JPS5814823B2 - 渦流式微粉砕機 - Google Patents
渦流式微粉砕機Info
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- JPS5814823B2 JPS5814823B2 JP54004005A JP400579A JPS5814823B2 JP S5814823 B2 JPS5814823 B2 JP S5814823B2 JP 54004005 A JP54004005 A JP 54004005A JP 400579 A JP400579 A JP 400579A JP S5814823 B2 JPS5814823 B2 JP S5814823B2
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- Japan
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- suction port
- discharge port
- casing
- vortex
- discharge
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- Expired
Links
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Landscapes
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
- Crushing And Grinding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
く請求の範囲の説明〉
この発明は複写用カーボン等の微粉末を製造する渦流式
微粉砕機において、縦型円筒ステータ内側に添設した金
網製等の多孔性円筒に軸装した回転軸に多段的に半径方
向に同じく金網製等の多孔性筒体を設けて旋回流中でそ
れらの協動により微粉砕するようにした微粉砕機に関す
る発明であり、特に、下蓋中心寄りに設けた吸引口から
の原料が該吸引口と該吸引口に対して外側寄りに設けら
れた上蓋の排出口とによって遠心静圧差が大きくとれ吸
引し易くされると共に最外側の大比重、大粒形の不充分
微粉砕流過物を吸引口と排出口とをステータ外側で連結
して再循環させ、又、排出口の位置を調節する装置を付
設した渦流式微粉砕機に係る発明である。
微粉砕機において、縦型円筒ステータ内側に添設した金
網製等の多孔性円筒に軸装した回転軸に多段的に半径方
向に同じく金網製等の多孔性筒体を設けて旋回流中でそ
れらの協動により微粉砕するようにした微粉砕機に関す
る発明であり、特に、下蓋中心寄りに設けた吸引口から
の原料が該吸引口と該吸引口に対して外側寄りに設けら
れた上蓋の排出口とによって遠心静圧差が大きくとれ吸
引し易くされると共に最外側の大比重、大粒形の不充分
微粉砕流過物を吸引口と排出口とをステータ外側で連結
して再循環させ、又、排出口の位置を調節する装置を付
設した渦流式微粉砕機に係る発明である。
〈従来技術〉
周知の如く、複写用カーボンや顔料等は微粉砕された原
料を必要とするが、これまで実用−ト用いられて来た微
粉砕機にはジエツトミルの如きものがあったが、所要動
力が極めて大であり、コスト高になる不利屯があり、又
、粉砕プロセスがショット的であって粉砕粒度にバラツ
キが大きい欠点があった。
料を必要とするが、これまで実用−ト用いられて来た微
粉砕機にはジエツトミルの如きものがあったが、所要動
力が極めて大であり、コスト高になる不利屯があり、又
、粉砕プロセスがショット的であって粉砕粒度にバラツ
キが大きい欠点があった。
〈問題点〉
ところで、特公昭38−16428号公報にみられる微
粉砕機の様に縦型円筒ケーシング内に多孔性円筒を添設
し、該ケーシングに縦軸装した回転軸を高速回転させ、
該回転軸に設けた半径方向の複数の多孔性筒体と上記高
速回転多孔性円筒との協動によって上昇渦流中の原料粒
