JPS581102Y2 - ハンドルバ−の固定装置 - Google Patents
ハンドルバ−の固定装置Info
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- JPS581102Y2 JPS581102Y2 JP1978164932U JP16493278U JPS581102Y2 JP S581102 Y2 JPS581102 Y2 JP S581102Y2 JP 1978164932 U JP1978164932 U JP 1978164932U JP 16493278 U JP16493278 U JP 16493278U JP S581102 Y2 JPS581102 Y2 JP S581102Y2
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- screw
- handlebar
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- operation tube
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- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 20
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 3
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K21/00—Steering devices
- B62K21/12—Handlebars; Handlebar stems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、・・ンドルステムの突出部先端に筒状保持
部を設け、該保持部にハンドルバーを固定する固定装置
に関する。
部を設け、該保持部にハンドルバーを固定する固定装置
に関する。
通常自転車は、上下方向に延びるステム本体の頂部から
一側方に向けて突出部を一体形成し、この突出部の先端
にハンドルバーを固定すると共に、前記ステム本体をヘ
ッドパイプに転回自由に支持した前ホークに固定して、
前記ハンドルバーの操作によりハンドルステムを介し前
ホークつ1り前輪を転回操作すべくしている。
一側方に向けて突出部を一体形成し、この突出部の先端
にハンドルバーを固定すると共に、前記ステム本体をヘ
ッドパイプに転回自由に支持した前ホークに固定して、
前記ハンドルバーの操作によりハンドルステムを介し前
ホークつ1り前輪を転回操作すべくしている。
所で前記ハンドルステムにハンドルバーを固定するのに
従来では、前記ハンドルステムの突出部に筒状保持部を
一体形成し、この保持部の外周一部を割ってその端縁部
に鍔片を一体形成すると共に、該保持部内に前記バーを
挿通させて、前記保持部の鍔片間をボルトにて螺締する
ことにより、保持部を絞縮させて・・ンドルバーを固定
すべくしている。
従来では、前記ハンドルステムの突出部に筒状保持部を
一体形成し、この保持部の外周一部を割ってその端縁部
に鍔片を一体形成すると共に、該保持部内に前記バーを
挿通させて、前記保持部の鍔片間をボルトにて螺締する
ことにより、保持部を絞縮させて・・ンドルバーを固定
すべくしている。
また別の固定手段として、前記ハンドルステムの突出部
内に、前記筒状保持部内に開口する収容室を形成し、該
収容室内に前記ハンドルバーの押圧体と、該押圧体を移
動させる移動体とを内装すると共に、この移動体を前記
突出部の外部から突入させるボルトにより移動させるべ
くなして、前記保持部内に・・ンドルバーを挿通させ、
前記ボルトの回動操作に伴なう移動体による押動操作を
して、前記バーを保持部内に圧着して、ハンドルバーを
固定すべくしたものがある。
内に、前記筒状保持部内に開口する収容室を形成し、該
収容室内に前記ハンドルバーの押圧体と、該押圧体を移
動させる移動体とを内装すると共に、この移動体を前記
突出部の外部から突入させるボルトにより移動させるべ
くなして、前記保持部内に・・ンドルバーを挿通させ、
前記ボルトの回動操作に伴なう移動体による押動操作を
して、前記バーを保持部内に圧着して、ハンドルバーを
固定すべくしたものがある。
ところが前記固定手段は、その何れもがハンドルステム
の外方に鍔片或はボルトが突出されるため、外観上杆1
しくなく、シかもボルトの回動操作が行ないにくい問題
点がある。
の外方に鍔片或はボルトが突出されるため、外観上杆1
