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JPS58170495A - アプラマイシンおよびオキシアプラマイシンの製造法 - Google Patents

アプラマイシンおよびオキシアプラマイシンの製造法

Info

Publication number
JPS58170495A
JPS58170495A JP5466482A JP5466482A JPS58170495A JP S58170495 A JPS58170495 A JP S58170495A JP 5466482 A JP5466482 A JP 5466482A JP 5466482 A JP5466482 A JP 5466482A JP S58170495 A JPS58170495 A JP S58170495A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strain
culture
oxyapramycin
line
medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5466482A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Sakakibara
秀夫 榊原
Naoki Muto
武藤 直紀
Masashi Awata
粟田 正志
Shuzo Satoi
里井 秀三
Masaki Takada
正樹 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Jozo KK
Original Assignee
Toyo Jozo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Jozo KK filed Critical Toyo Jozo KK
Priority to JP5466482A priority Critical patent/JPS58170495A/ja
Publication of JPS58170495A publication Critical patent/JPS58170495A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアブラマイシン(Apramycin )およ
びオギ7アグラマイ7ノ(Oxyapramycin)
の製造法に関する。
ネブラマイ7 :y (Nebramycin)複合体
はストレプトマイセス・テネプラリウス(Strept
omyceslcnchrarius ) A T C
C17920の産生する8つのアミノ糖抗生物質成分、
即ちネブラマイシン因f’l、  I、  Il、 I
II、 fV、 V、 Vlおよび■をもつ公知の抗生
物貨であり、その製造法についてはA旧−i’m1cr
obial  Agents  and  Chemo
therapy、  1967゜314〜348.米国
特許第3691279号に記載さ才)ており、ストレフ
”トマイセス・テネフ゛ラリウスN RR,1,381
6、ストレプトマイセスーテネプラリウスATCC17
920の突然変異株によりネプラマイ/ン因子■および
■を産生されることが米国特許第3853709号に発
表さ・れている。
ネブラマイシン因子■は現在アブラマインンと名付けら
れているが、その化学構造はAnnuallLcpnr
t  in Medicinal Chemistry
、 9.99 (1974)、J、Org、Chcm、
、 41 (12)、 2087〜2092 (197
6)に報告されていて、種々の動植物の病気の治療の抗
菌剤として有用であると記載されている(米国特許第3
691279号、米国特許第3853709号、米国特
許第3876767号)。またアブラマイン/はストレ
プトアロティクスeヒンダスタヌス(Slr−epto
alloteicus hindustanus) A
 T CC:d 1217 。
31218および312・19°によっても産生される
ことが特開昭58−20491号およびJ、 Ant 
1biot ics 。
31.497〜510(1978)に報告されている。
ネブラマイシ/因子■は覗在オキシアプラマイノンと名
付けられているが、その化学構造はJ。
Org、 Chem、 、 43 (7)、 1430
