生じ
るという問題がある。
空調対象領域の窓ガラスの曇りを防」1するためには、
空気冷却のための冷凍サイクルを運転し、エバポレータ
で除湿することが有効である。
ところが、単に冷凍サイクルを運転したり停止したりす
る制御では、圧縮機駆動源の負荷変動が大きく、耐久性
、エネルギー効率が悪いという問題がある。また、断続
運転はエバポレータの冷却度を急変させるので、温度調
節が良好に行なわれないという欠点が生じる。
そこで、本発明者らは、空調室の除湿負荷に整合した除
湿能力で空調室を除湿1れば、空gl室は、常に一定の
安定した湿度を維持することができるという原理に鑑み
て、各種の除湿負荷の算定に基づき、それに比例させて
圧縮機の吐出容−を変化さぼれば、除湿能力を可変にす
ることができ、一定の連続運転状態のまま、空調室の湿
度を一定に′+tう口と5−二とtニヒシ篭電1−的、
時・や−1りの除湿負荷に等しい除湿能力に空wi機を
設定づるため、長期間の連続運転が可能である。
このため、単なる圧縮機の断続制御から生じる欠点を改
良することができる。
しかし、常に除湿制卸をして、窓ガラス、壁等の曇り及
び結露を防止したのでは、快適な温度制御ができない。
そこで除湿判御及び温度制御の両観点から空調制御装置
を構成することができる。
即ち、上記の湿度制御をすると共に、温度制御において
も、冷暖房負荷に応じて圧縮機の吐出容量及び空気加熱
手段を変化させれば、定湿度、定温度に制御できるので
単なる圧縮機の断続運転から生じる欠点を改良すること
ができる。
本発明は上記の知見に鑑みてなされたもので、負荷変動
ならびに冷却度の変動を抑えつつ窓ガラスの曇りを防止
することができる空調制御装置を提供することを目的と
づるものである。
第1発明は、吐出容量を変化させることで、冷凍能力と
共に動力負荷を調節可能にした圧縮機を冷凍サイクルに
採用し、空調室区画部材たとえば車室であれば窓ガラス
に接近しC温度センサを配設し、この湿度センサで検出
した湿度に応答して、上記叶出容−を変化させる機構を
作動させる手段を設けたことを特徴とする。
ここで、具体的実施例においては上記検出湿度と設定湿
度とを比較することが通常であるが、その場合設定湿度
は、外部からマニュアルで入力され可変とすることが好
ましい。窓ガラス付近の湿度と設定湿度との差を大きく
すれば、上記の冷凍能力即ち除湿能力を大きくすること
ができる。今、除湿能力が除湿負荷よりも大きい運転状
態では、車室内の湿度は低下しっづ番プ、窓ガラス付近
の測定湿度と設定湿度との差が小さくなり、このため吐
出容量は自動的に小さくなる。従って除湿能力は減少す
る。そして除湿能力と除湿負荷とが等しくなった湿度と
吐出容量で圧縮機は安定した連続運転がなされる。この
定常湿度を変動させるには、設定湿度を変化させれば良
い。又、圧縮機の容量は連続的に変化しうるちのが最も
望ましいが、多段階に変化しうるちのでも良い。
第2発明は、上記の第1発明に対して、空調室内の湿度
を検出する湿度センサと、空調室内の温度を検出する温
度センサと、空調室区画部材の表面温度を検出づる表面
温度ヒンジを設け、該湿度センサと温度センサとがらの
信号に基づいて、露点温度を求め、この露点温度と空調
室区画部材の表面温度とに応答して圧縮機吐出容」を制
御する点が異なる。
ここに、具体的実施例においては、表面温度と露点温度
との差と設定温度差とを比較することが通常であるが、
その場合設定温度差は、第1発明と同じく、マニアルで
入力され可変とすることが好ましい。表面温度と露点温
度との差は、大きい程結露し難い。そして予め設定温度
差を設けておき、この設定温度差から上記の差を減算し
た値に比例して圧縮機の吐出容量を変化させる手法が1
具体的手段として考えられる。即ち設定温度差を大きく
すれば除湿能力を太き(することができる。
そして、第1発明と同様に除湿負荷と除湿能力が等しく
なった湿度及び露点温度を維持しつつ、それに応じた吐
出容量で連続運転する。
第3発明は、第1発明に加えて、温度制御も行なうこと
に特徴がある。即ち、冷暖房負荷を測定するための各セ
ンザ群を空調室に配設し、この信号から冷暖房負荷を求
め、それに等しい冷暖房能力で空調機を運転するように
圧縮機の吐出容量及び空気加熱手段の空気加熱量を制御
するものである。
本発明によって、特別な場合には、車の窓ガラスの曇り
及び結露を防止した除湿暖房をすることができる。
第4発明は、前記第2発明に加えて、第3光明と同様に
温度制御を行なうことを特徴とする。ここに、冷暖房負
荷は、設定温度と、少なくとも空調室内の現実の温度と
の関係で決められる。詳しくは、空lI室外の温度、日
射による影響も加味される。この冷暖房負荷に応じて冷
暖房能力が決められるので、空調室は、設定温度までに
制御されることになる。又室内の温度を制御するには設
定温度を変化させれば良い。
以下、本発明の一実施例を図面により説明づる。