しくなく、シかもボルトの回動操作が行ないにくい問題
点がある。
ところで、以上の問題を解消すべくした固定装置として
は、実開昭54−180555号公報に示されているご
とく既に提案されている。
は、実開昭54−180555号公報に示されているご
とく既に提案されている。
このものを概略説明すると、・・ンドルステムの突出部
先端に設けたバー保持部に、該保持部の半径方向内方に
進出する、内ねじをもったナツト状の抑圧体を移動自由
に設けると共に、前記突出部を中空状として、該突出部
に、前記抑圧体の内ねじに螺合する操作体を設けるごと
くしたものである。
先端に設けたバー保持部に、該保持部の半径方向内方に
進出する、内ねじをもったナツト状の抑圧体を移動自由
に設けると共に、前記突出部を中空状として、該突出部
に、前記抑圧体の内ねじに螺合する操作体を設けるごと
くしたものである。
ところが、抑圧体は、ハンドルバーへの圧接部と操作体
への螺合部とを一体としたものであるため、両者の使用
材料を各別に選択できないばかりでなく、操作体とバー
保持部との軸心が偏心することにより、ハンドルバーが
ガタつき易い問題があり、かつ抑圧体が全体に複雑で大
形化し、加−Lが困難であると共に、バー保持部に組込
専用の透孔を設ける必要があって、ハンドルステムの工
数が多く、しかも外観が悪くなる問題があり、その上、
操作量を多くしなくとも、ハンドルバーの迅速な固定と
、該固定状態の安定な保持とをともに可能にできない問
題があった。
への螺合部とを一体としたものであるため、両者の使用
材料を各別に選択できないばかりでなく、操作体とバー
保持部との軸心が偏心することにより、ハンドルバーが
ガタつき易い問題があり、かつ抑圧体が全体に複雑で大
形化し、加−Lが困難であると共に、バー保持部に組込
専用の透孔を設ける必要があって、ハンドルステムの工
数が多く、しかも外観が悪くなる問題があり、その上、
操作量を多くしなくとも、ハンドルバーの迅速な固定と
、該固定状態の安定な保持とをともに可能にできない問
題があった。
しかして、本考案の目的は、操作量を多くしなくとも、
ハンドルバーの迅速かつ確実な固定と、この固定状態の
安定な保持とを行なうけとができると共に、全体に部品
の製造及び組立てが簡単となり、しかも、ハンドルバー
の取付は外観を良好にできるようにしたことである。
ハンドルバーの迅速かつ確実な固定と、この固定状態の
安定な保持とを行なうけとができると共に、全体に部品
の製造及び組立てが簡単となり、しかも、ハンドルバー
の取付は外観を良好にできるようにしたことである。
即ち、本考案は、ハンドルステムの突出部先端に、バー
保持部を設け、該保持部にハンドルバーを固定する固定
装置であって、前記突出部にねじをもった貫通孔を設け
、その一端を前記バー保持部の内周面に開口させ、他端
を、前記ハンドルステムの頂部に開口させると共に、前
記ハンドルバーに係合する抑圧体と、ねじ体とを各別に
設けて、前記抑圧体を、前記突出部における貫通孔の一
端側に、軸方向の移動のみ自由に支持し、かつ、前記ね
じ体を、前記押圧体に該押圧体に対し僅かな隙間を置い
て相対回転不能に連結する一方、前記突出部における前
記ねじに螺合する第1ねじと、前記ねじ体に螺合する第
2ねじとをもった操作筒を設けて、該操作筒を前記突出
部の貫通孔に内装して前記ねじに螺合し、かつ、前記操
作筒に前記ねじ体を螺合して、前記操作筒の回転操作に
より、前記ねじ体を介1〜で前記抑圧体を、前記バー保
持部の半径方向内方に移動させて・・ンドルバーを固定
するごとくしたことを特徴とするものである。
保持部を設け、該保持部にハンドルバーを固定する固定
装置であって、前記突出部にねじをもった貫通孔を設け
、その一端を前記バー保持部の内周面に開口させ、他端
を、前記ハンドルステムの頂部に開口させると共に、前
記ハンドルバーに係合する抑圧体と、ねじ体とを各別に
設けて、前記抑圧体を、前記突出部における貫通孔の一
端側に、軸方向の移動のみ自由に支持し、かつ、前記ね
じ体を、前記押圧体に該押圧体に対し僅かな隙間を置い
て相対回転不能に連結する一方、前記突出部における前
記ねじに螺合する第1ねじと、前記ねじ体に螺合する第
2ねじとをもった操作筒を設けて、該操作筒を前記突出
部の貫通孔に内装して前記ねじに螺合し、かつ、前記操
作筒に前記ねじ体を螺合して、前記操作筒の回転操作に
より、前記ねじ体を介1〜で前記抑圧体を、前記バー保
持部の半径方向内方に移動させて・・ンドルバーを固定
するごとくしたことを特徴とするものである。
次に本考案の詳細を図面の実施例によって説明する。
図中1は本考案の固定装置を適用するハンドルステムで