〜1434 (1978)などに報告されていて、前述
の米国特許第3853709号の他に、米国特許第89
62427号にその製造法が発表されている。
本発明者らは、レア・アクチノマイセテス科に分類され
る放線菌を純粋に分離し、その分離菌株についてアミン
糖抗生物質の検索を続けた結果、東京部下大島町の畑土
壌よi4離した放線菌AC2580株がアブラマイシン
およびオキシアプラマイゾンを産生ずることを見い出し
た。この菌株の分類学トの位置について明らかにすべく
同定した結果、本菌株はツソカロポリスポラ属に属する
微生物であると同定したつ本発明は、上記の知見に基い
て完成されたものである。
本発明は、サツカロポリスポラ属に属するアブおよび/
捷たはオキンアブラマイシンを蓄積せしめ、該培養物か
らアブラマイ/ンおよび/またはAキ/アノ°ラマイン
ンを採取することを特徴とするfゾラマインンおよび/
またはオキ/アグラマイ/ンの製造法であって、その目
的とするところVl、−アプラマイ/ンおよびオキシア
プラマイ/ンを産生することが知られていないヤノカロ
ポリスボラ楓に属する微生物によるアブラマイシンおよ
びオギ/γブラマイノンの新規な製造法を提供すること
による。
“fゾラマインジおよび/またはオキシアプラマイ7/
生産菌(り1本抗生物質生産菌と称する)&、LX’J
ノカロボリスポラ属に属するが、例えば本発明者らが分
離したヤッカロボリスポラ楓に属するAC2580株は
、本発明に、最も有効に使用される菌株の一例であって
、本菌株の菌学的性質を示すと次の通りである。
a形態的特徴 AC2580株は、スダーチ・無機塩寒天培地(ISP
培地4 ) (Inter、 J、 System、 
Bacleriol、 、16゜313〜340(19
66))上で37℃、lO〜14日間培養後、観察した
所見は次の通りである、基土菌糸は曲線状で、分枝を伴
って伸長]2、菌糸の部分により、あるいは培養後期に
は分断を生じ、直径04〜06μであり、胞子は着生し
ない。
基土菌糸より生じた気菌糸は曲線または直線状で単純分
枝を伴って伸長し、直径は05〜07μであり、その先
端は通常ループ状またはゆるく2〜8回巻いた螺旋を形
成し、中には曲線状または直線状のものもある。気菌糸
は分節してビ ズ鎖様に通常10個以上の多数連鎖した
胞子を形成し、し、ばしば胞子と胞子の間は空の菌糸部
分により仕切られている。
胞rは卵形または短円筒形で、大きさは05〜0、7 
x 0.7〜13μであり、その表面は直線状または曲
線状の長い毛様物質が房状に多数生えた殻で穆われでい
る。
基土菌糸や気菌糸に胞子のう、菌核または鞭毛胞子を形
成しない。
[)次の各培地における生育状態 各培地上で37℃、14日間培養後、観察した所見は第
1表の通りである。色の表示はCo1or11旧mon
y Manual第4版1958年(Containe
r(1orporation of America)
による色の分類に従った。
((′にの各生理的性質 (1)を除き、培養は37℃で行った ■ 生育温度範囲(ISP培地培地上2上24〜50 
”(:で1生育するが、至適温度は80〜45℃である
■)ゼラチンの液化(グルコース・ペプトンゼラーf/
培地ヒ);陽性 a) スターチの加水分解(ISP培地培地上4上陽性 (0脱脂牛乳の凝固、ペプトン化;凝固:陰性、ペプト
ン化8陽性 6)メラニン様色素の生成(ISP培kA6および7ヒ
);陰性 (0511T化水素の生成(ISP培地培地上6上い、
酢酸鉛含有p紙で試験);陽性 0゛〕  硝酸塩の還元;陽性(J、 Bacteri
ol、、78 。
15〜27(1957)に従った〕 (印 酸素の要求性;好気性 (51)  リゾチームに対する耐性度;感受性IJn
ter。
J、 System、Bacteriol、、  27
 、176〜178(1977)に従った〕 ω 塩化ナトリウムに対する耐性#(基礎培地:1sp
培地42);0〜14チで生育、15チリ1゜では生育
(7ない。
■ 抗生物質に対する耐性塵 J、Antibiotics、3’2 、 180〜1
86 (1979)の方法に従って、各抗生物質に対す
る生育最少1u+止濃度(MIC)は第2表の通りでを
る。
第2表 抗生物質名         M I C(try/m
l)カナマインン         〉100ゲンタマ
イ/ン        〉100パロモマイ/ン   
       50ストレプトマイシン       
