JPS58146666A - 脆性体の破壊工法 - Google Patents
脆性体の破壊工法Info
- Publication number
- JPS58146666A JPS58146666A JP2888082A JP2888082A JPS58146666A JP S58146666 A JPS58146666 A JP S58146666A JP 2888082 A JP2888082 A JP 2888082A JP 2888082 A JP2888082 A JP 2888082A JP S58146666 A JPS58146666 A JP S58146666A
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- Japan
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- swelling agent
- quicklime
- water
- sand
- pressure
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- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は生石灰系膨張剤による岩盤、コンクリート等脆
性体の破壊工法に関する。
性体の破壊工法に関する。
生石灰による岩石、;ンクリート等の破壊技術は周知の
ものであり、それに用いられる破壊剤は既に市販されて
いるものもある。この工法の原理は、生石灰が水和して
消石灰となるときの体積膨張圧力を利用するものである
。従来の工法によれば、まず被破壊体に孔1!30〜6
0mの孔を、孔径の10〜15倍のピッチで穿孔し、こ
の中に生石灰石系の膨張剤のスラリーを注入し、膨張剤
の水和膨張圧力により破壊を行う。
ものであり、それに用いられる破壊剤は既に市販されて
いるものもある。この工法の原理は、生石灰が水和して
消石灰となるときの体積膨張圧力を利用するものである
。従来の工法によれば、まず被破壊体に孔1!30〜6
0mの孔を、孔径の10〜15倍のピッチで穿孔し、こ
の中に生石灰石系の膨張剤のスラリーを注入し、膨張剤
の水和膨張圧力により破壊を行う。
上記従来の工法においては、jIFI&剤のスラリー調
整及び穿孔へのスラリー注入に多くの時間を必要とする
。生石灰系膨張剤は、水和速度が速いため、スラリー調
整は破壊現場でその都度水量を決定、秤量して行わなけ
ればならないが、その水量は通常毎回5−10に#で、
ハンドミキサーを用いて膨張剤と攪拌混合してスラリー
を調整している。
整及び穿孔へのスラリー注入に多くの時間を必要とする
。生石灰系膨張剤は、水和速度が速いため、スラリー調
整は破壊現場でその都度水量を決定、秤量して行わなけ
ればならないが、その水量は通常毎回5−10に#で、
ハンドミキサーを用いて膨張剤と攪拌混合してスラリー
を調整している。
又、岩盤等にスラリーを注入するとき、岩盤の節目から
スラリーが漏洩し、穿孔内の膨張圧力が減少する。更に
、穿孔径が大きり50〜60ssとなるときは、膨張剤
スラリーの注入時に水和反応が急激となり、圧力が周囲
方向にではなく上方に作用し、スラリーを孔の上方に吹
上げることがある。
スラリーが漏洩し、穿孔内の膨張圧力が減少する。更に
、穿孔径が大きり50〜60ssとなるときは、膨張剤
スラリーの注入時に水和反応が急激となり、圧力が周囲
方向にではなく上方に作用し、スラリーを孔の上方に吹
上げることがある。
こ′の鉄砲現象は水中工事の場合%に多(、材料の無駄
のみならず作業上危険性が大きい。
のみならず作業上危険性が大きい。
本発明は従来の工法の種々の問題点を解決し、生石灰系
膨張剤による施工をスピードアップし、膨張効果を増大
し、且安全性を向上させる脆性体の破壊工法を提供せん
とするものである。
膨張剤による施工をスピードアップし、膨張効果を増大
し、且安全性を向上させる脆性体の破壊工法を提供せん
とするものである。
本発明の工法は、生石灰系膨張剤に所定量(j1脹剤型
00部に対して10〜300部)の砂を混合したも′の
を、水和に必要な水と共に穿孔中に圧入する島のである
。以下実施例に基き本発明の工法の詳細を説明する。
00部に対して10〜300部)の砂を混合したも′の
を、水和に必要な水と共に穿孔中に圧入する島のである
。以下実施例に基き本発明の工法の詳細を説明する。
本発明の工法は以下の如くにして実施される。
第1図は本発明の工法の工程系統図で、図においてVは
圧力容器、Cはコンプレッサー、Lは耐圧ホース、Wは
給水用ホース、1は膨張剤、2は砂、6は混合水を示す
。先ず、生石灰系膨張剤(1)100部に対して、被破
壊体の状態、破壊時間等を勘案して、サイズ5 ms以
下の硬(2)を10〜300部配合し均一に混合する。
圧力容器、Cはコンプレッサー、Lは耐圧ホース、Wは
給水用ホース、1は膨張剤、2は砂、6は混合水を示す
。先ず、生石灰系膨張剤(1)100部に対して、被破
壊体の状態、破壊時間等を勘案して、サイズ5 ms以
下の硬(2)を10〜300部配合し均一に混合する。