あり、上下方向に延びるステム本体2の頂部から、−側
方に向けて突出部3を一体状に延出させると共に、該突
出部3の先端に筒状のバー保持部4を一体状に設けて形
成する。
あり、上下方向に延びるステム本体2の頂部から、−側
方に向けて突出部3を一体状に延出させると共に、該突
出部3の先端に筒状のバー保持部4を一体状に設けて形
成する。
前記ステム本体2の内部には、その頂部から下端へと貫
通する貫通孔5を、また前記突出部3内には一端が前記
保持部4の内面に開口し、かつ他端がステム本体2の側
面に開口する貫通孔6をそれぞれ形成している。
通する貫通孔5を、また前記突出部3内には一端が前記
保持部4の内面に開口し、かつ他端がステム本体2の側
面に開口する貫通孔6をそれぞれ形成している。
又前記ステム本体2の頂部において、前記各貫通孔5,
6が交叉して形成する開口部7には、キャップ8を被嵌
させて、前記画質通孔5,6内に雨水などが侵入するの
を防止すべくなす。
6が交叉して形成する開口部7には、キャップ8を被嵌
させて、前記画質通孔5,6内に雨水などが侵入するの
を防止すべくなす。
尚、前記ハンドルステム1のステム本体2ば、その下方
部を既知の固定手段により前ホークつ1り前車輪に固定
するのである。
部を既知の固定手段により前ホークつ1り前車輪に固定
するのである。
図中9は前記・・ンドルステム1の保持部4に挿嵌させ
て固定するハンドルバーである。
て固定するハンドルバーである。
しかして本考案は以上の構成において、前記ハンドルバ
ー9をハンドルステム1の保持部4に次のごとくして固
定すべくしたのである。
ー9をハンドルステム1の保持部4に次のごとくして固
定すべくしたのである。
即ち、前記ステム1における保持部4の内周面で、かつ
前記貫通孔6側に位置する略々半円周部を、断面概略3
日月状に刺抜き、下記する抑圧体10の収容室11を形
成する。
前記貫通孔6側に位置する略々半円周部を、断面概略3
日月状に刺抜き、下記する抑圧体10の収容室11を形
成する。
前記抑圧体10は、前記収容室11より稍小形で、かつ
前記ハンドルバー9と略々同一曲率の弧面をもつ断面概
略3日月形状となし、またその背面側中央に突起12を
突出させると共に、この抑圧体10の中心部に該押圧体
10及び突起12を貫通する通孔13を設け、該通孔1
3の前記突起12側を径小通孔13aとなして形成する
のであり、この抑圧体10は前記収容室11内に移動自
由に収容する。
前記ハンドルバー9と略々同一曲率の弧面をもつ断面概
略3日月形状となし、またその背面側中央に突起12を
突出させると共に、この抑圧体10の中心部に該押圧体
10及び突起12を貫通する通孔13を設け、該通孔1
3の前記突起12側を径小通孔13aとなして形成する
のであり、この抑圧体10は前記収容室11内に移動自
由に収容する。
14は前記押圧体10に取付けるねじ体であり、前記抑
圧体10における突起12の径小通孔13aより径大な
鍔部15をもち、この鍔部15の一側にねじ16を、捷
た他側に軸部17を形成する。
圧体10における突起12の径小通孔13aより径大な
鍔部15をもち、この鍔部15の一側にねじ16を、捷
た他側に軸部17を形成する。
そして前記ねじ体14の軸部17を、前記抑圧体10の
径小通孔13aから通孔13へと挿通し、該軸部17の
挿通端部に前記径小通孔13aより径大な抜止環18を
嵌着して、ねじ体14を押圧体10に取付けるのである
。
径小通孔13aから通孔13へと挿通し、該軸部17の
挿通端部に前記径小通孔13aより径大な抜止環18を
嵌着して、ねじ体14を押圧体10に取付けるのである
。
前記ねじ体14ば、下記する操作筒に追従回動しないよ
う抑圧体10に取付けるのであり、即ち第2図に示すご
とくねじ体14の軸部17を断面花弁状に形威し、また
前記押圧体10の径小通路13aを前記軸部17と同形
状となして、ねじ体14の追従回動を阻止するのである
。
う抑圧体10に取付けるのであり、即ち第2図に示すご
とくねじ体14の軸部17を断面花弁状に形威し、また
前記押圧体10の径小通路13aを前記軸部17と同形
状となして、ねじ体14の追従回動を阻止するのである
。
尚、前記ねじ体14の軸部17と押圧体10の径小通路
13aば、断面楕円又は角形となして、ねじ体14の追
従回動を防止すべくしてもよい。
13aば、断面楕円又は角形となして、ねじ体14の追
従回動を防止すべくしてもよい。
斗た前記突出部3内における貫通孔6の保持部4側に、
内ねじ19を形成する。
内ねじ19を形成する。
20は操作筒であって、外周部に前記突出部3の内ねじ