 25ネオマイノン           100トブ
ラマイシン        )100リフアンピンン 
       〈 1z50イコマイシンA、、1  
     >to。
■ 各種物質の分解能 T、 R,G、Grayら編; Ecology of
  5oilhatlt1 ri  11. 293〜
’+21.  Liverpool   Univer
si ty ’Press、 Liverpool、 
1967、J、Gen。
Microbiol、、、69.88〜80 (197
1)およびJ、(ien、Microbiol、、 8
8 、75〜85(1975)の方法に従って、各種物
質に対する分解能を測定した結果は第3表の通りである
第3表(十;陽性、−;陰性) チロ7ン   ; + ケラチン   ; −カゼイ/
   ; 十 尿素     ; +キャ/ザン  ;
 十 エラスチン  ; +ヒポギザ/ナノ; 」−キ
シラン   ; −fアニン   ; + セルロース
  : −エスクリン  ; +・ (1;次の各炭素源の同化性 (1)糖類1基礎培地;ISP培地49.+;陽性。
±;疑しい、−;陰性〕 l、−°γラビノース;士 トレハロース  ;+l)
−ソルビトール;+ シュクロース  ;+1) ノj
ラクトース;→ L−ソルボース ;+1) グルコー
ス ;十 D−ソルビトール;+グリセリン   ;+
 ズルントール  ;−1−イノシトール;+ キノロ
ース   ;ID−マンノース ;+ サリシン   
 ;+D−マンニトール;+ セロビオース  ;1メ
レジトース  ;−スターチ    ;+メリビオース
  ;−アドニトール  ;Fβ−ラ り ト − ス
   ; 十   エ リ ス リ ト − ル   
;)マルトース   ;+ α−D−メチルグラフィノ
ース  ;+ リコ/ド    ;←L ラムノース 
;+ セルロース   ;−D−リボース  ;+ (11)有機酸(J、 Bacteriol、  78
 、 15〜27(1957)に従った。+;陽性、−
;陰性1酢酸ナトリウム      ;+ プロピオン酸ナトリウム  ;十 酪酸ナトリウム      ;+ クエン酸ナトリウム    ;+ フマル酸ナトリウム    ;4 リンゴ酸ナトリウム    ;+ コハク酸ナトリウム    ;+ 的イi酸 す ト リ ウ ム           
    ; +じルビ/酸ナトリウム    ;ト 安息香酸ナトリウム     ;− ノ′ジビ/酸         ;十 七バ/ン酸         ;+ (・、染色性 グラノ、染色は陽性で、抗酸性染色は陰性である。
f菌体組成 (D H,Bcckc rらの方法(Appl、 Mi
crobiol、 。
12.421〜423 (1964))により分析した
ジアミノピメリン酸はメゾ型が検出された。
また、Lcchevalierの方法(J、 Lab、
 CI in。
Mcd、、71.934〜944(1968))により
分析(た糖はアラビノースとガラクトースが検出された
、 (tり)1. Mnrdarskaらの方法(J、 G
en、 Microbiol、。
’11.TT〜86 (1972))による脂質の分析
t(おいて、脂質L CN −Aは検出されず、またり
E、 Minnikinらの方法(J、Gen、Mic
robiol、。
影8,200〜204(1975))による分析におい
て、ノカルドミコール酸またはミコール酸は検出されな
かった。
以上の菌学的性質から、AC2580株の特徴的性状を
まとめると、 1)形態において、分断性のある基土菌糸より生じた気
菌糸にゆるく巻いた螺旋状および直線状または曲線状の
胞子連鎖を形成し、胞子は長い毛様物質の生えた殻に徨
われでおり、 2)菌体分析において、メゾ−ジアミノピメリン酸、ア
ラビノースおよびガラクトースが検出され、脂質L C
N −A 、ノカルドミコール酸およびミコール酸は検
出されず、 3)染7色性において、ダラム染色は陽性、抗酸性染色
は陰性であり、 4)好気性である。
これらの特徴的性状をもとに、AC2580株の分類学
的位置を同定すべく、種々の文献より検索したところ、
サツカロポリスボラ属(Sa cc ha ro −p
olyspora Lacey & Goodfell
ow) (J、 0(In。
Microbiol、、 88 、75〜85 (19
751)に1會め°Cよく一致したので、AC’23g