第1図は公知の車両用空気調和装置に本発明を適用した
例を示したものである。この空気調和装置のエア・ダク
ト10内には、切換ドア20.送風機30.エバポレー
タ40.加熱器5o及びエア・ミックス・ダンパ6oが
配置されている。切換ドア20は、エア・ダクト1oの
導入口11を開いたときは、車両の外部がらエア・ダク
ト1o内に外気を導入し、エア・ダクト1oの還流口1
2を開いたときは、車室13内の空気を17・ダクト1
0内に還流させる作用をする。
送風機30は、導入口11ヌは還流口12がらの空気を
吸引し、その回転速度に応じた流量の空気流をエバポレ
ータ40に送る。送風機3oがらの空気流は、エバポレ
ータ4o内の冷媒の蒸発により冷却されてエア・ミック
ス・ダンパ6oに送風される。
次に冷凍サイクルについて述べる。送III機3゜から
の空気流の熱を吸収して加熱されたエバポレータ40内
の冷媒は圧縮1M141に送られる。この圧縮機41は
、駆動回路47によって作動される電磁クラッチ42を
介して、内燃機関Eに作動的に連結されている。電磁ク
ラッチ42は励磁状態において内燃機関Eの動力を圧縮
機41に伝達する。この様にして駆動される圧縮eli
41は、■バボレータ40から送られた冷媒を圧縮して
高圧高温ガスとし、これを凝縮器43で冷却して液冷媒
とする。さらに、この液冷媒を、受液器44及び膨張弁
45を通して低圧低温の霧状冷媒として1バボレータ4
0に再び送る。なあ、電磁クラッチ42が非励磁状態に
あるときは、圧縮機41は内燃機関Eから遮断されてい
る。
圧縮機41はそのガス状の冷媒の叶出容聞を変化づるた
めの機構を内臓しており、46はその客間調節機構を駆
動するため駆動回路48によって作動される電磁弁であ
る。
次に空気加熱量を調整しうる機構を有する加熱手段につ
いて述べる。加熱器50は、内燃機関Eで加熱された冷
却水を熱源として、エバポレータ40から送られる冷却
空気流を温めるものである。
エア・ミックス・ダンパ60は、冷却気体と加熱気体と
を適量に混合して、所定の空調温度を有する空気流とし
て車室13内へ送る作用をする。エア・ミックス・ダン
パ60は、電気的気体作動機構61のロッド62に連結
されている。電気的気体作動機構61は大気圧あるいは
内燃機関Fからの負圧を付与されてロッド62を上動あ
るいは下動さ「、エア・ミックス・ダンパ6oの開度A
rを制御する。
上述の機構によって、エバポレータ40からの冷却空気
流の一部がエア・ミックス・ダンパ60の開度A、rに
応じて加熱器50に付与されここで加熱されて温風とな
る。一方エバポレータ40がらの冷却空気流の残余の部
分は、加熱器50をバイパスして冷風のまま流れる。そ
して、加熱器50の下流側において冷風と温風が混合さ
れて、所定の温度となって車室13内に送風される。尚
、エア・ミックス・ダンパ60はロッド62が図示上動
端にあるとき最小開度を示し、■バポレータ40からの
全冷却空気流がすべて加熱器50をバイパスしC車室1
3内に送風されるものとする。
一方、ロット62が下動端にあるとき、エア・ミックス
・ダンパ60は最大開度を示し、エバポレータ40から
の全冷却空気流が、加熱器50に付与されるものとする
。又、電気的気体作動機構61が大気圧及び内燃機関F
の負圧の両者から同時に遮断されてロッド62を停止さ
せると、エア・ミックス・ダンパ60の開度は、その時
のロッド62の停止位置に対応した値に維持される。
次に電気的制御系統について述べる。
電気制御回路7oは、各種セン1ノア1〜77を接続し
たA−D変換器79aと、瀉[設定器78及び湿度設定
器81と、それらが接続するディジタル・コンピュータ
79とを硯えている。内気温センサ71は車v13内に
配置されており、車掌13内の現実の温度]”rを検出
してこの内気温Trに対応したレベルを有するアナログ
信号を発生する。開度センサ72は、電気的気体作動機
構61のロッド62に作動的に連結されており、Oラド
62の変位との、関連において、エア・ミックス・ダン
パ60の現実の開度Arを検出し、この検出開度Arに
対応したレベルを有するアナログ信号を発生する。この
開度Arの検出には、ポテンショメータ等が使用される
。外気温センサ73は当該車両用ラジエタのフロントグ
リルに近接して配置されており、車外の空気の現実の温
度1’amを検出し、この外気f1. T amに対応
したレベルを有するアナログ信号を発生する。
水温センサ74は加熱器50の流入口に近接して配設さ
れており、内燃機関Eからの冷却水の現実の温度−「W
を検出し、この検出水ITWに対応したレベルを有する
アナログ信号を発生する。空気温センサ75はエバポレ
ータ40の空気吐出口に近接して配設されており、■バ
ポレータ40からの吐出空気流の現実の温度Teを検出
し、この検出空気温Teに対応したレベルを右づるアナ
ログ信号を発生ずる。以上の温度センサは、電気信号に