体を微粉砕するようにする微粉砕装置がある。
粉砕機の様に縦型円筒ケーシング内に多孔性円筒を添設
し、該ケーシングに縦軸装した回転軸を高速回転させ、
該回転軸に設けた半径方向の複数の多孔性筒体と上記高
速回転多孔性円筒との協動によって上昇渦流中の原料粒
体を微粉砕するようにする微粉砕装置がある。
而して、該種微粉砕装置は原理的には微粉砕作用は良い
もの\、機株的構造が良くないために粉体の性情に対す
る適応性が悪い欠点があり、又、旋回気流が阻害され、
設計通りに微粉砕が行われない難点があり、更に、構造
が複雑であるためにコスト高になる不利点がありメンデ
ナンスコストも犬であり、振動や騒音も大きく、占有空
間が大きい不具合もあった。
もの\、機株的構造が良くないために粉体の性情に対す
る適応性が悪い欠点があり、又、旋回気流が阻害され、
設計通りに微粉砕が行われない難点があり、更に、構造
が複雑であるためにコスト高になる不利点がありメンデ
ナンスコストも犬であり、振動や騒音も大きく、占有空
間が大きい不具合もあった。
〈目的〉
この発明の目的は上述従来技術に基づく微粉砕装置の間
頂点を解決すべき技術的課題とし、微粉砕に最も適した
多段粉砕工程の前記多孔性円筒に対する多孔性筒体ロー
タの協動メカニズムの利点を有しながらも被処理物原料
の流過、就中、再循環を第1義的にとらえて均一な粒度
分布を有する製品が得られるようにして各種製造産業に
おける粉体利用分野に益する優れた渦流式微粉砕機を提
供せんとするものである。
頂点を解決すべき技術的課題とし、微粉砕に最も適した
多段粉砕工程の前記多孔性円筒に対する多孔性筒体ロー
タの協動メカニズムの利点を有しながらも被処理物原料
の流過、就中、再循環を第1義的にとらえて均一な粒度
分布を有する製品が得られるようにして各種製造産業に
おける粉体利用分野に益する優れた渦流式微粉砕機を提
供せんとするものである。
〈構成〉
上述目的に沿い、先述特許請求の範囲を要旨とするこの
発明の構成は、ロータ回転によって生ずる旋回流が遠心
力により下蓋に設けた中心寄り吸引口と上蓋に設けた外
周寄り排出口とに静圧差を大きくとるようにして大比重
原料をもより吸引することが出来るようにし、ケーシン
グ内においては上記ロータの多孔性筒体とケーシング内
設多孔性円筒との協動作用により微粉砕が効果的に行わ
れ、確実に微粉砕されたものは排出集取され、大比重、
大粒形の微粉砕不充分のものは上記外周寄り排出口より
ケーシング外の循環管路にガイドされて吸引口に再吸引
させるようにして再び微粉砕させることが出来るように
し、又、その中間の粒度のものはケーシング内を循環し
て再微粉砕されるようにし、上述排出プロセスにおいて
上記排出口の開口が上蓋に対して半径方向位置調節自在
にされて級可能にされているようにした技術的手段を講
じたものである。
発明の構成は、ロータ回転によって生ずる旋回流が遠心
力により下蓋に設けた中心寄り吸引口と上蓋に設けた外
周寄り排出口とに静圧差を大きくとるようにして大比重
原料をもより吸引することが出来るようにし、ケーシン
グ内においては上記ロータの多孔性筒体とケーシング内
設多孔性円筒との協動作用により微粉砕が効果的に行わ
れ、確実に微粉砕されたものは排出集取され、大比重、
大粒形の微粉砕不充分のものは上記外周寄り排出口より
ケーシング外の循環管路にガイドされて吸引口に再吸引
させるようにして再び微粉砕させることが出来るように
し、又、その中間の粒度のものはケーシング内を循環し
て再微粉砕されるようにし、上述排出プロセスにおいて
上記排出口の開口が上蓋に対して半径方向位置調節自在
にされて級可能にされているようにした技術的手段を講
じたものである。
次にこの発明の1実施例を図面に基づいて説明すれば以
下の通りである。
下の通りである。
尚、全図を通じ同一部分は同一符号を付して説明するも
のとする。
のとする。
1はこの発明の要旨を成す渦流式微粉砕機であり、ベー
ス2上に固設したフレーム3には縦型円筒ケーシング4