19と螺合する第1ねじ21を設け、かつ内周部に前記
ねじ体14のねじ16と螺合する第2ねじ22を形成す
ると共に、前記操作筒20の外側端部には該操作筒20
を回転操作する6角状の操作孔23を設けるのである。
19と螺合する第1ねじ21を設け、かつ内周部に前記
ねじ体14のねじ16と螺合する第2ねじ22を形成す
ると共に、前記操作筒20の外側端部には該操作筒20
を回転操作する6角状の操作孔23を設けるのである。
この操作筒20はその第2ねじ22を前記ねじ体14の
ねじ16に螺合させた状態で、ねじ21を前記突出部3
の内ねじ19に螺合させて取付け、該操作筒20を回転
操作させて、そのねじ21を突出部3の内ねじ19に沿
って移動させることにより、操作体20の第2ねじ22
に螺合したねじ体14を前記保持部4側に移動させ、該
ねじ体14の鍔部15をして前記押圧体10を押動させ
ることにより、前記ハンドルバー9を保持部4内に圧接
させて固定すべくなすのである。
ねじ16に螺合させた状態で、ねじ21を前記突出部3
の内ねじ19に螺合させて取付け、該操作筒20を回転
操作させて、そのねじ21を突出部3の内ねじ19に沿
って移動させることにより、操作体20の第2ねじ22
に螺合したねじ体14を前記保持部4側に移動させ、該
ねじ体14の鍔部15をして前記押圧体10を押動させ
ることにより、前記ハンドルバー9を保持部4内に圧接
させて固定すべくなすのである。
しかして以上の如く前記操作体20の外周に第1ねじ2
1を設ける場合この第1ねじ21と、前記ねじ体14の
ねじ16ば、それぞれ同一方向に形成すると共に、前記
操作筒20の第1ねじ21に対し前記ねじ体14のねじ
16をピッチ角犬となし、つ1り差動ねじとなし、操作
筒20の回転操作に伴なう該操作筒20の移動量よりそ
の第2ねじ22に螺合したねじ体14の移動量を多くし
て、操作筒20の回転によりねじ体14を保持部4側に
移動させるべくなすのである。
1を設ける場合この第1ねじ21と、前記ねじ体14の
ねじ16ば、それぞれ同一方向に形成すると共に、前記
操作筒20の第1ねじ21に対し前記ねじ体14のねじ
16をピッチ角犬となし、つ1り差動ねじとなし、操作
筒20の回転操作に伴なう該操作筒20の移動量よりそ
の第2ねじ22に螺合したねじ体14の移動量を多くし
て、操作筒20の回転によりねじ体14を保持部4側に
移動させるべくなすのである。
このとき前記操作筒20とねじ体14の各ねじ21.1
6は、逆ねじとなして、ねじ体14を操作筒20により
保持部4側に移動させるべくしてもよい。
6は、逆ねじとなして、ねじ体14を操作筒20により
保持部4側に移動させるべくしてもよい。
図中24は前記突出部3に釦ける内ねじ19の外方側端
部に嵌合した抜止ナツト、25は前記ナツト24の内方
側に嵌入したワッシャである。
部に嵌合した抜止ナツト、25は前記ナツト24の内方
側に嵌入したワッシャである。
以上の構成において、前記ハンドルパー9をハンドルス
テム1の保持部4に固定する場合には、先ず前記保持部
4内にハンドルパー9を挿通させ、次に前記ステム1の
開口部7から突出部3の貫通孔6を経て、操作筒20の
操作孔23へとレンチなどの工具を差込み、該工具によ
り操作筒20を回転操作する。
テム1の保持部4に固定する場合には、先ず前記保持部
4内にハンドルパー9を挿通させ、次に前記ステム1の
開口部7から突出部3の貫通孔6を経て、操作筒20の
操作孔23へとレンチなどの工具を差込み、該工具によ
り操作筒20を回転操作する。
すると、操作筒20が前記突出部3の内ねじ19に沿っ
て螺回しつつ移動するのであり、この回転操作に伴ない
操作筒20の第2ねじ22に螺合したねじ体14が前記
保持筒4側に進出し、該ねじ体14の鍔部15をして前
記抑圧体10をハンドルパー9に圧接させ、該バー9を
保持部4に固定するのである。
て螺回しつつ移動するのであり、この回転操作に伴ない
操作筒20の第2ねじ22に螺合したねじ体14が前記
保持筒4側に進出し、該ねじ体14の鍔部15をして前
記抑圧体10をハンドルパー9に圧接させ、該バー9を
保持部4に固定するのである。
また前記ハンドルパー9の固的を解除する場合には、前
記操作筒20を前記場合とは逆方向に回転させて、前記
ねじ体14を後退させ、これにより前記抑圧体10を収
容室11側に退避させて、・・ンドルバー9に対する押
圧体10の押圧力を解除し、該バー9を保持部4から抜
取り可能となすのである。
記操作筒20を前記場合とは逆方向に回転させて、前記
ねじ体14を後退させ、これにより前記抑圧体10を収
容室11側に退避させて、・・ンドルバー9に対する押