変換しつる素子なら何でも良く例えばサーミスタ等が望
ましい。日射センサ764.!車室13内の窓際に配置
されており、現実の日射吊下Sを検出してこれに対応し
たレベルを有するアナ[Jグ信号を発生する。日割セン
サはホトダイオード、光電導素子等を用いることができ
る。窓ガラス湿度セン1ノア7は車室13の窓ガラス(
窓ガラスの車室側の而)に接近して配設されており、現
実の窓ガラス付近の空気の相対湿度RHを検出し、この
相対湿度に対応したレベルを有づるアナログ信号を発生
する。湿度センサ77はセレン蒸着膜湿度センサ等の電
気抵抗式湿度センサが用いられる。
A−D変換器79aは、ディジタルコンビコータ79か
らの要求に基づいて、各センサ71〜77からのアナロ
グ信号をディジタル信号に変換し、これら各ディジタル
信号を内気g Tr、開度Ar、外気温1−am、水温
TW、空気温王e、日射量15及び窓ガラス表面湿度R
Hを表わすものとしてディジタルコンビコータ79に付
与する。
温度設定器78及び湿度設定器81は車室13内の運転
席近傍に設けられており、乗0の子vJ操作により所望
の設定温度Fset及び設定湿度Vsetを設定し、こ
れを温度設定信号及び温度設定信号として発生する。
ディジタルコンビコータ7っは、主要部か単一チップの
LSIからなるマイクロプロセツリーーを搭載したマイ
クマイクロコンビ」−夕により形成されており、このマ
イクロコンビコータ79は定電圧回路(図示しない)か
ら定電圧を受【プて作動準備完了状態におかれる。この
場合、前記定電圧回路はイグニッションスイッチ(図示
しない)の開成に応答して車載バッテリから直流電圧を
受けて前記定電圧を生じる。マイクロコンピュータ79
は、中央処理装置(以下CPUと称する)、メモリ、入
出力制W装置及びクロック回路を備えてオリ、tl’t
らcPU、メモリ(ROM、RAM)、入出力刺部装置
及びクロック回路はパスラインを介して互いに接続され
ている。マイクロコンビコータ79のメモリ(RAM)
は入出力制tia装置を通してA−D変換器79aから
の各ディジタル信号、温度設定器78からの温度設定信
号を一時的に記憶し、これら各信号をCPUに選択的に
付与する。マイクロコンビコータ79のクロック回路は
、水晶発振器79bと協働して所定周波数のクロック信
号を発生し、クロック信号に同期してCPUは所定のプ
ログラム命令を実行する。
マイクロコンピュータ7つのメモリ(ROM>内には、
以下に述べるような演算処理を実行するための所定の制
御プログラムが予め記憶されている。
次に、吐出容量を変化づる機構を内臓した圧縮機41の
具体的構成の一例について述べる。第2図において、1
00は円柱状の[〕−タ、101はロータ100に設け
たスリ11へ102内に半径方向に摺動自在に挿入され
たベーンで、第4図には2枚のみ図示しであるが、実際
(44枚等間隔に設Cプられている。103はこのベー
ン101の半径方向の往復運動を規制する円筒状のシリ
ンダ、104.105は前記[]−夕100及びベーン
101と微小空隙を介し、シリンダ103の両端を挾む
フロン1〜ザイ[〜プレート及びリアサイドプレートで
ある。そして、これらロータ100、ベーン101、シ
リンダ103及び)[1ントサイドプレート104、リ
アサイドプレーt−105で作動空間Vを形成する。ま
た、シリンダ103、フロントサイドプレート104、
リア丈イドプレート105はハウジング106.107
と共に複数のボルト108で締め付は固定される。尚ロ
ータ100は回転軸109に一体的に結合されており、
回転軸109は軸受110によってフロント1ノイドプ
レート104、リアサイドプレート105に回転支持さ
れ、電磁クラッチ42等を介して自動車エンジンからの
駆動力を受けるようになっている。
111は外気との間の密封を保つ軸封装置である。
そして、フロントサイドプレート104とハウジング1
06とによって吸入室112が形成され、冷凍サイクル
のエバポレータ40よりこの吸入室112に吸入された
冷媒は、フロントサイドプレート104に開口した吸入
ボー1−113 (第4図)により作動空間V内へ吸い
込まれるようになっている。即ち、作動空間V内には吸
入圧の冷媒が充填される(第4図(a )図示)。そし
て作動空間■に吸い込まれた冷媒は作動空間Vの容積減
少に伴って圧縮され、鰻も圧縮された状態でシリンダ1
03の吐出口114より吐出弁(図示せず)等を介して
ハウジング107内の吐出室107aへ吐出され、次い
で冷凍サイクルのコンデンサ43へ吐出される。Pはア
ンロード用ポートで、フロントサイドプレート104に
開口し作動空間Vと吸入室112とを連通している。従
って、このアンロード用ボートPが開口している状態で
は、作動空間Vがアンロード用ボートPとの連通状態か
ら離脱するまでの間は冷媒の圧縮が行なわれない。
このアンロード用ボートPの開口状態における圧縮開始