混合は内部に回転する攪拌翼を有する圧力容1iKV)
内で行われ、膨張剤と砂の配合物は十分に攪拌混合され
て容器から送り出される。圧力容器にはコンプレッサー
(C)から空気を送入するようにしてあり、コンプレッ
サーの始動により、混合された配合物は攪拌翼により送
り出されると共に、圧力容器の出口部に取付けられた耐
圧ホース(L)を通じて空気圧により噴出させられる。
内で行われ、膨張剤と砂の配合物は十分に攪拌混合され
て容器から送り出される。圧力容器にはコンプレッサー
(C)から空気を送入するようにしてあり、コンプレッ
サーの始動により、混合された配合物は攪拌翼により送
り出されると共に、圧力容器の出口部に取付けられた耐
圧ホース(L)を通じて空気圧により噴出させられる。
このとき耐圧ホースの先端部においてこれと合体する給
水用ホース(W)から膨張剤の水和に必要な水(3)を
供給し、膨張剤に混合する。上記耐圧ホースの先端部或
は耐圧ホース先端に堰付けたランスな被破壊体の穿孔中
に挿入して、前記膨張剤と砂の配合物と水とを同時に穿
孔中に圧入することkより配合物は穿孔中にコンパクト
に充填され、効果的に破壊を行う。
水用ホース(W)から膨張剤の水和に必要な水(3)を
供給し、膨張剤に混合する。上記耐圧ホースの先端部或
は耐圧ホース先端に堰付けたランスな被破壊体の穿孔中
に挿入して、前記膨張剤と砂の配合物と水とを同時に穿
孔中に圧入することkより配合物は穿孔中にコンパクト
に充填され、効果的に破壊を行う。
膨張剤に砂を配合することKより、従来のスラリー注入
時の如き膨張剤の漏洩はなくなり、膨張剤は砂に支持さ
れて、コンパクトに均一に充填されるようになる。この
ために破壊効果は著しく改善される。砂の配合量は、前
述の如く被破壊体の岩質、コンクリート強度等を考慮し
て決定され、膨張剤100部に対して10〜300部で
ある。10部未満では砂の支持状、態が不十分で、30
0部を超えると膨張剤の破壊力が不足するよ5になる。
時の如き膨張剤の漏洩はなくなり、膨張剤は砂に支持さ
れて、コンパクトに均一に充填されるようになる。この
ために破壊効果は著しく改善される。砂の配合量は、前
述の如く被破壊体の岩質、コンクリート強度等を考慮し
て決定され、膨張剤100部に対して10〜300部で
ある。10部未満では砂の支持状、態が不十分で、30
0部を超えると膨張剤の破壊力が不足するよ5になる。
砂のサイズが5愼鶴を超えて粗′(なると、混合も不均
一になりやすく、又膨張剤粉末を支持する作用が減少し
、好ましくない。
一になりやすく、又膨張剤粉末を支持する作用が減少し
、好ましくない。
本発明の工法の一つの大きな効果として鉄砲現象の防止
がある。本発明の工法においては、膨張剤と砂とを混合
し、且水量も従来のスラリーの場合の1/2から1/6
以下であるために、鉄砲現象の原因となる過剰・水が存
在せず、従って鉄砲現象が起らない。即ち、従来の60
鰭よりも大きい孔径、例工ば100惟町200愼町 3
00愼偏等の場合でも鉄砲現象はなくなる。このよ5に
孔径な大きくすることが出来るので、穿孔ピッチも大き
く出来るようになり、穿孔時間がかかり過ぎるという生
石灰系膨張剤の欠点を改良することが出来た。
がある。本発明の工法においては、膨張剤と砂とを混合
し、且水量も従来のスラリーの場合の1/2から1/6
以下であるために、鉄砲現象の原因となる過剰・水が存
在せず、従って鉄砲現象が起らない。即ち、従来の60
鰭よりも大きい孔径、例工ば100惟町200愼町 3
00愼偏等の場合でも鉄砲現象はなくなる。このよ5に
孔径な大きくすることが出来るので、穿孔ピッチも大き
く出来るようになり、穿孔時間がかかり過ぎるという生
石灰系膨張剤の欠点を改良することが出来た。
本発明の工法は、従来のスラリー混練、充填工法に比べ
て、はるかに簡便で、ホースを穿孔内に入れて、配合物
を圧入するだけでよく、その充填結果もコンパクトで均
一である。又、添加水量が少いため、必要に応じて含水
性の材料例えば繊維布、紙片等を混用することも可能で
、又加圧容器数いは混水中にセメント減水剤を混用する
ことも可能である。又、本発明の工法は、地下水の湧く
場所或いは水中においても適用出来るもので、その用途
が非常に広(なるという利点を有する。
て、はるかに簡便で、ホースを穿孔内に入れて、配合物
を圧入するだけでよく、その充填結果もコンパクトで均
一である。又、添加水量が少いため、必要に応じて含水
性の材料例えば繊維布、紙片等を混用することも可能で
、又加圧容器数いは混水中にセメント減水剤を混用する
ことも可能である。又、本発明の工法は、地下水の湧く
場所或いは水中においても適用出来るもので、その用途
が非常に広(なるという利点を有する。
次に本発明の工法の実施例を示す。
石灰石鉱床のベンチにおいて、孔径65−、、jL間隔
<550 msで、孔長3000 fi IKの孔を6
列穿孔した。
<550 msで、孔長3000 fi IKの孔を6
列穿孔した。
第2図(、)はベンチ断面図、(4)はベンチ平面の穿
孔配置図で、図においてBはベンチ、Hは穿孔を示す。
孔配置図で、図においてBはベンチ、Hは穿孔を示す。