が付設され、上下には上蓋5、下蓋6が一体的に設けら
れると共に内側面には金網製等の多孔性円筒7が添設さ
れ、その下端縁からは逆截頭円錐台形のコーン8が上記
下蓋6の中心寄りに開口した複数の吸引口9,9・・・
の外側に対して付設されている。
ス2上に固設したフレーム3には縦型円筒ケーシング4
が付設され、上下には上蓋5、下蓋6が一体的に設けら
れると共に内側面には金網製等の多孔性円筒7が添設さ
れ、その下端縁からは逆截頭円錐台形のコーン8が上記
下蓋6の中心寄りに開口した複数の吸引口9,9・・・
の外側に対して付設されている。
一方、上記上蓋5には上前吸引口9,9・・・に対して
外側寄りに排出口10が穿設されて輸送ホース11を介
してバッグフィルタ12の収納具に接続されている。
外側寄りに排出口10が穿設されて輸送ホース11を介
してバッグフィルタ12の収納具に接続されている。
又、該排出口10に対して更に外側寄り、即ち、周側寄
りには他の排出口10′が設けられ、該排出口10′は
循環管路であるパイプ13を介して前記吸引口9の1つ
に接続されている。
りには他の排出口10′が設けられ、該排出口10′は
循環管路であるパイプ13を介して前記吸引口9の1つ
に接続されている。
他方、前記上下蓋5,6の中心に設けた適宜ベアリング
14,15にはケーシング4と同心裡に回転軸16が回
転可能に軸装され、該回転軸16の軸方向には多段的に
側延水平アーム17,17・・・を介してロータとして
の金網製等の多孔性筒体18,18・・・カ回転モーメ
ントがアンバランスにならぬように半径方向に水平状態
で延設されている。
14,15にはケーシング4と同心裡に回転軸16が回
転可能に軸装され、該回転軸16の軸方向には多段的に
側延水平アーム17,17・・・を介してロータとして
の金網製等の多孔性筒体18,18・・・カ回転モーメ
ントがアンバランスにならぬように半径方向に水平状態
で延設されている。
而して、該回転軸16の下端に設けたプーリ19はベー
ス2に付設されたフレーム20に固設された可変速モー
タ21の−プ亡り22との間にベルト23が張設されて
いる。
ス2に付設されたフレーム20に固設された可変速モー
タ21の−プ亡り22との間にベルト23が張設されて
いる。
尚、24は複写用カーボン原料貯留用ホツパーであり、
その排出口に設けた振動フイーダ25は大気開放のシュ
ート26に臨まされ、該シュート26は輸送管27を介
して前記吸引口9の1つに接続されている。
その排出口に設けた振動フイーダ25は大気開放のシュ
ート26に臨まされ、該シュート26は輸送管27を介
して前記吸引口9の1つに接続されている。
第3図に示す様に上記排出口10,10’の基部にてケ
ーシング4の上蓋5に対して半径方向開口位置調節装置
としての調節板28,28’が開口29,29’を穿設
し外側にハンドル30,30′を有してスライド可能に
設けられており、(第1図はこの部分は略されている。
ーシング4の上蓋5に対して半径方向開口位置調節装置
としての調節板28,28’が開口29,29’を穿設
し外側にハンドル30,30′を有してスライド可能に
設けられており、(第1図はこの部分は略されている。
)ハンドル30,30’の半径方向進退操作により調節
板28 ,28’を各々独力的にスライドさせ、その図
示しない目盛により開口29,29’の半径方向位置を
変えることを介して排出口10,10’への粉砕物の排
出位置が半径七異なるようにすることが出来る。
板28 ,28’を各々独力的にスライドさせ、その図
示しない目盛により開口29,29’の半径方向位置を
変えることを介して排出口10,10’への粉砕物の排
出位置が半径七異なるようにすることが出来る。
上述構成において、可変速モータ21、振動フイーダ2
5を起動すると、回転軸16が高速回転し、ケーシング
4内にはロータ18により旋回気流が発生し、吸引口9
,9・・・が中心寄りに、一方、排出口10,10’が
該吸引口9より外側寄りに設けられているために遠心力
により軸方向静圧差が太きく形成され、したがって、ホ