時の空間容WAv1  は、第4図(b)に示し、また
アンロード用ボートPを塞いだ状態における圧縮開始時
の空間容積V。は第4図(a)に示される。本例ではV
l がVoの30%〜50%程度となるような位置にア
ンロード用ボートPを開[]させている。
115はアンロード用ボートPを開閉する開閉弁である
。この開閉弁115の構造を具体的に説明すると、第3
図の如くポートPに勇肌する弁体115aと、この弁体
115aを開方向に所定荷唾で付勢するバネ115bと
、弁体115aを駆動するベローフラム115Cと、バ
ネ座を兼ねベローフラム115Cを案内するプレート1
15fとを備えている。尚、弁体115aはスデンレス
等高強度の材料で成形されている。そして、ベロー7ラ
ム115Cの背面側の室115dにはパイロット圧力導
入通路117が連通しており、電磁弁46の制御により
パイロット圧力、即ち吸入圧名しくは吐出圧が印加され
るようになっている。
1178はパイロット圧力導入通路117内に形成され
た絞りで、パイロット圧力が急激に室115dに印加さ
れるのを防ぐものである。一方、ベロー7ラム115C
の表面側の室115eには吸入室112の圧力が印加さ
れている。
上記したポートPと開閉弁115の組合せにより、可変
容量機構が構成されている。
ポートPの開閉弁115の駆動は電磁弁46により制御
されるようになっている。
上記電磁弁46は第5図に示すように3つの圧力口、即
ち吸入圧ノコ導入ロ46a1吐出圧力導入口46b及び
パイロット圧力導出口46cが設番ノられており、吸入
圧力導入口46aは吸入室112の圧力を、吐出圧力導
入口46bは吐出室107aの圧力をそれぞれ導入する
ようになっており、またパイロット圧力導出口46cは
開閉弁115)の弁体閉側の室、即ちパイロット室11
5dに通じている。そして、電磁弁46のパイ[1ツト
圧力導出ロ46cには、コイル46dへの通電の断続に
より磁性体製の弁体46eの位置が制御されて、吸入圧
又は吐出圧がそれぞれ選択されで加えられるようになっ
ている。
従ってパイロット圧力導出口46Cに吸入圧力が導入さ
れた時にはパイロット室115dが吸入圧力になり、そ
のため、ばね115bの設定力(゛弁体115aが開方
向に移動し開閉弁115はポートPを開口する。逆に、
パイロット斤ツノ導出[」46cに吐出圧力が導入され
た時には、同様にパイロット室115dが吐出圧力にな
るため、弁体115aはばね115bの設定力に抗して
開方向に移動し、開閉弁115はポートPを閉塞する。
なお、電磁弁46はその過熱による作動不良を防止づる
ため、圧縮機41のうち比較的低温となる部位、例えば
吸入冷媒が通過するサービスバルブ(図示せず)やフロ
ントハウジング106に接して配設されている。
上記の如く、圧縮機41は、その電磁クラッチ42の通
電連結状態において、電磁弁46の通電開弁と非通電閉
弁とにより、吐出容量を小吐出容量と最大吐出容量とで
2段階に切換えることができる。また、電磁クラッチ4
2の非通電遮断状態では圧縮機は作動しない。
このように、圧縮機41は、人容晶、小容醋、および停
止の3つの作動モードを電気信号により切換可能である
以上のように構成した本実施例において、当該車両のイ
グニッションスイッチの操作により内燃機関Eがアイド
リンク状態におかれるとともに、マイクロ」ンビュータ
79が前記定電圧回路から定電圧を受けて作動準備完了
状態におかれ、第6図に示すフローチャートに従いステ
ップ101h\ら演算処理の実行を開始する。このとき
、湿度設定器78及び湿度設定器81は、手動操作によ
り所望の温度1” setを表わす温度設定信号及び所
望の湿度V setを表わす湿度設定信号をそれぞれ発
生している。
このような状態にて、コンピュータプログラムがステッ
プ102に進むと、車室13内の現実の温度Tr及びエ
ア・ミックス・ダンパ60の現実の開度A「がそれぞれ
内気温センサ71及び開度センサ72によりアナログ信
号として検出される。
車室外の現実の温度Ta11及び内燃機関からの冷却水
の現実の温度TWは、それぞれ外気温センサ73及び水
温センサ74によりアナログ信号として検出される。エ
バポレータ40の空気吐出口付近の現実の温度Te及び
車室内の日射■TSは、それぞれ空気温センサ75及び
日mt−ンリ76によりアナログ信号として検出される
。また車室内の窓ガラス付近の湿度RHは、湿度センサ
77によリアナOグ信号として検出される。そしてこれ
ら各アナログ信号はA−D変換器79aによりディジタ
ル信号にそれぞれ変換されてマイクロコンピュータ79
のメモリ(RAM)に−・時的に記憶される。また、温
度設定器78及び湿度設定器81からの設定温度及び設
定湿度はマイクロコンピュータ79のメモリ(RAM)
に一時的に記憶される。
コンピュータプログラムがステップ103に進むとCP
Uがマイクロコンピュータ79のメモリ(RAM)から