0株はす%力1」ポリスボラ属1こ属するものと同定し
、サッカ「Jポリスボラ11スビシーズ(5accha
ropolysporasp、)AC23gOと称する
ことtこした〇本菌株はT業i々術院微生物工業枝術研
究所に寄+lL番ジノ、機工@菌寄第乙23り号(Fg
RM  P−6239)として寄託されている。
Cバーまでtこ、アブラマイシン生産菌としては、スル
ブトマイセス・テネブラリウスお工びスルプ1アロティ
クス・ヒンダスタヌスが知られており、fたオキシアブ
ラマイシン生産菌としては、ストレプトマイセス・テ不
ブラリウスが知られている。
そこで、AC2SgO株とアブラマイシン生産1貞とし
て公知の菌株であるストレプトマイセステ不フ゛ラリウ
スおよびストレプトアロティクスeヒ/ダスタヌスとの
比較を試みた。
マr1  ストレプトマイセス・テネブラリクスの菌学
的1〆1質に関する記ulc Antlrnicrob
ial  Agentsand Chemothera
py、  / 967.3217〜33/ 〕ならびに
ストレプトマイセス自テネブラリウスATCC/97:
20 (以下単にATCC/[7コ0と称する)を用い
ての観察結果およびストレプトアロティクスφヒンダス
タヌスの菌学的性質に関する記載(J、 Antibi
otics 、 LL、 II 97〜510 (/り
7g)、特開面33−2017り/号〕ならびtこスト
レプトアロティクス・ヒンダスタヌスATCC3/2/
7 (以下単1こfi、TCC3/2/7と称する)f
用いての観察結果と水AC23ざ0株との菌学的性質の
比較を第tlPおよび第5表eこホす0 第3 ThXI  炭素源の同化性の比較十;利用する
。 ±;利用性が疑わしい一;利用しない ストレプトマイセス・テネプラリウスとAC23gO株
とは気菌糸状の胞子連8Jeこ螺旋を形成して類似して
いる0しかしながら、 (1)  ストレプトマイセス・テネブラリウスは気菌
糸1こ特徴的な構造、即ち菌核やクラスターを形成する
のに対し、AC23gO株は前項すの各培地における生
育状態で示した全ての培地上でのm%では、このような
構造が観察さねなかったこと、(2)ストレフトマイセ
ス・テネプラリウスの胞ト表面が平滑であるのVこ対し
、AC23gO株は長い毛様構造を有すること、 (5)  ストレプトマイセスeテネブラリウスの気菌
糸の色は黄色ないし黄褐色を呈するのtこ対し、Ac、
:zsgo株は白色であること、 (4)  ストレプトマイセス・テネブラリウスの町浴
f1色素は赤色系で、0.0’ 3 N塩酸添カロ1こ
より黄色ニt 化−rるtn +コア1L−1AC23
gO株)、を黄色[い(夕(會は色であり、0.03N
塩酸または0.0!;N’−NaOI(を添加しても変
化が認められないこと、(5)  ストレフトマイセス
・テネプラリウスの気菌糸の形成は螢光tこより形成阻
害を受けるのtこ対し、AC;15g0株では気菌糸形
成阻害は認められないこと、            
     、−(6)  前ge t tコ記4dt 
ノ方法4コL 4)、ATCC/97認0の菌体組成の
分析ではメゾ−ジアミノピメリン酸、ガラクトースおよ
びマンノースがMlれるり、7)に郊IL%AC23g
O株はメゾージアミノビメリ/酸、ガラクトースおよび
アラビノースが検出されており、マンノースとアラビノ
、−スの存否において相違が認められること、 (71+ii+ 記C■c ie 載)方法tコL Q
、ATCC/9720のリゾチーム1こ対する耐性度を
調べたところll1lj性であるのeこ対し、k’(#
3KO株は感受性であること、 (8)  基礎jLjtj(ISP培地A2)Ill−
オけるATCC/り7−0の地化す) IIウム1こ対
する耐fトを調べたところ、塩化ナトリウム7%1で生
育(1、g以 %発止では生育しなかったのtこ幻し、AC23gO株
は/グ%1で生育し、75%以上では生育しないこと、 (9)  ストレプトマイセス°・テネブラリウスはI
IRl1m牛乳を凝固するσ)?こ対し2、AC2!;
ざ0蛛は凝固しないこと(、 (10)  炭素源の利用性において、ラフィノースお
↓びL−ラムノースは明瞭な差異が認められること、以
上示した品性状が明らかtこ相違することをこ工1)、
AC23gOaとストレプトマイセス・テ不ブラリウス
とは分類学上区別されるべきものである0 また\ストレブトアロテイクスーヒンダスタヌスとAC