ッパ−24から切り出されるカーボン原料はシュート2
6にて空気と共に輸送管27を介して空気輸送吸引され
大比重のものも吸引口9,9・・・から上記静圧差によ
り吸引され、ケーシング4内に入り、旋回上昇気流に乗
ってロータの多孔性筒体18と多孔性円筒7との協動作
用により粉砕作用を受け、微粉砕されながら旋回上昇し
排出口1 0 ,1 0’に達する。
5を起動すると、回転軸16が高速回転し、ケーシング
4内にはロータ18により旋回気流が発生し、吸引口9
,9・・・が中心寄りに、一方、排出口10,10’が
該吸引口9より外側寄りに設けられているために遠心力
により軸方向静圧差が太きく形成され、したがって、ホ
ッパ−24から切り出されるカーボン原料はシュート2
6にて空気と共に輸送管27を介して空気輸送吸引され
大比重のものも吸引口9,9・・・から上記静圧差によ
り吸引され、ケーシング4内に入り、旋回上昇気流に乗
ってロータの多孔性筒体18と多孔性円筒7との協動作
用により粉砕作用を受け、微粉砕されながら旋回上昇し
排出口1 0 ,1 0’に達する。
而して、該排出口10,10’のうち前者は前述の如く
相対的に内側に形成されているために上記微粉砕のもの
−うち比較的小重量、小粒形のものが、即ち、完全微粉
砕に近いものが接近排出されてバッグフィルタ12に製
品収納される。
相対的に内側に形成されているために上記微粉砕のもの
−うち比較的小重量、小粒形のものが、即ち、完全微粉
砕に近いものが接近排出されてバッグフィルタ12に製
品収納される。
一方、大重量、大粒形の比較的微粉砕不充分のもの、未
粉砕のものは大遠心力を受けて前記排出口10′から排
出され、循環管路パイプ13を介し、再び吸引口9の1
つにフィードバックされて前述吸引力により再び旋回気
流に乗り、微粉砕プロセスに供される。
粉砕のものは大遠心力を受けて前記排出口10′から排
出され、循環管路パイプ13を介し、再び吸引口9の1
つにフィードバックされて前述吸引力により再び旋回気
流に乗り、微粉砕プロセスに供される。
又、排出口10′から排出されずにその手前から落下す
る不充分微粉砕物はステータの多孔性円筒7寄りに降下
してコーン8から吸引口9,9・・・にスムースに降下
し、再吸引され再び微粉砕される。
る不充分微粉砕物はステータの多孔性円筒7寄りに降下
してコーン8から吸引口9,9・・・にスムースに降下
し、再吸引され再び微粉砕される。
上述循環プロヤスを反復する工程で全ての粒状原料は吸
入後微粉砕されて排出口10よりバッグリイルク12に
収納される。
入後微粉砕されて排出口10よりバッグリイルク12に
収納される。
したがって、排出口10,10’は粉砕プロセスにおい
て一種の分級機能を有していることになり、当該機能を
利用すれば、上記循環管路パイプ13を介してのリサイ
クル微粉砕のみならず、粒度別製品の分級収納を企るこ
とか出来る。
て一種の分級機能を有していることになり、当該機能を
利用すれば、上記循環管路パイプ13を介してのリサイ
クル微粉砕のみならず、粒度別製品の分級収納を企るこ
とか出来る。
而して、カーボン原刺の粒度、材質や粉砕の程度により
排出口10,10’からの循環材料粒度を調整するには
ハンドル30,30’を介して調節板28 ,28’を
半径方向スライドさせ、排出口の半径方向位置を変化さ
せて分級させることが出来る。
排出口10,10’からの循環材料粒度を調整するには
ハンドル30,30’を介して調節板28 ,28’を
半径方向スライドさせ、排出口の半径方向位置を変化さ
せて分級させることが出来る。
このようにして分級機能を与えることが出来、該排出口
10,10’は実施例において2基であるが、3基、4
基にすれば、それだけ製品分級も可能であり、又、上述
実施例同様特定粒度の不充分微粉砕物をパイプ13を介
して再循環させ、可及的に設計粒度域の分級製品とする
ことが出来る。
10,10’は実施例において2基であるが、3基、4
基にすれば、それだけ製品分級も可能であり、又、上述