設定温度Tset、内気1iTr 、外気温1−a−お
よび日射量TSの熱的環境条件を表わす各輪を読み出し
、またメモリ(RAM)に予め設定記憶されている定数
Cならびに8利4!!Kset。
Kr、、)(am、及びKSを読み出し、次式に基づい
C必要吹出温度TAOを計算する。
TAO=Kset −TSet −Kr −’rr−K
all−1 am−KS −TS +に こで、必要吹出温度TAOは、その時の中室の温度を設
定温度に維持する冷@房負荷に関連した量である。即ち
、その時の冷Qll負荷に等しい、冷暖房能力で車室内
を空調づるのに必要な空調装置からの吹出温度を意味す
る。
従って、この必要吹出温度TAOになるよう空調装置か
らの吹出温度を制御すれば、理想的には、外乱条件であ
る外気温Tal1及び日射量1− sの影響を受けずに
、車室内の温度Trを設定2g度に接近させて維持する
ことができる。また、空調装置の吸入空気温度をTiと
すれば、Ti −TAO−”[Dで与えられるTDがこ
の空a装置の冷房能力に比例する。尚、この必要吹出温
度丁AOの低下は逆に要求冷却度の増加を意味するもの
である。このように必要吹き出し温度TAOを算出して
自動室温制御を実施する点については、例えば特開昭5
5−77659号公報に例示されている。
次にプログラムステップ104にすづみ、ステップ10
3にて計算した必要吹出温度TAOに応じて圧縮機41
の作動モードを判定する。この判定は、要求冷却度(冷
房角荷)の増加に伴って圧縮機の吐出容重を増加するよ
うに作動モードを選択することを意味し、必要吹出温度
TAOの値を予め設定した2つの基準値と比較すること
によってなされる。ここでもし大容量モードと判定した
場合にμ直ちにステップ109へすすみ、駆動回路47
に電磁クラッチ42を通電連結させる指令信号を付与し
、同時に電磁弁駆動回路48に電磁弁16を非通電閉弁
とする指令信号を付与づる。
また小容量モードまたは停止モードと判定されたときは
、ステップ105またはステップ106にコンピュータ
プログラムをすすめ、そこで車室の窓ガラス表面の相対
湿度RHの設定湿度v setに対する差に応じて圧縮
機41の作動モードを、小容量モードまたは大容量モー
ドに格上げするか否かについて判定する。
ステップ105においては、窓ガラス表面の相対湿度R
Hの増加に伴って圧縮機の吐出容−を増加するように、
相対湿IR+1の設定湿度V setに対する差の値を
予め設定した2つの基準値と比較することで圧縮機の作
動モード(停止、小容量、大言It)を再選択する。ス
テップ106においても同様に、窓ガラス表面の相対湿
度Rl−1の増加に伴って圧縮機の吐出容量を増加Jる
ように、相対湿度RHの設定湿度v setに対づる差
の値を予め設定した1つの基準値と比較づ−ることで、
圧縮機の作動モード(小容量、大容量)を再選択する。
なお、ステップ106における比較基準値をステップ1
05のいずれかの基準値と一致させてよく、また別に定
めてもよい。
再選択の結果、停止、小容量、大容量の各モードの別に
ステップ107,108.109に14み、駆動回路4
7.48に所定の指令信号を付ちづる。ステップ107
では、電磁クラッチ駆動回路47に電磁クラッチ42を
非通電遮断とりる指令信号を付与し、またステップ10
8′C−は電磁クラッチ駆動回路47に電磁クラッチ4
2を通電連結とする指令信号をイ]与づると同時に、電
磁弁駆動回路48に電磁弁46を通電開弁さぜる指令信
号を付与する。またステップ109では前記の通り電磁
クラッチ47を連結し、かつ電磁弁46を非通電閉弁さ
せる指令信号を付与する。
かくして、ステップ104〜109の処理により、要求
681度と相対湿度とに応じて圧縮機41の作動モード
を決定するが、要求冷却度と窓ガラス表面の相対湿度と
に関連する作動モード(は次の表に表わすことができる
に記の表が示づ要点は、要求681度が大きいほど、ま
た窓ガラス表面の相対湿度が大きいほど、圧縮機の吐出
容量を増加させることである。この場合、要求冷却鳴が
小でも相対湿度が人ならば、圧縮機吐出容量を増加し、
また相対湿度が小でも要求冷却度が人ならば圧縮機吐出
容量を増加させるというように、圧縮機吐出容量を増加
させる条件を優先させる論理になっている。
従って、本装置の運転中に空調装置の冷房能力の不足を
生じることがな(、しかも窓ガラスに曇りを生じること
がない。ざらに要求冷却度および窓ガラス表面の相対湿
度が小さくなれば、それに対応して圧縮機吐出容量を減
じるため、ぞの分だ−け圧縮機を駆動、する動力負荷を
減少させることができ、エネルギー利用効率が高い。ま
た、圧縮機を大容量運転と停止との間で断続することが
ないため、機械部分の耐久性が良く、またエバポレータ
の冷却度を急変しないので、後述するエア・ミックス・
ダンパ60による吹出温度調節を応答良く行なうことが
でき、吹出温度を不用意に急変させることがない。
