JPS58155020A

JPS58155020A - 育苗方法

Info

Publication number: JPS58155020A
Application number: JP57037454A
Authority: JP
Inventors: 伸渡部; 寛西山; 哲夫伊藤
Original assignee: Iseki & Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki & Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1982-03-10
Filing date: 1982-03-10
Publication date: 1983-09-14
Also published as: JPH035768B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は育苗方法に係るものである。

本発明は、主として種籾の育苗に係るものであり、寒冷
地における冷害対策として発明されたものである。

田植機に装着する苗は、育苗箱と呼ばれる合成樹脂製の
底の浅い四角の箱で育成される。

育苗箱は底板に無数の水抜穴が形成されており、育苗箱
内に床土を充填し、床上の表面を平いらに均して播種面
とし、該播種面上に種籾を播き、覆土して散水し、育成
する。

出来上った苗は、前記育苗箱より土ごとすつぼり取り出
して使用するから、マット苗とか座布団苗と呼ばれてい
る。

このマット苗に対抗してポット苗と呼ばれるものも相当
に普及している。

ポット苗とは紙のような材料で形成された折このように
すると、マット苗と異なり、根を切断しないで植付けら
れるから、生育が良く、冷害に強い結果が報告されてい
る。

前記ポットシート又はペーパーシートは、アコーデオン
のように展開させて使用するが、そ手の展開作業は相当に間を゛必要とする。

本発明はこの点改善し、あらかじめ展開されているポッ
トシートにより育苗するものであっ３０紙のような材料
で形成したポットの上縁部を次々に連結して断面力１１
ｕ−状を呈するポットシートの各ポットの底部に透孔を
それぞれ形成する。

ｂ、前記ポットシートを板上に載置する。

Ｃ０各ポツト内に覆土分の土を充填する。

ｄ、充填した覆土上に播種する。

ｅ、播種された種子上に床上を充填する。

ｆ、ポットシートの上に合成樹脂製の育苗箱を被せ、全
体を天地返しする。

ｇ、上部になった板を取除き、各ポットの間多こ土を詰
める。

ｈ０発芽させてポット苗を育成する。

の要件の結合からなる育苗方法としたものである。

図により説明すると、第８図は本発明に用いる紙のよう
なもので形成されているポットシー）　（１１の斜視図
であり、従来のペーパーポットと異なり、予め展開され
て形成されている。ポット（１）は多数のポット（２）
の上縁のみを次々に連結して形成する。ポット（２）は
下端に至る程小面積となる角錐体に形成されており、そ
の底板（３）の中心には透孔（４）を開口させる。透孔
（４）は底板（３）の面積に比べて遥かに小さい。然し
て、前記ポットシート（ｌ）をその底板（３）を下方に
して第１図の如く板（５）の上に載置し、ポット（２）
内に覆土（６）を充填する。覆土（６）の上には第３図
のように種子（７）を播き、その上に床±（８）を充填
する（第４図）。

次に上方より育苗箱（９）を被せ、板（５）ごと１８０
゜反転させて第５図の状態とし、板（５）を外し、各ポ
ット（２１（２１の間の隙間に土を詰める。そして、そ
のまま養生すると発芽した葉身０１は前記率さな透孔（
４）より伸長して育成されるので、第６図に図示した如
く各ポット（２）の中心に集中されて生育し、日照風通
しがよく、良好に生育する。

又、これを田植機に袋層すると、ポットシート簡単に切
断さ−れて容易に植付けられる。

本発明の方法は以上の如く、３１紙のような材料で形成したポット（２）の上縁部を
次々に連結して断面がＷ状を呈するポットシート（１）
の各ポット（２）の底部に透孔（４）をそれぞれ形成す
る。

ｂ、“前記ポットシートりを板（５）上に載置する。

Ｃ１各ポツト１２）内に覆土（６）分の土を充填する。

ｄ、充填した覆土（６）上に播種する。

ｅ、播種された種子（７）上に床上（８）を充填する。

ｆ、ポットシート（１）の合成樹脂製の育苗箱（９）を
被せ、全体を天地返しする。

ｇ、上部になった板（５）を取除き、各ポット（２）間
に土を詰める。

ｈ１発芽させてポット苗を育成する。

の要件からなる育苗方法としたから、従来のペーパーポ
ットのように折畳んだものを展開させるような手間を必
要とせず、極めて簡単にポット苗を生育させうる効果を
奏する。

【図面の簡単な説明】

例図は本願育苗方法を示すもので、第１図は板上にポッ
トシートを載置した状態図、第２図はポットの底部に覆
土を投入した状態図、第３図は覆土上に種子を播いた状
態図、第４図は各ポットに床上を充填した状態図、第６
図はポットの間に土を入れた状態図、第６図は第４図の
ポットシートの上部に育苗箱を被せ全体を天地返しした
状態図、第７図は板を取除き発芽させた状態図、第８図
はポットシートの斜視図である。符号の説明１１１・・・ポットシート、　　　　　（２）・・・ポ
ット、（３１・・・底板、　　（４）・・・透孔、　　
（５）・・・板、（６）・・・覆土、　　（７）・・・
種子、　　（８）・・・床土、（９）・・・育苗箱、　
顛・・・葉身。第１Ｉｆ第２１４第３’ｌＢ第４図第６図第５図

Claims

【特許請求の範囲】以下の要件よりなる育苗方法。３０紙のような材料で形成したポットの上縁部を次々に
連結して断面がＭＬｒ状を呈するポットシートの各ポッ
トの底部に透孔をそれぞれ形成する。ｂ、前記ポットシートを板上に載置する。Ｃ１各ポツト内に覆土分の土を充填する。ｄ５充填した覆土上に播種する。ｅ、播種された種子上に床土を充填する４っｆ、ポット
シートの上に合成樹脂製の育苗箱を被せ、全体を天地返
しする。ｇ、上部になった板を取除き、゛各ポットの間に土を詰
める。ｈ１発芽させてポット苗を育成する。