23gO株とは、気菌糸上の胞子連鎖に螺旋を形成し、
基土菌糸が黄色系で、メラニン様色素を生成せず、生育
温度が耐熱性であることなトりこおいて類似している。
しかしながら、 (リ  ストレプトアロティクス・ヒンダスタヌスは気
亀糸tこ一核やクラスターを形成【1、さらには、胞子
のうを形成して、その中(鞭毛を有する胞子のう胞子(
鞭毛胞子)を含有するのに対し、−母エキス・麦芽エキ
ス寒天培地およびグリセリン・アスパラギン寒天培地上
、2g℃で3〜4I週間培養および前項す各培地におけ
る生育状態で示した全ての培地上で37℃、2〜q週間
培養稜の観察−こおいても、一核、クラスター、胞子の
うおよびq礒U&子はIIM察されないこと、 (2)  ストレプトアロティクス・ヒンダスタヌスの
胞子表面は平滑であるのに対し、AC23IO株は長い
毛様構造を有すること、 (5)  ストレプトアロティクス・ヒンダスタヌスは
気前糸形成が豊富であるのに対し、 Ac、2j、rO
しベージュ色を呈するのに対し、kc231rO株のそ
れは白色であること。
(S)  Xトレプトアロティクス会ヒンダスタヌスは
基土−糸に球状体を形成するのtこ対し、AC23ざ0
株では観察されないこと、 (6)  ストレプトアロティクス・ヒンダスタヌスは
基土菌糸に分断性がないのに対し、AC,2350株で
は分断性を有すること、 (7)  前記fに記載の方゛法kzす、ATCC3/
2/7の―体組成の分析ではメゾ−ジアミノピメリン酸
、ガラクトースおよびマンノースが検出されるのに対し
%AC2310株はメゾ−ジアミノピメリン酸、ガラク
トースおよびアラビノースが検出されており、マンノー
スとアラビノースの存否において相違が認められること
、 (8)  前記C■に記載ノ方法CZす、ATCCJ/
コ/7のリゾチームに対する耐性度を調べたところ、耐
性であるのに対し、AC23IO株は感受性であること
、 (9)  基礎培地(ISP培地、%2)におけるAT
CC3/2/7の塩化す、トリウムに対する耐性tdべ
几ところ、塩化ナトリウムSIsまで生育し、6嘔以上
では生育しなかつ九のに対し、AC2580株は14−
まで生育し、15Is以上で祉生じ、AC2580株は
凝固しないこと、aσ 炭素源の利用性において、イノ
シトール、D −マンニトール、ラフィノース、L−5
ムノース、1)−ソルビトールおよびD−キシロースに
明瞭な差異が認められること、 以上に示した諸性状が明らかに相違することに上り、A
C2580株とストレプトアロティクス・ヒンダスタヌ
スとは分類学上区別されるべきものである。
以に、本抗生物質生産菌について説明したが、放[1の
一般的性状として蘭学上の性質は極めて変異し易く、一
定したものではなく、自然的にあるいけ通常行われる紫
外線照射、放射線照射または変異誘導剤を用いる人工的
変異手段により変異゛することけ周知の事実であり、こ
のような人工的変異株は勿論、自然変異株も含め、サツ
カロポリスポラ属に属し、アブラマイシンおよび/また
はオキシアプラマイシンを生産する能力を有する一株は
すべて本発明に使用することができる。
本発明においては、先ずサツカロポリスボラ楓に属する
本抗生物質生産菌が適当な培地に培養される。本菌の培
養においてれ通常放線菌の培養法が一般に用いられる。
培地としては微生物が同化し得る炭素源、消化し得る窒
素源、さらには、必要に応じ、無機塩などを含有させた
栄養培地が使用されるう同化し得る炭素源としては、グ
ルJ −ス、フラクトース、ガラクトース、フンノース
、グリセリン、糖蜜、澱粉、デキストリン、コー/・キ
ス、乾燥酵母、大豆粉、コーン・スチープ・り一カー、
綿実粕、カゼイン、大豆蛋白分解物、アミノ酸、尿素な
どの有機窒素源、硝酸塩、アンモニウム塩などの無機窒
素化合物が単独または組合せて用いられる。その他、必
要に応じ、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、
マグネシウム塩、リン酸塩などの無機塩類が添加される
。さらに、培地には、必要に応じて、本抗生物質生産菌
や、1′ゲラマイ/ノおよび/またはオキ7アプラマイ
ン;−(1=) )本初生物質と称する)の生産を促進
する微−栄養−t、発育促進物質、前駆物質を適当に添
加し、てもよい。
培養は通常振とう捷たは通気攪拌培養などの好気的条件
Fで行うのがよい、工業的には深部通気攪拌培養が好ま