なお、上述した説明においでは6及していないが、ステ
ップ104,105.及び106における比較のための
基準値に対して、予めヒスフリシスを付与して作動モー
ドの頻繁な変化を防止することができる。この場合、ヒ
ステリシスの付与は、コンピュータプログラムの設ぽ1
において通常行なわれるように、1つの基準値として所
定の幅を有jる第1の値と第2の偵とを設定して1lt
5き、前回までに決定した最新のコンプレッサ作動モー
ドにより、第1の値と第2の鎮のいずれかを選択して、
比較すべき必要吹出温度゛「△0あるいは相対湿度RH
と比較することによって実現しうる。
コンピュータプログラムがステップ110にづすむと、
ステップ103で計粋した必要吹出温度[△01メモリ
(RAM)に記憶した水温丁W及び空気温Te、さらに
予めメモリ(ROM)に設定した定数丁0に基づいて、
空調器の現実の吹出空気温度を必要□吹出温度TAOに
設定するために必要なエア・ミックス・タンパ6oの開
度swが81粋される。削算式は次に表わすことがてさ
る。7SW=100x(T  Δ O−1”e   )
  、/’  (rw  −Te−10) (%〉 ここr、Toは加熱器50によって空気が加熱された場
合の熱損失を温度に換篩した値である。
即ち加熱器50を通電した空気流はT’ w −−−1
’ oの温度になるとしている。
そして、il lされた開度Swとメモリ(RAM)に
記憶したエア・ミックス・ダンパ60の現実の開度A「
とを比較し、その結果により電気的気体作動機構61が
大気圧あるいは負圧を付与されるように指令信号を付与
する。そして、エア・ミックス・ダンパ60は、上記の
計算された開度に設定される。その結果、エバポレータ
40によって冷却された空気流(温度Te)は加熱器5
0に一部分流し加熱器50によってTw −To iM
度に加熱され、残部の空気流は加熱されず温度−[eを
維持する。そして分流して加熱された空気流は加熱器5
0を通過した後に、温度Teの低温空気流と混合され温
度TAOになる。この場合にも、比較過程にヒステリシ
スを設定ゴることがてきる。
」二連したコンピュータプログラムは、くり返しC実行
され、それによってこの装置は圧縮機41の吐出容量を
要求冷81痘と車室内窓カラス付近の湿度とに応じて調
節するとともに、エア・ミックス・ダンパ60の開度を
調節することにより、車室内空気温度を設定温度に維持
さけつつ、窓ガラスの曇り及び結露を防止するように作
動する。
以上本第3発明に関する一実施例について述べた。上記
において、圧縮機の吐出容量は、3段階に可変に設定し
たが、これを多段階あるいは連続的に変化させても良い
多段階に変化させる手段としては、第4図<a >に示
すアンロード用ポートP、開閉弁115及び′これを1
1制御する電磁弁46を複数設け、電磁弁46を論理回
路によって逐次制御すれば良い。又、連続的に吐出容量
を可変にする手段としては、アンロード用ポートPに可
変絞り弁を設けてこれを制御するとか、第1実施例で示
した弁体115を連続的に移動する様に電磁弁46の作
動電流を連続的調整すれば良い。
又、第6図の104のステップを次の様に処理しても良
い。エバポレータ40に吸入される空気tm13tTi
を測定するセンサを設けて、該吸入温度Tiから必要吹
出温度TAOを減じた値即ち−r 1)=Ti−1−△
0で決定されるTDに比例して圧縮機の吐出容量を変化
させても良い。1Dは必要な冷房能ツノに比例している
からである。またこの場合にはTD≦Oのときは、圧縮
機の停止を意味し、かつl TD+に比例した能ツノで
所定温度に暖房すべきことを意味している。。
尚、本実施例は第3発明に関づるものであるが第1発明
の実施例は、第3発明の実施例によって明らかであるの
で省略した。
次に第4発明に関する一実施例について述べる。
全体の構成図を第7図に示す。第1実施例と異なる所は
、車室内に湿度センサ77aを設け、さらに窓ガラスの
表面温度を検出するガラス温センサ80を設けたことで
ある。又湿度差設定器82を一般けている。入力手段、
方法は第1実施例ど同じである。
次に本実施例に係る処理装置の処理手順を第8図に示し
た。ステップ202,203は、第1実施のステップ1
02,103と同一であるので説明を省略する。
ステップ204では、中室内の相対湿度RHと車室内温
度■’ rとから露点1”dを求めるしのである。ここ
では、飽和水蒸気圧曲線を6次の多項式に近似した。即
ち、室内温度からその温度での飽和水蒸気圧を求め、測
定した車室内の相対湿度を刺してその温度での絶対湿度
(水蒸気圧)を求め、その水蒸気圧を飽和水蒸気圧とす
る温度即ちn貞を求めた。露点Tdは、絶対湿度Xを用
いて、4 Td =−A十BX−CX  +DX  −EX  十
6 FX  −GX  で表わされる多項式近似から求めた
次にステップ205に進むが、このステップは第1実施
例のステップ104と同様である。ステップ205で小