圧体10の押圧力を解除し、該バー9を保持部4から抜
取り可能となすのである。
以上説明し、たごとく本考案の固定装置によれば、・・
ンドルバーに係合する抑圧体と、ねじ体とを各別に設け
たので、互いに、干渉されずに楽に加工できるばかりで
なく、相互に各別に最適材料を選択でき、例えば抑圧体
として、・・ンドルバーに対し緩みなく強固かつ安定に
圧接させられる焼入可能材料を、また、ねじ体として、
切削により製造する場合には、快削材料を選択でき、部
品の製作性、固定の機能性をともに向上できるのである
。
ンドルバーに係合する抑圧体と、ねじ体とを各別に設け
たので、互いに、干渉されずに楽に加工できるばかりで
なく、相互に各別に最適材料を選択でき、例えば抑圧体
として、・・ンドルバーに対し緩みなく強固かつ安定に
圧接させられる焼入可能材料を、また、ねじ体として、
切削により製造する場合には、快削材料を選択でき、部
品の製作性、固定の機能性をともに向上できるのである
。
さらには、抑圧体とねじ体とを各別に設けたので、特別
に組込用の孔を設けなくとも、ハンドルステムにおける
突出部に、容易に組込むことができ、突出部の加工を簡
単化できると共に、組込用の孔がないので、ごみが溜捷
らないことと相俟って外観も良好にできるのである。
に組込用の孔を設けなくとも、ハンドルステムにおける
突出部に、容易に組込むことができ、突出部の加工を簡
単化できると共に、組込用の孔がないので、ごみが溜捷
らないことと相俟って外観も良好にできるのである。
しかも、前記抑圧体とねじ体とは、相互に僅かな隙間を
置いて相対回転不能に連結させたので両者はハンドルパ
ーへの抑圧方向に直交する方向に、前記隙間外だけ相対
移動して連結することが可能となり、従って、前記貫通
孔の軸心と保持部におけるハンドルパーの軸心とがずれ
ていても、このずれは、抑圧体とねじ体とが相対移動し
て連結することにより容易に吸収され、前記抑圧体によ
るハンドルパーの固定を常に正確に行なうことができる
のである。
置いて相対回転不能に連結させたので両者はハンドルパ
ーへの抑圧方向に直交する方向に、前記隙間外だけ相対
移動して連結することが可能となり、従って、前記貫通
孔の軸心と保持部におけるハンドルパーの軸心とがずれ
ていても、このずれは、抑圧体とねじ体とが相対移動し
て連結することにより容易に吸収され、前記抑圧体によ
るハンドルパーの固定を常に正確に行なうことができる
のである。
渣た、操作筒の第1ねじを貫通孔のねじに、第2ねじを
ねじ体に螺合すべくしたので、操作筒を回転操作すると
き、この操作により、ねじ体が押圧体方向に螺進するね
じ体速度は、操作筒の螺進速度と操作筒に対するねじ体
の相対速度との両者の和となり、前記操作筒に設ける前
記貫通孔のねじに対する第1ねじと、前記ねじ体に対す
る第2ねじとのねじピッチ、ねじ方向の各仕様を各別に
選定することにより、前記操作筒の操作によるねじ体速
度を任意に調整できるのである。
ねじ体に螺合すべくしたので、操作筒を回転操作すると
き、この操作により、ねじ体が押圧体方向に螺進するね
じ体速度は、操作筒の螺進速度と操作筒に対するねじ体
の相対速度との両者の和となり、前記操作筒に設ける前
記貫通孔のねじに対する第1ねじと、前記ねじ体に対す
る第2ねじとのねじピッチ、ねじ方向の各仕様を各別に
選定することにより、前記操作筒の操作によるねじ体速
度を任意に調整できるのである。
従って、前記第1.第2ねじをともに、犬なるピッチで
操作筒、ねじ体を同方向に螺進すべく威すことにより、
前記ねじ体速度をきわめて大きくでき、抑圧体によるハ
ンドルバーのバー保持部への固定解除をきわめて迅速に
できるのである。
操作筒、ねじ体を同方向に螺進すべく威すことにより、
前記ねじ体速度をきわめて大きくでき、抑圧体によるハ
ンドルバーのバー保持部への固定解除をきわめて迅速に
できるのである。
また、第1ねじをきわめて小さいピッチ、かつ第2ねじ
を犬なるピッチで、操作筒、ねじ体を同方向に螺進すべ
く成すことにより、操作筒の操作量を大きくしなくとも
、ねじ体の押圧体方向への螺進量を十分に確保できるば
かりでなく、ハンドルバーの固定完了後操作筒は・・ン
ドルステムの貫通孔において、相互に小ピツチのねじ部
の圧接による緩み止め機能により、ハンドルバーのバー
保持部への確実な固定状態を安定に保持できるものであ
る。
を犬なるピッチで、操作筒、ねじ体を同方向に螺進すべ
く成すことにより、操作筒の操作量を大きくしなくとも
、ねじ体の押圧体方向への螺進量を十分に確保できるば
かりでなく、ハンドルバーの固定完了後操作筒は・・ン
ドルステムの貫通孔において、相互に小ピツチのねじ部