しい。培地のpHはや\酸性ないl中性附近で培養を行
うのが好ましい。培養温度は通常30〜45℃付近に保
つのがよい。培養時1111は静体培養の場合、通常2
〜5日培養を行うと本抗生物質が生成、蓄積される−好
ましくは培養物中の本抗生物質の蓄積量が最大に達した
ときに+7< 1を終了すればよい。これらの培地組成
、培地の液性、培養温度、攪拌速度、通気量などの培養
条件t、1使用する菌株の種類や外部の条件などに応じ
−4好ましい結果が得られるように適宜調節、選択さt
Iることは言うまでもない。液体培養におい−C発泡が
あるときは、シリコン油、植物油、界面活性剤などの消
泡剤を適宜使用される。
このようにして得られた培養物中に蓄積された本抗生物
質は主として培養F液中に含有されるので、培養物を涙
過補助剤、例えばセライト、パーライト、ハイ、フロー
スーベーセルなどを加えて0i過するか、または遠心分
離して培養F液と菌体とに分離し、その培養F液から本
抗生物質を採取するのが有利である。
培養F液から本抗生物質を分離、精製するためには、ア
ミノ糖抗生物質を分離する技術の分野で知られた種々の
方法で行い得る。例えば陽イA/交換樹脂または他の固
体吸着剤を用いるクロマトグラフィーのような方法によ
って培養液から分離できる。好捷しくけ、培養F液をp
H7に調節し、アンバーライトI RC−50、CG−
50などの弱酸性陽イオン交換樹脂、最も好捷しくけア
ンモニウム型を用いるクロマトグラフィーによる方法あ
るいはCM−セルロースなどのイオン交換セ/10−ス
、CM−セファデックスなどのイオン交換セファデック
スなどを用いるクロマトグラフィーによる方法である。
次いで吸着された本抗生物質を弱塩基の溶出剤、例えば
希薄な水酸化アンモニウムl@計で、必要に応じその濃
度を順序変えて、溶出すtlばよい。このようにして得
られた溶出液を同一成分を含むフラク/ヨンを合せ、濃
縮または凍結乾燥して各々アプラマインンおよびオキシ
fゾラーフイ7/を得ることができる。
さらに、精製を必要とする場合には、 N上記のクロマ
トグラフィーを繰り返し行うことによね分離、精製でき
る。
次に実施例を挙げて本発明の方法を具体的に説明するが
、これにより本発明を限定するものではない。
実施例 5110m/’容三角フラスコにグルコース1チ、デキ
ストリフ1%、カゼイン分解物(15%、酵母エキス0
5%、炭酸カル/ラム01チを含む液体培地(+3 I
f ? O) 100m/を分注し、120℃で20分
間殺菌した後、各培地10本にづソヵロポリスポラ・ス
ビーノーズAC2180の斜面寒天培地よりの−白金耳
を接種し、30℃で72時間攪拌培養した。。
得られた種培養物を上記と同一組成の培地201を仕込
んだ301容ジャーファーメンタ−に移植し、30℃で
47時間、攪拌速度25Or、p、m。。
通気量151/分の通気条件下で通気攪拌培養した。
2501容醗酵タンクにグルコースα2チ、グリセリン
4チ、可溶性デンプン02%、ペプトン05チ、大豆粉
05%、エビオス05%、食塩05%、炭酸カル/ラム
02チを含む液体培地1pH?o)200m/!を仕込
み、加熱殺菌した後、上記培養物101を移植し、30
℃で120時間、攪拌速度110r、 pom、 、通
気量10017分の通気条件下で通気攪拌培養して培養
物1901を得た。これにバーライ)5kgを加えて濾
過し、得られた培養F液をアンバーライトJRC−50
(ローム・アンド・ハース社製)(アンモニウム型)1
01のカラ1、にチャーニジし、水洗した後、2Nアン
モニア水201で溶出した。全溶出液を100m/まで
減圧濃縮した。次いで、この濃縮液を6N硫酸でI) 
I−1? 0にAh”b L 、CM−セファデックス
C−25(ファルマ/−γ・ファイン・ケミカル社製)
(アンモニア水、型)500mCのカラムにチャージし
た。水洗した後、・0から008Nの直線型濃度勾配に
よるアンモニア水61で溶出し、溶出液は20 mlづ
つ分画した3、各分画はクロロホルム−メタノール−1
4$fノ七ニア水(1:2:1)を展開溶媒とする/す
力ゲル薄層クロマトグラフィーにより追跡し、ご/ヒド
リ7発色により目的物を確認した。194〜206両分
がオキシアブラマイ7ノのみを含有し219〜242両
分がアクラマイノンのみを含有17た。こ第1らの自分
を各々集めて減圧濃縮し、次いで凍結乾燥してオキゾア
プラマイシン1,82、アプラマイ/ンa7fを得た。