容量モード又は停止モードと判定された時は、ステップ
206又はステップ207にコンピュータ10グラムを
すすめ、そこで露点丁dとガラス表面温度Twsに応じ
て圧縮機41の作動モードを、小容量モード又は、大容
量モードに格上げするか否かを判定する。ステップ20
6においては(Tws−Td>の値の低下に伴って圧縮
機の吐出容量を増加するように、予め設定した2つの基
準値と比較することで圧縮機の作動モード(大容量、小
官■、停止)を再選択する。また、ステップ207にお
いても同様に、(Tws−Td>の低下に伴って圧縮機
の吐出容量を増加するように、(Tws−Td>の値を
予め設定した1つの基準値と比較することで、圧縮機の
作動モード(小容量、大容量)を再選択する。この場合
、比較基準値は正の小さな値でよい(0では結露が発生
するため、Hの小さな値でよい。)なお、ステップ20
7における比較基準値はステップ206のいづれかの基
準値と一致させても別に定めてもよい。
再選択の結果、ステップ208,209,210にすす
み、駆動回路47.48に所定の指令信号を付与する。
ステップ208,209,210はそれぞれ第1の実施
例のステップ107,108.109と同一である。
以上の露点(Td)と窓ガラス表面温IJ1(1°WS
)とから圧縮機の田出容−を変化させる処理は、設定温
度差をTsoとすれば、TL=Tso −(TWS−1
−d)で求められる丁りに比□例して吐出容量を変化さ
せていることに他ならない。即ち、窓ガラス表面温度と
露点との差が常に一定の差以下になる様に除湿しようと
するものである。そして、ぞの時の除湿負荷に応じた除
湿能力で除湿を行ない、結露を生じない安定した湿度に
保持しようとプるものである。尚、設定温度差−1−s
oは温度差設定器82から入力された可変の値である。
Tsoを大きくすれば、除湿能力を大きくすることがで
きる。
以上第4発明に係る実施例を説明したが、第2発明に係
る実施例は上記実施例から明らかであるので省略する。
尚、前記両実施例において、電気制御回路70において
マイクロコンピュータ79がそのプログラム処理によっ
て実行する内容の一部または全部をアナログ回路によっ
て実行させることも可能である。たとえば、先に表とし
て示したコンプレッサの作動モードとその決定条件との
関係は、内気温と設定温とに応答する増幅回路、湿度に
応答する増幅回路、これら増幅回路の出力信号を所定の
スレッショルド値と比較する複数の比較回路、および複
数の比較出力の論理をとる論理回路の組合せによっても
実現することができる。
以上要するに、本発明は、空調室区画部材の表面に結露
が生じることを防止する観点から及び空調室内の温度を
適温に保持する観点から、その時の除湿負荷及び冷暖房
能力に整合した除湿能ノコ及び冷暖房能力で空調装置を
運転覆る様にしたものである。そのために、圧縮機の吐
出容量を変化しつる機構を設け、除湿負荷、冷暖房負荷
に比例して吐出容量を制御する処理装置を設けた。
そして上記の処理装置は、除湿負荷として、空調室区画
部材表面近くの湿度と設定湿度との差を考慮し、又は、
表面温度と露点との関係を考慮している。
さらに上記の処理装置は、温度制御の観点から、適正な
除湿作用をした後に冷暖房負荷に整合した吹出し空気温
を得る様に、圧縮機の吐出容量を変化させかつ加熱手段
を設は加熱制御づる機能を有している。
本発明は上記の構成をとっているため、圧縮機の人容繰
運転と停止による制御から生じる欠点が改良される。即
ち、第1に駆動源の負部変動を少なくできるので内燃機
関等に与える影響が小さい。
第2に圧縮機の耐久性を向上づることができる。
第3にエネルギー効率が良くなる。第4にエバポレータ
出口の急激な温度変化を防止できるので温度制御が容易
である。第5に滑らかな温度及び湿度制御ができるとい
う効果を有する。
また、本願の第3及び第4の発明においては、―J変容
量圧縮機と加熱聞調節機構とを共通の要求冷却度信号を
用いて制御するようにしたことにより、温湿麿制御を行
なう上でセンサおよび電気回路部分の構成を簡易化でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の全体構成図、第2図は圧縮機の断
面図、第3図は11縮機の可変容量機構の開閉弁を示す
断面図、第4図(a>、(b)は圧縮機の作動を示す説
明図、第5図は圧縮機の可変容量機構の電磁弁を示す断
面図、第6図はマイクロコンビ−1−夕の制御プログラ
ムを示すフ[]−チャート、第7図は、第2実施例の全
体構成図、第8図は第2実施例の制御プ[Jグラムを示
すフローチャートである。 10・・・エア・ダクト、40・・・■バポレータ、4
1・・・圧縮機、   42・・・電磁クラッチ、46
・・・電磁弁、  47.48・・・駆動回路、50・
・・ヒータ、 60・・・エア:ミックス・ダンパ(加熱量調節機構)