の圧接による緩み止め機能により、ハンドルバーのバー
保持部への確実な固定状態を安定に保持できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の固定装置を備えたハンドルステムの縦
断側面図、第2図はねじ体と抑圧体との取付部分を拡大
した断面図である。 1・・・・・・ハンドルステム、3・・・・・・突出部
、4・・・・・・保持部、9・・・・・・ハンドルバー
、10・・・・・・押圧体、14・・・・・・ねじ体、
20・・・・・・操作筒。
断側面図、第2図はねじ体と抑圧体との取付部分を拡大
した断面図である。 1・・・・・・ハンドルステム、3・・・・・・突出部
、4・・・・・・保持部、9・・・・・・ハンドルバー
、10・・・・・・押圧体、14・・・・・・ねじ体、
20・・・・・・操作筒。
Claims (1)
- ハンドルステムの突出部先端に、バー保持部を設け、該
保持部にハンドルバーを固定する固定装置であって、前
記突出部にねじをもった貫通孔を設け、その一端を前記
バー保持部の内周面に開口させ、他端を、前記ハンドル
ステムの頂部に開口させると共に、前記ハンドルバーに
係合する押圧体と、ねじ体とを各別に設けて、前記抑圧
体を前記突出部における貫通孔の一端側に、軸方向の移
動のみ自由に支持し、かつ、前記ねじ体を、前記押圧体
に該押圧体に対し僅かな隙間を置いて相対回転不能に連
結する一方、前記突出部における前記ねじに螺合する第
1ねじと、前記ねに体に螺合する第2ねじとをもった操
作筒を設けて、該操作筒を、前記突出部の貫通孔に内装
して前記ねじに螺合し、かつ、前記操作筒に前記ねじ体
を螺合して前記操作筒の回転操作により、前記ねじ体を
介して前記押圧体を、前記バー保持部の半径方向内方に
移動させてハンドルバーを固定するごとくしたことを特
徴とするハンドルバーの固定装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978164932U JPS581102Y2 (ja) | 1978-11-29 | 1978-11-29 | ハンドルバ−の固定装置 |
US06/091,366 US4354399A (en) | 1978-11-29 | 1979-11-05 | Handle bar fixing device for a bicycle |
FR7929298A FR2442757A1 (fr) | 1978-11-29 | 1979-11-28 | Dispositif de fixation d'un guidon sur une bicyclette |
IT7927661A IT1165388B (it) | 1978-11-29 | 1979-11-28 | Dispositivo di fissaggio del manubrio di una bicicletta |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978164932U JPS581102Y2 (ja) | 1978-11-29 | 1978-11-29 | ハンドルバ−の固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5583485U JPS5583485U (ja) | 1980-06-09 |
JPS581102Y2 true JPS581102Y2 (ja) | 1983-01-10 |
Family
ID=29162902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978164932U Expired JPS581102Y2 (ja) | 1978-11-29 | 1978-11-29 | ハンドルバ−の固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS581102Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5756952Y2 (ja) * | 1978-06-09 | 1982-12-07 |
-
1978
- 1978-11-29 JP JP1978164932U patent/JPS581102Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5583485U (ja) | 1980-06-09 |
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