fノラマインン 性状;白色粉末 融点 245°C(分解) lαば 1162°(C=1.水) 11v;エンド MW (F T)mass ) ; 539分子式: 
C21H4+ Ns 0n TLC; nfA=(132、Rf、=Q22担体; 展開溶媒; A;クロロホルム−メタノール−28チア/モニア水(
2’l:2) B;クロロホルム−メタノール−14%−f/モニア水
(1:2:1) オキ/アグラマイ7ノ 性状;白色粉末 融点;)265℃(分解) 〔αバ+170’((’=l、水) U■;エンド MW (P Dmass ) ; 555分子式: C
21H41H5012 TLC’; RfA =(1:31、RfB =Qxt
;上記の性状、さらにIR,NMFLなどにより文献記
載のアブラマインン〔J、Org、Chem、、 41
(12)、2087〜2092 (1976))および
オキンアブラマイ/ン(J、 Org、 Chem。、
48(7)。
1430〜1434(1978)1のそれと一致した。
特許出願人 東洋醸造株式会社 代表者伊東富士馬 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 /、 事件の表示 昭和57年特許願第416乙グ号 コ 発明の名称 アブラマイシンおよびオキンアプラマイシンの製造法 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 静岡県田方郡大仁町三福632の/≠ 補正命令
の日付 自  発 よ 補正の対象 明細書の特許請求の範囲の欄および発明の(2)発明の
詳細な説明の欄 明細書第2頁第g行の「抗生物置」を「抗生物質」と訂
正する。
明細書第3頁第1S行の[レア・アクチノマイセテス科
」を「レア・アクチノマイセテス類」と訂正する。
明細書第3頁第1g行〜79行、同第5頁第2行、乙行
、同第11頁第3行、/乙行、同第75頁第1行、+行
、/4Z行、同第1乙頁第7行、同第17頁表、同第1
り頁表、同第20頁第1イ[、//行、73行、/り行
、同第27頁第2行、7行、72行、1g行、同第22
頁第3行、7行、72行、/乙行、同第23頁第72行
、/S行、/g行、同第、211頁第1行、1行、り行
、75行、20行、同第2S頁第グ行、70行、同第2
9頁第1S行の「Acxsgo株」を「A e 23ざ
0株」と訂正する。
明細書第3頁第1行〜第り行の[観察1こおいても、菌
核、」を1観察においても、Ac、25go株(こは菌
核、」と訂正する。
明細書第26頁第1乙行の「綿実粕、」を「綿実粉、」
と訂正する。
! 特許請求の範囲 (1)サツカロポリスボラ属tこ属するアブラマインン
および/またはオキシアプラマイシン生産菌を培地シこ
培養して培養物中にアブラマイシンおよび/またはオキ
シアプラマイシンを蓄積せしめ、該培養物からアブラマ
イシンおよび/またはオキシアプラマイシンを採取する
ことを特徴とするアブラマイシンおよび/またはオキシ
アプラマイシンの製造法。
(2)  サツカロポリスボラ属に属するアブラマイゾ
ンおよび/またはオキシアプフマイシン生産菌がサツカ
ロポリスポラ・スピーシーズAc23gQ(FEBM 
 P  6239)”’Qある特許請求の範囲第1項記
載の製造法。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  サツカロポリスボラ属に属するアプラマイン
    ンおよび/またはオキシアプラマインン生産菌を培地に
    培養して培養物中にアブラマイ//および/またはオキ
    シアプラマイシンを畜積せしめ、該培養物からアブラマ
    インンおよび/またはオキシアブラマイシンを採取する
    ことを特徴とするアブラマイシンおよび/またはオキ/
    アプラマインンの製造法。
  2. (2)  サツカロポリスポラ属に属するアブラマイ/
    ンおよび/またはオキシアブラマインン生産菌がサツカ
    ロポリスボラ・スピーシーズAC2580(FETtM
      P−6289)である特許請求の範囲第1項記載の
    製造法。
JP5466482A 1982-04-01 1982-04-01 アプラマイシンおよびオキシアプラマイシンの製造法 Pending JPS58170495A (ja)

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