、61・・・電気的気体作動機構、70・・・電気制御
回路、71・・・内気温センサ、77.77a・・・湿
度センサ 78・・・温度設定器 79・・・マイクロコンピュータ、115・・・開閉弁
、特許出願人 日本電装株式合着 代理人 弁理上  大 川  宏 弁理士  藤 谷  修 弁理士  丸 山 明 夫 1014 第4図 (b) 第5図 15d

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)吐出容量を変化しうる機構を具備した圧縮機、お
    よび空調室に送風される空調空気を冷却するエバポレー
    タを有する冷凍サイクルと、前記空調室を区画する部材
    に接近して配設された湿度センサと、該湿度センサから
    の検出信号を入力し、これに応答する処理装置とから成
    る空調制御装置であって、 前記処理装置は、前記湿度センサによって検出された湿
    度に応答して前記圧縮機の吐出容−を変化させる機能を
    有する装置である空調制御]装置。 く2)吐出容量を変化しつる機構を具備したII縮機、
    および空調室に送風される空調空気を冷却するエバポレ
    ータを有する冷凍サイクルと、前記空調室内の湿度を検
    出する湿度センサと、前記空調室内の温度を検出する温
    度センサと、前記空調室区画部材の表面温度を検出する
    表面温度センサと、これらのセンサからの検出信号を入
    力しこれらの信号に応答する処理装置とから成る空調制
    御装置であって、 前記処理装置は、前記湿度センサから検出された空調室
    内湿度及び前記温度センサから検出された空調室内温度
    から露点温度を求め、この露点温度と前記表面温度セン
    サから検出された表面温度とに応答して前記圧縮機の吐
    出容量を変化させる機能を有する装置である空調側m装
    置。 (3)吐出容量を変化しうる機構を具備した圧縮機、お
    よび空調室に送風される空調空気を冷却するエバポレー
    タを有する冷凍サイクルと、前記冷凍サイクルσエバポ
    レータ下流の送風路に配設され空気加熱量の調整機能を
    有する加熱手段と、前記空調室を区画する部材に接近し
    て配設された湿度センサと、空調室の冷暖房負荷を求め
    るためのセンサ群と、前記各センサからの検出信号を入
    力し、これらの信号に応答する処理装置とから成る空調
    制御装置であって、 前記処理装置は、前記湿度セン1ノによって検出された
    湿度に応答して前記圧縮機の射出合口を変化させると共
    に、前記の空調室の冷暖房負荷を求めるためのセンサ群
    によって検出された偵から冷暖房負荷を求め、該冷暖房
    負荷に整合した冷暖房能力で空調する様に、前記圧縮機
    の吐出容量及び前記加熱手段の空気加熱量を調整する機
    能を有づる装置である空調制御装置。 (4)吐出容量を変化しうる機構を具備した圧縮機、お
    よび空a室に送風される空調空気を冷却するエバポレー
    タを有する冷凍サイクルと、前記冷凍サイクルのエバポ
    レータ下流の送風路に配設され空気加熱量の調整機能を
    有する加熱手段と、前記空調室内の湿度を検出する湿度
    ヒンυと、前記空調室内の濃度を検出する温度センサと
    、前記空調室区画部材の表面温度を検出する表面温度セ
    ンサと、空調室の冷暖房負荷を求めるためのセンサ群と
    、前記各センサからの検出倍量を入力し、これらの信号
    に応答する処理装置とからなる空調制御装置であって、 前記処理装置は、前記湿度センサから検出された空調室
    内湿度及び前記温度センサから検出された空調室内湿度
    から露点温度を求め、この露点温度と前記表面温度セン
    サから検出された表面温度とに応答して前記圧縮機の吐
    出容量を変化させると共に、前記の空調室の冷暖房負荷
    を求めるためのセンサ群によって検出された値から冷暖
    房負荷を求め、該冷暖房負荷に整合した冷暖房能力で空
    調する様に、前記圧縮機の吐出容量及び前記加熱手段の
    空気加熱量を調整する機能を有づる装置である空調制御
    装置。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60189625A (ja) * 1984-03-07 1985-09-27 Diesel Kiki Co Ltd 自動車用空調装置のコンプレツサ制御装置
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KR100674132B1 (ko) 2004-02-12 2007-01-26 산요덴키가부시키가이샤 공기조화장치

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