実施例同様特定粒度の不充分微粉砕物をパイプ13を介
して再循環させ、可及的に設計粒度域の分級製品とする
ことが出来る。
又、操作によっては全処理量を再循環させたり、同一粒
度にして排出させるようにすることも出来る。
度にして排出させるようにすることも出来る。
尚、この発明は上述各実施例に限るものではなく、他の
実施態様、設計例も種々採用可能であり、被処理物も顔
料、複写カーボンに限るものでないことも勿論である。
実施態様、設計例も種々採用可能であり、被処理物も顔
料、複写カーボンに限るものでないことも勿論である。
〈効果〉
以上この発明によれば、縦型円筒ケーシングに内添した
ステータの多孔性円筒内に同心裡に軸装した回転軸に多
段的にロータの多孔性筒体を付設した渦流式微粉砕機に
おいて該ケーシングの土下蓋にそれぞれ外側寄り、中心
寄りに排出口、吸引口を受け、該排出口と吸引口との少
くとも1つに循環管路を設けたことにより、基本的に上
記吸引口と排出口との間に遠心力による静圧差が発生し
、吸引口より原材料が吸引され易く、シたがって、原判
の大比重のものでも吸引処理することが出来るメリット
があり、又、循環管路を特設することにより遠心排出す
る未微粉砕、不充分粉砕物は吸引口に対して再循環され
るが、該再循環プロセスにおいて、処理気流、粉砕物渦
流に擾乱を与えることなく、そのため吸引口への帰還と
粉砕の両プロセスが別に区別されるため効率よく微粉砕
が行われる優れた効果が奏される。
ステータの多孔性円筒内に同心裡に軸装した回転軸に多
段的にロータの多孔性筒体を付設した渦流式微粉砕機に
おいて該ケーシングの土下蓋にそれぞれ外側寄り、中心
寄りに排出口、吸引口を受け、該排出口と吸引口との少
くとも1つに循環管路を設けたことにより、基本的に上
記吸引口と排出口との間に遠心力による静圧差が発生し
、吸引口より原材料が吸引され易く、シたがって、原判
の大比重のものでも吸引処理することが出来るメリット
があり、又、循環管路を特設することにより遠心排出す
る未微粉砕、不充分粉砕物は吸引口に対して再循環され
るが、該再循環プロセスにおいて、処理気流、粉砕物渦
流に擾乱を与えることなく、そのため吸引口への帰還と
粉砕の両プロセスが別に区別されるため効率よく微粉砕
が行われる優れた効果が奏される。
特に、該循環管路をケーシング外に配設させることによ
り上述機能を分離させるばかりでなく、ケーシング内の
ステータとロータの相対回転に基づく回転バランスを崩
すことがなく、シたがって、旋回渦流が擾乱を受けたり
、偏倚したリせず、その点からも設計通りの微粉砕が行
え、又、振動も発生せず、騒音も生じない効果がある。
り上述機能を分離させるばかりでなく、ケーシング内の
ステータとロータの相対回転に基づく回転バランスを崩
すことがなく、シたがって、旋回渦流が擾乱を受けたり
、偏倚したリせず、その点からも設計通りの微粉砕が行
え、又、振動も発生せず、騒音も生じない効果がある。
更に、排出口に対してその半径方向に開口位置調節装置
を設けたことにより排出口の半径方向開口位置を自在に
変化出来、したがって、排出口によって粉砕度の異なる
、即ち、遠心排出の異なる被処理物を排出させることが
出来、そのため、一種の分級作用が出来、製品を分級採
取することが出来るばかりでなく、特定の粒度のものを
再循環させてより分級を正確にすることが出来る優れた
効果が奏される。
を設けたことにより排出口の半径方向開口位置を自在に
変化出来、したがって、排出口によって粉砕度の異なる
、即ち、遠心排出の異なる被処理物を排出させることが
出来、そのため、一種の分級作用が出来、製品を分級採
取することが出来るばかりでなく、特定の粒度のものを
再循環させてより分級を正確にすることが出来る優れた
効果が奏される。
そして、当該構成による効果はケーシング内に於ける機
構の付加変形の設計ではないのでロータとステータの基
本的構造のシンプルさは何ら阻害されず、その限り、機
体のコンパクト性、低動力性、易操作性等の優れた利点
は充分維持されるメリットもある。
