JPS58141639A - 高周波電機鉄心 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高周波電機の鉄心に関するものである。

近年、電動機等高速化の要望と、半導体技術の発展とが
相伴なってサイリスタなどを利用した各種インバータの
歪波電源によって駆動される高周波電動機或いはパルス
モータ、リニヤパルスモータ等の使用が増大している。

ところで、この種、歪波電源によって駆動される従来の
高周波電機の固定子鉄心を第１図について説明するに、
鉄心ｄの溝Ｓ内には固定子励磁巻線２が絶縁３を施され
嵌められ、頭上にガラスファイノ（−等のｌｌＬａが挿
入され固定されている。そして、鉄心Ｃには、歪波電源
により誘起された高調波磁束が点線で示す如く、歯部１
を通って、該固定子鉄心に対向する図示しない可動子鉄
心に流れて高調波吸引力を働かせて、これが振動騒音を
発生する原因となる問題がある。

本発明は上記振動騒音の問題を解消すべく成されたもの
で、固定子鉄心から可動子鉄心に進入する高調波磁束の
流れを阻止することを目的としたものである。

以下に本発明の実施例について第２図を参照して説明す
る。尚、図中従来と同一部材は同一符号にて示している
。

固定子鉄心Ｃの溝Ｓ内に嵌められた固定子巻線２０頭上
部に、ソフトフェライト或いは合成樹脂に鉄粉等を混入
して成る磁性＃１４′を挿着すると共に可動子鉄心に対
向する固定子鉄心歯部１の表面にアルミ等の導電体箔を
取着するか、或いは金属粉体を含有した導電性塗料を塗
布して、導電層５を形成する。上記構成の本発明による
高周波電機鉄心において、誘起された高調波磁束は歯部
１を通９対向する図示しない可動子鉄心に流れようとす
るが、その際、歯部１表面に設けた導電層５に高調波誘
導電圧が発生し、この誘導電圧により導電層５には渦電
流が流れて可動子鉄心への高調波磁束の流れを阻止する
。そして、この時阻止された高調波磁束は５図点線の如
く磁性灰４′を通って相隣る歯部から歯部へ橋絡して流
れ、磁路を形成するものである。

上述のように高調波磁束は固定子鉄心から可動子鉄心に
渡ることがないので、可動子に高調波吸引力が作用する
ことなく、従って、振動騒音を発生することがなくなる
優れた効果を奏するものであるＯ

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の高周波電機鉄心の一部断面図。 第２図は本発明による高周波電機鉄心の一部一断面図Ｑ 符号の説明 Ｃ・・・鉄心　　　１・・・鉄心歯部 ４′−争・磁性液　　５＼ｅ・導電層 出願人　神鋼電機株式会社 代理人　弁理士斎藤春弥

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 可動子鉄心に対向する固定子鉄心歯部表面に導入を阻止
   すると共に、固定子鉄心溝内の固定子巻線頭上部に磁性
   楔を挿着して、上記阻止した高調波磁束を前記固定子鉄
   心歯部から相隣る歯部へ橋絡するようにしたことを特徴
   とする高周波電機鉄心０