圧力容器中で、−市販の生石灰系膨張剤(吉沢石灰工業
(株)製CRSスプリッター) 100部に対し、−シ
騙の砂50部を加えて混合しく容器圧力は5kg/dに
設定)、膨張剤に対し15重量%の水をノズルの先端部
で合体させて穿孔中に圧入した。
(株)製CRSスプリッター) 100部に対し、−シ
騙の砂50部を加えて混合しく容器圧力は5kg/dに
設定)、膨張剤に対し15重量%の水をノズルの先端部
で合体させて穿孔中に圧入した。
この結果、圧入後10時間で鉱床ベンチに亀裂が発生し
、18時間で1部崩壊した。
、18時間で1部崩壊した。
前記と同一のベンチにおいて、前記と同径、尚孔長、同
ピツチの穿孔5本k、従来工法によりCR8スプリッタ
ーの60%スラリーを注入したところ、節目からの流出
も多く、且5本中6本までが噴出し、亀裂も発生しなか
った。
ピツチの穿孔5本k、従来工法によりCR8スプリッタ
ーの60%スラリーを注入したところ、節目からの流出
も多く、且5本中6本までが噴出し、亀裂も発生しなか
った。
又、本発明の工法において5本の穿孔への配合充填時間
は7分であったが、同じく5本の穿孔に対して従来のス
ラリー製造、運搬、注入までは45分を要した。
は7分であったが、同じく5本の穿孔に対して従来のス
ラリー製造、運搬、注入までは45分を要した。
第1図は本発明の工法の工程系統図、第2図は実施例に
おける石灰石鉱床のベンチの穿孔の配置を示す図で、(
、)はベンチ断面図、(4)はベンチ平面図である。 1:膨張剤、2:砂、3:水、■=加圧容器、C:コン
プレッサー、L:耐圧ホース、W:給水用ホース、B:
ベンチ、H:穿孔。 代理人 弁理士 佐 藤 正 年 第1図 第2図 (G) tb) 31
おける石灰石鉱床のベンチの穿孔の配置を示す図で、(
、)はベンチ断面図、(4)はベンチ平面図である。 1:膨張剤、2:砂、3:水、■=加圧容器、C:コン
プレッサー、L:耐圧ホース、W:給水用ホース、B:
ベンチ、H:穿孔。 代理人 弁理士 佐 藤 正 年 第1図 第2図 (G) tb) 31
Claims (1)
- 生石灰系膨張剤の水和にょる膨張圧カを利用して脆性体
を破壊する工法において、生石灰系膨張剤の100部に
対して、5sfi以下の砂を10〜300部配合して均
一な混合物をつくり、腋混合物と膨張剤の水和に必要な
水とを被破壊体に設けた穿孔中に圧入することを特徴と
する脆性体の破壊工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2888082A JPS58146666A (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 脆性体の破壊工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2888082A JPS58146666A (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 脆性体の破壊工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58146666A true JPS58146666A (ja) | 1983-09-01 |
Family
ID=12260704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2888082A Pending JPS58146666A (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 脆性体の破壊工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58146666A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4911164A (ja) * | 1972-05-29 | 1974-01-31 | ||
JPS5011178A (ja) * | 1973-05-28 | 1975-02-05 | ||
JPS5510746A (en) * | 1978-07-07 | 1980-01-25 | Tokai Rika Co Ltd | Automotive lever switch device |
-
1982
- 1982-02-26 JP JP2888082A patent/JPS58146666A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4911164A (ja) * | 1972-05-29 | 1974-01-31 | ||
JPS5011178A (ja) * | 1973-05-28 | 1975-02-05 | ||
JPS5510746A (en) * | 1978-07-07 | 1980-01-25 | Tokai Rika Co Ltd | Automotive lever switch device |
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