構の付加変形の設計ではないのでロータとステータの基
本的構造のシンプルさは何ら阻害されず、その限り、機
体のコンパクト性、低動力性、易操作性等の優れた利点
は充分維持されるメリットもある。
図面はこの発明の1実施例の説明図であり、第1図は全
体概略説明縦断面図、第2図は第1図■−n平断面図、
第3図は排出口縦断面図である。 4・・・ケーシング、7・・・ステータ(多孔性円筒)
、16・・・回転軸、18・・・多孔性筒体(ロータ)
、1・・・微粉砕機、6・・・下蓋、9・・・吸引口、
5・・・上蓋、10,10′・・・排出口、13・・・
循環路、28,29,30.28′,29′,30′・
・・開口位置調節装置。
体概略説明縦断面図、第2図は第1図■−n平断面図、
第3図は排出口縦断面図である。 4・・・ケーシング、7・・・ステータ(多孔性円筒)
、16・・・回転軸、18・・・多孔性筒体(ロータ)
、1・・・微粉砕機、6・・・下蓋、9・・・吸引口、
5・・・上蓋、10,10′・・・排出口、13・・・
循環路、28,29,30.28′,29′,30′・
・・開口位置調節装置。
Claims (1)
- 1 縦型円筒ケーシングに内装した多孔性円筒ステータ
に縦軸装した回転軸に軸方向多段に半径方向の多孔性筒
体をロータとして付設した渦流式微粉砕機において、上
記ケーシングの下蓋中心寄りに吸引口が設けられ、一方
上蓋に設けた複数の排出口が該吸引口に対して外方寄り
に設けられ、而して該複数の排出口に上蓋に対する排出
口の半径方向開口位置調節装置が設けられて成ることを
特徴とする渦流式微粉砕機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54004005A JPS5814823B2 (ja) | 1979-01-19 | 1979-01-19 | 渦流式微粉砕機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54004005A JPS5814823B2 (ja) | 1979-01-19 | 1979-01-19 | 渦流式微粉砕機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5597259A JPS5597259A (en) | 1980-07-24 |
JPS5814823B2 true JPS5814823B2 (ja) | 1983-03-22 |
Family
ID=11572862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54004005A Expired JPS5814823B2 (ja) | 1979-01-19 | 1979-01-19 | 渦流式微粉砕機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5814823B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3106062A1 (de) * | 1981-02-19 | 1982-09-09 | Draiswerke Gmbh, 6800 Mannheim | Ruehrwerksmuehle |
JP2521492B2 (ja) * | 1987-08-26 | 1996-08-07 | 株式会社佐竹製作所 | 穀物の試料粉砕装置 |
JP4980963B2 (ja) * | 2008-03-17 | 2012-07-18 | 株式会社冨士機 | 細骨材粒度調整機 |
-
1979
- 1979-01-19 JP JP54004005A patent/JPS5814823B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5597259A (en) | 1980-07-24 |
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